JP2008234173A - 優待サービス提供システム、優待サービス提供方法、及び優待サービス条件判定プログラム - Google Patents

優待サービス提供システム、優待サービス提供方法、及び優待サービス条件判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの個人情報を店舗側で保有しなくても、充実した優待サービスをユーザに提供できるとともに、店舗から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上できるようにする。
【解決手段】GPS情報取得部11は、定期的に端末位置情報を求め、GPSデータベース13に蓄積させる。また、携帯端末検出部21が携帯端末10の接近を検出すると、条件送出部22は、条件データベース24から条件情報を抽出し、携帯端末10に送信する。条件判定部12は、端末位置情報と受信した条件情報とに基づいて、サービス提供条件に合致するか否かを判定する。この場合、条件判定部12は、滞在率を求め、条件情報に示される滞在率以上であるか否かを判定する。そして、結果判定部23は、条件判定部12の判定結果に基づいて、ユーザに提供する優待サービスを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに優待サービスを提供する優待サービス提供システム及び優待サービス提供方法に関する。また、本発明は、優待サービスの提供条件に合致するか否かを判定するための優待サービス条件判定プログラムに関する。また、本発明は、優待サービス提供システムが含む携帯端末に関する。
一般に、店舗から近い場所で生活しているユーザはその店舗を頻繁に利用してくれる傾向が見られるのに対して、店舗から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上させるためには、各種の付加サービス等の提供が必要である。例えば、店舗においてユーザのリピート率を向上させるために、専用の店舗用カードを作成してユーザに付与し、ポイントサービスやクーポンサービス等の各種の優待サービスが提供されている。
また、個人情報保護法が制定される等、個人情報の取り扱いが厳格化されつつあり、店舗にとって、ユーザの氏名や住所等の個人情報を必要以上に保有しないようにすることが望ましい。しかし、逆に、各種の優待サービスを提供する場合には、ユーザの個人情報を取り扱うことができれば、キャンペーン等を行うことによって、より充実した優待サービスの提供を行うことができる。
また、個人情報によらずに優待サービスを提供するとすれば、例えば、単にIDを付与しただけの店舗カードをユーザに配布して、各種のサービスを提供できるにすぎない。そのため、画一的なサービスしか提供することができず、充実した優待サービスを提供することができない。
ユーザが使用する携帯端末を使用して各種サービスを提供するシステムとして、例えば、特許文献1には、ユーザの携帯端末の移動経路を認識して、移動ポイントの累積値に応じてマイレージサービスを提供する携帯利用システムが記載されている。また、例えば、特許文献2には、携帯端末のGPS機能を用いて携帯端末から所定の基準ポイントまでの距離を算出し、算出した距離が所定の閾値以内であることを条件に携帯端末からの発信を許可するネットワークサービスシステムが記載されている。
特開2001−306678号公報(段落0021−0027、段落0048−0050) 特開2001−224064号公報(段落0028−0030、図1)
特許文献1や特許文献2に記載されたシステムを、店舗が提供する優待サービスに適用すれば、ユーザの携帯端末が求める位置情報に基づいて、所定のサービス提供条件に合致するか否かを判定して、ユーザに対して優待サービスを提供することができる。例えば、ユーザが店舗に来店したか否かを自動的に判断して、ユーザに対して優待サービスを提供することができる。
しかし、特許文献1や特許文献2に記載されたシステムを適用したとしても、ユーザが店舗から近い場所で生活している場合と、店舗から遠い場所で生活している場合とで、同じ優待サービスを提供することしかできない。そのため、店舗から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を十分に向上できるとはかぎらない。
そこで、本発明は、ユーザの個人情報を店舗側で保有しなくても、充実した優待サービスをユーザに提供できるとともに、店舗から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上させることができる優待サービス提供システム、携帯端末、優待サービス提供方法、及び優待サービス条件判定プログラム
本発明による優待サービス提供システムは、ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供システムであって、優待サービス提供側に設置されるサービス端末(例えば、店舗端末20)と、ユーザが使用する携帯端末(例えば、携帯端末10)とを備え、サービス端末は、優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を携帯端末に送信する条件情報送信手段(例えば、条件送出部22によって実現される)と、ユーザに対して提供する優待サービスを決定するサービス決定手段(例えば、結果判定部23によって実現される)とを含み、携帯端末は、当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求める滞在率算出手段(例えば、条件判定部12によって実現される)と、滞在率算出手段が求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する条件判定手段(例えば、条件判定部12によって実現されるとを含み、サービス決定手段は、条件判定手段の判定結果に基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを決定することを特徴とする。
また、優待サービス提供システムにおいて、サービス端末は、所定の基準位置及び所定の距離を含む条件情報を予め記憶する条件情報記憶手段(例えば、条件データベース24によって実現される)を含み、サービス決定手段は、条件情報記憶手段が記憶する条件情報を抽出して携帯端末に送信し、滞在率算出手段は、サービス端末から受信した条件情報に示される所定の基準位置よりも、条件情報に示される所定の距離以上離れた特定エリアに携帯端末が滞在した滞在率を求めるものであってもよい。
また、優待サービス提供システムにおいて、条件情報記憶手段は、所定の滞在率を含む条件情報を予め記憶し、条件判定手段は、滞在率算出手段が求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示される所定の滞在率以上であるか否かを判定し、所定の滞在率以上であると判定すると、サービス提供条件に合致すると判定するものであってもよい。
また、優待サービス提供システムにおいて、携帯端末は、当該携帯端末の位置を示す端末位置情報を求める端末位置算出手段(例えば、GPS情報取得部11によって実現される)と、端末位置算出手段が所定期間内に求めた複数の端末位置情報を、端末位置履歴情報として蓄積する端末位置履歴情報蓄積手段(例えば、GPSデータベース13によって実現される)とを含み、滞在率算出手段は、端末位置履歴情報蓄積手段が蓄積する複数の端末位置情報に基づいて滞在率を求めるものであってもよい。
また、優待サービス提供システムにおいて、条件情報記憶手段は、所定の日時を示す日時情報(例えば、期間や時間帯、曜日)を含む条件情報を予め記憶し、端末位置履歴情報蓄積手段は、端末位置情報を、端末位置情報を求めた日時を示す日時情報に対応付けて記憶し、携帯端末は、端末位置履歴情報蓄積手段が蓄積する複数の端末位置情報のうち、サービス端末から受信した条件情報に示される日時情報に合致する日時情報に対応する端末位置情報を特定する位置情報特定手段(例えば、条件判定部12によって実現される)を含み、滞在率算出手段は、位置情報特定手段が特定した端末位置情報に基づいて滞在率を求めるものであってもよい。
また、優待サービス提供システムにおいて、サービス端末は、優待サービスの内容を示す優待サービス情報(例えば、優待情報)を予め記憶する優待サービス情報記憶手段(例えば、条件データベース24によって実現される)を含み、サービス決定手段は、条件判定手段の判定結果に基づいて、優待サービス情報記憶手段が記憶するいずれかの優待サービス情報に示される優待サービスを決定するものであってもよい。
また、優待サービス提供システムにおいて、サービス端末は、携帯端末が接近したことを検出する携帯端末検出手段(例えば、携帯端末検出部21によって実現される)を含み、条件情報送信手段は、携帯端末検出手段が携帯端末の接近を検出したことに基づいて、条件情報を携帯端末に送信するものであってもよい。
本発明による携帯端末は、ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供システムにおける、ユーザが使用する携帯端末であって、優待サービス提供側に設置されるサービス端末から、優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を受信する条件情報受信手段(例えば、条件判定部12によって実現される)と、当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求める滞在率算出手段(例えば、条件判定部12によって実現される)と、滞在率算出手段が求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する条件判定手段(例えば、条件判定部12によって実現される)と、条件判定手段の判定結果を示す判定結果情報をサービス端末に送信する判定結果送信手段(例えば、条件判定部12によって実現される)とを備えたことを特徴とする。
本発明による優待サービス提供方法は、ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供方法であって、優待サービス提供側に設置されるサービス端末が、優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を携帯端末に送信するステップと、ユーザが使用する携帯端末が、当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求めるステップと、携帯端末が、求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定するステップと、サービス端末が、携帯端末の判定結果に基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを決定するステップとを含むことを特徴とする。
本発明による優待サービス条件判定プログラムは、優待サービスの提供条件に合致するか否かを判定するための優待サービス条件判定プログラムであって、コンピュータに、優待サービス提供側に設置されるサービス端末から、優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を受信する処理と、ユーザが使用する携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに携帯端末が滞在した滞在率を求める処理と、求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する処理と、サービス提供条件に合致するか否かの判定結果を示す判定結果情報をサービス端末に送信する処理とを実行させるためのものである。
本発明によれば、携帯端末は、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求め、求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する。そして、サービス端末は、携帯端末の判定結果に基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを決定する。そのため、店舗等の所定の基準位置から遠い場所で生活をしているユーザに対して、個別の優待サービスを提供することができる。よって、店舗等の所定の基準位置から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上させることができる。
また、本発明によれば、サービス端末がユーザの個人情報を取得することなく、携帯端末側で条件情報を受信してサービス提供条件に合致するか否かを判定し、携帯端末側の判定結果に基づいて、ユーザに対して優待サービスを提供する。そのため、ユーザの個人情報を店舗等のサービス提供側で保有しなくても、充実した優待サービスをユーザに提供できる。また、ユーザの個人情報漏洩のリスクを軽減させることができる。
従って、本発明によれば、ユーザの個人情報を店舗等のサービス提供側で保有しなくても、充実した優待サービスをユーザに提供できるとともに、店舗等の所定の基準位置から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による優待サービス提供システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、優待サービス提供システムは、携帯端末10及び店舗端末20を含む。
携帯端末10は、ユーザが使用する端末であり、具体的には、プログラムに従って動作する携帯電話機等の端末によって実現される。また、携帯端末10は、ユーザが携帯可能な端末であれば、PDA等の端末であってもよい。図1に示すように、携帯端末10は、GPS情報取得部11、条件判定部12及びGPSデータベース13を含む。なお、図1では、1つの携帯端末10を示しているが、優待サービス提供システムは、複数の携帯端末10を含む。
GPS情報取得部11は、具体的には、プログラムに従って動作する携帯端末10のCPU及びGPS受信部によって実現される。GPS情報取得部11は、GPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて携帯端末10の位置情報(緯度及び経度)を求める機能を備える。以下、GPS情報取得部11が求める携帯端末10の位置情報を端末位置情報という。
また、GPS情報取得部11は、求めた端末位置情報をGPSデータベース13に記憶させる機能を備える。この場合、GPS情報取得部11は、例えば、携帯端末10が搭載するカレンダの日付情報やタイマの時刻情報に基づいて、端末位置情報を求めた日付や曜日、時間を求める。そして、GPS情報取得部11は、端末位置情報を、日付や曜日、時間に対応付けて、GPSデータベース13に記憶させる。
GPSデータベース13は、具体的には、携帯端末10が備えるメモリ等の記憶部によって実現される。GPSデータベース13は、GPS情報取得部11が算出した端末位置情報を蓄積する。また、GPSデータベース13は、過去所定期間にわたってGPS情報取得部11が算出した端末位置情報(例えば、過去1ヶ月分の端末位置情報)を蓄積する。GPSデータベース13は、過去所定期間分の端末位置情報を蓄積することによって、携帯端末10の所定期間内の位置の履歴を蓄積している。
図2は、GPSデータベース13が記憶する端末位置情報の例を示す説明図である。図2に示すように、GPSデータベース13は、例えば、端末位置情報(緯度及び経度)を、その端末位置情報の取得日、取得曜日及び取得時間に対応付けて記憶する。なお、GPSデータベース13は、例えば、端末位置情報を、端末位置情報を識別するためのコード(識別情報)に対応付けて記憶してもよい。
条件判定部12は、具体的には、プログラムに従って動作する携帯端末10のCPU、及び携帯端末10が備える通信手段(例えば、赤外線通信部等の無線通信部)によって実現される。条件判定部12は、優待サービスの提供を受けるためのサービス提供条件を示す条件情報を店舗端末20から受信する機能を備える。
例えば、条件判定部12は、携帯端末10の赤外線通信機能を用いて、店舗端末20から赤外線信号として条件情報を受信する。また、例えば、条件判定部12は、Bluetooth等を用いて、店舗端末20から無線信号として条件情報を受信してもよい。
また、条件判定部12は、GPSデータベース13が記憶する端末位置情報に基づいて、受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する機能を備える。
また、条件判定部12は、サービス提供条件に合致するか否かの判定結果を示す判定結果情報を店舗端末20に送信する機能を備える。例えば、条件判定部12は、携帯端末10の赤外線通信機能を用いて、判定結果情報を赤外線信号として店舗端末20に送信する。また、例えば、条件判定部12は、Bluetooth等を用いて、判定結果情報を無線信号として店舗端末20に送信してもよい。
店舗端末20は、店舗に設置される端末であり、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータやPOS端末等の情報処理端末によって実現される。図1に示すように、店舗端末20は、携帯端末検出部21、条件送出部22、結果判定部23及び条件データベース24を含む。
携帯端末検出部21は、具体的には、プログラムに従って動作する店舗端末20のCPU、及び店舗端末20が備える通信手段(例えば、赤外線通信部等の無線通信部)によって実現される。携帯端末検出部21は、携帯端末10の接近を検出する機能を備える。
例えば、携帯端末10がID情報(例えば、端末番号)を記憶したICカードやRFIDタグを内蔵し、店舗端末20がICカードリーダやRFIDタグリーダを備える場合ものとする。この場合、ユーザによって携帯端末10を用いた読み取り操作が行われると、店舗端末20は、携帯端末10が内蔵するICカードやRFIDタグからID情報を読み取ったことに基づいて、携帯端末10が接近したことを検出する。また、例えば、携帯端末検出部21は、携帯端末10から赤外線信号等の無線信号としてID情報を受信したことに基づいて、携帯端末10が接近したことを検出してもよい。
条件データベース24は、具体的には、店舗端末20のハードディスク装置等の記憶装置によって実現される。条件データベース24は、サービス提供条件を示す条件情報を予め記憶する。また、条件データベース24は、ユーザに対して提供する優待サービスの内容を示す優待情報を予め記憶する。
図3は、条件データベース24が記憶する条件情報の例を示す説明図である。図3に示すように、条件データベース24は、例えば、条件情報として、ナンバ、基準位置、滞在率、測定機関、距離、時間帯及び曜日を対応付けて記憶する。なお、条件データベース24は、例えば、条件情報を、条件情報を識別するためのコード(識別情報)に対応付けて記憶してもよい。
図3において、ナンバは、条件情報を特定するための番号である。基準位置は、端末位置情報を用いた距離判定の基準となる位置情報(緯度及び経度)であり、例えば、店舗の位置情報である。滞在率は、携帯端末10が所定の特定エリアにどの程度の頻度で滞在している場合にサービス提供条件を満たすと判断するかを示す情報である。測定期間は、過去どの程度の期間内に測定された端末位置情報をサービス提供条件の判定対象とするかを示す情報である。
距離は、携帯端末10が基準位置からどの程度離れた場所にいた場合に所定の特定エリアにいたと判断するかを示す情報である。時間帯は、過去どの時間帯に測定された端末位置情報をサービス提供条件の測定対象とするかを示す情報である。曜日は、過去どの曜日に測定された端末位置情報をサービス提供条件の測定対象とするかを示す情報である。
図4は、条件データベース24が記憶する優待情報の例を示す説明図である。図4に示すように、条件データベース24は、例えば、優待情報として、ナンバ及び優待内容を対応付けて記憶する。なお、条件データベース24は、例えば、優待情報を、優待情報を識別するためのコード(識別情報)に対応付けて記憶してもよい。
図4において、ナンバは、優待情報を特定するための番号である。なお、図4に示す優待情報のナンバは、図3に示す条件情報のナンバにそれぞれ対応している。優待内容は、ユーザに対して提供する優待サービスの具体的な内容(例えば、ユーザに対して付与するポイント)を示す情報である。
条件送出部22は、具体的には、プログラムに従って動作する店舗端末20のCPU、及び店舗端末20が備える通信手段(例えば、赤外線通信部等の無線通信部)によって実現される。条件送出部22は、条件データベース24が記憶する条件情報を抽出し、抽出した条件情報を携帯端末10に送信する機能を備える。
例えば、条件送出部22は、店舗端末20の赤外線通信機能を用いて、条件情報を赤外線信号として携帯端末10に送信する。また、例えば、条件送出部22は、Bluetooth等を用いて、条件情報を無線信号として携帯端末10に送信してもよい。
結果判定部23は、具体的には、プログラムに従って動作する店舗端末20のCPU、及び店舗端末20が備える通信手段(例えば、赤外線通信部等の無線通信部)によって実現される。結果判定部23は、携帯端末10から判定結果情報を受信する機能を備える。
例えば、結果判定部23は、店舗端末20の赤外線通信機能を用いて、判定結果情報を赤外線信号として携帯端末10から受信する。また、例えば、結果判定部23は、Bluetooth等を用いて、判定結果情報を無線信号として携帯端末10から受信してもよい。
また、結果判定部23は、受信した判定結果情報と、条件データベース24が記憶する優待情報とに基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを判定する機能を備える。
なお、本実施の形態において、携帯端末10の記憶部は、優待サービスの提供を受けるためのサービス提供条件に合致するか否かを判定するための各種プログラムを記憶している。例えば、携帯端末10の記憶部は、コンピュータに、優待サービス提供側に設置されるサービス端末から、優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を受信する処理と、ユーザが使用する携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに携帯端末が滞在した滞在率を求める処理と、求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する処理と、サービス提供条件に合致するか否かの判定結果を示す判定結果情報をサービス端末に送信する処理とを実行させるための優待サービス条件判定プログラムを記憶している。
次に、動作について説明する。図5は、優待サービスの提供条件に合致するか否かを判定し、ユーザに対して提供する優待サービスを判定する処理の一例を示す流れ図である。本実施の形態では、ユーザは、店舗で商品購買を行ったり、各種サービスの提供を受けたりする際に、携帯端末10を用いて店舗端末20との通信操作を行う。すると、携帯端末10は、蓄積した端末位置情報を用いた判定処理を実行し、店舗端末20は、携帯端末10の判定結果に基づいてユーザに対して優待サービスを提供する。
まず、携帯端末10は、GPS情報取得部11を用いて、端末位置情報を求め、求めた端末位置情報を順次GPSデータベース13に蓄積する(ステップA1)。例えば、携帯端末10は、所定時間毎に(例えば、10分毎に)、受信したGPS信号にもとづいて端末位置情報を求める。また、携帯端末10は、カレンダの日付情報やタイマの時刻情報に基づいて、求めた端末位置情報を、日付、曜日及び時間に対応付けて、GPSデータベース13に記憶させる。
携帯端末10は、ステップA1の処理を定期的に実行することによって、GPSデータベース13に過去所定期間分の端末位置情報(例えば、過去1ヶ月分の端末位置情報)を蓄積する。
次いで、ユーザが携帯端末10を所持して店舗に来店し、店舗内の店舗端末20に接近すると、店舗端末20は、携帯端末検出部21を用いて、携帯端末10が接近したことを検出する(ステップA2)。
次いで、店舗端末20は、携帯端末10の接近を検出すると、条件送出部22を用いて、条件データベース24から条件情報を抽出し、抽出した条件情報を携帯端末10に送信する(ステップA3)。なお、条件データベース24に複数の条件情報を記憶する場合には、店舗端末20は、条件データベース24から全ての条件情報を抽出し、抽出した全ての条件情報を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、条件情報を受信すると、条件判定部12を用いて、受信した条件情報と、GPSデータベース13が記憶する端末位置情報とに基づいて、サービス提供条件に合致するか否かの条件判定を行い、判定結果情報を店舗端末20に送信する(ステップA4)。
図6は、携帯端末10が実行するサービス提供条件に合致するか否かの条件判定処理(ステップA4)の一例を示す流れ図である。携帯端末10は、受信した条件情報毎に、図6に示す処理に従って、サービス提供条件に合致するか否かを判定する。
条件判定処理において、携帯端末10は、例えば、まず、GPSデータベース13から、端末位置情報、及び対応する日付、曜日及び時間を全て抽出する。そして、携帯端末10は、抽出した各端末位置情報のうち、対応する日付、曜日及び時間が、条件情報に示される測定期間、時間帯及び曜日の全てに合致するものを特定する(ステップS10)。ステップS10で特定された端末位置情報が、以下、ステップS12〜S14における端末位置情報を用いた判定処理の対象となる。
なお、図3に示すように、条件情報に示される時間帯や曜日が「ALL」と設定されている場合には、全ての時間帯や曜日に検出された端末位置情報が、ステップS12〜S14の判定処理の対象となる。
次いで、携帯端末10は、ステップS10で特定した端末位置情報の数(以下、位置情報数Sという)を求める(ステップS11)。そして、携帯端末10は、ステップS10で特定した端末位置情報毎に、ステップS12〜S15の処理を実行する。
まず、携帯端末10は、端末位置情報に示される位置と、条件情報に示される基準位置との差の距離を求める(ステップS12)。例えば、携帯端末10は、端末位置情報に示される位置と基準位置との緯度の差の絶対値Aと、端末位置情報に示される位置と基準位置との経度の差の絶対値Bとを求める。そして、携帯端末10は、式(1)を用いて、端末位置情報に示される位置と基準位置との差の距離C(km)を求める。
C=111.111×√(A+B) 式(1)
次いで、携帯端末10は、求めた距離Cが、条件情報に示される距離以上(例えば、図3に示す20km以上)であるか否かを判定する(ステップS13)。条件情報に示される距離以上であれば、携帯端末10は、条件情報に示される距離条件に合致する端末位置情報をカウントするための一致フラグD(変数)に1を加算する(ステップS14)。なお、一致フラグの初期値は0であるものとする。条件情報に示される距離以上でなければ(すなわち、条件情報に示される距離条件に合致しなければ)、携帯端末10は、そのままステップS15に移行する。
次いで、携帯端末10は、ステップS10で特定した全ての端末位置情報について、ステップS12〜S14の処理を完了したか否かを判定する(ステップS15)。未処理の端末位置情報があれば、携帯端末10は、ステップS12に戻り、ステップS12〜S14の処理を繰り返し実行する。ステップS12〜S14の処理が繰り返し実行されることによって、ステップS10で特定した端末位置情報のうち、条件情報で示される距離条件に合致する情報の数が一時フラグDの値としてカウントされる。
ステップS15で特定した全ての端末位置情報について処理を完了していれば、携帯端末10は、条件情報の距離で示される特定エリア(例えば、図3に示す基準位置(例えば、店舗位置)から20km以上離れたエリア)における携帯端末10の滞在確率(以下、滞在率という)を求める(ステップS16)。この場合、携帯端末10は、例えば、条件情報で示される距離条件に合致する端末位置情報の数(すなわち、一致フラグDの値)を位置情報数Sで除算することによって、式(2)を用いて、滞在率(%)を求める。
滞在率=100×D÷S 式(2)
次いで、携帯端末10は、求めた滞在率が、条件情報で示される滞在率以上(例えば、図3に示す50%以上)であるか否かを判定する(ステップS17)。条件情報で示される滞在率以上であれば、携帯端末10は、条件情報で示されるサービス提供条件に合致する旨の判定結果を求める(ステップS18)。例えば、携帯端末10は、条件適合結果「Yes」とする判定結果を求める。条件情報で示される滞在率以上でなければ、携帯端末10は、条件情報で示されるサービス提供条件に合致しない旨の判定結果を求める(ステップS19)。例えば、携帯端末10は、条件適合結果「No」とする判定結果を求める。
求めた滞在率が条件情報で示される滞在率以上であるということは、店舗等の基準位置よりも、条件情報で示される距離以上離れた場所にいた割合が高いということであるから、来店したユーザが店舗から遠い場所で生活している可能性が高い。そのため、この場合には、携帯端末10は、サービス提供条件に合致すると判定する。一方で、求めた滞在率が条件情報で示される滞在率以上でないということは、店舗等の基準位置よりも、条件情報で示される距離以上離れた場所にいた割合が低いということであるから、来店したユーザが店舗から近い場所で生活している可能性が高い。そのため、この場合には、携帯端末10は、サービス提供条件に合致しないと判定する。
携帯端末10は、店舗端末20から複数の条件情報を受信している場合には、全ての条件情報に対して、それぞれステップS10〜S19の処理を実行して判定結果を求める。そして、携帯端末10は、求めた全ての判定結果を含む判定結果情報を生成し、店舗端末20に送信する。例えば、携帯端末10は、図7に示すように、条件情報毎に、判定結果(条件適合結果)をナンバに対応付けて含む判定結果情報を生成し、店舗端末20に送信する。
店舗端末20は、携帯端末10から判定結果情報を受信すると、受信した判定結果情報と、条件データベース24に記憶する優待情報とに基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを判定する(ステップA5)。
例えば、店舗端末20は、図7に示す判定結果情報を受信した場合には、ナンバ3に対応する条件情報に示されるサービス提供条件のみ満たしたと判定する。そして、店舗端末20は、図4に示すナンバ3に対応する優待内容の優待サービス(購買価格の12%のポイントをユーザに付与するサービス)をユーザに対して提供すると決定する。
なお、店舗端末20は、例えば、ステップA5の判定結果に基づいて、例えば、優待サービスを提供するためのポイントカードをユーザに対して発行する。また、例えば、店舗端末20は、優待サービスの提供を受けるためのID情報を、赤外線通信等の無線通信を用いて、携帯端末10に対して送信してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、携帯端末10が店舗等の基準位置から条件情報で示される距離以上離れた特定エリアにいた滞在率が、条件情報で示される滞在率以上であることに基づいて、ユーザに対して優待サービスを提供する。そのため、店舗から遠い場所で生活をしているユーザに対して、個別の優待サービスを提供することができる。よって、店舗から遠い場所で生活しているユーザのリピート率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、店舗端末20がユーザの個人情報を取得することなく、携帯端末10側で条件情報を受信してサービス提供条件に合致するか否かを判定し、携帯端末10側の判定結果に基づいて、ユーザに対して優待サービスを提供する。そのため、ユーザの個人情報を店舗側で保有しなくても、充実した優待サービスをユーザに提供できる。また、ユーザの個人情報漏洩のリスクを軽減させることができる。
なお、本実施の形態では、携帯端末10が、GPS情報取得部11を用いて、GPS信号に基づいて端末位置情報を求める場合を示したが、端末位置情報の取得方法は、本実施の形態で示したものに限られない。例えば、携帯端末10は、通信キャリアが提供する位置情報サービスを利用して、基地局から受信した情報に基づいて、端末位置情報を求めてもよい。
また、条件データベース24が記憶する条件情報に設定されるサービス提供条件は、本実施の形態で占めしたものに限られない。例えば、条件情報に、基準位置として、自店舗の位置情報と競合店舗の位置情報との両方を設定してもよい。この場合、携帯端末10は、条件情報に示される自店舗との間の距離判定と、競合店舗との間の距離判定とをおこなうようにしてもよい。そして、店舗端末20は、自店舗よりも競合店舗の方が近いにもかかわらず、自店舗に来店したユーザに対して優待サービスを提供すると決定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、優待サービス提供システムを店舗における優待サービス提供の用途に用いる場合を示したが、本実施の形態で示した用途に限られない。例えば、優待サービス提供システムを、ユーザ動向のリサーチの用途に用いたり、企業内の従業員の営業動向調査の用途に用いてもよい。
本発明は、店舗において、ユーザに対して、ポイントサービスやクーポンサービス等の優待サービスを提供する用途に好適に適用できる。
本発明による優待サービス提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 GPSデータベースが記憶する端末位置情報の例を示す説明図である。 条件データベースが記憶する条件情報の例を示す説明図である。 条件データベースが記憶する優待情報の例を示す説明図である。 優待サービスの提供条件に合致するか否かを判定し、ユーザに対して提供する優待サービスを判定する処理の一例を示す流れ図である。 携帯端末が実行するサービス提供条件に合致するか否かの条件判定処理の一例を示す流れ図である。 判定結果情報の例を示す説明図である。
符号の説明
10 携帯端末
11 GPS情報取得部
12 条件判定部
13 GPSデータベース
20 店舗端末
21 携帯端末検出部
22 条件送出部
23 結果判定部
24 条件データベース

Claims (10)

  1. ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供システムであって、
    優待サービス提供側に設置されるサービス端末と、
    ユーザが使用する携帯端末とを備え、
    前記サービス端末は、
    前記優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を前記携帯端末に送信する条件情報送信手段と、
    ユーザに対して提供する優待サービスを決定するサービス決定手段とを含み、
    前記携帯端末は、
    当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求める滞在率算出手段と、
    前記滞在率算出手段が求めた滞在率が、前記サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する条件判定手段とを含み、
    前記サービス決定手段は、前記条件判定手段の判定結果に基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを決定する
    ことを特徴とする優待サービス提供システム。
  2. サービス端末は、所定の基準位置及び所定の距離を含む条件情報を予め記憶する条件情報記憶手段を含み、
    サービス決定手段は、前記条件情報記憶手段が記憶する条件情報を抽出して携帯端末に送信し、
    滞在率算出手段は、前記サービス端末から受信した条件情報に示される所定の基準位置よりも、前記条件情報に示される所定の距離以上離れた特定エリアに前記携帯端末が滞在した滞在率を求める
    請求項1記載の優待サービス提供システム。
  3. 条件情報記憶手段は、所定の滞在率を含む条件情報を予め記憶し、
    条件判定手段は、滞在率算出手段が求めた滞在率が、サービス端末から受信した条件情報に示される所定の滞在率以上であるか否かを判定し、所定の滞在率以上であると判定すると、サービス提供条件に合致すると判定する
    請求項2記載の優待サービス提供システム。
  4. 携帯端末は、
    当該携帯端末の位置を示す端末位置情報を求める端末位置算出手段と、
    前記端末位置算出手段が所定期間内に求めた複数の端末位置情報を、端末位置履歴情報として蓄積する端末位置履歴情報蓄積手段とを含み、
    滞在率算出手段は、前記端末位置履歴情報蓄積手段が蓄積する複数の端末位置情報に基づいて滞在率を求める
    請求項2又は請求項3記載の優待サービス提供システム。
  5. 条件情報記憶手段は、所定の日時を示す日時情報を含む条件情報を予め記憶し、
    端末位置履歴情報蓄積手段は、端末位置情報を、前記端末位置情報を求めた日時を示す日時情報に対応付けて記憶し、
    携帯端末は、端末位置履歴情報蓄積手段が蓄積する複数の端末位置情報のうち、サービス端末から受信した条件情報に示される日時情報に合致する日時情報に対応する端末位置情報を特定する位置情報特定手段を含み、
    滞在率算出手段は、前記位置情報特定手段が特定した端末位置情報に基づいて滞在率を求める
    請求項4記載の優待サービス提供システム。
  6. サービス端末は、優待サービスの内容を示す優待サービス情報を予め記憶する優待サービス情報記憶手段を含み、
    サービス決定手段は、条件判定手段の判定結果に基づいて、前記優待サービス情報記憶手段が記憶するいずれかの優待サービス情報に示される優待サービスを決定する
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の優待サービス提供システム。
  7. サービス端末は、携帯端末が接近したことを検出する携帯端末検出手段を含み、
    条件情報送信手段は、前記携帯端末検出手段が前記携帯端末の接近を検出したことに基づいて、条件情報を前記携帯端末に送信する
    請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の優待サービス提供システム。
  8. ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供システムにおける、ユーザが使用する携帯端末であって、
    優待サービス提供側に設置されるサービス端末から、前記優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を受信する条件情報受信手段と、
    当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求める滞在率算出手段と、
    前記滞在率算出手段が求めた滞在率が、前記サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果を示す判定結果情報を前記サービス端末に送信する判定結果送信手段とを
    備えたことを特徴とする優待サービス提供システムの携帯端末。
  9. ユーザに対して優待サービスを提供する優待サービス提供方法であって、
    優待サービス提供側に設置されるサービス端末が、前記優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を前記携帯端末に送信するステップと、
    ユーザが使用する携帯端末が、当該携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに当該携帯端末が滞在した滞在率を求めるステップと、
    前記携帯端末が、求めた滞在率が、前記サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定するステップと、
    前記サービス端末が、前記携帯端末の判定結果に基づいて、ユーザに対して提供する優待サービスを決定するステップとを
    含むことを特徴とする優待サービス提供方法。
  10. 優待サービスの提供条件に合致するか否かを判定するための優待サービス条件判定プログラムであって、
    コンピュータに、
    優待サービス提供側に設置されるサービス端末から、前記優待サービスの提供条件であるサービス提供条件を示す条件情報を受信する処理と、
    ユーザが使用する携帯端末の所定期間内の位置の履歴を示す端末位置履歴情報に基づいて、所定の基準位置よりも所定の距離以上離れた特定エリアに前記携帯端末が滞在した滞在率を求める処理と、
    求めた滞在率が、前記サービス端末から受信した条件情報に示されるサービス提供条件に合致するか否かを判定する処理と、
    サービス提供条件に合致するか否かの判定結果を示す判定結果情報を前記サービス端末に送信する処理とを
    実行させるための優待サービス条件判定プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011238183A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Nhn Japan Corp イベント情報通知装置およびイベント情報通知制御方法
JP2014120049A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Yahoo Japan Corp 情報配信装置、情報配信方法および情報配信プログラム

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