JP2008230644A - 箱形コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】高度の塵埃侵入防止機能を備えていながら全体の梱包コストが少なくて済む、塵埃による汚損を嫌う光学フイルム等の積荷を搬送するのに好適な箱形コンテナ提供する。
【解決手段】パレット1と、パレット1の上面に組み付けられる箱状の保護ケース2とを備えている。保護ケース2はプラスチックダンボールを素材にして形成してあり、前後壁体11・12と、左右壁体13・14と、上壁体15とを一体に備えている。各壁体11〜15の隣接縁は折り曲げ可能な折線Tを介して連続している。組立状態においてのみ互いに隣接しあう壁体11〜14の隣接隙間を封止壁22で封止して、高度の塵埃侵入防止機能を発揮できるようにし、輸送時における塵埃の侵入を確実に阻止する。
【選択図】図1
【解決手段】パレット1と、パレット1の上面に組み付けられる箱状の保護ケース2とを備えている。保護ケース2はプラスチックダンボールを素材にして形成してあり、前後壁体11・12と、左右壁体13・14と、上壁体15とを一体に備えている。各壁体11〜15の隣接縁は折り曲げ可能な折線Tを介して連続している。組立状態においてのみ互いに隣接しあう壁体11〜14の隣接隙間を封止壁22で封止して、高度の塵埃侵入防止機能を発揮できるようにし、輸送時における塵埃の侵入を確実に阻止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、パレットと、パレット上の積荷の周囲および上面を囲む保護ケースとを備えている箱形コンテナ、なかでも搬送時の塵埃による汚損を防止できる密閉構造の箱形コンテナに関する。
この種の箱形コンテナは、例えば特許文献1に見ることができる。そこでは、パレットと、パレットの対向辺部に起立固定される一対の左右パネルと、両側壁パネルに上方から差し込み連結される前後パネルと、これらパネルの上面開口に被せ付けられる蓋構造の上パネルとで箱形コンテナを構成している。各パネルはアルミニウム条材で構成されるパネル枠と、パネル枠に固定されるプラスチック製のパネルとで構成してある。上パネルは、箱上面を塞ぐ天井壁と、前後左右のパネルの上部外面に被さる四周壁とで蓋状に構成してあり、対向する一対の周壁を面ファスナーで左右パネルに分離不能に固定した状態で搬送に供される。
上記の箱形コンテナは、前後パネルを左右パネルの前後縁に設けた連結枠部分に上方から差し込み連結し、さらに蓋構造の上パネルを前後左右のパネルの上面に被せ付けて、各パネルの隣接接合部分の隙間から塵埃が入り込むのを阻止し、積荷が搬送時に塵埃などによって汚損されるのを防止している。この箱形コンテナは、例えば液晶セル基板やプラズマディスプレイ基板などに貼り付けられる偏光フイルムや反射防止フイルムなどの特殊機能を備えた光学フイルムの搬送に適用される。なお、コンテナ全体を回収する際には、パレットと、パレット上に載置した上パネルとの間の空間に、各パネルを分解し積層収納した省スペース状態で搬送できる。
上記の箱形コンテナに比べて梱包構造を簡素化でき、しかも塵埃の侵入を防止できる箱形コンテナが提案されている(特許文献2)。そこでは、パレットと、下面が開口する角箱状の保護ケースとで箱形コンテナを構成している。保護ケースはダンボールで形成してあり、その開口周縁には複数の突片が設けてある。これらの突片をパレットのスペーサーブロックにジョイント体で連結固定することにより、保護ケースをパレットと一体化している。因みにこの箱形コンテナは、人力での搬送が困難な数十キロ前後の装置類を搬送するために使用される。
特許文献2の保護ケースは、4個のケース周囲壁の上縁に、通常のダンボール箱の底フラップと同様の観音開き構造のフラップを備えており、4個のフラップをそれぞれケース内方へ折り曲げることでケース上面を塞ぐ構造になっている。そのため、塵埃の侵入を防ぐには4個のフラップの隣接隙間を粘着テープなどで封止する必要がある。また、開梱時には、保護ケースの突片とパレットを分離して、保護ケースの全体を積荷から上方へ抜き取る必要があり、積荷の取り出しに手間が掛かる。ダンボール製の保護ケースは、再利用できなくはないが耐久性に問題があるうえ、扁平に折り畳んだとしても、折り畳まれた保護ケースの面積がパレットの上面面積より大きく嵩張るのを避けられない。
本発明の目的は、高度の塵埃侵入防止機能を備えており、さらに全体の梱包コストが少なくて済む箱形コンテナを提供することにある。本発明の目的は、光学フイルムなどの、塵埃等による汚損を嫌う積荷を搬送するのに好適な箱形コンテナを提供することにある。
本発明の箱形コンテナは、パレット1と、パレット1の上面に組み付けられる箱状の保護ケース2とを備えている。保護ケース2は前後壁体11・12と、左右壁体13・14と、上壁体15とを一体に備えている。各壁体11〜15は折線Tを介して連続している。以て、組立状態においてのみ互いに隣接しあう壁体11・12・13・15のいずれか一方の周縁に、他方の壁体の周縁との間の隙間を封止する封止壁22が形成してあることを特徴とする。
組立状態において保護ケース2の周囲壁を構成する壁体11〜14の下部に連結脚片17・18を一体に設け、連結脚片17・18をパレット1に設けた連結溝8a〜8cに差し込み係合し、保護ケース2をパレット1と一体化する。封止壁22と前記他方の壁体の周縁とに、互いに係合して封止壁22を止め付ける連結舌片23と、連結舌片23を差し込み係合するための連結穴24とを形成する。
展開状態において縦横に連続する各壁体12〜15の外端に位置し、かつ、組立状態において最後に折り曲げられて保護ケース2の周囲壁を構成する壁体11を備えている。前記壁体11が保護ケース2の出入口25を開閉する蓋壁を兼ねるようにする。
蓋壁を兼ねる壁体11の連結脚片18に、シール材を兼ねる弾性係合体19を固定する。弾性係合体19を連結溝8cに差し込み係合して、前記壁体11を閉じ姿勢に位置保持できるようにする。
図6に示すように、組立状態において保護ケース2の周囲壁を構成する壁体12〜14に連続して、保護ケース2の底壁を構成する底壁体31を一体に形成する。
保護ケース2は、プラスチックダンボールを形成素材にして構成する。
本発明においては、パレット1と、パレット1の上面に組み付けられる箱状の保護ケース2とで箱形コンテナを構成し、保護ケース2を、前後壁体11・12と、左右壁体13・14と、上壁体15などの連続壁体で構成し、さらに、組立状態においてのみ互いに隣接しあう壁体11・12・13・15の隣接隙間を、例えば前壁体11と上壁体15と一体に形成した封止壁22で外面から覆って閉止できるようにした。
上記のように、保護ケース2を箱状に組み立た状態において形成される隣接隙間を、封止壁22で外面から覆って閉止すると、輸送途中に塵埃が保護ケース2の内部に侵入する確実に防止して、従来のこの種の箱形コンテナに比べて塵埃侵入防止機能を高度化できる。このように、高度の塵埃侵入防止機能を備えた箱形コンテナは、特殊機能を備えた光学フイルムなどの、塵埃等による汚損を嫌う繊細な積荷を搬送するのに好適である。保護ケース2は、例えばプラスチックダンボールなどのシート材を素材にして比較的簡単に形成できるので、保護ケースの壁パネルを、アルミニウム条材製のパネル枠とプラスチック製のパネルとで構成する従来のコンテナ構造に比べて、保護ケース2の製造に要するコストを大幅に削減し、箱形コンテナによる全体の梱包コストを節約できる。
組立状態において保護ケース2の周囲壁を構成する壁体11〜14の下部に連結脚片17・18を一体に設け、連結脚片17・18をパレット1に設けた連結溝8a・8b・8cに差し込み係合し、さらに、連結舌片23と連結穴24とを係合して封止壁22を保形すると、金具などを一切使用する必要もなく保護ケース2をパレット1と一体化し、さらに箱形状を維持できるので、保護ケース2の構成部品数を最小限化して、その製造コストをさらに削減できる。
出入口25の蓋体を兼ねる壁体11の連結脚片18にシール材を兼ねる弾性係合体19を固定し、この弾性係合体19を連結溝8cに差し込み係合して、前記壁体11を閉じ姿勢に位置保持できるようにすると、壁体11とパレット1との接合面との間から塵埃等がケース内へ侵入するのを確実に防止して、保護ケース2内の空間をクリーンな状態に維持して箱形コンテナを輸送できる。弾性係合体19を連結溝8cから取り外して壁体11を揺動するだけで出入口25を開放できるので、搬送先における積荷の取り出しを簡便に行える。
組立状態において保護ケース2の周囲壁を構成する壁体12〜14に連続して、保護ケース2の底壁を構成する底壁体31を一体に形成すると、保護ケース2の密閉度を高めて防塵機能をさらに強化でき、塵埃等による汚損を嫌う繊細な積荷を搬送するのに好適な箱形コンテナが得られる。
プラスチックダンボールを形成素材にして構成した保護ケース2によれば、保護ケース2の製造に要するコストを削減できるうえ、軽量化をも同時に実現して、その取り扱いを容易化できる。また、ダンボールで保護ケースを形成する場合に比べて保護ケース2の耐久性を向上して、高度の塵埃侵入防止機能を備えた箱形コンテナの信頼性を向上でき、しかも保護ケース2を繰り返し搬送に供することによって、塵埃等による汚損を嫌う積荷の輸送コストを削減できる。
(実施例) 図1ないし図5は本発明に係る箱形コンテナの実施例を示す。図1および図2において箱形コンテナは、パレット1と、パレット1の上面に組み付けられる箱状の保護ケース2とで構成する。パレット1は、それぞれ正方形状に形成される上面のデッキ板4と下面のベース板5と、両板4・5を繋ぐスペーサーブロック6とを一体に備えたプラスチック成形品からなる。スペーサーブロック6は、パレット1の四隅部分と、各周側面の中央部分などに設けてあり、各周側面において隣接するスペーサーブロック6・6の間に、フォークリフトのフォークを差し込むためのフォーク挿入空間7が形成してある。
パレット1のデッキ板4には、後述する保護ケース2の連結脚片17を差し込み係合するための連結溝8a・8b・8cを凹み形成する。具体的には、デッキ板4の左右の後隅に、前後寸法と左右寸法とが同じ鈎形の連結溝8aを形成し、デッキ板4の左右辺部の前端寄りおよび前後中央と、後辺部の左右中央のそれぞれに一文字状の連結溝8bを形成し、デッキ板4の前辺部に沿って、前部左右の連結溝8bを繋ぐ連結溝8cが形成してある。前二者の連結溝8a・8bの凹み深さは、パレット1の上下厚み寸法の概ね半分程度とするが、残る連結溝8cの凹み深さは浅く設定してある。これは、蓋体を兼ねる前壁体11を開閉することに由来するが、その詳細は後述する。
保護ケース2はプラスチックダンボールを素材にして形成されており、前後壁体11・12と、左右壁体13・14と、上壁体15とを一体に備えている。各壁体11〜15の隣接縁には折線Tが形成してある。保護ケース2の展開形状の一例を図3に示す。そこでは、左右壁体13・14と、両壁体13・14の間に配置される後壁体12とを、折線Tを介して横方向に連続形成し、後壁体12の上縁に隣接して上壁体15と前壁体11を、折線Tを介して縦方向に連続形成した。図3に示すように折線Tは、プラスチックダンボールをV字溝状に熱変形させて形成してある。
上記の各壁体11〜15のうち、組立状態において保護ケース2の周囲壁を構成する4個の壁体、具体的には前後壁11・12と、左右壁13、14の下部には、それぞれ連結脚片17・18が一体に形成してある。左右および後の各壁体12・13・14においては、四角形の連結片17を壁体下縁の両端と中央部の3個所に設け、前壁体11においてはその下縁にそって左右横長の連結片18を設ける。前壁体11と連結片18とは折線Tを介して連続しており、連結片18の外面には、シール材を兼ねる弾性係合体19が接着固定してある。弾性係合体19は、弾性変形可能な発泡プラスチック体、例えば発泡ポリエチレンやウレタンなどで形成する。
組立状態においてのみ互いに隣接しあう壁体、具体的には前壁体11および上壁体15と、左右の壁体13・14との周縁には、封止壁22および連結舌片23と、連結舌片23を差し込み係合するための連結穴24とが形成してある。この実施例では、前壁体11および上壁体15の左右側縁に沿って封止壁22を形成し、封止壁22の上下端寄りおよび前後端寄りに2個の連結舌片23を一体に形成した。また、左右の壁体13・14の前縁上下および上縁前後のそれぞれに、先の連結舌片23が差し込み係合される四角形の連結穴24を形成した。各封止壁22と、前壁体11および上壁体15とは、それぞれ折線Tを介して連続している。
以上のように構成した箱形コンテナは、パレット1の上面に積荷を載置したのち、箱状に組んだ保護ケース2をパレット1に装着固定して搬送に供する。詳しくは、図2に示すように、左右壁体13・14と後壁体12とを折線Tに沿ってコ字状に折り曲げ、各壁体12〜14に設けた連結脚片17をパレット1の連結溝8a・8bに差し込み係合して、各壁体12〜14を起立させる。この仮組み状態で、上壁体15の封止壁22を折り曲げて左右壁体13・14の上縁外面に被せけ、前後の連結舌片23を連結穴24に差し込み係合して、上壁体15を左右壁体13・14に固定する(図4参照)。
同様にして、前壁体11をケース前面側へ折り曲げ、さらに連結脚片18を内折りにして弾性係合片19をパレット1の連結溝8cに嵌め込むことにより、前壁体11が開くのを規制して保護ケース2の出入口25を閉止する。引き続き、図5に示すように両側の封止壁22を左右壁体13・14の前縁外面に被せ付け、上下の連結舌片23を連結穴24に差し込み係合して、前壁体11を左右壁体13・14に固定する。最後に、図4に想像線で示すように、パレット1の前後側面の左右に固定したベルト27を面ファスナー28で上壁体15に固定して、保護ケース2をパレット1に分離不能に固定する。連結溝8cに嵌め込まれた弾性係合片19は、連結脚片18とデッキ板4との接合隙間を塞いで、塵埃等の侵入を阻止する。なお、保護ケース2の組み付け手順は、上記の手順である必要はなく、上記手順を適宜前後させながら組むことができる。
以上のように構成した箱形コンテナによれば、保護ケース2を箱状に組んでパレット1上に固定した状態において、各壁体11〜15の隣接隙間を封止壁22で外面から覆って閉止でき、また、蓋壁を兼ねる前壁体11とパレット1との接合隙間を弾性係合体19で封止できるので、搬送時に塵埃が保護ケース2の内部に侵入する確実に防止して、従来のこの種の箱形コンテナに比べて塵埃侵入防止機能を高度化できる。保護ケース2をプラスチックダンボールで形成するので、保護ケースの壁パネルを、アルミニウム条材製のパネル枠とプラスチック製のパネルとで構成する従来のコンテナ構造に比べて、保護ケース2の製造に要するコストを大幅に削減して、梱包コストを節約できる。さらに、保護ケース2を軽量化して、その取り扱いを容易化できる利点もある。以上のように、高度の塵埃侵入防止機能を備えた箱形コンテナは、特殊機能を備えた光学フイルムなどの、塵埃等による汚損を嫌う繊細な積荷を搬送するのに好適である。
搬送先においては、ベルト27を取り外したのち、前壁体11の左右の連結舌片23を連結穴24から分離し、さらに連結脚片18を操作して弾性係合体19を連結溝8cから取り外すことにより前壁体11の拘束を解除する。この状態で、折線Tを中心にして前壁体11を上向きに揺動開放し、さらに図1に想像線で示すように上壁体15の上面側へ折り曲げて反転することにより、保護ケース2の前面の出入口25を開放できる。この状態で、積荷を保護ケース2の外面へ取り出すことができる。必要があれば、保護ケース2の全体をパレット1から完全に取り外した状態で積荷を取り出してもよい。
パレット1と保護ケース2は、いずれも繰り返して搬送に供する。パレット1および保護ケース2を搬送元へ回収する場合には、保護ケース2を一旦展開状態にしたのち、後壁体12の内面に左右壁体13・14と上壁体15を記載順に折り込み、さらに前壁体11を上壁体15の外面に反転状に折り込んで、保護ケース2の全体を扁平に折り畳む。折り畳んだ状態のケース体の複数個をひとまとめにして、パレット1と共に回収搬送する。
上記の実施例では、前壁体11を上向きに開放揺動して出入口25を開放するようにしたが、その必要はない。例えば、前壁体11を左右壁体12・13のいずれか一方に隣接して連続形成し、前壁体11を横向きに開放揺動することにより出入口25を開放することができる。要は、展開状態において縦または横に連続する各壁体12〜15の外端に位置し、かつ、組立状態において最後に折り曲げられて保護ケース2の周囲壁を構成する壁体で出入口25を開閉すればよい。その場合には、前壁体11および上壁体15と、左右の壁体13・14との周縁の必要個所に封止壁22を設けるとよい。
図6は保護ケース2別の実施例を示す。そこでは、上記の実施例における後壁体12の下縁に連続して底壁体31を一体に形成した。底壁体31の左右側縁には内封止壁32を設け、その前後に2個の連結舌片33を設けた。左右壁体13・14の下縁前後には先の連結舌片33を差し込み係合するための四角形状の連結穴34を形成した。底壁体31および内封止壁32は、それぞれ左右壁体13・14の内面側へ折り込んで、各連結舌片33を連結穴34に内面側から差し込み係合することにより、底壁体31を左右壁体13・14に固定する。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。なお、底壁体31は、左右壁体13・14のいずれか一方に連続して形成することができる。
上記の実施例以外に、封止壁22を左右壁体13・14の側に形成して、これらを前壁体11および上壁体15に連結舌片23と連結穴24を介して係合固定することができる。保護ケース2は、ダンボールや、プラスチック板材で形成することができる。後者の場合には、各壁体11〜15および封止壁22の隣接縁どうしを、幅方向中央部分に折目Tがくせ付けされたポリプロピレン製の帯状シートで連結して、各壁体11〜15および封止壁22の隣接隙間を塞ぎながら折り畳み可能とすることができる。
1 パレット
2 保護ケース
11 前壁体
12 後壁体
13 左壁体
14 右壁体
15 上壁体
22 封止壁
T 折線
2 保護ケース
11 前壁体
12 後壁体
13 左壁体
14 右壁体
15 上壁体
22 封止壁
T 折線
Claims (6)
- パレットと、前記パレットの上面に組み付けられる箱状の保護ケースとを備えており、
前記保護ケースは前後壁体と、左右壁体と、上壁体とを一体に備えていて、前記各壁体は折線を介して連続しており、
組立状態においてのみ互いに隣接しあう前記壁体のいずれか一方の周縁に、前記他方の壁体の周縁との間の隙間を封止する封止壁が形成してある箱形コンテナ。 - 組立状態において前記保護ケースの周囲壁を構成する前記壁体の下部に連結脚片が一体に設けられており、
前記連結脚片が前記パレットに設けた連結溝に差し込み係合されて、前記保護ケースがパレットと一体化されており、
前記封止壁と前記他方の壁体の周縁とに、互いに係合して前記封止壁を止め付ける連結舌片と、連結舌片を差し込み係合するための連結穴とが形成してある請求項1記載の箱形コンテナ。 - 展開状態において縦横に連続する前記各壁体の外端に位置し、かつ、組立状態において最後に折り曲げられて前記保護ケースの周囲壁を構成する壁体を備えており、
前記壁体が、前記保護ケースの出入口を開閉する蓋壁を兼ねている請求項1または2記載の箱形コンテナ。 - 蓋壁を兼ねる前記壁体の連結脚片に、シール材を兼ねる弾性係合体が固定されており、
前記弾性係合体を前記連結溝に差し込み係合して、前記壁体を閉じ姿勢に位置保持できる請求項3記載の箱形コンテナ。 - 組立状態において前記保護ケースの周囲壁を構成する前記壁体に連続して、前記保護ケースの底壁を構成する底壁体が一体に形成してある請求項3または4記載の箱形コンテナ。
- 前記保護ケースが、プラスチックダンボールを形成素材にして構成してある請求項1〜5のいずれかに記載の記載の箱形コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007070445A JP2008230644A (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 箱形コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007070445A JP2008230644A (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 箱形コンテナ |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200458201Y1 (ko) | 2009-09-11 | 2012-01-30 | 주식회사 이화엔지니어링 | 포장용기의 전자태그 고정구조 |
CN110683209A (zh) * | 2018-11-26 | 2020-01-14 | 住华科技股份有限公司 | 包装结构及包装其的包装箱结构 |
-
2007
- 2007-03-19 JP JP2007070445A patent/JP2008230644A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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