JP2008248519A - メータユニットの取付け構造、及びメータユニット組付体 - Google Patents

メータユニットの取付け構造、及びメータユニット組付体 Download PDF

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Abstract

【課題】メータボックスに対し上から大きな荷重が掛かり、メータボックスが地中に沈み込む場合であっても、メータユニットの接続筒部と一次及び二次側配管との接続箇所を折損しないメータユニット組付体を提供する。
【解決手段】本発明は水道用メータユニットをメータボックスに載置するためのメータユニット組付体1に関する。メータユニット組付体1は、メータユニット11と、支持部材21とから構成されている。支持部材21は弾性材料からなる板状の部材であり、ユニット載置部22、取付部23及び連結部24から構成される。載置部22にはメータユニット11が載置されることとなり、載置部22の両端部から連結部24が伸びている。さらに、この連結部24の両先端から取付部23が伸びており、この取付部23の先端をメータボックス41の底部材42上に載置することにより、メータユニット組付体1はメータボックス41に取付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベース及び止水栓、逆止弁等からなる水道用メータユニットをメータボックスに載置するためのメータユニットの取付け構造に関する。また、メータユニットをメータボックスに取付けるメータユニット組付体に関する。
従来から、ベースに止水栓、逆止弁などの水道用機材を取付けてユニット化した水道用メータユニットが使用されてきた。これらのメータユニットはメータボックス内に配置され、その両端部において一次側及び二次側配管に接続される。そして、メータユニットの水道用機材の間に水道用メータを設置することにより、容易に水道用メータの設置及び保守・点検が行え、作業の効率化が図ることができる。
このようにユニット化されたメータ、止水栓、逆止弁等をメータボックスで直接支持する構成が、例えば特許第3542947号公報に開示されている。そこには、嵌合着合部を有する環状の枠体であるメータユニットフレームが用いられており、メータユニットはその上下流端部がメータユニットフレームの嵌合着合部に着合して装着されている。そしてこのメータユニットフレームはメータボックスの上側箱体と下側箱体で狭持され、メータボックスと一体化された状態となる。
特許第3542947号公報
ところで、例えば車がその上に乗るなどメータボックスに対し上から大きな荷重が掛かった場合、瞬間的或いは一時的であるかも知れないが、メータボックスが地中に沈み込む場合がある。この際、上述したメータユニット及びメータボックスにおいては、メータユニットがメータボックス対して固定的に配置されているので、メータユニットもメータボックスと一緒に下方へ移動し、メータユニットとその上下流側配管との接続箇所を折損する可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。すなわち、その目的とするところは、支持部材が撓むことによりメータユニットがメータボックスに対し少なくとも相対的に上下動可能な構成として、上から大きな荷重が掛かることによりメータボックスが地中に沈みこむことがあっても、メータユニットが一次側及び二次側配管に対して下方へ移動しないようにして、メータユニットの接続筒部と配管との接続箇所が折損しないメータユニット組付体及びメータボックス一体型メータユニット組付体を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は以下の手段を採用する。すなわち、ベースと該ベース上に取付けられた止水栓、逆止弁などの水道用機器とを備えているメータユニットをメータボックス内に配置して取付ける取付け構造において、金属板など弾性変形可能な支持部材を介して、前記メータユニットを前記メータボックスに対して少なくとも相対的に上下動可能に取付けることを特徴とする、メータユニットの取付け構造である。
請求項2記載の発明は、ベースと該ベース上に取付けられた止水栓、逆止弁などの水道用機器とを備えているメータユニットと、前記メータユニットがその上に載置固定される支持部材とを含んでなり、メータボックス内に配置、取付けられるメータユニット組付け体において、前記支持部材は金属板など弾性材料で作られ、前記メータユニットが載置固定される載置部と、前記メータボックスの底部材上に載置、固定される取付部と、前記載置部と取付部との間で延びる連結部とを備え、前記支持部材は、前記取付部の取付部位において前記メータボックスの底部材の上に載置可能に形成され、前記メータユニット組付け体が前記底部材の上に載置、固定された状態で、前記載置部が前記メータボックスに対して少なくとも上下方向に変位可能になるように形成されていることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のメータユニット組付体において、前記支持部材を介して前記メータユニットを前記メータボックスに取付けた状態において、前記支持部材の前記載置部は、前記メータボックスの底部材の底部から上方へ離れていることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材は、底部と該底部から上方へ立ち上がる周壁部とを備え、前記支持部材の取付部の前記取付部位は、前記底部材の周壁部上端面上に載置されることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材の周壁部上端面には複数の係止用突起が設けられ、前記メータユニット組付け体は、前記支持部材の取付部の取付部位に形成された係合部が前記係止用突起に係合し、前記メータボックスの底部材に対して位置決めされ、上部からメータボックスの本体部が載置されることにより、前記メータユニットの本体部と底部とに挟まれて固定されることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項6記載の発明は、請求項2又は3記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材は、底部と該底部から上方に立ち上がる周壁部とを備え、前記支持部材の取付部の前記取付部位は、前記底部材の底部の内面上に載置されることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの前記底部材の底部には複数の穴が形成され、前記支持部材の取付部の取付部位には前記底部の穴と少なくとも部分的に重なり合う切欠又は穴が形成され、前記底部材の底部の穴と前記支持部材の取付部位の切欠又は穴とに締結部材を通して締結することにより、前記メータボックスの底部材に対して固定することが可能になっていることを特徴とする、メータユニット組付体である。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のメータユニット組付体において、前記取付部位に形成された切欠又は穴は、細長く形成され、前記メータボックスの底部に形成される穴の位置が異なる複数種類のメータボックスに対して取付けが可能になっていることを特徴とする、メータボックス組付体である。
請求項9記載の発明は、請求項2乃至8のいずれか1に記載のメータユニット組付体において、前記支持部材は、それぞれが前記載置部と取付部と連結部の部分を備え、且つ前記取付部位を備えた、2以上に分割された部材から構成されていることを特徴とする、メータユニット組付体である。
本発明によれば、支持部材が撓むことにより、メータユニットがメータボックスに対し少なくとも相対的に上下動可能となるため、上から大きな荷重が掛かることによりメータボックスが地中に沈みこむ場合であっても、接続筒部と一次側及び二次側配管との接続箇所が折損しないメータユニットの取付け構造を提供することができる。また、同様のメータユニット組付体を提供することができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。メータボックスは通常底部材と、該底部材上に載置される本体部材と、該本体部材に取り付けられる蓋とで構成されるが、図1は上記底部材に載置された状態におけるメータユニット組付体の平面図であり、説明の都合上メータボックスの本体部材及び蓋は図示していない。また、図2は同メータユニット組付体の正面図、図3は同右側面図である。
初めに、本実施形態におけるメータユニット組付体1の概略を説明する。メータユニット組付体1は、メータユニット11と、支持部材21とから構成されており、メータボックス41の底部材42上に載置される。
メータユニット11は、設置時に上下流方向に伸びる適宜長さのベース14を備え、その両端にはそれぞれ接続筒部16、17を備えた第1、第2アダプター12、13がボルト15で固定されている。上流側となる第1アダプター12にはその下流側において止水栓19が取付けられ、第2アダプター13には図示しない逆止弁が内蔵されている。図において破線で示すように、水道用メータ18は止水栓19及び第2アダプター13の間に設置される。なお、メータユニットについては既に公知のものであるため、詳細な説明は省略する。このメータユニット11が支持部材21に取付けられメータユニット組付体1を構成する。そして、図1に示すように、このメータユニット組付体1がメータボックス41の底部材42上に位置決めされ載置されることとなる。これについては後述することとし、まず図4から6を参照して支持部材21について説明する。図4は支持部材の平面図、図5は図4におけるA−A線断面図、図6は同正面図である。
支持部材21は比較的に薄い金属板など板状の弾性材料からなる部材であり、ユニット載置部22(以下単に「載置部」と称する)、取付部23及び連結部24から構成される。載置部22は支持部材21の中央部において平らに矩形状に広がり、この載置部22の短手方向両端縁(図4において上下方向両側)それぞれから略同じ長さで、垂直方向上側(図5において上方向)に載置部22と同じ幅で連結部24が伸びている。さらに、この連結部24それぞれの先端縁から互いに反対方向外側へ水平に取付部23が伸びており、その幅は載置部22及び連結部24と等しくなっている。
取付部23それぞれには角が円弧状になった四角形の孔30がそれぞれ3つずつ横並びで設けられている。これにより支持部材21さらにはメータユニット組付体1の軽量化を図ることができる。なお、本実施形態においては孔30の数を3つずつ(計6つ)設けたが、これに限定されるわけではない。
取付部23それぞれには、その先端縁の長手方向(図4において左右方向)両端部それぞれにおいて略矩形の凸部31が対を成して設けられている。また、取付部23それぞれには、両凸部31の間において垂直に折り曲げられた垂直部32、及び該垂直部32端部の所定箇所で外方へ水平に折り曲げられた所定の幅を有する水平部34が2つ設けられている。さらに、それぞれの凸部31と垂直部32の両端の根元部との間には円弧状の切欠き36が設けられている。さらに、取付部23の先端縁には、垂直部32のうち対を成す水平部34の外側に位置する箇所において、水平部34の内側に位置する垂直部32よりも高さ方向上方に僅かに長く延びた最大垂直部33が設けられている。
次に、図7を参照してメータユニット11を支持部材21に取付ける方法を説明する。図7はメータユニット組付体の背面図である。
図に示す通り、載置部22の長手方向(図7において左右方向)両端部側の中央部には長手方向に伸びる長孔27がそれぞれ設けられている。他方、メータユニット11には、そのベース14の底面において、長孔27に対応する位置に孔が2箇所設けられている。支持部材21の上面にメータユニット11を載置した後、上記孔及び長孔27にボルト28を挿通し、ナット29で締め付けることにより、メータユニット組付体1が組立てられる。
続いてメータボックス41に対するメータユニット組付体1の載置構造について説明するが、まず図1から5を参照して、メータボックス底部材42に対するメータユニット組付体1の位置決め構造について説明する。
メータボックス41の底部材42は、互いに対向して配置される略矩形の第1及び第2側壁43、44と、これら両側壁に連結され、互いに対向して配置される略矩形の第3及び第4側壁45、46と、第1乃至第4側壁の下端側を閉じる底板47と、から構成される。そして、第1乃至第4側壁43乃至46の上端には外方へ広がるフランジ43a乃至46aが連続した形で形成され、第1及び第2側壁43、44の部分のフランジ43a、44aには上方に伸びる円柱形のボス48が所定の位置でそれぞれ2ずつ(計4つ)設けられている。
メータユニット組付体1は、取付部位となる支持部材21の取付部23の凸部31及び垂直部32、最大垂直部33の根元付近(図8(イ)参照)を底部材42の第1及び第2側壁43、44のフランジ43a、44a上に水平に載せることにより底部材42上に載置されるが、この際切欠き36にボス48が位置する。これにより支持部材21の移動が制限され、メータユニット組付体1は底部材42に対し位置決めされることとなる。
次いで、図8(イ)を参照して、メータユニット組付体1に対するメータボックス本体部材50の位置決め構造について説明する。図8(イ)はメータボックスの本体部材を載置した状態における図1におけるB−B線断面図である。
メータボックス41の本体部材50は、公知の通り横断面が略四角形をしており、その下端側において前述の底部材42のフランジ43a乃至46a上に載るような形になっている。その側壁の高さは底部材42のそれより長く、内部にメータユニット11を完全に収受できるようになっている。
本体部材50の側壁は内壁51及び外壁52の二重構造となっており、内壁51と外壁52の間には所定の位置においてリブ53が設けられている。本体部材50を底部材42のフランジ43a乃至46a上に配置する際、内壁51と外壁52との間に支持部材21の垂直部32、最大垂直部33、水平部34が収まり、内壁51の下端が支持部材21の取付部23上に載るようになっている。
最大垂直部33はリブ53の背面(図8(イ)において奥側)にほぼ当接するようになっている。他の3箇所の最大垂直部33についてもそれぞれに対応するリブ53との位置関係が同様となっており、これにより支持部材21と本体部材50との水平方向(図8において前後方向)の位置決めをする。また、4つの水平部34の外側端部が側壁の外壁52の内面にほぼ当接する位置にあり、これにより支持部材21が本体部材50に対して水平方向(図8において左右方向)の位置決めをする。このように底部材42と本体部材50は支持部材21を挟んだ状態で組み合わされることとなる。
なお、本体部材50の内壁51と垂直部32との間にはシール部材35が設けられている。このシール部材35は取付部23上面に当接しながら垂直部32に平行に伸びる部材であり、これによりメータボックス41内への土砂の流入をより一層防ぐことができる。
底部材42の第3及び第4側壁45、46の中央部にはその上端から下方へ伸びる円弧状の溝54(図3参照)が設けられており、他方これに対応する本体部材50の第3及び第4側壁の中央部にはその下端から上方へ伸びる円弧状の溝が形成されている。底部材42及び本体部材50が組み合わされるとメータボックス41にはこれらの溝が組み合わさり、長孔ができる。この長孔の形状は後述する土留め61の胴体部62に対応している。
次に図1、図3、図8(ロ)及び図9を参照して、土留め61について説明する。図8(ロ)は図1におけるC−C線断面図、図9(イ)は土留めの平面図、(ロ)は同正面図、(ハ)は同右側面図である。
土留め61はゴムなどクッション性を有する弾性材料で作られている。図3、9に示すように、土留め61は、メータボックス41が組み合わさったときに形成される長孔の形状に対応するよう上下方向に伸びる略楕円形の胴体部62と、その側面の中央から僅かに下がった位置からメータボックス底部材42のフランジ43a乃至46a上を水平に伸びる腕部63とから構成される。その厚みは図8(ロ)から明らかな通り、メータボックス本体部50の内外壁51、52間の隙間より小さく、両壁51、52の間に位置することとなる。胴体部62にはその中心部において円形の孔64が設けられている。腕部63はフランジ43a乃至46aの形状に沿って伸長し、ボス48にほぼ当接する位置で止まるよう長さ決めされる。また、腕部63の先端部の下面には垂直方向上側(図9(ハ)において上方向)への段差65が設けられおり、この部分で支持部材21の凸部31上に乗っている。
土留め61はメータボックス41の長孔にしっかりと嵌め込まれる。メータユニット11から伸びる接続筒部16、17は胴体部62の孔64に挿通され、一次側及び二次側配管に接続されることとなる。この際、土留め61には孔64から胴体部62の下端まで伸びる割り66が設けられているため、接続筒部16、17を容易に挿通することができる。胴体部62によって、メータボックス41を地中に配置した場合に長孔から土砂が流入してくるのを防ぐことができる。
また、メータボックス41は一部に支持部材21を挟み込んで組み合わされるため、図8(ロ)に示すように支持部材21を挟まない箇所においては支持部材21の厚み分の隙間56が生じてしまうが、腕部63を設けたことにより隙間56からの土砂の流入を防止することができる。なお、図1に示すように、腕部63の先端部は底部材42上に載置された支持部材21の凸部31の上に位置することとなるが、凸部31の厚みに合わせて段差65を形成することによりぴったりとフィットするので、ここからもメータボックス41内に土砂が流入することはない。
上記実施形態のメータユニット組付体1によれば以下の効果を得ることが可能となる。すなわち、メータユニット11を弾性材料からなる支持部材に載置固定したメータユニット組付体1をメータボックス41上に載置することにより、メータユニット11はメータボックス41に対し少なくとも相対的に上下方向に移動可能となる。したがって、上から大きな荷重が掛かることによりメータボックス41が沈みこむ場合であっても、支持部材21が撓むことにより土留め61の胴体部62が弾性変形し、メータユニット11は設置時の高さ位置を維持することができ、接続筒部16、17と一次側及び二次側配管との接続箇所を折損しない。
次に本発明を具体化した第2実施形態を図10から14を用いて説明する。図10(イ)は第2実施形態における支持部材の平面図、(ロ)は同正面図、(ハ)は同側面図である。また、図11は支持部材がメータボックス底部材に載置された状態における平面図、図12は同底面図、図13は同側面図、図14は図11におけるD−D線拡大断面図である。なお、本実施形態におけるメータユニット組付体71は支持部材81の構成が第1実施形態と異なるが、その他の部材は第1実施形態と同じでよいのでそれらの部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態における支持部材81の基本的な構成は第1実施形態のそれと略同様である。すなわち、支持部材81は弾性材料からなる板状の部材であり、載置部82、取付部83及び連結部84から構成される。本実施形態においても取付部83をメータボックス41の底部材42に載置することにより、メータユニット組付体71をメータボックス41に載置するが、この取付部83の形状が第1実施形態と相違し、さらにはこれに起因して載置方法も相違することとなる。
本実施形態の取付部83には、その長手方向両端部において略L字状の脚85が計4つ設けられている。この脚85は、取付部83の平面部83aの長手方向端部から載置部82を越えて垂直下方に伸びる脛部86と、脛部86から水平方向外側に折れ曲がり、さらにその先端が互いに遠ざかるように斜めに伸びている甲部87とから構成される。さらに、甲部87にはその伸長する方向に合わせて伸びる所定の幅の長孔88が設けられている。この支持部材81へのメータユニットへの取付方法は第1の実施形態と同じなので、その説明は省略する。
次いで、メータボックス41に対する支持部材81の載置方法を説明する。通常、メータボックス底部材42の底板47にはメータボックス41内に入った水を抜くための水抜穴55が複数設けられている(図11、12参照)。この水抜き穴55及び取付部位となる甲部87に設けられた長孔88に対して底部材42の底面側からボルト89を挿通し、ナット90で締め付けることにより支持部材81はメータボックス42に固定される。このとき、長孔88の幅方向での中心と水抜穴55の中心とが必ずしも一致せず、また水抜穴55の径がボルト89の頭91の径より大きい場合もあるが、図14に示されるようにボルト89の頭91が部分的に底部材42の外側面上に載っていれば、支持部材81を固定することができる。さらに、必要な場合には適宜座金などを使用することも可能である。
なお、メータボックス底部材42に設けられる水抜穴55の位置は統一された基準があるわけではなく、個々のメータボックスによって相違する。本実施形態においては支持部材81の脚85に長孔88を設けたことにより、水抜穴55の位置によらず様々なメータボックス底部材に支持部材81を載置固定することが可能となる。
メータボックス41に対する支持部材81の位置決めについては、支持部材81を脚85で支持することとなるため、ボルト89を用いるだけでは支持部材81をメータボックス底部材42上に真っ直ぐに位置決めすることができない。そこで、本実施形態においては土留め61の孔64にメータユニット71の接続筒部16、17を挿通させることにより位置決めを行う。
第2実施形態のメータユニット組付体71によれば、第1実施形態による効果に加え、さらに以下の効果を得ることができる。すなわち、本実施例においては支持部材81の取付部83をメータボックス底部材42の底板47に載置固定した。このためメータボックス41が組み合わされた際、本体部材50と底部材42の間に支持部材81が挟まれなくなり、その分の隙間56が生じないこととなる。そのため、土留め61は胴体部62のみでよく、腕部63が不要となって形状が簡単になり、製造が容易となる。
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図15から18を用いて説明する。図15(イ)は第3実施形態の支持部材の平面図、(ロ)は同正面図、(ハ)は同側面図である。また、図16は支持部材がメータボックスに載置された状態における平面図、図17は同底面図、
図18は同側面図である。なお、本実施形態におけるメータユニット組付体101は、支持部材111の構成が第1及び第2実施形態と異なるが、その他の部材は第1及び第2実施形態と同じで良いのでそれらの部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態における支持部材111も第1及び第2実施形態のそれと同様、弾性材料からなる板状の部材であるが、その形状が異なっている。支持部材111は第1及び第2実施形態に比べ幅方向(図15(イ)において左右方向)が狭くなっており、載置部112、取付部113及び連結部114が段差なくフラットになっている。
支持部材111の長手方向(図15(イ)において上下方向)端部には短手方向(図15(イ)において左右方向)外側に向かって伸びる脚115が設けられているが、その形状は第2実施形態と同様である。しかし、第3実施形態においては、メータボックス底部材42に対し、この支持部材111が左右対称となるように2つ載置固定している点で、第2実施形態と異なる。
第3実施形態のメータユニット組付体101によれば、第1、第2実施形態による効果に加え、さらに以下の効果を得ることができる。すなわち、本実施形態においては第1及び第2実施形態より幅の狭い支持部材をメータボックスの両端側にそれぞれ載置固定した。このため、支持部材111の軽量化を図るとともに、組付体101の軽量化を図ることができる。
なお、本実施形態では載置部112、取付部113及び連結部114をフラットに形成したが、第1及び第2実施形態同様、連結部114が高さ方向下側に伸びるよう形成されても良い。また、連結部114を高さ方向上側に伸長させ、支持部材111を略凸状に形成しても良い。これにより、全体をフラットにする場合よりも支持部材111が撓み易くなる。
また、上記の第1から第3実施形態において支持部材はメータボックスの短手方向に伸びるよう形成されているが、長手方向に伸長させてもよい。さらに、第1から第3実施形態において前記支持部材は、取付部が底部材上に載置されたときに載置部が底部材の底から浮いた状態となるように形成されている。取付部が底部材の底に接触していても良いが、底から浮かせることにより取付部と底部材との摩擦が生じなくなるため、より容易に支持部材が撓みことができる。
メータボックス底部材に載置された状態におけるメータユニット組付体の第1の実施形態を示す平面図。 同メータユニット組付体の正面図。 同メータユニット組付体の右側面図。 支持部材の平面図。 図4におけるA−A線断面図。 支持部材の正面図。 メータユニット組付体の背面図。 (イ)はメータボックスの本体部材を載置した状態における図1におけるB−B線断面図、(ロ)は図1におけるC−C線断面図。 (イ)は土留めの平面図、(ロ)は同正面図。 (イ)は第2実施形態における支持部材の平面図、(ロ)は同正面図、(ハ)は同側面図。 同支持部材がメータボックス底部材に載置された状態における平面図。 同底面図。 同側面図。 図11におけるD−D線拡大断面図 (イ)は第3実施形態の支持部材の平面図、(ロ)は同正面図、(ハ)は同側面図。 同支持部材がメータボックスに載置された状態における平面図。 同底面図。 同側面図。
符号の説明
1 メータユニット組付体
11 メータユニット
18 水道用メータ
21 支持部材
22 ユニット載置部
23 取付部
24 連結部
41 メータボックス
42 底部材
50 本体部材
61 土留め
62 胴体部
63 腕部

Claims (9)

  1. ベースと該ベース上に取付けられた止水栓、逆止弁などの水道用機器とを備えているメータユニットをメータボックス内に配置して取付ける取付け構造において、金属板など弾性変形可能な支持部材を介して、前記メータユニットを前記メータボックスに対して少なくとも相対的に上下動可能に取付けることを特徴とする、メータユニットの取付け構造。
  2. ベースと該ベース上に取付けられた止水栓、逆止弁などの水道用機器とを備えているメータユニットと、前記メータユニットがその上に載置固定される支持部材とを含んでなり、メータボックス内に配置、取付けられるメータユニット組付け体において、前記支持部材は金属板など弾性材料で作られ、前記メータユニットが載置固定される載置部と、前記メータボックスの底部材上に載置、固定される取付部と、前記載置部と取付部との間で延びる連結部とを備え、前記支持部材は、前記取付部の取付部位において前記メータボックスの底部材の上に載置可能に形成され、前記メータユニット組付け体が前記底部材の上に載置、固定された状態で、前記載置部が前記メータボックスに対して少なくとも上下方向に変位可能になるように形成されていることを特徴とする、メータユニット組付体。
  3. 請求項2記載のメータユニット組付体において、前記支持部材を介して前記メータユニットを前記メータボックスに取付けた状態において、前記支持部材の前記載置部は、前記メータボックスの底部材の底部から上方へ離れていることを特徴とする、メータユニット組付体。
  4. 請求項2又は3記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材は、底部と該底部から上方へ立ち上がる周壁部とを備え、前記支持部材の取付部の前記取付部位は、前記底部材の周壁部上端面上に載置されることを特徴とする、メータユニット組付体。
  5. 請求項4記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材の周壁部上端面には複数の係止用突起が設けられ、前記メータユニット組付け体は、前記支持部材の取付部の取付部位に形成された係合部が前記係止用突起に係合し、前記メータボックスの底部材に対して位置決めされ、上部からメータボックスの本体部が載置されることにより、前記メータユニットの本体部と底部とに挟まれて固定されることを特徴とする、メータユニット組付体。
  6. 請求項2又は3記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの底部材は、底部と該底部から上方に立ち上がる周壁部とを備え、前記支持部材の取付部の前記取付部位は、前記底部材の底部の内面上に載置されることを特徴とする、メータユニット組付体。
  7. 請求項6記載のメータユニット組付体において、前記メータボックスの前記底部材の底部には複数の穴が形成され、前記支持部材の取付部の取付部位には前記底部の穴と少なくとも部分的に重なり合う切欠又は穴が形成され、前記底部材の底部の穴と前記支持部材の取付部位の切欠又は穴とに締結部材を通して締結することにより、前記メータボックスの底部材に対して固定することが可能になっていることを特徴とする、メータユニット組付体。
  8. 請求項7記載のメータユニット組付体において、前記取付部位に形成された切欠又は穴は、細長く形成され、前記メータボックスの底部に形成される穴の位置が異なる複数種類のメータボックスに対して取付けが可能になっていることを特徴とする、メータボックス組付体。
  9. 請求項2乃至8のいずれか1に記載のメータユニット組付体において、前記支持部材は、それぞれが前記載置部と取付部と連結部の部分を備え、且つ前記取付部位を備えた、2以上に分割された部材から構成されていることを特徴とする、メータユニット組付体。
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