JP2008245166A - 電子メール処理装置及び電子メール処理プログラム - Google Patents

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裕光 佐藤
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Abstract

【課題】情報提供者が各種情報を含む電子メールをユーザ宛てに送信しても、プロバイダによって施されたフィルタリング機能が原因で、電子メールの送信が失敗する場合がある。
【解決手段】分類部116は、データベースから取得された複数のメールアドレスをそのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類する。算出部118は、分類された各グループごとに、そのグループ内の関連付けられたメールアドレスの数に応じたエラー発生値を算出する。特定部120は、算出されたエラー発生値に基づいて、送信に失敗したメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する。送信指示部110は、取得したメールアドレスに特定されたドメイン名が含まれる場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバ200に指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メール処理技術に関し、特に各種情報を含む電子メールを処理する電子メール処理技術に関する。
従来から、企業や団体などの情報提供者が、新サービスやキャンペーンのお知らせなどの各種情報を含む電子メールをユーザに送信するケースが多く見受けられる。例えば、特許文献1には、電子メールを介してサービス情報などの各種情報をユーザに提供するサービス情報提供システムが開示されている。
特開2002−281089号
ところで、情報提供者からの電子メールはいったん、中継先のインターネットサービスプロバイダ(以下、単に「プロバイダ」という)のメールサーバ宛てに送信されるが、そのプロバイダによっては、ある条件を満たした場合の電子メールを迷惑メールとして処理するフィルタリング機能を採用している場合がある。例えば、その条件として、短時間に同一のメールアドレスから送信された電子メールの数が一定数を超えた場合や、添付ファイルのサイズが所定値を超えている場合などが挙げられる。この場合、情報提供者が、各種情報を含む電子メールをユーザ宛てに送信しても、プロバイダによって施されたフィルタリング機能が原因で、電子メールの送信が失敗する場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタリング機能に起因する電子メールの送信失敗の発生を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電子メール処理装置は、データベースから取得した複数のメールアドレス宛てに電子メールを一括して送信するようメールサーバに指示する送信指示部と、電子メールの送信に失敗したか否かを示す判定結果情報をメールサーバから取得する判定情報取得部と、判定結果情報を参照し、取得された複数のメールアドレスのうち送信に失敗した電子メールの送信先のメールアドレスを、送信に失敗したことを示すフラグと関連付けて格納するフラグ関連付け部と、取得された複数のメールアドレスをそのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類する分類部と、分類された各グループごとに、そのグループ内の関連付けられたメールアドレスの数に応じたエラー発生値を算出する算出部と、算出されたエラー発生値に基づいて、関連付けられたメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する特定部と、を備える。この送信指示部は、取得したメールアドレスに特定されたドメイン名が含まれる場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示する。
電子メールの小分け送信とは、例えば、複数の電子メールを小さな単位に区分して送信することをいう。ここで、特定部は、例えばメールアドレスの数に応じたエラー発生値が大きいドメイン名を送信に失敗しやすいドメイン名と判断し、そのドメイン名を電子メールの小分け送信の対象のドメイン名と特定してもよい。この場合、送信に失敗しやすいと判断されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するよう指示することで、一度に送信される電子メールの数を低減でき、そのドメイン名を管轄する中継先のプロバイダ側のフィルタリング機能により迷惑メールとして処理される可能性を低めることができる。その結果、フィルタリング機能に起因する電子メールの送信エラーの発生を抑制できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムにより表現したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、フィルタリング機能に起因する電子メールの送信失敗の発生を抑制できる。
実施の形態1
図1は、実施の形態1に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す。図1に示す情報提供システムは、法人や団体などの業務施設内に導入され、インターネットや電子メールを介した各種サービスをユーザに提供する。
この情報提供システムには、電子メール処理装置として実装される業務サーバ100と、メールサーバ200とが含まれる。業務サーバ100は、電子メールの送信指示をメールサーバ200に送るとともに、ウェブページをユーザに提供する。メールサーバ200は、電子メールの送信指示を業務サーバ100から受け付け、各種サービスを含めた電子メールをユーザに送信する。
業務サーバ100およびメールサーバ200は、イントラネット(Intranet)14により互いに接続される。これらサーバは、インターネットなどのネットワーク12を介して、クライアント側のユーザ端末50にも接続される。ユーザ端末50は、例えば、デスクトップ型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、ゲーム機器、携帯計算機、携帯情報端末、通信機器、無線電話機器として実装される。ユーザは、このユーザ端末50を用いて、情報提供システムにより提供されたウェブページや電子メールの内容を参照する。なお、このユーザ端末50は、プロバイダ(図示せず)などを用いてネットワーク12に接続するものとする。
ところで、従来では、情報提供者からの電子メールはいったん、中継先のプロバイダのメールサーバ宛てに送信されるが、そのプロバイダによっては、ある条件を満たした場合の電子メールを迷惑メールとして処理するフィルタリング機能を採用している場合がある。例えば、その条件として、短時間に同一のメールアドレスから送信された電子メールの数が一定数を超えた場合などが挙げられる。この場合、情報提供者が、各種情報を含む電子メールをユーザ宛てに送信しても、プロバイダによって施されたフィルタリング機能が原因で、電子メールの送信が失敗する場合がある。
それに対し、実施の形態1に係る業務サーバ100は、送信に失敗しやすいと判断したドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして実施するようメールサーバ200に指示する。これにより、中継先のプロバイダごとに対して一度に送信する電子メールの数を減らすことができ、その結果、プロバイダにより採用されたフィルタリング機能により迷惑メールとして処理される可能性を低めることができる。
以下、例として、実施の形態1に係る業務サーバ100及びメールサーバ200は証券会社内に導入されるものとする。この場合、これら業務サーバ100やメールサーバ200は、株式情報や証券情報などの各種情報やサービスをユーザである投資家に提供する。
ユーザ端末50は、Webブラウザ52と、メール送受信部54とを備える。業務サーバ100は、メールアドレス保持部102と、本文情報保持部104と、ユーザ属性情報保持部106と、送信指示部110と、判定情報取得部112と、フラグ関連付け部114と、分類部116と、算出部118と、特定部120と、設定部122と、を備える。メールサーバ200は、エラーコード保持部202と、エラー管理保持部204と、メール送信部210と、送信判定部212と、を備える。実施の形態1では、これら保持部はいずれもデータベースによって実装されるものとし、相互にデータ取得可能である。すなわち、あるデータベースに保持されたユーザIDやメールアドレスなどのデータをキーにして、他のデータベース内のデータの取得が可能になる。
これらの構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。まず、ユーザ端末50の各構成要素について詳述する。
ユーザ端末50のWebブラウザ52は、業務サーバ100に各種処理を要求する。具体的には、Webブラウザ52は、ユーザからの指示を受け付けて、ネットワーク12を介して業務サーバ100へのアクセス要求を送信する。これにより、業務サーバ100の所定のサービスにアクセスできる。また、Webブラウザ52は、業務サーバ100からのウェブページを受信して、ディスプレイなどの出力装置に表示する。ユーザ端末50のメール送受信部54は、外部から送信された電子メールを受信し、外部に電子メールを送信する。
以下、説明の便宜のため、最初に業務サーバ100のいくつかの構成要素、次にメールサーバ200の構成要素、最後にまた業務サーバ100に戻り、その残りの構成要素について詳述するものとする。
メールアドレス保持部102は、電子メールの送信先として複数の登録ユーザのメールアドレスを保持する。ユーザ属性情報保持部106は、登録ユーザの属性を示す属性情報を保持する。属性情報の例として、氏名、住所、電話番号、FAX番号、ユーザID、パスワードや加入部店名などが挙げられる。これら保持部内に保持されるデータは、サービスの利用に際して、主としてユーザ端末50のWebブラウザ52から送信される。もちろん、企業内の担当者が、電話番号、FAX番号又は郵便などのオフライン手段によって各種データを取得した後、手作業でこれらデータをこれら保持部内に登録してもよい。
メールアドレス保持部102内に登録されたメールアドレスには、ユーザ属性情報保持部106内に登録された属性情報や、後述の本文情報保持部内に登録された、電子メールの本文部分の内容(以下、単に「本文情報」という)が関連付けられている。すなわち、担当者は、これら保持部を参照することにより、あるメールアドレスをキーにして、そのアドレスを有するユーザの属性情報やそのアドレス宛てに送信したときの本文情報を抽出できる。
本文情報保持部104は、送信対象である電子メールの本文情報を保持する。この本文情報はまず、企業内の担当者が操作する社内端末(図示せず)上で生成される。担当者により生成された本文情報は、イントラネット14を介して社内端末から業務サーバ100に送信された後、本文情報保持部104内に保持される。他の例として、この本文情報は、直接、業務サーバ100上で作成された後、本文情報保持部104内に保持されてもよい。
送信指示部110は、まず、ユーザ宛ての電子メールの送信指示を社内端末からイントラネット14を介して受け付ける。次に、送信指示部110は、電子メールの送信指示として、電子メール内に含める本文情報を社内端末から受け付ける。なお、送信指示部110によって受け付けられた本文情報は、履歴として本文情報保持部104内にも保持される。
この送信指示部110はさらに、電子メールの送信先となるメールアドレスの指定も社内端末からイントラネット14を介して受け付ける。例えば、送信指示部110は、メールアドレス保持部102に登録されたメールアドレスのうち、一部または全部のメールアドレスを取得するためのキーの指定を受け付ける。そのキーの例として、加入部店名やその他属性情報が挙げられる。もちろん、一以上の送信先のメールアドレスそのものの指定を直接受け付けてもよい。
送信指示部110はまた、詳細は後述するが、メールアドレス保持部102から取得された複数のメールアドレスを参照し、そのメールアドレス内に、後述の特定部により送信に失敗しやすいと特定されたドメイン名を含むメールアドレスが含まれているか否か判断する。そのドメイン名が含まれていないと判断した場合、送信指示部110は、その複数のメールアドレス宛てに電子メールを一括して送信するようメールサーバ200に指示する。具体的には、送信指示部110は、そのドメイン名が含まれていないと判断した場合、それら一以上のメールアドレスを含めたメーリングリストを一つ生成する。なお、この一つのメーリングリストは、一度に送信される電子メールのメールアドレスをあつめたものである。
一方、送信指示部110は、メールアドレス保持部102から取得した送信先のメールアドレスに、後述の特定部により特定されたドメイン名が含まれると判断した場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバ200に指示する。例えば、送信指示部110は、その複数のメールアドレス宛ての電子メールを一定数ごとに区分し、区分したメールアドレス群ごとに待機時間を空けて送信してもよい。具体的には、送信指示部110は、そのドメイン名が含まれていると判断した場合、そのドメイン名が含まれるメールアドレスを複数のメーリングリストに区分する。
例えば、そのドメイン名が含まれるメールアドレスが10個あれば、送信指示部110は、その10個のメールアドレスを3つのメーリングリストに区分する。具体的には、送信指示部110は、その10個のメールアドレスを、3個のメールアドレスを含む第1のメーリングリスト、3個のメールアドレスを含む第2のメーリングリスト、及び4個のメールアドレスを含む第3のメーリングリストに区分してもよい。なお、区分数は、担当者の指示により業務サーバ100内にあらかじめ入力設定される。
いずれの場合にしても、送信指示部110は、メールサーバ200への電子メールの送信依頼に際して、電子メールの本文情報と、一つあるいは複数のメーリングリストとをメールサーバ200宛てに送信する。以下、次に、メールサーバ200内の各構成要素について詳述する。
メールサーバ200のメール送信部210は、業務サーバ100の送信指示部110により送信された本文情報とメーリングリストとをイントラネット14を介して受信する。さらに、メール送信部210は、メーリングリストに設定されたメールアドレスのそれぞれを送信先として、本文情報を含む電子メールをネットワーク12を介してそれぞれ送信する。
ここで、メールサーバ200のメール送信部210は、業務サーバ100の送信指示部110により受信されたメーリングリストごとに電子メールの送信動作を実行する。すなわち、例えば、業務サーバ100の送信指示部110により受信されたメーリングリストが一つであれば、メール送信部210は、その一つのメーリングリスト内のメールアドレス宛ての電子メールを一括して送信する。一方、メール送信部210は、受信されたメーリングリストが複数、例えば3つであれば、それらメーリングリスト内のメールアドレス宛ての電子メールを3回に分けて送信する。
例えば、メール送信部210は、3つのメーリングリストのうち、ある一つのメーリングリストに含まれるメールアドレス宛ての送信が完了した場合、3分などの一定時間の間、待機し、その後また、別のメーリングリストに含まれるメールアドレス宛ての送信を開始してもよい。例えば、このようにメーリングリストごとに一定時間の経過を待つことで、電子メールの小分け送信が可能となる。
送信判定部212は、メール送信部210による送信に対する応答結果を参照して、電子メールの送信が失敗したか否かを送信先のメールアドレスごとに判定する。具体的には、送信判定部212は、エラーメッセージを受信したメールアドレスについては電子メールの送信に失敗したと判定する。一方、エラーメッセージを受信しなかったメールアドレスについては、電子メールの送信に成功したと判定する。なお、その際、送信判定部212は、後述のエラーコード保持部に保持されたエラーコードがメッセージに含まれている場合、そのメッセージはエラーメッセージであると判断する。このエラーコードは、送信先のメールサーバ、例えばプロバイダのメールサーバなどから送信される。実施の形態1では、そのコードとして、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のレスポンスコードを用いるものとする。
他の例として、送信判定部212は、エラーメッセージの受信可否に応じてではなく、メールサーバ200が出力するログ情報そのものを参照して、送信の成否を判定してもよい。この場合、送信判定部212は、ログ情報に記述されたコードが示す内容に応じて判定する。例えば、正常コードであれば「成功」、エラーコードであれば「失敗」と判定する。なお、送信に失敗したメールアドレスやエラーに関する各種情報は後述のエラー管理保持部内に格納される。
エラーコード保持部202には、詳細は後述するが、SMTPの応答コードと、その応答コードに対応したエラーの内容とが設定されている。
エラー管理保持部204は、送信に失敗した電子メールに関する情報をエラーメールリストとして保持する。例えば、詳細は後述するが、エラー管理保持部204には、電子メールの送信に失敗したメールアドレス、エラーコード、エラーが発生した日付などが保持される。このエラー管理保持部204に保持されたエラーメールリストは、例えば、1日に1回、自動出力され、業務サーバ100宛てに送信される。以下、最後に、業務サーバ100の残りの構成要素について詳述する。
業務サーバ100の判定情報取得部112は、電子メールの送信に失敗したか否かを示す判定結果情報をメールサーバ200から取得する。具体的には、判定情報取得部112は、判定結果情報として、エラー管理保持部204から出力されるエラーメールリストを取得する。なお、このエラーメールリストに含まれるメールアドレスは電子メールの送信に失敗した送信先であり、一方、このリストに含まれないメールアドレスは、電子メールの送信に成功した送信先である。
フラグ関連付け部114は、判定情報取得部112により取得された判定結果情報を参照し、メールアドレス保持部102から取得された複数のメールアドレスのうち送信に失敗した電子メールの送信先のメールアドレスを、送信に失敗したことを示すフラグと関連付けて、例えばメールアドレス保持部102に格納する。具体的には、フラグ関連付け部114は、判定情報取得部112により取得されたエラーメールリストを参照し、そのエラーメールリストに含まれるメールアドレスと一致するメールアドレスを、メールアドレス保持部102から取得された複数のメールアドレスから検索する。次に、フラグ関連付け部114は、その検索されたメールアドレスを、送信に失敗したことを示すフラグを付加して格納する。その結果、業務サーバ100は、メールアドレス保持部102内のフラグを参照することにより、送信に失敗したメールアドレスを特定できる。
分類部116は、メールアドレス保持部102内の、送信指示部110により取得された複数のメールアドレスを対象に、そのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類する。その際、分類部116は、メールアドレス保持部102内の取得された複数のメールアドレスのそれぞれに、そのメールアドレスが属するグループのドメイン名をぞれぞれ関連付けて保持してもよい。
例えば、メールアドレスが「登録ユーザのアカウント名@ドメイン名」形式で構成される場合、分類部116は、アットマーク記号以降に記述されたドメイン名ごとに分類してもよい。具体的には、分類部116は、あるドメイン名、例えばドメイン名「b.ne.jp」を有する複数のメールアドレスをある一つのグループ、例えば、ドメイン名「b.ne.jp」のグループに分類する。
算出部118は、分類部116により分類されたグループのそれぞれについて、そのグループ内のフラグ関連付け部114によりフラグが関連付けられたメールアドレスの数に応じたエラー発生値を算出する。実施の形態1に係るエラー発生値は、例えば、フラグ関連付け部114によりフラグが関連付けられたメールアドレスの数そのものであり、各グループごとに算出されたエラー発生値は、送信に失敗した電子メールの数をドメイン名ごとに集計したものである。
設定部122は、電子メールの送信に失敗しやすいか否か、すなわち電子メールを小分けして送信するか否かの判断基準となる基準値を業務サーバ100の内部に設定する。この基準値は担当者によってドメイングループごとに指定される。この場合、例えばこの基準値は、担当者の社内端末から業務サーバ100に送信されることで業務サーバ100の内部に設定される。なお、この基準値は、送信指示部110による送信指示処理が行われる前にあらかじめ設定されてもよい。
特定部120は、算出部118により算出されたエラー発生値に基づいて、フラグ関連付け部114により関連付けられたメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する。具体的には、特定部120は、算出部118により算出されたエラー発生値と設定部122により設定された基準値との比較結果に基づいて、電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する。例えば、特定部120は、エラー発生値が基準値を上回っている場合、そのエラー発生値を算出したグループのドメイン名を電子メールの送信に失敗しやすいドメイン名と判断し、電子メールの小分け送信の対象とする。なお、実施の形態1では、この比較処理は分類部116により分類されたグループごとに行われる。なお、小分け送信の対象と特定されるドメイン名の数は比較結果に応じて、ゼロの場合もあるし二以上の場合もある。
図2は、実施の形態1に係るメールアドレス保持部の構成の一例を示す。図2に示すメールアドレス保持部102には、メールアドレスとそのメールアドレス宛てに送信された電子メールについて送信に成功したか否かを示すフラグが保持される。このフラグは、フラグ関連付け部により設定される。そのメールアドレス保持部102には、メールアドレス欄150と、フラグ欄152とが設けられる。メールアドレス欄150には、登録ユーザのメールアドレスが格納される。フラグ欄152には、電子メールの送信に成功又は失敗したことを示すフラグが格納される。例えば、フラグ「1」が設定された場合は送信の失敗、フラグ「0」が設定された場合は送信の成功を意味するものとし、その様子を図2に示す。
第1データ154についていえば、「aaa@b.ne.jp」宛てに送信された電子メールは、送信に失敗したことを示す。一方、第2データ156についていえば、「ccc@d.ne.jp」宛てに送信された電子メールは、送信に成功したことを示す。
図3は、実施の形態1に係る本文情報保持部の構成の一例を示す。図3に示す本文情報保持部104には、種別番号欄160と、本文情報欄162と、本文情報タイトル欄164と、作成日欄166とが設けられる。種別番号欄160には、本文情報を一意に特定するための識別番号が格納される。本文情報欄162には、本文情報の内容そのものが格納される。本文情報タイトル欄164には、本文情報の要約や概要を示すタイトル名が格納される。作成日欄166には、本文情報が担当者によって作成された日付が格納される。
本文情報168についていえば、種別番号として「A001」が関連付けられており、本文情報は「お世話になっております。○○証券よりWEBセミナーのお知らせがございます。〜」で、タイトル名は「第1回セミナー開催のお知らせ」であることを示す。また、それら情報の作成日は「YYYY.MM.DD」であることを示す。
図4は、実施の形態1に係るエラー管理保持部の構成の一例を示す。図4に示すエラー管理保持部204には、種別番号欄160と、エラーメールアドレス欄252と、エラーコード欄254と、エラー日付欄256とが設けられる。種別番号欄160には、本文情報を一意に特定するための識別番号が格納される。エラーメールアドレス欄252には、電子メールの送信に失敗したメールアドレスが格納される。エラーコード欄254には、送信先のメールサーバ、例えばプロバイダのメールサーバから送信されるエラーコードが格納される。なお、実施の形態1では、前述のごとく、エラーコードとして、SMTPのレスポンスコードを用いるものとする。エラー日付欄256には、エラーが発生した日付が格納される。
図5は、実施の形態1に係るエラーコード保持部の構成の一例を示す。図示の例では、SMTPの応答コードと、その応答コードに対応したエラーの内容とが設定されている。送信判定部212は、このエラーコード保持部202を参照することで、そのコードがエラーを表すか正常を表すかを特定できる。
図6は、実施の形態1に係る分類部によりメールアドレスがドメイン別に分類された様子を模式的に示す。本図では、送信指示部110により取得されたメールアドレスを対象に、それらメールアドレスの全体数に対して、各グループに属するメールアドレス数の占める割合を円グラフ66として表示する。すなわち、円グラフ内の扇形図形の面積の違いによって、そのグループに属するメールアドレス数の構成比の差が表現される。
例えば、本図では、送信指示部110により取得されたメールアドレスの全体数が1700個であり、そのうち、グループ「b.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が700個、グループ「d.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が400個、グループ「f.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が600個である場合を示す。図示のごとく、送信指示部110により取得された複数のメールアドレスが分類部により複数のドメイン別グループ、例えば、グループ「b.ne.jp」、グループ「d.ne.jp」及びグループ「f.ne.jp」に分類される。
円グラフを構成するそれぞれの扇形エリアには、分類部により生成されたグループのそれぞれが対応付けられる。また、本図に示すごとく、それぞれの扇形エリアの内部には、フラグ関連付け部114によりフラグ「1」が関連付けられた、すなわち送信に失敗したメールアドレス群が表示されている。具体的には、その送信に失敗したメールアドレス群として、第1エラーメールアドレス群60,第2エラーメールアドレス群62、及び第3エラーメールアドレス群64がその群に対応付けられた扇形エリアの内部に表示されている。なお、これらエラーメールアドレス群は、同一のドメイン名を有するエラーメールアドレスをそれぞれあつめたものである。
図7は、実施の形態1に係る特定部により、エラーメールアドレス数と基準値との比較結果に基づいて、電子メールの送信に失敗しやすいドメイン名が特定される様子を模式的に示す。なお、説明の便宜のため、分類部により生成された各グループや、そのグループに属するメールアドレス数は図6で述べた場合と同様とする。図7では、図6のように分類された場合における比較処理の様子を円グラフ76を用いて模式的に示す。
各グループに対応付けられた各扇形エリアの内部には、全体数表示エリア70と、エラー数表示エリア72と、基準値表示エリア74とが設けられる。全体数表示エリア70にはそのグループに属するメールアドレスの全体数、エラー数表示エリア72にはそのグループに属するエラーメールアドレスの数、基準値表示エリア74には設定部122により設定された基準値がグループごとに表示されている。本図では、例えば、グループ「b.ne.jp」の場合、メールアドレスの全体数として「700」、エラーメールアドレスの数として「680」、基準値として「560」が表示されている。
フラグ関連付け部により関連付けられたメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名、例えば「b.ne.jp」、「d.ne.jp」及び「f.ne.jp」の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名が特定される。グループ「b.ne.jp」の場合、エラーメールアドレス数が基準値を上回っているため、特定部120により、送信に失敗しやすいドメイン名、すなわち電子メールの小分け対象のドメイン名であると特定される。一方、その他のグループの「d.ne.jp」や「f.ne.jp」については、エラーメールアドレス数が基準値を下回っているため、特定部120により、電子メールの小分け対象のドメイン名であると特定されない。
図8は、実施の形態1に係る電子メールの処理の流れの一例を示す。以下、前述した図を適宜用いてこの流れを具体的に説明する。
設定部122は、電子メールの送信に失敗しやすいか否かの判断基準となる基準値を担当者の指示により設定する(S10)。例えば、図7に示すごとく、グループ「b.ne.jp」に対しては基準値「560」、グループ「d.ne.jp」に対しては基準値「320」、グループ「f.ne.jp」に対しては基準値「480」が設定されている。
業務サーバ100の送信指示部110は、電子メールの送信指示として、送信対象の本文情報や送信先のメールアドレスを社内端末から受け付ける(S12)。ここで、例えば、図3に示すように、本文情報として「お世話になっております。○○証券よりWEBセミナーのお知らせがございます。〜」、タイトル名として「第1回セミナー開催のお知らせ」、種別番号として「A001」、さらに送信先のメールアドレスとしてメールアドレス保持部102内のすべてのアドレス、例えば、図2に示す「aaa@b.ne.jp」や「ccc@d.ne.jp」などが指定されたものとする。
図3に示すごとく、社内端末から受け付けた本文情報及び種別番号は互いに関連づけられ、履歴として本文情報保持部104内に保持される。その際、本文情報の作成日も本文情報保持部104内に保持される。
業務サーバ100の送信指示部110は、メールアドレス保持部102内から取得した複数のメールアドレス内に、特定部120により特定された、電子メールの小分け対象のドメイン名が含まれるか否かをチェックする。なお、一例として、この段階では、電子メールの小分け対象のドメイン名は、特定部120により未だ特定されていないものとする。
電子メールの小分け対象のドメイン名が含まれない場合(S14のN)、送信指示部110は、メールアドレス保持部102から取得した複数のメールアドレス、例えば、図2に示す「aaa@b.ne.jp」や「ccc@d.ne.jp」などを含む一つのメーリングリストを生成する。送信指示部110は、電子メールの送信依頼に際して、社内端末から受け付けた本文情報と、一つのメーリングリストとをメールサーバ200のメール送信部210宛てに送信する。
メールサーバ200のメール送信部210は、業務サーバ100の送信指示部110により受信されたメーリングリストごとに電子メールの送信を実行する。例えば、業務サーバ100の送信指示部110により受信されたメーリングリストが一つである場合、メール送信部210は、そのメーリングリスト内のメールアドレス宛ての電子メールを一括して送信する(S18)。
送信判定部212は、送信先のメールアドレスごとに、例えば「aaa@b.ne.jp」や「ccc@d.ne.jp」のそれぞれについて、電子メールの送信が成功したか失敗したかを判定する(S20)。ここで、例えば、「aaa@b.ne.jp」についてはエラーメッセージを受信し、「ccc@d.ne.jp」についてはエラーメッセージを受信しなかったものとする。
この場合、送信判定部212は、エラーコード保持部202を参照し、エラーメッセージを受信したメールアドレス「aaa@b.ne.jp」については電子メールの送信に失敗したと判定する。一方、エラーメッセージを受信しなかったメールアドレス「ccc@d.ne.jp」については、電子メールの送信に成功したと判定する。図4に示すごとく、電子メールの送信に失敗したと判定されたメールアドレス「aaa@b.ne.jp」やその他エラーに関連する情報を含むエラーメールリストが、エラー管理保持部204内に保持される。送信判定部212は、エラー管理保持部204内からエラーメールリストを出力し、それを業務サーバ100に送信する(S22)。
業務サーバ100は、メールサーバ200の送信判定部212から送信されたエラーメールリストを受信する(S24)。業務サーバ100のフラグ関連付け部114は、そのエラーメールリストを参照し、そのエラーメールリストに含まれるメールアドレス、例えば、「aaa@b.ne.jp」と一致するメールアドレスをメールアドレス保持部102から検索する。さらに、フラグ関連付け部114は、図2に示すごとく、メールアドレス保持部102内の検索されたメールアドレスに、例えば、「aaa@b.ne.jp」に、送信の失敗を示すフラグとして「1」を付加する(S26)。
メールアドレス保持部102内の、送信指示部110により取得された複数のメールアドレスは、そのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類部116によって分類される(S28)。例えば、図6に示すごとく、それら複数のメールアドレスは分類部116によって、グループ「b.ne.jp」、グループ「d.ne.jp」及びグループ「f.ne.jp」に分類される。
算出部118は、分類部116により分類されたグループのそれぞれについて、そのグループ内のフラグ関連付け部114によりフラグが関連付けられたメールアドレスの数をエラー発生値として算出する。例えば、図7に示すごとく、グループ「b.ne.jp」に対応するエラー発生値、例えばエラーメールアドレス数として「680」、同様にグループ「d.ne.jp」に対して「0」、グループ「f.ne.jp」に対して「300」が算出される(S30)。
特定部120は、算出部118により算出されたエラー発生値と設定部122により設定された基準値とをグループごとに比較する(S32)。図7に示すグループ「b.ne.jp」についていえば、そのグループに対応するエラー発生値「680」が基準値「560」を上回っているため、特定部120は、そのグループに対応するドメイン名を電子メールの小分け送信の対象のドメイン名と判断する(S34)。
一方、図7に示すグループ「d.ne.jp」についていえば、そのグループに対応するエラー発生値「0」が基準値「320」を下回っているため、特定部120は、そのグループのドメイン名を電子メールの小分け送信の対象のドメイン名と判断しない。同様に、図7に示すグループ「f.ne.jp」についても、そのグループに対応するエラー発生値「300」が基準値「480」を下回っているため、特定部120は、そのグループのドメイン名を電子メールの小分け送信の対象のドメイン名と判断しない。
送信に失敗した電子メールの再送設定等がされていて、電子メールの送信処理が継続する場合(S36のN)、ステップ12以降の処理が繰り返し行われる。その際、メールアドレス保持部102から取得した送信対象のメールアドレス内に、特定部120により特定されたドメイン名が含まれる場合(S14のY)、送信指示部110は、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバ200に指示する。具体的には、送信指示部110は、そのドメイン名を含む複数のメールアドレスを複数のメーリングリストに区分し(S16)、区分した複数のメーリングリストと、本文情報とをメールサーバ200のメール送信部210宛てに送信する。
メールサーバ200のメール送信部210は、受信されたメーリングリストが複数、例えば3つであれば、それらメーリングリスト内のメールアドレス宛ての電子メールを3回に分けて送信する。また、送信に失敗した電子メールの再送設定等がされていない場合(S36のY)、電子メールの送信処理が完了する。
実施の形態1によれば、一括送信時に送信に失敗しやすいと判断したドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールの送信を小分けして実施することで、そのドメイン名を管轄するプロバイダにより迷惑メールとして処理される可能性を低めることができる。その結果、業務サーバ100は、フィルタリング機能に起因する電子メールの送信エラーの発生を抑制でき、そのエラーの発生によるサーバへの負荷を低減できる。また、メールサーバ200による電子メールの送信の失敗の可能性を低めることで、ユーザにその電子メールの内容をより確実に知らしめることができる。
実施の形態2
実施の形態1に係る業務サーバ100は、特定部120により特定されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示したが、実施の形態2に係る業務サーバ100はさらに、小分け送信の対象のドメイン名の指定をユーザからあらかじめ受け付けた場合、その受け付けたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分け送信するようメールサーバに指示する機能を有する。
図9は、実施の形態2に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す。実施の形態2に係る業務サーバ100には、実施の形態1に係る業務サーバ100に対し、指定受付部124が新たに設けられる。また、実施の形態2に係る送信指示部110はさらに後述の機能を有する。なお、本図を含め以降の図に示す装置構成も、ハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。
指定受付部124は、電子メールの小分け送信の対象のドメイン名の指定を担当者から社内端末を介してあらかじめ受け付ける。例えば、指定受付部124は、電子メールの小分け送信の対象のドメイン名として「b.ne.jp」をユーザから受け付ける。また、電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を受け付けるとともに、そのドメイン名を含むメールアドレス宛てへの電子メールの小分け数をユーザから受け付けてもよい。
送信指示部110はさらに、指定受付部124によりユーザからのドメイン名の指定をあらかじめ受け付けた場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバ200に指示する。例えば、送信指示部110は、メールアドレス保持部102から取得した複数のメールアドレスを参照し、指定受付部124により受け付けたドメイン名、例えば「b.ne.jp」が含まれている場合に、そのドメイン名「b.ne.jp」を含む複数のメールアドレスを、指定受付部124により受け付けた小分け数の、例えば3つのメーリングリストに区分する。
この場合、送信指示部110は、電子メールの本文情報と、3つに区分したメーリングリストとをメールサーバ200に送信し、ドメイン名「b.ne.jp」を含むメールアドレス宛ての電子メールの送信を3回に小分けして実施するようメールサーバ200に指示する。
実施の形態2によれば、担当者主導で事前に、電子メールの一括送信時に送信に失敗しやすいドメイン名を含むメールアドレス宛てへの電子メールを小分けして送信できる。これにより、フィルタリング機能に起因する電子メールの送信エラーの発生をあらかじめ担当者側で抑制できる。
実施の形態3
実施の形態1に係る業務サーバ100は、特定部120により特定されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示したが、実施の形態3に係る業務サーバ100はさらに、送信対象の電子メールに添付ファイルが付属している場合、その添付ファイルを電子メールから切り出し、ウェブサイトに掲載する機能を有する。
図10は、実施の形態3に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す。実施の形態3に係る業務サーバ100には、実施の形態1に係る業務サーバ100に対し、添付ファイル検出部126と、切出部128と、付加部130と、掲載部132とが新たに設けられる。また、実施の形態3に係る送信指示部110はさらに後述の機能を有する。
添付ファイル検出部126は、送信対象の電子メールに添付ファイルが付属しているか否かを検出する。具体的には、添付ファイル検出部126は、送信対象の電子メールの添付ファイル名欄を参照し、何らかのファイル名が入力されている場合には、添付ファイルが付属していると検出してもよい。他の例として、添付ファイル検出部126は、メールサーバ200により生成された電子メールのサイズを参照し、そのサイズが所定値以上、例えば、100キロバイト以上であれば、添付ファイルが付属していると検出してもよい。添付ファイルの例として、画像データファイル、特定のアプリケーションで作成された文書ファイルなどが挙げられる。
なお、添付ファイル検出部126は、メールサーバ200により電子メールが送信されるタイミングで、添付ファイルが付属しているか否かを検出する。他の例として、添付ファイル検出部126は、電子メールに含めるための添付ファイルの入力をユーザから受け付けた場合、その電子メールに添付ファイルが付属していると検出してもよい。
切出部128は、添付ファイル検出部126により添付ファイルが付属していると検出された場合、送信対象の電子メールから添付ファイルを切り出す。その際、切出部128は、その切り出した添付ファイルを、そのファイルの送信先となるメールアドレスと関連付けて本文情報保持部104内に格納してもよい。
付加部130は、切出部128により切り出された添付ファイルの掲載場所を示す掲載場所情報を、その添付ファイルを切り出した電子メールに付加する。具体的には、付加部130は、掲載場所情報を電子メールの本文部分に追加記載する。この掲載場所情報の例として、添付ファイルの、ネットワークにおける位置を特定するための情報であるURL(Uniform Resource Locator)が挙げられる。このURLは「httpで始まるアドレス名」や「ftpで始まるアドレス名」などで形成される。なお、切り出された添付ファイルは、ネットワーク12を介して公開可能なディレクトリ内に格納されるものとする。
掲載部132は、付加部130により掲載場所情報が付加された電子メールの送信先のユーザがアクセス可能なウェブサイトに、切出部128により切り出された添付ファイルを掲載する。具体的には、掲載部132は、その添付ファイルを含めたページを新たに生成し、ユーザがアクセス可能なウェブサイト、例えば、業務サーバ100が提供するそのユーザ専用のウェブサイトにそのページを掲載する。なお、掲載部132は、添付ファイルの内容を直接そのページ内に記述してもよいし、また、添付ファイルの内容を参照するためのURLなどのリンク先の情報をそのページ内に記述してもよい。
送信指示部110はさらに、添付ファイルが付属された電子メールに代えて、付加部130により掲載場所情報が付加された電子メールを送信するようメールサーバ200に指示する機能を有する。その結果、ユーザは、添付ファイルの掲載場所を電子メールを介して知ることができる。
業務サーバ100は、ユーザ端末50により受け付けたユーザからの添付ファイルの参照要求に応じて、その添付ファイルを含むウェブページをネットワーク12を介してユーザに提示する。具体的には、業務サーバ100は、そのウェブページを、アクセス要求元のユーザ端末50にネットワーク12を介して送信する。ユーザ端末50のWebブラウザ52は、業務サーバ100から送信されたウェブページをディスプレイなどの出力装置を介して表示する。
図11は、実施の形態3に係る添付ファイルを含む場合の電子メールを示す。本図に示す電子メールには、差出人としてメールアドレス「info@○○-shouken.co.jp」、宛先としてメーリングリスト「mailinglist1」、題名として「第1回セミナー開催のお知らせ」が指定されていて、添付ファイル欄80には添付ファイル82として「temp1.doc」が含まれている。この電子メールがメールサーバ200により送信される際、添付ファイル検出部126により添付ファイルが付属しているものと検出され、切出部128により添付ファイル82が切り出される。
図12は、実施の形態3に係る掲載場所情報が付加された場合の電子メールを示す。本図に示す電子メールには、掲載場所情報84として業務サーバ100が提供するウェブサイトのURLが付加されている。ユーザは、ユーザ端末50のWebブラウザ52を介してこのURLのウェブサイトにアクセスすることにより、添付ファイルの内容を知ることができる。
ところで、多くのプロバイダは、電子メールに添付ファイルが付属している場合やその添付ファイルのサイズが所定値以上である場合に、その電子メールを迷惑メールとして処理するフィルタリング機能を、自身のメールサーバに対して施している場合がある。実施の形態3によれば、送信対象の電子メールから添付ファイルを送信前にあらかじめ切り出すことによって、中継先のプロバイダによって迷惑メールとして処理される可能性をあらかじめ低めることができる。
実施の形態4
実施の形態1に係る業務サーバ100は、特定部120により特定されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示したが、実施の形態4に係る業務サーバ100はさらに、電子メールの送信の失敗に関するエラーレポートをプロバイダに提示する機能を有する。
図13は、実施の形態4に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す。実施の形態4に係る業務サーバ100には、実施の形態1に係る業務サーバ100に対し、レポート出力部134と、レポート提供部136とが新たに設けられる。
レポート出力部134は、特定部120により特定されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールの送信が失敗した旨を含む情報をエラーレポートとして出力する。このエラーレポートには、送信に失敗したメールアドレスの他、エラーコードやエラー発生日も記載されてよい。このエラーレポートは業務サーバ100により自動的に出力されるため、担当者が手作業で作成する手間を省くことができる。
レポート提供部136は、特定部120により特定されたドメイン名を管轄するプロバイダに、レポート出力部134により出力されたエラーレポートを提示する。その際、レポート提供部136は、そのエラーレポートをネットワーク12を介して電子ファイルとして提示してもよいし、FAX通信や郵便などのオフライン手段を介して紙媒体や電子媒体として提示してもよい。
実施の形態4によれば、電子メールの送信が失敗した旨を含むエラーレポートをプロバイダに提示することで、プロバイダが自身のメールサーバに対して施しているフィルタリング機能の設定の変更、例えば迷惑メールの判定基準ルールの変更を促すことができる。
実施の形態5
実施の形態1に係る業務サーバ100は、特定部120により特定されたドメイン名を含むメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示したが、実施の形態5に係る業務サーバ100はさらに、ユーザによってそのドメイン名を有するメールアドレスが入力される場合、注意を促すメッセージをそのユーザに通知する機能を有する。
図14は、実施の形態5に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す。実施の形態5に係る業務サーバ100には、実施の形態1に係る業務サーバ100に対し、入力受付部138と、一致判定部140と、通知部142とが新たに設けられる。
入力受付部138は、電子メールの送信先となるメールアドレスの入力を、例えば業務サーバ100が提供するウェブページを介してユーザから受け付ける。具体的には、例えば、実施の形態5に係る業務サーバ100は、メールアドレス登録用のページをユーザ端末50のWebブラウザ52を介してユーザに提示する。ユーザは、提示されたメールアドレス登録用のページの入力ボックス内にメールアドレスを入力する。このとき、入力されたメールアドレスはネットワーク12を介して業務サーバ100に送信される。
一致判定部140は、入力受付部138により受け付けたメールアドレスに含まれるドメイン名が、特定部120により特定されたドメイン名と一致するか否かを判定する。具体的には、一致判定部140は、その受け付けたメールアドレスに含まれるドメイン名、例えば「b.ne.jp」が、電子メールの小分け送信の対象と特定されたドメイン名と一致するか否かを判定する。
通知部142は、一致判定部140により一致すると判定された場合、例えば、メールアドレスの入力後のタイミングで、そのメールアドレスの登録に関して注意を促すメッセージをユーザに通知する。具体的には、通知部142は、業務サーバ100が提供するウェブサイトを介して、あるいは電子メールを介してそのメッセージを通知する。その注意を促すメッセージの例として「そのドメイン名を含む電子メールの登録は推奨しておりません」などが挙げられる。なお、通知部142はさらに、小分け対象のドメイン名ではないドメイン名をユーザに通知し、そのドメイン名を含むメールアドレスの入力を促してもよい。
実施の形態5によれば、電子メールの小分け対象のドメイン名、すなわち送信に失敗しやすいドメイン名を含むメールアドレスの業務サーバ100へのユーザによる登録を抑制できる。その結果、業務サーバ100は、電子メールの送信エラーの発生を抑制でき、そのエラーの発生によるサーバへの負荷を低減できる。また、メールサーバ200による電子メールの送信の失敗の可能性を低めることで、業務サーバ100は、ユーザにその電子メールの内容をより確実に知らしめることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
このほかにも、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
実施の形態に係るエラー発生値は、フラグ関連付け部114によりフラグが関連付けられたメールアドレスの数そのものであったが、変形例として、そのエラー発生値は、フラグ関連付け部114によりフラグが関連付けられたメールアドレスの数を、そのメールアドレスを含むグループに属するメールアドレスの全体数で除した値であってもよい。すなわち、本変形例に係るエラー発生値は、グループごとに算出されたエラー発生率である。この場合、特定部120は、エラー発生率が設定部122により設定された基準値を超える場合、そのエラー発生率を導出したドメイン名を電子メールの小分け対象のドメイン名と判定してもよい。以下、エラー発生率に基づくドメイン名の特定処理を例を挙げて示す。
例えば、図7と同様に、送信指示部110により取得されたメールアドレスの全体数が1700個であり、そのうち、グループ「b.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が700個、グループ「d.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が400個、グループ「f.ne.jp」に属するメールアドレスの全体数が600個であるとする。ここで、例えば、グループ「b.ne.jp」の場合のエラーメールアドレスの数として「680」が算出され、基準値として「0.8」が設定されているとする。この場合、680を700で除したエラー発生率が、基準値「0.8」を上回っているため、ドメイン名「b.ne.jp」は、小分け送信の対象のドメイン名であると特定される。
実施の形態に係る情報提供システムは、業務サーバ100とメールサーバ200の二つのサーバを有しているが、変形例として、そのメールサーバ200の構成要素を業務サーバ100に組み込んだ一つの業務サーバで構成されてもよい。
実施の形態に係る業務サーバ100とメールサーバ200は二つとも同一企業内に導入されるものとしたが、変形例として、そのメールサーバ200を外部の業者に委託してもよい。
実施の形態に係る算出部118は、エラーの内容に関係なく、送信に失敗したメールアドレスがあれば、そのメールアドレスをカウントしたが、変形例として、フィルタリング機能による受信拒否を示すエラーコードが存在すれば、そのエラーコードに基づいてエラーメールアドレス数を算出してもよい。
実施の形態1に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す図である。 実施の形態1に係るメールアドレス保持部の構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る本文情報保持部の構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエラー管理保持部の構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエラーコード保持部の構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る分類部によりメールアドレスがドメイン別に分類された様子を模式的に示す図である。 実施の形態1に係る特定部により、エラーメールアドレス数と基準値との比較結果に基づいて、電子メールの送信に失敗しやすいドメイン名が特定される様子を模式的に示す図である。 実施の形態1に係る電子メールの処理の流れの一例を示す図である。 実施の形態2に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す図である。 実施の形態3に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す図である。 実施の形態3に係る添付ファイルを含む場合の電子メールを示す図である。 実施の形態3に係る掲載場所情報が付加された場合の電子メールを示す図である。 実施の形態4に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す図である。 実施の形態5に係る電子メール処理装置を含む情報提供システム、及びユーザ端末の構成を示す図である。
符号の説明
100 業務サーバ、 102 メールアドレス保持部、 110 送信指示部、 112 判定情報取得部、 114 フラグ関連付け部、 116 分類部、 118 算出部、 120 特定部、 122 設定部、 124 指定受付部、 126 添付ファイル検出部、 128 切出部、 130 付加部、 132 掲載部、 134 レポート出力部、 136 レポート提供部、 138 入力受付部、 140 一致判定部、 142 通知部、 200 メールサーバ。

Claims (10)

  1. データベースから取得した複数のメールアドレス宛てに電子メールを一括して送信するようメールサーバに指示する送信指示部と、
    電子メールの送信に失敗したか否かを示す判定結果情報をメールサーバから取得する判定情報取得部と、
    前記判定結果情報を参照し、前記取得された複数のメールアドレスのうち送信に失敗した電子メールの送信先のメールアドレスを、送信に失敗したことを示すフラグと関連付けて格納するフラグ関連付け部と、
    前記取得された複数のメールアドレスをそのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類する分類部と、
    前記分類された各グループごとに、そのグループ内の前記関連付けられたメールアドレスの数に応じたエラー発生値を算出する算出部と、
    前記算出されたエラー発生値に基づいて、前記関連付けられたメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する特定部と、
    を備え、
    前記送信指示部は、前記取得したメールアドレスに前記特定されたドメイン名が含まれる場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示することを特徴とする電子メール処理装置。
  2. 前記エラー発生値は、前記関連付けられたメールアドレスの数そのものであることを特徴とする請求項1に記載の電子メール処理装置。
  3. 前記エラー発生値は、前記関連付けられたメールアドレスの数を、そのメールアドレスが属するグループ内に存在するメールアドレスの全体数で除した値であることを特徴とする請求項1に記載の電子メール処理装置。
  4. 電子メールを小分けして送信するか否かの判断基準となる基準値を設定する設定部をさらに備え、
    前記特定部は、前記算出されたエラー発生値と前記設定された基準値との比較結果に基づいて、電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  5. 電子メールの小分け送信の対象のドメイン名の指定をユーザからあらかじめ受け付ける指定受付部をさらに備え、
    前記送信指示部は、前記指定受付部によりユーザからのドメイン名の指定をあらかじめ受け付けた場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  6. 送信対象の電子メールに添付ファイルが付属しているか否かを検出する添付ファイル検出部と、
    前記添付ファイルが付属していると検出された場合、前記送信対象の電子メールから前記添付ファイルを切り出す切出部と、
    前記切り出された添付ファイルの掲載場所を示す掲載場所情報を前記添付ファイルを切り出した電子メールに付加する付加部と、
    をさらに備え、
    前記送信指示部はさらに、前記添付ファイルが付属された電子メールに代えて前記掲載場所情報が付加された電子メールを送信するよう指示することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  7. 前記掲載場所情報が付加された電子メールの送信先のユーザがアクセス可能なウェブサイトに、前記切り出された添付ファイルを掲載する掲載部をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の電子メール処理装置。
  8. 電子メールの送信が失敗した旨を含む情報をエラーレポートとして出力するレポート出力部と、
    前記特定されたドメイン名を管轄するインターネットサービスプロバイダに前記出力されたエラーレポートを提示するレポート提供部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  9. 電子メールの送信先となるメールアドレスの入力をユーザから受け付ける入力受付部と、
    前記受け付けたメールアドレスに含まれるドメイン名が、前記特定されたドメイン名と一致するか否かを判定する一致判定部と、
    前記一致すると判定された場合、注意を促すメッセージをユーザに通知する通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  10. データベースから取得した複数のメールアドレス宛てに電子メールを一括して送信するようメールサーバに指示する機能と、
    電子メールの送信に失敗したか否かを示す判定結果情報をメールサーバから取得する機能と、
    前記判定結果情報を参照し、前記取得された複数のメールアドレスのうち送信に失敗した電子メールの送信先のメールアドレスを、送信に失敗したことを示すフラグと関連付けて格納する機能と、
    前記取得された複数のメールアドレスをそのメールアドレスに含まれるドメイン名ごとに複数のグループに分類する機能と、
    前記分類された各グループごとに、そのグループ内の前記関連付けられたメールアドレスの数に応じたエラー発生値を算出する機能と、
    前記算出されたエラー発生値に基づいて、前記関連付けられたメールアドレスのそれぞれに含まれる各ドメイン名の中から電子メールの小分け送信の対象のドメイン名を特定する機能と、
    を備え、
    前記指示する機能は、前記取得したメールアドレスに前記特定されたドメイン名が含まれる場合、そのドメイン名を含む複数のメールアドレス宛ての電子メールを小分けして送信するようメールサーバに指示する動作をコンピュータに発揮させることを特徴とする電子メール処理プログラム。
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