JP2008233730A - 液晶表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】ICチップ搭載領域を狭くでき、また、隣接する画素で生じた短絡により点灯し
ている不良画素の検出を高めた液晶表示パネルを提供すること。
【解決手段】複数の走査線12及び信号線13とICチップ搭載領域30とが設けられた
アレイ基板10と、3色のカラーフィルタ23が各色毎に信号線13に沿って設けられた
カラーフィルタ基板20と、を備えた液晶表示パネル1において、アレイ基板10上の少
なくとも信号線13は、ICチップ搭載領域30まで導出されて端部にバンプ用端子31
が形成され、バンプ用端子31からは引出し線33がICチップ搭載領域30内に向かっ
て更に導出されて端部に検査用端子32が形成されており、複数の検査用端子32のうち
、特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子と、特定色以外の残りの2色のカラーフ
ィルタに対応する検査用端子とがそれぞれ異なる列に位置するように2列に配設されてい
る。
【選択図】図3

Description

本発明は液晶表示パネルに関し、特に、COG(Chip On Glass)型の液晶表示パネル
において液晶駆動用IC(Integrated Circuit)チップ(あるいはLSI(Large Scale
Integrated circuit)チップ)搭載前に行われる中間機能検査を効率的に行うことが可能
な液晶表示パネルに関する。
COG型の液晶表示パネルは、液晶駆動用の配線が設けられたアレイ基板が対向配置さ
れるカラーフィルタ基板よりも長尺となるようにアレイ基板に延在部が設けられている。
そして、この延在部にICチップ搭載領域が設けられ、更にはこのICチップ搭載領域に
各種配線を導出してバンプ用端子を形成し、このバンプ用端子にICチップのバンプ端子
を接続させることでICチップによる駆動制御がなされるようになっている。
このようなCOG型の液晶表示パネルにおいては、アレイ基板上にICチップを搭載す
る前に、各種配線の断線あるいは配線間の短絡の有無等を検査する目的でICチップ搭載
領域に導出された配線の中間機能検査が行われている。この中間機能検査は、通常各種配
線に設けられたバンプ用端子に導電接触ピンを接触させて行ういわゆるピンプローブ方式
を用いて行われている。
しかしながら、近年の液晶表示パネルの小型化の要求に伴って、延在部及びICチップ
搭載領域も小さくなってきており、ピンプローブ方式の検査方法では中間機能検査が難し
くなってきている。したがって、上記の点を解決する方法が種々検討され、特許文献にも
紹介されている(例えば下記特許文献1及び2参照)。
下記特許文献1に開示された液晶表示パネルは、互いに隣接するバンプ用端子を異なる
列上に形成し、バンプ用端子を2列に配置することで個々のバンプ用端子の面積を大きく
形成することができ、ピンプローブ方式の検査方法でも十分な検査が行えるものである。
しかしバンプ用端子を用いて直接検査を行うと、検査の際にバンプ用端子が破損する恐れ
がある。そこでバンプ用端子とは別に検査のための専用の端子を設けたものが、下記特許
文献2に開示されている。
下記特許文献2に開示された液晶表示装置は、走査線又は信号線に接続された出力電極
パッド(バンプ用端子)から更に端子電極配線を設け、この端子電極配線の端部に形成さ
れる検査用端子を配設したものである。そして、この検査用電極パッドは隣接する検査用
端子を交互にずらして2列で配設したり、色毎に異なる列に配設する3列構成としたりし
ている。なお、検査用端子を交互に2列に配設するものとしては、下記特許文献3に記載
されているものも知られている。
特開2000−137239号公報(図3) 特開2000−321591号公報(図3、図4) 特開平11−202353号公報(図1)
しかし、上述したようなICチップ搭載領域において、バンプ用端子とは別に検査用端
子を設けた場合において、従来から知られている、隣接する検査用端子を交互にずらして
2列に配設するもの、色毎に異なる列に3列構成で配設するものには、次のような問題が
ある。
先ず、隣接する検査用端子を交互にずらして配設する場合は、前列を一斉点灯させると
、R、G、Bの三色が点灯するので、白表示になる。この場合、本来点灯していない後列
の画素だが、何らかの理由で前列の画素と短絡が生じている場合にはその画素も点灯する
。この時この短絡している不良画素の点灯が発見できれば、不良のパネルであることがわ
かるが、白表示の中から、短絡している不良画素を検出することは実際には非常に難しい
。したがって、短絡により点灯している不良画素を見逃してしまうことがあり、隣接する
検査用端子を交互にずらして配設した場合には、短絡による不良画素の検査が従来から十
分ではなかった。
また、色毎に異なる列に検査用端子を配設することで、R、G、Bの3列からなる検査
用端子を配設する場合は、3列必要となるため、先ほどの2列の方法に比べ、検査用端子
が占める領域が増加してしまっていた。この検査用端子の占める領域は、本来実際の表示
の際には必要ないため、最近の挟額縁化やICチップの小型化においては、好ましいこと
ではない。
上述の課題を解決するため、本発明者らは、バンプ用端子からICチップ搭載領域内に
引出線を引き出し、その先端部に検査用端子を設ける構造において、ICチップ搭載領域
を狭くでき、また、隣接する画素で生じた短絡により点灯している不良画素の検出を高め
た液晶表示パネルを提供する。
マトリクス状に配設された複数の走査線及び信号線を備えるとともに液晶駆動用のIC
チップが搭載されるICチップ搭載領域が設けられたアレイ基板と、3色のカラーフィル
タが各色毎に前記信号線に沿って設けられたカラーフィルタ基板と、を備え、前記アレイ
基板と前記カラーフィルタ基板とを対向させて周囲をシール材を介して貼り合わせ、該ア
レイ基板及びカラーフィルタ基板間に液晶を封入してなる液晶表示パネルにおいて、前記
アレイ基板上の少なくとも前記複数の信号線は、前記ICチップ搭載領域まで導出されて
端部に前記ICチップのバンプ端子に接続されるバンプ用端子が形成され、前記複数のバ
ンプ用端子からは、引出し線が前記ICチップ搭載領域内に向かって更に導出されて端部
に検査用端子が形成されており、前記複数の検査用端子のうち、特定色のカラーフィルタ
に対応する検査用端子と、該特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する検査用
端子とが異なる列に位置するように2列に配設されていることを特徴とする。
上記発明によれば、検査用端子を3列で配設にする場合に比べ、2列となるので1列分
のスペースが不要となり、ICチップ搭載領域を狭くすることができる。
また、例えば2列の前列を点灯させた場合には、1色だけの点灯の中から、短絡により
点灯している後列の他の色からなる不良画素を見つければよいので、白色の中から不良画
素を見つける場合に比べ見つけやすくなる。また後列の2色を点灯させた場合、短絡によ
り点灯している前列の色からなる不良画素を見つければよいので、白色の中から不良画素
を見つける場合に比べ見つけやすくなる。このように隣接する画素間での短絡による不良
画素の検出率を、白色表示の中から不良画素を見つける場合に比べ高めることができる。
つまり、決められたICチップ搭載領域の中で、隣接する画素での短絡による不良画素の
検出率を最大限に高めることができる。
また、上記発明においては、前記特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する
検査用端子に接続された引出し線は前記特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子に
接続された引出し線より長く延在されていることを特徴とする。
上記発明によれば、特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子に接続された引出し
線を短くすることで、特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する検査用端子が
配列された列上に引出し線がなくなる。したがって、この引出し線と特定色以外のカラー
フィルタに対応する検査用端子との間で短絡が生じたり、寄生容量が発生したりすること
が無くなる。なお、特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子が配列された列では検
査端子同士の間隔が比較的広いため、短絡等の恐れが少ない。
また、上記発明においては、前記特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する
検査用端子は、互いに等間隔となるように配設されていることを特徴とする。
上記発明によれば、特定色以外のカラーフィルタに対応する検査用端子はその列方向の
間隔が特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子との関係でまちまちとなる。そのた
め、検査用端子同士の間隔が小さい検査用端子同士の間で短絡が生じやすい。しかしなが
ら、上述のように特定色以外のカラーフィルタに対応する検査用端子同士の間隙を等間隔
にすることにより、上述のような短絡を抑制することができる。また、このように検査用
端子同士の間隔を等間隔にすれば、検査用端子自体を大きくすることもできるようになる
また、上記発明においては、前記カラーフィルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の3
色から構成され、前記信号線に沿ってストライプ状に配設されており、前記特定色とは緑
(G)であることを特徴とする。
上記発明によれば、カラーフィルタを信号線に併せてストライプ状に形成することで信
号線毎に1つの色に対応する構造とすることができる。また、特定色としてR、G、Bの
各色のうち、最も視認しやすい緑(G)を選択することにより、検査員が視認した際に短
絡及び断線の視認漏れが生じにくく、高精度な中間機能検査を実行することが可能となる
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための液晶表示パネルを例示するものであって、本発
明をこの液晶表示パネルに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含ま
れるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の一実施例に係る液晶表示パネルを示す平面図、図2は図1のII−II線で
切断した断面図、図3は図1の液晶表示パネルのICチップ搭載前における図1のIII部
の拡大平面図、図4は図1の液晶表示パネルのIV部の概略拡大平面図である。なお、図4
では各色のカラーフィルタ23と信号線13との関係が分かりやすいようにその他の部材
を省略して示している。
本実施例の液晶表示パネル1は、図1及び図2に示すように、その表面に各種配線が設
けられた矩形状のガラス基板11からなるアレイ基板10と、アレイ基板10よりも長手
方向の長さが短い同じく矩形状のガラス基板21からなるカラーフィルタ基板20と、か
らなり、この両基板10、20を周囲にシール材2を介在させ貼り合わされて構成されて
いる。
アレイ基板10を構成するガラス基板11には、カラーフィルタ基板20と貼り合わせ
た状態で外方に所定長さ延在する延在部11aを備えている。また、アレイ基板10上に
は表示領域DA内にマトリクス状に設けられた複数の走査線12及び信号線13を有し、
これらの走査線12及び信号線13の交差部分には図示しないスイッチング素子、例えば
薄膜トランジスタ(TFT)が設けられて、走査線12及び信号線13により区画された
領域が1画素を形成する画素領域16(図4参照)となっている。なお、図2に示す符号
14はゲート絶縁膜であり、符号15は保護絶縁膜(パッシベーション膜ともいう)であ
る。
また、延在部11aには所定の大きさで矩形状に区画されたICチップ搭載領域30が
設けられており、このICチップ搭載領域30上には所定高さを有する矩形状の液晶駆動
用ICチップDRが取り付けられる。そして、走査線12及び信号線13は表示領域DA
外に導出され、アレイ基板10の額縁部分に引回され、端部がICチップ搭載領域30内
まで延びており、このICチップ搭載領域30内まで引回された走査線12及び信号線1
3の端部にはICチップDRに設けられたバンプ端子Bに接続されるバンプ用端子31が
それぞれ形成されている。このバンプ用端子31のうち信号線13に接続されたものは表
示領域DAに近接するICチップ搭載領域30の長辺に千鳥状に2列で配設されており、
走査線に接続されたものはICチップ搭載領域30の対向する短辺に千鳥状に2列で配設
されている。なお、信号線13は、図2に示すように表示領域DA外に導出された時点で
その配線される層が変更されている。詳しくはゲート絶縁膜14上に配線された信号線1
3がこのゲート絶縁膜14の下層の配線(走査線12と同一層の配線)となるように図2
のA部においてその配線層が変更されている。
また、走査線12及び信号線13の端部に設けられたバンプ用端子31は、ゲート絶縁
膜14及び層間絶縁膜15に設けられたコンタクトホールCH1上に導電性膜を配設する
ことにより形成されている。さらに、走査線12及び信号線13のうち、少なくとも信号
線13の端部に設けられたバンプ用端子31からは更に引出し線33がICチップ搭載領
域30内に引き伸ばされ、この引出し線33の端部には検査用端子32が設けられている
。この検査用端子32も、バンプ用端子31と同様にゲート絶縁膜14及び層間絶縁膜1
5に設けられたコンタクトホールCH2上に導電性膜を配設することにより形成されてい
る。
加えて、ICチップ搭載領域30の信号線13に接続されたバンプ用端子31が配設さ
れた長辺に対向する長辺側には、この長辺に沿って入力側バンプ用端子34が更に設けら
れており、この入力側バンプ用端子34からアレイ基板10の近接する外縁部に入力用配
線17が設けられており、この入力用配線17はFPC(Flexible Printed Circuit)に
接続され、このFPCを介して図示しない制御基板からの入力信号をICチップDRに入
力するようになっている。
カラーフィルタ基板20は、図1及び図2に示すように、アレイ基板10のガラス基板
11よりも小さなガラス基板21から構成されている。そして、このガラス基板21のア
レイ基板10に対向する表面には、アレイ基板10上にマトリクス状に設けられた走査線
12及び信号線13に対向する位置に、同じくマトリクス状にブラックマトリクス22が
形成されており、このブラックマトリクス22で区画された領域にカラーフィルタ23が
設けられている。このカラーフィルタ23は赤(R)、緑(G)、青(B)の3色で構成
され、各色のカラーフィルタ23R、23G、23Bは信号線13に沿ってストライプ状
に形成されている(図4参照)。また、このカラーフィルタ23R、23G、23Bを覆
うようにITO(Indium-Tin-Oxide)からなる共通電極24が設けられている。
次にアレイ基板10上に設けられたICチップ搭載領域30の構造について主に図3を
参照して説明する。なお、以下においては走査線13の引回し構造は公知のものと同一で
あるので、その説明は省略する。
ICチップ搭載領域30は延在部11aのほぼ中央部に設けられており、長手方向の長
さは液晶表示パネル1の短手方向より短い長さであり、短手方向の長さL1は500〜1
200μm、好ましくは700μmとなっている。このように、短手方向の長さL1が5
00〜1200μmと非常に小さいのは、延在部11aの小型化及びICチップDRの単
価コストの関係上このように設定されているものであり、また最近の挟額縁の要求による
ものである。
このICチップ搭載領域30内には、図3に示すように、複数本の信号線13a〜13
nが引回されており、その端部にそれぞれバンプ用端子31a〜31nが設けられている
。このバンプ用端子31a〜31nは互いに隣接する端子同士が互い違いに配置されるよ
うに千鳥状に設けられている。
千鳥状に形成されたバンプ用端子31a〜31nからは、更に引出し線33a〜33n
がそれぞれICチップ領域30の中央部に向かって延出されており、この引出し線33a
〜33nの端部には検査用端子32a〜33nがそれぞれ設けられている。この検査用端
子32a〜32nの長さL3は信号線13の本数によって適宜変更されるものであるが、
例えば41〜200μm程度が好ましい。また、これらの検査用端子32a〜32nの端
部と入力側バンプ用端子34との間の長さL2は少なくとも100μm程度あると好まし
い。
ところで、カラーフィルタ基板20に設けられたカラーフィルタ23は、図4に示すよ
うにR、G、Bの各色毎に信号線13に沿ってストライプ状に形成されているため、1つ
の信号線、例えば信号線13aに信号が入力された際に発光する色は全てRである。同様
に信号線13bはGを発光する信号線となっており、信号線13cはBを発光する信号線
となっている。この点から、本発明の検査用端子32a〜32nはその信号により発光さ
れるカラーフィルタの色成分に基づいてその配置が設定されている。
すなわち、本実施例に係る液晶表示パネル1においては、3色のカラーフィルタ23R
、23G、23Bに対応する複数本の信号線13に接続された検査用端子32a〜32n
のうち、特定色として緑(G)が選択され、カラーフィルタ23Gに対応する信号線(例
えば13b)に接続された検査用端子(例えば32b)を、他の色(R及びB)のカラー
フィルタ23R、23Bに対応する信号線(例えば13a、13c)に接続された検査用
端子(例えば32a、32c)とは異なる配列として2列配置している。なお、図3では
検査用端子32a〜32nが何れのカラーフィルタ23R、23G、23Bに対応してい
るのかを明確にするため、対応する色成分(R、G、B)を記載している。
検査用端子32a〜32nそれぞれに接続された引出し線33a〜33nのうち、特定
色(G)に対応する検査用端子(例えば32b)に接続されたものは、特定色以外(R、
B)に対応する検査用端子(例えば32a、32c)に接続されたものより短く延出され
ている。すなわち、特定色(G)に対応する検査用端子(例えば32b)の方が図3にお
ける上方に配設されている。このように配設することで、特定色以外(R、B)の検査用
端子(例えば32a、32c)間に引出し線33bや検査用端子32bが位置しないため
、この引出し線33bや検査用端子32bに影響されることなく検査用端子32a、32
cを配設することができる。
上述のように特定色の緑(G)に対応する検査用端子32b、…のみを異なる列上に配
設すると、例えば検査用端子32c、32dは隣接した状態で同列上に配設されることに
なる。そこで、特定色の緑(G)以外に対応する検査用端子32a、32c、32d、…
は、隣接する特定色の緑(G)に対応する検査用端子32b、…側に所定距離横方向にず
れた位置に配設されている。すなわち、例えば図3における検査用端子32aは検査用端
子32bが設けられた方向(図中左方向)にずらして配置されており、また、検査用端子
32cは検査用端子32bが設けられた方向(図中右方向)にずらして配置されている。
このように配設することにより、互いに近接する検査用端子32a〜32n同士の距離を
等間隔に保つことができると共に、検査用端子32a〜32nをバンプ用端子31a〜3
1nに比較して大きく形成することも可能である。
上述した構成を備える液晶表示パネル1における中間機能検査方法について、特に図3
及び図4を参照して以下に説明する。
先ず、この中間機能検査は検査員による目視によって行われるものであり、具体的には
検査用端子32a〜32nにプローブを接触させ、このプローブを介して電圧を印加する
ことで、各検査用端子32a〜32nに対応する画素領域16を発光させて検査するもの
である。
本発明の中間機能検査においては、帯状の導電プローブ(図示省略)を用い、この帯状
検査プローブを図3に示すプローブ接触位置PPに接触させる。次いで、このように検査
プローブを接触させた状態で走査線12を全てON状態とし、帯状の導電プローブに電圧
を印加すると、図4に示すように、特定色(G)のカラーフィルタ23Gが設けられた画
素領域16がON状態となり、信号線13間や、隣接する画素電極間に短絡あるいは断線
が無ければ、検査員には表示領域DA全体が緑色(G)に発光した状態に視認される。こ
のとき、例えば信号線13bと13aとの間に短絡が生じている場合には信号線13aに
も電圧が印加されることになるため、検査員には短絡が生じた部分だけが緑色(G)では
なく、緑(G)と赤(R)が混ざって黄色に近い色で発光されていることが視認されるこ
とになる。なお、帯電プローブを2列目の青(B)と赤(R)の検査用端子32a、32
c、32d、…に接触させた場合には、カラーフィルタ23B、23Rが設けられた画素
領域16がON状態となり、信号線13間や隣接する緑色(G)の画素電極との間に短絡
等がなければ、検査員には表示領域DA全体が青色(B)と赤色(R)の混色表示となっ
て認識される。このとき、緑色(G)の画素と短絡等している画素があれば、青色(B)
と赤色(R)の混色表示の中に、緑色も混ざった色として視認されることになるので、短
絡等の有無が非常に発見しやすくなる。
上述したように、本発明においてはICチップ搭載領域30が極めて小さい場合、詳し
くは検査用端子を3列配置することが困難な程度に小さい場合であっても、少なくとも特
定色の信号線については良好な中間機能検査を実行することが可能となる。
なお、上記実施例においては特定色として緑(G)が選択されたが、これは検査員が最
も視認しやすい色であることから選択されたものであり、その他の色(R、B)のみが異
なる配列とされるようにしても良い。
また、本発明の液晶表示パネル1はカラーフィルタ23としてR、G、Bの3色を用い
た場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば他の色を用いた場合であ
っても実行可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施例に係る液晶表示パネルを示す平面図である。 図1のII−II線で切断した断面図である。 図1の液晶表示パネルのICチップ搭載前における図1のIII部の拡大平面図である。 点灯検査を行った状態の図1のIV部の拡大概略平面図である。
符号の説明
1…液晶表示パネル 2…シール材 10…アレイ基板 11…ガラス基板 11a…延
在部 12…走査線 13、13a〜13n…信号線 14…ゲート絶縁膜 15…層間
絶縁膜 16…画素領域 20…カラーフィルタ基板 21…ガラス基板 22…ブラッ
クマトリクス 23、23R、23G、23B…カラーフィルタ 24…共通電極 30
…ICチップ搭載領域 31、31a〜31n…バンプ用端子 32、32a〜32n…
検査用端子 33、33a〜33n…引出し線 DR…ICチップ

Claims (4)

  1. マトリクス状に配設された複数の走査線及び信号線を備えるとともに液晶駆動用のIC
    チップが搭載されるICチップ搭載領域が設けられたアレイ基板と、3色のカラーフィル
    タが色毎に前記信号線に沿って設けられたカラーフィルタ基板と、を備え、前記アレイ基
    板と前記カラーフィルタ基板とを対向させて周囲をシール材を介して貼り合わせ、該アレ
    イ基板及びカラーフィルタ基板間に液晶を封入してなる液晶表示パネルにおいて、
    前記アレイ基板上の少なくとも前記複数の信号線は、前記ICチップ搭載領域まで導出
    されて端部に前記ICチップのバンプ端子に接続されるバンプ用端子が形成され、前記複
    数のバンプ用端子からは、引出し線が前記ICチップ搭載領域内に向かって更に導出され
    て端部に検査用端子が形成されており、
    前記複数の検査用端子のうち、特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子と、該特
    定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する検査用端子とが異なる列に位置するよ
    うに2列に配設されていることを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 前記特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する検査用端子に接続された引出
    し線は前記特定色のカラーフィルタに対応する検査用端子に接続された引出し線より長く
    延在されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 前記特定色以外の残りの2色のカラーフィルタに対応する検査用端子は、互いに等間隔
    となるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  4. 前記カラーフィルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の3色から構成され、前記信号線
    に沿ってストライプ状に配設されており、前記特定色とは緑(G)であることを特徴とす
    る請求項1に記載の液晶表示パネル。
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Cited By (2)

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