JP2008240471A - 道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造 - Google Patents

道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造 Download PDF

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Abstract

【課題】格別コスト高を招くことなく、合材侵入防止用仕切装置における仕切板を効率よく加熱して舗装面の仕上りを良好にする道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は上記目的を達成するために、主スクリードの後方に一対の伸縮スクリードが前後に配置された道路舗装機械において、前記主スクリードの後方へのアスファルト合材の侵入を防止する合材侵入防止用仕切装置における仕切板8に該仕切板8を加熱する加熱手段16を取付けた道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供するものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造に関するものであり、特に、合材侵入防止用仕切装置における仕切板を効率よく加熱して舗装面の仕上りを良好にし得る道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造に関するものである。
従来、この種の道路舗装機械は、主スクリードの後方に一対の伸縮スクリードが前後に配置されており、これらの伸縮スクリードは主スクリードの後方に上下動可能に突設された各支持アームにそれぞれ支承されている。そして、前記一対の伸縮スクリードのうち、前側の第1伸縮スクリードは左右いずれかの一方向へ伸縮し、後側の第2伸縮スクリードは前記第1伸縮スクリードとは反対側の他方向へ伸縮する。
ここで、舗装作業時に主スクリードの後端の高さと第1及び第2の伸縮スクリードのそれぞれの後端の高さが不一致になった場合に、前記支持アームを上下動して第1及び第2の伸縮スクリードの後端の高さを前記主スクリードの後端の高さと一致させるが、この際、主スクリードと後側の第2伸縮スクリードとの間から主スクリード後方の該主スクリードにて舗装した部分に熱せられたアスファルト合材が回り込むように侵入することがある。然るときは、主スクリードと第2伸縮スクリードとがラップする部分の舗装面の仕上りが悪化する。このため、主スクリードの後端と第2伸縮スクリードの前端との間に仕切板を備えた合材侵入防止用仕切装置を設けて合材の侵入を防止している。
ところで、舗装作業時に前記仕切板付近に滞留するアスファルト合材が冷えて該仕切板に硬化して付着すると、舗装面に縦断スジ(引き傷)が付いて舗装面の仕上りが悪化することがある。
これに関連する従来技術として、例えば、次のような敷き均し機械におけるスクリードプレートの加熱装置が知られている。この従来技術は、路面に敷いたアスファルト合材を、スクリードプレートにより押圧しながら敷き均す敷き均し機械において、前記スクリードプレートを敷き均し機械の進行方向と直交する方向に2分割し、それぞれの分割面上に、耐熱性及び絶縁性の良好なセラミックス製のスペーサを介して銅パイプを渦巻状に曲げた高周波誘導コイルを配置固定している。一方、プーリ及びVベルトを介してエンジンで回転駆動される油圧モータ及び該油圧モータで駆動される高周波電流発生源としての発電機が備えられている。そして、該発電機から前記各高周波誘導コイルに高周波電流を流し、発生するジュール熱によりスクリードプレートをアスファルト合材が付着しない最適な温度に効率良く加熱してアスファルト合材の圧密を高めるとともに舗装面の仕上りを良好にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−252012号公報(第2〜3頁、図1〜3)。
特許文献1に記載の従来技術においては、セラミックス製のスペーサ上に配置した銅パイプ製の高周波誘導コイル及び油圧モータで回転駆動される発電機等を備えたコスト高につく加熱装置によりスクリード部におけるスクリードプレート側のみを加熱する技術が開示されている。
そこで、格別コスト高を招くことなく、合材侵入防止用仕切装置における仕切板を効率よく加熱して舗装面の仕上りを良好にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、主スクリードの後方に一対の伸縮スクリードを前後に配置し、該一対の伸縮スクリードにおける前側の第1伸縮スクリードは左右いずれかの一方向へ伸縮し、後側の第2伸縮スクリードは前記第1伸縮スクリードとは反対側の他方向へ伸縮するように構成し、前記主スクリードの後端と前記第2伸縮スクリードの前端との間に前記主スクリードの後方へのアスファルト合材の侵入を防止する仕切板を備えた合材侵入防止用仕切装置を設けてなる道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造であって、前記仕切板に該仕切板を加熱する加熱手段を取付けてなる道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供する。
この構成によれば、舗装作業時に、合材侵入防止用仕切装置における仕切板の部分により、主スクリードと後側の第2伸縮スクリードとの間から主スクリード後方の該主スクリードにて舗装された部分に熱せられたアスファルト合材が回り込むように侵入するのが防止される。このとき仕切板が該仕切板に取付けられた加熱手段で効率よく加熱されていることで前記アスファルト合材が該仕切板に硬化して付着するのが防止される。また、第2伸縮スクリードの前方で且つ仕切板付近に滞留するアスファルト合材が加熱保温されて流動性が確保され、第2伸縮スクリードへの該アスファルト合材の流れ込みが良好となる。
請求項2記載の発明は、上記加熱手段は、電熱線である道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供する。
この構成によれば、舗装作業時に、仕切板に取付けられた電熱線に所要値の電流を通電することで、該仕切板がアスファルト合材が付着せず、また該仕切板付近に滞留するアスファルト合材の流動性を確保し得る最適な温度に効率よく加熱される。
請求項3記載の発明は、上記加熱手段は、上記仕切板に該仕切板の長手方向に沿って中空の筒状部を一体に形成し、該筒状部にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるように構成したものである道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供する。
この構成によれば、舗装作業時に、筒状部に所要強さのガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させることで、仕切板が全長にわたって上記請求項2記載の発明の作用と同様の最適な温度に効率よく加熱される。
請求項4記載の発明は、上記加熱手段は、燃焼炎もしくは燃焼排気の少なくともいずれかを上記仕切板に吹き付けるように構成したものである道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を提供する。
この構成によれば、舗装作業時に、所要強さもしくは所要量に調節された燃焼炎もしくは燃焼排気の少なくともいずれかを仕切板に吹き付けることで、該仕切板が上記請求項2記載の発明の作用と同様の最適な温度に短時間で効率よく加熱される。
請求項1記載の発明は、仕切板に該仕切板を加熱する加熱手段を取付けたので、舗装作業時に、仕切板が加熱手段で効率よく加熱されていることでアスファルト合材が該仕切板に硬化して付着するのが防止され、舗装面に引き傷が付くのが防止されて該舗装面の仕上りを良好にすることができる。また、これに加えて、第2伸縮スクリードの前方で且つ仕切板付近に滞留するアスファルト合材が加熱保温されて流動性が確保され、第2伸縮スクリードへの該アスファルト合材の流れ込みが良くなって舗装面の仕上りを一層良好にすることができるという利点がある。
請求項2記載の発明は、上記加熱手段は、電熱線としたので、格別コスト高を招くことなく、舗装作業時に、仕切板をアスファルト合材が付着せず、また該仕切板付近に滞留するアスファルト合材の流動性を確保し得る最適な温度に効率よく加熱することができるという利点がある。
請求項3記載の発明は、上記加熱手段は、上記仕切板に該仕切板の長手方向に沿って中空の筒状部を一体に形成し、該筒状部にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるように構成したので、格別コスト高を招くことなく、舗装作業時に、仕切板を全長にわたって上記請求項2記載の発明の効果と同様の最適な温度に効率よく加熱することができるという利点がある。
請求項4記載の発明は、上記加熱手段は、燃焼炎もしくは燃焼排気の少なくともいずれかを上記仕切板に吹き付けるように構成したので、格別コスト高を招くことなく、舗装作業時に、仕切板を上記請求項2記載の発明の効果と同様の最適な温度に短時間で効率よく加熱することができるという利点がある。
格別コスト高を招くことなく、合材侵入防止用仕切装置における仕切板を効率よく加熱して舗装面の仕上りを良好にするという目的を、主スクリードの後方に一対の伸縮スクリードを前後に配置し、該一対の伸縮スクリードにおける前側の第1伸縮スクリードは左右いずれかの一方向へ伸縮し、後側の第2伸縮スクリードは前記第1伸縮スクリードとは反対側の他方向へ伸縮するように構成し、前記主スクリードの後端と前記第2伸縮スクリードの前端との間に前記主スクリードの後方へのアスファルト合材の侵入を防止する仕切板を備えた合材侵入防止用仕切装置を設けてなる道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造であって、前記仕切板に該仕切板を加熱する加熱手段を取付けることにより実現した。
以下、本発明の実施例1を図面に従って詳述する。図1は道路舗装機械におけるスクリード部の平面図、図2(a)は図1の右側面図、図2(b)は同図(a)における仕切板枢着部の平面図、図3は合材侵入防止用仕切装置における吊下げ調整手段部分を示す図、図4は合材侵入防止用仕切装置における仕切板部分を拡大して示す図である。
まず、本実施例にかかる道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造の構成を説明する。図1及び図2(a)において、スクリード部1における主スクリード2の後方に上下動可能な支持アーム3,3が突設され、各支持アーム3,3に前側の第1伸縮スクリード4と後側の第2伸縮スクリード5とがそれぞれ支承されている。第1伸縮スクリード4は内蔵されたシリンダ4aの伸縮動作により、スクリード部1の進行方向に対し左方向へ突出するように伸縮し、第2伸縮スクリード5は内蔵されたシリンダ5aの伸縮動作により、スクリード部1の進行方向に対し右方向へ突出するように伸縮する。
そして、前記主スクリード2の後端と前記第2伸縮スクリード5の前端との間に、該間の下方隙間から前記主スクリード2の後方(図1中のA部分)へのアスファルト合材の侵入を防止するための合材侵入防止用仕切装置6が設けられている。
該合材侵入防止用仕切装置6は、前記支持アーム3の下部に垂設されたカバーブラケット7と、該カバーブラケット7の下部内側に設けられた仕切板8と、該カバーブラケット7の後部外側にボルト9,9締めにて固定された仕切ブラケット10と、前記仕切板8の後部の吊下げ高さを調整するための吊下げ調整手段11等で構成されている。
前記カバーブラケット7は、図3に示すように、背面視逆L字形となっており、該カバーブラケット7の側面7aの前縁部は主スクリード2のサイドカバー12の内側にラップされ、該カバーブラケット7の上面7bが前記支持アーム3の下面にボルト13締めにて固定されている。したがって、該カバーブラケット7は前記支持アーム3及び第2伸縮スクリード5と一体になって上下動する。
該カバーブラケット7の上面7bの内側には、支持片7cが固設され、この支持片7cに吊下げ調整手段11におけるロッド11aが挿通されて上下動自在に支持されるとともに、該ロッド11aの下部もカバーブラケット7の側面7aの内側に固設された支持片7dにて上下動自在に支持されている。
吊下げ調整手段11における前記ロッド11aの上端には、該ロッド11aに対する突出長さを変更可能にした調整ボルト11bが螺着され、この調整ボルト11bが前記支持アーム3の上部位置に取り付けられたブラケット11cに回転自在に保持されている。また、前記ロッド11aの下端には取付部11dが設けられ、この取付部11dにアイボルト11eが下方から差し込まれるとともに横方向からピン11fが挿入されて、該アイボルト11eが取付部11dに連結されている。該アイボルト11eの下端は仕切板8後部側の後述する雌ねじ部8dに螺着されている。
吊下げ調整手段11は、調整ボルト11bを回転させて前記ロッド11aに対する該調整ボルト11bの突出長さを変更することで、支持アーム3及びカバーブラケット7に対して前記ロッド11aが上下方向へ移動し、仕切板8が前端側の後述する枢着部8cの部分を回動支点としてその後部側が上下いずれかの方向へ押し引かれ、該仕切板8の後端の高さが変更される。
図4の(a)、(b)、(c)に示すように、該仕切板8は、主として側面視ほぼ矩形の側面板8aと該側面板8aの内側にほぼ水平に固設された平面板8bとで構成されている。該平面板8bの前端にパイプ状の枢着部8cが横向きに固設され、該平面板8bの後部側に雌ねじ部8dが上向きに設けられている。図2の(a)、(b)に示すように、前記枢着部8cが前記主スクリード2の後端に固設された取付ブラケット14,14にピン15にて枢着されている。
そして該仕切板8における側面板8aの内側面と平面板8bの上面とが交わる角部の部位に、該仕切板8を加熱する加熱手段としての電熱線16がクランプ17a,17aとボルト17b,17bを用いた締め付け具により前記角部に沿うようにして取付けられている。
前記電熱線16にはシーズ線等が用いられ、該電熱線16の両外部端子16a,16aは、導線18a,18b及び開閉スイッチ19を介して交流電源20に接続されている。
次に、上述のように構成された道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造の作用を説明する。舗装作業時に、吊下げ調整手段11における調整ボルト11bを回転操作することにより、仕切板8の後端の高さが主スクリード2の後端の高さ及び第2伸縮スクリード5の後端の高さと一致するように調整される。また、開閉スイッチ19がオン操作され、交流電源20から仕切板8に取付けられた電熱線16に所要値の電流が通電されて仕切板8が所要温度に加熱され、該仕切板8の側面板8aに接するカバーブラケット7の下方部分も所要温度に加熱される。
そして、舗装作業の進行中、合材侵入防止用仕切装置6における仕切板8の側面板8aの部分により、主スクリード2と後側の第2伸縮スクリード5との間から主スクリード2後方の該主スクリード2にて舗装された部分(図1中のA部分)に熱せられたアスファルト合材が回り込むように侵入するのが防止される。
このとき仕切板8における特に側面板8aが所要温度に加熱されていることで熱せられたアスファルト合材が該仕切板8の側面板8aに硬化して付着するのが防止され、舗装面に引き傷が付くのが防止される。
また、第2伸縮スクリード5の前方で且つ仕切板8及びカバーブラケット7の下方部分付近に滞留するアスファルト合材が加熱保温されて流動性が確保され、第2伸縮スクリード5への該アスファルト合材の流れ込みが良くなって、舗装面の仕上りが良好になる。
上述したように、本実施例に係る道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造においては、仕切板8における側面板8aの内側面と平面板8bの上面とが交わる角部に沿うようにシーズ線等の電熱線16を取付けたので、格別コスト高を招くことなく、該仕切板8を、アスファルト合材が付着せず、また該仕切板8付近に滞留するアスファルト合材の流動性を確保し得る最適な温度に効率よく加熱することができる。
舗装作業時に、仕切板8が最適な温度に加熱されていることで熱せられたアスファルト合材が該仕切板8に硬化して付着するのが防止され、舗装面に引き傷が付くのが防止されて該舗装面の仕上りを良好にすることができる。
第2伸縮スクリード5の前方で且つ仕切板8及びカバーブラケット7の下方部分付近に滞留するアスファルト合材を加熱保温することができて、該アスファルト合材の流動性を確保することができる。したがって第2伸縮スクリード5へのアスファルト合材の流れ込みが良くなって舗装面の仕上りを一層良好にすることができる。
本発明の実施例2を図5の(a)、(b)、(c)を用いて説明する。図5は合材侵入防止用仕切装置における仕切板部分を拡大して示す図であり、(a)は平面図、(b)は図(a)の側面図、(c)は図(a)のD−D線に沿う断面図である。
本実施例は、仕切板8を加熱する加熱手段として、仕切板8における側面板8aの内側面と平面板8bの上面とが交わる角部の部位に、該側面板8aの内側面の一部と該平面板8bの上面の一部とを利用して中空の筒状部としての角筒状の燃焼ダクト21を当該仕切板8と一体に形成し、該燃焼ダクト21にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるように構成したものである。
前記燃焼ダクト21の一端側にはガスバーナ22が、その燃焼口22aが燃焼ダクト21内に臨むように取付けられ、前記燃焼ダクト21の他端側には燃焼ガス排気口21aが取付けられている。前記ガスバーナ22は、ガス管23及びガスコック24を介してプロパンガスボンベ25に連通されている。また、前記ガスバーナ22には点火プラグ26が取付けられ、該点火プラグ26は、点火ケーブル27、点火トランス28及び開閉スイッチ29を介して直流電源30に接続されている。
次に、本実施例の作用を説明する。舗装作業時に、ガスコック24の開度を調節してプロパンガスボンベ25からガスバーナ22へのプロパンガスの供給流量を所要流量に設定し、また開閉スイッチ29をオン操作して点火プラグ26によりガスバーナ22へ供給されたプロパンガスに点火する。この一連の操作によりガスバーナ22の燃焼口22aから燃焼ダクト21の一端側に所要強さのガス燃焼炎が噴出され、該燃焼ダクト21内には一端側から他端側に所要強さのガス燃焼炎及びガス燃焼排気が流通する。
この結果、仕切板8が所要温度に効率よく加熱され、該仕切板8の側面板8aに接するカバーブラケット7の下方部分も所要温度に加熱される。そして、前記実施例1の作用とほぼ同様にして、舗装作業の進行中、熱せられたアスファルト合材が該仕切板8の側面板8aに硬化して付着するのが防止され、舗装面に引き傷が付くのが防止される。また、仕切板8及びカバーブラケット7の下方部分付近に滞留するアスファルト合材が加熱保温されて流動性が確保され、第2伸縮スクリード5への該アスファルト合材の流れ込みが良くなって、舗装面の仕上りが一層良好になる。
本実施例によれば、仕切板8における側面板8aの内側面の一部と平面板8bの上面の一部とを利用して燃焼ダクト21を当該仕切板8と一体に形成し、該燃焼ダクト21にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるようにしたので、格別コスト高を招くことなく、舗装作業時に、仕切板8を全長にわたって最適な温度に極めて効率よく加熱することができる。
なお、本実施例では、仕切板8を加熱する加熱手段として、燃焼ダクト21にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるように構成したが、この他に加熱手段としては、燃焼ダクト21の形成を省略して該ガス燃焼炎もしくはガス燃焼排気の少なくともいずれかを、仕切板8に直接吹き付けるように構成してもよい。
このように構成した加熱手段によれば、格別コスト高を招くことなく、舗装作業時に、所要強さもしくは所要量に調節された燃焼炎もしくは燃焼排気の少なくともいずれかを仕切板8に直接吹き付けることで、該仕切板8を、該実施例2の作用と同様の最適な温度に短時間で効率よく加熱することができる。
なお、、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
図は本発明の実施例に係る道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造を示すものである。
道路舗装機械におけるスクリード部の平面図。 図1の右側からみた図であり、(a)は側面図、(b)は図(a)における仕切板枢着部近傍の平面図。 図2(a)のB−B線に沿う断面図であり、吊下げ調整手段部分を示す図。 実施例1に係る仕切板を拡大して示す図であり、(a)は平面図、(b)は図(a)の側面図、(c)は図(a)のC−C線に沿う断面図。 実施例2に係る仕切板を拡大して示す図であり、(a)は平面図、(b)は図(a)の側面図、(c)は図(a)のD−D線に沿う断面図。
符号の説明
1 スクリード部
2 主スクリード
3 支持アーム
4 第1伸縮スクリード
5 第2伸縮スクリード
6 合材侵入防止用仕切装置
7 カバーブラケット
8 仕切板
8a 側面板
8b 平面板
8c 枢着部
9 ボルト
10 仕切ブラケット
11 吊下げ調整手段
12 サイドカバー
13 ボルト
14 取付ブラケット
15 ピン
16 電熱線(加熱手段)
17a クランプ
18 導線
19 開閉スイッチ
20 交流電源
21 燃焼ダクト(中空の筒状部)
22 ガスバーナ
23 ガス管
24 ガスコック
25 プロパンガスボンベ
26 点火プラグ
27 点火ケーブル
28 点火トランス
29 開閉スイッチ
30 直流電源

Claims (4)

  1. 主スクリードの後方に一対の伸縮スクリードを前後に配置し、該一対の伸縮スクリードにおける前側の第1伸縮スクリードは左右いずれかの一方向へ伸縮し、後側の第2伸縮スクリードは前記第1伸縮スクリードとは反対側の他方向へ伸縮するように構成し、前記主スクリードの後端と前記第2伸縮スクリードの前端との間に前記主スクリードの後方へのアスファルト合材の侵入を防止する仕切板を備えた合材侵入防止用仕切装置を設けてなる道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造であって、
    前記仕切板に該仕切板を加熱する加熱手段を取付けてなることを特徴とする道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造。
  2. 上記加熱手段は、電熱線であることを特徴とする請求項1記載の道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造。
  3. 上記加熱手段は、上記仕切板に該仕切板の長手方向に沿って中空の筒状部を一体に形成し、該筒状部にガス燃焼炎及びガス燃焼排気を流通させるように構成したものであることを特徴とする請求項1記載の道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造。
  4. 上記加熱手段は、燃焼炎もしくは燃焼排気の少なくともいずれかを上記仕切板に吹き付けるように構成したものであることを特徴とする請求項1記載の道路舗装機械におけるスクリード部合材侵入防止用仕切装置の加熱構造。
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