JP2008246374A - 高除湿空気用膜式ドライヤ - Google Patents

高除湿空気用膜式ドライヤ Download PDF

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Abstract

【課題】露点が−50℃以下に高度に除湿された高除湿空気を安定して供給できる高除湿空気用膜式ドライヤを提供する。
【解決手段】膜式ドライヤ10を構成するケース14には、複数本の中空糸膜12から成る中空糸膜集束体を収容する収容室14aと、吸湿空気が中空糸膜12内を流れて除湿された除湿空気を吐出する除湿空気吐出口18が設けられた除湿空気室14cと、前記除湿空気の一部を中空糸膜12の外周面に沿って流すパージ空気として収容室内に供給するパージ配管28とを具備し、中空糸膜として、内側の空気の一部が膜壁を透過して外周側に流出する自己パージタイプの中空糸膜が用いられ、且つパージ配管の途中に湿空気吐出口からの除湿空気の露点が−50℃以下となるようにパージ空気量を調整するバルブ30が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は高除湿空気用膜式ドライヤに関し、更に詳細には水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜が束ねられて成る中空糸膜集束体を具備する高除湿空気用膜式ドライヤに関する。
水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜が束ねられて成る中空糸膜集束体を具備する膜式ドライヤとしては、例えば下記特許文献1には、図4に示す膜式ドライヤが提案されている。
図4に示す膜式ドライヤ100では、水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜102,102・・束ねられた中空糸膜収束体が筒状のケース104内に収容されている。
かかるケース104には、中空糸膜収束体が収容された収容室104aと、中空糸膜収束体の各中空糸膜の一端側が開口され、吸湿空気が供給される吸湿空気供給口106が設けられた吸湿空気室104bと、中空糸膜収束体の各中空糸膜102の他端側が開口され、吸湿空気供給口106から供給された吸湿空気が中空糸膜102内を流れて除湿された除湿空気を吐出する除湿空気吐出口108が設けられた除湿空気室104cとが形成されている。この収容室104aと吸湿空気室104b及び除湿空気室104cとは、隔壁110,110で隔されている。この隔壁110,110内には、中空糸膜収束体の各中空糸膜の流路が形成されている。
更に、ケース104には、除湿空気の一部を中空糸膜102の外周面に沿って流すパージ空気として収容室104a内に供給するパージ空気供給口112と、収容室104a内を流れるパージ空気をケース104外に排出するパージ空気排出口114とが設けられている。
また、パージ空気を除湿空気室104cからパージ空気供給口112に供給するパージ配管118が、除湿空気室104cの除湿空気吐出口108に形成された供給孔116とパージ空気供給口112との間に設けられている。
特開2006−212559号公報
図4に示す膜式ドライヤ100では、中空糸膜102内を流れる吸湿空気と中空糸膜102外を流れるパージ空気との水蒸気分圧差に基づいて、中空糸膜内の吸湿空気中の水蒸気が中空糸膜外にパージされる。
従って、中空糸膜102外を流れるパージ空気と中空糸膜102内を流れる吸湿空気との水蒸気分圧差が高いほど、膜式ドライヤ100から吐出される除湿空気の除湿程度が高くなる。このため、図4に示す膜式ドライヤ100では、パージ空気として、中空糸膜収束体から吐出された除湿空気の一部を収容室104aに供給している。
また、図4に示す膜式ドライヤ100は、駆動部分が存在しないために潤滑油等の油を使用せず、油ミスト等を嫌うクリーンルーム内で使用される除湿空気供給装置として使用されつつある。
ところで、クリーンルーム内での作業が多い半導体装置等の分野では、近年、露点が−50℃以下に高度に除湿された高除湿空気の供給が要請されている。
しかしながら、図4に示す膜式ドライヤ100では、露点が−50℃以下に高度に除湿された高除湿空気を安定して供給し難いことが判明した。
そこで、本発明は、露点が−50℃以下に高度に除湿された高除湿空気を安定して供給できる高除湿空気用膜式ドライヤを提供することを目的とする。
本発明者等は、前記目的を達成すべく検討を重ねた結果、中空糸膜として、内側を流れる空気の一部が膜壁を透過して外側に流出する自己パージタイプの中空糸膜を用い、且つパージ配管の途中にパージ空気量を調整するバルブを設けることにより、露点が−50℃以下に除湿された高除湿空気を安定して供給できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜が束ねられて成る中空糸膜集束体をケース内に収容する膜式ドライヤであって、前記ケースには、前記中空糸膜集束体を収容する収容室と、前記中空糸膜収束体の各中空糸膜の一端側が開口され、前記吸湿空気が供給される吸湿空気供給口が設けられた吸湿空気室と、前記中空糸膜収束体の各中空糸膜の他端側が開口され、前記吸湿空気供給口から供給された吸湿空気が前記中空糸膜内を流れて除湿された除湿空気を吐出する除湿空気吐出口が設けられた除湿空気室と、前記除湿空気の一部を中空糸膜の外周面に沿って流すパージ空気として前記収容室内に供給するパージ空気供給口と、前記収容室内を流れるパージ空気をケース外に排出するパージ空気排出口と、前記パージ空気を除湿空気室からパージ空気供給口に供給するパージ配管とを具備し、前記中空糸膜として、内側を流れる空気の一部が膜壁を透過して外周側に流出する自己パージタイプの中空糸膜が用いられ、且つ前記パージ配管の途中に、前記湿空気吐出口から吐出される除湿空気の露点が−50℃以下となるようにパージ空気量を調整する調整手段が設けられていることを特徴とする高除湿空気用膜式ドライヤにある。
かかる本発明において、中空糸膜として、空気透過速度が1.0×10−6cm/[cm・sec・cmHg]以上の中空糸膜を好適に用いることができる。
また、除湿空気室と中空糸膜集束体が収容された収容室とを隔する隔壁に、前記除湿空気室の除湿空気の一部をパージ空気として前記収容室内に流す内部パージ路を形成することも好ましい。この内部パージ路は、一端が除湿空気室に開口されている中空糸の他端を収容室内で開口することによって容易に形成できる。
本発明に係る高除湿空気用膜式ドライヤでは、ケースの中空糸膜集束体を収容した収容室には、パージ配管を経由して供給されるパージ空気と、自己パージタイプの中空糸膜からのパージ空気とが供給される。
このため、ケースの収容室内に収容した中空糸膜集束体を構成する各中空糸膜の外周に沿って流れるパージ空気量を多くでき、中空糸膜内を流れる吸湿空気とパージ空気との水蒸気分圧差を大きくできる。その結果、ケースの湿空気吐出口から吐出される除湿空気の露点を−50℃以下にできる。
更に、パージ空気を除湿空気室からパージ空気供給口に供給するパージ配管の途中にパージ空気量を調整する調整手段が設けられている。このため、季節変動等の影響による変動を吸収し、ケースの湿空気吐出口から露点が−50℃以下の高度に除湿された高度除湿空気を安定して吐出できる。
本発明に係る高除湿空気用膜式ドライヤの一例を図1に示す。図1に示す高除湿用膜式ドライヤ10(以下、単に膜式ドライヤ10と称することがある)には、水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜12,12・・束ねられた中空糸膜収束体が筒状のケース14内に収容されている。
かかるケース14には、中空糸膜収束体が収容された収容室14aと、中空糸膜収束体の各中空糸膜の一端側が開口され、吸湿空気が供給される吸湿空気供給口16が設けられた吸湿空気室14bと、中空糸膜収束体の各中空糸膜12の他端側が開口され、吸湿空気供給口106から供給された吸湿空気が中空糸膜12内を流れて除湿された除湿空気を吐出する除湿空気吐出口18が設けられた除湿空気室14cとが形成されている。この収容室14aと吸湿空気室14b及び除湿空気室14cとは、樹脂から成る隔壁20,20で隔されている。この隔壁20,20内には、中空糸膜収束体の各中空糸膜の流路が形成されている。
更に、ケース14には、除湿空気の一部を中空糸膜の外周面に沿って流すパージ空気として収容室14a内に供給するパージ空気供給口22と、収容室14a内を流れるパージ空気をケース14外に排出するパージ空気排出口24とが設けられている。
また、パージ空気を除湿空気室14cからパージ空気供給口22に供給するパージ配管28が、除湿空気室14cの除湿空気吐出口18に形成された供給孔26とパージ空気供給口22との間に設けられている。かかるパージ配管28の途中には、パージ空気量を調整する調整手段としてバルブ30が設けられている。
図1に示す膜式ドライヤ10では、中空糸膜12として、図1に示す拡大図に示す様に、内側12aを流れる空気の一部が膜壁12bを透過して外周側に流出する自己パージタイプの中空糸膜が用いられている。かかる自己パージタイプの中空糸膜としては、例えば特開平8−198964号公報に記載されているポリイミド膜や特許第1571841号公報に記載されているポリスルホン重合体膜等を上げることができる。
特に、空気透過速度が1.0×10−6cm/[cm・sec・cmHg]以上の中空糸膜を好適に用いることができる。その上限は、1.0×10−3cm/[cm・sec・cmHg]程度とすることが好ましい。
尚、空気透過速度は、中空糸膜収束体を構成する中空糸膜12,12・・の各々に0.7MPaの空気圧を加え、中空糸膜12,12・・の各外周面から流出する空気量を測定して求めた。
図1に示す膜式ドライヤ10を用いて水蒸気含有の吸湿空気を除湿する際には、ケース14の吸湿空気供給口16に供給された吸湿空気は、中空糸膜収束体を構成する中空糸膜12,12・・の他端側が開口する吸湿空気室14bに流入する。吸湿空気室14bに流入した吸湿空気は、その他端側の開口部から各中空糸膜12内に流入する。
各中空糸膜12に流入した吸湿空気中の水蒸気は、ケース14の収容室14aに収容された中空糸膜収束体を構成する中空糸膜12,12・・の外周面に沿って流れるパージ空気との水蒸気分圧差に基づいて、各中空糸膜12の外周面側に分離される。各中空糸膜12の外周面側に分離された水蒸気は、パージ空気に伴ってパージ空気排出口24からケース14外に排出される。
また、かかる収容室14a内に収容された中空糸膜12,12・・は、自己パージタイプの中空糸膜であるため、各中空糸膜12内の空気流は、その一部が収容室14a内に流出してパージ空気となる。
一方、収容室14a内に収容された中空糸膜12,12・・を通過して除湿された除湿空気は、中空糸膜12,12・・の一端側が開口されているケース14の除湿空気室14cに流出し、除湿空気吐出口18から吐出する。
かかる除湿空気吐出口18から吐出する除湿空気の一部は、供給孔26からパージ配管28を経由してパージ空気供給口22からケース14の収容室14a内に、パージ空気として供給される。
この様に、収容室14aに供給されるパージ空気量は、収容室14a内に収容された中空糸膜12,12・・の各周面から流出したパージ空気量と、パージ配管28を経由して供給されたパージ空気量との合計量である。
従って、収容室14a内に収容された中空糸膜12,12・・の各周面から流出したパージ空気量又はパージ配管28を経由して供給されたパージ空気量のみの場合に比較して、図1に示す膜式ドライヤ10では、収容室14aの中空糸膜12,12・・の各周面に沿って流れるパージ空気量は多くなる。このため、中空糸膜12,12・・の内側を流れる空気とパージ空気との水蒸気分圧差が大きなって、除湿空気吐出口18から吐出される除湿空気を高度に除湿でき、その露点を−50℃以下にできる。
更に、パージ配管28の途中には、パージ配管28経由のパージ空気量を調整するバルブ30が設けられている。このため、空気の吸湿程度の季節変動による除湿空気の露点の変動を、バルブ30によってパージ空気量を調整することによって調整できる。その結果、露点が−50℃以下に高度に除湿された高除湿空気を安定して供給できる。
図1に示す膜式ドライヤ10では、パージ空気の供給は、中空糸膜12,12・・の各周面から流出したパージ空気とパージ配管28経由のパージ空気との合計量であるため、パージ配管28経由のパージ空気量が多くなり、バルブ30での調整幅が小さくなる傾向がある。
このため、バルブ30での調整幅を大きくするには、図2に示す膜式ドライヤ10の様に、除湿空気室14cと収容室14aとを隔する隔壁20に、除湿空気室14cの除湿空気の一部をパージ空気として収容室14a内に流す内部パージ路13を形成することが好ましい。この内部パージ路13を経由して除湿空気が、中空糸膜12,12・・の各周面から流出したパージ空気とパージ配管28経由のパージ空気とに加えられるため、パージ配管28経由のパージ空気を調整として用いることができ、バルブ30での調整幅を拡大できる。
図2に示す内部パージ路13は、一端が除湿空気室14cに開口されている中空糸膜12の他端を収容室14a内で開口して形成したものである。この内部パージ路13は、隔壁20に直接貫通孔を形成してもよい。
尚、図2に示す膜式ドライヤ10において、図1に示す膜式ドライヤ10の構成部材と同一部材については図1と同一番号を付して、詳細な説明を省略した。
図2に示す膜式ドライヤ10を用いて除湿実験を行った。先ず、中空糸膜収束体として、Hankson社製の中空糸収束体(MD170-SJ)を用いた。この中空糸膜収束体を構成する中空糸膜の空気透過速度は、3.11×10−6cm/[cm・sec・cmHg]であった。
また、ケース14の吸湿空気供給口16に供給された吸湿空気の温度は25℃であり、大気圧露点は−14℃であった。この吸湿空気の吸湿空気供給口16での供給圧力は0.5MPaであり、除湿空気吐出口18から吐出する除湿空気の吐出量を170リットル/分とした。更に、パージ配管28経由のパージ空気量は80リットル/分とした。このパージ空気量は、除湿空気室14cに吐出される除湿空気量の32%に相当する。
かかる条件で除湿実験を行った結果を図3のグラフに曲線Aとして示す。図3に示すグラフは、横軸に経過時間(hr)を示し、縦軸に除湿空気吐出口18から吐出する除湿空気の大気圧露点を示す。かかる図3のグラフに示す曲線Aでは、除湿空気吐出口18から吐出する除湿空気の露点が、実験開始直後から急激に低下し、実験開始から約15分程度で−60℃以下となり、実験開始から約7時間程度で除湿空気の露点が−70℃に到達した。
次に、中空糸膜収束体として、宇部興産株式会社製の中空糸膜収束体(IDG100)を用いたことと、パージ配管28経由のパージ空気量を120リットル/分(除湿空気室14cに吐出される除湿空気量の41.4%に相当)とした他は、同様にして除湿実験を行い、その結果を図3のグラフに曲線Bとして示す。この中空糸膜収束体を構成する中空糸膜の空気透過速度は、1.62×10−7cm/[cm・sec・cmHg]であった。
かかる図3のグラフに示す曲線Bでは、除湿空気吐出口18から吐出する除湿空気の露点が、実験開始直後から急激に低下し、実験開始から約15分程度で−50℃以下となり、実験開始から約2時間程度で除湿空気の露点が−62℃に到達し、その後は一定の露点を示した。
図3から明らかな様に、曲線Aを示す膜式ドライヤ及び曲線Bを示す膜式ドライヤともに、露点が−50℃以下の高除湿空気を得ることができた。
但し、曲線Aを示す膜式ドライヤが、曲線Bを示す膜式ドライヤよりも除湿性能が優れている。
尚、図1及び図2に示すバルブ30による調整は、手動でも自動でも可能である。
本発明に係る高除湿空気用膜式ドライヤの一例を説明する概略図である。 本発明に係る高除湿空気用膜式ドライヤの他の例を説明する概略図である。 図2に示す高除湿空気用膜式ドライヤの除湿性能についての試験結果を示すグラフである。 従来の除湿空気用膜式ドライヤを説明するための概略図である。
符号の説明
10 高除湿用膜式ドライヤ
12 中空糸膜
13 内部パージ路
14 ケース
14a 収容室
14b 吸湿空気室
14c 除湿空気室
16 吸湿空気供給口
18 除湿空気吐出口
20 隔壁
22 パージ空気供給口
24 パージ空気排出口
26 供給孔
28 パージ配管
30 バルブ

Claims (4)

  1. 水蒸気含有の吸湿空気を除湿する複数本の中空糸膜が束ねられて成る中空糸膜集束体をケース内に収容する膜式ドライヤであって、
    前記ケースには、前記中空糸膜集束体を収容する収容室と、前記中空糸膜収束体の各中空糸膜の一端側が開口され、前記吸湿空気が供給される吸湿空気供給口が設けられた吸湿空気室と、前記中空糸膜収束体の各中空糸膜の他端側が開口され、前記吸湿空気供給口から供給された吸湿空気が前記中空糸膜内を流れて除湿された除湿空気を吐出する除湿空気吐出口が設けられた除湿空気室と、前記除湿空気の一部を中空糸膜の外周面に沿って流すパージ空気として前記収容室内に供給するパージ空気供給口と、前記収容室内を流れるパージ空気をケース外に排出するパージ空気排出口と、前記パージ空気を除湿空気室からパージ空気供給口に供給するパージ配管とを具備し、
    前記中空糸膜として、内側を流れる空気の一部が膜壁を透過して外周側に流出する自己パージタイプの中空糸膜が用いられ、
    且つ前記パージ配管の途中に、前記湿空気吐出口から吐出される除湿空気の露点が−50℃以下となるようにパージ空気量を調整する調整手段が設けられていることを特徴とする高除湿空気用膜式ドライヤ。
  2. 中空糸膜が、空気透過速度が1.0×10−6cm/[cm・sec・cmHg]以上の中空糸膜である請求項1記載の高除湿空気用膜式ドライヤ。
  3. 除湿空気室と中空糸膜集束体が収容された収容室とを隔する隔壁に、前記除湿空気室の除湿空気の一部をパージ空気として前記収容室内に流す内部パージ路が形成されている請求項1又は請求項2記載の高除湿空気用膜式ドライヤ。
  4. 内部パージ路が、一端が除湿空気室に開口されている中空糸の他端が収容室内で開口されて形成されている請求項3記載の高除湿空気用膜式ドライヤ。
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