JP2008228039A - ネットワークカメラ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現在カメラに写っている被写体が手元にモニターがない状態でも教育や公演に集中しながら、容易に、かつ応答性よくパン、チルト、ズーム等のカメラ制御を行うことができるネットワークカメラ装置を提供する。
【解決手段】ネットワークカメラ装置101は、画像入力部114から入力した撮影画像を、被写体コマンド解釈部115で所定の処理をすることにより、被写体が要求したカメラ制御のコマンドを検出する。被写体からのカメラ制御に切り替えるコマンドを検出すると、制御切り替え部112においてクライアントのカメラ制御と被写体のカメラ制御の切り替えを行う。被写体からのカメラ制御モードにおいて、被写体コマンド解釈部115でカメラパラメータの設定を要求するコマンドを検出すると、前記パラメータ値を使ってカメラ制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して遠隔から外部装置により制御されるネットワークカメラ装置及びその制御方法に関する。
インターネット等の汎用ネットワークを介して、カメラを容易に遠隔から制御(例えばパン、チルト、ズーム等)操作することが可能であり、更にカメラで撮影した映像をネットワーク経由でモニターが可能なネットワークカメラシステムが知られている。
このようなネットワークカメラシステムが広く普及し、近年では教育や公演の場で使用されるようになってきた。
教育や公演の場で使用されるようになると、写されている被写体において、黒板の文字をズームして見せたい、手元をズームして見せたい等、教育や公演を効果的に進めるために自らの意思でカメラを制御したい要求が出てくる。
被写体がカメラ制御を行うことは公知技術であり、従来はリモコンで制御する、あるいは音声認識で制御する装置がある。
特許文献1には、被写体から発せられる音声により、被写体に対するカメラの撮影方向または被写体を撮影したカメラからの映像をパン、チルト調整するカメラ監視装置が開示されている。
特開平09−289609号公報
しかし、従来のリモコンで制御する装置では、リモコンの赤外線が指向性を有しているためセンサが受信可能な方向に向かってパン、チルト、ズーム等のカメラ制御操作を順次しなければならず、手間がかかる。
更に、センサに正しく受信され、所望の操作が実行されたことをモニターで確認しながら制御する必要があり、操作が難しく応答性が悪い。また、音声認識を行う制御装置では、制御は公演内容と関係のない音声を発する必要があり、教育や公演の妨げとなり得る。
本発明の目的は、現在カメラに写っている被写体が手元にモニターがない状態でも教育や公演に集中しながら、容易に、かつ応答性よくパン、チルト、ズーム等のカメラ制御を行うことができるネットワークカメラ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、通常クライアントがネットワークを介して遠隔から制御操作しているカメラ制御を、写されている被写体が自らの意思でカメラを制御したいと要求した時に、容易に、かつ応答性よくそれを可能とすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のネットワークカメラ装置は、特定のネットワークに接続され、撮影の条件を制御することが可能なネットワークカメラ装置において、撮影の条件に従ってカメラ制御するカメラ制御部と、撮影した画像をキャプチャする画像入力部と、前記画像入力部から入力した撮影画像から撮影の条件を検出する被写体コマンド解釈部と、前記ネットワークを介して外部装置から撮影の条件を受信する通信インターフェースと、前記通信インターフェースで受信した撮影の条件と、前記被写体コマンド解釈部で検出した撮影の条件とを切り替えて、前記カメラ制御部に撮影の条件を渡す制御切り替え部とを備えることを特徴とする。
請求項4記載のネットワークカメラ装置の制御方法は、特定のネットワークに接続され、撮影の条件を制御することが可能なネットワークカメラ装置の制御方法において、撮影の条件に従ってカメラ制御するカメラ制御ステップと、撮影した画像をキャプチャする画像入力ステップと、前記画像入力ステップから入力した撮影画像から撮影の条件を検出する被写体コマンド解釈ステップと、前記ネットワークを介して外部装置から撮影の条件を受信する通信インターフェースステップと、前記通信インターフェースステップで受信した撮影の条件と、前記被写体コマンド解釈ステップで検出した撮影の条件とを切り替えて、前記カメラ制御ステップに撮影の条件を渡す制御切り替えステップとを備えることを特徴とする。
本発明のネットワークカメラ装置により、現在カメラに写っている被写体が手元にモニターがない状態でも容易に、かつ応答性よくパン、チルト、ズーム等のカメラ制御を行うことが可能になる。また、通常クライアントがネットワークを介して遠隔から制御操作しているカメラ制御を、被写体が要求したときに、容易に、かつ応答性よく被写体からのカメラ制御に切り替えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークカメラ装置と外部装置がネットワークで接続されるネットワークカメラシステムの構成図である。
図1において、ネットワークカメラ装置(以下、カメラ)101は、外部装置102と、ネットワーク103により接続される。ネットワークカメラ装置101は、ズーム、パン、チルト、露出等のカメラ制御、カメラ制御に従った撮像、映像処理、通信処理等を行う。
ネットワークカメラ装置101が備える構成を以下に説明する。
通信インターフェース111は、ネットワークアダプタ等で本装置と他の装置(外部装置102)とが情報交換を行う。
制御切り替え部112は、クライアントが発行するカメラを制御するコマンド(撮影の条件)と被写体が発行するカメラを制御するコマンド(撮影の条件)を切り替える。具体的には、クライアントコマンド解釈部116で解釈(検出)したパン、チルト、ズーム等、カメラを制御するためのパラメータ(カメラパラメータ)と、被写体コマンド解釈部115で検出されたカメラパラメータを選択してカメラ制御部113に渡す。
制御切り替え部112は、通常動作ではクライアントコマンド解釈部116で検出されたカメラパラメータを選択する。被写体コマンド解釈部115で被写体がカメラ制御を行うコマンドが検出されると、被写体コマンド解釈部115で検出されたカメラパラメータを選択する。
カメラ制御部113は、カメラの各種制御信号に従ってカメラ制御するものであり、カメラのパン方向あるいはチルト方向に姿勢を制御する。また、カメラ制御部113は、ズーム、焦点、絞り、シャッタースピード等も制御する。
画像入力部114は、カメラの撮影画像を画像キャプチャ装置等で入力する。被写体コマンド解釈部115は、被写体が発行するカメラを制御するコマンドを、画像入力部114から一定周期で取り込んだ画像情報を用いて検出する。
被写体コマンド解釈部115は、画像入力部114から入力した撮影画像の内に特定の周期の明滅信号を検出し、明滅信号の位置が画像の中心になるパン、チルト角を算出し、カメラ制御部113は、その算出の結果に基づきカメラ制御する。
クライアントコマンド解釈部116は、通信インターフェース111を介して受信したクライアントが発行するカメラを制御するコマンドや、映像取得要求のコマンドを解釈(検出)する。画像記憶部117は撮影画像を記憶(保存)する。
本実施の形態における被写体コマンド解釈部115は、具体的には、画像処理により、特定周期のLEDの明滅信号をカメラ制御のコマンドとして検出する。コマンドは明滅の周期で区別され、制御切り替えコマンド、ズームアウトコマンド、ズームインコマンドの3つの明滅周期が既定されている。
被写体コマンド解釈部115は、制御切り替えコマンド検出時は、被写体からの制御に切り替える要求信号を生成する。ズームアウトコマンド検出時は、カメラを最大広角に制御するカメラパラメータを生成する。ズームインコマンド検出時はそのLEDの明滅位置を画像の中心にズームイン制御するカメラパラメータを生成する。
コマンドとして使用する周期は、画像入力部114から画像をキャプチャする周期を考慮して、十分検出し得る周期に既定されている。
図2は、図1における被写体コマンド解釈部の構成図である。
図2において、被写体コマンド解釈部115は、以下の構成要素を備える。
輝度抽出処理部201は、画像入力部114から一定周期でキャプチャした画像の輝度の情報を抽出する。画像変化比較部202は、画素毎に直前にキャプチャした画像の輝度と比較し、所定値以上の差分があれば、変化した時刻を輝度変化履歴記憶部203に記憶する。
上記輝度比較に使用する所定値はLEDの明滅信号と判断するための値であり、使用するLEDの明滅時の輝度を考慮して、LEDの明滅を十分検出し得る値に既定されている。受け取った輝度の情報は次の比較対象として保存する。
コマンド判断部204は、画素毎に輝度変化履歴を監視し、周期を算出する。輝度変化が一定の周期で起こっていれば、明滅信号が発生したと認識し、コマンド登録部206に登録した周期と一致するか判定する。
PT値計算部205は、ズームインコマンドの周期に一致した明滅信号を検出したとき、輝度変化が起こっている画素と、画像撮影時のパン、チルト、ズーム値から、明滅信号の発生している位置を特定し、その位置が中心になるパン、チルト角を算出する。
コマンド登録部206は、明滅周期とカメラ制御のコマンドを対応付けた情報を予め登録しておく。本実施の形態では、制御切り替えコマンドの明滅周期、ズームアウトコマンドの明滅周期、ズームインコマンドの明滅周期を登録しておく。
Z値登録部207は、パン、チルト角の値に応じた最適なズーム倍率の値を予め登録しておき、PT値計算部205で算出したパン、チルト角の値に応じて最適なズーム倍率の値を読み出す。
図1に戻り、外部装置102は、例えば、WWWサーバやWWWブラウザであり、これらの間は、HTTPプロトコルで通信を行う。即ち、WWWブラウザからは文書データやイメージデータの格納先であるWWWサーバに対して、対象とするデータの格納先が示されたURLに従ってその情報を提示する。
WWWサーバは、これに応えて、対応する文書データやイメージデータをWWWブラウザに転送する。本実施の形態では、通信インターフェース111は、WWWサーバの通信方法を用いて実現している。
次に、クライアントがカメラ制御を行い、映像を取得する動作と、被写体がカメラ制御を行う動作について説明する。
クライアントが外部装置102からWWWサーバの通信方法を用いて画像を取り込む時には以下の記述を用いる。
<img src = “http://www.foo.co.jp/image001.gif”> …(1)
上記式は、image001.gifというファイルに格納されたイメージデータの転送を要求することを示す。尚com.foo.co.jpは本ネットワークカメラ装置101のネットワークアドレスである。
更に、カメラパラメータを設定し、画像を貼り込む時には以下の記述を用いる。
<img src = “http://www.foo.co.jp/P20T5Z2.gif”> …(2)
カメラアングルを指定するパン、チルト、ズーム等は、それぞれ英字の「P」「T」「Z」で表し、その後にそれぞれの制御量を数字で表す。
上記の記述ではパン角度20度、チルト角度5度、ズーム量2倍で撮影し、gif形式の画像データとして得る要求を示す。外部装置102はネットワークカメラ装置101に対して前記HTML記述の文字列を出力し、画像データの要求を行う。通信インターフェース111を介して、ネットワークカメラ装置101にこの要求が入ると、クライアントコマンド解釈部116が起動され、要求の解釈とそれに対応する応答の処理が開始される。
図3は、図1のネットワークカメラ装置によって実行されるクライアントからのカメラ制御処理(外部装置からの画像データ要求に対する対応処理)の手順を示すフローチャートである。
図3において、ステップS301では、クライアントコマンド解釈部116がファイル名として記述されたコマンドを解釈する。即ち。要求の先頭が記述例(2)のように「P」であればカメラパラメータ設定コマンドと認識し、ステップS302の処理を行う。記述例(1)のように「P」以外であれば映像取得コマンドと認識する。
ステップS302では、クライアントコマンド解釈部116が、クライアントからのカメラ制御と、被写体からのカメラ制御を切り替える制御切り替え部112がクライアントからのカメラ制御を選択しているか判断する。クライアントからのカメラ制御が選択されていればステップS303の処理を行う。
ステップS303では、クライアントマンド解釈部116が、記述例(2)で指定されたカメラパラメータを抽出して制御切り替え部112に渡し、制御切り替え部112はカメラパラメータをカメラ制御部113に渡す。
カメラ制御部113は、カメラパラメータ(パン、チルト、ズームの各値)に従ってカメラを操作し、撮影する。撮影した画像は画像入力部114よりキャプチャされ、指定したファイルフォーマットに変換し、画像記憶部117に保存される。
ステップS304では、クライアントコマンド解釈部116が、指定したファイル名の画像を画像記憶部117から読み出し、通信インターフェース111を介して要求元の外部装置102に返答する。
このとき、通信インターフェース111では、HTTPプロトコルを用いるため、画像フォーマットに応じた内容種別情報やステータス情報等が先頭に付加される。そして本処理を終了する。
ステップS302において、クライアントからのカメラ制御と、被写体からのカメラ制御を切り替える制御切り替え部112が被写体のカメラ制御を選択している場合は以下の処理となる。
即ち、クライアントコマンド解釈部116は、通信インターフェース111を介して要求元の外部装置102に制御できない旨のエラーメッセージを通知し(ステップS305)、本処理を終了する。
ステップS301において、クライアントコマンド解釈部116がカメラパラメータ設定コマンドではないと判断すると、カメラパラメータ設定を行わない映像取得コマンドと認識し、ステップS304の処理を行い、本処理を終了する。
図4は、図1のネットワークカメラ装置によって実行される被写体からのカメラ制御処理(被写体がカメラパラメータを設定するときのカメラ制御処理)の手順を示すフローチャートである。
画像入力部114にて画像をキャプチャすると被写体コマンド解釈部115が起動され、コマンドの解釈とそれに対応する応答の処理が開始される。
図5に教育や公演を行う被写体の操作例を示す。システムの初期状態ではカメラは最大広角を撮影するものとする。
(a)では、被写体が教育や公演の最初に被写体からのカメラ制御に切り替えるため、カメラ制御切り替えコマンドに対応する周期の明滅信号を発生させる。(b)では、被写体が教壇に立ち自分をズームインするため、自分の前でズームインコマンドに対応する周期の明滅信号を発生させる。
(c)では、被写体が移動するとき、次のコマンドを確実に捉えられるようにするため、ズームアウトコマンドに対応する周期の明滅信号を発生させる。(d)では、被写体が黒板まで移動し見せたい資料をズームインするため、資料の前でズームインコマンドに対応する周期の明滅信号を発生させる。
被写体が以上の(a)、(b)、(c)、(d)の操作を行う場合に沿って、図4のフローチャートを説明する。最初に図5(a)に示す操作を実行すると図4のフローチャートでは以下の処理が行われ、映像はカメラの最大広角で撮影される。
ステップS401では、輝度抽出処理部201が、画像入力部114からキャプチャした画像の輝度を抽出し、各画素と対応付けた情報として画像変化比較部202に渡す。
ステップS402では、画像変化比較部202が、キャプチャした画像の輝度と直前画像の輝度の差分を画素毎に取る。
ステップS403では、画像変化比較部202が、輝度の差分が所定値以上であるか判断する。所定値未満であれば明滅変化はないと認識し、処理は終了する。所定値以上であればステップS404の処理を行う。
ステップS404では、画像変化比較部202が、画素毎に、変化した時刻及び輝度を輝度変化履歴記憶部203に書き込む。
ステップS405では、コマンド判断部204が、輝度変化履歴記憶部203の更新があった画素について輝度変化の周期を算出する。
ステップS406では、コマンド判断部204が、ステップS405において算出した周期がコマンド登録部206に登録している制御切り替えコマンドの周期と一致するか判断する。一致すれば被写体からの制御に切り替えるコマンドが発行されたと認識し、ステップS407の処理を行う。
ステップS407では、コマンド判断部204が、制御切り替え部112へカメラ制御に際し被写体からの操作を選択する信号を出す。
ステップS408では、コマンド判断部204が、制御切り替え部112へカメラを最大広角にするカメラパラメータを渡す。カメラを最大広角にすることで次の被写体からの制御コマンドの明滅信号を確実に捉える。
ステップS409では、制御切り替え部112が被写体コマンド解釈部115からのカメラパラメータをカメラ制御部113に渡し、カメラ制御部113は指定されたパン、チルト、ズームの各値でカメラを操作し、画像撮影を行い、処理を終了する。
続いて図5(b)に示される操作を行うと、図4のフローチャートでは以下の処理が行われ、映像は被写体を中心にズームで撮影される。
ステップS401乃至S406の処理が行われ、ステップS406において制御切り替えコマンドではないので、ステップS410に進み、ズームインコマンドの周期と一致するか判断する。一致すればステップS411の処理を行う。
ステップS411では、PT値計算部205が、ステップS410において一致と判定された画素の位置情報と、カメラ制御部113の画像をキャプチャしたときのカメラパラメータの値から、全可視領域におけるLEDの明滅位置を特定する。
そして、明滅位置が中心になるパン、チルト角のパラメータ値を算出する。算出したパン、チルト角のパラメータ値は制御切り替え部112へ渡す。
ステップS412では、Z値登録部207が、PT値計算部205より算出されたパン、チルト角のパラメータ値に応じて登録されているズーム量のパラメータ値を読み出し、制御切り替え部112へ渡す。続いてステップS409の処理を実行し、処理を終了する。
続いて図5(c)に示される操作を行うと図4のフローチャートでは以下の処理が行われ、映像はカメラの最大広角で撮影される。
ステップS401乃至S406の処理が行われ、ステップS406において制御切り替えコマンドではなく、ステップS410においてズームインコマンドではないのでステップS413に進み、ズームアウトコマンド周期と一致するか判断する。一致すればステップS414の処理を行う。
ステップS414では、コマンド判断部204が、制御切り替え部112へカメラを最大広角にするカメラパラメータを渡す。最大広角のパラメータを設定することで被写体が移動して画角外へ出るのを防止し、次の被写体からの制御コマンドの明滅信号を確実に捉える。続いてステップS409の処理を実行し、処理を終了する。
続いて図5(d)に示される操作を行うと図4のフローチャートでは以下の処理が行われ、映像は資料を中心にズームで撮影される。
ステップS401乃至S406、ステップS410乃至S412、ステップS409の処理が行われ、カメラはLEDの明滅位置を中心にズームインした映像を写す。
以上説明したように、本発明のネットワークカメラ装置によれば、現在カメラに写っている被写体が手元にモニターがない状態でも容易に、かつ応答性よくパン、チルト、ズーム等のカメラ制御を行うことが可能になる。
また、通常、クライアントがネットワークを介して遠隔から制御操作しているカメラ制御を、被写体が要求したときに、容易に、かつ応答性よく被写体からのカメラ制御に切り替えることができる。
本発明の実施の形態に係るネットワークカメラ装置と外部装置がネットワークで接続されるネットワークカメラシステムの構成図である。 図1における被写体コマンド解釈部の構成図である。 図1のネットワークカメラ装置によって実行されるクライアントからのカメラ制御処理の手順を示すフローチャートである。 図1のネットワークカメラ装置によって実行される被写体からのカメラ制御処理の手順を示すフローチャートである。 被写体のカメラ制御のための操作を示す図である。
符号の説明
101 ネットワークカメラ装置
102 外部装置
103 ネットワーク
111 通信インターフェース
112 制御切り替え部
113 カメラ制御部
114 画像入力部
115 被写体コマンド解釈部
116 クライアントコマンド解釈部
117 画像記憶部
201 輝度抽出処理部
202 画像変化比較部
203 輝度変化履歴記憶部
204 コマンド判断部
205 PT値計算部
206 コマンド登録部
207 Z値登録部

Claims (6)

  1. 特定のネットワークに接続され、撮影の条件を制御することが可能なネットワークカメラ装置において、
    撮影の条件に従ってカメラ制御するカメラ制御部と、
    撮影した画像をキャプチャする画像入力部と、
    前記画像入力部から入力した撮影画像から撮影の条件を検出する被写体コマンド解釈部と、
    前記ネットワークを介して外部装置から撮影の条件を受信する通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースで受信した撮影の条件と、前記被写体コマンド解釈部で検出した撮影の条件とを切り替えて、前記カメラ制御部に撮影の条件を渡す制御切り替え部と、
    を備えることを特徴とするネットワークカメラ装置。
  2. 前記制御切り替え部は、前記画像入力部から入力した撮影画像の内に特定の周期の明滅信号を検出し、クライアントからのカメラ制御と、被写体からのカメラ制御を切り替えることを特徴とする請求項1記載のネットワークカメラ装置。
  3. 前記被写体コマンド解釈部は、前記画像入力部から入力した撮影画像の内に特定の周期の明滅信号を検出し、前記明滅信号の位置が画像の中心になるパン、チルト角を算出し、前記カメラ制御部は、その算出の結果に基づきカメラ制御することを特徴とする請求項1記載のネットワークカメラ装置。
  4. 特定のネットワークに接続され、撮影の条件を制御することが可能なネットワークカメラ装置の制御方法において、
    撮影の条件に従ってカメラ制御するカメラ制御ステップと、
    撮影した画像をキャプチャする画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップから入力した撮影画像から撮影の条件を検出する被写体コマンド解釈ステップと、
    前記ネットワークを介して外部装置から撮影の条件を受信する通信インターフェースステップと、
    前記通信インターフェースステップで受信した撮影の条件と、前記被写体コマンド解釈ステップで検出した撮影の条件とを切り替えて、前記カメラ制御ステップに撮影の条件を渡す制御切り替えステップと、
    を備えることを特徴とするネットワークカメラ装置の制御方法。
  5. 前記制御切り替えステップは、前記画像入力ステップから入力した撮影画像の内に特定の周期の明滅信号を検出し、クライアントからのカメラ制御と、被写体からのカメラ制御を切り替えることを特徴とする請求項4記載のネットワークカメラ装置の制御方法。
  6. 前記被写体コマンド解釈ステップは、前記画像入力ステップから入力した撮影画像の内に特定の周期の明滅信号を検出し、前記明滅信号の位置が画像の中心になるパン、チルト角を算出し、前記カメラ制御ステップは、その算出の結果に基づきカメラ制御することを特徴とする請求項4記載のネットワークカメラ装置の制御方法。
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