JP2008242055A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像を異なる方向に表示する指向性表示方式の画像表示装置における、モアレ抑制による画質向上。
【解決手段】パララックスバリアの各開口部112は、各副画素のX方向に平行な辺に対してほぼ平行な対辺と、各副画素のY方向に平行な辺に対して角度θ1ずれた対辺とからなる平行四辺形状に形成されている。各開口部112はサイクルピッチで配置されている。このように構成することにより、切り替わり開口部250から視認される領域では、ブラック領域128aの包含割合が減少し、他の開口部112では、ブラック領域128aの包含割合が増加する。従って、開口部を介して利用者から視認される領域のそれぞれについて、ブラック領域128aと副画素領域の包含割合を近似させることができる。従って、各開口部を通過して利用者側に進む光の強度差を抑制でき、光の干渉を抑制できる。よって、画質を向上できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、単一の画面を異なる方向から見た場合に、それぞれの方向に異なる画像を表示する技術に関する。
単一の表示パネルを異なる方向から見た場合に、それぞれの方向に異なる画像を表示する指向性表示方式の画像表示装置が利用されている。このような画像表示装置は、光源としてのバックライト、液晶パネルやパララックスバリアを備えるものがある。パララックスバリアは、例えば、光を吸収する黒色の樹脂により薄い平面状に形成されており、光を通過させる開口部と光を遮光する遮光部とを有している。パララックスバリアは、光源から射出され第1副画素およびカラーフィルタを通過した光を第1の視方向に向けると共に、光源から射出され第2副画素およびカラーフィルタを通過した光を第2の視方向に向けて、第1の画像と第2の画像とを分割して異なる方向に表示する障壁として機能する。
パララックスバリアの各開口部は、隣接する開口部と所定の間隔で形成されている。隣接する開口部間の間隔は、液晶パネルの各副画素の配置間隔や利用者の両目間の距離に基づき規定される理想的な間隔であることが好ましい。しかしながら、パララックスバリアの開口部の理想的な間隔は約1μmと非常に小さく製造困難であるため、例えば、パララックスバリアの開口部間を、製造可能な複数種類の間隔が混在するように形成し、パララックスバリア全体として、開口部間の間隔を理想的な間隔とする技術が利用されている。
特開平8−36145号公報 特開平8−110495号公報 特開平8−331605号公報
しかしながら、複数種類の異なる間隔で開口部が形成された場合、利用者が開口部から視認可能な画素の範囲が異なるため、各開口部を通過して利用者側に進む光の強度に差が生じ、光が干渉しあってスジ状の干渉縞(モアレ)が利用者により視認されることがある。モアレの発生は、表示画像の画質低下という問題を生じる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、複数の画像を異なる方向に表示する指向性表示方式の画像表示装置における、モアレ抑制による画質向上を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第1の態様は、第1の視方向に第1の画像を表示し、第2の視方向に第2の画像を表示する画像表示装置を提供する。
本発明の第1の態様の画像表示装置は、
副画素と、前記第2の画像の形成に用いられる複数の第2副画素と、が少なくとも行方向に交互に配置されている表示部と、
前記各第1副画素および前記各第2副画素の周囲を囲むように配置された黒色部材と、
前記表示部と前記第1の画像および前記第2の画像を視認する利用者との間に配置され、前記第1副画素から射出された第1の射出光を前記第1の視方向に射出するとともに前記第2副画素から射出された第2の射出光を前記第2の視方向に射出するための、複数種類の間隔で形成された複数の開口部が並ぶように構成された射出方向規制手段であって、各前記開口部を通過して前記利用者に向けて進む前記第1の射出光および前記第2の射出光の光量が略均等となるように形成されている射出方向規制手段と、を備えることを陽子とする。
第1の態様の画像表示装置によれば、開口部を通過して利用者に向かう光の光量を略均等にできる。従って、各開口部を通過する光の干渉を抑制できる。よって、複数の画像を異なる方向に表示する指向性表示方式の画像表示装置において、干渉縞の発生を抑制でき、表示画像の画質向上を図ることができる。
第1の態様の画像表示装置において、
前記各第1副画素および前記各第2副画素は、多角形状に形成されており、
前記複数の開口部のうちの少なくとも1つの開口部は、四角形状に形成されており、前記少なくとも一つの開口部は、各前記第1副画素と各前記第1副画素に行方向に隣接して配置されている各前記第2副画素との境界を規定する辺に対して、平行もしくは垂直でない所定の角度を有する辺を備える角度付開口部としてもよい。
第1の態様の画像表示装置において、
前記角度付開口部の形状は、前記第1副画素および前記第2副画素の配列の行方向に平行な対辺と、前記第1副画素および前記第2副画素の配列の列方向に対して前記所定の角度を有する対辺とから構成される平行四辺形であってもよい。
第1の態様の画像表示装置によれば、射出方向規制手段の開口部を、開口部の辺と第1副画素および第2副画素の辺とが所定の角度ずれるように形成できる。従って、各開口部から視認可能な領域のそれぞれに含まれる黒色部材と副画素との包含割合を近似させることができる。よって、各開口部を通過して利用者に向かう光の干渉を抑制できる。
第1の態様の画像表示装置において、
前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部の形成間隔の平均間隔が、前記第1副画素および前記第2副画素の配置間隔を用いて規定される理想間隔に近似するように構成されており、
前記複数種類の間隔は、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置間隔に近似した第1の間隔と、前記複数の開口部の形成間隔の平均間隔を前記理想間隔に近似させるための調整に用いられる第2の間隔とを含み、
前記複数の開口部のうち、前記第2の間隔から前記第1の間隔へ切り替わる部位に形成されている切り替わり開口部が矩形状に形成された矩形状開口部であり、残りの開口部が前記角度付開口部であってもよい。
第1の態様の画像表示装置によれば、切り替わり開口部のみを矩形状に形成し、残りの開口部を角度付開口部に形成できる。従って、各開口部から視認可能な領域のそれぞれに含まれる黒色部材と副画素との包含割合を近似させることができる。
第1の態様の画像表示装置において、
前記切り替わり開口部は、ほぼ均等な間隔で形成されていてもよい。
第1の態様の画像表示装置において、
前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部と前記複数の遮光部とが、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置配列の行方向および列方向に交互に形成されたマトリクス構造を有していてもよい。
第1の態様の画像表示装置において、
前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部と前記複数の遮光部とが、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置配列の行方向に交互に形成された縦ストライプ構造を有していてもよい。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略してもよい。
A.第1実施例:
A1.システム概要:
図1は、第1実施例における画像表示装置の概略構成を例示する説明図である。画像表示装置100は、光源としてのバックライト140、液晶パネル150、液晶パネル駆動部160、視野範囲制御部170を備える。液晶パネル150は、上部偏光板105,視差バリア110、上部ガラス基板115,カラーフィルタ層120、液晶層125,下部ガラス基板130、下部偏光板135を備え、それぞれが積層された構成を有する。第1実施例の画像表示装置は、上述の構成を有し、異なる視方向(第1の視方向α、第2の視方向β)に、それぞれ異なる第1画像および第2画像を表示する。第1実施例において、第1画像を表示するための画像データ(以降、本明細書では第1画像データと呼ぶ)および第2画像を表示するための画像データ(以降、本明細書では第2画像データと呼ぶ)は、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色から構成されるRGB画像データである。
液晶パネル150について説明する。液晶パネル150は、上部偏光板105,パララックスバリア110、上部ガラス基板115,カラーフィルタ層120、液晶層125,下部ガラス基板130、下部偏光板135、バックライト140とから構成され、それぞれが積層されたアクティブマトリクス方式のTFT液晶パネルである。液晶パネル150は、複数の副画素を備える。カラーフィルタ層120は、R、G、Bの3色のカラーフィルタを有し、所定の波長の光のみを選択的に透過させる。パララックスバリア110は、上部偏光板105と上部ガラス基板115との間に配置されている。パララックスバリア110は、平板状に形成されており、遮光部と開口部が画素配列の行方向および列方向に交互に形成された構造を有する。パララックスバリア110は、その構造により副画素からの射出光を所定の出射角に制限する射出方向規制手段として機能している。パララックスバリア110の詳細構成については後に詳述する。
液晶パネル駆動部160は、入力される第1画像データおよび第2画像データに基づき、下部ガラス基板130に対して駆動信号を供給する。
バックライト140から射出される光は、下部偏光板135と下部ガラス基板130とを通って液晶層125において変調され、カラーフィルタ層120においてR、G、Bの光に変換される。変換された光は、上部ガラス基板115および上部偏光板105を通って液晶パネル150の外部へと射出される。
図2は、第1実施例における下部ガラス基板130の詳細構成を示すブロック図である。下部ガラス基板130は、矩形状に形成されており、複数のデータ線28と、複数の走査線29と、データ線28と走査線29とで囲まれた各領域に配置された画素電極24と、各画素電極24に接続されている薄膜トランジスタ(TFT)素子26とを備える。第1実施例では、データ線28と走査線29とTFT素子26とで囲まれた各領域を副画素22と呼ぶ。なお副画素22には、画素電極やTFT素子26の他に、各領域に対応して配置された液晶層125内の液晶セル(図示省略)、各領域に対応する上部ガラス基板115に形成された電極層(図示省略)が含まれる。各副画素は、ガラス基板の水平(左右)方向に平行な対辺および垂直な対辺から構成された矩形状に形成されている。画像表示装置100では、図2に示すように、6つの副画素群(2行×3列の副画素)から表示画像の1画素が構成されている。以降、実施例では、副画素配列の行方向をX方向、副画素配列の列方向をY方向と呼ぶ。
第1実施例の画像表示装置100は、上述のような構成を備えることにより、液晶パネル150を観察する観察者が、第1の視方向(視方向α)からは第1画像を視認でき、第2の視方向(視方向β)からは第2画像が視認できるように、第1画像および第2画像を表示できる。
A2.パララックスバリア詳細構成:
図3(a)は、第1実施例におけるパララックスバリアを例示する平面図である。図3(a)に示すように、パララックスバリア110には、多数の開口部112が行方向および列方向にマトリクス状に形成されている。
図3(b)は、第1実施例におけるパララックスバリアの開口部の形状および形成の間隔(ピッチ)について例示する説明図である。各開口部112は、X方向に平行な各副画素の辺に対してほぼ平行な対辺Pと、Y方向に平行な各副画素の辺に対して角度θ1ずれた対辺Qとからなる平行四辺形状に形成されている。角度θ1は、副画素の配置ピッチや開口ピッチに応じて適宜設定される。第1実施例では、角度θ1は以下の式1により規定される。なお、式1において、Wは対辺PのX方向に対するずれ量を示し、Hは、開口部112の高さ示す。
θ1=ATAN(W/H) …(式1)
複数の開口部112は、開口部群113を構成する。開口部群113に含まれる各開口部112は、複数種類のピッチで形成されている。複数種類のピッチは、第1副画素および第2副画素の配置ピッチに近似している第1の間隔(以降、ピッチAと呼ぶ)と、開口部群113に含まれる開口部間の平均ピッチを理想ピッチに近似させるための調整に用いられる第2の間隔(以降、ピッチBと呼ぶ)とを含む。複数の開口部112は、X方向に、ピッチA、ピッチA…ピッチA、ピッチB、という順に並んでいる。第1実施例では、開口部群113の複数の開口部112の複数種類の形成ピッチを、開口部ピッチの1サイクルと表す。1サイクルに含まれる全ピッチの平均ピッチは、第1副画素の形成間隔(理想ピッチ)とほぼ同一である。すなわち、例えば、1サイクル中にピッチAが99個、ピッチBが1個含まれる場合、以下の式3により求められる平均ピッチAveは、理想ピッチFとほぼ同一である。なお、第1実施例において、ピッチA>ピッチBである。ピッチB>ピッチAとしてもよい。
Ave=(99A+B)/100 (式3)
パララックスバリア110では、開口部ピッチの1サイクルが行方向に複数並ぶように、複数の開口部112が形成されている。このように、開口部ピッチの1サイクルが並ぶように構成された開口部の配置方法はサイクルピッチ配置と呼ばれる。
パララックスバリア110において、ピッチBからピッチAに切り替わる位置(第1実施例ではサイクルの切り替わりの位置)に形成されている開口部112を、切り替わり開口部250とも呼ぶ。
A3.副画素とパララックスバリアとの対応について:
図4は、第1実施例における液晶パネル150の副画素とパララックスバリア110の開口部との位置関係について説明する模式図である。第1実施例の液晶パネル150は、第1画像の形成に用いられる第1副画素と第2画像の形成に用いられる第2副画素を有しており、第1副画素と第2副画素とが2副画素ずつ、行方向および列方向に交互に形成されている。図4では、第1副画素を白抜きで示し、第2副画素をハッチングで示す。また、図4において、切り替わり位置Cは、サイクルの切り替わり位置を示している。
図4において、各副画素に対応付けて記載されている「R」,「G」,「B」は、各副画素に対応付けられている各色のカラーフィルタを表す。以降、各副画素に対応付けられたカラーフィルタを「フィルタ要素」と呼ぶ。図4に示すように、同列の副画素には、同色のフィルタ要素が対応付けられており、同行の副画素には、各色のフィルタ要素が、R,G,Bの順番で繰り返し並ぶように対応付けられている。例えば、第1副画素300にはRのフィルタ要素が対応付けられている。以降、実施例では、各色のフィルタ要素に対応付けられた副画素を、それぞれ、[R,G,Bのいずれか一つ]副画素と表す。例えば、Rのフィルタ要素に対応付けられている第1副画素300を、第1R副画素300と表す。
カラーフィルタ層120には、各カラーフィルタを囲むように形成されたブラックマトリクス128が形成されている。ブラックマトリクス128は、黒色の樹脂を材料として形成されており、画像のコントラストの向上のために用いられている。
本明細書では、バックライトから射出され副画素およびカラーフィルタ層120を透過して利用者側に進む透過光を「副画素からの射出光」ともいう。例えば、バックライトから射出され第1画像の形成に用いられる第1副画素300およびカラーフィルタのフィルタ要素(R)を透過して利用者側に進む光を第1R副画素300からの射出光、ともいう。
パララックスバリア110の開口部112は、互いに隣接して配置されている第1副画素と第2副画素に対応付けられている。例えば、開口部112aは、第1R副画素300および第2G副画素301に重なるように配置されている。
A4.画像表示装置の指向性表示方式について:
画像表示装置100の指向性表示方式について説明する。図5は、第1実施例における画像表示装置の指向性表示方式について説明する模式図である。図5は、図4のA−A断面における断面図である。図5の中心線Clは、液晶パネル150のX方向の中心線に相当する。なお、図5では、図を簡潔にするため上部偏光板105の記載を省略する。
画像表示装置100において、各副画素からの射出光は、対応付けられたカラーフィルタを透過し、対応する開口部112を通過して利用者側に進む。例えば、第1G副画素304から射出された光のうち、第1G副画素304に対応付けられた開口部112を通過する光は、第1画像視野範囲ar1にいる利用者に届き、残りの光は遮光部111に吸収される。同様に。第2G副画素303に対応付けられた開口部112を通過する光は、開口部112を通過して、第2画像視野範囲ar2にいる利用者に届く。よって、第1画像視野範囲ar1にいる利用者は、第1画像を視認でき、第2画像視野範囲ar2にいる利用者は、第2画像を視認できる。
画像表示装置100は、このような構成により、視方向αに第1画像を、視方向βに第2画像を表示している。
A5.モアレ抑制について:
第1実施例におけるモアレ抑制の原理について、図6および図7を参照して説明する。図6は、従来例における画像切り替わり時の開口部と副画素との対応について説明する説明図である。図7は、第1実施例における画像切り替わり時の開口部と副画素との対応について説明する説明図である。
まず、従来例について図6を参照して説明する。従来のパララックスバリア110aの開口部212は、X方向に平行な対辺とY方向に平行な対辺とからなる矩形状に形成されている。すなわち、開口部212のY方向に伸びた辺と副画素のY方向に伸びた辺とはほぼ平行である。従来例のパララックスバリアでは、第1実施例と同様に、ピッチAとピッチBの2種類のピッチが混在する1サイクルがX方向に複数並ぶように複数の開口部212が形成されている。
従来例のパララックスバリアにおいて、ピッチAは理想ピッチFに近似しており、ピッチB>ピッチAである。そのため、第1の副画素から第2の副画素への切り替わり時、もしくは、第2副画素から第1副画素への切り替わり時において、切り替わり開口部250aを介して利用者から視認される領域には、ブラックマトリクス128が、他の開口部212を介して視認される領域に含まれる範囲よりも広く含まれる。例えば、図6に示すように、開口部212aを介して利用者から視認される領域には、副画素のみもしくは副画素とブラックマトリクスの微少範囲(開口部212aの面積に対して数%程度)が含まれる。一方、切り替わり開口部250aを介して利用者から視認される領域には、ブラックマトリクス128の一部の領域128a(塗りつぶしハッチングで示す領域)が所定範囲以上含まれる。所定範囲とは、例えば、開口部250の大きさに対して10%以上としてもよい。以降、開口部から視認されるブラックマトリクスの領域をブラック領域128aと表す。
この結果、開口部212aから射出される光量と切り替わり開口部250aから射出される光量とに差が生じる。すなわち、切り替わり開口部250近傍において、近接して形成されている開口部から利用者側に射出される光の強度に差が生じる。この結果、切り替わり開口部250近傍において、副画素からの射出光が干渉し、利用者により干渉縞が観察される。干渉縞は画質の低下原因の一つであるため、発生の抑制が望まれる。
一方、第1実施例のパララックスバリア110では、既述のとおり、開口部112の辺Qは、各副画素のY方向に伸びた辺に対して角度θ1ずれている。このように構成することにより、図7に示すように、切り替わり開口部250から視認される領域では、ブラック領域128aの包含割合が減少し、他の開口部112では、ブラック領域128aの包含割合が増加する。従って、開口部を介して利用者から視認される領域のそれぞれについて、ブラック領域128aと副画素領域の包含割合を近似させることができる。
以上説明した第1実施例の画像表示装置によれば、近接して形成されている複数の開口部を通過して利用者側に進む光の強度差を抑制できる。従って、各開口部を通過した光の干渉を抑制でき、画質を向上できる。
B.第2実施例:
第2実施例では、切り替わり開口部を矩形状に形成したパララックスバリアを備える画像表示装置について説明する。第2実施例の画像表示装置の各構成要素は、パララックスバリアの構成以外は第1実施例の画像表示装置の各構成要素と同様である。
B1.パララックスバリアの詳細構成:
図8は、第2実施例における開口部と副画素との対応について説明する説明図である。第2実施例のパララックスバリア410は、第1実施例のパララックスバリアと同様に、複数の開口部からなる開口部群がX方向に並ぶように構成されている。開口部群は、各副画素のX方向に伸びる辺にほぼ平行な対辺と各副画素のY方向に伸びる辺に対して角度θ1ずれた対辺とからなる平行四辺形状に形成されている開口部412と、X方向に平行な対辺およびY方向に平行な対辺を備える矩形状に形成された開口部450とを備える。矩形状に形成された開口部450は、ピッチBからピッチAに切り替わる位置に配置されている。以降、第2実施例では、矩形状に形成された開口部450を切り替わり開口部450と呼ぶ。
切り替わり開口部450の形成間隔Lは、以下の式4によって算出される。ただし、1サイクルの長さをSと表し、理想ピッチをF、1サイクルに含まれる開口部の数(切り替わり開口部を含む)をm、切り替わり開口部の数をnと表す。
L=S/n(S=F×m) …(式4)
例えば、1サイクル内に切り替わり開口部450を含む開口部が100個含まれ、切り替わり開口部が1個含まれる場合、S=100Fであり、切り替わり開口部450の形成間隔L=100Fである。従って、切り替わり開口部450は、100F置き、すなわち、開口部100個置きに均等な間隔で配置されることが好ましい。同様に、1サイクル内に切り替わり開口部450が2個含まれる場合、切り替わり開口部450は50個置きに配置されることが好ましい。
このような構成により、切り替わり開口部を除く開口部412から視認される領域には、ブラック領域128aの包含割合が増加する。従って、開口部を介して利用者から視認される領域のそれぞれについて、ブラック領域128aと副画素領域の包含割合を近似させることができる。
以上説明した第2実施例の画像表示装置によれば、切り替わり開口部以外の開口部の形状を平行四辺形状に形成することができる。よって、切り替わり開口部以外の各開口部を介して利用者から視認される領域にも、ブラックマトリクスと副画素とを含めることができ、各開口部からの射出光の光強度差を低減できる。従って、干渉縞の発生を抑制でき、利用者に提示する第1画像および第2画像の画質を向上できる。
C.第3実施例:
第3実施例では、遮光部と開口部とが行方向に交互に形成された縦ストライプ構造を有するパララックスバリアを備える画像表示装置について説明する。なお、第3実施例の画像表示装置において、パララックスバリアの構成以外は第1実施例の画像表示装置同様の構成を有する。
C1.パララックスバリア詳細構成:
図9は、第3実施例におけるパララックスバリアの構成について例示する説明図である。パララックスバリア510の複数の開口部512と複数の遮光部511を有し、複数の開口部512と複数の遮光部511とが、複数種類のピッチで行方向に交互に形成された縦ストライプ構造を有する。各開口部512は、各副画素のX方向に伸びる辺にほぼ平行な対辺と、各副画素のY方向に伸びた辺に対して所定の角度ずれた対辺とからなる平行四辺形状に形成されている。所定の角度は、副画素の配置間隔や開口ピッチに応じて適宜設定される。
C2.副画素とパララックスバリアとの対応について:
図10は、第3実施例における副画素の切り替わり時における副画素と開口部との位置関係について説明する模式図である。第3実施例の液晶パネルは、第1画像の形成に用いられる第1副画素と第2画像の形成に用いられる第2副画素を有しており、第1副画素と第2副画素とが行方向および列方向に交互に形成されている。図10では、第1副画素を白抜きで示し、第2副画素をハッチングで示す。
図10に示すように、同列の副画素には、同色のフィルタ要素が対応付けられており、同行の副画素には、各色のフィルタ要素が、R,G,Bの順番で繰り返し並ぶように対応付けられている。
パララックスバリア510は、複数種類のピッチは、第1実施例と同様に、第1副画素および第2副画素の配置ピッチに近似している第1の間隔(ピッチA)と、開口部間の平均ピッチを理想ピッチに近似させるための調整に用いられる第2の間隔(以降、ピッチB)とを含む。複数の開口部512は、X方向に、ピッチA、ピッチA…ピッチA、ピッチBという順に並んだサイクルピッチ配置で配置されている。
このように構成することにより、切り替わり開口部550から視認される領域では、ブラック領域128aの包含割合が減少し、他の開口部512では、ブラック領域128aの包含割合が増加する。従って、開口部を介して利用者から視認される領域のそれぞれについて、ブラック領域と副画素領域の包含割合を近似させることができる。
以上説明した第3実施例の画像表示装置によれば、縦ストライプ構造のパララックスバリアを用いた画像表示装置においても、各開口部を通過して利用者側に向かう光の光強度差を抑制できる。従って、モアレ発生を抑制でき、画質向上を図ることができる。
D.変形例:
(1)第2実施例では、1サイクルに含まれる開口部の数量に基づき、切り替わり開口部の形成ピッチを算出しているが、例えば、更に、開口部の形成ピッチを考慮して、切り替わり開口部の形成ピッチを算出してもよい。
(2)上述の第1実施例〜第3実施例では、副画素は矩形状に形成されているが、例えば、五角形や六角形などの多角形状に形成されていてもよい。副画素がどのような形状であっても、開口部の辺が副画素の辺に対して、平行もしくは垂直でない所定の角度を有していればよい。
(3)上述の第1実施例〜第3実施例では、開口部は平行四辺形状に形成されているが、例えば、多角形や円形であってもよい。
(4)上述の第1実施例〜第3実施例では、1サイクルに、ピッチAおよびピッチBの2種類のピッチが含まれているが、例えば、3種類以上のピッチが含まれてもよい。1サイクルの平均ピッチが理想ピッチに近似していればよい。
(5)第1実施例〜第5実施例では、光源、画素電極、共通電極および電極間の液晶層を備える液晶パネルについて説明したが、例えば、画素電極、共通電極および電極間の有機発光層により構成される有機ELディスプレイを用いてもよい。有機ELディスプレイは、複数の画素電極上に設けられた有機発光層を備える。電極層は、有機発光層上に設けられていてもよい。ここで、有機発光層は、白色で発光する層であってもよい。
(6)第1実施例〜第5実施例では、アクティブマトリクス方式の液晶パネルについて説明したが、例えば、一対の電極がそれぞれ交差する方向に伸びるストライプ状の電極を用いて構成されるパッシブマトリクス方式の液晶パネルを用いてもよい。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりできる。
第1実施例における画像表示装置の概略構成を例示する説明図。 第1実施例における下部ガラス基板の詳細構成を示すブロック図。 第1実施例におけるパララックスバリアの詳細構成を例示する説明図。 第1実施例における副画素と開口部との対応について説明する模式図。 第1実施例における画像表示装置の指向性表示方式について説明する模式図。 従来例における画像切り替わり時の開口部と副画素との対応について説明する説明図。 第1実施例における画像切り替わり時の開口部と副画素との対応について説明する説明図。 第2実施例における開口部と副画素との対応について説明する説明図。 第3実施例におけるパララックスバリアの構成について例示する説明図。 第3実施例における画像切り替わり時の副画素と開口部との対応について説明する模式図。
符号の説明
22…副画素
24…画素電極
26…TFT素子
28…データ線
29…走査線
100…画像表示装置
105…上部偏光板
110、110a…パララックスバリア
111…遮光部
112、112a…開口部
115…上部ガラス基板
120…カラーフィルタ層
121…フィルタ要素
122…開口部
125…液晶層
128…ブラックマトリクス
130…下部ガラス基板
135…下部偏光板
140…バックライト
150…液晶パネル
160…液晶パネル駆動部
170…視野範囲制御部
250、250a…開口部
300…第1副画素
410…パララックスバリア
412…開口部
450…切り替わり開口部
510…パララックスバリア
511…遮光部
512…開口部

Claims (7)

  1. 第1の視方向に第1の画像を表示し、第2の視方向に第2の画像を表示する画像表示装置であって、
    前記第1の画像の形成に用いられる複数の第1副画素と、前記第2の画像の形成に用いられる複数の第2副画素と、が少なくとも行方向に交互に配置されている表示部と、
    前記各第1副画素および前記各第2副画素の周囲を囲むように配置された黒色部材と、
    前記表示部と前記第1の画像および前記第2の画像を視認する利用者との間に配置され、前記第1副画素から射出された第1の射出光を前記第1の視方向に射出するとともに前記第2副画素から射出された第2の射出光を前記第2の視方向に射出するための、遮光部および複数種類の間隔で形成された複数の開口部が並ぶように構成された射出方向規制手段であって、各前記開口部を通過して前記利用者に向けて進む前記第1の射出光および前記第2の射出光の光量が略均等となるように形成されている射出方向規制手段と、を備える画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    前記各第1副画素および前記各第2副画素は、多角形状に形成されており、
    前記複数の開口部のうちの少なくとも1つの開口部は、四角形状に形成されており、前記少なくとも一つの開口部は、各前記第1副画素と各前記第1副画素に行方向に隣接して配置されている各前記第2副画素との境界を規定する辺に対して、平行もしくは垂直でない所定の角度を有する辺を備える角度付開口部である、画像表示装置。
  3. 請求項2記載の画像表示装置であって、
    前記角度付開口部の形状は、前記第1副画素および前記第2副画素の配列の行方向に平行な対辺と、前記第1副画素および前記第2副画素の配列の列方向に対して前記所定の角度を有する対辺とから構成される平行四辺形である、画像表示装置。

  4. 請求項3記載の画像表示装置であって、
    前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部の形成間隔の平均間隔が、前記第1副画素および前記第2副画素の配置間隔を用いて規定される理想間隔に近似するように構成されており、
    前記複数種類の間隔は、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置間隔に近似した第1の間隔と、前記複数の開口部の形成間隔の平均間隔を前記理想間隔に近似させるための調整に用いられる第2の間隔とを含み、
    前記複数の開口部のうち、前記第2の間隔から前記第1の間隔へ切り替わる部位に形成されている切り替わり開口部が矩形状に形成された矩形状開口部であり、残りの開口部が前記角度付開口部である、画像表示装置。
  5. 請求項4記載の画像表示装置であって、
    前記切り替わり開口部は、ほぼ均等な間隔で形成されている、画像表示装置。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか記載の画像表示装置であって、
    前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部と前記遮光部とが、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置配列の行方向および列方向に交互に形成されたマトリクス構造を有する、画像表示装置。
  7. 請求項1ないし請求項5いずれか記載の画像表示装置であって、
    前記射出方向規制手段は、前記複数の開口部と前記遮光部とが、前記複数の第1副画素および前記複数の第2副画素の配置配列の行方向に交互に形成された縦ストライプ構造を有する、画像表示装置。
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