JP2008241448A - センサ駆動回路 - Google Patents

センサ駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008241448A
JP2008241448A JP2007082094A JP2007082094A JP2008241448A JP 2008241448 A JP2008241448 A JP 2008241448A JP 2007082094 A JP2007082094 A JP 2007082094A JP 2007082094 A JP2007082094 A JP 2007082094A JP 2008241448 A JP2008241448 A JP 2008241448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
addition
signals
output
nth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007082094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Morimoto
森本  英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP2007082094A priority Critical patent/JP2008241448A/ja
Priority to US12/076,818 priority patent/US20080243975A1/en
Priority to CNA2008100870339A priority patent/CN101275865A/zh
Priority to EP08153458A priority patent/EP1975586A3/en
Publication of JP2008241448A publication Critical patent/JP2008241448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/165Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in capacitance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/14Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators
    • G01L1/142Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors
    • G01L1/144Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors with associated circuitry

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、負荷の方向及び大きさを求めることが可能なセンサ駆動回路を提供する。
【解決手段】センサ駆動回路500は、力及びモーメントの大きさに応じて電極間距離が変化して静電容量がそれぞれ変化する容量素子C11〜C42のそれぞれに、ハイレベルとなる期間が一の周期の所定期間に限定され、且つ、そのハイレベルとなる期間が互いに1周期分ずれているクロック信号CLA1〜CLH1を出力するシフト回路520を備えている。また、このセンサ駆動回路500は、容量素子C11〜C42のそれぞれの静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号A〜Hを出力する加算用信号出力部531a〜531hと、加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜Hが入力され、加算用信号A〜Hのハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した減算用信号(−A)〜(−H)を出力する減算用信号出力部532a〜532hとを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、センサ駆動回路に関し、特に、負荷の方向及び大きさに応じて電極間距離が変化して静電容量の大きさが変化する可変静電容量素子を有するセンサ駆動回路に関する。
特許文献1には、物の重量や人の体重を測定する重量測定器に用いられるセンサ駆動回路が記載されている。このセンサ駆動回路には、物の重量などの大きさに応じて電極間距離が変化してその静電容量の大きさが変化する複数の可変静電容量素子が設けられている。そして、重量測定器に載置される物の重量が大きくなれば、各可変静電容量素子の電極間距離が小さくなり静電容量が大きくなる。このため、可変静電容量素子のそれぞれの静電容量を加算すれば、物の重量などを求めることができる。
特開2000−35358号公報
上記特許文献1に開示されたセンサ駆動回路では、重量測定器に載置される物の重量などを測定できれば良いので、重力方向に加わる力に対して静電容量が大きくなる可変静電容量素子を設ければ、その力の大きさを求めることができる。しかしながら、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の力及びモーメントを求める場合には、複数設けられた可変静電容量素子の内の所定の可変静電容量素子の静電容量の差を求める必要がある。したがって、上記特許文献1のセンサ駆動回路で各軸方向に加わる力及びモーメントを求めるためには、静電容量の差をオペアンプなどで求めなければならず、回路部品が多くなり回路規模が大きくなるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、負荷の方向及び大きさを求めることが可能なセンサ駆動回路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明のセンサ駆動回路は、負荷の方向及び大きさに応じて電極間距離が変化して静電容量がそれぞれ変化する第1〜第n(n:2以上の整数)可変静電容量素子を有するセンサ駆動回路である。そして、このセンサ駆動回路は、第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれに、周期T1〜周期Tm(m:n以上の整数)のm周期分を1サイクルとするクロック信号であって、ハイレベルとなる期間が一の周期の所定期間に限定され、且つ、そのハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれている第1〜第nクロック信号を出力するシフト回路と、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号が入力される第1〜第n可変静電容量素子を含み、第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれの静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する第1〜第n加算用信号を出力する加算用信号出力部と、加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号が入力され、当該第1〜第n加算用信号のハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した第1〜第n減算用信号を出力する減算用信号出力部とを備えている。
この発明に係るセンサ駆動回路では、上記のように、加算用信号出力部を設けることによって、静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号を得ることができる。つまり、負荷の方向及び大きさ(以下、負荷の大きさ等と記載する)に応じて可変静電容量素子の静電容量が増加すれば、デューティ比が増加し、負荷の大きさ等に応じて可変静電容量素子の静電容量が減少すれば、デューティ比が減少する加算用信号を得ることができる。また、減算用信号出力部を設けることによって、第1〜第n加算用信号のハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した第1〜第n減算用信号を得ることができる。つまり、上記した加算用信号とは異なり、負荷の大きさ等に応じて可変静電容量素子の静電容量が増加すれば、デューティ比が減少し、負荷の大きさ等に応じて可変静電容量素子の静電容量が減少すれば、デューティ比が増加する減算用信号を得ることができる。したがって、負荷の大きさ等を静電容量の差によって求める場合に、負荷の大きさ等に応じてデューティ比が増加する加算用信号とデューティ比が減少する減算用信号とを論理演算してパルス列を生成するだけで、負荷の大きさ等を当該パルス列のデューティ比の大きさとして求めることができる。その結果、OPアンプなどを用いることなく簡単な構成の回路で、負荷の方向及び大きさを求めることができる。
また、この発明に係るセンサ駆動回路では、上記のように、シフト回路が、ハイレベルとなる期間が一の周期の所定期間に限定され、且つ、そのハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれている第1〜第nクロック信号を出力するため、第1〜第n加算用信号及び第1〜第n減算用信号が周期毎に時分割にされる。その結果、加算用信号と減算用信号とを論理演算する場合でも、ハイレベルがオーバーラップしないパルス列を生成することができる。
上記センサ駆動回路において、好ましくは、シフト回路は、第1〜第nクロック信号に加えて、当該第1〜第nクロック信号のハイレベルとなる期間を含む周期の全期間だけがハイレベルとなる第n+1〜第2nクロック信号を出力する。そして、減算用信号出力部は、加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号のハイレベルとローレベルとが反転した第1〜第n反転信号を出力するインバータ素子と、シフト回路から出力される第n+1〜第2nクロック信号及びインバータ素子から出力される第1〜第n反転信号を論理演算して、第1〜第n減算用信号を出力する第1論理演算回路とを含んでいる。このように構成すれば、加算用信号のハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した減算用信号を容易に得ることができる。
上記センサ駆動回路において、好ましくは、加算用信号出力部は、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、第1〜第n可変静電容量素子の静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n遅延信号を出力する第1遅延回路と、第1遅延回路から出力される第1〜第n遅延信号と、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号とを論理演算して、第1〜第n加算用信号を出力する第2論理演算回路とを含んでいる。このように構成すれば、容易に静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号を得ることができる。
また、上記センサ駆動回路において、好ましくは、第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれの電極は、負荷の方向及び大きさに関わらず電極間距離が実質的に変化しない第1部分に対応する一方電極と、負荷の方向及び大きさに応じて電極間距離が変化する第2部分に対応する他方電極とに分割されている。そして、加算用信号出力部は、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、一方電極が構成する静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n一方電極側遅延信号を出力する第2遅延回路と、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、他方電極が構成する静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n他方電極側遅延信号を出力する第3遅延回路と、第2遅延回路から出力される第1〜第n一方電極側遅延信号と、第3遅延回路から出力される第1〜第n他方電極側遅延信号とを論理演算して、第1〜第n加算用信号を出力する第3論理演算回路とを含んでいる。このように構成すれば、第2遅延回路から出力される一方電極側遅延信号及び第3遅延回路から出力される他方電極側遅延信号に、可変静電容量素子の電極の温度特性による変動が加わる場合でも、第3論理演算回路において当該変動を打ち消すことができる。その結果、温度特性による変動の影響が抑制された加算用信号及び減算用信号を得ることができる。
上記センサ駆動回路において、好ましくは、加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号及び減算用信号出力部から出力される第1〜第n減算用信号から選択される信号を論理演算して、パルス列を生成して出力する第4論理演算回路をさらに備えている。このように構成すれば、負荷の大きさ等とみなすことができるデューティ比を有するパルス列を容易に生成することができる。
この場合、第4論理演算回路には、加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号及び減算用信号出力部から出力される第1〜第n減算用信号から選択される信号に加えて、シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号の内で、選択される信号がハイレベルとなる周期を除く周期にハイレベルとなるクロック信号がさらに入力される。このように構成すれば、第4論理演算回路から出力されるパルス列のデューティ比を上げることができる。このため、例えば、第4論理演算回路から出力されるパルス列のデューティ比を50%にすれば、電源電圧の半分の電圧を基準にすることができる。
上記第4論理演算回路を備えたセンサ駆動回路において、好ましくは、シフト回路は、第4論理演算回路から出力されたパルス列のハイレベルとなる周期が偏らないように、ハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれている第1〜第nクロック信号を加算用信号出力部に出力する。このように構成すれば、パルス列のハイレベルとなる周期が偏ってしまう場合と異なり、ローパスフィルタのカットオフ周波数を小さくしなければ、出力波形に大きな脈動が表れて信号品質が低下してしまうという問題が解消される。そして、カットオフ周波数を小さくする必要がないので、センサの応答速度が低下してしまうという問題も解消される。
また、上記第4論理演算回路を備えたセンサ駆動回路において、好ましくは、第4論理演算回路から出力されるパルス列を平滑化してアナログ出力電圧を出力する平滑回路をさらに備えている。そして、平滑回路は、抵抗とコンデンサとからなる。このように構成すれば、オペアンプを用いて平滑回路を構成する場合に比べて、簡単な構成でパルス列をアナログ出力電圧に変換することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るセンサ駆動回路が適用可能な静電容量式センサの中央縦断面正面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。図3は、電極の配置を示す図である。まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態に係るセンサ駆動回路500が適用可能な静電容量式センサ1の構成について説明する。
図1の静電容量式センサ1は、十分な剛性を有する固定部300に固定された第1フランジ100と、第1フランジ100に対向するように配置された第2フランジ200とを有している。固定部300は円盤形状の部材である。そして、固定部300は、その周辺部及び中央部で第1フランジ100を支持する構造になっている。第1フランジ100および第2フランジ200は、金属などで形成された円盤形状のフランジから構成されている。第1フランジ100には、4つの肉薄の可撓部111〜114が設けられており、各可撓部111〜114の中央部には連結体121〜124が形成されている。同様に、第2フランジ200には、4つの肉薄の可撓部211〜214が設けられており、各可撓部211〜214の中央部には連結体221〜224が形成されている(図2参照)。
そして、連結体121〜124と連結体221〜224とがボルト等の適当な手段を用いて連結されており、第1フランジ100の可撓部111〜114及び連結体121〜124と、第2フランジ200の可撓部211〜214及び連結体221〜224とは、ほぼ対称となっている。ここで、連結体121〜124と連結体221〜224とはそれぞれ強固に連結されているため、第1フランジ100と第2フランジ200とは一体の部材と見なすことができる。
固定部300の上面には、図3に示すように、一対の電極E11、E12、一対の電極E21、E22、一対の電極E31、E32、一対の電極E41、E42が固定されている。各電極は略半円状を有している。各一対の電極は、X軸およびY軸上の正方向および負方向にそれぞれ配置されている。そして、X軸上の正方向に配置された一対の電極E11、E12及びX軸上の負方向に配置された一対の電極E21、E22は、Y軸方向に離隔し且つX軸に対して線対称になっており、Y軸上の正方向に配置された一対の電極E31、E32及びY軸上の負方向に配置された一対の電極E41、E42は、X軸方向に離隔し且つY軸に対して線対称になっている。
また、第1フランジ100の可撓部111〜114は、各一対の電極とそれぞれ対向する位置に設けられている。そして、第1フランジ100の下面と固定部300との間には等間隔で円形のギャップG1〜G4が形成され、各電極と第1フランジ100の可撓部111〜114の下面とは離隔している。従って、電極E11、E12、E21、E22、E31、E32、E41、E42と、第1フランジ100の可撓部111〜114との間には、容量素子C11、C12、C21、C22、C31、C32、C41、C42が形成される。
このように、静電容量式センサ1には、一対の電極、第1フランジ100の可撓部、第2フランジ200の可撓部及び連結体の組を4組設けられている。そして、各組の一対の電極、第1フランジ100の可撓部、第2フランジ200の可撓部及び連結体は、Z軸を中心に90度おき且つZ軸から等距離に配置されている。
上述したように、第1フランジ100には可撓部111〜114が形成されているので、第2フランジ200に力が作用すると、連結体121〜124及び連結体221〜224を介して、可撓部111〜114に力が伝わり、3次元空間の力の大きさ及び方向に応じて可撓部111〜114が変位する。そのため、各容量素子の静電容量値が変化する。よって、静電容量式センサ1は3次元空間の直交する3軸の力とその軸回りのモーメントを測定するための6軸力覚センサとして機能する。
次に、各軸方向ごとに力とモーメントを検出する原理を説明する。以下、第1フランジが固定された状態で、第2フランジ200に力やモーメントが作用するものとする。
図4に、X軸方向の力Fxを加えたときの静電容量式センサ1の状態を示す。このときは、第1フランジ100の可撓部111〜114及び第2フランジ200の可撓部211〜214は、図示したように変位する。第1フランジ100の可撓部113、114のX軸正方向部分は、電極E31、E41に近づく方向に変位し、ギャップが小さくなるので、容量素子C31、C41の静電容量値は大きくなる。一方、第1フランジ100の可撓部113、114のX軸負方向部分は、電極E32、E42から離れる方向に変位し、ギャップが大きくなるので、容量素子C32、C42の静電容量値は小さくなる。なお、容量素子C11、C12、C21、C22においては、ギャップが大きくなる部分と小さくなる部分とがあり、静電容量値の変化が打ち消されるので、静電容量値はほとんど変化しない。
次に、Y軸方向の力Fyを加えたときは、X軸方向の力Fxを加えたときの状態を90度ずらして考えればよいので、ここでは省略する。
図5に、Z軸方向の力Fzを加えたときの静電容量式センサ1の状態を示す。第1フランジ100の可撓部111〜114は、それぞれ、電極E11及びE12〜電極E41及びE42に近づく方向に変位し、ギャップが小さくなるので、容量素子C11〜C14の静電容量値は大きくなる。
図6にY軸回りのモーメントMyを加えたときの静電容量式センサ1の状態を示す。第1フランジ100の可撓部111は、電極E11、E12に近づく方向に変位し、ギャップが小さくなるので、容量素子C11、C12の静電容量値は大きくなる。一方、第1フランジ100の可撓部112は、電極E21、E22から離れる方向に変位し、ギャップが大きくなるので、容量素子C21、C22の静電容量値は小さくなる。なお、容量素子C31、C41においては、静電容量値はほとんど変化しないか少しだけ大きくなり、容量素子C32、C42においては、静電容量値はほとんど変化しないか少しだけ小さくなるが、以下の説明ではほとんど変化しないものとする。
次に、X軸のモーメントMxを加えたときは、Y軸のモーメントMyを加えたときの状態を90度ずらして考えればよいので、ここでは省略する。
また、Z軸のモーメントMzを加えたときは、連結体121〜124及び連結体221〜224がZ軸を中心とする円周に沿って同じ回転方向に傾倒するように変位する。第1フランジ100の可撓部111のY軸負方向、可撓部112のY軸正方向、可撓部113のX軸正方向、可撓部114のY軸負方向は、電極E12、E21、E31、E42に近づく方向に変位し、ギャップが小さくなるので、容量素子C12、C21、C31、C42の静電容量値は大きくなる。一方、第1フランジ100の可撓部111のY軸正方向、可撓部112のY軸負方向、可撓部113のX軸負方向、可撓部114のY軸正方向は、電極E11、E22、E32、E41から離れる方向に変位し、ギャップが大きくなるので、容量素子C11、C22、C32、C41の静電容量値は小さくなる。
表1に、上述した各力およびモーメントが作用した場合の各容量素子の静電容量値の変化を示す。表中、+は静電容量値の増加、−は静電容量値の減少を示し、符号無しは静電容量値が殆ど変化しないことを示す。また、反対方向の力やモーメントの場合は符号が逆になる。
Figure 2008241448
上記の各容量素子の静電容量値の変化から次のことが分かる。
C11とC12との差から連結体121をY軸方向に傾倒させる力の方向と大きさを検出でき、C21とC22との差から連結体122をY軸方向に傾倒させる力の方向と大きさを検出でき、C31とC32との差から連結体123をX軸方向に傾倒させる力の方向と大きさを検出でき、C41とC42との差から連結体124をX軸方向に傾倒させる力の方向と大きさを検出できる。
C11とC12との和から連結体121をZ軸方向に変位させる力の方向と大きさを検出でき、C21とC22との和から連結体122をZ軸方向に変位させる力の方向と大きさを検出でき、C31とC32との和から連結体123をZ軸方向に変位させる力の方向と大きさを検出でき、C41とC42との和から連結体124をZ軸方向に変位させる力の方向と大きさを検出できる。
電極E11、E12と対向する可撓部111は、連結体121に作用するY軸方向の力の大きさと、Z軸方向の力の大きさとを2つの成分を検出できる1組の検出器と見なすことができる。また、電極E21、E22と対向する可撓部112は、連結体122に作用するY軸方向の力の大きさと、Z軸方向の力の大きさとを2つの成分を検出できる1組の検出器と見なすことができる。また、電極E31、E32と対向する可撓部113は、連結体123に作用するX軸方向の力の大きさと、Z軸方向の力の大きさとを2つの成分を検出できる1組の検出器と見なすことができる。また、電極E41、E42と対向する可撓部114は、連結体124に作用するX軸方向の力の大きさと、Z軸方向の力の大きさとを2つの成分を検出できる1組の検出器と見なすことができる。
従って、静電容量式センサ1は、電極の配置方向に平行な力と、電極に垂直な力とを検出できる2軸力覚センサを、等間隔で4個配置した構造であると考えることができる。
以上の性質を利用して、数式1の演算を後述するセンサ駆動回路500が行うことにより各力およびモーメントを検出することができる。
Figure 2008241448
図7は、図1に示した第1実施形態に係る静電容量式センサを駆動するセンサ駆動回路を示した回路図である。図8及び図9は、図7に示したセンサ駆動回路のシフト回路から出力されるクロック信号を示した図である。図10は、図7に示したセンサ駆動回路の入力クロックと出力パルスとの関係を示した図である。図11及び図12は、図7に示したセンサ駆動回路のOR回路及びローパスフィルタを示した回路図である。次に、上記した静電容量式センサ1に適用されるセンサ駆動回路500について説明する。
図7のセンサ駆動回路500は、上記した数式1に示されるFx,Fy,Fz,Mx,My,Mzに対応するアナログ出力電圧を出力する。このセンサ駆動回路500は、図7に示すように、基準クロック発生部510と、シフト回路520と、8つの信号処理回路530a〜530hと、OR回路540と、ローパスフィルタ550とを備えている。
基準クロック発生部510は、周期とデューティー比とが安定したクロック信号CL(図8参照)を生成して、シフト回路520に供給する。なお、基準クロック発生部510から出力されるクロック信号CLは、デューティー比50%が好ましい。
シフト回路520は、シフトレジスタなどからなり、後段の8つの信号処理回路530a〜530hのそれぞれに、クロック信号CLの周期Tの8周期分を1サイクルとする8つのクロック信号CLA1〜CLH1(図8参照)を供給する。なお、クロック信号CLA1〜CLH1の第1周期をTa、第2周期をTb、・・・、第7周期をTg、第8周期をThとする。そして、信号処理回路530aに入力されるクロック信号CLA1は、第1周期Taの所定期間だけハイレベルとなり、信号処理回路530bに入力されるクロック信号CLB1は、第2周期Tbの所定期間だけハイレベルとなる。以下、同様に、信号処理回路530c〜530hに入力されるクロック信号CLC1〜CLH1は、それぞれ、第3周期Tc〜第8周期Thの所定期間だけハイレベルとなる。つまり、信号処理回路530a〜530hには、ハイレベルとなる期間が1周期ずつずれているクロック信号CLA1〜CLH1がそれぞれ入力される。
また、シフト回路520は、上記したクロック信号CLA1〜CLH1に加えて、8つの信号処理回路530a〜530hのそれぞれに、クロック信号CLの周期Tの8周期分を1サイクルとする8つのクロック信号CLA2〜CLH2(図9参照)を供給する。そして、信号処理回路530aに入力されるクロック信号CLA2は、第1周期Taの全期間だけがハイレベルとなり、信号処理回路530bに入力されるクロック信号CLB2は、第2周期Tbの全期間だけがハイレベルとなる。以下、同様に、信号処理回路530c〜530hに入力されるクロック信号CLC2〜CLH2は、それぞれ、第3周期Tc〜第8周期Thの全期間だけハイレベルとなる。つまり、信号処理回路530a〜530hには、ハイレベルとなる周期が1周期ずつずれているクロック信号CLA2〜CLH2がそれぞれ入力される。
8つの信号処理回路530a〜530hのそれぞれは、上記した静電容量式センサ1の容量素子C11〜C42の静電容量の大きさに応じてデューティー比を変化させるPWM(Pulse Width Modulation)変調方式の回路である。そして、信号処理回路530a〜530hは、それぞれ、加算用信号A〜Hを出力するとともに減算用信号(−A)〜(−H)を出力する。この信号処理回路530a〜530hは、それぞれ、加算用信号A〜Hを出力する加算用信号出力部531a〜531hと、減算用信号(−A)〜(−H)を出力する減算用信号出力部532a〜532hとを備えている。
加算用信号出力部531a〜531hは、それぞれ、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1を入力として、容量素子C11〜C42のそれぞれの静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号A〜Hを出力する。加算用信号出力部531aは、所定の抵抗値を有する抵抗R及び容量素子C11を含む遅延回路L1と、排他的論理和回路素子X−ORとを備えている。そして、この排他的論理和回路素子X−ORの一方の入力端子には、容量素子C11の静電容量の大きさに応じて遅延した遅延クロック信号P1が入力されるとともに、他方の入力端子には、クロック信号CLA1が入力される。これにより、図10に示すように、排他的論理和回路素子X−ORからクロック信号CLA1と遅延クロック信号P1との位相差を示す加算用信号Aが出力される。この加算用信号Aは、容量素子C11の静電容量が増加すれば、クロック信号CLA1の遅延が大きくなるので、デューティ比も大きくなる。これに対して、容量素子C11の静電容量が減少すれば、クロック信号CLA1の遅延が小さくなるので、デューティ比も小さくなる。なお、加算用信号出力部531b〜531hは、上記加算用信号出力部531aと同様の構成を有しているので、その説明を省略する。そして、加算用信号出力部531b〜531hのそれぞれから出力される加算用信号B〜Hも、上記した加算用信号Aと同様に、静電容量の増加(減少)に伴ってデューティ比が大きく(小さく)なる。
また、減算用信号出力部532a〜532hは、それぞれ、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA2〜CLH2及び上記した加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜Hを入力として、加算用信号A〜Hのハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した減算用信号(−A)〜(−H)を出力する。減算用信号出力部532aは、加算用信号出力部531aから出力される加算用信号Aのハイレベルとローレベルとが反転した反転信号Aを出力するインバータ素子INVと、論理積素子ANDとを備えている。そして、この論理積素子ANDの一方の入力端子には、インバータ素子から出力される反転信号Aが入力されるとともに、他方の入力端子には、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA2が入力される。これにより、図10に示すように、論理積素子ANDから加算用信号Aの周期Taだけハイレベルとローレベルとが反転した減算用信号(−A)が出力される。この減算用信号(−A)は、上記した加算用信号Aと異なり、容量素子C11の静電容量が増加すれば、デューティ比が小さくなり、容量素子C11の静電容量が減少すれば、デューティ比が大きくなる。なお、減算用信号出力部532b〜532hは、上記減算用信号出力部532aと同様の構成を有しているので、その説明を省略する。そして、減算用信号出力部532b〜532hのそれぞれから出力される減算用信号(−B)〜(−H)も、上記した減算用信号(−B)と同様に、静電容量の増加(減少)に伴ってデューティ比が小さく(大きく)なる。
上記加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜Hは、静電容量の増加(減少)に伴ってデューティ比が大きく(小さく)なるので、上述の数式1のFx,Fy,Fz,Mx,My,Mzの演算に用いられる演算子が+の“+C11”〜“+C42”に対応する値として適用可能である。また、上記減算用信号出力部532a〜532hから出力される減算用信号(−A)〜(−H)は、静電容量の増加(減少)に伴ってデューティ比が小さく(大きく)なるので、上述の数式1のFx,Fy,Fz,Mx,My,Mzの演算に用いられる演算子が−の“−C11”〜“−C42”に対応する値として適用可能である。すなわち、上記数式1は、下記数式2に書き直すことができる。
Figure 2008241448
よって、上記数式2に示すように、Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mzは、加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)のパルス列の加算として求めることが可能となる。
OR回路540は、加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜H及び減算用信号出力部532a〜532hから出力される減算用信号(−A)〜(−H)の内から選択される信号の論理和を求めて、パルス列を生成する。具体的には、図11及び図12に示すように、OR回路540は、上記数式2に基づいて、Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mzを演算するのに必要な加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)の論理和を求めて、パルス列を生成する。このOR回路540に入力される加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)は、図示しないマイクロプロセッサにより切り替えられて、上記演算が行われる。または、Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mz専用のOR回路540を用意して上記演算を行ってもよい。
ローパスフィルタ550は、OR回路540から出力されるパルス列を平滑化してアナログ出力電圧を出力するために設けられている。このローパスフィルタ550は、抵抗とコンデンサとから構成される所謂CRローパスフィルタである。
第1実施形態では、上記のように、加算用信号出力部531a〜531hを設けることによって、静電容量式センサ1に加わる力及びモーメントの大きさに応じて容量素子C11〜C42の静電容量が増加すれば、デューティ比が増加し、容量素子C11〜C42の静電容量が減少すれば、デューティ比が減少する加算用信号A〜Hを得ることができる。また、減算用信号出力部532a〜532hを設けることによって、静電容量式センサ1に加わる力及びモーメントの大きさに応じて容量素子C11〜C42の静電容量が増加すれば、デューティ比が減少し、容量素子C11〜C42の静電容量が減少すれば、デューティ比が増加する減算用信号(−A)〜(−H)を得ることができる。したがって、数式1のように力及びモーメントの大きさを静電容量の差によって求める場合に、力及びモーメントの大きさに応じてデューティ比が増加する加算用信号A〜Hとデューティ比が減少する減算用信号(−A)〜(−H)とを論理演算してパルス列を生成するだけで、力及びモーメントの大きさを当該パルス列のデューティ比の大きさとして求めることができる。その結果、OPアンプなどを用いることなく簡単な構成の回路で、力及びモーメントの大きさを求めることができる。
また、本実施形態では、シフト回路520が、ハイレベルとなる期間が一の周期の所定期間に限定され、且つ、そのハイレベルとなる期間が1周期分ずつずれているクロック信号CLA1〜CLH1を出力するため、加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)が周期毎に時分割にされる。その結果、加算用信号A〜Hと減算用信号(−A)〜(−H)とを論理演算する場合でも、互いにハイレベルがオーバーラップしないパルス列を生成することができる。
また、本実施形態では、シフト回路520は、クロック信号CLA1〜CLH1に加えて、当該クロック信号CLA1〜CLH1のハイレベルとなる期間を含む周期の全期間だけがハイレベルとなるクロック信号CLA2〜CLH2を出力する。そして、減算用信号出力部532a〜532hは、加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜Hのハイレベルとローレベルとが反転した反転信号を出力するインバータ素子INVと、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA2〜CLH2及びインバータ素子INVから出力される反転信号を論理演算して、減算用信号(−A)〜(−H)を出力する論理積素子ANDとを含んでいる。このように構成すれば、加算用信号A〜Hのハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した減算用信号(−A)〜(−H)を容易に得ることができる。
また、本実施形態では、加算用信号出力部531a〜531hは、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1を入力として、容量素子C11〜C42の静電容量の大きさに応じて遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、遅延回路から出力される遅延信号とシフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1との位相差を示す加算用信号A〜Hを出力する排他的論理和回路素子X−ORとを含んでいる。このように構成すれば、容易に静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号A〜Hを得ることができる。
また、本実施形態では、加算用信号出力部531a〜531hから出力される加算用信号A〜H及び減算用信号出力部532a〜532hから出力される減算用信号(−A)〜(−H)の内から選択される信号の論理和を求めて、パルス列を生成するOR回路540を設けることによって、力及びモーメントの大きさとみなすことができるデューティ比を有するパルス列を容易に生成することができる。
また、本実施形態では、OR回路540から出力されるパルス列を平滑化してアナログ出力電圧を出力する平滑回路として、抵抗とコンデンサとからなるローパスフィルタ550を用いることによって、オペアンプを用いて平滑回路を構成する場合に比べて、簡単な構成でパルス列をアナログ出力電圧に変換することができる。
(第2実施形態)
図13は、本発明の第2実施形態に係るセンサ駆動回路が適用可能な静電容量式センサの電極の配置を示す図である。図14は、Y軸方向の力Fyを加えたときの静電容量式センサの状態を示す図である。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、第1実施形態の容量素子C11〜C42の電極E11〜E42をそれぞれ分割したセンサ駆動回路について説明する。なお、この第2実施形態では、電極を分割したこと及びそれに伴って回路構成を変更したこと以外は、上記した第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
固定部300の上面には、図13に示すように、分割された一組の電極E11A及びE11B、E12A及びE12B、E21A及びE21B、E22A及びE22B、E31A及びE31B、E32A及びE32B、E41A及びE41B、E42A及びE42Bが固定されている。そして、内側電極E11A〜E42Aは略半円状を有しており、外側電極E11B〜E42Bは、それぞれ内側電極E11A〜E42Aを覆う弓状を有している。そして、X軸上の正方向に配置された一組の電極E11A及びE11B並びに一組の電極E12A及びE12Bと、X軸上の負方向に配置された一組の電極E21A及びE21B並びに一組の電極E22A及びE22Bとは、それぞれ、Y軸方向に離隔し且つX軸に対して線対称になっている。また、Y軸上の正方向に配置された一組の電極E31A及びE31B並びに一組の電極E32A及びE32Bと、Y軸上の負方向に配置された人組の電極E41A及びE41B並びに一組の電極E42A及びE42Bとは、それぞれ、X軸方向に離隔し且つY軸に対して線対称になっている。
また、各電極と第1フランジ100の可撓部111〜114の下面とは離隔している。従って、電極E11A,E11B,E12A,E12B,E21A,E21B,E22A,E22B,E31A,E31B,E32A,E32B,E41A,E41B,E42A,E42Bと、第1フランジ100の可撓部111〜114との間には、容量素子C11A,C11B,C12A,C12B,C21A,C21B,C22A,C22B,C31A,C31B,C32A,C32B,C41A,C41B,C42A,C42Bが形成される。
そして、Y軸方向の力Fyを加えたときは、図14に示すように、第1フランジ100の可撓部111及び第2フランジ200の可撓部211は、変位する。第1フランジ100の可撓部111のY軸正方向部分且つ中央部分は、電極E11Aに近づく方向に変位するが、Y軸正方向部分且つ端部分は、ほぼ変位しない。そのため、容量素子C11Aの静電容量は大きくなるとともに、容量素子C11Bの静電容量はほぼ変化しない。また、第1フランジ100の可撓部111のY軸負方向部分且つ中央部分は、電極E12Aから離れる方向に変位するが、Y軸負方向部分且つ端部分は、ほぼ変位しない。そのため、容量素子C12Aの静電容量は小さくなるとともに、容量素子C12Bの静電容量はほぼ変化しない。
また、Y軸方向の力Fyを加えたときは、第1フランジ100の可撓部112及び第2フランジ200の可撓部212も、上記した第1フランジ100の可撓部111及び第2フランジ200の可撓部211と同様に変位する。そのため、容量素子C21Aの静電容量は大きくなるとともに、容量素子C21Bの静電容量はほぼ変化しない。また、容量素子C22Aの静電容量は小さくなるとともに、容量素子C22Bの静電容量はほぼ変化しない。
また、Fx,Fy,Mx、My、Mzが静電容量式センサ2に加わった場合も同様にして考えればいいので、ここでは省略する。
図15は、図13に示した第2実施形態に係る静電容量式センサを駆動するセンサ駆動回路を示した回路図である。図16は、図15に示したセンサ駆動回路の入力クロックと出力パルスとの関係を示した図である。次に、上記した静電容量式センサ2に適用されるセンサ駆動回路600について説明する。
図15に示すように、信号処理部630a〜630hの加算用信号出力部631a〜631hは、それぞれ、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1を入力として、内側電極E11A〜E42Aが構成する容量素子C11A〜C42Aのそれぞれの静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する加算用信号A〜Hを出力する。加算用信号出力部631aは、所定の抵抗値を有する抵抗R及び容量素子C11Aを含む遅延回路L2と、所定の抵抗値を有する抵抗R及び容量素子C11Bを含む遅延回路L3と、排他的論理和回路素子X−ORとを備えている。そして、この排他的論理和回路素子X−ORの一方の入力端子には、容量素子C11Aの静電容量の大きさに応じて遅延した遅延クロック信号P2が入力されるとともに、他方の入力端子には、容量素子C11Bの静電容量の大きさに応じて遅延した遅延クロック信号P3が入力される。これにより、図16に示すように、排他的論理和回路素子X−ORから遅延クロック信号P2と遅延クロック信号P3との位相差を示す加算用信号Aが出力される。外側電極E11Bが構成する容量素子C11Bは、静電容量式センサ2に加わる力及びモーメントの大きさによらず、ほぼその静電容量の大きさが変化しないので、遅延回路L3から出力される遅延クロック信号P3は温度特性に起因する遅延であるとみなすことが可能である。また、内側電極E11Aが構成する容量素子C11Aは、静電容量式センサに加わる力及びモーメントの大きさに応じて、その静電容量の大きさを変化させるので、遅延回路L2から出力される遅延クロック信号P2は温度特性に起因する遅延及び静電容量の大きさの変化による遅延であるとみなすことが可能である。したがって、遅延クロック信号P2及びP3を入力とする排他的論理和回路素子X−ORから温度特性に起因する遅延が打ち消された加算用信号Aが出力される。この加算用信号Aは、容量素子C11Aの静電容量が増加すれば、クロック信号CLA1の遅延が大きくなるので、デューティ比も大きくなる。これに対して、容量素子C11Aの静電容量が減少すれば、クロック信号CLA1の遅延が小さくなるので、デューティ比も小さくなる。なお、加算用信号出力部631b〜631hは、上記加算用信号出力部631aと同様の構成を有しているので、その説明を省略する。そして、加算用信号出力部631b〜631hのそれぞれから出力される加算用信号B〜Hも、上記した加算用信号Aと同様に、静電容量の増加(減少)に伴ってデューティ比が大きく(小さく)なる。
第2実施形態では、上記のように、電極が、力及びモーメントの大きさに関わらず電極間距離が実質的に変化しない外側電極E11B〜E42Bと、力及びモーメントの大きさに応じて電極間距離が変化する内側電極E11A〜E42Aとに分割されている。そして、加算用信号出力部631a〜631hは、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1を入力として、内側電極E11A〜E42Aが構成する静電容量の大きさに応じて遅延した遅延クロック信号P2を出力する遅延回路L2と、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1を入力として、外側電極E11B〜E42Bが構成する静電容量の大きさに応じて遅延した遅延クロック信号P3を出力する遅延回路L3と、遅延回路L2から出力される遅延クロック信号P2と遅延回路L3から出力される遅延クロック信号P3との位相差を示す加算用信号A〜Hを出力する排他的論理和回路素子X−ORとを含んでいる。このように構成すれば、遅延回路L2から出力される遅延クロック信号P2及び遅延回路L3から出力される遅延クロック信号P3に、容量素子の電極の温度特性による変動が加わる場合でも、排他的論理和回路素子X−ORにおいて当該変動を打ち消すことができる。その結果、温度特性による変動の影響が抑制された加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)を得ることができる。
また、この第2実施形態では、上記第1実施形態と同様の効果も得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、OR回路540では、数式2に基づいて、Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mzを演算するのに必要な加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)の論理和を求めて、パルス列を生成する例について説明したが、本発明はこれに限らず、図17に示すように、Fx,Fy,Mx,Myを演算するのに必要な加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)に加えて、シフト回路520から出力されるクロック信号CLA1〜CLH1の内で、演算するのに必要な信号がハイレベルとなる周期を除く周期にハイレベルとなるクロック信号CLA1〜CLH1をOR回路540に入力させてもよい。一例として、図18に示すように、Fxを演算するのに必要となる加算用信号E、減算用信号(−F)、加算用信号(G)及び減算用信号(−H)の他に、加算用信号E、減算用信号(−F)、加算用信号(G)及び減算用信号(−H)がハイレベルとなる周期を除く周期にハイレベルとなるクロック信号CLA1〜CLD1をOR回路540に入力させる。これにより、OR回路540から出力されるパルス列PFXXのデューティ比を、加算用信号E、減算用信号(−F)、加算用信号(G)及び減算用信号(−H)のみからなるパルス列PFXより増加させることができる。これにより、パルス列のデューティ比を50%にすれば、電源電圧の半分の電圧を基準にすることができる。なお、Fz及びMzは、全ての周期でハイレベルとなる信号を用いているので、当該信号に加えてクロック信号を入力させることができない。
また、上記実施形態では、数式2に示すように、Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mzを演算するのに必要な加算用信号A〜H及び減算用信号(−A)〜(−H)がパルス列のハイレベルとなる周期がパルス列の前半又は後半に偏っている。そこで、シフト回路520は、OR回路540から出力されたパルス列のハイレベルとなる周期が偏らないように、ハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれているクロック信号を加算用信号出力部に出力させてもよい。例えば、容量素子C11〜C42のそれぞれに、クロック信号CLA1及びCLA2、CLE1及びCLE2、CLB1及びCLB2、CLF1及びCLF2、CLC1及びCLC2、CLG1及びCLG2、CLD1及びCLD2、CLH1及びCLH2を入力させれば、OR回路540から出力されるパルス列にデューティ比0%の周期が2周期に一度表れる。これにより、パルス列のハイレベルとなる周期が偏ってしまう場合と異なり、そのローパスフィルタのカットオフ周波数を小さくしなければ、出力波形に大きな脈動が表れて信号品質が低下してしまうという問題が解消される。そして、カットオフ周波数を小さくする必要がないので、センサの応答速度が低下してしまうという問題も解消される。
本発明の第1実施形態に係るセンサ駆動回路が適用可能な静電容量式センサの中央縦断面正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 電極の配置を示す図である。 X軸方向の力Fxを加えたときの静電容量式センサの状態を示す図である。 Z軸方向の力Fzを加えたときの静電容量式センサの状態を示す図である。 Y軸回りのモーメントMyを加えたときの静電容量式センサの状態を示す図である。 第1実施形態に係る静電容量式センサを駆動するセンサ駆動回路を示した回路図である。 センサ駆動回路のシフト回路から出力されるクロック信号を示した図である。 センサ駆動回路のシフト回路から出力されるクロック信号を示した図である。 センサ駆動回路の入力クロックと出力パルスとの関係を示した図である。 センサ駆動回路のOR回路及びローパスフィルタを示した回路図である。 センサ駆動回路のOR回路及びローパスフィルタを示した回路図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサ駆動回路が適用可能な静電容量式センサの電極の配置を示す図である。 Y軸方向の力Fyを加えたときの静電容量式センサの状態を示す図である。 第2実施形態に係る静電容量式センサを駆動するセンサ駆動回路を示した回路図である。 センサ駆動回路の入力クロックと出力パルスとの関係を示した図である。 変形例に係るセンサ駆動回路のOR回路及びローパスフィルタを示した回路図である。 変形例に係るセンサ駆動回路の入力クロックと出力パルスとの関係を示した図である。
符号の説明
500、600 センサ駆動回路
510 基準クロック発生部
520 シフト回路
530a〜530h 信号処理回路
531a〜531h 加算用信号出力部
532a〜532h 減算用信号出力部
540 OR回路
550 ローパスフィルタ
C11〜C41、C11A〜C42A、C11B〜C42B 容量素子
L1、L2、L3 遅延回路
X−OR 排他的論理和回路素子
INV インバータ素子
AND 論理積素子
E11〜E42 電極
E11A〜E42A 内側電極
E11B〜E42B 外側電極

Claims (8)

  1. 負荷の方向及び大きさに応じて電極間距離が変化して静電容量がそれぞれ変化する第1〜第n(n:2以上の整数)可変静電容量素子を有するセンサ駆動回路であって、
    前記第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれに、周期T1〜周期Tm(m:n以上の整数)のm周期分を1サイクルとするクロック信号であって、ハイレベルとなる期間が一の周期の所定期間に限定され、且つ、そのハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれている第1〜第nクロック信号を出力するシフト回路と、
    前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号が入力される前記第1〜第n可変静電容量素子を含み、前記第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれの静電容量の大きさに対応するデューティ比を有する第1〜第n加算用信号を出力する加算用信号出力部と、
    前記加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号が入力され、当該第1〜第n加算用信号のハイレベルとなる期間を含む周期だけハイレベルとローレベルとが反転した第1〜第n減算用信号を出力する減算用信号出力部とを備えることを特徴とするセンサ駆動回路。
  2. 前記シフト回路は、
    前記第1〜第nクロック信号に加えて、当該第1〜第nクロック信号のハイレベルとなる期間を含む周期の全期間だけがハイレベルとなる第n+1〜第2nクロック信号を出力し、
    前記減算用信号出力部は、
    前記加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号のハイレベルとローレベルとが反転した第1〜第n反転信号を出力するインバータ素子と、
    前記シフト回路から出力される第n+1〜第2nクロック信号及び前記インバータ素子から出力される第1〜第n反転信号を論理演算して、前記第1〜第n減算用信号を出力する第1論理演算回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載のセンサ駆動回路。
  3. 前記加算用信号出力部は、
    前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、前記第1〜第n可変静電容量素子の静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n遅延信号を出力する第1遅延回路と、
    前記第1遅延回路から出力される第1〜第n遅延信号と、前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号とを論理演算して、前記第1〜第n加算用信号を出力する第2論理演算回路とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ駆動回路。
  4. 前記第1〜第n可変静電容量素子のそれぞれの電極は、前記負荷の方向及び大きさに関わらず電極間距離が実質的に変化しない第1部分に対応する一方電極と、前記負荷の方向及び大きさに応じて電極間距離が変化する第2部分に対応する他方電極とに分割されており、
    前記加算用信号出力部は、
    前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、前記一方電極が構成する静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n一方電極側遅延信号を出力する第2遅延回路と、
    前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号を入力として、前記他方電極が構成する静電容量の大きさに応じて遅延した第1〜第n他方電極側遅延信号を出力する第3遅延回路と、
    前記第2遅延回路から出力される第1〜第n一方電極側遅延信号と、前記第3遅延回路から出力される第1〜第n他方電極側遅延信号とを論理演算して、前記第1〜第n加算用信号を出力する第3論理演算回路とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ駆動回路。
  5. 前記加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号及び前記減算用信号出力部から出力される第1〜第n減算用信号から選択される信号を論理演算して、パルス列を生成して出力する第4論理演算回路をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサ駆動回路。
  6. 前記第4論理演算回路には、前記加算用信号出力部から出力される第1〜第n加算用信号及び前記減算用信号出力部から出力される第1〜第n減算用信号から選択される信号に加えて、前記シフト回路から出力される第1〜第nクロック信号の内で、前記選択される信号がハイレベルとなる周期を除く周期にハイレベルとなるクロック信号がさらに入力されることを特徴とする請求項5に記載のセンサ駆動回路。
  7. 前記シフト回路は、前記第4論理演算回路から出力されたパルス列のハイレベルとなる周期が偏らないように、ハイレベルとなる期間が互いに少なくとも1周期分ずれている前記第1〜第nクロック信号を前記加算用信号出力部に出力することを特徴とする請求項5又は6に記載のセンサ駆動回路。
  8. 前記第4論理演算回路から出力されるパルス列を平滑化してアナログ出力電圧を出力する平滑回路をさらに備え
    前記平滑回路は、抵抗とコンデンサとからなることを特徴とする請求項6又は7に記載のセンサ駆動回路。
JP2007082094A 2007-03-27 2007-03-27 センサ駆動回路 Pending JP2008241448A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082094A JP2008241448A (ja) 2007-03-27 2007-03-27 センサ駆動回路
US12/076,818 US20080243975A1 (en) 2007-03-27 2008-03-24 Sensor driving circuit
CNA2008100870339A CN101275865A (zh) 2007-03-27 2008-03-27 传感器驱动电路
EP08153458A EP1975586A3 (en) 2007-03-27 2008-03-27 Sensor driving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082094A JP2008241448A (ja) 2007-03-27 2007-03-27 センサ駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008241448A true JP2008241448A (ja) 2008-10-09

Family

ID=39540346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007082094A Pending JP2008241448A (ja) 2007-03-27 2007-03-27 センサ駆動回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080243975A1 (ja)
EP (1) EP1975586A3 (ja)
JP (1) JP2008241448A (ja)
CN (1) CN101275865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230631A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Wacoh Corp 力検出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05346357A (ja) * 1992-06-16 1993-12-27 Kazuhiro Okada 静電容量の変化を利用したセンサ用の信号処理回路
JP2000035358A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Nitta Ind Corp 静電容量式センサの駆動回路
JP2001074404A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Nitta Ind Corp 静電容量式センサ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4719538A (en) * 1986-12-02 1988-01-12 Cox John D Force responsive capacitive transducer
US5421213A (en) * 1990-10-12 1995-06-06 Okada; Kazuhiro Multi-dimensional force detector
US6820493B1 (en) * 1999-10-06 2004-11-23 Wayne Bonin Precision multi-dimensional capacitive transducer
CN100465598C (zh) * 2003-01-06 2009-03-04 新田株式会社 静电电容式传感器
JP4907050B2 (ja) * 2003-03-31 2012-03-28 株式会社ワコー 力検出装置
JP4387691B2 (ja) * 2003-04-28 2009-12-16 株式会社ワコー 力検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05346357A (ja) * 1992-06-16 1993-12-27 Kazuhiro Okada 静電容量の変化を利用したセンサ用の信号処理回路
JP2000035358A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Nitta Ind Corp 静電容量式センサの駆動回路
JP2001074404A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Nitta Ind Corp 静電容量式センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230631A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Wacoh Corp 力検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1975586A2 (en) 2008-10-01
EP1975586A3 (en) 2010-07-14
CN101275865A (zh) 2008-10-01
US20080243975A1 (en) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102045784B1 (ko) 병합된 미세 전자기계 가속도계 센서에 대한 초핑을 이용하는 노이즈 감소 방법
JP4075022B2 (ja) 角速度センサ
JP6197839B2 (ja) 回転検出装置
JP2008096229A (ja) 静電容量式センサ
JP2008190931A (ja) 加速度と角速度との双方を検出するセンサ
JP4599848B2 (ja) 角速度センサ
JP3158583U (ja) 加速度と角速度との双方を検出するセンサ
WO2017164052A1 (ja) 複合センサ
JP2016133498A (ja) 電流電力センサ
JP2008241448A (ja) センサ駆動回路
EP2498051A2 (en) Inertial sensor
JP6531279B2 (ja) 加速度センサ
US20170067931A1 (en) Physical quantity detection system, electronic apparatus, and moving object
JP5202019B2 (ja) 角速度センサ
JP2005257516A (ja) 振動ジャイロ
JP6089986B2 (ja) センサ装置
JP2013108929A (ja) 高精度化された振動型ジャイロ
JP5202009B2 (ja) 角速度センサ
JP2021060280A (ja) 電圧センサ
JP4600590B2 (ja) 角速度センサ
WO2010073576A1 (ja) 角速度センサ
JP2009244049A (ja) Cv変換器
JP5470040B2 (ja) 角速度信号検出回路及び角速度信号検出方法
RU2431849C1 (ru) Усилитель обратной связи для интегральных датчиков
JP2013137321A (ja) 角速度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100323