JP2008228206A - 光角度変調器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である場合に、光角度変調信号に含まれる歪みを低減した光角度変調器を提供すること。
【解決手段】光周波数シフタ104の後段に、周期的に透過ピークを有する周期的光フィルタ401およびレーザ光源101を制御するレーザ光源制御部402を備えることを特徴とする。周期的光フィルタ401の各透過ピークは急峻な帯域通過特性を有するように構成されており、光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である用途において、所望の光周波数ν1の成分を濾波しつつ、主要な妨害光である光周波数ν0の成分および光周波数2ν0−ν1の成分を抑圧することができる。急峻な帯域通過特性を有する光フィルタを用いる場合、透過ピークの中心周波数を入力光周波数に一致させ続けることが必要であるが、レーザ光源制御部402によりレーザ光源101の出力光周波数が調整される。
【選択図】図4

Description

本発明は光角度変調器に関し、より詳細には、自己ヘテロダイン型光角度変調器に関する。
光周波数変調器および光位相変調器等の光角度変調器を用いたパッシブ光ネットワークシステムは、サブキャリア信号による光振幅変調と比較して、送受信感度を大きく確保でき、またコネクタ接続部での反射に対する耐力が高い。したがって、映像信号等のマルチチャネル信号のマスユーザへの配信システムに好適である(非特許文献1参照)。
図1は、従来の光角度変調器、すなわち単一のレーザ光源を用いる自己ヘテロダイン型の光角度変調器100の構成を示している。光角度変調器100は、レーザ光源101と、レーザ光源101からの出力光を第1の光路と第2の光路とに分岐する光分岐器102と、第1の光路に設けられた光位相変調部103と、第2の光路に設けられた光周波数シフタ104と、光位相変調部103からの出力光および光周波数シフタ104からの出力光を結合して出力する光結合器105とを備える。光結合器105の出力が光角度変調器の出力である。光角度変調器の出力には、光位相変調部103に入力されるマルチキャリア信号による角度変調の側帯波が現れる。映像信号配信システムへの応用では、光角度変調信号のキャリア周波数は3GHz程度が使用される(非特許文献2参照)。
レーザ光源101の出力光の光周波数ν0に対し、第2の光路からの所望の光周波数がν1であるとき、光周波数シフタ104には、Nを整数として、周波数f(=|ν1−ν0|/N)の正弦波信号が入力される。光周波数シフタ104には、光位相変調器、光強度変調器、光SSB変調器が用いられる。この場合、一般に光周波数シフタ104は所望の光周波数ν1以外にレーザ光源101の出力光の光周波数ν0を中心として周波数fの整数倍の周波数間隔で光周波数成分を発生する。これらの光周波数成分は妨害として働くため、光角度変調器の特性確保のためには、この不要な光周波数成分を抑圧することが求められる。
特許文献1が開示する技術は、光角度変調信号の光周波数がミリ波(30GHz〜300GHz)の自己ヘテロダイン型の光送信器である。第1の光路に設けられた変調器201には、光位相変調部に限らず一般のデータ変調器が用いられている。ミリ波帯の周波数fの電気信号で駆動される光周波数シフタは一般に実現困難であるため、光周波数シフタとして光位相変調器202を用いている。光位相変調器202には、所望の光周波数ν1に対し、Nを2以上の整数として、周波数f(=|ν1−ν0|/N)の正弦波信号が入力されている。光位相変調器202から出力される複数の光周波数成分のうちの所望の光周波数ν1を光フィルタ203を用いて濾波し、レーザ光源101の光周波数ν0に関して対称な光周波数2ν0−ν1の成分を抑圧している(図2)。光周波数ν1およびν0はミリ波級の周波数間隔で大きく離れているので、通常の帯域通過フィルタ、帯域阻止フィルタ、低域通過フィルタあるいは高域通過フィルタにより、光周波数ν1の成分を濾波しつつ光周波数2ν0−ν1の成分を抑圧することができている(図3)。
特許第3697350号明細書 K. Kikushima, et al, "Optical super wide-band FM modulation scheme and its application to multi-channel AM video transmission systems," IOOC'95 Technical Digest, Vol.5, PD2-7, pp.33-34 ITU T Recommendation J.185, "Transmission equipment for transferring multi channel television signals over optical access networks by FM conversion" (2002) 大平他、「光ホモダイン検波による広帯域FM変調方式に関する検討」、電子情報通信学会技術報告、OCS2005-82(2005-11)、pp.39-44
しかしながら、映像信号配信システム等の用途を考えると、特許文献1の開示する技術は下記の2つの理由で実用的でない。
第1に、映像信号配信システム等の用途では、光角度変調信号のキャリア周波数ν1−ν0が3GHz程度である。しかるに特許文献1では、所望の光周波数ν1を得るために、光周波数シフタ104へ入力される電気信号の周波数fに対し、N≧2、すなわち2倍以上の高調波成分を発生させる。このため、不要な光周波数成分の周波数間隔は、f=|ν1−ν0|/Nと密になる。しかも、不要な光周波数成分の数はN=1の場合に対し2倍以上に増大する。このため、通常の帯域通過フィルタ、帯域阻止フィルタ、低域通過フィルタあるいは高域通過フィルタを用いて、不要な光周波数成分を抑圧することは困難である。
第2に、映像信号等のマルチチャネル信号を角度変調方式によって配信する場合、角度変調信号を復調した際の歪み抑圧特性が重視される。この歪みは、マルチチャネル信号周波数相互の和または差の周波数成分として現れる。この歪み抑圧特性の改善のためには、光周波数シフタ104から発生される不要な光周波数成分を抑圧することが求められる。特に、N=1の場合であっても、所望の光周波数ν1に対し、光周波数2ν0−ν1の成分のみならず、より近接する光周波数ν0の成分をも40dB程度以上抑圧することが歪み特性の改善にとって重要である(非特許文献3参照)。しかしながら、通常の帯域通過フィルタ、帯域阻止フィルタ、低域通過フィルタあるいは高域通過フィルタを用いて光周波数ν1の成分を濾波する場合、光周波数ν0もフィルタの透過帯域に入ってしまい十分に抑圧することができない。このことは、映像信号配信システム等を用途とする場合大きな問題である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である場合に、光角度変調信号に含まれる歪みを低減した光角度変調器を提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、マルチキャリア信号を入力され、光角度変調信号を出力する光角度変調器であって、レーザ光源と、前記レーザ光源からの出力光を、第1の光路および第2の光路に分岐する光分岐器と、前記第1の光路に設けられ、前記レーザ光源からの出力光を、前記マルチキャリア信号により位相変調する光位相変調部と、前記第2の光路に設けられた光周波数シフタであって、少なくとも、前記レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、前記光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を出力する光周波数シフタと、前記光周波数シフタからの出力光のうちの前記レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、前記光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を透過する、周期的透過ピークを有する周期的光フィルタと、前記周期的光フィルタの出力光に基づいて前記レーザ光源を制御して、前記周期的光フィルタからの出力光を極大化するレーザ光源制御部と、前記光位相変調部からの出力光と前記周期的光フィルタからの出力光とを結合する光結合器とを備え、前記光角度変調信号は、前記光結合器の出力光であることを特徴とする。
また、請求項2に係る本発明は、前記レーザ光源制御部は、前記周期的光フィルタをさらに制御して、前記周期的光フィルタからの出力光を極大化することを特徴とする。
また、請求項3に係る本発明は、前記光結合器が出力する前記光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、前記歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、前記歪成分のレベルに基づいて、前記歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段とを有する歪成分制御部をさらに備え、前記バイアス電圧は、前記光位相変調部に印加されることを特徴とする。
また、請求項4に係る本発明は、前記光結合器が出力する前記光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、前記歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、前記歪成分のレベルに基づいて、前記歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段とを有する歪成分制御部をさらに備え、前記バイアス電圧は、前記光周波数シフタに印加され、前記光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されることを特徴とする。
また、請求項5に係る本発明は、前記光結合器が出力する前記光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、前記ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、前記位相差に基づいて前記光位相変調部のバイアス電圧に帰還して、前記ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段とを有する光路差調整部をさらに備え、前記バイアス電圧は、前記光位相変調部に印加されることを特徴とする。
また、請求項6に係る本発明は、前記光結合器が出力する前記光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、前記ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、前記位相差に基づいて前記光位相変調部のバイアス電圧に帰還して、前記ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段とを有する光路差調整部をさらに備え、前記バイアス電圧は、前記光周波数シフタに印加され、前記光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されることを特徴とする。
また、請求項7に係る本発明は、前記光結合器の後段にO/E変換器を備え、前記O/E変換器の後段にE/O変換器を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光周波数シフタからの出力光のうち、レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、前記光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を透過する、周期的透過ピークを有する周期的光フィルタと、周期的光フィルタの出力光に基づいてレーザ光源を制御して、周期的光フィルタからの出力光を極大化するレーザ光源制御部とを備えることにより、映像信号配信システム等の光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である場合に、光周波数シフタの出力光のうちの光周波数ν1の成分を濾波しつつ、光周波数ν0の成分および光周波数2ν0−ν1の成分などの不要な周波数成分を抑圧することができる。それにより、光角度変調信号に含まれる歪みを低減した光角度変調器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。同一符号は、同一の構成要素を表す。
(実施形態1)
図4は、本発明による光角度変調器の第1の実施形態400の構成を示している。光角度変調器400は、レーザ光源101と、レーザ光源101からの出力光を第1の光路と第2の光路とに分岐する光分岐器102と、第1の光路に設けられた光位相変調部103と、第2の光に設けられた光周波数シフタ104と、光周波数シフタ104からの出力光をフィルタリングする周期的光フィルタ401と、光位相変調部103からの出力光および周期的光フィルタ401からの出力光を結合する光結合器105と、周期的光フィルタ401からの出力光に基づいてレーザ光源101を制御するレーザ光源制御部402とを備える。光結合器105の出力光が光角度変調器400の出力光として供される。光角度変調器100とは、周期的光フィルタ401およびレーザ光源制御部402を備えている点で異なる。
レーザ光源101は、光周波数ν0の光を出力し、たとえば分布帰還型の半導体レーザなどとすることができる。
光分岐器102は、レーザ光源101からの出力光を第1の光路と第2の光路とに分岐し、たとえば融着延伸型の光方向性結合器などとすることができる。
光位相変調部103は、レーザ光源101の出力する光周波数ν0の光が入力され、光周波数ν0を中心とした光位相変調信号を出力する。レーザ光源101とは別個に設けた光位相変調部103により変調することで、レーザ光源101を直接変調する場合に生じるような振幅変調成分が現れない光位相変調信号を得ることができる。
光周波数シフタ104は、レーザ光源101の出力する光周波数ν0にピークを有する光を入力し、少なくとも、レーザ光源101からの出力光の光周波数ν0に対し、光周波数シフタ104に入力される電気信号の周波数fだけシフトされた光周波数を有する光を出力する。光周波数シフタ104は、たとえば、マッハツェンダ干渉計を複数組み合わせた光SSB変調器で構成することができる。
周期的光フィルタ401は、周期的に透過ピークを有する光フィルタである。たとえば、ファブリー・ペロー型光フィルタやAWG(アレイ導波路格子)光フィルタとすることができる。
レーザ光源制御部402は、周期的光フィルタ401の出力光の強度に基づいてレーザ光源101の出力光の光周波数を制御して、周期的光フィルタ401の出力光周波数を極大化する。たとえば、フォトディテクタ等を用いた光パワーメータにより周期的光フィルタ201の出力光の強度を測定し、その測定結果に基づいてレーザ光源101の温度または電流値を制御することにより、レーザ光源101の出力光の光周波数を制御することができる。
光結合器105は、光位相変調部103からの出力光および周期的光フィルタ401からの出力光を結合する。たとえば光分岐器102と同じく融着延伸型の光方向性結合器などとすることができる。この場合、光分岐器102の入出力を逆方向に用いればよい。
本実施形態に係る光角度変調器400は、光周波数シフタ104の後段に、周期的に透過ピークを有する周期的光フィルタ401およびレーザ光源101を制御するレーザ光源制御部402を備えることを特徴とする。周期的光フィルタ401の各透過ピークは、光周波数シフタ104の出力光の光周波数間隔fの数倍程度の周波数範囲で1つの周波数成分のみを通過させる程度に急峻な帯域通過特性を有するように構成されており、光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である用途において、所望の光周波数ν1の成分を濾波しつつ、主要な妨害光である光周波数ν0の成分および光周波数2ν0−ν1の成分を抑圧することができる。
加えて、レーザ光源の出力光周波数の可変範囲はたかだか数100GHzであるが、周期的光フィルタの一般的特性として、10THzを超える光周波数の範囲にわたって、周期的な透過特性を維持する。従って、レーザ光源101の交換時に周期的光フィルタ401への入力光周波数が、交換前のレーザ光源の光周波数から大きく異なった場合においても、レーザ光源101の出力光周波数に近い透過ピークが存在するため、同一の周期的光フィルタ401を使用することが可能となる。
このように急峻な帯域通過特性を有する光フィルタを用いる場合、透過ピークの中心周波数を入力光周波数に一致させ続けることが必要である。特許文献1には入力光周波数に対し光フィルタの透過ピークの中心周波数を動的に制御する方法が開示されているが、本実施形態では、フィルタの透過ピークの中心周波数に対し光周波数シフタ401から出力される所望の光周波数が一致するようにレーザ光源101の光周波数を制御する。この制御は、レーザ光源101の出力光周波数を調整するレーザ光源制御部402により行われる。これにより、光フィルタの透過ピークの中心周波数を制御する従来の方法と比べて、100倍以上の速さで制御することが可能となる。このため、本実施形態では、より高い精度で両者を一致させ続けることが可能となる。
したがって、本実施形態にかかる光角度変調器400は、映像信号配信システム等の光角度変調信号の光周波数が3GHz程度である場合に、光周波数シフタ104の出力光のうちの光周波数ν1の成分を濾波しつつ、主要な妨害光である光周波数ν0の成分および光周波数2ν0−ν1を含む不要な光周波数成分を抑圧することができる。それにより、光角度変調信号の復調時の歪み抑圧特性が良好な光角度変調器を提供することができる。以下、より詳細に説明する。
図5および図6は、周期的光フィルタ401の例示的構成を示している。図5に示されるファブリー・ペローフィルタ500は2枚の合わせ鏡で構成されている。透過周波数の周期は鏡の間隔に反比例し、透過周波数帯域は鏡の反射率が大きいほど狭くなる。図6に示されるAWGフィルタ600は、入力光をアレイ導波路に分岐し、各光路の長さに差を与えることによって周期的な透過特性を得る。透過周波数の周期は各光路長差に反比例し、透過周波数帯域はアレイ導波路の数が多いほど狭くなる。したがって、ファブリー・ペローフィルタ500については合わせ鏡の間隔と反射率、AWGフィルタ600についてはアレイ導波路の長さ及び数を選択することにより、光周波数シフタ104の出力光の光周波数間隔fの数倍程度の周波数範囲で1つの周波数成分のみを通過させる程度に急峻な帯域通過特性を有するように構成することができる。
図7は、周期的光フィルタ401の帯域通過特性を示している。図において周波数fは約3GHzである。上述したように、各透過ピークは、光周波数間隔fの数倍程度の周波数範囲で1つの周波数成分のみを通過させる程度に急峻でありかつ離隔している。たとえば、光周波数シフタとして光SSB変調器を用いる場合、透過ピークの半値幅をΔf、透過ピークの周期をFとして、Δf<f/6および6f<Fを満たすように周期的光フィルタ401を構成すると、光周波数ν0および2ν0−ν1の成分を40dB以上抑圧することができる。
光周波数シフタ104の出力光周波数を周期的光フィルタ401の透過ピークに一致させるための制御方法の例を以下に説明する。レーザ光源制御部402は、レーザ光源101の温度または電流値を周期的に増減させることによって出力光周波数を増減させる。出力光周波数の増減に連動して、光周波数シフタ104からの出力光周波数も増減するため、レーザ光源制御部402に測定される周期的光フィルタ401の出力光も変化する。例えば、レーザ光源101の温度の増加に対し、周期的光フィルタ401の出力光が増加する場合、レーザ光源101の温度の増減の中心値を増加させることにより、光周波数シフタ104の出力光周波数は周期的光フィルタ401の透過ピークの1つに近づく。逆に、レーザ光源101の温度の増加に対し、周期的光フィルタ401の出力光が減少する場合、レーザ光源101の温度の増減の中心値を減少させることにより、光周波数シフタ104の出力光周波数は周期的光フィルタ401の透過ピークの1つに近づく。周期的光フィルタ401の出力光が極大値に達したとき、光周波数シフタ104の出力光周波数が周期的光フィルタ401の透過ピークに一致している。
図8〜10は、光位相変調部103の代替形態である。
図8の光位相変調部103は、積分回路801を介してマルチキャリア信号が入力されている。本発明の光角度変調器を光周波数変調器として用いる場合、光位相変調部にマルチキャリア信号を入力する際に、あらかじめ積分を行う必要がある。本代替形態により、光位相変調部103を用いて厳密な光周波数変調を行うことができる。マルチキャリア信号に含まれる信号の帯域に対しキャリア周波数が非常に大きいときは、積分回路がなくてもほとんど光周波数変調器として動作が可能である。
図9の代替形態では、第1の経路に設けられた光位相変調部901と、第2の経路に、周期的光フィルタ401の後段に設けられた光位相変調部902と、光位相変調部901および光位相変調部902に接続された180°分配器903とを備える。180°分配器903を用いて並列配置された2つの光位相変調部に極性が逆符号の信号を差動的に入力することにより、第1の実施形態400と比較して、光位相変調部1つ当たりの入力レベルが半分で同等の変調度を実現することができる。
図10の代替形態では、第1の経路に直列配置された第1の光位相変調部1001と第2の光位相変調部1002とを備える。やはり同等の光位相変調を実現可能である。入力信号を分割して2つの光位相変調部に印加するので、光位相変調部1つ当たりの入力レベルが半分の状態で同等の変調度を実現することができる。
図11は、レーザ光源制御部402の代替形態1101を示している。レーザ光源101の制御に加えて、周期的光フィルタ401の透過ピークの中心周波数を調整する。レーザ光源101の光周波数の制御速度の方が周期的光フィルタ401の透過中心周波数の制御速度より100倍程度速いため精度の高い制御が可能であるが、併せて用いることにより精度の高い制御が可能となる。ファブリー・ペローフィルタ500とAWGフィルタ600のいずれの場合でも、温度を変化させることにより透過周波数を制御することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る光角度変調器は、マルチキャリア信号を入力され、光角度変調信号を出力する光角度変調器であって、レーザ光源と、レーザ光源からの出力光を、第1の光路および第2の光路に分岐する光分岐器と、第1の光路に設けられ、レーザ光源からの出力光を、マルチキャリア信号により位相変調する光位相変調部と、第2の光路に設けられた光周波数シフタであって、少なくとも、レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を出力する光周波数シフタと、光周波数シフタからの出力光のうちの、レーザ光源からの出力光の光周波数に対して光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を透過する、周期的透過ピークを有する周期的光フィルタと、周期的光フィルタの出力光に基づいてレーザ光源を制御して、周期的光フィルタからの出力光を極大化するレーザ光源制御部と、光位相変調部からの出力光と周期的光フィルタからの出力光とを結合する光結合器とを備え、光角度変調信号は、光結合器の出力光であることを特徴とする。
なお、本実施形態の光角度変調器400は適宜、光アイソレータ、O/E変換器や光増幅器などをさらに備えることができることに留意されたい。たとえば、光角度変調器内部の反射光を抑圧するための光アイソレータを周期的光フィルタ401と光結合器105との間や、光結合器105の後段に設けることができる。また、光結合器105の後段にO/E変換器、E/O変換器や光増幅器などを設けることもできる。また、光結合器105の出力に位相変調器を入れ、その位相変調器にSBS(誘導ブリルアン散乱)を抑圧するための信号を印加することができる(図12)。この結果、光ファイバ伝送路を伝搬する際に発生するSBSを抑圧することができる。
(実施形態2)
光角度変調信号に含まれる歪みの要因は、光周波数シフタ104の出力光に含まれる不要な光周波数成分だけではない。出願人は、この歪成分が光位相変調部103に加えるバイアス電圧に対し周期的に増減する性質を有することを見出した。図13において、横軸のバイアス電圧は、光位相変調部103に加えるバイアス電圧であり、縦軸の歪成分は、光結合器105の出力光の一部を光FM復調した時にマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる歪成分である。バイアス電圧V1やV2のように、歪成分が極小化されるバイアス電圧値が周期的に存在ことが分かる。
図14は、本発明による光角度変調器の第2の実施形態1400の構成を示している。実施形態1の構成に加えて、上述した歪みを低減するための歪成分制御部1401をさらに備えている。
歪成分制御部1401には、光結合器105の出力光の一部が入力され、光位相変調部103に印加されるバイアス電圧を出力する。歪成分制御部1401中では、入力光がまず光FM復調され、その後に、例えばバンドパスフィルタを用いて、マルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する。次いで、上記歪成分のレベルが減少するような光位相変調部103に加えるバイアス電圧を発生させる。このように、測定された歪成分のレベルに基づいて、バイアス電圧を制御して、歪成分を極小化する。例えば、マルチキャリア信号内に存在させるパイロット信号のような比較的安定な周波数f0の正弦波信号の2次高調波に相当する2f0の周波数を測定することでパイロット信号が歪んでいることが測定できる。
図15は、歪成分制御部1401の代替形態1501を示している。光周波数シフタ104は、例えば電圧入力により光周波数シフト量が制御されるいわゆるVCOが用いられる。本代替形態1501についても、バイアス電圧との関係で図13に示したような歪成分の性質が認められるので、歪成分制御部1501は、光位相変調部103のDCバイアス電圧に帰還する代わりに、光周波数シフタ104へのDCバイアス電圧に帰還して、周波数シフタの出力光位相あるいは周波数を調整して光角度変調器出力中に内在する歪成分を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る光角度変調器は、光結合器が出力する光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、歪成分のレベルに基づいて、歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段とを有する歪成分制御部をさらに備え、バイアス電圧は、光位相変調部に印加されることを特徴とする。光位相変調部に加えるバイアス電圧を調整することにより、光角度変調信号に内在する歪成分を低減することができる。
また、本実施形態に係る光角度変調器は、光結合器が出力する光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、歪成分のレベルに基づいて、歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段とを有する歪成分制御部をさらに備え、バイアス電圧は、光周波数シフタに印加され、光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されることを特徴とする。光周波数シフタに加えるバイアス電圧を調整することにより、光角度変調信号に含まれる歪みを低減することができる。
なお、本実施形態の光角度変調器も実施形態1と同様に、適宜、光アイソレータ、O/E変換器、E/O変換器や光増幅器やSBS抑圧手段などをさらに備えることができることに留意されたい。たとえば、光結合器105の後段にO/E変換器、E/O変換器を設け、E/O変換器の出力の一部を歪成分制御部1401または1501に入力し、光位相変調器または光周波数シフタにバイアス電圧を帰還することもできる(図16および17)。この結果、光角度変調信号がO/E変換器からE/O変換器を伝送する間で発生する歪成分を併せて抑圧することができる。
(実施形態3)
図18は、本発明による光角度変調器の第3の実施形態1800の構成を示している。光路差調整部1801をさらに備える点を除いて、実施形態1の構成と同一である。位相調整部1801は、光結合器105の出力光に基づいて、第1の光路と第2の光路との間の長さ揺らぎを補償する。
たとえば、光結合器105の出力光をO/E変換器に入れて検波し、ビート成分を抽出し、そのビート成分を基準となる周波数の信号、例えば3GHzの信号と位相を比較し、この位相差に基づいて光位相変調部103のバイアス電圧に帰還する。光位相変調部103に印加するバイアス電圧、つまり直流電圧を変化させると、電気光学効果により光位相変調部103の導波路の屈折率が変化する。こうすることにより、伝播速度が変化するので実効的に伝播遅延時間が変化するので、実効的に光路長が変化したのと同等の効果が生じる。このビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御し続けることで第1の光路と第2の光路の長さの差の揺らぎを補償することができる。
図19は、光路差調整部1801の代替形態1901を示している。光周波数シフタ104は、例えば電圧入力により光周波数シフト量が制御される、VCOであり、光路差調整部1901は、光位相変調部103のバイアス電圧に帰還する代わりに、光周波数シフタ104に帰還して、同様に実効的に伝播遅延、つまり光路長を変化させ、第1の光路と第2の光路の長さ揺らぎ差を補償する。注意すべき点は、本代替形態1901においては光周波数シフタへの帰還信号は、実施形態1800における光位相変調器へのバイアス電圧の時間微分の関係にあることである。この場合、基準となる周波数の信号との位相比較手段の変わりに光FM復調器を用いてその直流出力を帰還信号として光周波数シフタに入力することで代替が可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る光角度変調器は、光結合器が出力する光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、この位相差に基づいて光位相変調部のバイアス電圧に帰還して、ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段とを有する光路差調整部をさらに備えることを特徴とする。ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御し続けることで第1の光路と第2の光路の長さの差の揺らぎを補償し、光角度変調信号に含まれる歪みを低減することができる。
また、本実施形態に係る光角度変調器は、光結合器が出力する光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、この位相差に基づいて光周波数シフタのバイアス電圧に帰還して、ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段とを有する光路差調整部をさらに備え、光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されることを特徴とする。ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように光周波数シフタに加えるバイアス電圧を制御し続けることで第1の光路と第2の光路の長さの差の揺らぎを補償し、光角度変調信号に含まれる歪みを低減することができる。
なお、本実施形態のビート成分抽出手段において、ビート信号の周波数変調成分を平均化するための手段、例えば分周器をさらに備えることができることに留意されたい。たとえば、ビート成分抽出手段の後段に分周器を設け、この出力を基準となる周波数(の分周数分の1)の信号と位相を比較し、この位相差に基づいて光位相変調器または光周波数シフタにバイアス電圧を帰還することもできる。この結果、より高精度に第1の光路と第2の光路の長さの差の揺らぎを補償し、光角度変調信号に含まれる歪みを低減することができる。
従来の光角度変調器の構成を示す図である。 従来の光角度変調器の構成を示す図である。 従来の光フィルタの帯域通過特性を示す図である。 実施形態1に係る光角度変調器の構成を示す図である。 周期的光フィルタの構成を示す図である。 周期的光フィルタの構成を示す図である。 周期的光フィルタの帯域通過特性を示す図である。 光位相変調部の代替形態を示す図である。 光位相変調部の代替形態を示す図である。 光位相変調部の代替形態を示す図である。 レーザ光源制御部の代替形態を示す図である。 SBS抑圧信号発生部を示す図である。 光角度変調信号に含まれる歪み成分と光位相変調部に加える印加電圧との関係を示す図である。 実施形態2に係る光角度変調器の構成を示す図である。 歪成分制御部の代替形態を示す図である。 歪成分制御部の代替形態を示す図である。 歪成分制御部の代替形態を示す図である。 実施形態3に係る光角度変調器の構成を示す図である。 光路差調整部の代替形態を示す図である。
符号の説明
101 レーザ光源
102 光分岐器
103 光位相変調部
104 光周波数シフタ
105 光結合器
401 周期的光フィルタ
402、1101 レーザ光源制御部
1401、1501 歪成分制御部
1601、1701 O/E変換器
1602、1702 E/O変換器
1801、1901 光路差調整部

Claims (7)

  1. マルチキャリア信号を入力され、光角度変調信号を出力する光角度変調器であって、
    レーザ光源と、
    前記レーザ光源からの出力光を、第1の光路および第2の光路に分岐する光分岐器と、
    前記第1の光路に設けられ、前記レーザ光源からの出力光を、前記マルチキャリア信号により位相変調する光位相変調部と、
    前記第2の光路に設けられた光周波数シフタであって、少なくとも、前記レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、前記光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を出力する光周波数シフタと、
    前記光周波数シフタからの出力光のうちの前記レーザ光源からの出力光の光周波数に対し、前記光周波数シフタに入力される電気信号の周波数だけシフトされた光周波数を有する光を透過する、周期的透過ピークを有する周期的光フィルタと、
    前記周期的光フィルタの出力光に基づいて前記レーザ光源を制御して、前記周期的光フィルタからの出力光を極大化するレーザ光源制御部と、
    前記光位相変調部からの出力光と前記周期的光フィルタからの出力光とを結合する光結合器とを備え、
    前記光角度変調信号は、前記光結合器の出力光であること
    を特徴とする光角度変調器。
  2. 前記レーザ光源制御部は、前記周期的光フィルタをさらに制御して、前記周期的光フィルタからの出力光を極大化することを特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
  3. 前記光結合器が出力する前記光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、
    光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、
    前記歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、
    前記歪成分のレベルに基づいて、前記歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段と
    を有する歪成分制御部をさらに備え、
    前記バイアス電圧は、前記光位相変調部に印加されること
    を特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
  4. 前記光結合器が出力する前記光角度変調信号を光FM復調する光FM復調手段と、
    光FM復調されたマルチキャリア信号の和周波成分または差周波成分として現れる少なくとも1つの歪成分を抽出する歪成分抽出手段と、
    前記歪成分のレベルを測定する歪成分測定手段と、
    前記歪成分のレベルに基づいて、前記歪成分を低減するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生手段と
    を有する歪成分制御部をさらに備え、
    前記バイアス電圧は、前記光周波数シフタに印加され、
    前記光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されること
    を特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
  5. 前記光結合器が出力する前記光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、
    前記ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、
    前記位相差に基づいて前記光位相変調部のバイアス電圧に帰還して、前記ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段と
    を有する光路差調整部をさらに備え、
    前記バイアス電圧は、前記光位相変調部に印加されること
    を特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
  6. 前記光結合器が出力する前記光角度変調信号のビート成分を抽出するビート成分抽出手段と、
    前記ビート成分を基準となる周波数の信号と位相を比較する位相比較手段と、
    前記位相差に基づいて前記光位相変調部のバイアス電圧に帰還して、前記ビート成分の位相が基準となる周波数の信号の位相に対し一定となるように制御するバイアス電圧印加手段と
    を有する光路差調整部をさらに備え、
    前記バイアス電圧は、前記光周波数シフタに印加され、
    前記光周波数シフタは、電圧入力により光周波数シフト量が制御されること
    を特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
  7. 前記光結合器の後段にO/E変換器を備え、
    前記O/E変換器の後段にE/O変換器を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光角度変調器。
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