JP2008241603A - 湿度センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板の同一平面上に離間して対向配置された検出電極及び感湿膜を有する検出部を含んだセンサ部と、基板に設けられ、通電により発熱する素子を複数有する発熱部と、自己診断時に検出電極間の容量値が所定湿度における値となるように、発熱部の通電状態を制御する制御部と、を備える湿度センサ装置である。そして、発熱部と検出電極との間に介在される層間絶縁膜に、基板及び層間絶縁膜よりも熱伝導率の高い材料が充填された複数のコンタクトホールが設けられ、各検出電極は互いに異なる発熱素子とコンタクトホールを介して接続されている。
【選択図】図2
Description
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る湿度センサ装置のうち、センサ部及び発熱部を説明するための拡大平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、湿度センサ装置の回路構成の概略を示すブロック図である。なお、図1においては、便宜上、基板に対して検出電極及び参照電極以上の部位を実線で示している。
(数1)Vs=(C1−C2)/Cf×V+Vr
このとき、周囲の湿度変化に応じて、参照部102の容量値C2は変化しないか、変化しても僅かであり、検出部101の容量値C1は変化する。従って、数式1に示される電圧Vsを検出することにより、湿度を検出することができる。
次に、本発明の第2実施形態を、図6及び図7に基づいて説明する。図6は、第2実施形態に係る湿度センサ装置のうち、センサ部及び発熱部周辺の拡大断面図である。図7は、発熱素子の配置による効果を説明するための拡大断面図である。図6は、第1実施形態で示した図2に対応している。
次に、本発明の第3実施形態を、図8に基づいて説明する。図8は、第3実施形態に係る湿度センサ装置のうち、センサ部及び発熱部周辺の拡大断面図である。図8は、第1実施形態で示した図2に対応している。
次に、本発明の第4実施形態を、図9に基づいて説明する。図9は、第4実施形態に係る湿度センサ装置のうち、センサ部及び発熱部を説明するための拡大平面図である。図9は、第1実施形態で示した図1に対応している。
次に、本発明の第5実施形態を、図10に基づいて説明する。図10は、第5実施形態に係る湿度センサ装置のうち、センサ部及び発熱部を説明するための拡大平面図である。図10は、第4実施形態で示した図9に対応している。
101・・・検出部
102・・・参照部
110・・・基板
130・・・埋め込み酸化膜
140・・・半導体層
160・・・層間絶縁膜
161・・・コンタクトホール
171,172・・・検出電極
173,174・・・参照電極
190・・・感湿膜
200・・・発熱部
201〜203・・・発熱素子
Claims (14)
- 基板と、
前記基板の同一平面上に離間して対向配置された対をなす電極としての、第1検出電極及び第2検出電極と、これら検出電極上及び前記検出電極間を覆うように配置され、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜とを有する検出部を含んだセンサ部と、
前記基板内及び前記基板上の少なくとも一方に設けられ、通電により発熱する発熱部と、
自己診断を行う期間において、前記検出電極間の容量値が所定湿度における値となるように、前記発熱部の通電状態を制御する制御部と、を備える湿度センサ装置であって、
前記発熱部と前記検出電極との間に介在される層間絶縁膜に、前記基板及び前記層間絶縁膜よりも熱伝導率の高い材料が貫通孔内に充填されてなる複数のコンタクトホールが設けられ、
前記発熱部は、互いに絶縁分離された複数の発熱素子を有し、
少なくとも1つの前記発熱素子と前記第1検出電極とが同一の前記コンタクトホールと接し、前記第1検出電極とは異なる少なくとも1つの前記発熱素子と前記第2検出電極とが同一の前記コンタクトホールと接していることを特徴とする湿度センサ装置。 - 前記所定の湿度とは、略0%RHであることを特徴とする請求項1に記載の湿度センサ装置。
- 前記第1検出電極及び前記第2検出電極は、対応する前記発熱素子と複数の前記コンタクトホールを介してそれぞれ接続されており、
前記検出電極及び前記コンタクトホールを介して、前記発熱素子が通電されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湿度センサ装置。 - 前記センサ部は、前記検出部と、対をなす前記電極として前記検出電極と略同一構成の第1参照電極及び第2参照電極を有する参照部と、を含むことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の湿度センサ装置。
- 前記検出電極とは異なる少なくとも1つの前記発熱素子と前記第1参照電極とが同一の前記コンタクトホールと接し、前記第1参照電極とは異なる少なくとも1つの前記発熱素子と前記第2参照電極とが同一の前記コンタクトホールと接していることを特徴とする請求項4に記載の湿度センサ装置。
- 前記検出電極の一方と前記第2参照電極とが一体化され、前記コンタクトホールを介して、同一の前記発熱素子と接していることを特徴とする請求項5に記載の湿度センサ装置。
- 前記第1参照電極及び前記第2参照電極は、対応する前記発熱素子と複数の前記コンタクトホールを介してそれぞれ接続されており、
前記参照電極及び前記コンタクトホールを介して、前記発熱素子が通電されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の湿度センサ装置。 - 前記発熱素子が、蛇行形状とされていることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の湿度センサ装置。
- 前記基板は半導体基板であり、
前記発熱素子は、前記基板に構成された拡散抵抗であることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の湿度センサ装置。 - 前記基板は、埋め込み酸化膜を介して支持基板上に半導体層が積層されたSOI構造半導体基板であり、
前記半導体層には、前記発熱素子としての拡散抵抗と、互いに絶縁分離された前記電極に対応する前記発熱素子ごとに取り囲むように、前記基板よりも熱伝導率が低く、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の湿度センサ装置。 - 少なくとも前記検出電極と対応する前記発熱素子と間であって前記層間絶縁膜内に、対応する前記検出電極に沿う形状の繋ぎ配線部が設けられ、
前記繋ぎ配線部は、対応する前記検出電極と同一の前記コンタクトホールと接するととともに、前記発熱素子と同一の前記コンタクトホールと接しており、少なくとも一部が対応する前記検出電極の直下に配置されていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の湿度センサ装置。 - 前記基板は半導体基板であり、
前記発熱素子は、絶縁膜を介して前記基板上に配置された抵抗体であることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の湿度センサ装置。 - 少なくとも前記検出電極に対応する前記発熱素子は、対応する前記検出電極に沿う形状とされており、少なくとも一部が前記検出電極の直下に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の湿度センサ装置。
- 前記基板には、前記発熱素子の形成領域に対応して、センサ部形成面の裏面側に開口する溝部が設けられていることを特徴とする請求項1〜13いずれか1項に記載の湿度センサ装置。
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