JP2008233475A - トナー供給ローラおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のトナー供給ローラ1は,芯金2と円筒状の発泡弾性体層3とを有し,軸方向長さが10mm,幅が発泡弾性体層の最大接触幅以上である加圧面を有する加圧部材を用いて,10mm/分を超えない一定の速さで,発泡弾性体層の厚さの75%まで押し込み,直ちに同じ速さで加圧部材を初期の位置まで引き戻したときに,押し込み過程における押し込み圧の押し込み量による積分値に対して,押し込み過程における押し込み圧と引き戻し過程における押し込み圧との差の押し込み量による積分値が占めるヒステリシスロス率が20%以下であり,押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜7kPaの範囲内にあるものである。
【選択図】図3
Description
ヒステリシスロス率(%) = (S2/S1) ×100
となる。本形態のトナー供給ローラ1では,この値が20%以下である。すなわち,押し込み時と引き戻し時との押し込み圧の差が小さい。これは,弾性体層3の復元が速いことを意味する。
メモリ画像とは,トナー供給ローラのB)トナー回収機能が十分でない場合に見られる画像不良のことである。ここでは,図5に示すような画像チャートを印字することにより評価する。図中上部に所定の大きさのベタ部とその周囲の白紙部を含み,図中下部は一律のハーフ画像部とする。トナー回収機能が十分でない場合には,このような画像のデータに基づき印刷すると,図6に示すように,ハーフ画像部に現像ローラ21の周期で画像濃度が濃い部分ができてしまう。これをメモリ画像という。
メモリ画像が全く見られないものを◎
メモリ画像がほとんど見られないものを○
メモリ画像が見られたものを×
トナー劣化の評価としては外添剤が母材に埋め込まれている程度を評価した。新しいトナーでは,外添材は弱い力で母材の周囲に付着している。このトナーが,例えばトナー供給ローラと現像ローラ21との間で大きい圧力を受けると,外添剤が母材に食い込んだ状態となる。これを外添剤の埋没という。このようになると外添剤のトナーに対する付着強度はかなり大きいものとなる。
C = (B/A) ×100
付着強度増加量 = C0 − C1
そして,このトナー劣化の程度の評価基準は,以下の通りとした。
付着強度の増加量が5以下の場合に◎
付着強度の増加量が5を超え10以下の場合に○
付着強度の増加量が10を超える場合には×
ここで,付着強度の増加量が5以下のものは,外添剤の埋没がほとんどないものである。また,付着強度の増加量が10を超えるものは,外添剤の埋没があるものである
部材破損の有無の評価には,上記の試験機を(1)と同じ高速回転で駆動させ,10万枚の印字を行った。印字画像はどのようなものでも良い。その後,トナー供給ローラを取り出し,目視によってその破損の有無を評価した。評価基準は以下の通りとした。
破損が全くない場合に○
多少とも破損がある場合に×
例えば,上記の形態に記載したトナー供給ローラ1の形状や大きさは1例であり,これに限るものではない。また,芯金の大きさや材質は上記の形態のものに限らない。
2 芯金
3 弾性体層
11 感光体
21 現像ローラ
Claims (5)
- 芯金と円筒状の発泡弾性体層とを有し,画像形成装置で現像ローラへのトナーの供給を行うトナー供給ローラにおいて,
軸方向長さが10mm,幅が前記発泡弾性体層の最大接触幅以上である加圧面を有する加圧部材を用いて,10mm/分を超えない一定の速さで,前記発泡弾性体層の厚さの75%まで押し込み,直ちに同じ速さで加圧部材を初期の位置まで引き戻したときに,
押し込み過程における押し込み圧の押し込み量による積分値に対して,押し込み過程における押し込み圧と引き戻し過程における押し込み圧との差の押し込み量による積分値が占めるヒステリシスロス率が20%以下であり,
押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜7kPaの範囲内にあることを特徴とするトナー供給ローラ。 - 請求項1に記載のトナー供給ローラにおいて,
トナーを含んでいる状態で前述と同じ条件で押し込みおよび引き戻しを行ったときに, ヒステリシスロス率が30%以下であり,
押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜10kPaの範囲内にあることを特徴とするトナー供給ローラ。 - 感光体と,現像ローラと,前記現像ローラへのトナーの供給を行うトナー供給ローラとを有し,前記トナー供給ローラが芯金と円筒状の発泡弾性体層とを有する画像形成装置において,前記トナー供給ローラは,
軸方向長さが10mm,幅が前記発泡弾性体層の最大接触幅以上である加圧面を有する加圧部材を用いて,10mm/分を超えない一定の速さで,前記発泡弾性体層の厚さの75%まで押し込み,直ちに同じ速さで加圧部材を初期の位置まで引き戻したときに,
押し込み過程における押し込み圧の押し込み量による積分値に対して,押し込み過程における押し込み圧と引き戻し過程における押し込み圧との差の押し込み量による積分値が占めるヒステリシスロス率が20%以下であり,
押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜7kPaの範囲内にあることを特徴とする画像形成装置。 - 芯金と円筒状の発泡弾性体層とを有し,画像形成装置で現像ローラへのトナーの供給を行うトナー供給ローラにおいて,
トナーを含んでいる状態で,軸方向長さが10mm,幅が前記発泡弾性体層の最大接触幅以上である加圧面を有する加圧部材を用いて,10mm/分を超えない一定の速さで,前記発泡弾性体層の厚さの75%まで押し込み,直ちに同じ速さで加圧部材を初期の位置まで引き戻したときに,
押し込み過程における押し込み圧の押し込み量による積分値に対して,押し込み過程における押し込み圧と引き戻し過程における押し込み圧との差の押し込み量による積分値が占めるヒステリシスロス率が30%以下であり,
押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜10kPaの範囲内にあることを特徴とするトナー供給ローラ。 - 感光体と,現像ローラと,前記現像ローラへのトナーの供給を行うトナー供給ローラとを有し,前記トナー供給ローラが芯金と円筒状の発泡弾性体層とを有する画像形成装置において,前記トナー供給ローラは,
トナーを含んでいる状態で,軸方向長さが10mm,幅が前記発泡弾性体層の最大接触幅以上である加圧面を有する加圧部材を用いて,10mm/分を超えない一定の速さで,前記発泡弾性体層の厚さの75%まで押し込み,直ちに同じ速さで加圧部材を初期の位置まで引き戻したときに,
押し込み過程における押し込み圧の押し込み量による積分値に対して,押し込み過程における押し込み圧と引き戻し過程における押し込み圧との差の押し込み量による積分値が占めるヒステリシスロス率が30%以下であり,
押し込み過程における25%押し込み時の押し込み圧が3〜10kPaの範囲内にあることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072137A JP2008233475A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | トナー供給ローラおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007072137A JP2008233475A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | トナー供給ローラおよび画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008233475A true JP2008233475A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39906337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007072137A Pending JP2008233475A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | トナー供給ローラおよび画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008233475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180209A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Inc | 測定方法及び装置、露光装置、並びに、デバイス製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003162142A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Bridgestone Corp | トナー供給ローラおよび現像装置 |
JP2004317882A (ja) * | 2003-04-17 | 2004-11-11 | Canon Chemicals Inc | トナー供給ローラ |
JP2006285153A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Canon Chemicals Inc | トナー供給ローラおよび画像形成装置 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072137A patent/JP2008233475A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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