JP2008236744A - プリアンブル検出及びicfo推定をする装置及び方法 - Google Patents

プリアンブル検出及びicfo推定をする装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリア周波数オフセットがある環境において、プリアンブルコードを早く正しく検出する。
【解決手段】可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおいて有用なサブキャリアのウィンドウを決定する段階と、有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階と、抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアとの共役積を計算する段階と、共役積の実部を取得する段階と、共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する段階と、計算した相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出してターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定する。
【選択図】図7

Description

本発明は無線通信システムに関し、より具体的には、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)またはOFDMA(orthogonal frequency division multiplexing access)に基づくセルラー無線通信システムにおける、移動局(mobile station、MS)のためのプリアンブル検出及びICFO(integer carrier frequency offset)推定に関する。
セルラーOFDMAシステム(例えば、IEEE802.16d/eシステム)では、プリアンブルは、様々な周波数多重方式で動作するシステムをサポートすることを考慮して設計されている。この方式には、多重ファクタが1である方式も含まれている。プリアンブルに組み込まれたセルID IDCellとセグメント番号は、それぞれセルとセクタの識別子として使用できる。また、これらはサブキャリアマッピングのためのパーミュテーションジェネレータ(permutation generator)の1つと、サブキャリアランダム化(subcarrier randomization)の擬似ランダムバイナリシーケンス(PRBS)ジェネレータの初期化ベクトルとして利用できる。プリアンブルパターンを正しく検出しないと、移動局はサブキャリアを正しく逆マッピング(de-map)や逆ランダム化(de-randomize)して、さらにダウンリンクフレームのプリアンブルに続くOFDMAシンボルを復調・デコードすることができない。
IEEE802.16d/eシステムには全部で114個のプリアンブルコードすなわちプリアンブルパターンが規定されている。これらのプリアンブルシーケンスはコンピュータ検索により生成される。周波数領域では、プリアンブルコード間の相互相関値は低く、時間領域では、プリアンブルコードのPAPR(peak to average power ratio)は低い。IEEE802.16e等のスケーラブルなOFDMAシステムの場合、プリアンブルコードの長さはFFTサイズによって異なる。
プリアンブルコードは、
Figure 2008236744
により、対応するセグメント番号に応じてパイロットサブキャリアに変調される。ここで、PreambleCarrierSetsegはプリアンブルコードに割り当てられたすべてのサブキャリアであり、segは0から2までのセグメント番号であり、kは1からプリアンブルコード長までのインデックスである。
各プリアンブルコードは、一意的なプリアンブルインデックスIndexと、IDCellと、セグメント番号Segmentとを有する。例えば、Index=0、IDCell=0、Segment=0、FFT−2048(FFTサイズが2048であることを示す。以下同様に、FFT−512とFFT−1024はFFTサイズがそれぞれ512と1024であることを示す)であるプリアンブルコードは、
Figure 2008236744
である。
プリアンブルコードは2√2ブーストBPSK変調により、
Figure 2008236744
のように変調されている。ここで、X′(k)はBPSK変調後のプリアンブルコードであり、X(k)はブーストされたプリアンブルコードであり、Re()とIm()はそれぞれ実部と虚部を意味する。
変調後、変調されたこれらのシンボルはパイロットサブキャリアにマップされる。割り当てがないサブキャリアにはゼロとされる。しかし、留意すべき点として、プリアンブルコードが対応するパイロット位置にDCサブキャリアが含まれていると、変調は行われず、この位置に対応するコードは無視される。図1は、IEEE802.16eに基づくFFT−512とFFT−1024のプリアンブルの構成を示している。これでは、左右の仮想キャリアを除き、プリアンブルコードは3サブキャリア毎の間隔で変調されている。基地局(base station、BS)または基地局のセクタ(sector)は一意的なプリアンブルコードを有し、それはすべてのフレームの最初に送信される。
図2は、プリアンブルコード間の相互相関特性を示す図である。図2に示したように、相異なるプリアンブルコード間の相互相関値は低いが、各プリアンブルコードの自己相関値は高い。それゆえ、移動局の受信器では、プリアンブルインデックスの検出は、従来の擬似ノイズ(PN)コードの検出と同様に、FFT後のプリアンブルと既知のプリアンブルコードとの間の通常の(conventional)相互相関により行うことができる。また、検出はチャネルフェーディングとタイミングオフセットを考慮した差分相互相関法でも行える。相関計算後、相関値が最大となるコードをターゲット基地局のプリアンブルインデックスとする。
しかし、初期同期期間中には通常、基地局と移動局の間でキャリア周波数オフセット(CFO)がある。コストの観点から、移動局の発信器の精度は一般的には高くない。結果として、キャリア周波数オフセットは1つのサブキャリアスペーシングより大きい。すなわち、移動局と基地局間には整数キャリア周波数オフセット(ICFO)がある。この場合、周波数領域においてプリアンブルシーケンスはサブキャリア軸方向でシフトされる。この場合、従来のプリアンブル検出方法は使えない。結果として、キャリア周波数オフセットが大きい環境(特に、整数キャリア周波数オフセット環境)で正しく動作するプリアンブル検出アルゴリズムとプリアンブル検出装置が必要であり、整数キャリア周波数オフセット(ICFO)推定器が必要である。
また、移動局は、最初のネットワークへのアクセスにおいて、チャネル状態が最もよい基地局をターゲット基地局として選択する必要がある。従来の基地局(またはセル)選択方法は、1つのフレームのプリアンブル検出結果に基づき決定していた。しかし、移動局がセルの端(edge)に近づくと、複数の基地局から信号を受信する。通常、移動局と各基地局との間のフェーディングパス(fading paths)は独立である。1つのプリアンブル検出だけに依存していると、フェーディングパスが異なることにより、ターゲット基地局の選択を間違い易くなる。従って、最初のネットワークへのアクセスでの信頼できるセル選択器も必要である。
それゆえ、本発明の1つの目的は、キャリア周波数オフセットがある環境において、特に、整数キャリア周波数オフセット(integer carrier frequency offset、ICFO)がある環境において、プリアンブルコードを早く正しく検出する装置と方法を提供することである。
本発明の他の1つの目的は、プリアンブルインデックスを検出し、整数キャリア周波数オフセットを推定する装置と方法を提供することである。
本発明のさらに他の1つの目的は、初期ネットワークアクセス手順においてターゲット基地局を信頼性高く選択する装置と方法を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明では、プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置を提供する。該装置は、可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおける有用なサブキャリアのウィンドウを決定するサブキャリアウィンドウ器と、前記有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出するサブキャリアシフト抽出器と、抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアの共役積を計算する共役乗算器と、共役積の実部を取得する実部取得器と、前記共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する相互相関器と、計算した前記相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出し、ターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定するセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器とを有する装置とを有する。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して、前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割するサブキャリア分割器を有してもよく、前記サブキャリアシフト抽出器は、各グループからプリアンブルと長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、受信プリアンブルを周波数領域に変換し、変換したプリアンブルを前記サブキャリアウィンドウ器に出力する高速フーリエ変換器を有してもよい。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、所定の既知のプリアンブルを記憶するプリアンブル記憶器と、前記プリアンブル記憶器に記憶された前記既知のプリアンブルをDBPSK変調し、DBPSK変調した既知のプリアンブルを前記相互相関器に出力するDBPSK変調器とを有してもよい。
また、本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置のセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器は、複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する閾値比較器と、フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントする段階と、相関値が前記積よりも大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する1グループの遅延レジスタと、前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する相関値平均器と、最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する最大値選択器と、選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求めるセルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器とを有してもよい。
上記の目的を達成するため、本発明では、さらに、プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法を提供する。該方法は次の段階を含む。可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおいて有用なサブキャリアのウィンドウを決定する段階と、有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階と、抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアとの共役積を計算する段階と、共役積の実部を取得する段階と、共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する段階と、計算した相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出してターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定する段階。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする方法は、さらに、有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して、前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割する段階を有してもよく、前記サブキャリアシフトを抽出する段階において、各グループからプリアンブルと長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階を有してもよい。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする方法は、さらに、有用なサブキャリアを選択する段階の前に、受信プリアンブルを周波数領域に変換する段階を有してもよい。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする方法は、さらに、前記相互相関を計算する段階の前に、事前に記憶された既知のプリアンブルをDBPSK変調する段階を有してもよい。
本発明によるプリアンブル推定と整数キャリア周波数オフセット推定を行う方法のターゲットセルを選択し整数キャリア周波数オフセットを推定する段階は、複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する段階と、フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントする段階と、相関値が前記積よりも大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する段階と、前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する段階と、最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する段階と、選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求める段階とを有してもよい。
本発明の第1の態様によると、OFDM/OFDMAベースセルラー移動通信システムの移動局の受信器において、サブキャリアウィンドウ器は、プリアンブルコードのFFT変換をした後に、プリアンブルコードの構成と、可能性のある整数キャリア周波数オフセットとに基づいて、有用なサブキャリアの境界を決定する。サブキャリア分割器は、有用なサブキャリアを3つのグループに分割する。このグループを使用して並列処理をすることにより、検出速度を速くする。サブキャリアシフト抽出器は、サブキャリアの各グループから検出シーケンスをシフトにより抽出し、抽出される各検出シーケンスは一意的なシフトインデックスを有する。共役乗算器は、検出シーケンスの各サンプルに隣接するサンプルを共役積を実行する。相互相関器は、共役相関値とDBPSK変調された既知のプリアンブルコードとの間の相関を計算する。
本発明の第2の態様によると、OFDM/OFDMAベースのセルラー移動通信システムの移動局の受信器において、相関値をセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器に入力する。初期のセル選択に対する複数の基地局からの様々なチャネルフェーディングの影響を軽減するため、本発明によるセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器は、1つのフレームの検出結果ではなく、複数のフレームの平均検出結果に基づいて、選択を行う。セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器において、各相関値を、予め選択した閾値と各フレームに関するすべての相関値の和との間の積と比較し、この積より大きい相関値をターゲット基地局の候補としてレジスタに記憶し、この相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスも記憶し、カウンタでフレームをカウントする。所定数のフレームを連続的にカウントした後、同じプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを有する記憶された相関値を平均する。その後、最大選択器は、ターゲット基地局が対応する相関値として、最大平均値を選択する。ターゲット基地局のIDCell及びセグメント番号、移動局とターゲット基地局との間の整数キャリア周波数オフセットとを求める。
本発明の第3の態様によると、プリアンブル検出方法において、有用なサブキャリアの境界を可能性のある所定のパイロット構成と整数キャリア周波数オフセットにより設定する。検出シーケンスをIEEE802.16d/eの有用なサブキャリアと同じ長さのスライドするウィンドウにより抽出し、これらの検出シーケンスを既知のプリアンブルコードと差分相互相関する。
本発明の第4の態様によると、セル及び整数キャリア周波数オフセットの推定において、プリアンブルインデックスと整数キャリア周波数オフセットを複数のフレームに基づき検出する。各フレームの差分相関値を所定の閾値とすべての相関値の積との間の積と比較する。同じプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを有し、前記積よりも大きい相関値を平均する。最大平均値をターゲット基地局の相関値とし、最終的にそのIDCellと整数キャリア周波数オフセットを求める。
本発明の好ましい実施形態と実施例は例として示すものであり、本発明を限定するものではない。
本発明は、セルラーOFDM/OFDMAシステムの移動局の受信器で使用する、信頼性が高くて高速なプリアンブル検出装置及び方法を提供するものである。
さらに、本発明は、セルラーOFDM/OFDMAシステムの移動局の受信器で使用する、プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定を同時に行う装置と方法を提供するものである。
さらに、本発明は、セルラーOFDM/OFDMAシステムの移動局がネットワークにアクセスするために使用する信頼性の高いセル選択装置及び方法を提供するものである。この装置と方法は、チャネル状態が最もよい基地局をターゲット基地局を選択することができる。
以下に説明するように、本発明は、セルIDの情報とともに埋め込まれたPNコードと同様のプリアンブルコードの組を有するセルラーOFDM/OFDMAシステムに適用可能である。
本発明を説明する前に、IEEE802.16d/eのシステムを例にして、プリアンブルコードの相関特性をさらに説明する。
図2を参照して、インデックスが同じ2つのプリアンブルコードの間では、相互相関が常にピークになり、インデックスが異なる2つのプリアンブルコードの間では相互相関値は非常に低くなる。この特徴を用いて受信信号のセルとセクタを識別することができる。一方、プリアンブルコードは、直交に近い(near orthogonal)自己相関特性を有する。図3に示したように、プリアンブルコードとそれがシフトされたコピーとの自己相関値は非常に低い。自己相関値がピークになるのは、プリアンブルコードを、全くシフトされていないコピーと相関させたときだけである。本発明の整数キャリア周波数オフセット推定ではこの特徴を利用する。
図4は、本発明の一実施形態によるセルラーOFDM/OFDMAシステムの受信器で使用するプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置を示すブロック図である。
図4に示したように、本発明の一実施形態によるプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブル長とに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおける有用なサブキャリアの境界を決定するサブキャリアウィンドウ器402と、前記有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出するサブキャリアシフト抽出器404と、抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアの共役積を計算する共役乗算器405と、前記共役積の実部を取得する実部取得器406と、前記共役積とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する相互相関器409と、前記計算した相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出してターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定するセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器410とを有する。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、その後の演算でパラレル処理を行い検出速度を速めるために、前記有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割するサブキャリア分割器403とを有し、前記サブキャリアシフト抽出器404は、前記サブキャリアの各グループから、プリアンブルの長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、受信プリアンブルを周波数領域に変換し、変換したプリアンブルを前記サブキャリアウィンドウ器402に出力するFFT変換器401を有する。
本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置は、さらに、例えば、IEEE802.16d/eで規定された114個のプリアンブルである、所定の既知のプリアンブルを記憶するプリアンブル記憶部407と、前記プリアンブル記憶部407に記憶された前記既知のプリアンブルをDBPSK変調し、DBPSK変調した既知のプリアンブルを前記相互相関器409に出力するDBPSK変調器408とを有する。
図6は、本発明によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置のセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器410の構成を示す図である。
図6に示したように、セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器410は、複数のフレームについて、前記相互相関器409が出力した各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する閾値比較器601と、前記相関値が前記積より大きいとき、フレームをカウントするMエンド(Mend)カウンタ602と、前記相関値が前記積より大きいとき、前記相関値と前記プリアンブルインデックス、及びそれに対応するシフトインデックスとグループインデックスを記憶する遅延レジスタ603−1乃至603−nと、前記Mエンドカウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する相関値平均器604と、平均値が最大になるプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する最大値選択器605と、選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求めるセルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器606とを有する。
図7のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置の詳細動作を説明する。
図7は、本発明の一実施形態によるプリアンブル検出、整数キャリア周波数オフセット推定、及びセル選択を示すフローチャートである。
ステップS701において、Mエンドカウンタ602のカウント値はゼロに初期化される。
次に、ステップS702において、フレームタイミングに従ってFFT変換器401により受信プリアンブルコードを周波数領域に変換する。
Figure 2008236744
ここで、Y(k)とH(k)は周波数領域におけるそれぞれ受信信号とチャネル応答であり、X(k)は受信プリアンブルコードであり、n(k)はサブキャリアの白色ガウスノイズであり、kはサブキャリアのシーケンス番号であり、NfftはFFTサイズである。
ステップS703において、有用なサブキャリアを選択するために、周波数領域に変換したプリアンブルの有用なサブキャリアの境界を、可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づいて決定する。
移動局と基地局との間に整数キャリア周波数オフセットがあるとき、受信プリアンブルパイロットシーケンスはサブキャリア軸に沿って左または右にシフトし、サブキャリアのシフト値は整数周波数オフセットの値となる。移動局が選択したクリスタル発信のデバイスパラメータに基づき、可能な整数キャリア周波数オフセットを予め決定することができる。通常、サブキャリアスペーシングには3の倍数がよく、例えば3サブキャリアスペーシングや6サブキャリアスペーシングがよい。標準で決められている左右の仮想キャリアの値に応じて、所定の整数周波数オフセットを考慮して、サブキャリアウィンドウ器(subcarrier windowing device)402で有用なサブキャリアの境界を決定できる。
ウィンドウの最初の位置は
Figure 2008236744
である。
ウィンドウの最後の位置は
Figure 2008236744
である。
有用なサブキャリアウィンドウの長さは、
Figure 2008236744
である。ここで、PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NLVCとNRVCはそれぞれ左右の仮想キャリアの数であり、NCodeLenはプリアンブルコードの長さであり、例えば、IEEE802.16eでFFT−1024の場合、284である。
検出速度を速くするため、次のステップS703において、3トーンごとのサブキャリアを有用なサブキャリアから選択し、有用なサブキャリアを3つのグループに分割する。
後の処理を並列に行うため、有用なサブキャリアウィンドウ中のサブキャリアは、プリアンブルのパイロットサブキャリアの構成に応じて、サブキャリア分割器403により3つのグループに分割される。サブキャリアの分割方法は図5に示した通りである。3トーンごとに離れたサブキャリアは同じグループに属すると考える。
次に、ステップS703において、プリアンブルの長さと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを、サブキャリアの各グループから抽出する。
サブキャリアは、サブキャリアシフト抽出器404により、各グループからシフト抽出される。抽出方法は次の通りである:グループシーケンスの始めからプリアンブルシーケンスと長さが同じサブキャリアシーケンスを順次抽出して、右に1つシフト同様に長さがプリアンブルと同じシーケンスを抽出し、グループシーケンスの終わりまでこのプロセスを続ける。各グループから抽出されるシーケンスの数は、所定の整数周波数オフセットPICFOの数と同じである。図5に示した例を参照するに、PICFO=3である場合、プリアンブル検出の候補になる3つのサブキャリアシーケンスを1つのグループから抽出するので、3つのグループでは候補になるサブキャリアシーケンスが全部で9つになる。このように、+/−3以下の整数周波数オフセットを少なくとも検出できる。
本発明の上記の説明では、サブキャリアシフト抽出器404は、必ず、有用なサブキャリアウィンドウ中のサブキャリアを分割してから、複数のサブキャリアシーケンスをシフト抽出して、その後に並列して処理できるようにする。しかし、本発明はこれには限定されず、有用なサブキャリアを分割しなくても、サブキャリアシフト抽出器404により有用なサブキャリアから複数のサブキャリアシーケンスを直接抽出することもできる。
抽出後、各シーケンス中のサブキャリアを示すと
Figure 2008236744
となる。ここで、lは1からNCodeLenまでの値を取り、sは0から2までの値を取り、mは−PICFO/3から+PICFO/3までの値を取り、
Figure 2008236744
であり、NLVCは左側の仮想キャリアの数であり、例えば、IEEE802.16eにおいてFFT−1024の場合、仮想キャリアの数は86である。
移動局と基地局との間のタイミングオフセットを考慮して、特に初期同期期間において、タイミングオフセットの影響を除去するために差分乗算(differential multiplication)を利用する。また、これはチャネルフェーディング効果に対応するのに役立つ。
FFTウィンドウ(FFT windowing)のタイミングエラーがτTであるとする。ここで、τはタイミングエラーのサンプル数であり、Tはサンプル間隔である。こうして、受信プリアンブルパイロットサブキャリアを
Figure 2008236744
とモデル化することができる。
次に、ステップS704において、抽出した各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアの共役積(conjugative multiplication)を計算する。
共役積405は、Y(ls,m)中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアをかけたものである。隣接するサブキャリア間のチャネルフェーディング応答はほぼ同じなので、プリアンブル検出へのチャネルフェーディングの影響は除去できる。
Figure 2008236744
通常、
Figure 2008236744
であり、ここで、NCPはサイクリックプレフィックス(cyclic prefix)である。これは、D(ls,m)の実部はD(ls,m)の虚部よりも非常に大きいことを意味している。
このように、ステップS705において、実部取得器406は、プリアンブル検出のためにシーケンスの実部の値を抽出する。すなわち、
Figure 2008236744
この方法は、従来のモジュラス法(modulus method)よりも回路化が簡単である。
その後、プリアンブル検出を実行するために、ステップS706において、既知のプリアンブルコードを最初にDBPSK変調する。このプロセスはステップS706の前にいつでも実行でき、ステップS706において、DBPSK変調された既知のプリアンブルコードが相互相関器409に出力される。
DBPSK変調器408は、プリアンブル記憶器407に記憶されたBPSKプリアンブルコードにDBPSK変調を行う:
Figure 2008236744
ここで、iは既知のプリアンブルコードのシーケンス番号を示し、lはプリアンブルコードのコードビットインデックスであり、lの値は1からNCodeLenまでであり、X′(l)はBPSK変調されたプリアンブルコードであり、式(2)のようにパワーブースト(power boosted)はされていない。
その後、ステップS706において、共役積の実部とDBPSK変調された既知のプリアンブルコードとの相互相関を計算する。
相互相関器409は、次の式
Figure 2008236744
に示したように、RD(ls,m)とDBPSK変調されたプリアンブルコードとの間の相互相関を計算する。ここで留意すべきことは、D (l)は実際には符号ビットシーケンスだということである。式(10)の乗算は、実際には、RD(ls,m)の符号ビットとD (l)との間のビット和に等しい。このように、相互相関器409の計算は、浮動小数の和の計算と同じくらい難しいだけである。
ステップS706で計算した相関値は、セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器410に出力される。
次に、ステップS707からステップS711において、(1つのフレームの相関結果だけではなく)複数のフレームの相関結果を用いて、セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器410により、プリアンブルインデックスと整数キャリア周波数オフセットを検出する。
最初に、ステップS707において、閾値比較器601が、Cs,m(i)を、予め選択された閾値αとすべての相関値の和との間の積と比較する。
フレームのCs,m(i)のすべての相関値が閾値の積よりも小さければ、ステップS701に戻り、クリア信号をイネーブル(enabled)して、Mエンドカウンタ(Mend counter)をリセットし、レジスタ603−1から603−nに記憶されているすべての相関値をクリアする。
フレームについて次の式(11)を満たす相関値があれば、ステップS708において、後で選択するために、これらの相関値と、これに対応するプリアンブルインデックスi、シフトインデックスm、及びグループインデックスsとをレジスタ603−1から603−nに記憶させる。
Figure 2008236744
ここで、αは予め選択された閾値であり、tは現在のフレーム番号を示す。
ステップS709において、あるフレームについて、閾値比較器601からの相関値出力があれば、Mエンドカウンタ602がそのフレームをカウントする。
Mエンドカウンタ602のカウンタモジュラス値Mendは所定値であり、ステップS710において、Mエンドカウンタ602のカウント値がそのカウンタモジュラス値Mend以上であるか判断する。
Mエンドカウンタ602のカウント値がカウンタモジュラス値Mendより小さければ、ステップS702に戻り、次のフレームの検出を続ける。
Mエンドカウンタ602のカウント値がカウンタモジュラス値Mend以上であれば、すなわち、Mend個の連続したフレームの閾値αの積よりも大きいCs,m(i)があれば、その時にだけステップS711に進む。
ステップS711において、Mエンドカウンタ602は相関値平均器604をイネーブル(enable)する。この相関値平均器604は、インデックスs、インデックスm、及びインデックスiが同じ
Figure 2008236744
を、次の式(12)
Figure 2008236744
に示したように平均する。
その後、最大値選択器605が最大相関値を選択する。この最大相関値は、プリアンブルインデックスipre、シフトインデックスmshift、及びグループインデックスsgroupに対応している。すなわち、
Figure 2008236744
preは検出されたターゲット基地局のプリアンブルインデックスとされ、それに対応するセルID IDCellとセグメント番号SegNumがIEEE802.16d/e標準に基づきセルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器606で求められる。
その後、次の式
Figure 2008236744
により、セルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器606で、整数キャリア周波数オフセット推定Est_ICFOを求める。
本発明の実施形態によるプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする方法と装置を説明した。本発明により、プリアンブルコードの相互相関特性と自己相関特性をそれぞれ利用して、相異なるプリアンブルコードを識別し、整数キャリア周波数オフセットを推定するので、周波数オフセットがあってもプリアンブル検出が可能になり、プリアンブルコードと整数キャリア周波数オフセットとの同時検出が可能になる。
当業者は、ここに説明した本発明の実施形態に基づき、本発明の実施形態を様々に修正したり、他の実施形態を容易に考えたりすることができる。それゆえ、本発明は、ここに開示した具体的な実施形態には限定されず、添付した特許請求の範囲に含まれる実施形態の修正やその他の実施形態もすべて含むものである。
なお、一部の実施形態を整理すると以下の通りである。
(付記1) プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置であって、
可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおける有用なサブキャリアのウィンドウを決定するサブキャリアウィンドウ器と、
前記有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出するサブキャリアシフト抽出器と、
抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアの共役積を計算する共役乗算器と、
共役積の実部を取得する実部取得器と、
前記共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する相互相関器と、
計算した前記相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出し、ターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定するセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器とを有する装置。
(付記2) さらに、
有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して、前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割するサブキャリア分割器と、
前記サブキャリアシフト抽出器は、各グループからプリアンブルと長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する、付記1に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記3) さらに、
受信プリアンブルを周波数領域に変換し、変換したプリアンブルを前記サブキャリアウィンドウ器に出力する高速フーリエ変換器を有する、付記1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記4) さらに、
所定の既知のプリアンブルを記憶するプリアンブル記憶器と、
前記プリアンブル記憶器に記憶された前記既知のプリアンブルをDBPSK変調し、DBPSK変調した既知のプリアンブルを前記相互相関器に出力するDBPSK変調器とを有する、付記1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記5) 前記有用なサブキャリアウィンドウの長さは、
Figure 2008236744
であり、
PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さである、付記1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記6) 前記サブキャリアシフト抽出機は、シフトすることにより、前記プリアンブルと長さが等しい複数のサブキャリアシーケンスを抽出し、抽出するサブキャリアシーケンスの数は可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、各サブキャリアシーケンスは一意的なグループインデックスとシフトインデックスとを有し、各サブキャリアシーケンスのサブキャリアは
Figure 2008236744
と記述でき、
ここで、lは1からNCodeLenまでの値であり、sは0から2までの値であり、mは−PICFO/3から+PICFO/3までの値であり、PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さであり、
Figure 2008236744
であり、NLVCは左側の仮想サブキャリアの数であり、n(ls,m)はサブキャリア中のガウス白色ノイズである、付記1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記7) 前記セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器は、
複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する閾値比較器と、
フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントするカウンタと、
相関値が前記積より大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する1グループの遅延レジスタと、
前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する相関値平均器と、
最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する最大値選択器と、
選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求めるセルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器とを有する、付記1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記8) フレーム中のすべての相関値が前記積より小さいとき、前記閾値比較器は前記カウンタをゼロにリセットし、前記1グループの遅延レジスタに記憶された相関値をクリアする、付記7に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記9) 前記相関値平均器は、前記カウンタのカウント値が所定数のフレームに達したとき、イネーブルされる、付記7に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記10) 選択されたプリアンブルインデックスに対応する基地局を前記ターゲット基地局として選択する、付記7に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記11) 前記移動局と前記ターゲット基地局との間の整数キャリア周波数オフセットは
Figure 2008236744
であり、
ここで、mshiftはシフトインデックスであり、sgroupはグループインデックスであり、SegNumはIEEE802.16d/eのセグメント番号である、
付記7に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
(付記12) プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法であって、
可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおいて有用なサブキャリアのウィンドウを決定する段階と、
有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階と、
抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアとの共役積を計算する段階と、
共役積の実部を取得する段階と、
共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する段階と、
計算した相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出してターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定する段階とを有する方法。
(付記13) さらに、
有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して、前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割する段階を有し、
前記サブキャリアシフトを抽出する段階において、各グループからプリアンブルと長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階を有する、付記12に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記14) さらに、
有用なサブキャリアを選択する段階の前に、受信プリアンブルを周波数領域に変換する段階を有する、付記12または13に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記15) さらに、
前記相互相関を計算する段階の前に、事前に記憶された既知のプリアンブルをDBPSK変調する段階を有する、付記12または13に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記16) 前記有用なサブキャリアウィンドウの長さは、
Figure 2008236744
であり、
PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さである、付記12または13に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記17) シフトすることにより、前記プリアンブルと長さが等しい複数のサブキャリアシーケンスを抽出し、抽出するサブキャリアシーケンスの数は可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、各サブキャリアシーケンスは一意的なグループインデックスとシフトインデックスとを有し、各サブキャリアシーケンスのサブキャリアは
Figure 2008236744
と記述でき、
ここで、lは1からNCodeLenまでの値であり、sは0から2までの値であり、mは−PICFO/3から+PICFO/3までの値であり、PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さであり、
Figure 2008236744
であり、NLVCは左側の仮想サブキャリアの数であり、n(ls,m)はサブキャリア中のガウス白色ノイズである、付記12または13に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記18) ターゲットセルを選択し整数キャリア周波数オフセットを推定する段階は、
複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する段階と、
フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントする段階と、
相関値が前記積よりも大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する段階と、
前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する段階と、
最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する段階と、
選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求める段階とを有する、付記12または13に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記19) フレームのすべての相関値が前記積より小さいとき、前記カウント値をゼロにリセットし、記憶された相関値をクリアする、付記18に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記20) 前記カウント値が所定数のフレームに達したとき、同じプリアンブルインデックスとシフトインデックスとグループインデックスを有する記憶された相関値を平均する、付記18に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記21) 選択されたプリアンブルインデックスに対応する基地局を前記ターゲット基地局として選択する、付記18に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
(付記22) 前記移動局と前記ターゲット基地局との間の整数キャリア周波数オフセットは
Figure 2008236744
であり、
ここで、mshiftはシフトインデックスであり、sgroupはグループインデックスであり、SegNumはIEEE802.16d/eのセグメント番号である、付記18に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
ここに添付した図面により本発明をよりよく理解することができる。図面は明細書に組み込まれ、その一部である。図面は本発明の実施形態を示し、明細書とともに本発明の実施形態を説明している。
IEEE802.16eシステムにおけるFFT−512とFFT−1024のプリアンブル構成例を示す図である。 IEEE802.16eにおいて規定されたFFT−1024のプリアンブルコード間の相互相関係数を示す図である。 IEEE802.16eにおいて規定されたFFT−1024のプリアンブルコード間の自己相関係数を示す図である。 本発明の一実施形態による、セルラーOFDM/OFDMAシステムの移動局のプリアンブル検出及び整数キャリア周波数オフセット推定をする装置を示すブロック図である。 サブキャリア除算器とサブキャリアシフト抽出器の除算及び抽出プロセスを示す図である。 本発明の一実施形態によるセルラーOFDM/OFDMAシステムにおけるプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置のセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器の構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるプリアンブル検出と、整数キャリア周波数オフセット推定と、セル選択とを示すフローチャートである。
符号の説明
401 FFT変換器
402 サブキャリア
403 サブキャリア分割器
404 サブキャリアシフト抽出機
405 共役乗算器
406 実部取得器
407 プリアンブルコード記憶器
408 DBPSK変調器
409 相互相関器
410 セル及びICFO選択器
601 閾値比較器
602 Mエンドカウンタ
603 遅延レジスタ
604 相関平均器
605 最大値選択器
606 セルID及びICFOマップ器

Claims (9)

  1. プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置であって、
    可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおける有用なサブキャリアのウィンドウを決定するサブキャリアウィンドウ器と、
    前記有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出するサブキャリアシフト抽出器と、
    抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアの共役積を計算する共役乗算器と、
    共役積の実部を取得する実部取得器と、
    前記共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する相互相関器と、
    計算した前記相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出し、ターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定するセル及び整数キャリア周波数オフセット選択器とを有する装置。
  2. さらに、
    有用なサブキャリアから3トーンごとにサブキャリアを選択して、前記有用なサブキャリアを3つのグループに分割するサブキャリア分割器と、
    前記サブキャリアシフト抽出器は、各グループからプリアンブルと長さが同じ複数のサブキャリアシーケンスを抽出する、請求項1に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  3. さらに、
    受信プリアンブルを周波数領域に変換し、変換したプリアンブルを前記サブキャリアウィンドウ器に出力する高速フーリエ変換器を有する、請求項1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  4. さらに、
    所定の既知のプリアンブルを記憶するプリアンブル記憶器と、
    前記プリアンブル記憶器に記憶された前記既知のプリアンブルをDBPSK変調し、DBPSK変調した既知のプリアンブルを前記相互相関器に出力するDBPSK変調器とを有する、請求項1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  5. 前記有用なサブキャリアウィンドウの長さは、
    Figure 2008236744
    であり、PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さである、請求項1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  6. 前記サブキャリアシフト抽出機は、シフトすることにより、前記プリアンブルと長さが等しい複数のサブキャリアシーケンスを抽出し、抽出するサブキャリアシーケンスの数は可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、各サブキャリアシーケンスは一意的なグループインデックスとシフトインデックスとを有し、各サブキャリアシーケンスのサブキャリアは
    Figure 2008236744
    と記述でき、
    ここで、lは1からNCodeLenまでの値であり、sは0から2までの値であり、mは−PICFO/3から+PICFO/3までの値であり、PICFOは可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットであり、NCodeLenはプリアンブルの長さであり、
    Figure 2008236744
    であり、NLVCは左側の仮想サブキャリアの数であり、n(ls,m)はサブキャリア中のガウス白色ノイズである、請求項1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  7. 前記セル及び整数キャリア周波数オフセット選択器は、
    複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する閾値比較器と、
    フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントするカウンタと、
    相関値が前記積より大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する1グループの遅延レジスタと、
    前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する相関値平均器と、
    最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する最大値選択器と、
    選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求めるセルID及び整数キャリア周波数オフセットマップ器とを有する、請求項1または2に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする装置。
  8. プリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法であって、
    可能性のある所定の整数キャリア周波数オフセットとプリアンブルの長さとに基づき、周波数領域に変換されたプリアンブルにおいて有用なサブキャリアのウィンドウを決定する段階と、
    有用なサブキャリアからのプリアンブルと同じ長さの複数のサブキャリアシーケンスを抽出する段階と、
    抽出したサブキャリアシーケンス中の各サブキャリアとそれに隣接するサブキャリアとの共役積を計算する段階と、
    共役積の実部を取得する段階と、
    共役積の実部とDBPSKにより変調された既知のプリアンブルとの間の相互相関を計算し、計算した相関値を出力する段階と、
    計算した相関値によりターゲット基地局のプリアンブルインデックスを検出してターゲットセルを選択し、前記ターゲット基地局に関する整数キャリア周波数オフセットを推定する段階とを有する方法。
  9. ターゲットセルを選択し整数キャリア周波数オフセットを推定する段階は、
    複数のフレームについて、前記相互相関器により出力された各相関値を、予め選択された閾値とすべての相関値の和との積と比較する段階と、
    フレームにおける積より大きい相関値があるとき、前記フレームをカウントする段階と、
    相関値が前記積よりも大きいとき、前記積よりも大きい相関値と、そのプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスとを記憶する段階と、
    前記カウンタのカウント値が所定値になったとき、プリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスが同じである記憶された前記相関値を平均する段階と、
    最大平均相関値に対応するプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスを選択する段階と、
    選択したプリアンブルインデックス、シフトインデックス、及びグループインデックスに基づき、ターゲット基地局を決定し、ターゲットセルIDを求め、移動局と前記ターゲット基地局との間の前記整数キャリア周波数オフセットを求める段階とを有する、請求項8に記載のプリアンブル検出と整数キャリア周波数オフセット推定をする方法。
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