JP2008230455A - ワイパ装置 - Google Patents

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JP2008230455A JP2007074257A JP2007074257A JP2008230455A JP 2008230455 A JP2008230455 A JP 2008230455A JP 2007074257 A JP2007074257 A JP 2007074257A JP 2007074257 A JP2007074257 A JP 2007074257A JP 2008230455 A JP2008230455 A JP 2008230455A
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Masakazu Kamei
正和 亀井
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Abstract

【課題】ワイパアーム反転時の振動の減衰効果を高める。
【解決手段】ブラケット37,パネル材38にはステー50,55をそれぞれ設けてある。円柱状のマウントラバー51には係合溝52,53,54が形成してある。ブラケット37側のステー50の孔50aには切欠50bを通してマウントラバー51の係合溝53,54を嵌合させてある。パネル材38側のステー55の孔55aには切欠55bを通してマウントラバー51の係合溝52を嵌合させてある。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のウィンドガラスに付着した水滴を払拭するワイパ装置に関し、特に、フレームの中央部をベースに支持する支持手段を備えたワイパ装置に関する。
自動車には、ウィンドガラスに付着した水滴を払拭するためのワイパ装置が設けてある。このワイパ装置はフレームの両端にピボットホルダを備え、そのピボット軸はリンク機構を介してワイパモータに連結してある。ワイパ装置には、フレームの両端と中央部を車体に支持する3点支持方式が一般に採用されているが、フレーム中央部の支持箇所には工具が届きにくい場合がある。そこで、フレームの中央部に設けたワイパモータ取付用のブラケットにピンを突設し、中空円筒形のブッシュの中空部にピンを挿通させ、さらにブッシュを車体に設けられた孔に係合することでワイパモータを組付け保持する構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000―135971号公報
しかし、上記ブッシュの構造ではピンの軸方向の振動に対する防振性能に比べて、ピンの半径方向の振動に対する防振性能が劣るため、ワイパアームの反転時の振動があまり減衰されずに車体に伝達し、ワイパアームの反転音を増大させる原因となる。
本発明の目的は、ワイパアーム反転時の振動の減衰効果を高めることにある。
本発明のワイパ装置は、フレームと、該フレームに設けられたピボットホルダと、上記フレームに搭載されたワイパモータと、該ワイパモータと動力伝達可能に連結して上記ピボットホルダのピボット軸を揺動させるためのリンク機構と、上記フレームをベースに締結固定するための取付部と、上記フレームをベースに弾性的に支持する支持手段とを備えたワイパ装置であって、上記支持手段は、複数の係合溝を有する円柱状のマウントラバーと、上記ワイパ装置とベースのそれぞれに設けられたステーと、上記マウントラバーの係合溝と係合すべくこれらステーの先端部に設けた係合部とで構成してあることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記係合部は、マウントラバーの係合溝に嵌合可能な孔と、該孔に連なる切欠とで構成してあることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記ワイパ装置とベースのいずれか一方に上記ステーを2本設けるとともに、他方に上記ステーを1本設け、一方側のステーの間に他方側のステーを配置したことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記ステーは、上記ワイパ装置の中央部に取り付けられたワイパモータ取付用のブラケットに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ワイパアームの反転時の振動がマウントラバーの軸方向に伝達するため、振動の減衰量が大きくなり、ワイパアームの反転音の抑制に役立つ。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるワイパ装置が設けられた車両の概略を示す説明図である。
車両11には、ウインドシールドガラスとしてのフロントガラス12が設けられており、また、このフロントガラス12を払拭するために車両11には運転席側つまりDR側のワイパブレード13aと助手席側つまりAS側のワイパブレード13bとが設けられている。DR側のワイパブレード13aは運転席側つまりDR側のワイパアーム14aの先端に取り付けられ、AS側のワイパブレード13bは助手席側つまりAS側のワイパアーム14bの先端に取り付けられており、それぞれのワイパブレード13a,13bは、ワイパアーム14a,14bに内装された図示しないばね部材等によりフロントガラス12に弾圧的に接触するようになっている。そして、各ワイパブレード13a,13bはフロントガラス12上の上反転位置とフロントガラス12の下端に位置する下反転位置との間の払拭範囲12a,12bを同一方向に向けて揺動運動して払拭動作を行うようになっている。すなわち、これらのワイパブレード13a,13bの払拭パターンはタンデム式となっている。
車両11には、各ワイパアーム14a,14bを駆動して払拭動作を行わせるワイパ装置15が設けられている。
図2は図1に示すワイパ装置15の詳細を示す斜視図である。
このワイパ装置15にはDR側のワイパアーム14aが固定される運転席側つまりDR側のピボット軸16aとAS側のワイパアーム14bが固定される助手席側つまりAS側のピボット軸16bが設けられており、DR側のピボット軸16aは運転席側つまりDR側のピボットホルダ17aに揺動自在に支持され、AS側のピボット軸16bは助手席側つまりAS側のピボットホルダ17bに揺動自在に支持されている。
DR側のピボットホルダ17aにはクランク状に曲がる脚部18が一体に形成されており、この脚部18にはゴム製のブッシュ19が装着された固定部20aと、同様にゴム製のブッシュ19が装着された補助固定部21とが設けられている。そして、DR側のピボットホルダ17aは、これらのブッシュ19に挿通されるボルト22により、固定部20aと補助固定部21において車両11の側部におけるベースとしてのパネル材23に固定されている。なお、補助固定部21は設けられていなくてもよい。また、AS側のピボットホルダ17bにはブッシュ19が装着される固定部20bが設けられており、AS側のピボットホルダ17bは、このブッシュ19に挿通されるボルト22により固定部20bにおいてDR側のピボットホルダ17aより内側に位置してベースとしての車両11のパネル材24に固定されている。なお、固定部20a,20bと補助固定部21は特許請求の範囲における取付部に相当する。
ワイパ装置15には、各ピボット軸16a,16bを駆動して揺動させるためにワイパモータ25が設けられている。このワイパモータ25は電動モータ26と減速機27とを有しており、電動モータ26はカプラ28に接続される図示しないワイパ制御装置から供給される電流により作動するようになっている。電動モータ26の出力は減速機27に入力されるようになっており、減速機27により所定の回転数にまで減速されて出力されるようになっている。減速機27の出力軸27aにはクランクアーム31が固定されており、駆動コンロッド32の一端が、クランクアーム31に取り付けられたボールジョイントに回転自在に結合されている。一方、DR側のピボット軸16aには駆動レバー33aが固定され、AS側のピボット軸16bには駆動レバー33bが固定されており、それぞれの駆動レバー33a,33bは連結ロッド34により互いに連結されている。また、駆動コンロッド32の他端が駆動レバー33bに取り付けられたボールジョイントに回転自在に結合されており、電動モータ26が作動してクランクアーム31が回転すると、駆動コンロッド32が往復運動して各駆動レバー33a,33bが同一方向に揺動されるようになっている。このように、各ピボット軸16a,16bは電動モータ26により駆動される。
このワイパ装置15は、DR側のピボットホルダ17aとAS側のピボットホルダ17bおよびワイパモータ25とがフレーム35により結合された所謂フレーム一体式となっている。
フレーム35は断面円環状のパイプにより形成されており、その両端部には内径が一段大きな嵌合部35a,35bが形成されている。一方、DR側のピボットホルダ17aには断面円形に形成された結合ボス36aが一体的に設けられ、AS側のピボットホルダ17bには断面円形に形成された結合ボス36bが一体的に設けられている。そして、DR側のピボットホルダ17aは、その結合ボス36aにフレーム35の一方の嵌合部35aがかしめにより固定されることによりフレーム35に固定され、AS側のピボットホルダ17bは、その結合ボス36bにフレーム35の他方の嵌合部35bがかしめにより固定されることによりフレーム35に固定されている。これにより、一対のピボットホルダ17a,17bはフレーム35により互いに連結されている。
フレーム35の中央部にはブラケット37が固定してあり、このブラケット37にワイパモータ25を取り付けてある。ブラケット37には、フレーム35の中央部を車体に支持するためのステー50が一対設けてある。これらステー50,50はブラケット37のフレーム固定部と反対側に配置してある。
次に、本発明の要部であるフレームの支持手段について説明する。
図3はフレームと車体の間に介装したマウントラバーの断面図、図4は図3の分解斜視図である。
マウントラバー51は両端が小径の円柱に形成してあり、その大径部51aの中央には係合溝52を形成してある。また、両端の小径部51bには係合溝53,54を大径部51aに隣接させて形成してある。一方、ベースとしての車両11のパネル材38にはステー55が設けてあり、その先端には係合部としての孔55aと切欠55bを設けてある。ブラケット37側のステー50,50にもパネル材38のステー55と同様の孔50aと切欠50bを設けてある。
ワイパ装置15の組み付けに際しては、予め、ブラケット37側のステー50,50の孔50a,50aに切欠50b,50bを通してマウントラバー51の係合溝53,54を嵌合させることによって、マウントラバー51をワイパ装置15にサブアッセンブリしておく。そして、車体側のステー55の孔55aに切欠55bを通してマウントラバー51の係合溝52を嵌合させた後、固定部20a,20bと補助固定部21をボルト22で車体に締結固定する。
このような構造によれば、ワイパアーム14a,14bの反転時の振動がマウントラバー51の軸方向に伝達するため、振動の減衰量が大きくなり、ワイパアーム14a,14bの反転音の抑制に役立つ。つまり、体積の大きなマウントラバー51を使用しなくても、十分な振動減衰が可能になり、マウントラバー51の設置スペースが少なくて済む。
本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、ブラケット37側のステー50の数は2つで、車体側のステー55の数は1つであるが、その配置は逆であってもよい。また、ブラケット37側のステー50と車体側のステー55をマウントラバー51組付け状態で略平行に配置してあるが、これらステー50,ステー55はマウントラバー51組付け状態でマウントラバー51を中心に角度を持って交差するように配置してもよい。また、上記実施例に於いてはブラケット37にステー50が設けられているが、これに限らず例えばワイパモータ25に直接ステー50が設けられていても構わない。即ち、車体とワイパ装置を組付けるためのものであるため、ステー50の配置はブラケット37に限らないことはいうまでもない。
本発明の一実施の形態であるワイパ装置が設けられた車両の概略を示す説明図である。 図1に示すワイパ装置の詳細を示す斜視図である。 フレームと車体の間に介装したマウントラバーの断面図である。 図3の分解斜視図である。
符号の説明
11 車両
12 フロントガラス
12a 払拭範囲
12b 払拭範囲
13a ワイパブレード
13b ワイパブレード
14a ワイパアーム
14b ワイパアーム
15 ワイパ装置
16a ピボット軸
16b ピボット軸
17a ピボットホルダ
17b ピボットホルダ
18 脚部
19 ブッシュ
20a 固定部
20b 固定部
21 補助固定部
22 ボルト
23 パネル材
24 パネル材
25 ワイパモータ
26 電動モータ
27 減速機
27a 出力軸
28 カプラ
31 クランクアーム
32 駆動コンロッド
33a 駆動レバー
33b 駆動レバー
34 連結ロッド
35 フレーム
35a 嵌合部
35b 嵌合部
36a 結合ボス
36b 結合ボス
37 ブラケット
38 パネル材
50 ステー
50a 孔
50b 切欠
51 マウントラバー
51a 大径部
51b 小径部
52 係合溝
53 係合溝
55 ステー
55a 孔
55b 切欠

Claims (4)

  1. フレームと、該フレームに設けられたピボットホルダと、上記フレームに搭載されたワイパモータと、該ワイパモータと動力伝達可能に連結して上記ピボットホルダのピボット軸を揺動させるためのリンク機構と、上記フレームをベースに締結固定するための取付部と、上記フレームをベースに弾性的に支持する支持手段とを備えたワイパ装置であって、上記支持手段は、複数の係合溝を有する円柱状のマウントラバーと、上記ワイパ装置とベースのそれぞれに設けられたステーと、上記マウントラバーの係合溝と係合すべくこれらステーの先端部に設けた係合部とで構成してあることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、上記係合部は、マウントラバーの係合溝に嵌合可能な孔と、該孔に連なる切欠とで構成してあることを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項2記載のワイパ装置において、上記ワイパ装置とベースのいずれか一方に上記ステーを2本設けるとともに、他方にステーを1本設け、一方側のステーの間に他方側のステーを配置したことを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のワイパ装置において、上記ステーは、上記ワイパ装置の中央部に取り付けられたワイパモータ取付用のブラケットに設けられていることを特徴とするワイパ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151885A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Mitsuba Corp ワイパ装置

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