JP2008229404A - ヘッド位置補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド位置補正にかかる時間が長期化してしまうことを避けやすくする。
【解決手段】液状体を液滴として吐出するヘッドが搭載される吐出装置のヘッド位置補正方法であって、前記ヘッドの前記吐出装置に対する高さ方向の位置である高さ位置を予備検出する高さ位置予備検出ステップと、前記高さ位置の予備検出結果に基づいて、前記ヘッドに設けられている基準マークを前記高さ方向に沿った向きで画像認識する画像認識ステップと、前記基準マークを画像認識した結果に基づいて、前記ヘッドの前記吐出装置に対する平面視での位置である平面位置を補正する平面位置補正ステップと、前記平面位置補正ステップの後に、前記高さ位置を検出する高さ位置検出ステップと、を有し、前記高さ位置の検出結果に基づいて、前記ヘッドの前記高さ位置を補正する。
【選択図】図6

Description

本発明は、液状体を液滴として吐出するヘッドが搭載される液滴吐出装置のヘッドの位置を補正するヘッド位置補正方法に関する。
従来、ノズル面を平面視したときのヘッド位置を補正(以下、アライメント補正と呼ぶ)してから、ヘッドの高さ位置を補正する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、アライメント補正の方法としては、従来、複数のヘッドが配設されたヘッドユニットに設けられた一対の基準ピンをヘッド認識カメラで画像認識した結果に基づいて、ヘッドユニットの位置を補正する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−31144号公報(第11〜12頁、図11) 特開2006−159117号公報(第17〜19頁、図5)
上記の特許文献1には、ヘッド認識カメラでヘッド位置を認識した結果に基づいて、アライメント補正を実施し、レーザ距離センサでヘッドのノズル面の高さ位置を測定した結果に基づいて、ヘッドの高さ位置を補正することが記載されている。しかしながら、この特許文献1では、ヘッド認識カメラでヘッド位置を認識する具体的な方法については開示されていない。
そこで、上記の特許文献2に記載されたアライメント補正の方法を採用することが考えられる。この方法では、ヘッド認識カメラで一対の基準ピンを画像認識した結果に基づいてアライメント補正を実施してから、レーザ距離センサでヘッドのノズル面の高さ位置を測定する。そして、ノズル面の高さ位置を測定した結果に基づいて、ヘッドの高さ位置を補正する。
このとき、アライメント補正においては、ヘッド認識カメラの光学倍率を高くするほど、基準ピンの位置を高い精度で把握することができる。その一方で、光学倍率を高くするほど、ヘッド認識カメラの被写界深度や視野が狭くなる。つまり、アライメント補正に高い精度を求めると、ヘッド認識カメラで基準ピンを捉えることが困難となる。
さらに、上記の方法では、ヘッド認識カメラで基準ピンを捉えるときに、ヘッドの高さ位置が未知であるため、ヘッド認識カメラの焦点が基準ピンに合う距離も未知である。従って、ヘッド認識カメラで基準ピンを捉えることが一層困難となる。つまり、この方法では、ヘッド認識カメラで基準ピンを捉えるのにかかる時間が長期化しやすくなるため、ヘッド位置補正にかかる時間が長期化しやすくなるという未解決の課題がある。
本発明は、この未解決の課題に着目してなされたものであり、ヘッド位置補正にかかる時間が長期化してしまうことを避けやすくすることができるヘッド位置補正方法を提供することを目的とする。
第1のヘッド位置補正方法は、液状体を液滴として吐出するヘッドが搭載される吐出装置のヘッド位置補正方法であって、前記ヘッドの前記吐出装置に対する高さ方向の位置である高さ位置を予備検出する高さ位置予備検出ステップと、前記高さ位置の予備検出結果に基づいて、前記ヘッドに設けられている基準マークを前記高さ方向に沿った向きで画像認識する画像認識ステップと、前記基準マークを画像認識した結果に基づいて、前記ヘッドの前記吐出装置に対する平面視での位置である平面位置を補正する平面位置補正ステップと、前記平面位置補正ステップの後に、前記高さ位置を検出する高さ位置検出ステップと、を有し、前記高さ位置の検出結果に基づいて、前記ヘッドの前記高さ位置を補正することを特徴とする。
第1のヘッド位置補正方法では、まず、吐出装置に対するヘッドの高さ位置を予備検出してから、この予備検出結果に基づいて、ヘッドに設けられている基準マークを画像認識し、この画像認識結果に基づいて、ヘッドの平面位置を補正するようになっている。次いで、ヘッドの高さ位置を検出し、この検出結果に基づいて、ヘッドの高さ位置を補正するようになっている。
これにより、予備検出結果でヘッドの高さ位置を把握してから、基準マークを画像認識することができる。従って、基準マークを画像認識するのにかかる時間が長期化してしまうことを避けやすくすることができ、その結果、ヘッド位置補正にかかる時間が長期化してしまうことを避けやすくすることができる。
第2のヘッド位置補正方法は、第1のヘッド位置補正方法において、前記ヘッドは、前記液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを保持するヘッドプレートとを備え、前記ヘッドプレートには、前記ヘッドユニットが、前記ノズル面を前記ヘッドプレートの一の面から突出させた状態で保持されているとともに、前記基準マークが前記一の面に設けられており、前記高さ位置予備検出ステップでは、前記ヘッドプレートの前記一の面で検出することを特徴とする。
第2のヘッド位置補正方法では、ヘッドの高さ位置を、ヘッドプレートの一の面で予備検出するようになっている。ここで、ヘッドプレートはヘッドユニットを保持するものであるため、ヘッドプレートの一の面に、高さ位置の検出に適した領域を広く設定することが容易である。従って、ヘッドの平面方向位置を補正する前であっても、高さ位置を予備検出しやすくすることが可能となる。
第3のヘッド位置補正方法は、第1のヘッド位置補正方法において、前記ヘッドは、前記液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを保持するヘッドプレートとを備え、前記ヘッドプレートには、前記ヘッドユニットが、前記ノズル面を前記ヘッドプレートの一の面から突出させた状態で保持されているとともに、前記基準マークが前記一の面に設けられており、前記高さ位置検出ステップでは、前記ノズル面で検出することを特徴とする。
第3のヘッド位置補正方法では、ヘッドの平面位置を補正した後に、ヘッドの高さ位置をノズル面で検出するようになっている。従って、ヘッドの高さ位置を、精度よく検出しやすくすることが可能となる。
第4のヘッド位置補正方法は、第3のヘッド位置補正方法において、前記高さ位置予備検出ステップでは、前記ヘッドプレートの前記一の面で検出することを特徴とする。
第4のヘッド位置補正方法では、まず、ヘッドプレートの一の面でヘッドの高さ位置を予備検出し、この予備検出の結果に基づいてヘッドの平面位置を補正する。次いで、ノズル面でヘッドの高さ位置を検出し、この高さ位置の検出結果に基づいてヘッドの高さ位置を補正する。従って、平面位置の補正にかかる時間が長期化してしまうことを避けやすくすることができるとともに、ヘッドの高さ位置を、ノズル面で検出した高さ位置の結果に基づいて、精度よく補正しやすくすることが可能となる。
第5のヘッド位置補正方法は、第3又は第4のヘッド位置補正方法において、前記高さ位置検出ステップでは、前記ノズル面の複数箇所で検出することを特徴とする。
第5のヘッド位置補正方法では、ヘッドの高さ位置を、ノズル面の複数箇所で検出するようになっている。従って、ノズル面の傾きを推定することが可能となり、ヘッドの高さ位置を、一層精度よく補正しやすくすることが可能となる。
第6のヘッド位置補正方法は、第1乃至第5のいずれか1つのヘッド位置補正方法において、前記高さ位置の予備検出及び前記高さ位置の検出を光学式センサで行うことを特徴とする。
第6のヘッド位置補正方法では、非接触でヘッドの高さ位置を検出することが可能となる。従って、ヘッドの高さ位置の予備検出及び検出の際に、ヘッドに外力が作用してしまうことを避けやすくすることが可能となる。
本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態における吐出装置1は、平面図である図1(a)及び正面図である図1(b)に示すように、ワーク搬送装置3と、ヘッド5と、キャリジ7と、キャリジ搬送装置9と、ヘッド測定装置11と、制御回路13とを備えている。
この吐出装置1は、ヘッド5とワークWとの平面視での相対位置を変化させつつ、ヘッド5から機能液を液滴として吐出して、ワークWに機能液で所望のパターンを形成するものである。なお、図中のY方向はワークWの移動方向を示し、X方向は平面視でY方向とは直交する方向を示し、Z方向は正面視でX方向とは直交する方向を示している。
このような吐出装置1は、例えば、液晶表示パネル等に用いられるカラーフィルタの製造に適用され得る。赤、緑及び青の3色のフィルタエレメントを有するカラーフィルタの場合、吐出装置1は、例えば、基板に赤、緑及び青の各着色層を形成する工程で好適に使用され得る。この場合、吐出装置1にヘッド5から各着色層に対応する各機能液を、ワークWに液滴として吐出させることによって、ワークWに赤、緑及び青のそれぞれのフィルタエレメントのパターンが描画される。
ここで、吐出装置1の各構成について、詳細を説明する。
ワーク搬送装置3は、図1(a)及び図1(b)に示すように、定盤21と、ガイドレール23a及び23bと、ワークテーブル25と、ワーク搬送モータ27とを備えている。
定盤21は、例えば石などの熱膨張係数が小さい材料から形成されており、Y方向に沿って延びるように据えられている。ガイドレール23a及び23bは、互いにX方向に間隔をあけて、Y方向に沿って延びるように定盤21上に配設されている。
ワークテーブル25は、ワークWが載置される載置面26を有している。ワークテーブル25は、載置面26が、図1(b)で見てZ方向の上方に向けられて、ガイドレール23a及び23b上に、定盤21から浮いた状態で載置されている。このワークテーブル25は、ガイドレール23a及び23bによって、定盤21上をY方向に沿って往復移動可能に構成されている。
ワーク搬送モータ27は、リニアモータが採用されており、直動方向がY方向に沿うように定盤21上に配設されているとともに、リニアモータの移動子がワークテーブル25に固定されている。このワーク搬送モータ27は、ワークテーブル25をY方向に沿って往復移動させるための動力を発生する。
上記の構成を有するワーク搬送装置3は、ワーク搬送モータ27からの動力がワークテーブル25に伝達され、ワークテーブル25をガイドレール23a及び23bに沿って、すなわちY方向に沿って往復移動させることができる。つまり、ワーク搬送装置3は、ワークテーブル25の載置面26に載置されたワークWを、Y方向に沿って往復移動させることができる。
ヘッド5は、底面図である図2(a)に示すように、ヘッドプレート31と、12個のヘッドユニット33とを備えている。12個のヘッドユニット33は、6個ずつに区分けされ、2本のヘッドユニット列35a及び35bを構成している。
各ヘッドユニット33は、ヘッドユニット33の底面を拡大した図である図2(b)に示すように、ノズル面36に複数のノズル37が形成されている。なお、この図2(b)では、ノズル37をわかりやすく示すため、ノズル37を誇張して且つ個数を減じて図示した。
複数のノズル37は、X方向に沿って所定のピッチPで配列形成されており、Y方向に間隔をあけて並ぶ2本のノズル列39を構成している。これら2本のノズル列39は、各ノズル列39のノズル37同士がP/2の距離だけX方向にずれた位置に形成されている。
また、各ヘッドユニット33には、後述する距離センサによって距離が検出されるポイントである測定ポイントM1〜M5が設定されている。これら5箇所の測定ポイントM1〜M5は、測定ポイントM1〜M4のそれぞれがノズル面36の各隅部に設定され、測定ポイントM5がノズル面36の中央部に設定されている。
上記の構成を有する各ヘッドユニット33は、ノズル列39がX方向に沿って延びるように、且つノズル面36がヘッドプレート31から突出するように、ヘッドプレート31に配設されている。ヘッドユニット列35a及び35bは、図2(a)に示すように、それぞれ6個のヘッドユニット33が、Y方向に所定間隔で且つX方向に所定量ずつずらして、ヘッドプレート31に並設された構成を有している。
また、ヘッドプレート31には、複数のヘッドユニット33をY方向に挟んで対峙するそれぞれの位置に、検出マーク41a及び41bのそれぞれが形成されている。検出マーク41a及び41bは、これらの検出マーク41a及び41b同士を結ぶ方向がY方向に沿うように形成されている。さらに、ヘッドプレート31には、後述する距離センサによって距離が検出される領域である被検出領域42が設定されている。
検出マーク41a及び41bは、ヘッド5の位置を画像認識で把握するために、後述する撮像カメラで検出される識別用のマークである。つまり、撮像カメラを介して検出マーク41a及び41bを画像認識した結果に基づいて、ヘッド5の位置が把握される。
キャリジ7は、図1(a)及び図1(b)に示すように、前述したヘッド5を支持している。ここで、ヘッド5は、図1(b)に示すように、ノズル面36をZ方向の下方に向けてキャリジ7に支持されている。また、キャリジ7には、ヘッド回動モータ45と、ヘッド昇降モータ47とが備えられている。
ヘッド回動モータ45は、図示しない回動機構を介してヘッド5を回動させるための動力を発生する。ヘッド昇降モータ47は、図示しない昇降機構を介してヘッド5を、Z方向に沿って昇降させるための動力を発生する。なお、ヘッド5は、ヘッド回動モータ45からの動力によって、図2(a)に示す回動点Kを中心に図中R方向に回動される。
キャリジ搬送装置9は、図1(a)に示すように、ガイドレール51a及び51bと、キャリジ搬送モータ53とを備えている。ガイドレール51a及び51bは、互いにY方向に間隔をあけて、X方向に沿って延びるように配設されている。前述したキャリジ7は、ガイドレール51a及び51b間に架け渡されている。
ガイドレール51a及び51bは、図1(b)に示すように、ワーク搬送装置3及びヘッド測定装置11をX方向にまたいで配設されている。これらのガイドレール51a及び51bは、キャリジ7をX方向に沿って、ワークテーブル25及び後述する測定テーブル65をまたぐ距離にわたって往復移動可能に案内する。
キャリジ搬送モータ53は、リニアモータが採用されており、図1(a)に示すように、直動方向がX方向に沿うようにガイドレール51bに配設されているとともに、リニアモータの移動子がキャリジ7に固定されている。このキャリジ搬送モータ53は、キャリジ7をX方向に沿って往復移動させるための動力を発生する。
上記の構成を有するキャリジ搬送装置9は、キャリジ搬送モータ53からの動力がキャリジ7に伝達され、キャリジ7をガイドレール51a及び51bに沿って、すなわちX方向に沿って往復移動させることができる。
なお、ワーク搬送装置3のガイドレール23a及び23bは、図1(a)に示すように、ガイドレール51a及び51bをY方向にまたぐ長さを有している。そして、ワーク搬送装置3は、ワークテーブル25に載置されたワークWを、キャリジ7のY方向に沿った寸法よりも長い距離にわたって往復移動させることができる。
ヘッド測定装置11は、図1(a)及び図1(b)に示すように、定盤61と、ガイドレール63a及び63bと、測定テーブル65と、測定テーブル移動モータ67と、距離センサ69と、撮像装置71とを備えている。
定盤61は、例えば石などの熱膨張係数が小さい材料から形成されており、図1(b)で見て、ワーク搬送装置3の右側に据えられている。ガイドレール63a及び63bは、互いにX方向に間隔をあけて、Y方向に沿って延びるように定盤61上に配設されている。
測定テーブル65は、距離センサ69及び撮像装置71が載置される載置面66を有している。測定テーブル65は、載置面66が、図1(b)で見てZ方向の上方に向けられて、ガイドレール63a及び63b上に、定盤61から浮いた状態で載置されている。この測定テーブル65は、ガイドレール63a及び63bによって、定盤61上をY方向に沿って往復移動可能に構成されている。
なお、ガイドレール63a及び63bは、図1(a)に示すように、ガイドレール51a及び51bをY方向にまたぐ長さを有している。つまり、測定テーブル65は、キャリジ7をY方向にまたぐ距離にわたって往復移動可能になっている。
測定テーブル移動モータ67は、リニアモータが採用されており、直動方向がY方向に沿うように定盤61上に配設されているとともに、リニアモータの移動子が測定テーブル65に固定されている。この測定テーブル移動モータ67は、測定テーブル65をY方向に沿って往復移動させるための動力を発生する。
距離センサ69は、図1(b)に示すように、測定テーブル65の載置面66に載置されている。この距離センサ69は、例えば、レーザ光などの光を対象物に向けて射出して、非接触で対象物までの距離を検出するセンサが採用され得る。距離センサ69は、ヘッド5に対向した状態で、ヘッド5のZ方向における位置を検出する。
撮像装置71は、測定テーブル65の載置面66に載置されており、後述する撮像カメラを介して、ヘッド5の検出マーク41a及び41b(図2参照)の画像を画像データとして取得する。
上記の構成を有するヘッド測定装置11は、測定テーブル移動モータ67からの動力が測定テーブル65に伝達され、測定テーブル65をガイドレール63a及び63bに沿って、すなわちY方向に沿って往復移動させることができる。そして、ヘッド測定装置11は、測定テーブル65に載置された距離センサ69及び撮像装置71を、キャリジ7のY方向に沿った寸法よりも長い距離にわたって往復移動させることができる。
ここで、撮像装置71の構成について詳細を説明する。
撮像装置71は、平面図である図3(a)及び正面図である図3(b)に示すように、支持板73と、リニアガイド75a及び75bと、撮像カメラ77と、ホルダ79と、カメラ昇降モータ81と、ボールねじ83と、ナット85と、軸受け87とを備えている。
支持板73は、Y方向及びZ方向に延伸する第1面731及び第2面732を有する平板状の部材に、第2面732からX方向及びY方向に延伸するブラケット部733が形成された構成を有している。この支持板73は、ブラケット部733が、図3(b)で見てZ方向の上方に位置するように、すなわちブラケット部733が形成されている一端側とは反対側の他端側が測定テーブル65の載置面66に固定されている。
リニアガイド75a及び75bは、Z方向に沿って延び、且つY方向に互いに間隔をあけた状態で、支持板73の第1面731に配設されている。これらのリニアガイド75a及び75bは、後述するホルダ79をZ方向に沿って昇降可能にガイドする。
撮像カメラ77は、光軸がZ方向に沿うようにホルダ79に支持されている。撮像カメラ77は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの複数の撮像素子がマトリクス状に配列した素子群を備えている。撮像カメラ77は、前述したヘッド5の検出マーク41a及び41bをZ方向の下方から画像として取り込むとともに、取り込んだ画像を素子群から画像データとして出力する。なお、撮像カメラ77は、被写体に対する焦点を自動的に調整する所謂オートフォーカス機能を備えている。
ホルダ79は、図3(a)に示すように、腕部79a及び79b並びに連結部79cが形成されている。そして、腕部79aがリニアガイド75aに接合され、腕部79bがリニアガイド75bに接合されている。また、連結部79cは、支持板73の図示しない貫通孔に、第1面731側から第2面732側に向けて挿入されている。
カメラ昇降モータ81は、例えばサーボモータなどが採用され、図示しない回転軸を測定テーブル65側に向けてブラケット部733に配設されている。ボールねじ83は、Z方向に沿って延びるように、一端側が図示しない継手を介してカメラ昇降モータ81の回転軸に接続されている。
ナット85は、支持板73の第2面732側から、前述した図示しない貫通孔を介してホルダ79の連結部79cに連結されている。そして、このナット85には、ボールねじ83が組み合わされている。なお、ボールねじ83の他端側は、軸受け87を介して支持板73に支持されている。
上記の構成を有する撮像装置71では、カメラ昇降モータ81からの回転動力が、ボールねじ83及びナット85を介してZ方向に沿った動力に変換されつつホルダ79に伝達される。そして、ホルダ79に動力が伝達されると、ホルダ79は、リニアガイド75a及び75bにガイドされてZ方向に沿って移動する。
つまり、撮像装置71は、撮像カメラ77をZ方向に沿って昇降させることができる。なお、撮像装置71には、図示しないリミットセンサが設けられており、このリミットセンサの作動によって撮像カメラ77の降下が制限されている。
上記の構成を有する撮像装置71は、前述したように、距離センサ69とともに、測定テーブル65によって、Y方向に沿って往復移動することができる。そして、測定テーブル65がY方向に沿って往復移動すると、距離センサ69は、図4に示すように、距離センサ69の検出可能範囲691が軌跡692を描く。同様に、撮像カメラ77は、撮像カメラ77の画像捕捉範囲771が軌跡772を描く。以下、軌跡692を距離検出領域692と呼び、軌跡772を撮像領域772と呼ぶ。
つまり、距離センサ69は、距離検出の対象物が距離検出領域692内にあれば、測定テーブル65をY方向に沿って移動させることによって、対象物までの距離を検出することができる。また、撮像カメラ77は、撮像する対象物が撮像領域772内にあれば、測定テーブル65をY方向に沿って移動させることによって、対象物を撮像することができる。
なお、この図4では、構成をわかりやすく示すため、検出可能範囲691及び画像捕捉範囲771並びに距離検出領域692及び撮像領域772にハッチングを施すとともに、距離検出領域692及び撮像領域772を二点鎖線で図示した。
制御回路13は、図5に示すように、制御部91と、ヘッドドライバ93と、モータドライバ95と、撮像ドライバ97と、インタフェース部99とを備えている。
制御部91は、例えば、マイクロコンピュータで構成され、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ部103とを備えている。CPU101は、描画処理等の各種処理を実行する。
メモリ部103は、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)などを含んだ構成を有している。RAMは、ホストコンピュータ107からインタフェース部99を介して入力される描画データを格納したり、CPU101によって実行される描画処理等のプログラムを一時的に展開したり、各種データを一時的に格納したりする。
ここで、描画データは、機能液でワークWに描画すべきパターンを指示するものであり、描画すべきパターンがビットマップ状に表現されている。なお、描画データは、ホストコンピュータ107によって生成され、ホストコンピュータ107からインタフェース部99を介して制御部91に入力される。
ROMは、例えば不揮発性半導体メモリで構成され、CPU101が実行するプログラムなどが格納されている。
ヘッドドライバ93は、CPU101からの指令に基づいて、ヘッド5の各ヘッドユニット33を個別に制御する。
モータドライバ95は、CPU101からの指令に基づいて、ワーク搬送モータ27、キャリジ搬送モータ53、ヘッド回動モータ45、ヘッド昇降モータ47、測定テーブル移動モータ67及びカメラ昇降モータ81のそれぞれを個別に制御する。
撮像ドライバ97は、CPU101からの指令に基づいて、撮像カメラ77を制御する。
インタフェース部99は、ホストコンピュータ107から受け取った描画データを制御部91に出力したり、制御部91から受け取った各種情報をホストコンピュータ107に出力したりする。
なお、距離センサ69は、CPU101からの指令に基づいて、対象物までの距離を検出し、検出した結果を制御部91に出力する。
ここで、吐出装置1におけるヘッド5の位置補正について説明する。
ヘッド5の位置とは、吐出装置1に対するヘッド5の位置をいう。ヘッド5の位置は、例えば、吐出装置1に仮想的な原点を設定したときに、その原点に対するヘッド5のX、Y及びZの各座標と、図1(a)で見た(平面視での)ヘッド5のX方向又はY方向に対する傾きとで表される。
以下では、X座標に相当する位置をX位置と呼び、Y座標に相当する位置をY位置と呼び、Z座標に相当する位置をZ位置と呼び、平面視でのヘッド5のX方向又はY方向に対する傾きをヘッド傾きと呼ぶ。
ヘッド5の位置補正は、CPU101がヘッド位置補正処理を開始することによって、図6に示す動作が開始される。なお、ヘッド位置補正処理は、ホストコンピュータ107から制御部91にヘッド位置補正指令が入力されると、CPU101によって開始される。
ステップS1の測定準備では、まず、CPU101がモータドライバ95に測定準備指令を出力する。モータドライバ95は、測定準備指令に基づいて、測定テーブル65のY方向位置及び撮像カメラ77のZ方向位置のそれぞれが初期位置となるように、測定テーブル移動モータ67及びカメラ昇降モータ81の駆動を制御する。
ここで、測定テーブル65の初期位置は、図1(a)で見て距離センサ69が、ガイドレール51a及び51b間の中央に配置する位置である。また、撮像カメラ77の初期位置は、前述した図示しないリミットセンサが作動状態となる位置、すなわち撮像カメラ77がZ方向で下限となる位置である。
次いで、CPU101は、モータドライバ95にキャリジ搬送指令を出力する。モータドライバ95は、キャリジ搬送指令に基づいて、ヘッドプレート31の被検出領域42(図2(a)参照)が、前述した距離検出領域692に対向する位置に配置されるように、キャリジ搬送モータ53の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、モータドライバ95に測定テーブル移動指令を出力する。モータドライバ95は、測定テーブル移動指令に基づいて、距離センサ69の検出可能範囲691が、平面視で被検出領域42に重なるように、測定テーブル移動モータ67の駆動を制御する。
ステップS2のZ位置予備検出では、まず、CPU101は、距離センサ69に検出指令を出力する。距離センサ69は、検出指令に基づいて、距離を検出した結果を制御部91に出力する。なお、距離センサ69による距離の検出結果は、メモリ部103に格納される。
次いで、CPU101は、メモリ部103から距離の検出結果を読み込んでから、この距離の検出結果に基づいて、検出マーク41a及び41bのZ位置を算出する。次いで、CPU101は、検出マーク41a及び41bのZ位置と、撮像カメラ77の焦点調整可能範囲のZ位置との差異である被写体距離を算出する。ここで、焦点調整可能範囲とは、撮像カメラ77をZ方向に所定位置で留めた状態で、撮像カメラ77の焦点を合わせることができる範囲をいう。
次いで、CPU101は、算出した被写体距離に基づいて、モータドライバ95にカメラ上昇指令を出力する。モータドライバ95は、カメラ上昇指令に基づいて、検出マーク41a及び41bのZ位置が撮像カメラ77の焦点調整可能範囲内に収まるように、カメラ昇降モータ81の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、モータドライバ95にキャリジ搬送指令を出力する。モータドライバ95は、このキャリジ搬送指令に基づいて、検出マーク41a及び41bが、前述した撮像領域772に対向するように、キャリジ搬送モータ53の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、モータドライバ95に測定テーブル移動指令を出力する。モータドライバ95は、この測定テーブル移動指令に基づいて、撮像カメラ77の画像捕捉範囲771が、平面視で検出マーク41aに重なるように、測定テーブル移動モータ67の駆動を制御する。
ステップS3の画像認識では、まず、CPU101は、撮像ドライバ97に焦点調整指令を出力する。撮像ドライバ97は、焦点調整指令に基づいて、撮像カメラ77の焦点が検出マーク41aに合うように、撮像カメラ77を制御する。
次いで、CPU101は、撮像ドライバ97に撮像指令を出力する。撮像ドライバ97は、撮像指令に基づいて、撮像カメラ77に検出マーク41aを撮像させる。なお、撮像カメラ77が検出マーク41aを撮像した画像データは、メモリ部103に格納される。
次いで、CPU101は、モータドライバ95に測定テーブル移動指令を出力する。モータドライバ95は、この測定テーブル移動指令に基づいて、撮像カメラ77の画像捕捉範囲771が、平面視で検出マーク41bに重なるように、測定テーブル移動モータ67の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、撮像ドライバ97に焦点調整指令を出力する。撮像ドライバ97は、焦点調整指令に基づいて、撮像カメラ77の焦点が検出マーク41bに合うように、撮像カメラ77を制御する。
次いで、CPU101は、撮像ドライバ97に撮像指令を出力する。撮像ドライバ97は、撮像指令に基づいて、撮像カメラ77に検出マーク41bを撮像させる。なお、撮像カメラ77が検出マーク41bを撮像した画像データは、メモリ部103に格納される。
次いで、CPU101は、検出マーク41a及び41bのそれぞれの画像データに基づいて、各検出マーク41a及び41bのX位置及びY位置を算出する。
次いで、CPU101は、算出した各検出マーク41a及び41bのX位置及びY位置に基づいて、ヘッド5のX位置及びY位置並びにヘッド傾きを算出する。
ここで、ヘッド傾きは、例えば、図7に示すように、算出した検出マーク41aの位置Qと、算出した検出マーク41bの位置Sとを結ぶ線分QSが、X軸又はY軸に対してどれだけ傾いているかを算出することによって算出される。また、ヘッド5のX位置及びY位置は、線分QSの中点の位置Tとして算出される。
ステップS4のヘッド傾き補正では、CPU101は、算出したヘッド傾きに基づいて、モータドライバ95にヘッド回動指令を出力する。モータドライバ95は、ヘッド回動指令に基づいて、ヘッド傾きを補正するように、ヘッド回動モータ45の駆動を制御する。
ステップS5のZ位置検出では、まず、CPU101は、モータドライバ95にキャリジ搬送指令を出力する。モータドライバ95は、このキャリジ搬送指令に基づいて、1つのヘッドユニット33の測定ポイントM1(図2(b)参照)が、距離検出領域692に対向するように、キャリジ搬送モータ53の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、モータドライバ95に測定テーブル移動指令を出力する。モータドライバ95は、この測定テーブル移動指令に基づいて、距離センサ69の検出可能範囲691が、平面視で測定ポイントM1に重なるように、測定テーブル移動モータ67の駆動を制御する。
次いで、CPU101は、距離センサ69に検出指令を出力する。距離センサ69は、検出指令に基づいて、測定ポイントM1のZ位置を検出した結果をZ位置データとして制御部91に出力する。
そして、キャリジ搬送指令、測定テーブル移動指令及び検出指令が、この順序で反復して出力されることにより、測定ポイントM2〜M5のそれぞれのZ位置の検出が実施される。このようにして、1つのヘッドユニット33における測定ポイントM1〜M5のZ位置が検出される。測定ポイントM1〜M5の各Z位置の検出は、すべてのヘッドユニット33に対して実施され、合計で60箇所分のZ位置データが収集される。
次いで、CPU101は、各ヘッドユニット33の測定ポイントM1〜M5のZ位置データのレンジが、許容範囲内であるか否かを判定する。このとき、測定ポイントM1〜M5のZ位置データのレンジが許容範囲を超えている場合、ホストコンピュータ107から警告が発せられる。
次いで、CPU101は、すべてのヘッドユニット33における測定ポイントM1〜M5のZ位置データのレンジ、すなわち60箇所分のZ位置データのレンジが許容範囲内であるか否かを判定する。このとき、60箇所分のZ位置データのレンジが許容範囲を超えている場合、ホストコンピュータ107から警告が発せられる。
ステップS6のZ位置補正では、まず、CPU101は、60箇所分のZ位置データのうちで最短であるデータ(以下、最短Z位置データと呼ぶ)に基づいて、ヘッド5のZ位置を補正すべき量(以下、Z位置補正量と呼ぶ)を算出する。
ここで、Z位置補正量は、吐出装置1に規定値として設定されているZ位置と、最短Z位置データとの差異として表される。Z位置の規定値は、例えば、吐出装置1に設定された設計値や、吐出装置1の吐出実験から得られた実験値などが採用され得る。
次いで、CPU101は、算出したZ位置補正量に基づいて、モータドライバ95にヘッド昇降指令を出力する。モータドライバ95は、ヘッド昇降指令に基づいて、ヘッド5のZ位置を補正するように、ヘッド昇降モータ47の駆動を制御する。
ヘッド5のZ位置が補正されると、ヘッド5の位置補正が終了する。
なお、ステップS3で算出されたヘッド5のX位置及びY位置は、ヘッド5をX方向及びY方向に移動させて補正されるのではなく、ワークWへのパターンの描画に反映される。つまり、ワークWに対する描画は、ステップS3で算出されたヘッド5のX位置及びY位置を基準として実施される。このことは、ヘッド5のX位置及びY位置が補正された状態でワークWに対する描画を実施することと同義である。
なお、本実施形態において、ヘッド5のX位置及びY位置並びにヘッド傾きのそれぞれが平面位置に対応し、ヘッド5のZ位置が高さ位置に対応し、検出マーク41a及び41bのそれぞれが基準マークに対応している。
本実施形態では、ヘッド5の位置補正において、ヘッド5のZ位置を予備検出した結果に基づいて、撮像カメラ77を昇降させてから、撮像カメラ77の焦点を調整するようになっている。これにより、ヘッド5のZ位置が未知の状態で撮像カメラ77の焦点を調整する場合に比較して、焦点調整にかかる時間を極めて短時間に短縮することができる。従って、ヘッド5の位置補正にかかる時間を短縮することが可能となる。
また、本実施形態では、ヘッド5のZ位置を、ヘッドプレート31の被検出領域42で予備検出するようになっている。ヘッドプレート31は、ヘッドユニット33を保持するものである。従って、このヘッドプレート31に、予備検出に適した広い領域を被検出領域42として設定することが容易である。これにより、ヘッド5のZ位置を予備検出しやすくすることが可能となる。
また、本実施形態では、ノズル面36に設定されている測定ポイントM1〜M5を、ヘッド傾きの補正後に検出するようになっている。これにより、例えば、ノズル37の位置でZ位置を検出してしまったり、ノズル面36の外側でZ位置を検出してしまったりするという検出ミスを防止することができる。従って、ノズル面36のZ位置を精度よく検出することが可能となる。
また、本実施形態では、すべてのヘッドユニット33についてZ位置を検出し、その検出結果のうちの最短Z位置データを基準にして、すなわちZ位置が最も低いヘッドユニットを基準にしてヘッド5のZ位置を補正するようになっている。これにより、すべてのヘッドユニット33について、ワークWへの衝突を回避することが可能となる。
また、本実施形態では、ヘッド5のZ位置検出の際に、1つのノズル面36に対して複数箇所(本実施形態では、測定ポイントM1〜M5の5箇所)で、検出するようになっている。これにより、各ヘッドユニット33の傾きを把握することが可能となる。従って、ヘッドユニット33が傾いていても、ヘッドユニット33とワークWとの衝突を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、レーザ光などの光を利用した光学式センサである距離センサ69を用いて非接触で、ヘッド5のZ位置予備検出及びZ位置検出を実施するようになっている。これにより、ヘッド5に外力を作用させることなく、ヘッド5のZ位置予備検出及びZ位置検出を実施することができる。従って、ヘッド5のZ位置予備検出及びZ位置検出の際に、ヘッド5が変位してしまうことを抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、距離センサ69での予備検出に対する被検出領域42をヘッドプレート31に設定したが、被検出領域42の設定箇所はこれに限定されず、例えばノズル面36でもよく、ヘッド5のZ位置を検出できる箇所であれば任意の箇所に設定することができる。
また、本実施形態では、各ヘッドユニット33を、各ノズル列39がX方向に沿って延びるように配設する構成としたが、これに限定されず、各ノズル列39の方向がX方向及びY方向の両方向に交差するように、各ヘッドユニット33を配設する構成としてもよい。この場合、Y方向から見たノズル37同士間の距離を短くすることができ、X方向における描画解像度を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、ヘッド5が12個のヘッドユニット33を備えた場合を例に説明したが、ヘッドユニット33の個数は12個に限定されず、1個以上の任意の個数とすることができる。
また、本実施形態では、吐出装置1が1つのヘッド5を備えた場合を例に説明したが、ヘッド5の個数は1つに限定されず、2つ以上の任意の個数とすることができる。この場合、ヘッド5の個数に応じてキャリジ7の個数を増やせばよい。
本発明の実施形態における吐出装置の主要構成を示す外観図。 本発明の実施形態における吐出装置のヘッドの構成を説明する図。 本発明の実施形態における吐出装置の撮像装置の構成を説明する図。 本発明の実施形態における吐出装置の距離検出領域及び撮像領域を説明する図。 本発明の実施形態における吐出装置の主要構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における吐出装置のヘッドの位置補正の流れを示す図。 本発明の実施形態における吐出装置のヘッドのX位置及びY位置並びにヘッド傾きの算出の例を説明する図。
符号の説明
1…吐出装置、5…ヘッド、31…ヘッドプレート、33…ヘッドユニット、36…ノズル面、37…ノズル、M1,M2,M3,M4,M5…測定ポイント、41a,41b…検出マーク、69…距離センサ、77…撮像カメラ。

Claims (6)

  1. 液状体を液滴として吐出するヘッドが搭載される吐出装置のヘッド位置補正方法であって、
    前記ヘッドの前記吐出装置に対する高さ方向の位置である高さ位置を予備検出する高さ位置予備検出ステップと、
    前記高さ位置の予備検出結果に基づいて、前記ヘッドに設けられている基準マークを前記高さ方向に沿った向きで画像認識する画像認識ステップと、
    前記基準マークを画像認識した結果に基づいて、前記ヘッドの前記吐出装置に対する平面視での位置である平面位置を補正する平面位置補正ステップと、
    前記平面位置補正ステップの後に、前記高さ位置を検出する高さ位置検出ステップと、を有し、
    前記高さ位置の検出結果に基づいて、前記ヘッドの前記高さ位置を補正することを特徴とするヘッド位置補正方法。
  2. 前記ヘッドは、前記液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを保持するヘッドプレートとを備え、
    前記ヘッドプレートには、前記ヘッドユニットが、前記ノズル面を前記ヘッドプレートの一の面から突出させた状態で保持されているとともに、前記基準マークが前記一の面に設けられており、
    前記高さ位置予備検出ステップでは、前記ヘッドプレートの前記一の面で検出することを特徴とする請求項1に記載のヘッド位置補正方法。
  3. 前記ヘッドは、前記液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを保持するヘッドプレートとを備え、
    前記ヘッドプレートには、前記ヘッドユニットが、前記ノズル面を前記ヘッドプレートの一の面から突出させた状態で保持されているとともに、前記基準マークが前記一の面に設けられており、
    前記高さ位置検出ステップでは、前記ノズル面で検出することを特徴とする請求項1に記載のヘッド位置補正方法。
  4. 前記高さ位置予備検出ステップでは、前記ヘッドプレートの前記一の面で検出することを特徴とする請求項3に記載のヘッド位置補正方法。
  5. 前記高さ位置検出ステップでは、前記ノズル面の複数箇所で検出することを特徴とする請求項3又は4に記載のヘッド位置補正方法。
  6. 前記高さ位置の予備検出及び前記高さ位置の検出を光学式センサで行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のヘッド位置補正方法。
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