JP2008228935A - 可搬形集塵機 - Google Patents

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Yoshimasa Hayama
芳雅 羽山
Daisuke Kakegawa
大輔 掛川
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Koki Holdings Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明は、フィルタ装置に付着した粉塵を除塵する駆動モーターによる除塵装置を有する可般形集塵機であって、駆動モーターを含めた除塵装置の防塵、さらには防水性を向上し、寿命向上をはかることである。
【解決手段】 除塵装置を構成する駆動モーターを減速する減速機から突出した出力軸部の適所に、シール部材を配設する、また除塵ホルダに支持された前記駆動モーターを覆うガード部材、駆動モーターを減速する減速機をシール部材で覆うことにより達成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸引風をろ過するフィルタ装置に付着した粉塵を除塵する除塵装置の密封性に関するものである。
従来の技術を図5及び図6を用いて説明する。
従来の可般形集塵機は、モーター1と該モーター1に直結された集塵ファン2及び前記モーター1の起動・停止を行うスイッチ3をヘッド部7に配置する。該ヘッド部7はモーター1と集塵ファン2の形状により上方から見てほぼ円形状としている。前記円形状をしたヘッド部7の下部に吸引した粉塵等5をためる底面を有したタンク6を配置し、粉塵等5を搬送するダクトホース4を着脱する吸込口が前記タンク6の適所に設けてある。さらにタンク6内部のほぼ中央部にはヘッド部7に固着された吸引した粉塵をろ過する断面蛇腹によるほぼ円形状のフィルタ装置8を設け、前記フィルタ装置8の内部には除塵装置10が除塵ホルダ9により保持され、該除塵ホルダ9はヘッド部10に固着されている。前記除塵装置10は駆動モーター11と該駆動モーター11を減速する減速機12を有し、該減速機12から突出した出力軸13の先端には、回転することで前記フィルタ装置8の断面蛇腹による円形状部が振動することで、粉塵を除塵するよう構成されている。前記除塵装置10は駆動モーター11の下部に連結させた減速機12ごと前記除塵ホルダ9に固着している。該減速機12から下方に突出させた出力軸13を設け、該出力軸13先端に除塵部材15を固着している。該除塵部材15はヘッド部7に設けた押しボタンスイッチ16を押すことにより、駆動モーター11が起動し減速機12を介して、除塵部材15が回転する。
上記構成においてスイッチ3をONすると、モーター1が起動し、集塵ファン2が回転し、タンク6を介してダクトホース4内に吸引力が発生する。粉塵等5は、吸引力によりダクトホース4を通過し、タンク6内に吸引されフィルタ装置8によりろ過され、比較的大きな粉塵はフィルタ装置8の表面に付着し、微細な粉塵と空気のみフィルタ装置8の内部に侵入し、集塵機の本体外に排出される。粉塵を継続して吸引し続けると、フィルタ装置8表面全体に粉塵が付着し空気の通過もできにくくなり、ダクトホース4内の吸引力が微弱になり吸引不能になる。このような場合はヘッド部7の押しボタンスイッチ16を押すことにより、駆動モーター11が起動し減速機12を介して除塵部材15が回転しフィルタ装置8が振動して、フィルタ装置8表面の粉塵が脱落する。粉塵が脱落することでフィルタ装置8部を空気が通過しやくすなり、ダクトホース4内の吸込み力が回復する。上記したように除塵装置10はフィルタ装置8の内部に設置されているが、フィルタ装置8を通過する微細な粉塵が浮遊する環境であり、特に駆動モーター11の風窓、駆動モーター11と減速機12の合わせ部、減速機12から突出した出力軸13の軸受け部から粉塵が侵入してしまい、故障することが散発していた。
また乾いた粉塵専用の集塵機においては、誤操作により液体を吸引したとき一気に駆動モーター11、減速機12内に水が浸入して故障することも散発していた。
上記したように従来技術では、フィルタ装置内部に微細な粉塵が侵入するとフィルタ内部に位置する除塵装置の可動部の各隙間(駆動モーターと減速機の合わせ部、減速機から突出した出力軸を支持する軸受け部等)から微細な粉塵が内部に侵入する。微細な粉塵の侵入により、駆動モーター内部の回転子と固定子がロックする、また減速機内部の歯車間に噛み込みロック、軸受け部の異音等により損傷する問題が散発していた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし除塵装置の密封性を向上させ、寿命向上をはかる。
上記目的は、除塵装置を構成する可動部(駆動モーター、減速機)の密封性を向上するシール部材を適所に設けることにより達成される。
本発明によれば、駆動モーターを減速する減速機から突出した出力軸部の適所にシール部材(Oリング、メカニカルシール等)を配設したため、減速機の出力軸の特に軸受け部への密封性が向上し、粉塵に対する寿命向上をはかることができる。
また駆動モーター全体を覆うガード部材を設け、その下部に連結された駆動モーターを減速する減速機を除塵ホルダで支持し、前記駆動モーターを覆うガード部材、減速機、前記除塵ホルダごとシール部材(ウレタン、シリコン等)で覆うようにしたため、除塵装置全体の密封性が向上し、粉塵に対する寿命向上をはかることができる。
さらには前記メカニカルシール、シール部材(ウレタン、シリコン等)を追加するだけのため、安価にて上述の効果を奏でることができる。
本発明の一実施形態を図1〜4により説明する。
モーター1と該モーター1に直結された集塵ファン2及び前記モーター1の起動・停止を行うスイッチ3をヘッド部7に配置する。該ヘッド部7はモーター1と集塵ファン2の形状により上方から見てほぼ円形状としている。前記円形状をしたヘッド部7の下部に吸引した粉じん等5をためる底面を有したタンク6を配置し、粉塵等5を搬送するダクトホース4を着脱する吸込口9が前記タンク6の適所に設けてある。さらにタンク6内部のほぼ中央部にはヘッド部7に固着された吸引した粉塵をろ過する断面蛇腹によるほぼ円形状のフィルタ装置8を設け、前記フィルタ装置8の内部には除塵装置10が除塵ホルダ9により保持され、該除塵ホルダ9はヘッド部7に固着されている。前記除塵装置10は駆動モーター11と該駆動モーター11を減速する減速機12を有し、該減速機12から突出した出力軸13の先端には回転することで前記フィルタ装置8の断面蛇腹による円形状部が振動することで、粉塵を除塵するよう構成されている。前記除塵装置10は駆動モーター11の下部に連結させた減速機12ごと前記除塵ホルダ9に固着している。該減速機12から下方に突出させその途中にメカニカルシール14を設けた出力軸13を設け、該出力軸13先端に除塵部材15を固着している。該除塵部材15はヘッド部7に設けた押しボタンスイッチ16を押すことにより、駆動モーター11が起動し減速機12を介して、除塵部材15が回転する。
上記構成においてスイッチ3をONすると、モーター1が起動し、集塵ファン2が回転し、タンク6を介してダクトホース4内に吸引力が発生する。粉塵等5は、吸引力によりダクトホース4を通過し、タンク6内に吸引されフィルタ装置8によりろ過され、比較的大きな粉塵はフィルタ装置8の表面に付着し、微細な粉塵と空気のみフィルタ装置8の内部に侵入し、集塵機の本体外に排出される。粉塵を継続して吸引し続けると、フィルタ装置8表面全体に粉塵が付着し空気の通過もできにくくなり、ダクトホース4内の吸引力が微弱になり吸引不能になる。このような場合はヘッド部7の押しボタンスイッチ16を押すことにより、駆動モーター11が起動し減速機12を介して除塵部材15が回転しフィルタ装置8が振動して、フィルタ装置8表面の粉塵が脱落する。粉塵が脱落することでフィルタ装置8部を空気が通過しやくすなり、ダクトホース4内の吸込み力が回復する。上記したように除塵装置10はフィルタ装置8の内部に設置されているが、フィルタ装置8を通過する微細な粉塵が浮遊する環境であり、減速機12から突出した出力軸13に設けたメカニカルシール14により密封されているため、減速機12内部に粉塵は入らない。よって減速機12の寿命向上をはかることができる。また本可般形集塵機は粉塵吸引専用であるが、誤操作により液体を吸引しても上記メカニカルシール14により密封され減速機12内に入ることがないため、液体侵入による故障に至ることがない。
また駆動モーター11全体を覆うガード部材17を設け、その下部に連結された駆動モーター11を減速する減速機12を除塵ホルダ9で支持し、前記駆動モーター11を覆うガード部材17、減速機12、前記除塵ホルダ9ごとシール部材(ウレタン、シリコン等)18で覆う方法もある。上記から駆動モーター11の風窓部、駆動モーター11と減速機12の合わせ部等の密封性がさらに向上し、防塵性の向上により除塵装置の寿命向上をはかることができる。
また減速機12から突出した出力軸13の適所に設けたメカニカルシール14に替えて、Oリングでも良い。
また、前記メカニカルシール14、シール部材(ウレタン、シリコン等)18を追加するだけのため、安価にて上述の効果を奏でることができる。
シール部材(ウレタン、シリコン)18に替えて、硬度の高いエポキシ系接着剤、あるいは樹脂を使用することにより、駆動モーター11と減速機12を保持する除塵ホルダ9の剛性向上をはかるとともに、除塵装置の位置決めをすることができる。
本発明になる集塵機の一実施形態を示す一部断面を含む側面図である。 図1の部分拡大図である。 本発明になる集塵機の一実施形態を示す部分拡大図である。 本発明になる集塵機の一実施形態を示す正面図である。 従来技術となる一部断面を含む側面図である。 図5の部分拡大図である。
符号の説明
1はモーター、2は集塵ファン、3はスイッチ、5は粉塵、6はタンク、7はヘッド部、8はフィルタ装置、9は除塵ホルダ、10は除塵装置、11は駆動モーター、12は減速機、13は出力軸、14はメカニカルシール、15は除塵部材、17はガード部材、18はシール部材(ウレタン、シリコン等)である。

Claims (4)

  1. モーターと該モーターの駆動により回転する集塵ファンをヘッド部に収納し、前記集塵ファンの回転により吸引された粉じん等を搬送するダクトホースと搬送した粉じん等を溜めるタンクを前記ヘッド部の下方に配置し、該タンクに前記ダクトホースを着脱する吸込口を有し、前記タンク内部には吸引した粉塵をろ過するフィルタ装置を設け、さらに該フィルタ装置の内側除塵ホルダに支持された粉塵を除塵する除塵装置が設けてある可搬形集塵機において、
    前記除塵装置は駆動モーターと、該駆動モーターを減速する減速機と、該減速機から突出した出力軸に固着された除塵部材とから構成され、前記駆動モーター及び前記減速機の適所にシール部材を設けたことを特徴とする可搬形集塵機。
  2. 前記駆動モーターを減速する前記減速機から突出した出力軸部の適所にシール部材を配設したことを特徴とする請求項1記載の可搬形集塵機。
  3. 前記駆動モーターの全体を覆うガード部材を設け、その下部に連結された駆動モーターを減速する減速機を除塵ホルダで支持し、前記ガード部材、前記減速機、前記除塵ホルダごとシール部材で覆うようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の可搬形集塵機。
  4. 前記シール部材は、前記除塵装置を位置決めできるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可搬形集塵機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10143345B2 (en) 2016-01-22 2018-12-04 Dyson Technology Limited Vacuum cleaning apparatus
US10299648B2 (en) 2016-01-22 2019-05-28 Dyson Technology Limited Vacuum cleaner
US10390670B2 (en) 2016-01-22 2019-08-27 Dyson Technology Limited Separating apparatus and vacuum cleaner

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