JP2008242624A - 決済システム、管理サーバ、端末、および決済プログラム - Google Patents

決済システム、管理サーバ、端末、および決済プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスに対する対価を達成度に応じて査定可能な決済システムを提供する。
【解決手段】所定のサービスの提供を受けるユーザのユーザ端末と、ユーザ端末にネットワーク20を介して接続される管理サーバ30と、を備えた決済システムにおいて、管理サーバ30は、ユーザの端末から、サービスの提供の申し込みをネットワーク20を介して受信する祈願受付部103と、ユーザの端末から、サービスに対する達成度をネットワーク20を介して受信する報告受付部121と、達成度に応じて、サービスに対する対価を変額して課金する課金処理部125と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、決済システム、管理サーバ、端末および決済プログラムに関し、特に、所定のサービスに対する対価を課金する決済システム、そのシステムの管理サーバおよび端末、並びに決済プログラムに関する。
従来の願掛け支援システムとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された願掛け支援システムは、サーバが、ユーザ端末からインターネットを介して供給される、ユーザの祈願内容を示すデータを、神社に設置された神社端末にインターンネットを介して送信する。神社端末は、印刷装置を備え、サーバから供給されるデータを受信すると、印刷装置を制御して、供給されたデータが示す祈願内容を所定の用紙に印刷することにより、ユーザのための御神札を生成するものである。
また、特許文献2に記載の祈願システムは、祈願端末が、御守りに内蔵されるICチップから読み取った御守りIDおよび神社仏閣IDと、祈願者の入力した祈願者情報および祈願内容を祈願サーバへ通知する。祈願サーバは、受信した祈願者情報および祈願内容を御守りIDおよび神社仏閣IDに対応させて記憶手段に書き込むとともに、神社仏閣IDで示される神社仏閣の神社仏閣サーバへ通知する。神社仏閣では、神社仏閣サーバが受信した祈願者情報および祈願内容に応じた御祈祷を行う。また、大願成就報告を行うことができ、祈願者は店舗などに出向き、御守りを祈願端末にかざして御守りに内蔵されるICチップから御守りIDを読み取り、祈願サーバへ通知し、大願成就報告の登録を要求する。祈願サーバでは、大願成就報告に応じた所定のポイントが加算される。
特開2003−228620号公報 特開2005−85097号公報 特開2003−58623号公報 特開2002−63266号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。すなわち、従来は志のあるユーザのみが実際に神社にお礼参りに行き、お賽銭を支払っていた。時間がなくて、お礼参りに行けなかったことを不安に思う場合もある。また、神社システムにおいて、その成就の度合いによって、返礼金の額を変更するという発想はなく、一律に金額を決定するしかなかった。神社システムに限らず、商品やサービスが提供された後、その商品やサービスを利用してみた結果の良否に応じて、事後に支払額を任意に可変できるシステムは存在しなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サービスに対する対価を達成度に応じて査定可能な決済システムを提供することにある。
本発明によれば、所定のサービスの提供を受けるユーザの端末と、
前記端末にネットワークを介して接続される管理サーバと、を備えた決済システムにおいて、
前記管理サーバは、
前記ユーザの前記端末から、前記サービスの提供の申し込みを前記ネットワークを介して受信する申込受信部と、
前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する達成度受信部と、
前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する課金部と、
を備える決済システムが提供される。
ユーザに提供されるサービスとは、たとえば、インターネットなどを介して申し込まれた所望の祈願依頼を寺社に行い、寺社にて依頼に応じて祈祷を行うことなどが挙げられる。そして、達成度とは、そのサービス(祈願内容)に対する結果がどのようであったかを示すものであり、サービスの提供を受けたユーザが評価して決定する。たとえば、ユーザが受験合格祈願をした場合、見事難関第1志望校に合格した場合は達成度を120%、滑り止めの学校に合格した場合は達成度80%、残念ながら全ての学校に落ちてしまった場合は達成度0%など、達成度をユーザが評価することができる。
この他の例として、たとえば、ダイエット食品や健康食品、化粧品、薬品、衛生用品、健康器具、健康用品などの商品を購入後、所定期間経過した後、その商品による効果がどのくらいあったかを達成度で評価することができる。あるいは、習い事、講習会、講座、学習塾の授業、通信教育などを受講後、その成果がどのくらいあったかを達成度で評価することができる。あるいは、旅行、エステ、美容整形、整体、ライブ、飲食、各種商品、リラクゼーションサービス、ゲームソフト、各種アプリケーションソフトウェアなど、あらゆる分野においてユーザに提供されるサービスについて、その効果や成果、満足度などを達成度で評価することができる。そして、これらの達成度に応じて、提供されたサービスに対する対価を変額して課金することができる。すなわち、サービスに対する所定の料金を、達成度に応じて、たとえば、0%、80%、100%、120%と変化させることができる。
また、課金部は、たとえば、請求代行サービスにより、携帯電話機やプロバイダの月々の請求から代金を引き落とす決済方法や、電子マネーやウェブマネーによるモバイル決済、クレジットカード決済、ネットバンキング決済、予め登録されている口座振替決済など様々な形態の決済方法などによって課金することができる。
この発明によれば、提供されたサービスに対して、ユーザがその達成度を評価して決定でき、達成度に応じた対価をユーザに課金することができる。
上記決済システムにおいて、管理サーバは、サービスの提供の申し込みを受け付ける申込ウェブページ、およびサービスに対する達成度を受け付ける達成度受付ウェブページをネットワークを介してユーザの端末に提供する提供部を備えることができる。
この構成によれば、ユーザの端末から所定のウェブページにアクセスすることで、サービスの申込、および達成度の入力が可能である。
上記決済システムにおいて、前記管理サーバは、前記申込受信部が前記申し込みを受信した後、所定期間経過後、前記達成度の送信を前記ユーザに催促する通知を行う通知部をさらに備えることができる。
上記決済システムにおいて、前記管理サーバの前記申込受信部は、寺社に対する祈願依頼を受信し、前記管理サーバは、前記祈願依頼をネットワークに接続された前記寺社の端末に送信する依頼送信部を含むことができ、前記管理サーバの前記達成度受信部は、前記ユーザの前記端末から、前記祈願依頼した祈願に対する成就の度合いとして達成度を前記ネットワークを介して受信することができる。
本発明によれば、所定のサービスの提供を受けるユーザの端末から、前記サービスの提供の申し込みをネットワークを介して受信する申込受信部と、
前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する達成度受信部と、
前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する課金部と、
を備える管理サーバが提供される。
上記管理サーバにおいて、前記申込受信部が前記申し込みを受信した後、所定期間経過後、前記達成度の送信を前記ユーザに催促する通知を行う通知部をさらに備えることができる。
通知部は、たとえば、予め登録されているユーザのメールアドレスにメールを送信することで、達成度の送信を催促することができる。あるいは、ユーザ専用のサービス提供履歴ページをホームページ上に設け、ユーザがそのページにアクセスした際、達成度の送信が未だであることや、達成度の送信を促すメッセージを表示させることができる。
上記管理サーバにおいて、前記申込受信部が受信した前記申し込みを受け付け、受付番号を発行する発行部と、前記サービスに対する前記対価の予定支払い金額を、前記ユーザの前記端末から、前記ネットワークを介して受信する予定金額受信部と、前記受付番号毎に、前記予定支払い金額を含む前記申し込みに関する情報を記憶する申込情報記憶部と、を備えることができ、前記達成度受信部は、前記ユーザの前記端末から、前記受付番号に対応付けられた達成度を受信し、前記課金部は、前記受付番号に対応する前記予定支払い金額を前記達成度に応じて変額し、前記サービスの前記対価として課金することができる。
この構成によれば、予め予定金額を設定しておき、後に達成度に応じて実際の支払い金額を変額することができる。予定支払い金額は、上限値と下限値、あるいは設定値からの変動幅、中心値と上下振り幅などで設定することができる。
上記管理サーバにおいて、前記申込受信部は、達成度の送信を前記ユーザに催促する期日の指定をさらに受信し、前記申し込みに関する情報とともに前記期日を前記申込情報記憶部に記憶することができる。
上記管理サーバにおいて、前記申込受信部は、寺社に対する祈願依頼を受信し、前記祈願依頼をネットワークに接続された前記寺社の端末に送信する依頼送信部を含むことができ、前記達成度受信部は、前記祈願依頼に対する達成度を受信することができる。
上記管理サーバにおいて、前記予定支払い金額は、前記寺社への予定返礼額とすることができる。
本発明によれば、所定のサービスの提供を受けるユーザの端末であって、
ネットワークを介して管理サーバに接続する接続部と、
前記サービスの提供の申し込みを前記管理サーバに前記ネットワークを介して送信する申込送信部と、
前記サービスに対する達成度を前記管理サーバに前記ネットワークを介して送信する達成度送信部と、を備える端末が提供される。
本発明によれば、コンピュータを、
所定のサービスの提供を受けるユーザの端末から、前記サービスの提供の申し込みをネットワークを介して受信する手段、
前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する手段、
前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する手段、として機能させるための決済プログラムが提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、サービスに対する対価を達成度に応じて査定可能な決済システムが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る決済システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態の決済システム1は、所定のサービスの提供を受けるユーザのユーザ端末10と、ユーザ端末10にネットワーク20を介して接続される管理サーバ30と、を備え、ユーザに提供されるサービスの対価に対して課金して決済を行うシステムである。本実施形態において、管理サーバ30は、さらに複数の寺社向け端末40にネットワーク20を介して接続される。なお、寺社向け端末40は、ユーザ端末10と異なるネットワークに接続されてもよい。
本実施形態において、ユーザ端末10に提供されるサービスは、インターネットなどを介して申し込まれた所望の祈願依頼を寺社に行い、寺社にて依頼に応じて祈祷を行う場合を例に説明する。以下、このサービスを「祈願受付サービス」と呼ぶこととする。祈願依頼は、管理サーバ30から寺社向け端末40に対してネットワーク20を介して行われ、寺社にて祈祷を行った後、その結果を寺社向け端末40から管理サーバ30に返信する。すなわち、本実施形態の祈願受付サービスによれば、ユーザは、ネット上で、特定の神社や仏閣を訪問し、そこで願掛けとお賽銭をお供えすることができる。
ユーザ端末10は、たとえば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、パーソナルコンピュータなどの通信端末装置である。寺社向け端末40は、パーソナルコンピュータやワークステーションなど汎用コンピュータや、あるいは、専用端末とすることができる。
管理サーバ30は、コンテンツ記憶部32と、を含む。コンテンツ記憶部32には、本実施形態の祈願受付サービスをユーザ端末10に提供するための各種ウェブページのコンテンツが記憶されている。管理サーバ30は、ユーザ端末10で入力された所定のURL(Uniform Resource Locator)を受け付け、コンテンツ記憶部32から該当するウェブページをユーザ端末10に提供する提供部(不図示)を含むことができる。ユーザ端末10は、予めインストールされているウェブブラウザ機能を用いて所定のURLを入力を受け付け、祈願受付サービスのウェブページにアクセスすることができる。
以下、ユーザ端末10は、携帯電話機を例として説明するが、これに限定されるものではない。ユーザ端末10は、ユーザ端末10の各要素とともに装置全体を制御するCPU(不図示)と、プログラムおよび各種データを記憶するとともに、CPUの作業領域を含むメモリ(不図示)と、表示部(不図示)と、複数の操作キー(不図示)と、アンテナ(不図示)を介して無線通信を行う無線通信部(不図示)と、スピーカ(不図示)と、マイク(不図示)と、カメラ(不図示)と、を含む。
また、管理サーバ30は、プロバイダが提供するポータルサイトの一部として、本実施形態の祈願受付サービスのウェブページを提供することもできる。
なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。また、決済システム1の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
図2は、本実施形態の決済システム1の管理サーバ30の構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の管理サーバ30は、ユーザの端末(図1のユーザ端末10)から、サービスの提供の申し込みをネットワーク20を介して受信する申込受信部(祈願受付部103)と、ユーザの端末(図1のユーザ端末10)から、サービスに対する達成度をネットワーク20を介して受信する達成度受信部(報告受付部121)と、達成度に応じて、サービスに対する対価を変額して課金する課金部(課金処理部125)と、を備える。
また、本実施形態の決済システム1の管理サーバ30は、決済プログラムをコンピュータが実行することにより実現される。本実施形態の決済プログラムは、コンピュータ(管理サーバ30)を、所定のサービスの提供を受けるユーザの端末(図1のユーザ端末10)から、サービスの提供の申し込みをネットワーク20を介して受信する手段(祈願受付部103)、ユーザの端末(図1のユーザ端末10)から、サービスに対する達成度をネットワーク20を介して受信する手段(報告受付部121)、達成度に応じて、サービスに対する対価を変額して課金する手段(課金処理部125)、として機能させる。
ここで、達成度とは、そのサービス(祈願内容)に対する結果がどのようであったかを示すものであり、サービスの提供を受けたユーザが評価して決定する。たとえば、本実施形態の祈願受付サービスで、ユーザが受験合格祈願をした場合、見事難関第1志望校に合格した場合は達成度を120%、滑り止めの学校に合格した場合は達成度80%、残念ながら全ての学校に落ちてしまった場合は達成度0%など、達成度をユーザが評価することができる。そして、本実施形態の祈願受付サービスでは、後述するように、ユーザは、お礼参りとして詣でる代わりに、達成度に応じて、予め設定していた返礼額を変更して寺社に納めることができる。すなわち、本実施形態の決済システム1は、達成度に応じて変更された返礼額を課金することができる。
なお、本発明の決済システム1は、たとえば、ダイエット食品や健康食品、化粧品、薬品、衛生用品、健康器具、健康用品などの商品を購入後、所定期間経過した後、その商品による効果がどのくらいあったかを達成度で評価することができる。あるいは、習い事、講習会、講座、学習塾の授業、通信教育などを受講後、その成果がどのくらいあったかを達成度で評価することができる。
あるいは、旅行、エステ、美容整形、整体、ライブ、飲食、各種商品、リラクゼーションサービス、ゲームソフト、各種アプリケーションソフトウェアなど、あらゆる分野においてユーザに提供されるサービスについて、その効果や成果、満足度などを達成度で評価することができる。そして、これらの達成度に応じて、提供されたサービスに対する対価を変額して課金することができる。すなわち、サービスに対する所定の料金を、達成度に応じて、たとえば、0%、80%、100%、120%と変化させることができる。
詳細には、本実施形態の管理サーバ30は、インタフェース部(I/F)101と、祈願受付部103と、ユーザ情報データベース(DB)105と、受付ID発行部107と、祈願情報データベース(DB)109と、祈願処理部111と、報告受付部121と、算出部123と、課金処理部125と、を備える。
インタフェース部101は、ネットワーク20に接続されたユーザ端末10および寺社向け端末40との通信を行う。祈願受付部103は、インタフェース部101を介してネットワーク20上のユーザ端末10から祈願の申し込みを受け付ける。祈願受付部103は、まず、ユーザ端末10からユーザの認証情報を受信し、ユーザ情報データベース105を参照して、ユーザの認証処理を行う。あるいは、ユーザが初めて本システムを利用する場合は、ユーザ情報の登録を受け付け、ユーザ情報データベース105に格納する。さらに、祈願受付部103は、ユーザ端末10から祈願内容を含む情報を受信し、後述する受付ID発行部107が発行する受け付けIDに関連付けて祈願情報データベース109に格納する。
ユーザ情報データベース105は、図3に示す構造を有することができる。ユーザ情報データベース105は、ユーザID151と、ユーザ名153と、パスワード155と、メールアドレス157と、を含む。
図2に戻り、受付ID発行部107は、祈願受付部103が祈願の申し込みを受け付けたとき、申し込み毎に受け付けIDを発行する。受付ID発行部107は、受け付けIDと祈願受付部103が受け付けた祈願内容を関連付けて祈願情報データベース109に格納する。図4に示すように、祈願情報データベース109は、ユーザID161と、受付ID163と、対象者情報165と、祈願ID173と、寺社ID175と、期限177と、お賽銭金額179と、予定返礼額181と、返礼率183と、実績返礼額184と、コメント185と、結果ID187と、を含む。対象者情報165は、祈願対象者の氏名167と、住所169と、生年月日171とを含む。
祈願ID173は、申し込まれた祈願の内容を示す識別情報であり、たとえば、受験合格祈願、安産祈願、商売繁盛祈願、健康祈願、縁結び、交通安全祈願、家内安全祈願などを識別する。寺社ID175は、祈願申込を受け付けた寺社の識別情報である。ユーザは、後述するように、本実施形態の祈願受付サービスに登録されている寺社の中から祈願申込をする寺社を選択することができる。そして、選択された寺社の識別情報が寺社ID175に格納される。
期限177とは、たとえば、受験合格祈願であれば、受験日や合格発表の日を期限と設定することができる。期限177とは、申し込んだ祈願の成就日になる。本実施形態において、後述するように、期限177に記憶された日以降に、ユーザ端末10に達成度入力を促すメールを送信することができる。お賽銭金額179は、祈願申込時に納めるお賽銭金額であり、お賽銭金額179は、即時課金処理なされる。予定返礼額181は、祈願申込時点で予め設定された、成就後のお礼参りに納める返礼額である。
返礼率183は、成就後に達成度としてユーザ端末10から受け付けた返礼率である。実績返礼額184は、予定返礼額181に返礼率183を乗算して求められる、実際に返礼額として支払う金額である。コメント185は、お礼参り時に成就報告として、ユーザ端末10から受け付けたお礼や感謝、喜びの言葉、残念の言葉などのコメントである。これらのコメントは、後述するように、管理サーバ30で寺社毎に他のユーザが参照できるようにすることができる。
結果ID187は、申し込まれた祈願内容が寺社向け端末40に送信された後、寺社にて祈祷を行った結果情報を寺社向け端末40から管理サーバ30に返信し、その結果情報を識別するための識別情報である。結果情報は、たとえば、祈祷時に発行された御札の画像ファイルや、祈祷の様子を撮像した映像ファイルなどを含むことができる。結果ID187には、これらの情報にアクセスするための識別情報、たとえば、URLアドレスなどが格納される。これらの結果情報は、ユーザ専用のサービス提供履歴ページをホームページ上に設け、ユーザがそのページにアクセスした際、参照することができるようにする。
図2に戻り、祈願処理部111は、祈願受付部103が祈願の申し込みを受け付けたとき、祈願情報データベース109にアクセスし、受付ID毎に祈願情報を読み出し、ネットワーク20上の寺社向け端末40に対して、インタフェース部101を介して送信し、祈願処理依頼を行う。このとき、即時課金処理されたお賽銭額の決済データも、管理サーバ30から寺社向け端末40に送信され、寺社ではお賽銭の支払いを確認することができる。上述したように、寺社向け端末40で祈願処理依頼を受け付けると、寺社にて実際に祈祷が行われる。そして、祈祷時に発行された御札の画像ファイルや、祈祷の様子を撮像した映像ファイルなど含む結果情報を受付IDに対応付けて寺社向け端末40から管理サーバ30に返信する。祈願処理部111は、インタフェース部101を介して寺社向け端末40からこれらの結果情報を祈願情報データベース109に対応する受付IDの結果ID187に格納する。祈願処理部111は、さらに、ユーザ端末10に対して祈願が完了したことを通知するメールを送信することができる。メールには、上述したサービス提供履歴ページのURLを含むことができ、ユーザはメールに記載されたURLにアクセスすることで、結果情報を参照することができる。
報告受付部121は、ユーザ端末10から成就報告を受け付ける。算出部123は、報告受付部121が受け付けた成就報告に基づいて、返礼額を算出する。たとえば、予定返礼額181が10,000円であり、返礼率183が120%であった場合には、12,000円が実績返礼額184として算出される。算出部123は、さらに、祈願情報データベース109に成就報告のコメント185とともに、算出した実績返礼額184を祈願情報データベース109に記憶する。
課金処理部125は、受付ID発行部107が祈願の申し込みを受け付けたときと、報告受付部121が成就報告を受け付け、返礼額が算出されたときに、ユーザ端末10に対して課金処理を行う。祈願の申込を受け付けたときは、お賽銭額の課金を行う。成就報告時には、上述した実績返礼額の課金を行う。課金処理は、たとえば、請求代行サービスにより、携帯電話機やプロバイダの月々の請求から代金を引き落とす決済方法や、電子マネーやウェブマネーによるモバイル決済、クレジットカード決済、ネットバンキング決済、予め登録されている口座振替決済など様々な形態の決済方法が採用できるが、本発明の本質に関わらないので、詳細な説明は省略する。また、ポイント利用などによる支払いも可能である。
このように構成された本実施形態の決済システム1の祈願受付動作について、以下に説明する。図5は、本実施形態の決済システム1の祈願受付動作の一例を示すフローチャートである。図6は、本実施形態の決済システム1のユーザ端末10で祈願受付サービスを利用したときの画面の例を示す図である。以下、図1乃至図6を用いて説明する。
まず、ユーザは、本実施形態の決済システム1を採用した祈願受付サービスを提供しているウェブページのURLをユーザ端末10に入力する。ユーザ端末10は、URLを受け付け(図5のステップS11)、ネットワーク20を介して管理サーバ30に接続し(図5のステップS13)、該当するウェブページがユーザ端末10の表示部に表示される。
このとき、ユーザ端末10の表示部には、図6(a)のログイン画面200が表示され、ユーザ認証要求がなされる(図5のステップS15)。ここでは、既にユーザ端末10のユーザがユーザ登録をしている場合を例として説明しているため、ログイン画面200が表示されているが、ユーザ登録がなされていない場合は、ユーザ登録画面が表示され、登録に必要な情報の登録を行う。たとえば、ユーザID、ユーザ名、認証用パスワード、メールアドレスを含む。これらの情報は、上述したユーザ情報データベース105に格納される。あるいは、サービス料金を振り替える口座やカード情報などを登録することもできる。これらの情報の送受信には、暗号化技術を用いる。
図6(a)に示すように、ログイン画面200は、ユーザID入力欄201と、パスワード入力欄203と、ログインボタン205と、を含む。ユーザは、ユーザ端末10の操作キーを用いて、ユーザIDおよびパスワードをユーザID入力欄201およびパスワード入力欄203にそれぞれ入力し、ログインボタン205を押下する。ユーザ端末10では、入力されたユーザIDおよびパスワードを受け付け(図5のステップS17)、ネットワーク20を介して管理サーバ30にユーザIDおよびパスワードを送信する(図5のステップS19)。
管理サーバ30では、図2の祈願受付部103がユーザIDおよびパスワードをインタフェース部101を介して受け付ける。そして、祈願受付部103は、ユーザ情報データベース105にアクセスし、ユーザの認証を行う(図5のステップS21)。ユーザが認証された場合(図5のステップS21のYES)、図6(b)のメニュー画面210をユーザ端末10の表示部に表示させる(図5のステップS23)。ユーザが認証されなかった場合(図5のステップS21のNO)、図5のステップS15に戻り、再度図6(a)のログイン画面200をユーザ端末10の表示部に表示させる。
図6(b)に示すように、メニュー画面210は、新規祈願申込リンク211と、お礼参りリンク213と、神社検索リンク215と、を含む。新規祈願申込リンク211は、新規祈願申し込みページへのリンクである。お礼参りリンク213は、お礼参りページへのリンクである。神社検索リンク215は、神社検索ページへのリンクである。
ここでは、ユーザが新規祈願申込リンク211を選択した場合を例として説明する。ユーザが新規祈願申込リンク211を選択すると、図6(c)の祈願受付画面220がユーザ端末10の表示部に表示される。祈願受付画面220は、複数の祈願受付リンク221を含む。たとえば、受験合格祈願、安産祈願、商売繁盛祈願など、各種祈願の中から希望する祈願内容を選択する。管理サーバ30は、各祈願毎に、対象となる寺社を後述する寺社情報データベースから検索し、図6(d)の寺社選択画面230をユーザ端末10の表示部に表示させる。寺社選択画面230には、たとえば受験合格祈願に向いている寺社の一覧が表示される。それぞれ神社選択リンク231になっており、ユーザが選択した神社選択リンク231を受け付ける(図5のステップS25)。
管理サーバ30では、選択された神社選択リンク231の寺社情報をユーザ端末10に送信し、ユーザ端末10の表示部に寺社情報コンテンツを表示させる(図5のステップS27)。寺社情報コンテンツは、たとえば、寺社の紹介、由来などを含む。あるいは、寺社情報コンテンツは、後述する祈願に対する成就の度合いに基づく返礼率や、ユーザから寄せられた感謝の言葉などを含むことができる。ユーザは、これらの情報を参照して、祈願依頼をする寺社を選択することができる。
そして、ユーザから祈願依頼をする寺社の選択をユーザ端末10が受け付けると、管理サーバ30は、図6(e)の祈願申込画面240をユーザ端末10の表示部に表示する。祈願申込画面240は、名前入力欄241と、フリガナ入力欄243と、郵便番号入力欄245と、住所入力欄247と、生年月日入力欄249と、試験日入力欄251と、賽銭額入力欄253と、予定返礼額入力欄255と、送信ボタン257と、を含む。
名前入力欄241、フリガナ入力欄243、郵便番号入力欄245、住所入力欄247、生年月日入力欄249は、祈願対象者の名前、住所、生年月日の入力欄であり、この祈願対象者は、ユーザ端末10のユーザと異なってもよい。試験日入力欄251は、受験合格祈願の場合の例であり、試験日の入力欄である。なお、試験日入力欄251は、合格発表日を入力してもよい。安産祈願の場合は、出産予定日、健康祈願であれば、一年後など任意の期間や日にちを試験日入力欄251で指定することもできる。賽銭額入力欄253は、祈願時に支払うお賽銭額の入力欄である。ここに入力された金額は、祈願申し込み時に即時課金処理され決済される。予定返礼額入力欄255は、祈願に対する成就の度合いによって変動する返礼額の入力欄であり、ユーザは、予めお願い事が100%成就したときにお礼参りとして返礼金を納めると考えた場合の予定返礼額を入力する。
他の実施形態において、予定返礼額は、上限値と下限値、あるいは設定値からの変動幅、中心値と上下振り幅を登録することもできる。
各入力欄に必要事項を入力した後、送信ボタン257を押下することで、ユーザ端末10は申し込みを受け付け(図5のステップS29)、管理サーバ30の祈願申込情報を送信する。あるいは、送信ボタン257の押下の代わりに、ユーザがマイクに向かって二拍手すると、ユーザ端末10は、その音をトリガとして祈願申込情報を管理サーバ30に送信するようにしてもよい。この場合、ユーザ端末10は、予め拍手音を音声認識用に登録しておき、拍手音をマイクで集音し、音声認識して送信の合図とすることができる。このとき、画面に寺社の境内の画像や映像をユーザ端末10の表示部に表示させてもよい。
管理サーバ30では、図2の祈願受付部103が祈願申込情報をインタフェース部101を介して受信し、図2の受付ID発行部107が受付IDを発行し(図5のステップS31)、受信した祈願申込情報と受付IDを対応付けて図2の祈願情報データベース109に格納する(図5のステップS33)。管理サーバ30は、さらに、ユーザ端末10の表示部に図6(f)の受付通知画面260を表示させる。受付通知画面260は、受付番号通知欄261と、お礼参りページURL263と、を含む。受付番号通知欄261は、図2の受付ID発行部107が発行した受付IDである。お礼参りページURL263は、お礼参りをするためのウェブページのURLである。お礼参りページURL263からお礼参りのページへ飛ぶことができる。ここでは、受付通知画面260は、祈願申し込み時に直ぐにユーザ端末10の表示部に表示しているが、これに限定されない。管理サーバ30は、ユーザのメールアドレス宛に、これらの申し込み受け付け情報を含むメールを送信する送信部(不図示)を備えてもよい。
そして、図2の祈願処理部111は、図2の祈願受付部103が受け付けた祈願申込情報を図2の祈願情報データベース109から読み出し、インタフェース部101を介してネットワーク20上の該当する寺社向け端末40に送信し、祈願処理を依頼する(図5のステップS35)。寺社向け端末40では、祈願処理依頼を受け付け(図5のステップS37)、祈願申込情報に基づいて、実際に祈祷を行った後、その結果を管理サーバ30に通知する(図5のステップS41)。
一方、管理サーバ30では、申し込み時に指定されているお賽銭額を図2の課金処理部125が課金処理する(図5のステップS39)。なお、図2の課金処理部125は、課金処理を行った旨および決済額を含む決済データを寺社向け端末40にネットワーク20を介して通知および送信するようにしてもよい。寺社向け端末40では、祈願処理依頼を受け付け、受信した決済データを表示部(不図示)に表示させる。寺社のオペレータが依頼内容および決済データを確認した後、実際に祈祷が行われ、その結果を寺社向け端末40が管理サーバ30に送信する。
そして、図2の祈願処理部111が寺社向け端末40からインタフェース部101を介して祈祷結果情報を受信し、図2の祈願情報データベース109に格納する(図5のステップS43)。ここで、祈祷結果情報とは、祈祷後発行される御札の画像データや、祈祷の様子を撮影した映像ファイルなどとすることができる。図2の祈願処理部111は、受信した結果情報に結果ID、たとえば、画像データにアクセスするための識別情報、URLアドレスなどを付与し、図4の祈願情報データベース109に結果ID187を記憶し、画像データは結果IDと対応付けて別領域に記憶する。
このようにして、申し込まれた祈願に対して、成就報告をする場合の動作について、以下に説明する。図7は、本実施形態の決済システム1の成就報告時の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図2〜図4、図6、および図7を用いて説明する。
はじめに、管理サーバ30では、図4の祈願情報データベース109にアクセスし、期限177を参照し、期限に到達しているデータを受付ID163毎に抽出する(図7のステップS51のYES)。抽出された受付ID163の祈願申込情報のユーザID161から図3のユーザ情報データベース105にアクセスし、ユーザID151に対応するメールアドレス157を取得する。そして、該当するメールアドレス157に通知メールを送信する(図7のステップS53)。ここでは、たとえば、申し込まれた祈願内容が期限に到達した旨と、お礼参り用ウェブページのURLアドレスを含むメールを送信する。ユーザ端末10は、メールを受信すると、メールに含まれるURLアドレスを選択することで、受付IDを管理サーバ30に送信する(図7のステップS55)。
管理サーバ30は、図6(g)に示すお礼参り画面270をユーザ端末10の表示部に表示させる(図7のステップS57)。お礼参り画面270は、受付番号表示欄271と、成就選択ラジオボタン273と、返礼率入力欄275と、コメント入力欄277と、送信ボタン279と、を含む。
成就選択ラジオボタン273は、お願い事が成就されたか否かを選択する。返礼率入力欄275は、成就の度合いに応じて、その達成度を入力する。コメント入力欄277は、感謝、喜びの言葉などをコメントとして入力することができる。送信ボタン279をユーザが押下すると、返礼率がユーザ端末10から管理サーバ30にネットワーク20を介して送信される(図7のステップS59)。
そして、管理サーバ30では、図2の報告受付部121が図2のインタフェース部101を介して返礼率を受信し、図2の算出部123が返礼額を算出し、図4の祈願情報データベース109の実績返礼額184に記憶する(図7のステップS61)。そして、図2の課金処理部125が実績返礼額184の課金処理を行う(図7のステップS63)。
なお、期限満了後、成就報告の通知を管理サーバ30からユーザ端末10に対して行った後、所定期間経過後も成就報告がなされない場合、予定返礼額の課金は行なわない構成とすることもできるし、あるいは、所定期間経過後に、予定返礼額で課金を行う構成とすることもできる。いずれの課金方法とするかは予め祈願申込時に決定しておけばよい。成就報告の通知は、複数回行ってもよい。ユーザが所定期間内に成就報告を行った場合は、ユーザに所定のポイントを還元するようにしてもよい。
さらに、本実施形態の祈願受付サービスでは、寺社情報の公開を行うことができる。図8は、本実施形態の管理サーバ30における祈願受付サービスの寺社情報提供機能を実現させるための構成を示す機能ブロック図である。管理サーバ30は、さらに、集計部301と、寺社情報データベース303と、提示部305と、寺社紹介コンテンツ記憶部307と、を含む。集計部301は、祈願情報データベース109から祈願ID173、返礼率183、コメント185を取得し、集計し、寺社情報データベース303に格納する。
図9は、寺社情報データベース303の構造の一例を示す図である。寺社情報データベース303は、寺社ID311と、寺社名313と、寺社情報URL315と、対象祈願ID317と、平均返礼率319と、総祈願件数321と、を含む。寺社情報データベース303は、本実施形態の祈願受付サービスに登録されている寺社の情報が含まれる。寺社情報URL315で示されるコンテンツには、たとえば、各寺社の名前、所在地、画像、映像、由来、縁起、祭神、特徴、祈祷内容、各ユーザから寄せられたコメントなどが格納されている。これらのコンテンツは、寺社紹介コンテンツ記憶部307に格納される。平均返礼率319は、集計部301によって各祈願でユーザによって指定された返礼率の平均値が算出され、格納される。
提示部305は、寺社情報データベース303および寺社紹介コンテンツ記憶部307に格納されている寺社情報をインタフェース部101を介してユーザ端末10の表示部に表示させる。また、管理サーバ30の提示部305は、受験合格、安産祈願、商売繁盛祈願など祈願内容を受け付け、祈願内容によってどの寺社が良いかなどの絞り込み検索を行う検索部(不図示)を含むことができる。絞込条件は、祈願内容の他に、所在地、方位、返礼率の高さ、祈願者数などを条件とすることもできる。検索部によって絞り込まれた寺社の情報を提示部305は提示することができる。これにより、ユーザは、寺社の情報を参照した上で、祈願寺社を選択することができる。
また、上記実施形態において、ユーザが祈願申込をする寺社を選択する構成としたが、これに限定されない。祈願内容とユーザの所在地や返礼率の高さなどその他の条件から自動的に寺社を選定し、祈願申込を受け付けることもできる。したがって、祈願申込を受け付けた後、管理サーバ30はユーザ端末10に受け付けた寺社情報も通知する。
以上説明したように、本発明の実施の形態の決済システム1によれば、提供されたサービスに対して、ユーザがその達成度を評価して決定でき、達成度に応じた対価をユーザに課金し、決済することができる。そして、いつでもどこでも思い立ったときに、希望の寺社にお参りと願掛け、お賽銭のお供えができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、お礼参りについて、たとえば、ユーザが寺社を実際に訪れなければURLやアクセスキー、あるいはパスワードを入手することができないようにしてもよい。また、実際に寺社に訪れてお礼参りをした場合は、特定のポイントをユーザ端末10に還元するようにすることもできる。具体的には、寺社向け端末40と無線または有線通信を行うことによってURLやあるいはアクセスキーをユーザ端末10に送信することができる。あるいは、寺社境内に二次元バーコードなどを掲示し、ユーザ端末10の撮像部によって二次元バーコードを撮像し、URLやアクセスキーを取得する。あるいは、巫女や神主から口頭でURLアドレスやアクセスキーあるいは、パスワードを入手することができる。
また、実際に寺社に訪れたことを確認するために、ユーザ端末10のGPS機能を用いて、ユーザ端末10の現在位置情報を管理サーバ30に送信し、管理サーバ30に、位置情報に基づいて、寺社に実際に訪れたか否かを判断する判断部を設けてもよい。あるいは、寺社向け端末40にデータ受信部を設け、ユーザ端末10と無線または有線通信により、たとえば、受付IDを送信することで、お礼参りの確認を行うことができる。寺社向け端末40は、受信した受付IDを管理サーバ30に送信し、管理サーバ30で受付IDを確認し、お礼参りの確認を行うことができる。
また、期限通知メールに代えて、ユーザ専用のサービス提供履歴ページをホームページ上に設け、ユーザがそのページにアクセスした際、達成度の送信が未だであることや、達成度の送信を促すメッセージをユーザ端末10の表示部に表示させることができる。
本発明の実施の形態に係る決済システムの構成を示すブロック図である。 図1の決済システムの管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図2のユーザ情報データベースの構造の一例を示す図である。 図2の祈願情報データベースの構造の一例を示す図である。 図1の決済システムの祈願受付動作の一例を示すフローチャートである。 図1の決済システムのユーザ端末で祈願受付サービスを利用したときの画面の例を示す図である。 図1の決済システムの成就報告時の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の管理サーバ30における祈願受付サービスの寺社情報提供機能を実現させるための構成を示す機能ブロック図である。 図8の寺社情報データベースの構造の一例を示す図である。
符号の説明
1 決済システム
10 ユーザ端末
20 ネットワーク
30 管理サーバ
32 コンテンツ記憶部
40 寺社向け端末
101 インタフェース部
103 祈願受付部
105 ユーザ情報データベース
107 受付ID発行部
109 祈願情報データベース
111 祈願処理部
121 報告受付部
123 算出部
125 課金処理部
151 ユーザID
153 ユーザ名
155 パスワード
157 メールアドレス
161 ユーザID
163 受付ID
165 対象者情報
167 氏名
169 住所
171 生年月日
173 祈願ID
175 寺社ID
177 期限
179 賽銭金額
181 予定返礼額
183 返礼率
184 実績返礼額
185 コメント
187 結果ID
200 ログイン画面
210 メニュー画面
211 新規祈願申込リンク
213 お礼参りリンク
215 神社検索リンク
220 祈願受付画面
230 寺社選択画面
240 祈願申込画面
301 集計部
303 寺社情報データベース
305 提示部
307 寺社紹介コンテンツ記憶部

Claims (11)

  1. 所定のサービスの提供を受けるユーザの端末と、
    前記端末にネットワークを介して接続される管理サーバと、を備えた決済システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザの前記端末から、前記サービスの提供の申し込みを前記ネットワークを介して受信する申込受信部と、
    前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する達成度受信部と、
    前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する課金部と、
    を備える決済システム。
  2. 請求項1に記載の決済システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記申込受信部が前記申し込みを受信した後、所定期間経過後、前記達成度の送信を前記ユーザに催促する通知を行う通知部をさらに備える決済システム。
  3. 請求項1または2に記載の決済システムにおいて、
    前記管理サーバの前記申込受信部は、寺社に対する祈願依頼を受信し、
    前記管理サーバは、前記祈願依頼をネットワークに接続された前記寺社の端末に送信する依頼送信部を含み、
    前記管理サーバの前記達成度受信部は、前記ユーザの前記端末から、前記祈願依頼した祈願に対する成就の度合いとして達成度を前記ネットワークを介して受信する決済システム。
  4. 所定のサービスの提供を受けるユーザの端末から、前記サービスの提供の申し込みをネットワークを介して受信する申込受信部と、
    前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する達成度受信部と、
    前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する課金部と、
    を備える管理サーバ。
  5. 請求項4に記載の管理サーバにおいて、
    前記申込受信部が前記申し込みを受信した後、所定期間経過後、前記達成度の送信を前記ユーザに催促する通知を行う通知部をさらに備える管理サーバ。
  6. 請求項4または5に記載の管理サーバにおいて、
    前記申込受信部が受信した前記申し込みを受け付け、受付番号を発行する発行部と、
    前記サービスに対する前記対価の予定支払い金額を、前記ユーザの前記端末から、前記ネットワークを介して受信する予定金額受信部と、
    前記受付番号毎に、前記予定支払い金額を含む前記申し込みに関する情報を記憶する申込情報記憶部と、を備え、
    前記達成度受信部は、前記ユーザの前記端末から、前記受付番号に対応付けられた達成度を受信し、
    前記課金部は、前記受付番号に対応する前記予定支払い金額を前記達成度に応じて変額し、前記サービスの前記対価として課金する管理サーバ。
  7. 請求項6に記載の管理サーバにおいて、
    前記申込受信部は、達成度の送信を前記ユーザに催促する期日の指定をさらに受信し、前記申し込みに関する情報とともに前記期日を前記申込情報記憶部に記憶する管理サーバ。
  8. 請求項4乃至7いずれかに記載の管理サーバにおいて、
    前記申込受信部は、寺社に対する祈願依頼を受信し、
    前記祈願依頼をネットワークに接続された前記寺社の端末に送信する依頼送信部を含み、
    前記達成度受信部は、前記祈願依頼に対する達成度を受信する管理サーバ。
  9. 請求項8に記載の管理サーバにおいて、
    前記予定支払い金額は、前記寺社への予定返礼額である管理サーバ。
  10. 所定のサービスの提供を受けるユーザの端末であって、
    ネットワークを介して管理サーバに接続する接続部と、
    前記サービスの提供の申し込みを前記管理サーバに前記ネットワークを介して送信する申込送信部と、
    前記サービスに対する達成度を前記管理サーバに前記ネットワークを介して送信する達成度送信部と、を備える端末。
  11. コンピュータを、
    所定のサービスの提供を受けるユーザの端末から、前記サービスの提供の申し込みをネットワークを介して受信する手段、
    前記ユーザの前記端末から、前記サービスに対する達成度を前記ネットワークを介して受信する手段、
    前記達成度に応じて、前記サービスに対する対価を変額して課金する手段、として機能させるための決済プログラム。
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