JP2008241220A - ボイラの制御装置、及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
複数あるバーナーから投入される微粉炭流量に偏差がある場合に、ボイラの排ガス中の一酸化炭素を低減すること。
【解決手段】
バーナーに供給する燃料の流量をバーナー毎に計測する計測器を有し、計測器で計測した計測値に基づいて、燃料流量の流量パターンを生成するパターン化手段と、パターン化手段で生成したパターン情報に基づいて、バーナー又は、エアポートに供給する空気流量を計算する操作信号生成手段を備えるボイラの制御装置。
【選択図】図1
Description
値生成器571で生成した一定値(0)505の2つの入力に対し、補正信号候補504
か一定値(0)508のいずれか1つの信号を、補正信号506として出力する。一定値
生成器571では、ゼロの値を生成する。
200 制御装置
201,920 外部入力インターフェイス
202,940 外部出力インターフェイス
210 計測信号データベース
220 パターンデータベース
230 数値解析結果データベース
240 操作信号データベース
250 制御ロジックデータベース
260 学習情報データベース
270 プラント情報データベース
300 パターン化手段
400 数値解析実行手段
500 操作信号生成手段
600 学習手段
700 モデル
800 評価値計算手段
900 外部入力装置
901 キーボード
902 マウス
910 保守ツール
930 データ送受信処理部
950 画像表示装置
Claims (12)
- 燃料と空気をボイラ内に供給する複数本のバーナーと、該バーナーに供給した燃料と空気を燃焼させて生成する燃焼ガスの流れ方向下流側で、この燃焼ガスに空気を供給するエアポートと、前記バーナーとエアポートに供給する空気流量を調整する操作端と、前記バーナーに供給する燃料の流量を計測する計測器を有するボイラの制御装置において、
前記計測器で計測した計測値に基づいて、燃料流量の流量パターンを生成するパターン化手段と、
前記パターン化手段で生成したパターン情報に基づいて、前記バーナー又は、前記エアポートに供給する空気流量を計算する操作信号生成手段
を備えたことを特徴とするボイラの制御装置。 - 請求項1に記載のボイラの制御装置において、
前記操作信号生成手段は、
前記パターン化手段で生成したパターン情報に基づいて空気流量調整ゲインを決定するゲイン設定手段と、
前記計測器で計測した燃料流量に基づき、バーナー毎に燃料流量の平均値に対する燃料流量の相対値を計算する相対値計算手段とを有し、
前記ゲイン設定手段で設定した空気流量調整ゲインと、前記相対値計算手段で計算した相対値に基づいて、前記バーナーに供給する空気流量を計算することを特徴とするボイラの制御装置。 - 請求項2に記載したボイラの制御装置において、
ボイラの設計情報が保存されているプラント情報データベースの情報と、前記ボイラを模擬する物理モデルを用いて、ボイラの運用条件と一酸化炭素濃度,窒素酸化物濃度の少なくとも1つの関係を計算する数値解析実行手段と、
前記数値解析を実施した結果と、前記ボイラの計測値の少なくとも1つを用いて構築する前記ボイラのモデルと、
前記モデルを対象に一酸化炭素濃度,窒素酸化物の少なくとも1つを低減する操作方法を学習する学習手段と、
前記ゲイン設定手段では、前記学習手段で学習した結果に基づいて空気流量調整ゲインを決定することを
特徴とするボイラの制御装置。 - 請求項3に記載したボイラの制御装置において、
前記数値解析実行手段では、前記数値解析結果データベース保存されている情報のうち、ミル特性,ミルとバーナーを接続する配管の長さ,ミルとバーナーを接続する配管の曲がり数の少なくとも1つの情報を用いて、微粉炭流量の流量パターンを生成し、生成した微粉炭流量の流量パターンを境界条件に設定して数値解析を実行すること
を特徴とするボイラの制御装置。 - 請求項1に記載したボイラの制御装置において、
前記計測器とバーナーを接続する配管の長さ、微粉炭の流速、前記計測器の計測遅れ時間の少なくとも1つの情報を用いて、前記計測器で計測する燃料流量の値を補正する計測値補正手段を有すること
を特徴とするボイラの制御装置。 - 請求項2に記載したボイラの制御装置において、
バーナー毎の燃料流量計測値と、操作信号生成手段で生成したバーナー毎の空気流量操作信号を、同一画面上に表示するか、もしくは前記パターン化手段で生成した微粉炭流量のパターンを画面に表示する画像表示装置を備えたこと
を特徴とするボイラの制御装置。 - 燃料と空気をボイラ内に供給する複数本のバーナーと、該バーナーに供給した燃料と空気を燃焼させて生成する燃焼ガスの流れ方向下流側で、この燃焼ガスに空気を供給するエアポートと、前記バーナーとエアポートに供給する空気流量を調整する操作端を有するボイラの制御方法において、
前記バーナーに供給する燃料の流量をバーナー毎に計測した結果に基づいて燃料流量の流量パターンを生成し、
生成したパターン情報に基づいて、前記バーナー又は、前記エアポートに供給する空気流量を計算し、
前記空気流量に基づいて前記バーナー又は前記エアポートを制御することを特徴とするボイラの制御方法。 - 請求項7に記載のボイラの制御方法において、
前記バーナーに供給する空気流量を計算する場合に、
生成した前記流量パターンに基づいて空気流量調整ゲインを決定し、
前記バーナーに供給する燃料の流量をバーナー毎に計測した燃料流量に基づき、バーナー毎に燃料流量の平均値に対する燃料流量の相対値を計算し、
前記空気流量調整ゲインと、前記相対値に基づいて、前記バーナーに供給する空気流量を計算することを特徴とするボイラの制御方法。 - 請求項8に記載したボイラの制御方法において、
ボイラの設計情報が保存されているプラント情報データベースの情報と、前記ボイラを模擬する物理モデルを用いて、ボイラの運用条件と一酸化炭素濃度,窒素酸化物濃度の少なくとも1つの関係を計算し、
前記数値解析を実施した結果と、前記ボイラの計測値の少なくとも1つを用いて前記ボイラのモデルを構築し、
前記モデルを対象に一酸化炭素濃度,窒素酸化物の少なくとも1つを低減する操作方法を学習し、
前記学習手段で学習した結果に基づいて前記空気流量調整ゲインを決定することを特徴とするボイラの制御方法。 - 請求項9に記載したボイラの制御方法において、
前記バーナーに供給する空気流量を計算する場合に、前記数値解析結果データベース保存されている情報のうち、ミル特性,ミルとバーナーを接続する配管の長さ,ミルとバーナーを接続する配管の曲がり数の少なくとも1つの情報を用いて、微粉炭流量の流量パターンを生成し、生成した微粉炭流量の流量パターンを境界条件に設定して数値解析を実行することを特徴とするボイラの制御方法。 - 請求項7に記載したボイラの制御方法において、
前記計測器とバーナーを接続する配管の長さ,微粉炭の流速,前記計測器の計測遅れ時間の少なくとも1つの情報を用いて、前記計測器で計測する燃料流量の値を補正することを特徴とするボイラの制御方法。 - 請求項8に記載したボイラの制御方法において、
バーナー毎の燃料流量計測値と、操作信号生成手段で生成したバーナー毎の空気流量操作信号を、同一画面上に表示するか、もしくは前記パターン化手段で生成した微粉炭流量
のパターンを画面に表示することを特徴とするボイラの制御方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018100821A1 (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 蒸気温度制御装置及びそれを含む制御ユニット |
CN114764093A (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-19 | 新智数字科技有限公司 | 燃气锅炉烟气一氧化碳含量监测方法及装置 |
WO2023120404A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 三菱重工業株式会社 | アンモニア燃料ボイラシステム |
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