JP2008237176A - 屋上緑化プランター - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビルの屋上緑化に用いる屋上緑化プランターにおいて、容易に搬送、設置できるとともに、土壌の入替え等も簡単に行えるようにする。
【解決手段】 屋上緑化プランターは、植物を植栽するプランター本体10と、プランター本体10の上面に設けられ、プランター本体10の上面より大きい面積を有する網状パネル体20とを有する。プランター本体10は、水が貯留される外枠体30と、外枠体30内に分離自在に設置され土壌が充填される内枠体40と、外枠体30に貯留された水を内枠体40に充填された土壌に供給する揚水管50とを有している。外枠体30は中間部分に段部31が形成されている。段部31に内枠体40が載置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ビル等の屋上緑化に適したプランターに関し、更に詳しくは、プランターの設置等が簡単な屋上緑化プランターに関するものである。
本発明は、
近年、ヒートアイランド現象の緩和、大気中の二酸化炭素の削減、建物の省エネルギー及び人への癒し効果等の観点から、ビル等の屋上床面を植物で覆い隠す屋上緑化が進められている。
従来、屋上緑化の方法としては、建物の屋上をパーゴラ等の棚で覆い、このパーゴラの下にプランターを設置し、プランターに植栽したつる植物の枝葉をパーゴラに誘引する屋上緑化方法が提案されている(特許文献1参照)。また、屋上緑化の方法ではないが、プランターにネットを取り付け、このネットにプランターに植栽したつる植物を誘引する緑化方法が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1で提案された屋上緑化方法は、つる植物をパーゴラに誘引して緑化するものであるので、屋上が緑化されるまでに長期間を要するものであり、また、特許文献2で提案された緑化方法は、垂直面への緑化は可能であるが水平面への緑化をすることができず、屋上緑化方法としては採用できるものではなかった。
そこで、本出願人は、上述した従来の屋上緑化方法の問題点を解消するために鋭意検討し、プランター本体の上面よりも大きい面積を有する網状パネル体を、プランター本体の上面に設けたプランターを提案した(特許文献3参照)。このプランターによれば、つる植物が網状パネル体に沿って成長するので、短期間で屋上緑化を図れ、極めて好ましいものであった。
特開平9−140252号公報 特開平7−39366号公報 特開2005−176827号公報
ところで、上述した特許文献3で提案された屋上緑化プランターは、緑化の効率化、屋上における強風対策等の点からプランター本体が50cmを超える幅に形成され、その総重量が100kgを優に超えるものであるので、プランターの搬送、設置等が面倒なものであった。また、古くなった土壌の入替え、植物の根の管理、新しい植物の植栽等を行う場合、プランター本体から土壌を取出して行わなければならず面倒なものであった。
本発明は、以上の問題点を解決し、プランター本体にフォークリフトの爪等を係合させることできる段部を形成するとともに、プランター本体を、土壌を充填する内枠体と、水を貯留する外枠体とで構成するとともに、内枠体を外枠体から分離自在とすることにより、容易に搬送、設置できるとともに、土壌の入替え等も簡単に行える屋上緑化プランターを提供することを目的とする。
請求項1に係る屋上緑化プランターは、植物を植栽するプランター本体と、該プランター本体の上面に設けられ、プランター本体の上面より大きい面積を有する網状パネル体とを有するプランターであって、前記プランター本体は、水が貯留される外枠体と、該外枠体内に分離自在に設置され土壌が充填される内枠体と、該外枠体に貯留された水を内枠体に充填された土壌に供給する揚水管とを有し、該外枠体は、中間部分に段部が形成され、該段部より下方の下部枠と、該段部より上方であって下部枠より水平方向に突出した上部枠とを有し、該段部に内枠体が載置されるとともに、該下部枠に水が貯留されることを特徴として構成されている。
請求項2に係る屋上緑化プランターは、請求項1記載の屋上緑化プランターにおいて、外枠体と内枠体との間に、下部枠に水を給水する給水路が形成されていることを特徴として構成されている。
請求項3に係る屋上緑化プランターは、請求項1又は2記載の屋上緑化プランターにおいて、外枠体の下部枠に貯留された水の水位を表示する水位計が設けられていることを特徴として構成されている。
請求項1に係る屋上緑化プランターによれば、水が貯留される外枠体と、該外枠体内に分離自在に設置され土壌が充填される内枠体とで構成されているので、土壌を充填した内枠体をプランター本体から取出し、単独で取り扱うことができる。したがって、土壌の入替え、植物の植え替え、植物の根の管理等を簡単に行うことができ、また内枠体のみで予め植物を育成することができる。
また、外枠体は、中間部分に段部が形成され、該段部より下方の下部枠と、該段部より上方であって下部枠より水平方向に突出した上部枠とで構成されているので、フォークリフトの爪を段部の外面に係合させることにより、プランター本体を容易に持ち上げることができる。したがって、プランター本体の重量が大きい場合であっても、容易に搬送、設置することができる。さらに、段部の上面に内枠体を載置しているので、内枠体の設置及び分離を簡単に行うことができる。
さらに、外枠体に貯留された水を内枠体に充填された土壌に供給する揚水管が設けられているので、降雨が無い場合であっても長期に亘って土壌に水を供給することができる。さらに、外枠体と内枠体とは揚水管で連通し、揚水管の面積は内枠体の底部の面積に比して小さいので、降雨により土壌に雨水が浸入しても、土壌中の肥料分が下部枠の貯留水に流亡するのを可及的に抑えることができる。
請求項2に係る屋上緑化プランターによれば、外枠体と内枠体との間に、下部枠に水を給水する給水路が形成されているので、下部枠に水を供給する際、内枠体に充填された土壌を通ることなく直接供給することができる。したがって、土壌中の肥料分が流亡することが無く、また有機肥料分が下部枠の貯留水に流入することによる貯留水の腐敗を防止することができる。
請求項3に係る屋上緑化プランターによれば、外枠体の下部枠に貯留された水の水位を表示する水位計が設けられているので、一目で水の状態を認識することができ、給水の時期を逸することがない。
本発明の屋上緑化プランターにおいては、プランター本体は、外枠体と、外枠体に分離自在に設けられた内枠体とで構成されており、これらの枠体の形状は、断面が円形状、正方形状、長方形状、多角形状等の筒状体等の各種形状を採用することができる。また、外枠体としては、表面に塗装が施されたGRC(ガラス繊維強化軽量コンクリート)、FRP等の樹脂を採用することができ、内枠体としては、ASA樹脂、AES樹脂等の各種樹脂を採用することができる。
外枠体の中間部分に形成される段部は、その外面においてフォークリフト等の爪が係合できる幅を有し、また、内面において内枠体を載置できる幅を有しておれば、その他の形状、例えば、上部枠の幅と下部枠の幅の比、上部枠の厚み、下部枠の厚み等は適宜変更することができる。段部の外面における幅は、例えば50mm以上が好ましい。さらに、段部が形成される中間部分は、高さ方向の略1/2である必要は無く、土壌の量と貯留水の量等を考慮して適宜変更することができる。
揚水管は、毛細管現象により下部枠に貯留した水を揚水して内枠体に充填した土壌に供給するもので、内部に揚水材が充填されている。揚水材としては、毛細管現象を発揮する材料であれば特に限定されないが、保水性の観点からパーライトや焼成瓦の破砕物が好ましく、また腐敗(土壌中の有機肥料分が雨水とともに混入することによる腐敗)防止の観点からゼオライトが好ましく、これらパーライト或いは焼成瓦の破砕物とゼオライトとを混合して用いることが好ましい。パーライト或いは焼成瓦の破砕物とゼオライトとの混合比は、パーライト、焼成瓦の破砕物:約60〜約80vol%、ゼオライト:約40〜約20vol%が好ましい。また、パーライト、焼成瓦の破砕物の粒径は2〜10mmが好ましく、ゼオライトの粒径は2〜10mmが好ましい。
外枠体と内枠体との間に給水路が形成されており、この給水路は下部枠に水を供給するためのもので、内枠体内の土壌を介することなく給水できるものである。給水路を形成するには、外枠体と内枠体との間に水を通すだけの空間を形成することにより行うことができ、例えば、内枠体の周縁の一部を内側に引込むことにより空間を形成しても、外枠体の周縁の一部を外側に突出させることにより空間を形成してもよい。給水路に水を供給するには、例えば、水道水の蛇口に連結したホース等を用いて供給する。
給水路には水位計を設けることができる。給水路に水位計を設けることにより土壌内を水位計が通ることがないので、シール構造等を施す必要が無く、簡単な構造とすることができる。また、水位の表示部をプランター本体の上方に配置することにより、容易に水位を確認することができる。
内枠体に充填する土壌は、屋上に設置するために軽量であり、かつ水やりを長期間不要とするために高い保水性を維持できるものが好ましく、また、植物をプランター本体に植え込み後、植物(特に、つる植物のつる)の育成を早めるために最適な有機系肥料を配合することが好ましい。例えば、パーライト(保水、軽量)、バーミキュライト(保水、軽量、保肥)、ピートモス(保水、保肥)、苦土(肥料)、腐植(肥料)を用い、これらの複数種類を所定の割合で配合した土壌を用いる。
プランター本体に植栽する植物としては、横方向に誘引できる植物や横方向に成長する植物であり、例えば、ヘデラ・カナリエンシス、ヘデラ・ヘリックス、スイカズラ、テイカカズラ等のつる植物がある
次に、本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明による屋上緑化プランターの平面図、図2は同上正面図、図3は同上右側面図、図4は同上斜視図、図5は土壌が充填されるとともに水が貯留された状態の図1中A−A線断面図、図6は緑化プランターにおける外枠体の平面図、図7は同上正面図、図8は図6中B−B線断面図、図9は同上底面図、図10は緑化プランターにおける内枠体の平面図、図11は同上正面図、図12は図10中C−C線断面図、図13は同上底面図、図14は屋上緑化プランターにおける給水路部分の平面図、図15は図14中D−D線断面図(貯水ゼロ時)、図16も図14中D−D線断面図(満水時)、図17は屋上緑化プランターにおける揚水管部分の平面図、図18は図17中E−E線断面図、図19は図18中F−F線断面図、である。
図1〜図4において、10は土壌が充填されて植栽されるプランター本体であり、20はプランター本体10に植栽されたつる植物のつる等を誘引する網状パネル体で、緑色の塗装が施された金属線材で平面視正方形状に形成されている。この網状パネル体20は、プランター本体10の上面において略水平方向に設けられており、プランター本体10の直径が800mmで、網状パネル体20の一辺が1800mmとなって、網状パネル体20の面積がプランター本体10の上面の面積より大きくなっているので、網状パネル体20がプランター本体10から周縁方向に突出した状態となっている。この網状パネル体20は、上面網目パネル21と、この上面網目パネル21と平行に配置された下面網目パネル22と、これら上面網目パネル21と下面網目パネル22とを連結する斜めに配置された連結線材23とで形成されており、所謂二重金網構造となっている。そして、上面網目パネル21及び下面網目パネル22のプランター本体10の上方に位置する部分は、網目が大きく形成されている。
プランター本体10は、その外側面の4箇所に略L字状の取付け金具11の垂直面部が取付けられ、この取付け金具11の垂直面部の下端部と水平面部の先端部の間に設けられ、斜め上方に立ち上がるように丸パイプ状の補強金具12が固定されている。そして、この取付け金具11の水平面部に前記網状パネル体20が固定されている。すなわち、取付け金具11の水平面部の先端には、上方に位置する押えブラケット13と、その下方に位置する取付け台座14とが設けられ、押えブラケット13に形成された十字状の凹部13a内に網状パネル体20の線材を配置するとともに、押えブラケット13を取付け台座14に螺子止めしている。
前記プランター本体10は、図5に示すように、表面に塗装を施した軽量コンクリートで略円筒状に一体形成された外枠体30と、この外枠体30の内部に分離自在に設けられAES樹脂で形成された内枠体40とで構成されており、外枠体30と内枠体40との間には揚水管50が設けられている。
外枠体30は、図6〜図9に示すように、略中間に段部31が形成され、この段部31の外周縁において上方に立ち上がる上部枠32が形成されるとともに、段部31の内周縁において下方に立下がる下部枠33が形成されている。したがって上部枠32と下部枠33とは同心円状に形成され、上部枠32は、段部31の下面31aの幅だけ下部枠33より側方へ突出し、この段部31の下面31aにフォークリフト等の爪が係合できるようになっている。また、段部31の上面31bには、前記内枠体40が載置されるものである。なお、段部31の下面31aは下部枠33の外周から55mm幅で突出している。
上部枠32の外周面の4箇所には、上下の略全面に亘って金具取付け板用溝34が形成され、この金具取付け板用溝34に前記金具取付け板11が螺子で固定される。下部枠33の底面の周縁近傍には、硬質ゴムで形成された接地脚部35が等間隔で3箇所に設けられている。この接地脚部35は、床面との摩擦を大きくしてプランター本体10が強風によりずり動くのを防止するとともに、床面に敷設された防水層を傷つけないようにするものである。
内枠体40は、図10〜図13に示すように、略円筒状に形成されており、その外側面が上部枠32の内側面と略同一形状及び寸法に形成されている。したがって、内枠体40を段部31の上面31bに載置した際、略密着状態となっており、さらに周縁上端において外側水平方向に鍔部41が形成され、この鍔部41が上部枠32の上端に被さるようになっている。
内枠体40の周縁の一部には、図14〜図16に示すように、内側に略「U」字状に引込まれて隔壁42が形成され、この隔壁42と前記上部枠32とで下部枠33に連通する空間が形成され、この空間が給水路60となっている。また、給水路60の上部には、下方に一段窪んだ水受け部43が形成されるとともに、鍔部41と同一の高さの水位計取付け部44が一体に形成され、水受け部43には水を通すとともに石等の異物を除去するスリット45が複数形成されている。水位計取付け部44には貫通孔46が穿設されており、この貫通孔46に水位計70が挿通されている。
水位計70は、透明な円筒状の筒体71が設けられ、この筒体71の上部は内枠体40より上方に突出するように配置されている。筒体71の内部には、フローと72と、フローと72の上端に固着された表示棒73とが上下動自在に挿入されており、また、筒体71の下部には、水が流入するための貫通孔74が形成されている。したがって、下部枠33にける貯水がゼロの場合は、図15に示すように、表示棒73の先端が筒体71の上端から下方に位置し、略満杯に水80が貯留されている場合は、図16に示すように、表示棒73の先端が筒体71の上端に位置するようになっている。
内枠体40の底部下面には、放射状に6本、円状に1本の溝状突起47が形成されるとともに、溝状突起47の交差部(7箇所)が揚水管取付け部48となっている。揚水管取付け部48には、少なくとも1本の揚水管50を取付けるものであり、適宜必要に応じて複数本の揚水管50を取付けることができ、揚水管50を取付ける揚水管取付け部48には、直径38mmの貫通孔48aが形成され、揚水管50を取付けない揚水管取付け部48には、貫通孔48aより小径である直径20mmの水抜き孔48bが形成される。本実施形態においては、中心に位置する揚水管取付け部48に貫通孔48aが形成され、その他の揚水管取付け部48には水抜き孔48bが形成されており、貫通孔48aの内部又は上部には土壌の落下防止のための網状部材(図示せず)が設けられている。また、図17に示すように、貫通孔48aの周囲3箇所には、ビス用貫通孔49が形成されている。
揚水管50は、アルミニウム製形材で形成されており、図18及び図19に示すように、長さ145mm、径56mmの円筒状の筒体51から構成されている。そして、筒体51の上端部で貫通孔48aを覆うように配置し、ビス用貫通孔49を介してビス(図示せず)を揚水管50の内壁面に形成したビスホール52に螺入することにより取付けている。また、筒体51の下部には、長さ40mm、幅1.2〜1.5mmのスリット53が4箇所形成されており、水が筒体51内部に流入できるようになっている。さらに、筒体51の内部には、揚水材54が充填されており、この揚水材54は、粒径2〜10mmの焼成瓦の破砕物70vol%、粒径2〜10mmのゼオライト30vol%から構成されている。
以上のような屋上緑化プランターにおいては、屋上緑化プランターを搬送又は設置する際、フォークリフトの爪を外枠体30の段部31の外面31aに当接、係合し、その状態で引き上げることにより爪に載置することができるので、極めて簡単に搬送又は設置することができる。また、外枠体30に給水する際、水受け部43にホース等で給水すると、水はスリット45から給水路60を通って下部枠33内に流入し貯留される。したがって土壌により汚染されることなく、クリーンな状態で水を供給することができる。また、この時、内枠体40は外枠体30内の任意の回転状態で設置することができるので、給水路60が給水に好適な位置になるように、内枠体40を回転させて設置する。さらに、下部枠33に貯留された水は、水位計70によりその量が表示されるので、一目で残量が確認でき、常に的確に給水を行うことができる。
また、揚水管50に流入した水は、揚水材54による毛細管現象により上方へ送られ、貫通孔48aを介して土壌にまで送られる。したがって、下部枠33に水が貯留されている限り、特に灌水を行わなくても植物を良好に育成することができる。
さらに、植物を長期間育成して土壌の入替えが必要になった場合は、内枠体40を外枠体30から取り出して作業することができるので、土壌の入替え作業を効率的に行うことができる。
本発明による屋上緑化プランターの第2実施形態を図面を参照して説明する。図20は本発明による屋上緑化プランターの平面図、図21は同上正面図であり、これらの図に示す屋上緑化プランターは、プランター本体の形状を変更した他は、第1実施形態と同様である。すなわち、プランター本体10が正方形状の筒体に形成されており、したがって、外枠体30及び内枠体40も正方形状に形成されている。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成には同一の符号を用い説明を省略する。
本発明による屋上緑化プランターの第3実施形態を図面を参照して説明する。図22は本発明による屋上緑化プランターの平面図、図23は同上正面図であり、これらの図に示す屋上緑化プランターは、プランター本体の形状を変更した他は、第1実施形態と同様である。すなわち、プランター本体10が正八角形状の筒体に形成されており、したがって、外枠体30及び内枠体40も正八角形状に形成されている。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成には同一の符号を用い説明を省略する。
本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態の正面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態の右側面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態の斜視図 土壌が充填されるとともに水が貯留された状態の図1中A−A線断面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における外枠体の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における外枠体の正面図 図6中B−B線断面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における外枠体の底面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における内枠体の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における内枠体の正面図 図10中C−C線断面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における外枠体の底面図 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における給水路部分の平面図 図14中D−D線断面図(貯水ゼロ時) 図14中D−D線断面図(満水時) 本発明による屋上緑化プランターの第1実施形態における揚水管部分の平面図 図17中E−E線断面図 図18中F−F線断面図 本発明による屋上緑化プランターの第2実施形態の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第2実施形態の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第3実施形態の平面図 本発明による屋上緑化プランターの第3実施形態の平面図
符号の説明
10 プランター本体
20 網状パネル体
30 外枠体
31 段部
31a 段部外面
31b 段部内面
32 上部枠
33 下部枠
40 内枠体
50 揚水管
54 揚水材
60 給水路
70 水位計
80 水

Claims (3)

  1. 植物を植栽するプランター本体と、該プランター本体の上面に設けられ、プランター本体の上面より大きい面積を有する網状パネル体とを有するプランターであって、前記プランター本体は、水が貯留される外枠体と、該外枠体内に分離自在に設置され土壌が充填される内枠体と、該外枠体に貯留された水を内枠体に充填された土壌に供給する揚水管とを有し、該外枠体は、中間部分に段部が形成され、該段部より下方の下部枠と、該段部より上方であって下部枠より水平方向に突出した上部枠とを有し、該段部に内枠体が載置されるとともに、該下部枠に水が貯留されることを特徴とする屋上緑化プランター。
  2. 前記外枠体と内枠体との間に、下部枠に水を給水する給水路が形成されていることを特徴とする請求項1記載の屋上緑化プランター。
  3. 前記外枠体の下部枠に貯留された水の水位を表示する水位計が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の屋上緑化プランター。
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