JP2008250682A - 煙感知システム及び煙感知方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視空間32に敷設され、吸引孔を備えたサンプリング管1と、該サンプリング管の両端に接続する切替弁30と、該切替弁に接続し、前記サンプリングエアSAを吸引する検煙部25と、前記切替弁の切り替えを制御し、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えている煙感知システムにおいて;監視時、前記切替弁と前記サンプリング管の一端を開状態とし、前記検煙部が煙検出時に、前記切替弁と前記サンプリング管の他端を開状態に切り替え、前記検煙部が再び煙検出するまでの時間を測定して火災発生位置を特定する。
【選択図】 図2
Description
図1に示す様に、煙感知器2の暗箱21内には、発光素子11と、フォトダイオード等の受光素子12と、が配置されている。前記暗箱21の中央部には、検煙部25が設けられ、該検煙部25の入口4は三方弁30を介してループ状のサンプリング管1に連結されている。
火災監視時:
図2に示すように、三方弁30を操作し、サンプリング管1の第1接続口30aを開、第2接続口30bを閉にする。この状態で、ファン(図示省略)を駆動すると、監視空間32内の空気Aは、吸引孔34からサンプリング管1内に吸引され、第1接続口30aを通って検煙部25に導入され、その後、該検煙部25から排気A1される。
図3に示すように、火災が発生し、火源36から煙が発生すると、この煙SMは空気Aとともに、前記火源36の真上に位置する吸引孔34pからサンプリング管1内に吸引され、サンプリングエアSAとなって第1接続口30aを通り、検煙部25内に吸引される。そのため、前記サンプリングエアSA中の煙粒子は、検煙部25内を通る発光素子11から照射されるビームに当たり、それにより発生した散乱光は受光素子12により受光される。
なお、この実施形態において、三方弁30は常時両端を開いていてもよく、火災検出時に一端から吸引し、その後で他端から吸引しても良い。
この実施の形態と第1実施の形態との相違点は、(1)サンプリング管1がループ状の代わりに、一本の直筒状となっていること、(2)煙感知器(検煙部)が、サンプリング管1の両端部にそれぞれ配置されていること、である。
火災監視時:
制御部(図示しない)は、煙感知器の検煙部25A、25Bの吸引力を同一の強さに制御する。そうすると、監視空間32内の空気Aは、吸引孔34を通ってサンプリング管1内に吸引されるが、サンプリング管1の中間位置Cを境界(分岐点)にして監視空間32から吸引される空気Aが、左右に分けられ、各検煙部25A、25B側に流れ込む。
火災が発生し、火源36から煙SMが発生すると、前記煙SMは空気Aと共に、サンプリング管1内に吸引されるが、火源36が検煙部25A寄りなので、前記空気Aは中間位置Cより検煙部25A寄りの吸引孔34からサンプリング管1内に吸引される。前記サンプリング管1に流入したサンプリングエアSAは、煙感知器の検煙部25Aに入り、煙が検出される(図7参照)。
この実施の形態と第1実施の形態との相違は、検煙部(煙感知器)が所定間隔をおいて2台以上、例えば、4台設けられ、又、サンプリング管1Lがループ状に設けられるとともに、そのサンプリング管1Lから分岐した各分岐管1Sに各煙感知器の検煙部25A、25B、25C、25Dが設けられていることである。
火災監視時:
各検煙部(煙感知器)25A、25B、25C、25Dの吸引力Pは、同一に調整されている。そのため、各検煙部25A、25B、25C、25Dのそれぞれの中間位置に境界(分岐点)が存在する。
火災が発生し、火源36から煙SMが発生すると、前記火源36に最も近い検煙部25B(煙感知器)が煙を検出し、制御部に煙検出信号を送出する。前記制御部は、受信した前記煙検出信号が火災レベルか否かを判断する。
煙感知システムは、監視空間に敷設され、吸引孔を備えたループ状のサンプリング管と、該サンプリング管に所定間隔をおいて2個配置された、検煙部を有する煙感知器と、前記サンプリング管から前記検煙部に吸引されるサンプリングエアの吸引力を制御するとともに、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えている。
1L サンプリング管
2 煙感知器
21 暗箱
25 検煙部
30 三方弁
34 吸引孔
SA サンプリングエア
Claims (6)
- 監視空間に敷設され、吸引孔を備えたサンプリング管と、該サンプリング管の両端に接続する切替弁と、該切替弁に接続し、前記サンプリング管のサンプリングエアを吸引する検煙部と、前記切替弁の切り替えを制御し、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えている煙感知システムにおいて;
監視時、前記切替弁と前記サンプリング管の一端を開状態とし、前記検煙部が煙検出時に、前記切替弁と前記サンプリング管の他端を開状態に切り替え、前記検煙部が再び煙検出するまでの時間を測定して火災発生位置を特定させることを特徴とする煙感知システム。 - 監視空間に敷設され、吸引孔を備えたサンプリング管と、該サンプリング管の両端に、それぞれサンプリングエアを吸引する検煙部と、該検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、からなる煙感知器を設置して受信装置と接続した煙感知システムにおいて、
いずれか1台の煙感知器が火災検出すると、前記受信装置は火災検出した煙感知器の吸引量を監視時以下とする一方で、他の煙感知器の吸引量を監視時より増加させ、火災発生位置を特定させることを特徴とする煙感知システム。 - 監視空間に敷設され、吸引孔を備えたループ状のサンプリング管と、該サンプリング管に所定間隔をおいて2個以上配置された、検煙部を有する煙感知器と、前記サンプリング管から前記検煙部に吸引されるサンプリングエアの吸引力を制御するとともに、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えた煙感知システムにおいて、
前記各煙感知器の検煙部の吸引力を所定値にして火災監視し、前記煙感知器中の1個が火災検出したときには、該煙を検出した煙感知器の直近、又は、両側の煙感知器の吸引力を、前記煙を検出した煙感知器の吸引力よりも大きくするとともに、
前記直近、又は、両側の煙感知器のうち、いずれか1台の煙感知器が煙を感知した時には、前記直近、又は、両側の煙感知器の吸引力を大きくした時から前記直近、又は、両側の煙感知器のうち、いずれか1台の煙感知器が煙を感知するまでに要した時間に基いて、火災発生位置を特定することを特徴とする煙感知システム。 - サンプリングエアが吸引される検煙部を備えた1台の煙感知器と、吸引孔が設けられ、ループ状に形成されたサンプリング管であって、監視空間に配置され、前記検煙部の入口に弁手段を介して連結されているサンプリング配管と、前記弁手段を制御する制御部と、を備えた煙感知システムの煙感知方法において、
火災監視時には、前記サンプリング管の接続部の一端部を開、他端部を閉にして前記一端部側からのみサンプリングエアを検煙部内に供給する行程と、
煙検出時には、前記制御部が火災監視時と逆に弁手段の開閉を行わせ、他端部側からのみ前記サンプリングエアを前記検煙部内に供給させる行程と、
前記制御部が、前記弁手段を切り替えた時から煙を検出するまでの時間を測定し、火災発生位置を特定する行程と、
を備えていることを特徴とする煙感知システムの煙感知方法。 - 監視空間に敷設され、吸引孔を備えた1本のサンプリング管と、該サンプリング管の両端にそれぞれ接続された煙感知器の検煙部と、前記サンプリング管から前記検煙部に吸引されるサンプリングエアの吸引力を制御するとともに、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えた煙感知システムの煙感知方法において、
前記両煙感知器の検煙部の吸引力を所定値にして火災監視する行程と、
いずれか一方の煙感知器が煙検出したときには、該煙感知器の吸引力を監視時以下として他方の煙感知器の吸引力を監視時より大きくする行程と、
前記他方の煙感知器が煙感知したときには、前記制御部が該他方の煙感知器の吸引力に基づいて、火災発生位置を特定する行程と、
を備えていることを特徴とする煙検知システムの煙感知方法。 - 監視空間に敷設され、吸引孔を備えたループ状のサンプリング管と、該サンプリング管に所定間隔をおいて2個以上配置された、検煙部を有する煙感知器と、前記サンプリング管から前記検煙部に吸引されるサンプリングエアの吸引力を制御するとともに、前記検煙部の煙検出レベルを判別する制御部と、を備えた煙感知システムの煙感知方法において、
前記各煙感知器の検煙部の吸引力を所定値にして火災監視する行程と、
前記煙感知器中の1個が火災検出したときには、該煙を検出した煙感知器の直近、又は、両側の煙感知器の吸引力を、前記煙を検出した煙感知器の吸引力よりも大きくする行程と、
前記直近、又は、両側の煙感知器のうち、いずれか1台の煙感知器が煙を感知する行程と、
前記直近、又は、両側の煙感知器の吸引力を大きくした時から直近、又は、両側の煙感知器のうち、いずれか1台の煙感知器が煙を感知するまでに要した時間に基いて、火災発生位置を特定する行程と、
を備えていることを特徴とする煙検知システムの煙感知方法。
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CN110276927A (zh) * | 2018-03-16 | 2019-09-24 | 科航(苏州)信息科技有限公司 | 一种抛撒用防水型红外光烟雾探测器 |
CN113701283A (zh) * | 2021-08-13 | 2021-11-26 | 湖南警安工程有限公司 | 一种基于人工智能的火灾消防烟雾处理装置 |
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WO2005048207A1 (de) * | 2003-10-20 | 2005-05-26 | Wagner Alarm- Und Sicherungssysteme Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum erkennen und lokalisieren eines brandes |
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