JP2008236516A - ノード位置測定方法、ノード位置測定システム及びサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】二つ以上の基地局が信号を受信した場合に、ノードの位置を算出する。
【解決手段】ノードと、基準局と、複数の基地局と、サーバと、ネットワークと、を備えるノード位置測定システムであって、前記基準局は、前記測位信号を受信した場合に、基準信号を送信し、前記基地局は、前記測位信号及び前記基準信号を受信し、前記受信した測位信号及び基準信号から特定のパターンを検出し、前記測位信号から特定のパターンを検出してから前記基準信号から特定のパターンを検出するまでの時間を測定し、前記測定された時間を含む受信タイミング情報を、前記サーバに送信し、前記サーバは、前記基地局から受信した受信タイミング情報に基づいて、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出し、前記算出された差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、ノード、基準局、基地局、サーバ及びネットワークを備えるノード位置測定システムに関する。
従来の代表的なノード位置測定方法として、GPS等の衛星からの信号を用いて位置を算出する技術が知られている。
また、特許文献1及び非特許文献2には、基準局が基準信号を送信した時刻から、基地局が測位信号を受信した時刻を減算することによって求まった時間に基づいて、ノードの位置を算出する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ノードの位置を任意のタイミングで測定可能な技術が開示されている。
また、特許文献3には、ロランCを用いることによって、ノードの位置を算出する技術が開示されている。
また、特許文献4には、新たに追加された無線装置の位置を算出する技術が開示されている。
また、非特許文献1には、ノードから送信される信号を各基地局が受信する時刻の差に基づいて、ノードの位置を算出する技術が開示されている。
特開2006−170891号公報 特開2005−140617号公報 特表2006−526144号公報 特開2006−186551号公報 荻野敦、他5名、「無線LAN統合アクセスシステム(1) 位置検出システムの検討」、2003年総合大会講演論文集、電子情報通信学会、B−5−203、p.662 水垣健一、他9名、「3nW/bps超低消費電力UWB無線システム(6):30cm高精度測位システムの検討」、2005年ソサイエティ大会講演論文集、電子情報通信学会、A−5−15、p.139
衛星からの信号を用いる技術では、専用の受信装置及びアンテナが必要となるため、ノードを小型化及び低消費電力化できないという問題があった。更に、この技術は、衛星からの電波が受信できる屋外でしか使用できないという問題があった。
また、特許文献1に開示された技術では、少なくとも三つの基地局が測位信号及び基準信号を受信しなければ、ノードの位置を算出できないという問題があった。そのため、特許文献1に開示されたノード位置測定システムは、多くの基地局を備える必要があり、高コストとなる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであって、二つ以上の基地局が測位信号及び基準信号を受信した場合に、ノードの位置を算出可能なノード位置測定システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な形態は、測位信号を送信するノードと、基準信号を送信する基準局と、前記測位信号及び前記基準信号を受信する複数の基地局と、前記ノードの位置を算出するサーバと、前記基地局と前記サーバとを接続するネットワークと、を備えるノード位置測定システムにおける、ノード位置測定方法であって、前記基準局は、前記測位信号を受信した場合に、基準信号を送信し、前記基地局は、前記測位信号及び前記基準信号を受信し、前記受信した測位信号及び基準信号から特定のパターンを検出し、前記測位信号から特定のパターンを検出してから前記基準信号から特定のパターンを検出するまでの時間を測定し、前記測定された時間を含む受信タイミング情報を、前記サーバに送信し、前記サーバは、前記基地局から受信した受信タイミング情報に基づいて、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出し、前記算出された差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とする。
本発明の代表的な形態によれば、二つ以上の基地局が測位信号及び基準信号を受信した場合に、ノードの位置を算出できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の測位システムの構成のブロック図である。
測位システムは、ノード1、基準局2、基地局3及びサーバ4を備える。
本ブロック図では、ノード1及び基準局2が、一つずつ図示されているが、当該測位システムに複数備わっていてもよい。また、基地局3が、二つ図示されているが、当該測位システムにいくつ備わっていてもよい。但し、本実施の形態では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に、少なくとも二つの基地局3が設置されている必要がある。
ノード1は、当該測位システムにおいて、位置が計測される端末装置である。ノード1は、当該ノード1の位置が計測される時に、測位信号5を送信する。なお、測位信号5は、当該ノード1の位置を計測するために使用される無線パケットである。
基準局2は、ノード1から測位信号5を受信した後に、基準信号6を送信する。なお、基準信号6は、基準局2が基準信号6を送信した時刻を確定するために使用される無線パケットである。
基地局3は、測位信号5を、ノード1から受信する。また、基地局3は、基準信号6を基準局2からを受信する。そして、基地局3は、当該測位信号5を受信した時刻と当該基準信号6を受信した時刻との差を測定する。
なお、基地局3が測位信号5を受信した時刻は、当該測位信号5に含まれる特定のビットパターンを当該基地局3が検出した時刻である。同様に、基地局3が基準信号6を受信した時刻は、当該基準信号6に含まれる特定のビットパターンを当該基地局3が検出した時刻である。
また、基地局3は、当該測位信号5を受信した時刻と当該基準信号6を受信した時刻との差含む受信タイミング情報7を、ネットワーク8を介してサーバ4に送信する。なお、ネットワーク8は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
サーバ4は、システム情報データベース(図示省略)を備える。また、サーバ4は、ネットワーク8を介して基地局3と接続されている。サーバ4は、各基地局3から受信した受信タイミング情報7及びシステム情報データベースに含まれる情報を用いて、ノード1の位置を算出する。
なお、本実施の形態の測位システムの通信には、UWB(Ultra Wideband)のパルス方式又はCDMA方式が適用されると、好適である。
図2は、本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わるノード1の構成のブロック図である。
ノード1は、信号作成部11、制御部12及びアンテナ13を備える。更に、ノード1は、センサ及びタイマなどを備えていてもよい。また、ノード1は、センサ及びタイマなどに接続されていてもよい。センサは、環境情報を測定するものであれば、いかなるものであってもよい。例えば、センサは、当該ノード1の周囲の状況の異常を検出する。なお、ノード1は、センサによって測定された情報を、無線通信により基地局3に送信してもよい。
制御部12は、当該ノード1の処理の全体を制御する。例えば、制御部12は、ノード1に備わる又は接続されているセンサ又はタイマからの情報等に基づいて、当該ノード1が測位信号5を送信する時刻を決定する。
また、制御部12は、測位信号5の送信を基地局3から要求された場合等にも、ノード1が測位信号5を送信する時刻を決定する。
信号作成部11は、制御部12から測位信号送信の指示を受けると、測位信号5を作成する。そして、信号作成部11は、制御部12によって決定された時刻に、作成した測位信号5をアンテナ13から送信する。
なお、測位信号5のヘッダ部分には、当該測位信号5の送信元のノード1の一意な識別子であるノードIDが格納される。そのため、基準局2及び基地局3は、受信した測位信号5の送信元のノード1を特定できる。
図3は、本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わる基準局2の構成のブロック図である。
基準局2は、信号作成部21、受信判定部22、制御部23及びアンテナ24を備える。
受信判定部22は、アンテナ24から受信した信号を復号することによって、アンテナ24から受信した信号が測位信号5であるか否かを判定する。更に、アンテナ24から受信した信号が測位信号5であった場合、受信判定部22は、当該測位信号5の送信元のノード1を特定する。
制御部23は、アンテナ24から測位信号5を受信すると、信号作成部21によって作成される基準信号6の内容及び当該基準局2が基準信号6を送信する時刻を決定し、信号作成部21に指示する。なお、制御部23は、アンテナ24から受信した測位信号5の送信元が特定のノード1の場合のみ、信号作成部21に信号の作成を指示してもよい。
信号作成部21は、制御部23から基準信号作成の指示を受けると、基準信号6を作成する。そして、信号作成部21は、制御部23によって決定された時刻に、作成した基準信号6をアンテナ24から送信する。
なお、基準信号6のヘッダ部分には、当該基準信号6の送信元の基準局2の一意な識別子である基準局IDが格納される。そのため、基地局3は、受信した基準信号6の送信元の基準局2を特定できる。
図4は、本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わる基地局3の構成のブロック図である。
基地局3は、同期捕捉部31、復号部32、受信タイミング測定部33、メモリ34、通信部35及びアンテナ37を備える。
同期捕捉部31は、ノード1から送信された測位信号5及び基準局2から送信された基準信号6に、当該基地局3の動作クロックを同期させる。そして、同期捕捉部31は、測位信号5及び基準信号6からビット列を読み取る。
復号部32は、同期捕捉部31によって読み取られたビット列から情報を復号する。
受信タイミング測定部33は、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻との差を測定する。なお、基地局3が測位信号5を受信した時刻は、測位信号5に含まれる特定のビットパターンを受信タイミング測定部33が検出した時刻である。同様に、基地局3が基準信号6を受信した時刻は、基準信号6に含まれる特定のビットパターンを受信タイミング測定部33が検出した時刻である。
例えば、受信タイミング測定部33は、測位信号5に含まれる特定のビットパターンを検出してから、基準信号6に含まれる特定のビットパターンを検出するまでの間における、基地局3の動作クロックの数及び当該動作クロックの位相をシフトさせる位相制御信号の数をカウントする。これによって、受信タイミング測定部33は、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻との差を測定する。
また、受信タイミング測定部33は、高速のサンプラーを用いて、測位信号5及び基準信号6の受信波形を記録する。そして、受信タイミング測定部33は、記録した受信波形に基づいて、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻との差を測定してもよい。
そして、受信タイミング測定部33は、測定した差を含む受信タイミング情報7をメモリ34に格納する。
なお、受信タイミング情報7は、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻との差の代わりに、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻及び当該基地局3が基準信号6を受信した時刻を含んでもいてもよい。この場合、サーバ4は、受信タイミング情報7に基づいて、当該基地局3が測位信号5を受信した時刻と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻との差を算出する。
メモリ34は、受信タイミング情報7を記憶する。
通信部35は、メモリ34に記憶される受信タイミング情報7をネットワーク8を介してサーバ4に送信する。
以上のように、本実施の形態の基地局3は、通常の無線通信装置に受信タイミング測定部33を備えたものなので、構造を簡単にできる。
次に、インパルス状の信号を用いて通信するインパルス方式を適用した基地局3を一例として、説明する。
同期捕捉部31は、マッチドフィルタ、タイミング制御装置、復調部及びパターン検出部を含む。
タイミング制御装置は、マッチドフィルタの出力が最大となるように、入力された測位信号5又は基準信号6のパルス列の位相を調整する。
復調部は、マッチドフィルタの出力をビット列に変換する。パターン検出部は、復調部によって変換されたビット列から、特定のビットパターンを検出する。そして、パターン検出部は、特定のビットパターンを検出すると、パターン検出信号を受信タイミング測定部33へ送信する。
更に、特定のビットパターンがSFD(Start of Frame Delimiter)の場合、パターン検出部は、SFD以後のビット列を復号部32へ送信する。復号部32は、パターン検出部から受信したビット列を復号することによって、測位信号5又は基準信号6の内容を読み取る。
図5は、本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わるサーバ4の構成のブロック図である。
サーバ4は、通信部41、位置計算部42及びシステム情報データベース43を備える。なお、通信部41、位置計算部42及びシステム情報データベース43は、プロセッサ、メモリ及びインタフェースによって実現される。
通信部41は、ネットワーク8に接続されるインタフェースである。例えば、通信部41は、基地局3から受信タイミング情報7を受信する。すると、通信部41は、受信した受信タイミング情報7を位置計算部42に転送する。
システム情報データベース43は、当該測位システムに関する情報を記憶する。具体的には、システム情報データベース43は、基地局位置情報テーブル431及び基準局位置情報テーブル432を記憶する。更に、システム情報データベース43は、基準局2と各基地局3との間の距離を記憶してもよいし、基準局2から各基地局3までの基準信号6の伝搬時間を記録してもよい。
基地局位置情報テーブル431は、基地局3の位置を管理する。なお、基地局位置情報テーブル431については、図6で詳細を説明する。
基準局位置情報テーブル432は、基準局2の位置を管理する。なお、基準局位置情報テーブル432については、図7で詳細を説明する。
位置計算部42は、通信部41から受信した受信タイミング情報7及びシステム情報データベース43に記憶されている情報に基づいて、ノード1の位置を算出する。
図6は、本発明の第1の実施の形態のサーバ4に記憶される基地局位置情報テーブル431の構成図である。
基地局位置情報テーブル431は、基地局ID4311、X座標4312、Y座標4313及びZ座標4314を含む。
基地局ID4311は、基地局3の一意な識別子である。
X座標4312は、X軸方向における、当該レコードの基地局ID4311によって識別される基地局3の位置を示す。Y座標4313は、Y軸方向における、当該レコードの基地局ID4311によって識別される基地局3の位置を示す。Z座標4314は、Z軸方向における、当該レコードの基地局ID4311によって識別される基地局3の位置を示す。
なお、X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直行していれば、当該測位システム内でどのように定義されてもよい。
図7は、本発明の第1の実施の形態のサーバ4に記憶される基準局位置情報テーブル432の構成図である。
基準局位置情報テーブル432は、基準局ID4321、X座標4322、Y座標4323、Z座標4324及び処理遅延時間4325を含む。
基準局ID4321は、基準局2の一意な識別子である。X座標4322は、X軸方向における、当該レコードの基準局ID4321によって識別される基準局2の位置を示す。Y座標4323は、Y軸方向における、当該レコードの基準局ID4321によって識別される基準局2の位置を示す。Z座標4324は、Z軸方向における、当該レコードの基準局ID4321によって識別される基準局2の位置を示す。
処理遅延時間4325は、当該レコードの基準局ID4321によって識別される基準局2が測位信号5を受信してから基準信号6を送信するまでに要する時間である。
図8は、本発明の第1の実施の形態のノード1から送信される測位信号5及び基準局2から送信される基準信号6の構成図である。
測位信号5及び基準信号6は、無線パケットであり、プリアンブル91、SFD(Start of Frame Delimiter)92、ヘッダ93及びデータ部94を含む。
プリアンブル91は、当該測位信号5又は基準信号6を受信した基準局2又は基地局3においてタイミング同期に使用される。SFD92は、プリアンブル91の終了を示す。なお、本実施の形態では、SFD92は、受信時刻を定めるための特定のビットパターンとして使用される。
ヘッダ93には、当該測位信号5又は基準信号6の送信元の識別子及び送信先の識別子等の情報が格納される。なお、ヘッダ93に含まれる情報の一部が、SFD92の代わりに、受信時刻を定めるための特定のビットパターンとして使用されてもよい。
例えば、位置を測定したいノード1の識別子を特定のビットパターンとすることによって、当該ノード1の位置のみが測定される。
データ部94には、当該測位信号5又は基準信号6の内容が格納される。なお、データ部94に含まれる情報の一部が、SFD92の代わりに、受信時刻を定めるための特定のビットパターンとして使用されてもよい。
測位信号5及び基準信号6は、例えば、プリアンブル91を「168ビット」、SFD92を「8ビット」、ヘッダ93を「48ビット」、データ部94を「200ビット」のように構成される。
図9は、本発明の第1の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理のフローチャートである。
まず、ノード1は、測位信号5を送信する(S1201)。すると、各基地局3は、ノード1から送信された測位信号5のプリアンブル91を用いて受信タイミングを同期させ、当該測位信号5を受信する。
一方、基準局2は、通常状態では、ノード1から送信された測位信号5を監視している。つまり、基準局2は、測位信号5を受信可能な待ち受け状態にある。基準局2は、ノード1から送信された測位信号5を受信した場合、基地局3に基準信号6を送信する(S1202)。
なお、基準局2は、測位信号5を受信してから処理遅延時間経過後に、基準信号6を基地局3に送信する。これによって、基準局2から送信された基準信号6とノード1から送信された測位信号5の反射波とが重なるのを避けることができる。
次に、各基地局3は、基準局2から送信された基準信号6のプリアンブル91を用いて受信タイミングを同期させ、当該基準信号6を受信する。
このとき、各基地局3は、測位信号5を受信してから基準信号6を受信するまでの時間Tmeansを計測する(S1203)。なお、時間Tmeansについては、図10で詳細を説明する。
次に、各基地局3は、受信タイミング情報7をサーバ4に送信する(S1204)。受信タイミング情報7は、計測された時間Tmeans、当該基地局3の識別子、当該基地局3が受信した測位信号5の送信元のノード1の識別子及び当該基地局3が受信した基準信号6の送信元の基準局2の識別子等を含む。
サーバ4は、各基地局3から受信タイミング情報7を受信する。なお、サーバ4は、二つの基地局3から受信タイミング情報7を受信できれば、ノード1の位置を算出できる。
次に、サーバ4は、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを、順番に選択する(S1205)。
例えば、受信タイミング情報7を二つの基地局3から受信した場合、サーバ4は、当該二つの基地局3を順番に選択する。また、受信タイミング情報7を三つ以上の基地局3から受信した場合、サーバ4は、当該三つ以上の基地局3のうちの任意の二つを、順番に選択してもよい。
次に、サーバ4は、選択した基地局3から送信された受信タイミング情報7から、時間Tmeans、基地局3の識別子及び基準局2の識別子を抽出する。
次に、サーバ4は、抽出した基地局3の識別子と基地局位置情報テーブル431の基地局ID4311とが一致するレコードを、基地局位置情報テーブル431から選択する。次に、サーバ4は、選択したレコードから、X座標4312、Y座標4313及びZ座標4314を抽出する。
次に、サーバ4は、抽出した基準局2の識別子と基準局位置情報テーブル432の基準局ID4321とが一致するレコードを、基準局位置情報テーブル432から選択する。次に、サーバ4は、選択したレコードから、X座標4322、Y座標4323、Z座標4324及び処理遅延時間4325を抽出する。なお、処理遅延時間4325については、図12で詳細を説明する。
次に、サーバ4は、抽出したX座標4312、Y座標4313、Z座標4314、X座標4322、Y座標4323及びZ座標4324に基づいて、選択した基地局3と基準局2との間の距離を算出する。
次に、サーバ4は、算出した距離を光速で割ることによって、選択した基地局3と基準局2との間の信号伝搬遅延時間を算出する。なお、信号伝搬遅延時間については、図11で詳細を説明する。
次に、サーバ4は、抽出した時間Tmeansから、算出した信号伝播遅延時間を減算する。これによって、サーバ4は、選択した基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が基準信号6を送信した時刻との差T5を算出する。
次に、サーバ4は、算出した差T5から、抽出した処理遅延時間4325を減算する。これによって、サーバ4は、選択した基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が測位信号5を受信した時刻との差Tabsを算出する(S1206)。なお、差Tabsについては、図13で詳細を説明する。
次に、サーバ4は、ステップS1205において、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを選択したか否かを判定する(S1207)。
受信タイミング情報7の送信元の基地局3のいずれかを選択していない場合、サーバ4は、ステップS1205に戻る。そして、サーバ4は、次の基地局3を選択し、選択した基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が測位信号5を受信した時刻との差Tabsを算出する。
一方、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを選択した場合、サーバ4は、算出した差Tabs、各基地局3の位置及び基準局2の位置に基づいて、ノード1の位置を算出する(S1208)。そして、ノード位置測定処理が終了する。
なお、基地局3の位置は、ステップS1206において抽出されたX座標4312、Y座標4313及びZ座標4314である。また、基準局2の位置は、ステップS1206において抽出されたX座標4322、Y座標4323及びZ座標4324である。
例えば、サーバ4は、最尤推定法又は双曲線交会法を用いて、ノード1の位置を算出する。
最尤推定法では、サーバ4は、ノード1の位置を推定する。そして、サーバ4は、推定した位置にノード1が存在すると仮定した場合における、基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が測位信号5を受信した時刻との差Tabsを、基地局3ごとに算出する。次に、サーバ4は、ノード1の位置を仮定した場合における差TabsとステップS1206で算出した差Tabsとの二乗誤差を、基地局3ごとに算出する。次に、サーバ4は、算出した二乗誤差の総和が最も小さくなるように、ノード1の位置を決定する。
一方、双曲線交会法では、サーバ4は、各基地局3と基準局2との間に、ステップS1206で算出した差Tabsを満たす座標の集合である双曲線を描く。そして、サーバ4は、描いた双曲線の交点を、ノード1の位置として決定する。
本実施の形態では、基地局3が、測位信号5及び基準信号6を直接波として受信することを前提としている。しかしながら、基地局3が、測位信号5及び基準信号6のうちの少なくとも一方を直接波でなく、間接波として受信する場合もある。この場合、サーバ4は、基地局3から受信した受信タイミング情報7に含まれる時間Tmeansを補正する。例えば、サーバ4は、信号処理によって、受信タイミング情報7に含まれる時間Tmeansを、測位信号5及び基準信号6を直接波として受信した場合における時間Tmeansに補正する。これによって、サーバ4は、ノード1の位置の測定精度を高めることができる。
図10は、本発明の第1の実施の形態の時間Tmeansの説明図である。
時間Tmeansは、基地局3が測位信号5を受信した時刻T1と当該基地局3が基準信号6を受信した時刻T2との差である。
なお、時間Tmeansは、基地局3に備わる受信タイミング測定部33によって計測される。そして、計測された時間Tmeansは、サーバ4に送信される。
図11は、本発明の第1の実施の形態の信号伝搬遅延時間の説明図である。
基準局2と基地局3との間の信号伝搬遅延時間は、基準局2が基準信号6を送信した時刻S2と基地局3が当該基準信号6を受信した時刻T2との差である。
サーバ4は、基地局位置情報テーブル431から、基地局3の座標を抽出する。次に、サーバ4は、基準局位置情報テーブル432から、基準局2の座標を抽出する。次に、サーバ4は、抽出した基準局2の座標及び抽出した基地局3の座標に基づいて、基準局2と基地局3との間の距離を算出する。次に、サーバ4は、算出した距離を光速で割ることによって、基準局2と基地局3との間の信号伝搬遅延時間を算出する。
図12は、本発明の第1の実施の形態の処理遅延時間の説明図である。
基準局2の処理遅延時間は、基準局2が測位信号5を受信した時刻S1と基準局2が基準信号6を送信した時刻S2との差である。
なお、基準局2の処理遅延時間は、サーバ4に備わる基準局位置情報テーブル432によって管理されている。そこで、サーバ4は、基準局位置情報テーブル432から、基準局2の処理遅延時間を抽出する。
図13は、本発明の第1の実施の形態の差Tabsの説明図である。
差Tabsは、基地局3が測位信号5を受信した時刻T1と基準局2が当該測位信号5を受信した時刻S1との差である。
サーバ4は、基地局3から受信した時間Tmeansから、算出した信号伝播遅延時間を減算する。これによって、サーバ4は、基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が基準信号6を送信した時刻との差T5を算出する。
次に、サーバ4は、算出した差T5から、基準局位置情報テーブル432から抽出した処理遅延時間を減算する。これによって、サーバ4は、基地局3が測位信号5を受信した時刻T1と基準局2が測位信号5を受信した時刻S1との差Tabsを算出する。
そして、サーバ4は、算出した差Tabsに基づいて、ノード1の位置を算出する。
なお、特許文献1に開示されている技術では、サーバ4は、差T5に基づいて、ノード1の位置を算出していた。そのため、サーバ4は、基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が基準信号6を送信した時刻との差T5を、三つ以上の基地局3に対して算出する必要があった。そして、サーバ4は、算出した三つの差T5に基づいて、二つの基地局3が測位信号5を受信した時刻の差を二つ算出して、ノード1の位置を算出していた。つまり、特許文献1に開示されている技術では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に少なくとも三つの基地局3が設置される必要があった。なぜならば、特許文献1に開示されている技術では、サーバ4は、基準局2が測位信号5を受信した時刻S1を、ノード1の位置算出に使用していなかったからである。
一方、本実施の形態では、サーバ4は、基地局3が測位信号5を受信した時刻T1と基準局2が測位信号5を受信した時刻S1との差Tabsに基づいて、ノード1の位置を算出する。つまり、サーバ4は、基準局2が測位信号5を受信した時刻S1を、ノード1の位置算出に使用している。そのため、サーバ4は、基地局3が測位信号5を受信した時刻T1と基準局2が測位信号5を受信した時刻S1との差Tabsを、二つの基地局3に対して算出すればよい。つまり、本実施の形態では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に少なくとも二つの基地局3が設置されていればよい。そのため、本実施の形態の測位システムは、特許文献1に開示された測位システムよりも低コストとなる。
図14は、本発明の第1の実施の形態の測位システムの処理のシーケンス図である。
なお、本シーケンス図では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に、基地局3A及び3Bが設置されているとする。
ノード1は、測位を希望する任意の時刻に、基地局3A、3B及び基準局2に測位信号5を送信する。例えば、ノード1は、定期的又はノード1に備わるセンサが異常を検出したときに、測位信号5を送信する。
すると、基準局2は、ノード1から測位信号5を受信する。基準局2は、測位信号5を受信してから処理遅延時間経過後に、基地局3A及び3Bに基準信号6を送信する。
一方、基地局3A及び3Bは、測位信号5及び基準信号6を受信する。このとき、基地局3A及び3Bは、測位信号5を受信してから基準信号6を受信するまでの時間Tmeansを計測する。そして、基地局3A及び3Bは、計測した時間Tmeansを含む受信タイミング情報7をサーバ4に送信する。
サーバ4は、基地局3A及び3Bから受信タイミング情報7を受信する。次に、サーバ4は、受信した受信タイミング情報7及びシステム情報データベース43に記憶されている情報に基づいて、ノード1の位置を算出する。
本実施の形態によると、ノード1が受信機能を備えていなくても、サーバ4は、ノード1の位置を算出できる。そのため、ノード1の構造を簡単にすることができ、ノード1を小型化できる。
また、ノード1が測位信号5を一回送信すれば、サーバ4は、ノード1の位置を算出できる。そのため、ノード1の消費電力を低減できる。
また、測位信号5は無線パケットなので、ノード1が通常のデータを送信するだけで、サーバ4は、ノード1の位置を算出できる。つまり、ノード1は、位置の測定を要求するためだけの信号を送信しなくても、サーバ4は、ノード1の位置を算出できる。
また、ノード1の位置の測定に先立って、各基地局3の時刻の同期をとる必要がない。そのため、サーバ4は、任意のタイミング(例えば、ノード1が異常を検知した瞬間)におけるノード1の位置を算出できる。
また、基地局3は、通常の無線通信に用いる受信機の他に、測位のための信号(測位信号5及び基準信号6を含む)の受信に用いる受信機を備える必要がない。すなわち、基地局3は、通常の無線通信装置に受信タイミング測定部33を備えたものである。そのため、基地局3の構造を簡単にすることができ、基地局3を小型化できる。更に、基地局3のコストを低減できる。
また、本実施の形態では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複している範囲に少なくとも二つの基地局3が設置されていればよい。そのため、測位システムに備わる基地局3の数を減らすことができるので、測位システムのコストを低減できる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、基準局2の処理遅延時間が一定していた。しかしながら、基準局2の回路構成などによっては、基準局2の処理遅延時間が一定しないことも考えられる。そこで、第2の実施の形態では、基準局2の処理遅延時間が一定しない場合を説明する。
第2の実施の形態の測位システムの構成は、第1の実施の形態の測位システム(図1)と同一なので説明を省略する。
第2の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理は、第1の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理(図9)を含む。更に、第2の実施の形態では、サーバ4は、基準局2の処理遅延時間を、当該基準局2の内部クロック一つ分だけ増加及び減少させる。そして、サーバ4は、増加させた処理遅延時間を用いて、ノード1の位置を算出する。更に、サーバ4は、減少させた処理遅延時間を用いて、ノード1の位置を算出する。
サーバ4は、算出した三つの位置のうち最も適切な位置を、ノード1の位置として決定する。
例えば、サーバ4は、算出したノード1の位置ごとの尤度を算出する。なお、サーバ4は、以下の数式1を用いて、尤度likelihood(s)を算出する。
なお、sは、算出されたノード1の位置である。また、基地局XのTabsは、基地局Xが測位信号5を受信した時刻と基準局2が測位信号5を受信した時刻との差である。C0は、光速である。また、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に、基地局3A及び3Bが設置されている。
そして、サーバ4は、算出した三つの位置のうち、算出した尤度が最小となった位置を、ノード1の位置として決定する。
本実施の形態によれば、基準局2の処理遅延時間が一定しない場合であっても、サーバ4は、ノード1の位置を高精度に算出できる。
(第3の実施の形態)
図15は、本発明の第3の実施の形態の測位システムの構成のブロック図である。
測位システムは、ノード1、基準局2、基地局3及びサーバ4を備える。
本ブロック図では、ノード1及び基準局2が、一つずつ図示されているが、当該測位システムに複数備わっていてもよい。また、基地局3が、三つ図示されているが、当該測位システムにいくつ備わっていてもよい。但し、本実施の形態では、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に、少なくとも三つの基地局3が設置されている必要がある。
なお、ノード1、基準局2、基地局3及びサーバ4は、第1の実施の形態の測位システム(図1)に備わるものと同一なので、説明を省略する。
図16は、本発明の第3の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理のフローチャートである。
まず、ステップS1201〜S1204が実行される。なお、ステップS1201〜S1204は、第1の実施の形態のノード位置測定処理(図9)に含まれるものと同一なので、説明を省略する。
次に、サーバ4は、時間Tmeansを含む受信タイミング情報7を、いくつの基地局3から受信したかを特定する(S1210)。
受信タイミング情報7を一つの基地局3から受信した場合又はいずれの基地局3からも受信しなかった場合、サーバ4は、ノード1の位置を算出できない。そこで、サーバ4は、エラーを出力する(S1221)。そして、ノード位置測定処理が終了する。
一方、受信タイミング情報7を二つの基地局3から受信した場合、サーバ4は、ステップS1205〜S1208を実行する。なお、ステップS1205〜S1208は、第1の実施の形態のノード位置測定処理(図9)に含まれるものと同一なので、説明を省略する。そして、ノード位置計測処理が終了する。
一方、受信タイミング情報7を三つ以上の基地局3から受信した場合、サーバ4は、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを、順番に選択する(S1221)。
例えば、受信タイミング情報7を三つの基地局3から受信した場合、サーバ4は、当該三つの基地局3を順番に選択する。また、受信タイミング情報7を四つ以上の基地局3から受信した場合、サーバ4は、当該四つ以上の基地局3のうちの任意の三つを、順番に選択してもよい。
次に、サーバ4は、選択した基地局3から送信された受信タイミング情報7から、時間Tmeans、基地局3の識別子及び基準局2の識別子を抽出する。
次に、サーバ4は、抽出した基地局3の識別子と基地局位置情報テーブル431の基地局ID4311とが一致するレコードを、基地局位置情報テーブル431から選択する。次に、サーバ4は、選択したレコードから、X座標4312、Y座標4313及びZ座標4314を抽出する。
次に、サーバ4は、抽出した基準局2の識別子と基準局位置情報テーブル432の基準局ID4321とが一致するレコードを、基準局位置情報テーブル432から選択する。次に、サーバ4は、選択したレコードから、X座標4322、Y座標4323及びZ座標4324を抽出する。
次に、サーバ4は、抽出したX座標4312、Y座標4313、Z座標4314、X座標4322、Y座標4323及びZ座標4324に基づいて、選択した基地局3と基準局2との間の距離を算出する。
次に、サーバ4は、算出した距離を光速で割ることによって、選択した基地局3と基準局との間の信号伝搬遅延時間を算出する。
次に、サーバ4は、抽出した時間Tmeansから、算出した信号伝播遅延時間を減算する。これによって、サーバ4は、選択した基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が基準信号6を送信した時刻との差T5を算出する(S1222)。
次に、サーバ4は、ステップS1221において、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを選択したか否かを判定する(S1223)。
受信タイミング情報7の送信元の基地局3のいずれかを選択していない場合、サーバ4は、ステップS1221に戻る。そして、サーバ4は、次の基地局3を選択し、選択した基地局3が測位信号5を受信した時刻と基準局2が基準信号6を送信した時刻との差T5を算出する。
一方、受信タイミング情報7の送信元の基地局3のすべてを選択した場合、サーバ4は、算出した差T5及び各基地局3の位置に基づいて、ノード1の位置を算出する(S1224)。例えば、サーバ4は、最尤推定法又は双曲線公開法を用いて、ノード1の位置を算出する。なお、基地局3の位置は、ステップS1222において抽出されたX座標4312、Y座標4313及びZ座標4314である。
そして、ノード位置測定処理が終了する。
なお、受信タイミング情報7を三つ以上の基地局3から受信した場合、サーバ4は、ステップS1221〜S1224に加えて、ステップS1205〜S1208を実行してもよい。
この場合、サーバ4は、数式1を用いて、ステップS1208で算出したノード1の位置の尤度を算出する。また、サーバ4は、数式2を用いて、ステップS1224で算出したノード1の位置の尤度likelihood(s)を算出する。
なお、sは、算出されたノード1の位置である。また、T3AXは、基地局3Aが測位信号5を受信した時刻と基地局Xが測位信号5を受信した時刻との差である。C0は、光速である。また、ノード1の通信範囲と基準局2の通信範囲とが重複する範囲に、基地局3A、3B及び3Cが設置されている。
そして、サーバ4は、ステップS1208で算出した位置及びステップS1224で算出した位置のうち、算出した尤度が小さい位置を、ノード1の位置として決定する。
本実施の形態によれば、測位システムに備わる基地局3のいずれかに障害が発生しても、サーバ4は、ノード1の位置の測定を継続できる。
本発明は、ノードの位置を算出する無線LANシステムに用いることができ、特に、簡易な構成で消費電力が低減されたノードの位置算出システムに用いることができる。
例えば、燃料電池車用に水素ガスを提供する水素ステーションの水素漏れ警報システムに利用することができる。この水素漏れ警報システムにおいては、水素センサを備えたノード(センサノード)を任意の場所に設置、又は、従業員に携行させて水素漏れを検知する。センサノードは、水素ガスを検知すると直ちに測位信号を送信する。すると、センサノードの周辺の各基地局は、測位信号を受信する。一方、基準局は、センサノードからの測位信号を受信すると、基準信号を送信する。すると、センサノードの周辺の各基地局は、基準信号を受信する。このとき、センサノードの周辺の各基地局は、測位信号を受信してから基準信号を受信するまでの時間を測定する。
そして、各基地局は、測定した時間を含む受信タイミング情報を、有線のネットワークで接続されたサーバに送信する。サーバは、受信した受信タイミング情報、各基地局の座標及び基準局の座標などに基づいて、センサノードが異常を検出した位置を算出する。
この水素漏れ警報システムでは、センサノードの位置が変更されても、基地局及び基準局の位置が変更されない限り、サーバに記憶される情報を更新する必要がない。また、センサノードは、受信機能を備えなくても測位されるため、小型化できる。これによって、従業員のネームタグにセンサノードを内蔵させる等の携帯方法を実現できる。また、センサノードの測位に先立って各基地局の時刻を同期させる必要がないため、水素センサが異常を検知した瞬間のセンサノードの位置を測定できる。また、センサが異常を検知するまでは従業員の位置を追跡しないため、従業員のプライバシーを守ることができる。
本発明の第1の実施の形態の測位システムの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わるノードの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わる基準局の構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わる基地局の構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムに備わるサーバの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバに記憶される基地局位置情報テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバ4に記憶される基準局位置情報テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のノードから送信される測位信号及び基準局から送信される基準信号の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の時間Tmeansの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の信号伝搬遅延時間の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の処理遅延時間の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の差Tabsの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の測位システムの処理のシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態の測位システムの構成のブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の測位システムのノード位置測定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ノード
2 基準局
3 基地局
4 サーバ
5 測位信号
6 基準信号
7 受信タイミング情報
8 ネットワーク
11 信号作成部
12 制御部
13 アンテナ
21 信号作成部
22 受信判定部
23 制御部
24 アンテナ
31 同期捕捉部
32 復号部
33 受信タイミング測定部
34 メモリ
35 通信部
37 アンテナ
41 通信部
42 位置計算部
43 システム情報データベース
431 基地局位置情報テーブル
432 基準局位置情報テーブル

Claims (18)

  1. 測位信号を送信するノードと、基準信号を送信する基準局と、前記測位信号及び前記基準信号を受信する複数の基地局と、前記ノードの位置を算出するサーバと、前記基地局と前記サーバとを接続するネットワークと、を備えるノード位置測定システムにおける、ノード位置測定方法であって、
    前記基準局は、
    前記測位信号を受信した場合に、基準信号を送信し、
    前記基地局は、
    前記測位信号及び前記基準信号を受信し、
    前記受信した測位信号及び基準信号から特定のパターンを検出し、
    前記測位信号から特定のパターンを検出してから前記基準信号から特定のパターンを検出するまでの時間を測定し、
    前記測定された時間を含む受信タイミング情報を、前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記基地局から受信した受信タイミング情報に基づいて、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出し、
    前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とするノード位置測定方法。
  2. 請求項1において、
    前記サーバは、前記基地局から受信した受信タイミング情報に含まれる時間から、前記基準局が測位信号を受信してから前記基準信号を送信するまでに要する処理遅延時間、及び前記基準局から前記基地局への前記基準信号の伝播に要する伝播遅延時間を減算することによって、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出することを特徴とするノード位置測定方法。
  3. 請求項2において、
    前記サーバは、前記基準局と前記基地局との間の距離を光速で割ることによって、前記伝播遅延時間を算出することを特徴とするノード位置測定方法。
  4. 請求項1において、
    前記サーバは、二つの前記基地局から前記受信タイミング情報を受信した場合に、前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とするノード位置測定方法。
  5. 請求項1において、
    前記測位信号及び前記基準信号は、UWB信号であることを特徴とするノード位置測定方法。
  6. 請求項1において、
    前記特定のパターンは、前記測位信号又は前記基準信号のプリアンブルの終了を示すことを特徴とするノード位置測定方法。
  7. 測位信号を送信するノードと、基準信号を送信する基準局と、前記測位信号及び前記基準信号を受信する複数の基地局と、前記ノードの位置を算出するサーバと、前記基地局と前記サーバとを接続するネットワークと、を備えるノード位置測定システムであって、
    前記基準局は、
    前記測位信号を受信する測位信号受信部と、
    前記測位信号受信部が前記測位信号を受信した場合に基準信号を送信する基準信号作成部と、を備え、
    前記基地局は、
    前記測位信号及び前記基準信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部が受信した前記測位信号及び前記基準信号から特定のパターンを検出し、前記測位信号から特定のパターンを検出してから前記基準信号から特定のパターンを検出するまでの時間を測定する受信タイミング測定部と、
    前記受信タイミング測定部が測定した時間を含む受信タイミング情報を、前記サーバに送信する通信部と、を備え、
    前記サーバは、前記通信部から受信した受信タイミング情報に基づいて、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出し、前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出する位置算出部を備えることを特徴とするノード位置測定システム。
  8. 請求項7において、
    前記位置算出部は、前記通信部から受信した受信タイミング情報に含まれる時間から、前記測位信号受信部が測位信号を受信してから前記基準信号作成部が前記基準信号を送信するまでに要する処理遅延時間、及び前記基準局から前記基地局への前記基準信号の伝播に要する伝播遅延時間を減算することによって、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出することを特徴とするノード位置測定システム。
  9. 請求項8において、
    前記位置算出部は、前記基準局と前記基地局との間の距離を光速で割ることによって、前記伝播遅延時間を算出することを特徴とするノード位置測定システム。
  10. 請求項7において、
    前記位置算出部は、二つの前記通信部から前記受信タイミング情報を受信した場合に、前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とするノード位置測定システム。
  11. 請求項7において、
    前記測位信号及び前記基準信号は、UWB信号であることを特徴とするノード位置測定システム。
  12. 請求項7において、
    前記特定のパターンは、前記測位信号又は前記基準信号のプリアンブルの終了を示すことを特徴とするノード位置測定システム。
  13. ノードが送信する測位信号及び基準局が前記測位信号を受信した場合に送信する基準信号を受信する複数の基地局とネットワークを介して接続されるサーバであって、
    前記基地局が前記測位信号から特定のパターンを検出してから前記基準信号から特定のパターンを検出するまでの時間を含む受信タイミング情報を、当該基地局から取得し、
    前記取得された受信タイミング情報に基づいて、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出し、
    前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とするサーバ。
  14. 請求項13において、
    前記取得された受信タイミング情報に含まれる時間から、前記基準局が測位信号を受信してから前記基準信号を送信するまでに要する処理遅延時間、及び前記基準局から前記基地局への前記基準信号の伝播に要する伝播遅延時間を減算することによって、前記基準局が前記測位信号を受信した時刻と前記基地局が前記測位信号を受信した時刻との差を算出することを特徴とするサーバ。
  15. 請求項14において、
    前記基準局と前記基地局との間の距離を光速で割ることによって、前記伝播遅延時間を算出することを特徴とするサーバ。
  16. 請求項13において、
    二つの前記基地局から前記受信タイミング情報を取得した場合に、前記算出された時刻の差に基づいて、前記ノードの位置を算出することを特徴とするサーバ。
  17. 請求項13において、
    前記測位信号及び前記基準信号は、UWB信号であることを特徴とするサーバ。
  18. 請求項13において、
    前記特定のパターンは、前記測位信号又は前記基準信号のプリアンブルの終了を示すことを特徴とするサーバ。
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