JP2008249257A - 防護芯材及びこれを用いた人体防護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体の動きへの追従性に優れると共に高い防刃性が発揮される防護芯材を提供する。
【手段】防護芯材1は多数の防護エレメント4から成っている。各防護エレメント4は例えば正三角形状に形成されていて整列して配置されている。防護エレメント4は表面側に突出した筒状の連結部14を備えており、一連に延びる連結部14にヒンジピン15を通すことで隣り合った防護エレメント4は相対回動が許容されている。各防護エレメント4の突き合わせ箇所には保護部材9が装着されている。各防護エレメント4の表面には硬質で高い靱性の補強板17が脱落不能に配置されている。アイスピック18等の凶器で攻撃を受けた場合、凶器の先端が滑っても連結部14で止まるため、人の喉(首)に被害が及ぶことを防止できる。
【選択図】図4

Description

本願発明は、主として、ナイフや包丁、アイスピック、錐、千枚通しのような刃物類から人の身体を防御するために使用される防護芯材(防護プレート)、及び、この防護芯材を使用した防護具に関するものである。防護具としては、代表として人の胴部を覆う防刃チョッキが挙げられるが、その他にも、上着状のもの、ズボン状のもの、マント状のもの、エプロン状のもの、スカート状のもの、腕又は足の全部又は一部を覆うものなど様々のものが含まれる。腕用や足用の場合、予め筒状に形成しておくことも可能である。
防護具には防刃性のものと防弾性のものとに大別される(勿論、両者は相対的な概念であり、防刃性と防弾性とを兼備したものもある。)。このうち防刃性の防護具(プロテクターと呼んでも良い)に求められる機能を見ると、刃物類を貫通させない保護機能を基本として、人が着用した状態での動きやすさが要請されており、更に後者の身体の動き易さの条件として、防護芯材が身体の動きに追従して全体的に変形し得ることと、できるだけ軽量であることが要請される。
防護具は防護芯材を布等からなる外装材で覆った構造になっており、人体の保護機能を確保するための手段としては主として防護芯材を金属板製とすることで対処しているが、金属板製の防護芯材を使用した場合の一つの問題が、刃物の滑りである。すなわち、人が人を刃物類で襲う場合、刃先をやや上向きにして人に突き刺そうとすることが多いため、先端が防護芯材の表面に沿って上向きに滑って着用者の首や喉に刺さるという問題がある。特に、アイスピックのような針状の凶器は防護芯材の表面に沿って滑りやすいため、首の負傷の問題が顕著に現われている。勿論、刃が横方向に滑って脇腹に刺さるといったことも有り得る。
そして、保護機能や動き易さについて従来から様々の改良案が成されており、その例として特許文献1が挙げられる。すなわちこの特許文献1には、特殊化学繊維製の防弾シートの表面に、防弾ガラスで正六角形に形成された多数枚の防刃子(エレメント)を殆ど隙間のない状態に規則正しく整列して並べ、隣り合った防刃子同士を、当該隣り合った防刃子の縁部に重なる樋状の連結子で防弾シートに連結することが開示されている。連結子には、防刃子の縁部に形成した穴を介して防弾シートに差し込まれるピンが形成されている。この特許文献1では、刃物の先端が防刃子の表面上を滑っても連結子によって滑りが阻止されることになる。
防護芯材を多数の防護エレメントで構成して、隣り合った防護エレメント同士を相対動可能な状態に連結することは他にも多数提案されている。例えば特許文献2には、隣り合ったエレメントの縁に跨がった状態で金属板片を重ねて、金属板片とエレメントとをボルト及びナットで連結することが開示されており、特許文献3には隣り合ったエレメントを線材製のリングで連結することが開示されており、特許文献4,5には、隣り合ったエレメントを金属板製のリングで連結することが開示されている。
また、特許文献6には、防護芯材を左右に配置した複数の縦長板材で構成して、隣り合った板材の上部と下部とを蝶番で連結することが開示されており、更に特許文献7には、三角形に形成した多数の金属板製エレメントで防護芯材を構成することが開示されている(但し、特許文献7ではエレメント同士をどのようにして連結するのか具体例な説明は成されていない。)。
特公昭61−24638号公報 実開昭62−172993号公報 実開昭64−31395号公報 特開2005−69672号公報 特開2005−36373号公報 特開2001−59696号公報 実用新案登録第3085809号公報
特許文献1に開示されたものは刃物類の滑りを連結子で阻止することはできるが、ピンが釘と同様に突き刺される防弾シートを必要とするため、芯材が多数のエレメントで構成されているとはいうものの全体として変形が容易であるとは言えず、また、全体として分厚くなるため、防刃性能は必要であるが防弾性能までは必要ないという場合には適用し難く、このため汎用性に欠けるという問題があった。
また、アイスピックのような細くて鋭い凶器から身体を保護するためには防護芯材にはアイスピックが通る隙間があってはならないが、特許文献1において仮に防弾シートを備えておらずに防刃子同士を連結子で連結したに過ぎない場合は、連結子をこじ開けるような状態でアイスピックの先端が連結子と防刃子との間に入り込み、更に、アイスピックの先端が隣り合った防刃子の間を通ってしまう、といった不具合が懸念される。
他の特許文献については、例えば特許文献2ではエレメント同士の間の隙間を他の部材(エレメント)で塞ぐことで対処しているが、これではエレメントの動きが阻害されて防護芯材全体が身体の動きに追従することは期待し難いという問題がある。また、特許文献3では、隣り合ったエレメントを部分的に重ねた状態で連結しているが、この方法は、縦方向と横方向とのうちいずれか一方の並びについては重ね合わせることができても他の方向の重ね合わせは困難であるため、アイスピックの突き刺さり防止に対して万全とは言い難い。
本願発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、身体の動きへの追従性に優れると共に高い防刃性を発揮できる防護芯材及び防護具を提供せんとするものである。
本願発明の防護芯材は、まず、略多角形に形成された板状の防護エレメントの多数枚が、隣り合った防護エレメントの辺と辺とを重合又は略突き合わせた状態で整列して並べられており、かつ、前記隣り合った防護エレメント同士は、互いに対して屈曲し得る状態に連結されている、という基本構成になっている。
そして、請求項1では、特徴として、前記隣り合った防護エレメントは、当該防護エレメントの辺に沿って延びる突起状の連結部を介して連結されており、前記連結部は、防護エレメントに一体的に形成されていて少なくとも各防護エレメントの片面側に突出している。ここに言う「一体的」には、防護エレメント自体に形成することと、防護エレメントとは別体に構成したものを防護エレメントに離脱不能に固着・固定することとの両方を含んでいる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記連結部は筒状になっていて隣り合った防護エレメントの連結部は互いに重なることなく全体として一直線状に連続しており、隣り合った防護エレメントの連結部にピンを挿入することによって前記連結部が蝶番に兼用されている。
請求項3の発明は、請求項1において、防護エレメントにおける各辺の全体又は一部に断面カール状の連結部が形成されており、隣り合った防護エレメントは、互いに屈曲可能となるように両者の連結部を噛み合わせている。この場合もカール状の連結部は蝶番の機能を備えている。
請求項4の発明では、請求項1〜3のうちの何れかにおいては、前記防護エレメントは曲げ加工が容易な金属板からなっていて防護エレメントに前記連結部が曲げ加工によって形成されており、かつ、前記防護エレメントの表面又は裏面若しくは両面に、当該防護エレメントよりも高い硬度及び靱性を有する補強板が離脱不能に重ねて配置されている。
本願発明は人体用の防護具も含んでおり、この防護具は、請求項5に記載したように、請求項1〜4のうちの何れかに記載した防護芯材が可撓性を有する素材からなる外装材で彼包されていて人が着用又は装着できるようになってる。
本願発明では、刃物類の先端が防護エレメントの表面に当たって滑っても、刃物類の先端の滑りが防護エレメントの周囲に設けた突起状の連結部(突条)によって阻止される。このため、ナイフや包丁はもとより、アイスピックや錐のような尖った鋭い刃物(凶器)に対しても高い防御性能を発揮できる。また、防護エレメントは整列して並べた状態に配置されているため、隣り合った防護エレメントを互いに屈曲しやすくなっており、このため全体的に変形し易くなっていて人の身体へのフィット性や動きへの追従性に優れている。
請求項2のように構成すると、防護エレメントの連結部が蝶番を兼用するため(或いは、蝶番が刃物の滑りを阻止するストッパーを兼用するため)、構造をシンプル化して軽量化にも貢献できる。また、突起が防護エレメントに曲げ加工によって一体に形成されているため、刃先が防護芯材を通ることをより確実に阻止して防刃性能を一層向上させることができる利点もある。また、請求項3の構成を採用すると、連結部同士が噛み合っている箇所ではピンを使用せずに蝶番機能を発揮できるため、全体としての変形の容易性(身体へのフィット性・追従性)を確保しつつ軽量化できる利点がある。
さて、金属板は曲げ加工の容易性と強度・靱性とが相反する性質がある。すなわち、硬くて防刃性に優れた素材ほど曲げ加工しにくい性質がある。この点、請求項4のように補強板を設ける構成を採用すると、連結部の加工の容易性を確保しつつ格段に高い耐刃性を確保することができる利点がある。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4では第1実施形態を示しており、図5以下では第2〜第11実施形態を示している。以下、順次説明する。
(1).第1実施形態の概略
第1実施形態は人の胴部(主とし胸部と腹部)の防護に使用する防刃チョッキに適用しており、図1は部材のレイアウトを示す全体的な概略正面図(広げた状態での正面図)である。この図1に示すように、防刃チョッキは、実線で示す防護芯材1と一点鎖線で示す外装材2とからなっており、上部には人の首に対応した凹所3が形成されている。外装材2は、布のような可撓性を有する素材で袋状に構成されており、この外装材2で防護芯材1を包み込んでいる。
外装材2は、身体への衝撃を吸収するためのクッション材や、刃物の滑りを一次的に阻止する特殊繊維層、或いは、例えば首を保護するための補強材などの各種の要素を付加して設けることが可能である。図では省略しているが、外装材には人体に装着するためのベルトや面ファスナー等を設けている。
防護芯材1は金属板で正三角形状に形成された多数枚の防護エレメント4を備えており、各防護エレメント4は、1つの辺は水平方向に延びて他の2つの辺は鉛直及び水平に対して傾斜方向に延びる姿勢に配置されており、多数の防護エレメント4が縦と横と斜めとの3方向に整列して配置されている。
また、上下に隣り合った防護エレメント4は水平状に延びる辺の箇所で互いに連結され、左右に隣り合った防護エレメント4は傾斜状に延びる辺の箇所で互いに連結されている。このため、点線の延長線で示すように、防護芯材1(或いは防刃チョッキ)は、水平状に延びる多数の第1折り線5と、水平に対して右側に60度の姿勢で傾斜した多数の第2折り線6と、水平に対して左側に60度の姿勢で傾斜した多数の第3折り線7とを有している。すなわち、各折り線5,6,7を挟んで隣り合った防護エレメント4は、各折り線5,6,7を中心にして互いに(相対的に)屈曲する。
防護エレメント4の相互間を繋ぐ連結構造は後述するが、姿勢が異なる多数の折り線5,6,7の存在により、防護芯材1(或いは防刃チョッキ)は全体として変形し得るため、身体へのフィット性が高いと共に、使用者の身体の曲げや反り、ねじり等の動きへの追従性が高くて使用感に優れている(暴漢の攻撃に身構えたりカウンター攻撃を加えたりすることを行い易い。)。
防護エレメント4が正三角形状であることにより、防護芯材1の周囲を構成する防護エレメント4はその一辺が外側に露出し、また、第1〜第3の折り線5〜7の交点を中心にして6枚の防護エレメント4が頂点を突き合わせたような状態に配置されている。以下の説明では、この6枚の防護エレメント4が突き合わさる部分をインナー交点部8と呼ぶ。このインナー交点部8には、刃物の進入を阻止するための保護部材9(一種のシール材)を装着している。
防護芯材1の周囲の箇所のうち直線状に延びる辺の箇所では3枚の防護エレメント4の頂点部が突き合わさっており、防護芯材1の周囲の箇所のうちコーナーに位置する部位では2枚の防護エレメント4の頂点部が突き合わさっている。そして、前者の交点部を第1サイド交点部10と呼び、後者の交点部を第2サイド交点部11と呼ぶ。これらサイド交点部10,11には保護部材9は装着されていない。
本実施形態では防刃チョッキの左右側縁は横向き凸の山形に傾斜しているが、二点鎖線で示すように、人の脇から下方の部分を正面視長方形に形成することにより、防護芯材1を人の背に大きく回り込ませることも可能である(この場合は、防護芯材1の縦辺を構成する箇所には直角三角形状のサイド用防護エレメント4eが使用される。)。
また、防護芯材1(或いは防刃チョッキ)の外観形態は必要に応じて任意に設定できる。例えば、図1の形態のものがその上端を中心にして上下対称連結されている形態の被り方式として(この場合は、上下中心部に人の頭が入る穴が空いている)、腹部と背部とをサイドにおいて止めることも可能である。
(2).防護芯材の構造の詳細
次に、図2以下の図面も参照して防護芯材1の構造の詳細を説明する。図2は防護芯材1のうち肩部を含む一部を拡大して表示した正面図、図3のうち(A)は防護芯材1の部分的な分離正面図で(B)は(A)のB−B視断面図、図4のうち(A)は防護芯材1の部分的な拡大正面図で(B)は(A)のB−B視断面図で(C)は(A)のC−C視部分断面図で(D)は保護部材9の分離断面図である。
既述のように、防護エレメント4は金属板を素材として正三角形状に形成されているが、例えば図4から容易に理解できるように、防護エレメント4の各頂点部は外向き凹の円弧状に切欠かれており(切欠き部を符号12で示す)、また、防護エレメント4の各辺には、当該各辺の長手方向に延びる円筒状の連結部14が曲げ加工によって形成されている。
この場合、防護エレメント4は、各辺の長手中間部に1つだけの連結部14が形成されているシングルタイプ4′と、各辺の長手端部寄りに2つずつの連結部14が形成されているダブルタイプ4″とが存在しており、シングルタイプ4′とダブルタイプ4″とを一辺を略突き合わすような状態で隣り合わせて配置することにより、シングルタイプ4′とダブルタイプ4″との連結部14は交互に一直線状に連続して全体として一つの筒体を構成しており、そして、一連に延びる3つの連結部14に1本のヒンジピン15を挿通している。なお、本実施形態では、連結部14は突起又は凸条若しくはヒンジ筒と呼ぶことも可能である。
隣り合った防護エレメント4(4′,4″)の連結部14がヒンジピン15で連結されていることにより、一辺を突き合わせるようにして隣り合わせて配置した防護エレメント4(4′,4″)は、ヒンジピン15を回動軸として相対回動し得る。なお、以下の説明では、防護エレメント4をシングルタイプ4′とダブルタイプ4″とに区別する必要がない場合は、「防護エレメント4((4′,4″)」と表示することとする(図1ではシングルタイプ4′とダブルタイプ4″との表示は省略している)。
図3に明示するように、各連結部14はその略全体が防護エレメント4(4′,4″)の各辺の外側にはみ出る状態に形成されており、このため、隣り合った防護エレメント4(4′,4″)の相対動が許容されており、延いては、防護エレメント4(4′,4″)が各折り線を中心にして屈曲することが許容されており、その結果、既述のとおり高いフィット性と身体追従性とが確保されている。
ヒンジピン15の抜け防止手段としては,図4(C)に示すように、ダブルタイプ4″の防護エレメント4における連結部14の端部を部分的に押し曲げてストッパー部16と成すことで対処しているが、他の手段を採用してもよい。シングルタイプ4′の連結部14とダブルタイプ4″の連結部14とは、防護エレメント4の相対回動を阻害しない範囲で可能な限り隙間のない状態に連続させるのが好ましい。また、防護エレメント4(4′,4″)のスムースな相対回動を許容するためには、ヒンジピン15と連結部14との間には若干のクリアランスを設けておくのが好ましい。
防護エレメント4はプレス装置等を使用して連結部14を曲げ加工できる性質(容易に塑性変形する性質)を備えている必要がある。従って、曲げ加工が可能な素材からなっている。素材の具体例としては、例えばアルミ板や鉄板(鋼板)、ステンレス鋼板、亜鉛板等が挙げられるが、軽量化を図る場合は、アルミ板やアルミ合金板を使用するのが好ましい。マグネシウム合金板のような他の軽金属板を使用することも可能である。
曲げ加工の容易性は硬度やせん断強度・靱性と相反する。そこで、各防護エレメント4(4′,4″)の表面側(身体と反対側)に、硬度・強度・靱性に優れた素材からなる補強板17を重ね配置している。補強板17は防護エレメント4(4′,4″)と殆ど同じ形状・大きさであるが、防護エレメント4(4′,4″)よりも僅かに大きい寸法としてその縁部を連結部14の付け根箇所に差し込んでおり、連結部14によって脱落不能に保持している。
補強板17は必要な強度を確保する範囲でできるだけ薄いのが好ましい。補強板17の素材は、例えばベーナイト鋼やばね鋼(板ばね)、或いはチタンのように硬度と弾性(靱性)に優れた素材が好ましい。補強板17は曲げ加工が困難なので、基本的にフラットになっている。なお、補強板17は防護エレメント4(4′,4″)の表面に接着しておくことも可能である。
防護エレメント4の回動(屈曲)を許容するため隣り合った防護エレメント4(4′,4″)の間には僅かながら隙間が存在しており、また、防護エレメント4(4′,4″)及び補強板17の頂点部は自由端の状態になっているため撓み変形可能であり、このためアイスピック18がインナー交点部8を貫通する虞がある。そこで、既述のとおり、インナー交点部8には保護部材9を装着している。
本実施形態の保護部材9は、図4(C)に示すように金属板製の鳩目式クリップを使用している。すなわち、保護部材9は、フランジ19aと雄型筒起19bを有する雄クリップ19と、フランジ20aと雌型筒起20bを有する雌クリップ20とから成っており、両クリップ19,20は、雌クリップ20の雌型筒部20bに形成した内向きカール部20cと雄クリップ19の雄型筒部19bに形成した外向きカール部19cとを軸方向の挟圧にて強制的に嵌め合わせることにより、抜け不能に保持されている。両クリップ19,20のフランジ19a,20aはインナー交点部8の内径よりも遥かに大きい外径であり、また、雄クリップ19のフランジ19aは平板状になっている。
(3).まとめ
防刃チョッキを着用した人(例えば警察官や警備員)が例えばアイスピック18で襲われた場合、アイスピック18が防護エレメント4(4′,4″)に対して直角かそれに近い角度である場合は、アイスピック18は補強板17に当たって防護エレメント4(4′,4″)に貫通すること(すなわち人体に危害が及ぶこと)が阻止される。
他方、防護エレメント4(4′,4″)が防護エレメント4(4′,4″)の表面に対してある程度以上に傾斜していると、アイスピック18の先端が補強板17の表面に沿って滑り移動することがあるが、この場合は、図4(B)に示すように、殆どの場合、アイスピック18はいずれかの連結部14に当たることで動きが止まり、このため先端が滑って人の首に刺さるといった被害を阻止又は著しく軽減できる。
また、アイスピック18がインナー交点部8に向けられたり、或いは、アイスピック18の先端が補強板17の表面を滑ってインナー交点部8の箇所に移動したりすることも有り得るが、この場合は、保護部材9のフランジ19a,20aがインナー交点部8の内径よりも大径であることにより、アイスピック18は保護部材9に当たって動きが止められるため、アイスピック18がインナー交点部8を貫通することはない。ナイフや包丁で攻撃された場合も、アイスピック18と同様の働きで人体の被害を阻止できる。
なお、第1実施形態のように補強板17を備えている場合、防護エレメント4(4′,4″)と補強板17との全体を一つのユニットと呼ぶことも可能である。或いは、補強板17を防護エレメントの一部として捉え、防護エレメントが曲げ加工可能な基板と曲げ加工し難い補強板17とからなっていると呼ぶことも可能である。図2に一点鎖線で部分的に示すように、防護芯材の各防護エレメント4の片のうち防護芯材1の周囲を構成する箇所の連結部14を各辺の略全長にわたって延びる長さとなすことも可能である。また、各防護エレメント4′、4″の各辺に複数ずつの連結部14を設けることも可能である。
(4).第2実施形態(図5)
図5は第2実施形態の概略正面図である。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであり、第1実施形態との相違点は、防護芯材1のうち上部及び左右側部とその他の部位とが異なる大きさの防護エレメント4(4′,4″)で構成されている点である。連結部14は省略しており、また、保護部材9は一点鎖線で簡略表示している。
すなわち、防護芯材1のうち上部及び左右側部とは小型防護エレメント4aで構成し、それ以外の部分は小型防護エレメント4aの4倍の大きさ(相似形)の大型防護エレメント4bで構成している。このように上部及び左右側部とその他の部位とで防護エレメント4a,4bの大きさを異ならせているのは、防護芯材1のうち上部と左右側部を除いた部分はそれほど変形の必要性が高くないからである。
この実施形態では、大型防護エレメント4bのうち小型防護エレメント4aと隣合うものには、インナー交点部8を覆う保護部材9の筒部(4′,4″)が嵌まることを許容するため中間凹所(切欠き)21が形成されている。また、この第2実施形態においても、各防護エレメント4a,4bはシングルタイプとダブルタイプとが存在しているが、その構成は基本的に第1実施形態と同じなので表示は省略している。
(5).第2実施形態(図6)
図6では第3実施形態を示している。(A)は部分的に分離した状態での正面図、(B)は2つの防護エレメント4′,4″を分離した状態での正面図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)は(B)のD−D視概略断面図、(E)は(A)のE−E視概略断面図、(F)は(A)の概略断面図である。
この第2実施形態は、第1防護エレメント4′と第2防護エレメント4″との2種類の防護エレメントを使用しており、両者は第1実施形態と同様に正三角形状に形成されている。第1防護エレメント4′と第2防護エレメント4″とは互いに隣り合うように配置されている。
2種類の防護エレメント4a,4bはいずれもアルミ板のような曲げ加工が容易な素材からなっており、第1防護エレメント4aにおける2つの辺にはその略全長にわたって延びる第1カール状連結部14aが形成され、第2防護エレメント4bにおける2つの辺にはその略全長にわたって延びる第2カール状連結部14bが形成されている。
第1カール状連結部14aは第1防護エレメント4aの表裏両側に突出しており、かつ、第1カール状連結部14aの先端は第1防護エレメント4aの裏面に向いて延びており、第1カール状連結部14aの先端と付け根との間には板厚よりも大きい隙間が空いている。他方、第2カール状連結部14bは第2防護エレメント4bの表裏両側に突出しており、かつ、第2カール状連結部14bの先端は第1防護エレメント4aの表面に向いて延びており、第2カール状連結部14bの先端と付け根との間には板厚よりも大きい隙間が空いている。
このため、(C)に示すように隣り合った第1防護エレメント4aの第1カール状連結部14aと第2防護エレメント4bの第2カール状連結部14bとは互いに噛み合っている。従って、隣り合った防護エレメント4a,4bはカール状連結部14a,14bの箇所ではヒンジピンを使用せずに屈曲可能に連結されている。
隣り合った第1防護エレメント4aと第2防護エレメント4bとは、カール状連結部14a,14bでない部分では第1筒状連結部14cと第2筒状連結部14dとにヒンジピン15を通すことで連結されている。本実施形態では、第1筒状連結部14cは辺の中間部に形成されており、第2筒状連結部14bは辺の両端寄り部位に形成されている。筒状連結部14c,14dは防護エレメント4a,4bの表裏両側に突出している。なお、筒状連結部14c,14dは防護エレメント4a,4bの表面に向けて曲げても裏面に向けて曲げても良い。筒状連結部14c,14dは、その先端が付け根部に当接又は近接した形態になっている。
防護エレメント4a,4bにおけるカール状連結部14a,14bの嵌め合わせは、一方の防護エレメント4a,4bを他方の防護エレメント4a,4bに対して辺に沿ってスライドさせる(端から差し込む)ことで行う。
防護芯材1を組み立てるに際しては、例えば、中心部に六角形のパターンを形成してから、周辺部に向けて、順次、カール状連結部14a,14bを嵌め合わせてから筒状連結部14c,14dをヒンジピン15で連結する、という手順で防護エレメント4a,4bを連結していけば良い。斜め方向に延びる帯状パターンを組み立てておいてから、これに個別の防護エレメント4a,4bを順次連結していく、という手順も採用可能である。
本実施形態では、補強板17は防護エレメント4a,4bの表面に離脱不能に固定しており、固定方法の一例を(C)に示している(図面では補強板17を省略している部分もある。)。すなわちこの例では、防護エレメント4a ,4bに底付き突起22を形成してこの突起22を補強板17に空けた穴に嵌め入れ、次いで、底付き突起22をかしめ広げている(かしめ付けによって広がった部分を符号22aで示している。)。突起22は底付きであるためアイスピック18が通ることはない。
補強板17の固定手段としては他の方法も採用できる。例えば、かん圧性接着剤やホットメルト接着剤等の接着剤を使用した接着、両面粘着テープを使用した接着、リベットによって固定、樹脂フィルムを使用した溶着、などである。ビスとナットとで締結することも可能である。
本実施形態でも、インナー交点部8には保護部材9を配置している。本実施形態の保護部材9は表裏2つのキャップ体23からなっており、両キャップ体23はリベット24で連結されている。本実施形態の特徴として、キャップ体23は防護エレメント4a,4bの連結部14a,14b,14dに被さる形態になっている(正確には、キャップ体23は碗状になっていてかつ周壁に連結部14a,14b,14dとの干渉を回避するための凹所が形成されている。)。このため、刃物類の滑りをキャップ体23で的確に阻止できる利点がある。
なお、本実施形態では第1カール状連結部14aと第2カール状連結部14bとはそれぞれ防護エレメント4a,4bの辺の略全長にわたって延びる長さになっているが、いずれか一方又は両方のカール状連結部14a,14bを部分的に切欠いて軽量化を図ることも可能である。
(6).第4実施形態(図7)
図6では第4実施形態を示している。(A)は部分的な正面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視部分断面図である。この実施形態は、各防護エレメント4は正三角形状のフラットな形態になっており、隣り合った防護エレメント4をヒンジ装置24で連結している。ヒンジ装置24は防護エレメント4とは別体であり、ヒンジピン15で連結された2枚のフラップ25を備えており、各フラップ25はファスナーの一例としてのリベット26等で防護エレメント4に固定されている(ビスとナットのようなねじ式ファスナーで連結することも可能である。)。
防護エレメント4とヒンジ装置24とは相対動し得る状態でリベット26で連結されており(すなわちリベット26と防護エレメント4及びフラップ25との間に若干のガタがあり)、このため、隣り合った防護エレメント4が相対動することを確実に保持できる(仮に、フラップ25と防護エレメント4とがしっかりと固定(締結)されていると、各防護エレメント4の姿勢が微妙に相違することに起因して各ヒンジ装置24にこじれが生じて、防護芯材1のスムースな変形が損なわれる虞がある。)。
各ヒンジ装置24における各フラップ25の端部は互いの干渉を防止するため三角形状にカットされている。また、インナー交点部8の箇所の保護部材9は、座金27を介してはめられたリベット28からなっている。リベット26と各防護エレメント4との間には若干の隙間が空いている。また、座金27はヒンジ装置24の端部と重複する大きさに設定しており、このため、刃物がインナー交点部8を貫通することはない。
この第3実施形態では、防護エレメント4はフラットであるためそれ自体に高い硬度と靱性とを保持せしめることができ、従って、別に補強板17は必要ない。また、本実施形態では、防護エレメント4とヒンジ装置24とはそれぞれ1種類のみで良く、このため部品管理の手間も組み立ての手間を軽減できる。また、本実施形態ではヒンジ装置24の筒部25aが請求項に記載した連結部になる。この例から理解できるように、連結部14を防護エレメント4とは別部材に構成して、これを防護エレメント4に固定することも可能であり、かかる構成も請求項に包含されている。
(7).第5〜第7実施形態(図8)
図7では第5〜第7実施形態を示している。このうち(A)に示すのは第5実施形態の分離断面図であり、この実施形態では、防護エレメント4に連結部14を曲げ加工して一体に設けるにおいて、連結部14を防護エレメント4の表裏両側に突出した状態に形成している。この実施形態では、防護エレメント4が相対回動するにおいて、回動軸心が防護エレメント4の肉厚に入り込む高さに位置するため、防護芯材1の変形はより滑らかになる。なお、連結部14が防護エレメント4の表面側に突出する高さと裏面側に突出する高さとを異ならせることも可能である。
図7のうち(B)に示すのは第6実施形態の断面図、(C)に示すのは第7実施形態の断面図である。これらの両実施形態は刃物の滑りを阻止する補助手段の例であり、(B)の第6実施形態では、防護エレメント4又は補強板17にストッパー用リブ29を一体形成しており、(C)に示す第6実施形態では、防護エレメント4又は補強板17の表面に線材製のストッパー30を溶接によって固着している。
防護エレメント4又は補強板17が曲げ加工を困難である場合は、(C)のようにストッパー30を溶接によって形成するのが好ましい。リブ29やストッパー30は防護エレメント4又は補強板17と相似形の環状に形成してもよい。防護エレメント4の大きさがある程度以上に大きい場合(例えば1辺の長さが80mm以上である場合)は、このような補助的なストッパー手段を講じるのが好ましいと言える。リブ29は裏側に突出させてもよい。
(8).第8実施形態(図9)
図9では第8実施形態を示している。この実施形態は防護エレメント4を四角形(直角四辺形)に形成した例であり、(A)では防護エレメント4を長方形に形成し、(B)では防護エレメント4を正方形に形成している。また、防護エレメント4の各辺にそれぞれ筒状の連結部14(ヒンジ筒)を1本ずつ曲げ加工によって形成しているが、本実施形態の特徴として、各防護エレメント4の連結部14は、各辺を二分する位置を挟んだ片側に寄せて形成している。
従って、本実施形態では各防護エレメント4は1種類で良く、防護エレメント4を、隣り合った防護エレメント4と互いに180度反転させた姿勢と成している。保護部材9は任意のものを使用できる。なお、防護エレメント4は菱形に形成することも可能である。
(9).第9実施形態(図10)
図10は第9実施形態の部分正面図である。この実施形態では、防護エレメント4は略二等辺直角三角形に形成されており、4枚の防護エレメント4を直角部が突き合わさる状態に配置して隣り合ったものを連結することが略正方形の単位パターンを形成し、この単位パターンを縦横に整列して配置し、隣り合ったパターンを互いに連結している。連結手段としては、各防護エレメント4に筒状の連結部14を形成してこれをヒンジピンで連結している。
本実施形態では、防護芯材1には、4枚の防護エレメント4の角部が突き合わさる四叉路状インナー交点部8′と、8枚の防護エレメント4の角部が突き合わさる八叉路状インナー交点部8″とが形成されており、各インナー交点部8′、8″はそれぞれ保護部材9でカバー(シール)されている。本実施形態では、防護エレメント4には、一つの連結部14を有するシングルタイプと2つの連結部14を有するダブルタイプとの2種類が存在するが、図では区別する符号は付していない。
本実施形態では、防護芯材1には、水平方向に延びる折り線の群と、鉛直方向に延びる折り線の群と、水平に対して右に傾いた傾斜状折り線の群と、水平に対して左に傾いた傾斜状折り線の群との4種類の折り線が存在しており、このため、防護芯材1は金属板製の防護エレメント4で構成されていながら、全体として変形性能に優れている。防護エレメント4を四角形(正方形又は長方形)に形成すると、各防護エレメントの四周に第3実施形態のカール状連結部を形成することが可能になる(スライド操作のみで防護エレメント同士を連結できる)。
(10).第10実施形態(図11)
図11では第10実施形態を示している。(A)は部分的な正面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図である。この実施形態では防護エレメント4は正三角形状に形成されており、インナー交点部8の周囲に位置した各防護エレメント4は、円板状の保護部材9にリベット31を介して連結されている。リベット31と防護芯材1及び保護部材9との間にある程度のクリアランスが空いており、このため、各防護エレメント4が各辺を中心にして若干回動することが許容されている。
また、防護エレメント4は、各辺に板状連結部14eを曲げ形成した第1タイプ4cと、板状連結部14eを包む鉤状連結部14fが形成された第2タイプ4dとの2種類が存在しており、両タイプ4c,4dは互い違いに配置されている。板状連結部14eと鉤状連結部14fとは相対動し得る状態に嵌まり合っており、かつ、各連結部14e,14fは防護エレメント4c,4dの端部近傍まで長く延びている。
この第10実施形態でも、板状連結部14eと鉤状連結部14fとがある程度の連結機能を担っている。(A)に部分的に示すように、補強板17のみで防刃性を確保できる場合は、防護エレメント4に軽量化用の抜き穴33を開けることも可能である。
(11). 第11実施形態(図12)
図12では第11実施形態を示している。(A)は部分的な正面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は防護エレメント4の端部箇所における(B)のC−C視断面図である。この実施形態では、防護エレメント4は第1実施形態と同様に正三角形状に形成されており、防護エレメント4には鳩目状等の保護部材が装着されている。
そして、この実施形態では、各防護エレメント4の各辺に広巾面の内側に向いた鉤状連結部14を各辺の略全長にわたって延びるように形成して、隣り合った防護エレメント4の鉤状連結部14にヒンジキャップ34を嵌め込んでいる。ヒンジキャップ34は隣り合った鉤状連結部14に内側から入り込む鉤部34aを備えており、このため、隣り合った防護エレメント4は各辺の箇所を中心にして若干回動し得る。ヒンジキャップ34の長手端部には、鉤状連結部14の端面に当接し得るストッパー片35を曲げ形成している。
この実施形態では、例えば各防護エレメント4を保護部材9で仮止めしておいてから、各ヒンジキャップ34を各連結部14の対に強制的に嵌め込むことで防護芯材1の組み立てが行われる。
(12).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば防護エレメントは正六角形や正八角形等の他の形態を採用することも可能であり、また、形状が防護エレメントを組み合わせて使用することも可能である。更に、上記した各実施形態の要素は互いに組み合わせることも可能である。
更に、本願発明の防護芯材及び防護具は人体の保護に使用することに好適であるが、本願発明の用途は人が直接に着用又は装着するものに限定される訳ではなく、例えば、防護用カーテンや貴重品保護材のように人体等を間接的に保護するものにも適用できるのである。防護エレメントの素材としては金属板が好適であるが、強度を確保できればガラスや樹脂(或いは異種材の積層体)も採用可能である。また、各部材の強度を確保すれば防弾性を保持することも可能である。
防護エレメントを硬化させるために曲げ加工を行ってから、焼き入れ加工やショットピーニング等の硬化処理を施すことも可能である。また、刃物の滑り防止の補助手段として、エンボス加工やディンプル加工を施すことも可能である。
第1実施形態に係る防刃チョッキの概略正面図である。 防護芯材の部部的な拡大正面図である。 (A)の防護芯材の部分的な分離正面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 (A)は防護芯材の部分的な拡大正面図、(B)は(A)のB−B視断面図で(C)は(A)のC−C視部分断面図、(D)は保護部材の分離断面図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態に係る防刃チョッキの概略正面図である。 第4実施形態を示す図である。 第5〜第7実施形態を示す図である。 第8実施形態を示す図である。 第9実施形態を示す図である。 第10実施形態を示す図である。 第11実施形態を示す図である。
符号の説明
1 防護芯材
2 外装材
4,4′,4″,4a〜4d 防護エレメント
5〜7 防護芯材の折り線
8 インナー交点部
9 保護部材
14,14a〜14f 連結部
15 ヒンジピン
17 補強板
18 刃物類(凶器)の一例としてのアイスピック

Claims (5)

  1. 略多角形に形成された板状の防護エレメントの多数枚が、隣り合った防護エレメントの辺と辺とを重合又は略突き合わせた状態で整列して並べられており、かつ、前記隣り合った防護エレメント同士は、互いに対して屈曲し得る状態に連結されている、という防護芯材であって、
    前記隣り合った防護エレメントは、当該防護エレメントの辺に沿って延びる突起状の連結部を介して連結されており、前記連結部は、防護エレメントに一体的に形成されていて少なくとも各防護エレメントの片面側に突出している、
    防護芯材。
  2. 前記連結部は筒状になっていて隣り合った防護エレメントの連結部は互いに重なることなく全体として一直線状に連続しており、隣り合った防護エレメントの連結部にピンを挿入することによって前記連結部が蝶番に兼用されている、
    請求項1に記載した防護芯材。
  3. 防護エレメントにおける各辺の全体又は一部に断面カール状の連結部が形成されており、隣り合った防護エレメントは、互いに屈曲可能となるように両者の連結部を噛み合わせている、
    請求項1に記載した防護芯材。
  4. 前記防護エレメントは曲げ加工が容易な金属板からなっていて防護エレメントに前記連結部が曲げ加工によって形成されており、かつ、前記防護エレメントの表面又は裏面若しくは両面に、当該防護エレメントよりも高い硬度及び靱性を有する補強板が離脱不能に重ねて配置されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した防護芯材。
  5. 請求項1〜4のうちの何れかに記載した防護芯材が可撓性を有する素材からなる外装材で彼包されていて人が着用又は装着できるようになってる、
    人体防護具。
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