JP2008236727A - 無線通信端末装置及び隣接セル測定方法 - Google Patents

無線通信端末装置及び隣接セル測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】隣接セルの測定レポート待ち時間を短縮する無線通信端末装置及び隣接セル測定方法を提供する。
【解決手段】ST601では、隣接セルリストに含まれるセルのCMF値に基づいて、測定タイプ毎に測定リストを生成し、ST602では、生成された測定リストから測定インスタンスを生成する。このとき生成される測定インスタンス数はCMF値と同数となる。ST603では、生成された測定インスタンスを順序付けして乱雑化した測定シーケンスを生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、隣接セルを測定する無線通信端末装置及び隣接セル測定方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)においては、ユーザ(UE)は、ネットワークによって提供される情報に基づいて、自身の属するセルの周辺セル(以下、「隣接セル」という)を測定する。このネットワークによって提供される情報には、隣接セルのリストが含まれており、ブロードキャストチャネル又は専用チャネルを介してUEに伝えられる。
ネットワークによって提供される情報がブロードキャストチャネルを介してUEに送信される場合、隣接セルリストはSYSTEM INFORMATIONメッセージに含まれることが非特許文献1に開示されている。UEは、隣接セルリストを含むSYSTEM INFORMATIONメッセージを受信し、受信した隣接セルリストを自身のメモリに格納する。
一方、ネットワークによって提供される情報が専用チャネルを介してUEに送信される場合、隣接セルリストはMEASUREMENT CONTROLメッセージに含まれる。UEは、隣接セルリストを含むMEASUREMENT CONTROLメッセージを受信し、受信した隣接セルリストを自身のメモリに格納する。なお、ネットワークは、新しい隣接セルリストを作成してMEASUREMENT CONTROLメッセージを送信することによって、UEは接続モード時に隣接セルリストを上書きすることができる。
隣接セルリストにおけるセルは、測定タイプに基づいて、3種類の隣接セルに分類することができる。すなわち、測定中にUE受信周波数の切り替えを必要としないイントラ周波数(intra-frequency)セル、測定中にUE受信周波数の切り替えを必要とするインター周波数(inter-frequency)セル、サービス提供中のセルとは別の無線通信システムに属しているインターシステム(inter-system)セルである。この分類においては、測定タイプのそれぞれについて最大セル数が32であり、これにより隣接セルリスト内の最大セル数を96に制限できる。
UEは、通常、セルの測定を一様な順序で実行するため、隣接セルリスト内の測定タイプが同じであるセルについて一度全て測定しないと、それらのセルのいずれについても2回目以降の再測定が行えない。セル測定の順序は、通常はUEのメーカー実装の環境設定に基づいて決まるが、ほとんどの場合、UEが受信する隣接セルリストにおけるセルの順序に基づく。
一般的には、イントラ周波数測定が有効であるときには、UEはイントラ周波数測定を実行する。UEがインター周波数測定及びインターシステム測定を実行するタイミングについては、専用チャネルを介して送信されるメッセージによって提供される情報に基づいて決定される。なお、UEが同時に複数の周波数帯を用いた通信を行えない場合、インター周波数測定及びインターシステム測定を実行するには、コンプレストモード(compressed mode)が用いられる。
また、隣接セルリスト内のセル測定に関する優先度情報は、一般には存在しないが、イントラ周波数測定には、特定の形式の優先度情報が提供される。この場合、セルのグループ分けの方法として、Active cell set, Monitored cell set, detected cell setが使用される。ここで、Active cell setとは、現在通信に使用しているセルのセットであり、Monitored cell setとは、ネットワークから通知されたセルのうち、Active cell setに含まれないセルのセットである。また、detected cell setとは、上記2つのセット以外のセルのセットであり、UEが検出したセルで通信に使用されていないセルのセットである。
隣接セルリスト内の全てのセルをUEが測定完了するまでの時間は、隣接セルリストに含まれるセル数に依存する。隣接セルリストに含まれるセル数が多いと、測定サイクルが完了するまでの時間は長くなる。このため、UEがセル測定に要する時間を短縮するには、隣接セルリストに含まれるセル数を最小限に維持する必要がある。
非特許文献2に記載されている方法では、隣接セルリスト内のセルのうち最初に測定すべきセルを示す優先度インジケータが導入されている。この優先度インジケータは、制御局の負荷バランシング方式に基づいて決定されるか、または正常なハンドオーバの統計データに基づいて決定される。これにより、非特許文献2に記載の技術では、セルの優先度情報を設定することによって、UEの測定挙動が全体的に変更される。すなわち、隣接セルリスト内のセルのうち、優先度の高いセルの全てが最初に測定され、優先度の低いセルについては、優先度の高いセルの測定が全て完了するまで測定されない。よって、UMTSの測定方法と同様に、UEは、セルの測定を一様な順序で実行するため、隣接セルリスト内の測定タイプが同じであるセルの全てについて一度測定しないと、それらのセルについて2回目以降の再測定が行えない。
さらに、非特許文献2においては、隣接セルリスト内のセルのそれぞれは、UEのさまざまなサービス条件時に測定すべきセルに関する情報であり、セルのサービス能力を示すインジケータを有する。このインジケータは、セルのサービス能力(例えば、「非常に高いデータレート」、「高いデータレート」、音声のみ)、依存性フィールド(dependency field)、LTE_IDLEにおけるセルの再選択、無線アクセス技術などに基づいて、測定すべきセルをUEに選択させるものである。例えば、「非常に高いデータレート」インジケータを有するセルについては、UEはそのようなサービスが必要な場合のみ測定する。これにより、サービス能力が「高いデータレート」及び「音声のみ」であるセルを測定する必要性が減少する。
このように、非特許文献2に記載の技術は、セルの測定優先度を示すインジケータを用いることにより、隣接セルリストにおける最初に測定すべきセルをUEに伝えることができ、また、セルのサービス能力を示すインジケータを用いることにより、測定中にUEが監視するセルの数を制限することができ、UEの測定プロセスをより効率的にすることができる。
3GPP TS25.331 "Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification" 3GPP TSG-RAN WG2#56, R2-063189, "LTE neighbourhood list and measurement organisation", Riga, Latvia, 6th November - 10th November 2006.
しかしながら、非特許文献2に記載の技術又は既存のUMTSシステムでは、測定は依然として一様な順序に基づいて行われ、UEは全てのセルを同じ頻度で測定するため、全体の測定プロセスにおいて測定レポートを送信するまでに長い待ち時間が生じる。測定レポートを送信するまでに要する時間は、隣接セルリストに含まれるセル数が多いほど長くなる。GSMセルやUMTSセルなどのインターシステムセルを数多く含むことのできるLTE(Long Term Evaluation)通信システムでは、隣接セルリストに含まれるセル数は多くなる傾向にある。
また、ハンドオーバ候補としてのネットワーク優先セルの測定レポートをUEがネットワークに送信できない場合にも問題が生じる。具体的には、ネットワークでは、通常、優先セルがネットワークの負荷バランシングポリシーあるいは以前の正常なハンドオーバの記録に基づいて割り当てられる。ところが、ネットワーク優先セルではないセルのみの測定レポートをネットワークが受信すると、UEは望ましくないセルにハンドオーバしてしまう。ここで、望ましくないセルとしては、この優先セルに含まれないセルであり、例えば、マクロセルと重なっているピコセルが挙げられる。
従って、ネットワークに送られる測定レポートが大きく遅延すると、ハンドオーバ手順完了の遅れ、UEにおける非効率的な電力消費、高速移動時のハンドオーバの失敗、不適切なセルに対する過度なギャップスケジューリング(gap scheduling)などの問題が生じる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、隣接セルの測定レポート待ち時間を短縮する無線通信端末装置及び隣接セル測定方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信端末装置は、自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を受信する受信手段と、前記隣接セルリスト及び前記CMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成手段と、生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定手段と、を具備する構成を採る。
本発明の隣接セル測定方法は、自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成工程と、生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定工程と、を具備するようにした。
本発明によれば、隣接セルの測定レポート待ち時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのセル構成を示す概念図である。この図では、任意の地理的領域を複数の隣接するセル(無線サービスエリア)1〜10に分割している。この図において、セル1〜10は、同じ無線通信システムに属しており、セル11及びセル12は、別の無線通信システムに属している。セル1〜10のネットワークは、セル11及びセル12をインターシステムセルとして認識する。
また、ここでは、複数のUEA〜Cがセル1〜12の中に存在しているものとする。UEには、移動局、固定又は移動サブスクライバユニットのほか、無線通信ステムにおいて動作可能な他の任意のタイプのデバイスなども含む。無線通信システムの例としては、モバイルネットワーク、すなわちマイクロ波アクセスネットワークによる世界規模のインターオペラビリティなどが挙げられる。
図2は、図1に示した無線通信システムにおける複数のセル(セル1〜10)のセル送信周波数帯域幅を示している。セルは、それぞれ異なる周波数帯域幅及び搬送波周波数を備えている。セル1〜8の送信帯域幅は10MHzであり、セル9及びセル10の送信帯域幅は20MHzである。搬送波周波数に関しては、セル1〜3は同じ搬送波周波数グループに属し、同様に、セル4及びセル5、セル6〜8、セル9及びセル10がそれぞれ同じグループに属している。セル11及びセル12は、セル周波数帯域幅及び搬送波周波数の構成が異なる別の無線通信システムのセルであるため、図2には示していない。
また、図2には、UEA〜Cの受信帯域幅も示している。UEA及びUECの受信帯域幅は10MHzであり、UEBの受信帯域幅は20MHzである。UEの受信器についてもさまざまな構成とすることができ、例えば、デュアル無線受信器、トリプル無線受信器、あるいはインターシステム受信がサポートされるシングル無線受信器などが挙げられる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るUEの構成を示すブロック図である。図3に示すUEは、受信部101、測定シーケンス生成部102、測定データ収集部103、測定レポート生成部104、送信部105を備えている。
受信部101は、ネットワークから送信されたSYSTEM INFORMATIONメッセージ又はMEASUREMENT CONTROLメッセージを受信し、受信したメッセージに含まれる隣接セルリストを測定シーケンス生成部102に出力する。
測定シーケンス生成部102は、受信部101から出力された隣接セルリストとUEの受信能力とに基づいて、隣接セルの測定順序を示す測定シーケンスを生成し、生成した測定シーケンスを測定データ収集部103に出力する。測定シーケンス生成部102の詳細については後述する。
測定データ収集部103は、測定シーケンス生成部102から出力された測定シーケンスに基づいて、下位レイヤーに測定を指示し、下位レイヤーから隣接セルの測定結果を収集する。収集した測定結果は測定レポート生成部104に出力される。
測定レポート生成部104は、測定データ収集部103から出力された測定結果を含めて測定レポートを生成し、生成した測定レポートを送信部105に出力する。
送信部105は、測定レポート生成部104から出力された測定レポートをネットワークに無線送信する。
図4(a)は、E−UTRAN(Enhanced Universal Terrestrial Radio Access Network)からUEに送信されるSYSTEM INFORMATION BLOCKメッセージを示している。SYSTEM INFORMATION BLOCKメッセージには、隣接セル測定を実行するようにUEに指示する情報(隣接セルリスト)を含めることができる。
図4(b)は、E−UTRANからUEに送信されるMEASUREMENT CONTROLメッセージを示している。MEASUREMENT CONTROLメッセージには、隣接セル測定を実行するようにUEに指示する情報(隣接セルリスト)を含めることができる。
図4(a)に示したSYSTEM INFORMATION BLOCKメッセージと、図4(b)に示したMEASUREMENT CONTROLメッセージのいずれも、これらを使用して隣接セルリストを送信及び更新することができる。
図5は、図1に示したセル1によって送信される隣接セルリストを示しており、この隣接セルリストは、複数の隣接セル(セル2〜12)に関する情報で構成されている。なお、隣接セルリストは、実際には、UMTSにおけるASN.1など任意の方法によって符号化できる。
この隣接セルリストには、セル測定頻度(CMF)という情報要素(IE)が各セルに関連付けられている。CMF値が高いセルほど、頻繁に測定され、CMF値が低いセルほど、少ない頻度で測定される。よって、CMF値の高いセルは、通常は有望なハンドオーバ候補としてのネットワーク優先セルである。UEは、より頻繁に測定されるセルに測定レポートをより早く送ることができ、このようなセルへのハンドオーバの確率が向上する。
なお、CMF値は、特定のネットワークエンティティによって複数の条件に基づいて決定される。この条件としては、ネットワーク無線リソース管理(RRM)ポリシー、正常なハンドオーバの記録、ホームPLMNと外部PLMN(visiting PLMN)との間のローミング合意のほか、単純にネットワーク制御局の環境設定に基づくことなどが挙げられる。
また、図5には示していないが、隣接セルリストは、複数のイントラシステムセル及びインターシステムセルで構成することができる。イントラシステムセルとは、サービス提供中のセルと同じ無線通信システムに属するセルであり、イントラ周波数セルとインター周波数セルとに分類することができる。なお、インターシステムセルの対象となる無線通信システムとしては、例えば、GSM、UMTS、CDMA2000などが挙げられる。図5の隣接セルリストにおいては、セル1内に存在しているUEAを基準としたとき、セル2〜10がイントラシステムセルであり、セル11及びセル12がインターシステムセルである。
図6は、図3に示した測定シーケンス生成部102における測定シーケンス生成方法を示すフロー図である。以下においては、先に示したUEAを例に説明する。UEAは、受信帯域幅が10MHzであり、セル1内に存在している。さらに、インターRAT(inter-RAT)通信を行う能力も備えているが、複数の異なる無線アクセスシステム及び複数の異なる周波数帯に同時にアクセスすることはできない。
ステップ(以下、「ST」と省略する)601では、測定シーケンス生成部102は、測定タイプに基づいて、隣接セルリストからCMF値を含んだ複数のリストを生成する。すなわち、イントラ周波数測定リスト、インター周波数測定リスト、インターシステム測定リストを生成する。UEは、端末の受信能力に応じて最初に、隣接セルリストをイントラシステムセルとインターシステムセルとに分類する。次に、イントラシステムセルを2つのグループ、すなわち、イントラ周波数セルとインター周波数セルとに分類する。
ネットワークによるダウンリンク信号におけるギャップのスケジューリングは、UEがインターシステムセル及びインター周波数セルを測定できるように行われる。通常、インターシステムセルはインター周波数セルよりも長い測定時間を要するため、インターシステムセルの測定にはインター周波数セルの測定よりも多くのギャップが必要である。従って、これら3種類の測定を、測定時間及び測定回数に関してUEが同等に扱うことは効率的ではないので、UEは、測定インスタンス数の面からこれらのセルを個別に処理する。
また、複数の異なる無線アクセスシステム及び複数の異なる周波数帯に同時にアクセスすることができないUEでは、これらの異なる測定タイプを同時に実行できないことも異なるリストを作成する理由である。イントラ周波数セルとインター周波数セルとの間の分類は、UE側の複数の要因、例えば、UEの受信周波数帯域幅あるいは受信器の構成(これらは通常はネットワークが判断できない)に依存する。ネットワークは、隣接セルリストをブロードキャストチャネルまたは専用チャネルを介して送信するとき、セル情報に加えて、セルの帯域幅及び搬送波周波数の情報を提供する。UEは、セルの帯域幅を調べて、イントラ周波数セルとインター周波数セルとを区別する。
図7は、セル1内に存在しているUEAによって、測定タイプごとに3つのリストが生成されることを示している。UEAを基準としたとき、イントラ周波数セルとして分類されるセルは、セル2、セル3、セル9、セル10である(図7(a)参照)。これに対して、セル4〜8はインター周波数セル(図7(b)参照)に分類されており、セル11及びセル12はインターシステムセル(図7(c)参照)に分類されている。これらのリストには、隣接セルリストからの各CMF値も関連付けられている。リストの数及びリストの内容は、能力の異なるUE毎に異なっていてもよい。例えば、現在使用中の周波数帯による通信中に、その使用中の周波数帯とは異なる周波数帯によっても通信できるUEの場合、イントラ周波数測定リスト及びインター周波数測定リストという2つのリストを作成する必要はない。
また、現在使用中のシステムとの通信中に、その現在使用中のシステムとは異なるシステムとも通信できるUEでは、インターシステム測定専用のリストを作成する必要はない。さらに、現在使用中のシステムとの通信中に、限られたシステムとのみ通信できるUEでは、その限られたシステムのセルをイントラ周波数測定リストに含めて、それ以外のシステムのセルはインターシステム測定リストにそのまま格納しておくことができる。
再度、図6を参照するに、ST602では、ST601において生成されたリストのCMF値に基づいて、測定インスタンスを生成する。図6のST602においてUEによって生成される3つの測定インスタンスを図8に示す。これらの測定インスタンスは、それぞれ3種類の測定タイプ、すなわち、イントラ周波数測定、インター周波数測定、インターシステム測定に対応している。セルの測定インスタンスの数は、CMF値に等しい。例えば、セル2のCMF値が1であるため、イントラ周波数測定におけるセル2の測定インスタンスの数は1つである。セル3についても同様であり、セル3の測定インスタンスの数はCMF値に従って7である。
次いで、ST603では、順序付けを行うことによって、一連の測定インスタンスに対する測定シーケンスを生成する。ここでは、ST601やST602と同様に、3つの測定シーケンスを生成する。すなわち、イントラ周波数測定シーケンス、インター周波数測定シーケンス、インターシステム測定シーケンスである。測定インスタンスの順序付けは、例えば、UEの測定プリファレンスあるいはランダム化に基づく方法など、さまざまな方法によって行うことができる。ただし、順序付けを行わなくてもよいが、良好に分散したランダムな測定挙動を得るためには、測定シーケンスをできるだけ乱雑化する(scramble)必要がある。図9は、順序付け後の、測定タイプ毎の3つの測定シーケンスを示している。ST601の場合と同様に、これらの測定インスタンスは、能力の異なるUEごとに異ならせることができる。
測定シーケンス生成部102がセル測定シーケンスを生成すると、測定データ収集部103は、その測定シーケンスに従ってセルの測定を実行する。セルのCMF値が0である場合、そのセルについては測定インスタンスが割り当てられないので、そのセルは測定されない。測定シーケンスのサイクルが完了すると、リストの順序付けを行った後、または順序付けを行わずに、測定シーケンスを最初から繰り返すことができる。なお、ランダムな測定挙動を維持するためには、順序付けを毎回実行することが望ましい。
UEは、更新された隣接セルリスト、またはCMF値のみが更新された隣接セルリストを受信した場合、既存の測定シーケンスを削除して、新しい隣接セルリストに基づいて、新しい測定シーケンスを生成する必要がある。この手順は、図6に記載したものと同じである。
隣接セルリストを複数に分けてUEに送信することもできる。隣接セルリストには、予め定義されたセル測定タイプと、予め定義されていないセル測定タイプとを含めることができる。GSMやUMTSなどの無線通信システムにおける隣接セルリストに対しては、セル測定タイプとして、イントラ周波数セル、インター周波数セル、及び、インターシステムセルが予め定義されている。本実施の形態では、予め定義されていないセル測定タイプをLTEシステムに使用することを前提にCMF値を適用したが、これは説明を目的としており、予め定義されたセル測定タイプへの適用を排除するものではない。予め定義されたセル測定カテゴリを採用する無線通信システムにおいても、CMF値を適用することができる。GSMシステム及びUMTSシステムの場合、セルカテゴリが予め定義されているため、UEは、ブロードキャストチャネル又は専用チャネルを介して隣接セルリストを受信したときに、UE能力に基づいてセルを分類する必要がない。
セル測定シーケンスとしては、上述した構成以外の構成も可能である。ギャップを利用した測定(gap assisted measurement)の全てにおいて共通のギャップ割り当てが使用されるように無線通信システムが構成されている場合、インター周波数セル及びインターシステムセルの測定を、同一の測定(いずれの測定時にもギャップの形成が要求される)として扱うことができる。この場合、インター周波数測定及びインターシステム測定が1つの測定方式に統合され、同一の測定シーケンスを使用する。UEは、ギャップを利用しない測定シーケンスと、ギャップを利用した別の測定シーケンスとを生成する。
無線通信システムにおいてギャップ割り当てが統一されていない場合、UEは、ギャップを利用しない測定シーケンスと、ギャップを利用した複数の測定シーケンスとを生成する。ギャップを利用した複数の測定タイプとしては、インターシステム、インター周波数、GERAN、UTRAN、イントラ3GPP WLAN(intra-3GPP WLAN)、インター3GPP WLAN(inter-3GPP WLAN)、3GPP2などが挙げられる。
ネットワークによるギャップ割り当てを必要とせずにUEがインター周波数測定及びインターシステム測定を実行できる場合、UEは、上述した測定タイプの全てに対して単一の測定シーケンスを使用する。さらに、UEは、独立した測定方式のそれぞれに対して複数の測定シーケンスを使用することもできる。
ネットワークは、UEの移動状態やUEのアクティブなサービスなどの要因に基づいて、隣接セルリストにおいて複数のCMF値セットを伝えることができる。図10は、高速移動条件用のCMF値セット(CMF_Hi-Mob)と、MBMSが起動されているときにMBMSを提供できるセルを選択するためのCMF値セット(CMF_MBMS)とを含めた隣接セルリストを示す。
例えば、高速移動中のUEは、高速移動条件用のCMF値セット(CMF_Hi-Mob)を利用する。高速移動状態にあるUEをサポートできるセルは、CMF_Hi-Mobにおいて高いCMF値に設定される。
また、UEは、MBMSなど自身の現在アクティブなサービスを反映した、カスタマイズされたCMF値セットを持ち、例えば、MBMSが起動されているときにMBMSを提供できるセルを選択するためのCMF値セット(CMF_MBMS)を利用する。MBMS起動時用のCMF値セットにおいては、MBMSをサポートできるセルのCMF値を高く設定する。
また、ネットワークは、上述したように複数のCMF値セットを伝える代わりに、CMF値を含んだ隣接セルリストと共にオフセット情報を伝えることができる。オフセット情報は、UEがCMF値を特定のセルグループに調整するための情報である。例えば、隣接セルグループが、MBMS対応セルとMBMS非対応セルとで構成されている場合、UEは、ネットワークからのオフセット情報を使用して、MBMSが起動されているときにMBMS非対応セルをオフセット処理することができる。ネットワークは、例えば、MBMS、Mobility性、データ、音声、QoSベースに関する複数のオフセット情報などを提供することができる。
また、別の例としては、インター周波数測定及びインターRAT測定に対して上述したようにギャップ割り当てが統一されている場合、あるいは、UEがいくつかの周波数帯またはいくつかのRATを同時に受信できる場合、インター周波数測定シーケンス及びインターRAT測定シーケンスにオフセットを適用することができる。UEがいくつかの周波数帯を同時に受信できる場合、イントラ周波数セル及びインター周波数セルに対して共通する1つのリストを使用することができる。この場合、一般的にはインター周波数セルに必要な測定頻度の方がイントラ周波数セルに必要な測定頻度より小さいため、インター周波数セルの測定頻度にオフセット値を適用することができる。例えば、図11(a)におけるセル6のCMF値は6であるが、オフセットの適用後(図11(b)参照)には、図12に示したように3に変更される。なお、図12は、図11(a)の隣接セルリストに図11(b)のオフセットを適用したリストを示している。
また、ネットワークは、CMFカットオフ値(CMF cut off value)を伝えることもできる。この値は、CMF値がCMFカットオフ値よりも小さいセルについてUEが測定しないように制限するものである。隣接セルリストに含まれるセル数が多いとき、別の重要な測定を実行するためのリソースがCMF値の小さいセルによって占有されるのを回避するため、CMF値の小さいセルを測定する必要がないようにすることができる。従って、CMFカットオフ値を使用することにより、ネットワーク負荷バランシング手順において良好なパフォーマンスを達成することができ、UEはCMF値の高いセル(通常はネットワーク優先セルに属する)のみ測定すればよい。
このように実施の形態1によれば、隣接セルリストに含まれるセルのCMF値に基づいて、測定タイプ毎に測定リストを生成し、生成した測定リストから測定インスタンスを生成し、さらに、生成した測定インスタンスを順序付けして測定シーケンスを生成することにより、CMF値の高いセルの測定回数を増やすと共に、CMF値の低いセルの測定回数を減らすことになるので、優先セルについてはCMF値を高くして測定回数を増やし、非優先セルについてはCMF値を低くして測定回数を減らせば、優先セルの測定レポート待ち時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図13は、本発明の実施の形態2に係るUEの構成を示すブロック図である。図13が図3と異なる点は、測定シーケンス生成部102を測定シーケンス生成部1301に変更した点である。
測定シーケンス生成部1301は、受信部101から出力された隣接セルリストとUEの受信能力とに基づいて、隣接セルの測定順序を示す測定シーケンスを生成し、生成した測定シーケンスを測定データ収集部103に出力する。ここで、測定シーケンス生成部1301は、隣接セルリストに含まれていないセルに対して共通のCMF値を設定し、設定したCMF値に基づいて測定シーケンス生成する。
図14は、本発明の実施の形態2に係る隣接セルリストを示す図であり、この隣接セルリストは、共通のCMF値として新たに初期CMF値(D_CMF)を有する。この初期CMF値は、隣接セルリストに含まれないセルに対して使用されるものであり、具体的にはUMTSにおいてdetected セルと呼ばれ、端末が検出したが隣接セルリストに含まれていないセルに対して使用される。
例えば、端末がセル4及びセル5を検出した場合、セル4及びセル5は図14に示す隣接セルリストに含まれていないので、この2つのセルには、初期CMF値である2をCMF値として割り当てる。このとき生成される測定シーケンスは図15に示すようになり、セル4及びセル5の測定インスタンスの数はそれぞれ2つである。
このように実施の形態2によれば、隣接セルリストに少ないセルしか含まない運用のネットワークに接続し、端末が隣接セルリストに含まれていないセルを検出した場合にも、隣接セルリストに含まれていないセルを測定することができる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1において説明した端末の受信能力による動作については説明の便宜上省略したが、実施の形態1と本実施の形態とを組み合わせて実施することも可能である。
なお、基地局が初期CMF値を1つだけ設定してもよいし、RAT毎に設定してもよい。RAT毎に設定する場合には、例えば、LTEのdetected セル用に1つ、UMTSのdetected セル用に1つ、GSMのdetected セル用に1つ設定することなどが考えられる。
また、初期CMF値を周波数毎に設定してもよい。ここで、周波数毎に異なる初期CMF値を使用する例として、CSG(Closed Subscriber Group)セル(通称、Home eNB、Home Node B、home基地局、家庭内基地局)が考えられる。このCSGセルは、全ての端末が無条件にアクセスできるわけではなく、特定の端末(例えば、家庭においてはHome eNBの持ち主、店舗などにおいてはその来客、会社においてはその従業員など)にのみアクセスを許可するものである。CSGセルの運用例として、CSGセルとセルラーを構成するマクロセルとを異なる周波数帯域で運用することが考えられる。また、CSGセルは1つのマクロセルに数多く存在することが考えられる。このような場合において、全てのCSGセルに対して個別のCMF値を送信すると、大きなオーバーヘッドとなってしまうため、初期CMF値を使用することにより、マクロセルとCSGセルの測定頻度を効率よく制御することができる。具体的には、CSGセルを多く含むようなエリアが存在する場合には、CSGセルの存在する周波数の測定頻度を上げることが考えられる。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1で説明したように、隣接セルリストにはオフセット情報を通知することができる。ここで、初期CMF値と共にオフセット情報を送信することにより、detected セルに対するオフセット情報を設定することも可能である。
また、この初期CMF値の設定はセル間で共通の場合もあるし、異なる場合もある。端末は、選択又は接続しているセルが送信する初期CMF値を使用する。
また、実施の形態1と同様に、本実施の形態で示した隣接セルリストは報知情報で送信されてもよいし、個別の信号で送信されてもよい。
(実施の形態3)
図16は、本発明の実施の形態3に係るUEの構成を示すブロック図である。図16が図3と異なる点は、測定シーケンス生成部102を測定シーケンス生成部1601に変更した点である。
測定シーケンス生成部1601は、受信部101から出力された隣接セルリストとUEの受信能力とに基づいて、隣接セルの測定順序を示す測定シーケンスを生成し、生成した測定シーケンスを測定データ収集部103に出力する。ここで、測定シーケンス生成部1601は、周波数毎の測定頻度をMF(Measurement Frequency)値として定義している。
図17は、本発明の実施の形態3に係る周波数リストを示す図であり、周波数毎にMF値が設定されている。ここでは、周波数f2のMF値を2、周波数f3とf4のMF値を1としているので、周波数f2に属するセルの測定を周波数f3とf4に属するセルの2倍の頻度で行うことになる。
周波数f2としてセル2及びセル3が、周波数f3としてセル4及びセル5が、周波数f4としてセル6及びセル7が端末に検出された場合、生成される測定シーケンスは図18に示すようになり、検出されたセルの周波数に対応するMF値分の測定インスタンス数が各セルに設けられる。
このように周波数毎にMF値を設定することにより、セル単位ではなく、周波数間で測定の優先順位付けを行うことが可能である。これは、セルラーを構成するマクロセルが存在する周波数と、CSGセルが存在する周波数帯との間で優先順位付けを行う場合に適用可能である。
なお、CSGセルとしても、家庭用のセルと店舗等に設置する来客用のセルと2種類が異なる周波数帯で設置されるようなことも考えられる。このような場合に、家庭用のセルと店舗用のセルとの測定頻度をこの周波数単位のMF値で制御することが可能である。
また、端末が基地局に接続して通信を行っているような場合(すなわち、LTEなどでのRRC_CONNECTED状態)では、端末がアクセスできるCSGセルが存在するか否かを検出可能である。そのような場合に、端末がアクセスできるCSGセルが存在する場合には、その周波数のMF値は0以外に設定し、端末がアクセスできるCSGセルが存在しない場合には、その周波数のMF値は0に設定することにより、端末は不要な測定を回避することができる。
なお、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本発明にかかる無線通信端末装置及び隣接セル測定方法は、LTE通信システムなどの移動体通信システム等に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのセル構成を示す概念図 図1に示した無線通信システムにおける複数のセルのセル送信周波数帯域幅を示す図 本発明の実施の形態1に係るUEの構成を示すブロック図 (a)E−UTRANからUEに送信されるSYSTEM INFORMATION BLOCKメッセージを示す図、(b)E−UTRANからUEに送信されるMEASUREMENT CONTROLメッセージを示す図 図1に示したセル1によって送信される隣接セルリストを示す図 図3に示した測定シーケンス生成部における測定シーケンス生成方法を示すフロー図 測定タイプ毎に生成される測定リスト 測定タイプ毎に生成される測定インスタンス 測定タイプ毎に生成される測定シーケンス 複数のCMF値セットを含めた隣接セルリストを示す図 CMFオフセットを含めた隣接セルリストを示す図 オフセットを適用した隣接セルリストを示す図 本発明の実施の形態2に係るUEの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る隣接セルリストを示す図 本発明の実施の形態2に係る測定シーケンスを示す図 本発明の実施の形態3に係るUEの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る周波数リストを示す図 本発明の実施の形態3に係る測定シーケンスを示す図
符号の説明
101 受信部
102、1301、1601 測定シーケンス生成部
103 測定データ収集部
104 測定レポート生成部
105 送信部

Claims (7)

  1. 自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を受信する受信手段と、
    前記隣接セルリスト及び前記CMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成手段と、
    生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定手段と、
    を具備する無線通信端末装置。
  2. 前記測定シーケンス生成手段は、自装置の受信能力に基づいて、測定シーケンスを変化させる請求項1に記載の無線通信端末装置。
  3. 前記測定シーケンス生成手段は、セルのサービス能力に基づいて、前記隣接セルリストに含まれるセルのCMF情報をオフセットする請求項1に記載の無線通信端末装置。
  4. 前記測定シーケンス生成手段は、CMFカットオフ情報より小さいCMF情報のセルの測定を制限する請求項1に記載の無線通信端末装置。
  5. 前記測定シーケンス生成手段は、複数のセルに共通のCMF情報を用いて、測定シーケンスを生成する請求項1に記載の無線通信端末装置。
  6. 前記測定シーケンス生成手段は、周波数毎の測定頻度を示すMF情報を用いて、測定シーケンスを生成する請求項1に記載の無線通信端末装置。
  7. 自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成工程と、
    生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定工程と、
    を具備する隣接セル測定方法。
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