JP2008234113A - 周辺デバイス制御装置及び方法 - Google Patents

周辺デバイス制御装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008234113A
JP2008234113A JP2007070126A JP2007070126A JP2008234113A JP 2008234113 A JP2008234113 A JP 2008234113A JP 2007070126 A JP2007070126 A JP 2007070126A JP 2007070126 A JP2007070126 A JP 2007070126A JP 2008234113 A JP2008234113 A JP 2008234113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
code
sequence
status
peripheral device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007070126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5045168B2 (ja
Inventor
Takanobu Kamigaki
崇宣 上垣
Katsuya Tsushimo
克也 津下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007070126A priority Critical patent/JP5045168B2/ja
Publication of JP2008234113A publication Critical patent/JP2008234113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5045168B2 publication Critical patent/JP5045168B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】周辺デバイス制御装置及び方法に関し、各周辺デバイスの変更や追加・削除等によって発生するシーケンス制御の変更に容易にかつ柔軟に対応することができるようにする。
【解決手段】シーケンスコード制御部1−24は、CPU1−1又はステータス監視部1−23からの制御要求を受け、要求された制御の制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21のタスク先頭アドレスから読み出し、読み出した制御タスクシーケンスコードに記述されているデバイス制御命令、及び制御対象周辺デバイス1−4が接続されたポートのポート番号を、ポート制御部1−25に送出し、該制御タスクシーケンスコードに記述されている次コードのアドレスにアクセスして、次の制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21から順次読み出し、該制御タスクシーケンスコードの記述に従ってシーケンス制御を実施する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)と複数の周辺デバイスとを備えた装置システムにおいて、CPUと複数の周辺デバイスとの間に介在して、複数の周辺デバイスのシーケンス動作を、CPUの制御要求及び周辺デバイスのステータスに応じて制御する周辺デバイス制御装置及び方法に関する。
周辺デバイス制御装置は、CPUからシーケンス動作の制御要求を受け、該制御要求に従って各周辺デバイスに対する制御指示を送出し、また、電源投入等の各周辺デバイスのステータスの変化を監視し、該ステータスに対応した制御指示を自律的に生成して各周辺デバイスに送出するシーケンサと、該シーケンサが各周辺デバイスと送受する制御指示信号や状態監視信号を、各周辺デバイスの信号形式に合わせたインタフェースで送受可能にするインタフェース回路とによって構成される。
従来のシーケンサは、CPUからのシーケンス動作の制御要求、又は各周辺デバイスの各ステータスに応じて定まる制御要求を基に、予め固定的に設定されたシーケンス動作の制御信号を生成し、インタフェース回路を介して該制御信号を各周辺デバイスに送出していた。従来のシーケンサは、CPU等を用いて構成したのでは高価なものとなってしまい、また、処理遅延の増大といった問題があるため、ハードウェアによる論理回路で構成されていた。
本発明に関連する先行技術文献として、周辺デバイスの変更に対応するための発明が下記の特許文献1に記載されている。該文献記載の発明は、周辺デバイスの種類に応じた周辺デバイス毎の動作モード設定等のプログラムダウンロードを行う際に、上位CPUから周辺デバイスの種別をプログラムダウンロード前に周辺制御装置に通知することで、周辺制御装置内部に格納された各種周辺デバイスに必要なプログラムを、周辺デバイスにダウンロードすることにより、上位CPUの負荷を分散することを目的としたものである。
特開平4−347757号公報
従来は、周辺デバイスのバージョン変更、周辺デバイスの追加や削除等の変更又は周辺デバイスの運用手順の変更等の発生時には、ハードウェアによる論理回路で構成されたシーケンサの回路構成の変更が必須となり、ハードウェアの作り直し及び交換作業を行わなければならないため、容易に変更することができなかった。また、それぞれの装置システム毎に個々別々に設置される各周辺デバイスのそれぞれの動作手順や動作タイミング等に合わせてハードウェアの論理回路で構成したシーケンサを用意する必要があった。
本発明は、上位CPUの処理負荷を削減するというシーケンサのメリットを保持しつつ、各装置システムに設置される各周辺デバイスの変更や追加・削除等によって発生するシーケンス制御の変更に容易にかつ柔軟に対応することができるとともに、安価でかつ回路規模が小さく、処理遅延の少ない周辺デバイス制御装置を提供することを目的とする。
本発明の周辺デバイス制御装置は、CPU又はステータス監視部からの制御要求に応じ、周辺デバイスに対して一連のシーケンス制御のためのデバイス制御命令を順次出力する周辺デバイス制御装置において、前記デバイス制御命令と、制御対象の周辺デバイスが接続されたポートのポート番号と、次に出力するデバイス制御命令が記述された制御タスクシーケンスコードのアドレスとを少なくとも記述した制御タスクシーケンスコードを格納したシーケンステーブルと、CPUによって指示されたアドレスの制御タスクシーケンスコードを前記シーケンステーブルから読み出し、該制御タスクシーケンスコードに記述されたデバイス制御命令を、該制御タスクシーケンスコードに記述されたポート番号のポートへ送出し、かつ、該制御タスクシーケンスコードに記述されたアドレスから次の制御タスクシーケンスコードを読み出し、該制御タスクシーケンスコードの記述に従ってデバイス制御命令を出力するシーケンスコード制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、周辺デバイスのポート番号と、周辺デバイスの監視ステータス値と、ステータス適合条件と、前記制御タスクシーケンスコードのアドレスとを少なくとも記述した状態監視コードを格納したステータス監視テーブルを備え、前記ステータス監視部は、前記ステータス監視テーブルから前記状態監視コードを読み出し、かつ、前記ポートから入力される周辺デバイスのステータスの値と前記状態監視コードに記述された監視ステータス値とを比較し、該比較結果を基に、前記状態監視コードに記述されたステータス適合条件が成立するか否かを判定し、該ステータス適合条件が成立する場合に、前記状態監視コードに記述された制御タスクシーケンスコードのアドレスを含む制御要求を、前記シーケンスコード制御部に出力することを特徴とする。
本発明は、従来、ハードウェアの論理回路で構成されていたシーケンサを、シーケンステーブルに格納した制御タスクシーケンスコードの記述に従ってシーケンス制御を行う構成としたことにより、各周辺デバイスの変更や追加・削除等によって発生するシーケンス制御の変更に対して、シーケンステーブルの制御タスクシーケンスコードの記述の変更により、容易にかつ柔軟に対応することができ、また、安価でかつ回路規模が小さく、処理遅延の少ない周辺デバイス制御装置を構成することができる。
また、制御タスクシーケンスコードに次の制御タスクシーケンスコードのアドレスを記述しておき、該アドレスから次の制御タスクシーケンスコードを読み出し、該制御タスクシーケンスコードの記述に従ってデバイス制御命令を出力することにより、自律的に周辺デバイスのシーケンス制御を行うことが可能となる。
また、ステータス監視テーブルに格納した状態監視コードの記述に従ってステータス適合条件が成立するか否かを判定することによって、周辺デバイスのステータス監視を行うことにより、各周辺デバイスの変更や追加・削除等によって発生するステータス監視の判定条件の変更に対して、ステータス監視テーブルの状態監視コードの記述の変更により容易にかつ柔軟に対応することができ、また、安価でかつ回路規模が小さく、処理遅延の少ない周辺デバイス制御装置を構成することができる。
図1は本発明による周辺デバイス制御装置の全体構成を示す。本発明の周辺デバイス制御装置は、CPUバスにより上位CPU1−1と接続されたシーケンサ1−2と、シーケンサ1−2からの制御指示を各周辺デバイス1−4の信号形式に変換し、また、各周辺デバイス1−4からの状態信号をシーケンサ1−2の信号形式に変換するインタフェース(I/F)回路1−3とから成り、該インタフェース(I/F)回路1−3は複数の周辺デバイス1−4〜1−4と接続される。
シーケンサ1−2は、シーケンステーブル1−21と、ステータス監視テーブル1−22と、ステータス監視部1−23と、シーケンスコード制御部1−24と、ポート制御部1−25とを備える。シーケンステーブル1−21は、CPU1−1からアクセス可能な周辺デバイスの制御タスクシーケンスコードを格納する。ステータス監視テーブル1−22は、CPU1−1からアクセス可能でステータス監視部1−23により監視する周辺デバイス1−4の状態監視コードを格納する。
ステータス監視部1−23は、各周辺デバイス1−4〜1−4のステータスを監視し、ステータス監視テーブル1−22に格納されたステータスの条件に適合するステータスを検出したとき、シーケンスコード制御部1−24に対して自律的に制御要求(タスク開始要求)の命令を送出する。
シーケンスコード制御部1−24は、CPU1−1からの制御要求(タスク開始要求)及びステータス監視部1−23からの制御要求(タスク開始要求)を受け、要求された制御の制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21のタスク先頭アドレスから読み出し、読み出した制御タスクシーケンスコードに記述されている次コードのアドレスにアクセスして、次の制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21から順次読み出し、読み出した制御タスクシーケンスコードに記述されているデバイス制御命令及び対象となる周辺デバイスが接続されたポート番号をポート制御部1−25に送出する。
ポート制御部1−25は、シーケンスコード制御部1−24からデバイス制御命令及びポート番号を入力し、該当ポート番号のポートを選択し、該ポートに接続されたインタフェース(I/F)回路1−3及び周辺デバイス1−4とのハンドシェイク通信を行い、デバイス制御命令を周辺デバイス1−4に送信し、また、周辺デバイス1−4からインタフェース(I/F)回路1−3を介して受信されるステータス信号をステータス監視部1−23に送出する。
図2にシーケンステーブル及びステータス監視テーブルの構成を示す。同図の(a)はシーケンステーブル及び制御タスクシーケンスコードの構成を示し、同図の(b)はステータス監視テーブル及び周辺デバイスの状態監視コードの構成を示す。シーケンステーブルは、周辺デバイスに対する一連の制御を一まとめにした制御タスクとして、複数の制御タスク(A)、制御タスク(B)、・・・制御タスク(Z)を格納しておく。
各制御タスク(A)、制御タスク(B)、・・・制御タスク(Z)は、それぞれ、一連の制御を順次実行するために、複数の制御タスクシーケンスコードを連結させた形態でシーケンステーブルに格納される。各制御タスクシーケンスコードには、シーケンサ制御コード、対象ポート番号、デバイス制御命令、及び次コードのアドレスを記述しておく。
シーケンサ制御コードは、シーケンサの制御動作を規定し、例えば、“1(h)”は、次コードの読み出しに、現コード実行対象ポートからの肯定応答(Ack)を必要とすることを表し、“2(h)”は、次コードの読み出しに、現コード実行対象ポートからの肯定応答(Ack)を必要としないことを表し、“F(h)”は、このタスクの終了を表すものとして使用することができる。
対象ポート番号は、シーケンス制御の対象となる周辺デバイスが接続されているポートの番号を表す。デバイス制御命令は、シーケンス制御の対象となる周辺デバイスに実行させる動作命令である。次コードのアドレスは、当該制御タスクシーケンスコードの制御に続いて実施させる制御の制御タスクシーケンスコードが格納されているシーケンステーブルのアドレスを表す。
ステータス監視テーブルは、複数の周辺デバイスの複数の状態監視コードを格納し、各状態監視コードには、監視制御コード、対象ポート番号、監視ステータス値、及びシーケンステーブルの制御タスクの先頭アドレスを記述しておく。
監視制御コードは、当該状態監視コードに各周辺デバイスのステータスが適合するか否かを示す適合条件を規定し、例えば、“1(h)”は、周辺デバイスのステータスが当該状態監視コードの監視ステータス値と一致したときに適合条件が成立することを表し、“2(h)”は、周辺デバイスのステータスが当該状態監視コードの監視ステータス値以下のときに適合条件が成立することを表し、“3(h)”は、周辺デバイスのステータスが当該状態監視コードの監視ステータス値以上のときに適合条件が成立することを表すものとして使用することができる。
監視制御コードの対象ポート番号は、監視対象の周辺デバイスが接続されているポートの番号を表す。監視ステータス値は、当該状態監視コードに各周辺デバイスのステータスが適合するか否かを、前述の監視制御コードの適合条件に従って判定するための基準値を表す。
シーケンステーブルの制御タスクの先頭アドレスは、当該監視制御コードの適合条件が成立したときに実施する制御タスクのシーケンスコードの、シーケンステーブルにおける先頭のアドレスを表している。
図3は本発明によるシーケンス制御の動作フローを示す。同図に示すように、シーケンサは、CPU又はステータス監視部からの制御要求を待ち受け(3−1)、CPU又はステータス監視部からの制御要求を受け取ると、シーケンステーブルから該制御要求アドレス(X)の格納データを読み出す(3−2)。
制御要求アドレス(X)の格納データから、シーケンサ制御コード、対象ポート番号、デバイス制御命令及び次コードのアドレスを取り出す(3−3)。シーケンサ制御コードが制御タスクの終了(END)を表しているか否かを調べ、制御タスクの終了(END)を表している場合は、処理を終了する。
シーケンサ制御コードが制御タスクの終了(END)を表していない場合は、対象ポート番号へデバイス制御命令を送出し(3−5)、次に、シーケンサ制御コードを調べ(3−6)、シーケンサ制御コードが次コードの読み出しに現コード実行対象ポートからの肯定応答(Ack)を必要とする場合には、該ポートからの肯定応答(Ack)が返送されるまで待機し(3−7)、シーケンサ制御コードが次コードの読み出しに現コード実行対象ポートからの肯定応答(Ack)を必要としない場合、又は必要とする場合にポートからの肯定応答(Ack)が返送された場合に、制御要求アドレス(X)に次コードアドレスを設定して、シーケンステーブルから該制御要求アドレス(X)の格納データを読み出し(3−2)、同様の処理を繰返す。
図4は、ステータス監視部における状態監視コード毎のステータス適合条件の成立判定の構成を示す。第1のセレクタ4−1は、ポート制御部1−25から入力される各ポートからの各周辺デバイスのステータスの値を入力し、ステータス監視テーブル1−22から読み出した状態監視コードの対象ポート番号によって指定されたポート番号の周辺デバイスのステータスの値を選択して比較部4−2に出力する。
比較部4−2は、第1のセレクタ4−1から入力された周辺デバイスのステータスの値と、状態監視コードの監視ステータス値とを比較し、周辺デバイスのステータスの値が状態監視コードの監視ステータス値以上、周辺デバイスのステータスの値が状態監視コードの監視ステータス値と一致、又は周辺デバイスのステータスの値が状態監視コードの監視ステータス値以下の何れかであるかを判定し、その判定結果により、「以上」を示す信号線、「一致」を示す信号線、又は「以下」を示す信号線の該当する信号線に、例えばハイレベルの信号を出力する。
第2のセレクタ4−3は、監視制御コードが示す「以上」、「一致」又は「以下」の適合条件に従って、「以上」を示す信号線、「一致」を示す信号線、又は「以下」を示す信号線の何れか1つを選択して、該信号線から入力される信号をインタフェース制御部4−4に出力する。即ち、第2のセレクタ4−3からは、監視制御コードが示す適合条件に周辺デバイスのステータスが合致したときにのみ、適合条件成立を示す例えばハイレベルの信号が出力される。
インタフェース制御部4−4は、第2のセレクタ4−3から適合条件成立を示す信号が出力されると、状態監視コードのシーケンステーブルタスク先頭アドレス及び制御要求を、シーケンス制御部1−24へ出力する。
次に本発明を光通信装置システムに適用した実施例の制御シーケンスについて説明する。該実施例の構成は、シーケンサ1−2に上位CPU1−1が接続され、インタフェース(I/F)回路1−3を介して、光モジュール1−4、増幅器1−4、信号処理デバイス1−4の各周辺デバイスが接続され、また、シーケンサ制御用の制御回路1−5がポート制御部1−25に接続されているものとする。
電源投入後からの制御シーケンスの例として、各周辺デバイス1−4〜1−4に対して初期設定(動作モード設定)の制御を行った後、CPU1−1からの信号送信制御要求の受信、信号処理デバイス1−4の信号送信の開始、増幅器1−4のシャットダウン解除、光モジュール1−4のレーザ駆動、その数秒時間経過後にCPU1−1への肯定応答(Ack)信号の返信という制御シーケンスを実行するものとする。
図5は上記実施例における各周辺デバイス1−4〜1−4の初期設定(動作モード設定)制御のシーケンスの例を示し、図6はその後のCPU1−1からの信号送信制御要求の受信、信号処理デバイス1−4の信号送信の開始、増幅器1−4のシャットダウン解除、光モジュール1−4のレーザ駆動、その数秒時間経過後にCPU1−1への肯定応答(Ack)信号の返信という制御シーケンス例を示している。また、図7は光モジュール1−4の初期状態(Initial State)の適合条件の成立判定のシーケンスを示し、図8は、適合条件の成立後の初期設定(Initial Setting)制御のシーケンスを示している。
シーケンサ1−2は、電源投入後に、ステータス監視テーブル1−22に予め格納されている状態監視コードを取り出し、該状態監視コードで示されたポート番号の周辺デバイス1−4のステータスを監視する。電源投入直後は、各周辺デバイス1−4〜1−4は初期状態(Initial State)であるので、該初期状態の状態監視コードで示される監視ステータス値及び制御要求適合条件に従って、各周辺デバイス1−4〜1−4のステータスが、状態監視コードで示される適合条件に合致するか否かをステータス監視部1−23で判定し、適合条件が成立すると判定されたとき、シーケンスコード制御部1−24へ制御要求(制御タスクシーケンスコードの先頭アドレス)を送出する。なお、監視ステータス値として初期状態(Initial State)の値を有する状態監視コードには、初期設定(Initial Setting)を実施する制御タスクシーケンスコードの先頭アドレスを格納しておく。
シーケンス制御部1−24は、ステータス監視部1−23からの制御要求に対して、要求コードの若番順又は先着順等による実施優先順の調停処理を行い、ステータス監視部1−23からの制御要求で指示された制御タスクシーケンスコードの先頭アドレスにアクセスし、該アドレスの制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21から読み出す。
図5に示す各周辺デバイス1−4〜1−4の初期設定(動作モード設定)制御のシーケンスの例では、光モジュール1−4の初期設定(Initial Setting)の制御要求の優先順位が最も高い場合を示している。シーケンス制御部1−24は、読み出した初期設定(Initial Setting)の制御タスクシーケンスコードにおけるシーケンサ制御コードに従ってシーケンス制御を行い、該制御タスクシーケンスコードに記述されたデバイス制御コマンドである光モジュール初期設定(Initial Setting)命令及び該デバイスのポート番号1をポート制御部1−25に通知する。
この例では、図7に示すように、シーケンサ制御コードは、肯定応答(Ack)信号待ちとなっているので、ポート番号1のポートを経由して光モジュール1−4からの肯定応答(Ack)信号が受信されるまで、次の制御タスクシーケンスコードの読み出しを待ち過ごす。
シーケンス制御部1−24からポート番号及び光モジュール初期設定(Initial Setting)のデバイス制御命令を受信したポート制御部1−25は、該ポート番号(光モジュール1−4に相当するポート番号Port_No.1)のポートから、デバイス制御命令をインタフェース(IF)回路1−3へ送出し、該当インタフェース(IF)回路1−3から光モジュール1−4の肯定応答(Ack)信号の到来を待ち受ける。
インタフェース(IF)回路1−3は、ポート制御部1−25からのデバイス制御命令である光モジュール初期設定(Initial Setting)命令を、光モジュール1−4のインタフェースに合わせた信号形式に変換し、光モジュール1−4との信号送受を行う。光モジュール1−4は、初期設定命令(Initial Setting)を実行し、該命令の実行が完了したときに肯定応答(Ack)信号を返信する。
この時点で光モジュール1−4のステータスは、初期状態(Initial Status)以外のステータスになるので、ステータス監視部1−23で監視していた初期状態の状態監視コードで記述されたステータス値及び制御要求適合条件が成立しなくなる。光モジュール1−4からの肯定応答(Ack)信号は、インタフェース(IF)回路1−3及びポート制御部1−25を介してシーケンス制御部1−24へ通知され、シーケンス制御部1−24は、該肯定応答(Ack)信号の受信によって、次の制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブル1−21から読み出す。
読み出された次の制御タスクシーケンスコードのシーケンサ制御コードが、タスクの終了を示すENDコードであれば処理を終了し、ENDコードでなければ該シーケンサ制御コードに従い処理を継続する。ENDコードによる処理終了時、シーケンス制御部1−24は、制御要求待ち状態となり、実施優先順の調停処理により待ち合わせ状態となっていた増幅器1−4の初期設定(Initial Setting)制御要求、信号処理デバイスの初期設定(Initial Setting)制御要求を同様のシーケンスで処理する。以上が図5に示した初期設定(Initial Setting)制御のシーケンスである。
図5の各周辺デバイス1−4〜1−4の初期設定(Initial Setting)制御の終了後、図6に示すように、CPU1−1から信号送信制御開始要求として、シーケンステーブル1−21の信号送信制御タスクの先頭アドレスのシーケンスコードを読み出す指示がなされたものとする。
シーケンス制御部1−24は、指示されたアドレスの制御タスクシーケンスコードを読み出し、前述のステータス監視部1−23からの制御要求の指示時と同様の処理を行う。このタスクでは、信号処理デバイス1−4の信号送信の制御、増幅器1−4のシャットダウン解除の制御、光モジュール1−4のレーザ駆動の制御、制御回路1−5による所定時間待ち合わせ処理(Wait)という制御を実施し、1つの制御タスクで4つのデバイスに対するシーケンス制御を実施する。一連のシーケンス制御が完了した時点で、CPU1−1へ命令実行完了を示す肯定応答(Ack)信号を通知する。
なお、制御回路1−5による所定時間待ち合わせ(Wait)処理のように、周辺デバイスに対する制御としては存在しないが、或る特定のポートに、シーケンス制御におけるタイミング調整のためのタイマー等として機能する制御回路1−5を設け、該制御回路1−5に所定時間待ち合わせ(Wait)処理を実施させることにより、シーケンサ1−2には備えられていないが、シーケンス制御として必要な制御機能を具備させることが可能である。
以上説明したように、本発明によるシーケンサ1−2は、シーケンステーブル1−21及びステータス監視テーブル1−22に書き込まれた制御タスクシーケンスコード及び周辺デバイスの状態監視コードに従ったシーケンス制御を実施することができる。周辺デバイスのバージョン変更又は周辺デバイスの追加や削除等による周辺デバイスの制御手順の変更又は監視制御の変更が発生した場合は、シーケンステーブル1−21又はステータス監視テーブル1−22の、該当する変更箇所のコードを書き換えることにより、容易に且つ柔軟に対応可能である。
シーケンステーブル1−21及びステータス監視テーブル1−22は、記憶容量が大きいほど、制御タスクシーケンスコード及び周辺デバイスの状態監視コードによる監視制御のタスクの増大やポート数の増大に対して拡張性に富み、柔軟に対応することが可能となるが、初期に配備する回路規模が多くなるため、必要以上に大きくすることは好ましくない。
本発明による周辺デバイス制御装置の全体構成を示す図である。 本発明のシーケンステーブル及びステータス監視テーブルの構成を示す図である。 本発明のシーケンス制御の動作フローを示す図である。 本発明における状態監視コード毎のステータス適合条件の成立判定の構成を示す図である。 本発明の実施例における各周辺デバイスの初期設定制御のシーケンスの例を示す図である。 本発明の実施例における信号送信制御の制御シーケンス例を示す図である。 本発明の実施例における光モジュールの初期状態の適合条件の成立判定のシーケンス例を示す図である。 本発明の実施例における光モジュールの初期設定制御のシーケンス例を示す図である。
符号の説明
1−1 CPU
1−2 シーケンサ
1−21 シーケンステーブル
1−22 ステータス監視テーブル
1−23 ステータス監視部
1−24 シーケンスコード制御部
1−25 ポート制御部
1−3 インタフェース(I/F)回路
1−4 光モジュール
1−4 増幅器
1−4 信号処理デバイス
1−5 制御回路

Claims (3)

  1. CPUと複数の周辺デバイスとの間に介在し、CPU又はステータス監視部からの制御要求に応じ、周辺デバイスに対して一連のシーケンス制御のためのデバイス制御命令を順次出力する周辺デバイス制御装置において、
    前記デバイス制御命令と、制御対象の周辺デバイスが接続されたポートのポート番号と、次に出力するデバイス制御命令が記述された制御タスクシーケンスコードのアドレスとを少なくとも記述した制御タスクシーケンスコードを格納したシーケンステーブルと、
    CPUによって指示されたアドレスの制御タスクシーケンスコードを前記シーケンステーブルから読み出し、該制御タスクシーケンスコードに記述されたデバイス制御命令を、該制御タスクシーケンスコードに記述されたポート番号のポートへ送出し、かつ、該制御タスクシーケンスコードに記述されたアドレスから次の制御タスクシーケンスコードを読み出し、該制御タスクシーケンスコードの記述に従ってデバイス制御命令を出力するシーケンスコード制御部と、
    を備えたことを特徴とする周辺デバイス制御装置。
  2. 周辺デバイスのポート番号と、周辺デバイスの監視ステータス値と、ステータス適合条件と、前記制御タスクシーケンスコードのアドレスとを少なくとも記述した状態監視コードを格納したステータス監視テーブルを備え、
    前記ステータス監視部は、前記ステータス監視テーブルから前記状態監視コードを読み出し、かつ、前記ポートから入力される周辺デバイスのステータスの値と前記状態監視コードに記述された監視ステータス値とを比較し、該比較結果を基に、前記状態監視コードに記述されたステータス適合条件が成立するか否かを判定し、該ステータス適合条件が成立する場合に、前記状態監視コードに記述された制御タスクシーケンスコードのアドレスを含む制御要求を、前記シーケンスコード制御部に出力することを特徴とする請求項1に記載の周辺デバイス制御装置。
  3. CPU又はステータス監視部からの制御要求を待ち受け、CPU又はステータス監視部からの制御要求を受け取ると、該制御要求で指示されたアドレスの制御タスクシーケンスコードをシーケンステーブルから読み出し、
    該制御タスクシーケンスコードに記述されたシーケンサ制御コードが制御タスクの終了を表しているか否かを調べ、制御タスクの終了を表している場合は処理を終了し、該シーケンサ制御コードが制御タスクの終了を表していない場合は、該制御タスクシーケンスコードに記述されたポート番号のポートへ、該制御タスクシーケンスコードに記述されたデバイス制御命令を送出し、
    前記制御タスクシーケンスコードに記述されたシーケンサ制御コードが、次コードの読み出しに現コード実行対象ポートからの肯定応答を必要とするシーケンサ制御コードである場合には、該ポートからの肯定応答が返送されるまで待機し、次コードの読み出しに現コード実行対象ポートからの肯定応答を必要としないシーケンサ制御コードである場合、又は現コード実行対象ポートからの肯定応答が返送されたときに、該制御タスクシーケンスコードに記述された次コードアドレスを制御要求アドレスに設定し、前記シーケンステーブルから該制御要求アドレスの制御タスクシーケンスコードを読み出し、該制御タスクシーケンスコードの記述に従ってシーケンス制御を行うことを特徴とする周辺デバイス制御方法。
JP2007070126A 2007-03-19 2007-03-19 周辺デバイス制御装置及び方法 Expired - Fee Related JP5045168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070126A JP5045168B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 周辺デバイス制御装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070126A JP5045168B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 周辺デバイス制御装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008234113A true JP2008234113A (ja) 2008-10-02
JP5045168B2 JP5045168B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=39906835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007070126A Expired - Fee Related JP5045168B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 周辺デバイス制御装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5045168B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623361A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Yokogawa Hewlett Packard Ltd ステ−タス通報方式
JPH02170253A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Hitachi Ltd データ処理装置の入出力制御方式
JPH03265959A (ja) * 1990-03-15 1991-11-27 Nec Corp 入出力装置制御処理方式
JP2003263402A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送装置およびデータ転送方法
JP2006065875A (ja) * 2005-09-06 2006-03-09 Hitachi Ltd データ記憶システム
JP2006072636A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623361A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Yokogawa Hewlett Packard Ltd ステ−タス通報方式
JPH02170253A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Hitachi Ltd データ処理装置の入出力制御方式
JPH03265959A (ja) * 1990-03-15 1991-11-27 Nec Corp 入出力装置制御処理方式
JP2003263402A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送装置およびデータ転送方法
JP2006072636A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
JP2006065875A (ja) * 2005-09-06 2006-03-09 Hitachi Ltd データ記憶システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5045168B2 (ja) 2012-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI602124B (zh) 用於風扇轉速控制的基板管理控制器韌體更新方法
US9110843B2 (en) Rack and method thereof for simultaneously updating basic input output systems
CN105527881A (zh) 一种指令处理方法及装置
US20060155960A1 (en) Programmable controller
US20150154029A1 (en) Electronic apparatus and operational method thereof
WO2008020389A2 (en) Flash memory access circuit
US10768976B2 (en) Apparatus and method to configure an optimum number of circuits for executing tasks
EP2620876A1 (en) Method and apparatus for data processing, pci-e bus system and server
JP5045168B2 (ja) 周辺デバイス制御装置及び方法
JP2006235765A (ja) 二重化コントローラシステム、そのコントローラ
JP2010244164A (ja) Dmaコントローラ、情報処理装置、及びdma管理方法
JP2004206716A (ja) ランタイム構成用にダウンロードするコードの判定方法
JP4218034B2 (ja) データ通信システムおよびデータ通信方法、データ通信プログラム
JP2005258509A (ja) ストレージ装置
JP2009093418A (ja) ホストコントローラ装置及びデータ転送制御方法
CN108595193B (zh) 用于风扇转速控制的基板管理控制器固件更新方法
JP7325658B2 (ja) プログラム実行装置、及び、通信方法
CN110419009B (zh) 控制器以及控制方法
JP2004213666A (ja) Dmaモジュールとその操作方法
JP2007219925A (ja) バス制御装置、バス制御プログラム及び記録媒体
JP6940283B2 (ja) Dma転送制御装置、dma転送制御方法、及び、dma転送制御プログラム
JPH0736374A (ja) データリンクシステム
CN117112041A (zh) 一种PCIe链路参数配置方法、装置、设备及存储介质
JP6138482B2 (ja) 組み込みシステム
JP2010061193A (ja) 制御システムおよび制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees