JP2008236886A - 携帯装置用充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯装置に効率的に、且つ確実に電力供給することができる携帯装置用充電装置を提供すること。
【解決手段】電磁誘導により電力を受けるための充電コイル12を有し、背面且つ、充電コイル12の中心の同軸上に位置決め凹部13を形成した携帯装置2に対して充電する携帯装置用充電装置3であって、携帯装置2に充電コイル12を介して電力供給する電力供給コイル22と、電力供給コイル22に対向する位置に携帯装置2を載置する装置本体21と、を備え、装置本体21の表面に、電力供給コイル22の中心の同軸上に位置決め凹部13に係合する位置決め凸部23を形成した。
【選択図】図3

Description

携帯装置に電力供給する携帯装置用充電装置に関するものである。
従来、この種の携帯装置用充電装置として、携帯装置を装着する装着部と、携帯装置の充電端子に接触可能な給電端子と、給電端子に接続され、充電用のアダプタが挿入されるプラグを備えたものが知られている。この携帯装置用充電装置は、プラグにアダプタを挿入し、装着部に携帯装置を装着すると、携帯装置の充電端子と携帯装置用充電装置の給電端子が電気的に接続し、携帯装置に充電が行われる(特許文献1参照)。
特開2004−320843号公報
しかし、上記の携帯装置用充電装置では、携帯装置の充電端子と携帯装置用充電装置の給電端子との間で接触不良が生じると、携帯装置に電力供給することができないという問題があった。この問題を解決するため、携帯装置の充電端子および携帯装置用充電装置の給電端子による接触式の充電方法に代えて電磁誘導方式を利用した非接触式の充電方法が考えられるが、携帯装置に設けた2次コイルが、携帯装置用充電装置に設けた1次コイルに対し精度よく位置決めされないと、効率的な電力供給を受けることができない。
そこで、携帯装置に効率的に、且つ確実に電力供給することができる携帯装置用充電装置を提供することをその課題としている。
本発明の携帯装置用充電装置は、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルを有し、背面且つ、充電コイルの中心の同軸上に位置決め凹部を形成した携帯装置に対して充電する携帯装置用充電装置であって、携帯装置に充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、電力供給コイルに対向する位置に携帯装置を載置する装置本体と、を備え、装置本体の表面には、電力供給コイルの中心の同軸上に位置決め凹部に係合する位置決め凸部が形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、携帯装置を装置本体に載置させた状態で、電磁誘導を利用して非接触方式で携帯装置に電力供給するため、接触不良が生じることなく、確実に携帯装置に電力供給することができる。また、一組の位置決め凸部と位置決め凹部で電力供給コイルの中心と充電コイルの中心とが精度良く位置決めされるため、携帯装置用充電装置が効率的に携帯装置を充電することができる。また、位置決め凸部と位置決め凹部を係合させることにより、携帯装置を360°どの方向に向けても位置決めした状態を保つことができる。なお、ここでいう電磁誘導を利用した電力供給とは、1次コイル(電力供給コイル)に流された交流電流により、1次コイル近傍に交流磁場を発生させ、2次コイル(充電コイル)に交流電圧を誘起し、これを整流して2次電池に充電することをいう。
この場合、装置本体の表面には、位置決め凸部による位置決めの指標となる位置決めマークが表記されていることが、好ましい。
この構成によれば、位置決めマークを目安にして携帯装置用充電装置に携帯装置を位置決めすることができ、位置決め作業を容易に行うことができる。
本発明の他の携帯装置用充電装置は、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルを有し、背面且つ、充電コイルの中心の同軸上に位置決め凹部を形成した携帯装置に対して充電する携帯装置用充電装置であって、携帯装置に充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、電力供給コイルに対向する位置に携帯装置を載置する装置本体と、を備え、装置本体は、電力供給コイルの中心の同軸上に位置決め凹部に係合する係合部材と、係合部材を装置本体の表面から突出するように上向きに付勢する付勢手段と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、携帯装置を装置本体の表面から突出した係合部材を押し込みつつ装置本体の表面をスライドさせて位置合わせし、係合部材と位置決め凹部とが係合した位置で、確実に位置決めすることができる。また、係合部材は、付勢手段により装置本体の表面から出没自在に構成されているため、携帯装置の背面を傷つけることなく、位置合わせすることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る携帯装置用充電装置について説明する。本発明は、携帯装置用充電装置に電磁誘導を利用した非接触式の充電機能を採用し、携帯装置に設けた2次コイルと携帯装置用充電装置に設けた1次コイルとの位置決め構造を搭載したことにより、携帯装置に対して効率的に電力供給を行うものである。また、携帯装置の製造メーカや機種毎に携帯装置の充電条件が異なっていても、汎用的に携帯装置用充電装置を使用することができるように構成したものである。本実施形態では、携帯装置として携帯電話を例に挙げて説明してゆく。
最初に図1のシステム構成図を参照して、携帯電話2(携帯装置)の充電システム1のシステム構成について説明する。充電システム1は、通信機能を有する携帯電話2と、携帯電話2を保持した状態で携帯電話2と無線通信を行う充電装置3(携帯装置用充電装置)と、から構成されている。そして、充電装置3は、無線通信により携帯電話2から装置仕様を取得して、携帯電話2に対応する充電条件を充電条件を特定し、当該充電条件に基づいて充電する。このとき、充電装置3は、外部電源4に接続され、外部電源4から取得した電力を、電磁誘導を利用して上面に載置した携帯電話2に供給する。なお、電磁誘導を利用した電力供給とは、1次コイルに流された交流電流により、1次コイル近傍に交流磁場を発生させ、2次コイルに交流電圧を誘起し、これを整流して2次電池に充電することをいう。すなわち、充電装置3は、1次コイルに相当する電力供給コイル22を有し、携帯電話2は、2次コイルに相当する充電コイル12を有し(図5参照)、充電装置3側で交流磁場を発生することで携帯電話2に電力供給を行う。
また、充電装置3と携帯電話2との間の通信は、上記した電磁誘導を利用して行われる。つまり、充電装置3の電力供給コイル22および携帯電話2の充電コイル12は、通信インターフェースとして兼用することができ、別途無線用の通信インターフェースを設ける構成に比べて、簡易な装置構成となっている。
次に図2の斜視図を参照して充電対象物となる携帯電話2について簡単に説明する。携帯電話2は、図2(a)に示すように、薄板の長方形状に形成され、正面中央にディスプレイ11を有している。ディスプレイ11は、現在日時、電波状況を示すアンテナマーク、バッテリ残量を示すバッテリマークを表示する。ユーザは、バッテリマークを視認することで、充電のタイミングを図ることができる構成となっている。また、図2(b)に示すように、携帯電話2の内部には、充電コイル12とディスプレイ11を表示させる駆動源となるバッテリ14とが配設されている。充電コイル12は渦巻状の扁平コイルであり、両端が内部回路を介してバッテリ14に接続されている。携帯電話2の背面は、フラットに形成されており、充電コイル12の中心と同軸上に、係合穴13(位置決め凹部)が形成され、充電装置3との位置決めの際に利用される(詳細は後述する)。
充電装置3は、図3に示すように、携帯電話2を載置する装置本体21と、装置本体21の内部に保持され、携帯電話2に電磁誘導を利用して電力供給する2つの電力供給コイル22と、を備えている。2つの電力供給コイル22は、充電コイル12と同様に渦巻状の扁平コイルであり、装置本体21内に横並びに配設されている。そして、装置本体21の表面には、電力供給コイル22の中心と同軸上に、携帯電話2の係合穴13に係合する係合突起23(位置決め凸部)が形成され、さらに、係合突起23を囲うように位置決めマーク24が表記されている。つまり、携帯電話2を充電装置3に位置決めする際には、位置決めマーク24を目安に位置合わせし、充電装置3の係合突起23に携帯電話2の係合穴13を係合させることにより、充電装置3の電力供給コイル22の中心と携帯電話2の充電コイル12の中心とを精度良く位置決する。なお、係合穴13および係合突起23の形状は、図のような円形状の窪みおよび円柱形状に限定されるものではなく、位置ズレしない形状であれば、どのような形状でもよい。
また、装置本体21の内部には、外部電源4に接続され、充電装置3の各部を制御するための電子部品から成る制御部25が収容されており、制御部25は、装置本体21内部に組まれた配線26を介して各電力供給コイル22の両端に電気的に接続されている。すなわち、外部電源4から出力された電流は、制御部25および配線26を介して電力供給コイル22に出力される構成となっている。
位置決めマーク24は、携帯電話2の係合穴13と充電装置3の係合突起23との位置決めする際の目安として利用され、装置本体21の内部に保持された電力供給コイル22に対応して、装置本体21の表面に表記されており、携帯電話2の四隅を位置合わせするための4つのL字マーク27から構成されている。この場合、この携帯電話2の四隅を示す4つのL字マーク27は、一般的な携帯電話2の長辺および短辺の平均長さに対応した間隔をとって、装置本体21に表記され、携帯電話2の機種が異なっていても、係合突起23の位置を特定し易いものにしている。また、各L字マーク27の大きさ(太さ)は、位置決め精度に影響を与えない程度の大きさ且つ作業者が視認できる程度の大きさに表記されている。携帯電話2を充電装置3に載置する際は、携帯電話2の四隅を4つのL字マーク27に位置合わせするようにし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。そして、係合穴13と係合突起23との係合位置を探すようにスライドさせて位置決めを行う。このようにすることで、携帯電話2に内蔵した充電コイル12の中心と充電装置3に保持された電力供給コイル22の中心との位置決めを行うことができる。なお、位置決めマーク24は、2つのL字マーク27を対角に表記して構成してもよい。
また、位置決めマーク24は、図4(a)に示すように、2本の直線を係合突起23の位置で交差するように表記したXマーク28でもよい。2つの直線のなす角度は、一般の携帯電話2の平均寸法に基づいたものである。すなわち、Xマーク28の2本の直線は、携帯電話2の4隅を結ぶ対角線を表したものである。携帯電話2と充電装置3とを位置合わせする際は、携帯電話2の四隅を2本の直線に重なるように位置合わせし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。このように、Xマーク28は、2本の直線の交差点に係合突起23が形成されているので、携帯電話2で係合突起23が隠れた状態でも、係合突起23の位置を特定し易くしている。
また、例えば、図4(b)に示すように、係合突起23を中心として囲うような円形マーク29でもよい。円形マーク29は、一般的な携帯電話2の長辺の平均長さを直径として装置本体21の表面に表記されている。携帯電話2と充電装置3とを位置合わせする際は、円形マーク29内に収まるように位置合わせし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。このように、円形マーク29とすることで、携帯電話2の向きを、360°どの向きに向けて載置しても位置合わせすることができるようになっている。なお、位置決めマーク24は、携帯電話2の形状に関わらず、携帯電話2と充電装置3との位置合わせをできるようなものであれば、どのような表記のしかたでもよい。
なお、本実施例では、携帯電話2に係合穴13を形成し、充電装置3に係合突起23を構成したが、携帯電話2に係合突起23を形成し、充電装置3に係合穴13を形成してもよい。
続いて、図5の制御構成図を参照して充電装置3、携帯電話2の制御構成について説明する。最初に充電装置3の制御構成について説明する。
充電装置3は、AC/DCコンバータ31、安全回路32、充電コントローラ33(充電制御手段)、DC/ACインバータ34、電力供給コイル22、通信コントローラ35(通信手段)および充電装置メモリ36を備えている。そして、AC/DCコンバータ31、安全回路32、充電コントローラ33、DC/ACインバータ34、通信コントローラ35および充電装置メモリ36により、上述した制御部25を構成している。
AC/DCコンバータ31は、外部電源4から出力された交流電流を直流電流に変換し、安全回路32に出力する。
安全回路32は、サーミスタを組み込んで構成されており、サーミスタにより検出された検出温度から、AC/DCコンバータ31から出力された直流電流が過電流か否かを監視する。過電流の場合には、電流の出力を停止する。
充電コントローラ33は、携帯電話2に対する充電を制御するものであり、携帯電話2に対し電力供給・停止を制御するON/OFFスイッチと、電力供給中であることを報知するLEDランプと、を備えている。充電コントローラ33は、携帯電話2に電力供給する場合に、ON/OFFスイッチがONとなり、携帯電話2に電力供給を行う。
DC/ACインバータ34は、直流電流を交流電流に変換して電力供給コイル22に出力する。
電力供給コイル22は、DC/ACインバータ34から出力された交流電流が流れることで、交流磁場を発生させる。
通信コントローラ35は、充電装置3と携帯電話2との通信を制御するものであり、携帯電話2に対し、装置仕様およびバッテリ残量の送信要求を行い、携帯電話2から装置仕様およびバッテリ残量を取得する(装置仕様取得手段)。
充電装置メモリ36は、通信コントローラ35が取得した装置仕様を記憶する装置仕様記憶部37と、通信コントローラ35が取得したバッテリ残量を記憶するバッテリ残量記憶部38と、複数種類の携帯端末の機種毎に、充電条件が異なる充電モードを記憶した充電モード記憶部39と、を有している。充電モード記憶部39は、図6に示すように、機種名、機種コード、バッテリ容量、充電電圧および充電方式を機種毎に関連付けて記憶している。例えば、機種Aであれば、機種コード「00A」、バッテリ容量「880mAh」、充電電圧「4.2V」、充電方式「定電圧定電流方式」であり、機種Dであれば、機種コード「00D」、バッテリ容量「1200mAh」、充電電圧「4.2V以上」、充電方式「パルス充電方式」である。
そして、充電コントローラ33は、装置仕様記憶部37から通信コントローラ35が携帯電話2から取得した装置仕様を読出し、充電モード記憶部39を参照して、充電対象装置か否かを判定する(充電対象判別手段)。充電モード記憶部39に対応した機種が記憶されていなければ、充電対象装置ではないと判定し、エラーを報知し(エラー報知手段)、ON/OFFスイッチをOFFにする。充電モード記憶部39に対応した機種が記憶されていれば、充電対象装置であると判定し、対応する充電モードに設定する(充電モード設定手段)。このように、充電対象装置と判定された携帯電話2に対してのみ電力供給することで、故障を防止している。
さらに、充電コントローラ33は、バッテリ残量記憶部38から通信コントローラ35が携帯電話2から取得したバッテリ残量を読み出し、このバッテリ残量と充電モード記憶部39に記憶された充電容量とに基づき、充電時間を算出する。そして、充電装置3は、設定された充電モードで充電時間が経過するまで、ON/OFFスイッチをONにして携帯電話2に対して電力供給を開始する。このように、適正な充電時間で電力供給することで、過電流によりバッテリが劣化するのを防止している。
携帯電話2は、充電コイル12、整流回路41、通信処理部42、電圧レギュレータ部43、充電制御部44、バッテリ14、携帯メモリ45およびデバイス制御部46を備えている。
充電コイル12は、電力供給コイル22により発生させられた交流磁場により、交流電流を誘起させる。そして、誘起した交流電流は、整流回路41に出力される。
整流回路41は、充電コイル12で発生した交流電流を直流電流に変換した変換結果に基づき、電荷をバッテリ14に蓄電させる。
バッテリ14は、充電型のバッテリであり、バッテリ14に蓄えられた電荷に基づき携帯電話2の各部に電力を供給する。
電圧レギュレータ部43は、バッテリ14から出力される電流を常に監視し、一定の出力電流が保たれるように制御する。
充電制御部44は、充電電流を検出する抵抗部および放電電流を検出する抵抗部を備えた回路と、両抵抗部で検出した電流値からバッテリ残量を算出する演算部と、から構成されている。充電制御部44は、演算部により算出されたバッテリ残量を定期的に携帯メモリ45に送信する。
携帯メモリ45は、携帯電話2の装置仕様および充電制御部44から送信されたバッテリ残量を記憶する。
デバイス制御部46は、携帯メモリ45に記憶されたバッテリ残量を読み出し、バッテリマークとして、ディスプレイ11に表示する。また、内蔵したタイマーにより現在日時をディスプレイ11に表示し、アンテナにより電波状況をアンテナマークとしてディスプレイ11に表示する。
通信処理部42は、充電装置3と通信を行うものであり、充電装置3からの装置仕様およびバッテリ残量の送信要求に基づき、携帯メモリ45に記憶された装置仕様およびバッテリ残量を充電装置3に送信する。
次に、充電装置3に携帯電話2を固定した場合における充電処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザが充電装置3に携帯電話2を位置決めマーク24を目安にして載置し、充電装置3の係合突起23に携帯電話2の係合穴13を係合させて、電力供給コイル22の中心と充電コイル12の中心との位置決めを行う(S01)。そして、外部電源4から電力供給コイル22に交流電流が出力され、電力供給コイル22の近傍に交流磁場が発生する(S02)。発生した交流磁場により、携帯電話2の充電コイル12に交流電流が誘起され(S03)、充電装置3と携帯電話2との間で通信が確立する(S04)。充電装置3と携帯電話2との間で通信が確立すると、充電装置3は、携帯電話2に対して、装置仕様およびバッテリ残量の送信要求を行う(S05)。充電装置3は、受信した装置仕様から、充電モード記憶部39を参照して、載置した携帯電話2が充電対象装置か否かを判定する(S06)。充電装置3は、当該携帯電話2を充電対象装置ではないと判定すると(S06:No)、エラーを報知する(S07)。一方、当該携帯電話2を充電対象装置であると判定すると(S06;Yes)、充電モード記憶部39を参照して対応する充電モードに設定する(S08)。そして、充電装置3は、受信したバッテリ残量と充電モード記憶部39に記憶した充電容量とに基づいて、充電時間を算出し(S09)、充電時間が経過するまで携帯電話2に電力供給を行う(S10)。このように、携帯電話2との通信により取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードで充電することができるため、製造メーカや機種毎に携帯装置の充電方式が異なっていても、汎用的に充電装置3を使用することができる。
続いて、本発明の変形例に係る充電装置3について説明する。本発明の変形例に係る充電装置3は、先の実施例のように装置本体21の表面から突出して形成された係合突起23に代えて、装置本体21の表面から出没自在なクリックボール51(係合部材)を設けたものである。以下、変形例に係る充電装置3について、先の実施例と異なる部分を中心に説明する。
図8示すように、クリックボール51は、クリックボール51を上方に付勢する付勢バネ52(付勢手段)と共に、クリックボール51の略上半部が装置本体21の表面から突出した状態で収容穴53に収容されている。収容穴53は、先の実施例と同様に、電力供給コイル22の中心と同軸上に形成されている。そして、クリックボール51を押し込みつつ携帯電話2を装置本体21の表面をスライドさせて位置合わせし、携帯電話2の係合穴13とクリックボール51とが係合した位置で位置決めする。このように、クリックボール51は、付勢バネ52により装置本体21の表面から出没自在に構成されているため、携帯電話2の背面を傷つけることなく、位置決めすることができる。
以上の構成によれば、携帯電話2を充電装置3に載置させた状態で、電磁誘導を利用して非接触方式で携帯装置に電力供給するため、接触不良が生じることなく、確実に携帯電話2に電力供給することができる。また、充電装置3の係合突起23と携帯電話2の係合穴13により電力供給コイル22の中心と充電コイル12の中心とが、精度よく位置決めされるため、充電装置3が効率的に携帯電話2を充電することができる。
一方で、上記の例に示した、充電装置3の各機能をソフトウェアプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供できる。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
上記に示した実施例によらず、充電装置3の処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
充電システムのシステム構成図である。 携帯電話の斜視図である。 充電装置の斜視図である。 (a)は位置決めマークとしてXマークを装置本体に表記した模式図であり、(b)は位置決めマークとして円形マークを装置本体に表記した模式図である。 充電システムの制御構成図である。 充電モード記憶部に記憶された充電モードの一例を示す図である。 充電システムにおける充電処理を示すフローチャートである。 変形例に係る充電装置の断面模式図である。
符号の説明
2…携帯電話(携帯装置) 3…充電装置(携帯装置用充電装置) 12…充電コイル 13…係合穴(位置決め凹部) 21…装置本体 22…電力供給コイル 23…係合突起(位置決め凸部) 24…位置決めマーク 51…クリックボール(係合部材) 52…付勢バネ(付勢手段)

Claims (3)

  1. 電磁誘導により電力を受けるための充電コイルを有し、背面且つ、前記充電コイルの中心の同軸上に位置決め凹部を形成した携帯装置に対して充電する携帯装置用充電装置であって、
    前記携帯装置に前記充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、
    前記電力供給コイルに対向する位置に前記携帯装置を載置する装置本体と、を備え、
    前記装置本体の表面には、前記電力供給コイルの中心の同軸上に前記位置決め凹部に係合する位置決め凸部が形成されたことを特徴とする携帯装置用充電装置。
  2. 前記装置本体の表面には、前記位置決め凸部による位置決めの指標となる位置決めマークが表記されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置用充電装置。
  3. 電磁誘導により電力を受けるための充電コイルを有し、背面且つ、前記充電コイルの中心の同軸上に位置決め凹部を形成した携帯装置に対して充電する携帯装置用充電装置であって、
    前記携帯装置に前記充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、
    前記電力供給コイルに対向する位置に前記携帯装置を載置する装置本体と、を備え、
    前記装置本体は、前記電力供給コイルの中心の同軸上に前記位置決め凹部に係合する係合部材と、前記係合部材を前記装置本体の表面から突出するように上向きに付勢する付勢手段と、を有していることを特徴とする携帯装置用充電装置。
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