JP2008228009A - 音声信号受信装置、表示装置および音声信号受信方法 - Google Patents

音声信号受信装置、表示装置および音声信号受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音声信号として処理できないフォーマットのデジタル信号が入力された場合、そのデジタル信号に代えてアナログ信号を入力された音声信号として選択する。
【解決手段】DVDプレーヤとの接続がHDMI接続か否かが判定され(S10)、HDMI接続である場合(S10のY)、デジタル信号の音声信号が入力されているかが判定される(S12)。デジタル信号が入力されている場合(S12のY)、音声信号処理部がそのデジタル信号を処理可能か否かが判定される(S14)。処理が可能であると判定された場合(S14のY)、HDMIレシーバと音声信号処理部とが接続される(S16)。HDMI接続でないと判断された場合(S10のN)、また、デジタル信号の入力がないと判断された場合(S12のN)、さらに処理不可能と判断された場合(S16のN)、アナログ信号を選択するためADCと音声信号処理部とが接続される(S18)。
【選択図】図2

Description

本発明は、音声信号受信装置、表示装置および音声信号受信方法に係り、特に外部のソースから音声信号としてデジタル信号及びアナログ信号のいずれかのフォーマットの信号を選択的に取得する音声信号受信装置、表示装置および音声信号受信方法に関する。
近年、オーディオ・ビジュアル分野では、様々な機器が互いにデジタル接続可能になっている。例えば、テレビやDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどは、音声信号だけでなく映像信号もデジタル接続可能になっている。
このような状況において、信号のフォーマットや接続インタフェイスに関しても様々な形態が提案されている。例えば、音声信号としてPCM(Pulse Code Modulation)やMPEG(Moving Picture Experts Group)規格に準拠したAAC(Advanced Audio Coding)、サラウンドのフォーマットとしてドルビー・デジタル(商標)やdts(Digital Theater Systems;商標)等がある。その結果、装置メーカは、多様なフォーマットに対応可能な製品の投入が求められている。
また、接続インタフェイスにおいては、ユーザ・フレンドリーの観点で、配線等の設定を容易にできるようにするために、音声信号と映像信号を一本のケーブルで扱えるようにした規格が採用されるようになっている。そのような規格の一つに、映像信号の接続のためのDVI(Digital Visual Interface)規格について音声信号を扱えるように仕様を拡張したHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格がある。DVI規格による接続の場合、音声信号の伝送には別のケーブルが必要であるが、HDMI規格の接続の場合、一本のケーブルで音声信号、映像信号及び制御信号とを伝送できる。
HDMI規格はDVI規格の上位規格であること等から、HDMI規格のコネクタによりDVI規格による接続が許容されており、この場合、映像信号のみがHDMIケーブルを介して接続される。この場合、音声信号は別のケーブルで接続される必要がある。また、ユーザの仕様態様によっては、外部装置からの信号として、映像信号がHDMI規格による信号で、音声信号がアナログ信号である場合もある。さらに、外部装置との音声信号の接続に、デジタル接続及びアナログ接続の両方で接続することもある。
このように、様々な伝送形態を許容可能な接続がなされていると、ユーザは、どのように外部機器と接続されているか的確に把握できないことがある。機器同士を接続作業する者と視聴者が異なる場合、なおさらである。このような状況で、ユーザが外部機器のコンテンツを視聴する際に、入力される音声信号としてデジタル信号もしくはアナログ信号の選択を適切にできず、音声が出力されないといったことが起こる。そこで、HDMI接続において、デジタル信号の入力がない場合、アナログ信号の接続に音声信号の接続を変更する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−198690号公報
ところで、特許文献1に開示の技術では、デジタル信号の入力の有無を参照し、デジタル信号の入力が無い場合に、アナログ信号に接続を切り替えている。しかし、上述の通りデジタル信号には、様々なフォーマットが存在しており、必ずしも全てのフォーマットのデジタル信号を再生できるわけではない。全てのフォーマットを再生可能に対応すると、製品のコスト上昇を招き現実的ではない。また、接続される機器の市場投入時期が異なると、想定されるフォーマットも異なり、音声信号が再生不可能なデジタル信号となってしまうこともある。このような結果、非対応のフォーマットのデジタル信号が入力された場合、デジタル信号の入力があるためアナログ信号に接続が切り替わらず、音声が出力されないという課題があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、外部装置から音声信号をデジタル信号及びアナログ信号として取得する際に、再生可能な信号を取得可能とする技術を提供することにある。
本発明に係る装置は、音声信号受信装置に関する。この装置は、外部のソースから音声信号をデジタル信号として取得するデジタル入力部と、前記デジタル信号が符号化データである場合に、前記符号化データを復号する復号部と、前記外部のソースから音声信号をアナログ信号として取得するアナログ入力部と、前記デジタル入力部に入力された信号が、符号化データである場合、前記符号化データが復号可能であるか判定する判定部と、前記符号化データが復号可能であると判定された場合、前記外部のソースからの音声信号の入力経路を前記デジタル入力部とし、前記符号化データが復号不可能であると判定された場合、前記外部のソースからの入力経路を前記アナログ入力部とする入力経路選択部とを備える。
前記デジタル入力部は、映像信号と音声信号とを伝送可能なインタフェイスにより構成されてもよい。
また、前記インタフェイスは、HDMI規格に準拠してもよい。
本発明に係る装置は、表示装置に関する。この装置は、上記の音声信号受信装置を備え、外部のソースから、映像信号と、前記音声信号受信装置に入力されるデジタル信号とを同一のケーブルにて受信可能である。
また、前記音声信号受信装置において選択された音声信号の入力経路をユーザに通知する通知手段を備えてもよい。
本発明に係る方法は、音声受信方法に関する。この方法は、外部のソースからの音声信号として、デジタル信号またはアナログ信号のいずれか一方の信号を選択的に取得する信号選択方法であって、入力されたデジタル信号が符号化データである場合、前記符号化データが復号可能か否かを判定し、復号不可能と判定された場合、前記デジタル信号に代えてアナログ信号を前記外部のソースから入力された音声信号として取得する。
また、前記音声信号としてのデジタル信号は、映像信号と同一のインタフェイスにより取得されてもよい。
また、前記インタフェイスは、HDMI規格に準拠してもよい。
また、前記外部のソースから入力された音声信号が、前記デジタル信号であるか前記アナログ信号であるかを通知してもよい。
本発明によれば、入力される音声信号としてデジタル信号とアナログ信号とを両方の形態で利用でき、デジタル信号が対応可能なフォーマットであるか否かを判断し、対応不可能なフォーマットの場合には、入力される音声信号としてアナログ信号を選択できる。これにより、入力された音声信号が対応できないフォーマットのデジタル信号である場合、デジタル信号に代えてアナログ信号により音声の再生/出力が可能となり、音声が出力されないといったことを回避できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に関し、テレビ10とDVDプレーヤ50とをHDMIケーブル41とアナログケーブル42で接続した状態を示した機能ブロック図である。なお、本実施形態のテレビ10に関しては、外部入力に関する態様について説明し、放送波の受信及び再生の態様については説明を省略する。
HDMI規格のインタフェイスにより接続されているテレビ10やDVDプレーヤ50は、自己に直接的又は間接的に外部接続された機器の映像表示仕様や音声出力仕様などを、EDID−ROM(Extended Display Identification-ROM;図示せず)からDDC(Display Data Channel)ライン(図示せず)を通して読み取り、接続されている機器の仕様にあった映像信号と音声信号を送信するようになっている。しかし、テレビ10から対応可能な映像信号及び音声信号の仕様を通知しても、DVDプレーヤ50がその通知を参照しないケースや対応可能な仕様の信号を出力できないケースが想定される。
本実施形態では以下に詳述するように、HDMI規格のインタフェイスにより接続されているDVDプレーヤ50のコンテンツを視聴する際に、音声信号がデジタルでない場合や、テレビ10で再生不可能なフォーマットのデジタルの音声信号である場合、HDMI接続のデジタルの音声信号に代えて、アナログの音声信号を再生する。本実施形態では、再生可能なデジタルの音声信号のフォーマットとして、リニアPCMと、AAC、ドルビーデジタルとし、それら以外のdts等の信号は再生不可能とする。また、サンプリング周波数が96.0kHzを越える音声データは、フォーマットが対応可能であっても再生不可能とする。以下、音声のフォーマットとは、サンプリング周波数も含む概念として説明する。
テレビ10は、HDMIレシーバ11と、映像制御部12と、音声制御部13と、主制御部14とを備える。主制御部14は、テレビ10の各構成要素の動作を統括的に制御する。主制御部14や後述の判定部25は、例えば、CPU(中央演算装置)等のLSI(大規模集積回路)やメモリで構成され、そのメモリに記憶されたプログラムらが実行されることで、その機能が実現される。テレビ10は、さらに音声アンプ15と、スピーカ16と、表示部17とを備える。また、テレビ10は、複数の外部装置から入力可能とするために、複数の外部入力部を備え、さらにその外部入力部は、複数のフォーマットの信号に対応可能にするため、複数種類の接続端子を備える。
ここでは、図2に示すように、第1外部入力部Input1の接続端子として、音声信号および映像信号をデジタルの信号として受信するHDMI端子31と音声信号をアナログの信号として受信するアナログ入力端子32aとを備える。さらに、第2外部入力部Input2の接続端子として、映像信号用に、コンポーネント入力端子35b、S端子36b、コンポジット端子37bの3種類、音声信号用に、光デジタル端子33b、アナログ入力端子32bの2種類を備える。第3外部入力部Input3の接続端子として、映像信号用に、コンポーネント入力端子35c、S端子36c、コンポジット端子37cの3種類、音声信号用に、光デジタル端子33c、アナログ入力端子32cの2種類を備える。そして、テレビ10は、それぞれの接続端子から入力される信号を、再生処理可能となっている。
ここでは、テレビ10は、DVDプレーヤ50の映像信号および音声信号を第1外部入力部Input1から取得する。つまり、テレビ10とDVDプレーヤ50は、それぞれのHDMI端子31,51を介してHDMIケーブル41によりデジタル接続されている。HDMI端子31,51は、HDMI規格に準拠する接続端子である。HDMI規格は、ディスプレイ接続技術のDVI端子をオーディオ・ビジュアル関連機器向けに機能拡張されたもので、主に、家電やオーディオ・ビジュアル機器向けのデジタル映像・音声入出力インターフェース規格である。HDMI規格では、1本のケーブルで映像信号、音声信号、制御信号を合わせて送ることができ、制御信号は双方向にも伝送させることができる。またさらに、テレビ10とDVDプレーヤ50は、音声信号に関してアナログ接続が同時になされており、テレビ10は、DVDプレーヤ50のアナログの音声信号を、アナログ端子31aから取得する。
ここで、DVDプレーヤ50から出力される信号の流れを説明する。DVDプレーヤ50は、再生する音声信号及び映像信号をデジタル信号としてHDMIトランスミッタ55からHDMI出力端子51を経由して出力する。出力された音声信号及び映像信号は、HDMIケーブル41を伝わり、HDMI入力端子31を介して、HDMIレシーバ11に入力される。DVDプレーヤ50は、音声信号をデジタル信号だけでなくアナログ信号としても出力する。アナログ信号は、DVDプレーヤ50のアナログ出力部56からアナログ出力端子52に出力され、アナログケーブル42を介して、アナログ入力端子32aからテレビ10に入力される。
HDMIレシーバ11は、入力された映像信号を映像制御部12へ送り、映像制御部12は所定の処理を施し表示部17に表示する。同様に、HDMIレシーバ11は、入力された音声信号を音声制御部13のセレクタ22へ送る。この音声信号は、SPDIF(Sony Philips Digital Interface)規格にもとづくデジタル信号である。このデジタル信号は、リニアPCMデータ等の圧縮されていない音声データもしくはAACデータ等の圧縮された音声データと、コピー保護フラグやトラックID等の各種付加データなどで構成されている。
DVDプレーヤ50から入力される音声信号がアナログ信号である場合、そのアナログ信号はアナログ入力端子32aから音声制御部13に入力される。音声制御部13に入力されたアナログ信号は、ADC21でアナログ信号からデジタル信号に変換されセレクタ22へ送られる。
セレクタ22は、入力経路選択部として機能し、主制御部14からの制御信号で指定されたHDMIレシーバ11またはADC21のいずれかの音声信号を選択し、音声信号処理部23へ送る。音声信号処理部23に送られた音声信号は、所定の信号処理がなされて、音声アンプ15に送られる。音声アンプ15は、音声信号を所望のレベルに調整し、スピーカ16から音声を出力する。ここで、音声信号処理部23における所定の信号処理として、圧縮されていたり符号化されている信号を復号する。
主制御部14の判定部25は、HDMIレシーバ11に音声信号が入力されているか確認するとともに、音声信号が入力されている場合、その音声信号が音声信号処理部23で処理可能なフォーマットであるか否かを判定する。
例えば、上述のように音声信号が、符号化方式がPCMでサンプリング周波数が44.1kHzのフォーマットであれば処理可能であると判定する。また、音声信号がdtsのフォーマットであれば、対応可能なフォーマットではないため処理不可能なフォーマットと判定する。HDMI規格では、ASP(Audio Sample Packet)と呼ばれるパケットが利用される。このASPには、Cbit(チャンネルステータスビット)が含まれ、このCbitには、音声データのサンプリング周波数の情報が含まれており、サンプリング周波数を特定できる。PCMの音声信号であってもサンプリング周波数が96.0kHzを越えている192.0kHzのフォーマットであれば処理不可能であると判断する。入力されたデジタル信号が処理不可能と判断されると、セレクタ22を切り替え、ADC21と音声信号処理部23とを接続し、音声信号としてアナログ信号を選択する。
以上の構成によるテレビ10の音声信号の選択手順を、図3をもとに説明する。
まず、判定部25は、DVDプレーヤ50との接続がHDMI接続か否かを判定する(S10)。具体的には、DVDプレーヤ50とテレビ10のHDMI接続では、ホットプラグ検出が行われるので、判定部25は、その検出結果をHDMIレシーバ11から取得して、HDMI接続か否かの判定を行う。
HDMI接続であると判定されると(S10のY)、判定部25は、さらにデジタルの音声信号が、HDMIレシーバ11に入力されているか否かを判定する(S12)。この判断として、判定部25は、例えば、HDMIレシーバ11に入力されている音声信号の属性情報があるか否かを判断する。
デジタルの音声信号が入力されていると判断されると(S12のY)、音声信号処理部23が、上述のように符号化方式やサンプリング周波数等を参照し、そのデジタルの音声信号が処理可能か否かを判定し、判定結果を判定部25に通知する(S14)。
そのデジタルの音声信号の処理が可能であると判定された場合(S14のY)、判定部25は、セレクタ22に対して、DVDプレーヤ50からの音声信号の入力として、HDMI接続によるデジタル信号を選択するよう制御信号を送信し、セレクタ22はその制御信号を受けてHDMIレシーバ11と音声信号処理部23とを接続する(S16)。
一方、S10の処理でHDMI接続でないと判断された場合(S10のN)や、S12の処理でデジタル信号の入力がないと判断された場合(S12のN)や、S14の処理で音声信号処理部23が処理不可能と判断された場合(S14のN)、判定部25はセレクタ22に対してDVDプレーヤ50からの音声信号の入力としてアナログ信号を選択するよう制御信号を送信し、セレクタ22はその制御信号を受けてADC21と音声信号処理部23とを接続する(S18)。
以上、第1の実施形態によると、テレビ10とDVDプレーヤ50とがHDMI接続されている場合であって、音声信号が処理できないフォーマットである場合、デジタル信号に代えてアナログ信号を選択できる。デジタル信号が処理できないか否かの判断を視聴者が行う必要がないため、オーディオ・ビジュアル機器等の接続にそれほど詳しくない者が視聴する際に、音声信号のフォーマットを気にせず視聴できる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に関し、テレビ10とDVDプレーヤ50とを接続した状態を示した機能ブロック図である。第1の実施形態と同一機能の構成要素に関しては、図1と
同一符号を付し、以下説明を適宜省略する。
第2の実施形態では、テレビ10はDVDプレーヤ50からの音声信号を、第1外部入力部Input1のHDMI接続(HDMIケーブル41)と、第2外部入力部Input2の光デジタル接続(光ケーブル43)と、第3外部入力部Input3のアナログ接続(アナログケーブル42)のいずれかから取得する。HDMI接続による音声信号が、処理できないフォーマットである場合や、音声信号が存在しない場合、まず、光デジタル接続による音声信号、つまり第2外部入力部Input2の音声信号が選択される。さらに、第2外部入力部Input2の光デジタル接続による音声信号が処理できないフォーマットである場合や光デジタル接続に音声信号が存在しない場合に、第3外部入力部Input3のアナログ接続による音声信号が、DVDプレーヤ50からの音声信号として選択される。
図5は、テレビ10の外部機器との接続端子を示した図である。図2に示した接続端子と異なる点は、第1外部入力部Input1の端子が、HDMI端子31のみとなっている点である。
一般には、異なる外部入力部には異なる機器が接続されるが、本実施形態では、第1〜第3外部入力部Input1〜3に一つの機器、ここでは、DVDプレーヤ50が接続される。なお、DVDプレーヤ50は、光デジタルによる音声信号を出力するための、デジタル出力部57および光デジタル出力端子53とを備える。光デジタル出力端子53は、光ケーブル43によって、テレビ10の光デジタル入力端子33bと接続される。
また、HDMI接続として第1外部入力部Input1のHDMI入力端子31が、光デジタル接続として第2外部入力部Input2の光デジタル入力端子33bが、アナログ接続として第3外部入力部Input3のアナログ端子32cが、選択されている。また、映像信号は、HDMI接続、つまり第1外部入力部Input1からテレビ10に入力される。なお、DVDプレーヤ50との各接続(HDMI接続・光デジタル接続・アナログ接続)が、どの外部入力部に接続されているか、そして、HDMI接続の音声信号が利用できないときに、どの接続を選択するかは、予めユーザが設定することが好ましい。しかしながら、テレビ10がデフォルトの設定として、第1外部入力部Input1つまりHDMI接続の音声信号を再生できない場合に、デジタル接続か否かにかかわらず第2外部入力部Input2の音声信号が再生可能か判断し、第2外部入力部Input2の音声信号が再生不可能な場合に、第外部入力部Input3の音声信号を選択するとしてもよい。
セレクタ22は、主制御部14からの制御信号で指定された音声信号として、HDMIレシーバ11、ADC21、光デジタル入力端子33cのいずれかの音声信号を選択する。
以上の構成によるテレビ10の音声信号の選択手順を図6をもとに説明する。
まず、判定部25は、DVDプレーヤ50との接続がHDMI接続か否かを判定する(S110)。
HDMI接続であると判定されると(S110のY)、判定部25は、HDMI接続によるデジタルの音声信号が、HDMIレシーバ11に入力されているか否かを判定する(S112)。
HDMI接続によるデジタルの音声信号が入力されていると判断されると(S112のY)、音声信号処理部23が、上述のように符号化方式やサンプリング周波数等を参照し、そのデジタル信号を処理可能か否かを判定し、判定結果を判定部25に通知する(S114)。
そのデジタル信号の処理が可能であると判定された場合(S114のY)、判定部25は、セレクタ22に対して、DVDプレーヤ50からの音声信号の入力として、第1外部入力部Input1の音声信号、つまりHDMI接続によるデジタル信号を選択するよう制御信号を送信し、セレクタ22はその制御信号を受けてHDMIレシーバ11と音声信号処理部23とを接続する(S116)。
一方、S110の処理でHDMI接続でないと判断された場合(S110のN)や、S112の処理でHDMI接続によるデジタル信号の入力がない(DVI規格の信号が入力された場合など)と判断された場合(S12のN)、第2外部入力部Input2にデジタル信号の入力があるか無いかを判断する(S118)。
第2外部入力部Input2にデジタル信号の入力が無いと判断された場合(S118のN)、判定部25は、セレクタ22に対してDVDプレーヤ50からの音声信号の入力として、第3外部入力部Input3のアナログ信号を選択するよう制御信号を送信し、セレクタ22はその制御信号を受けてADC21と音声信号処理部23とを接続する(S120)。
また、第2外部入力部Input2にデジタル信号の入力があると判断された場合(S118のY)、S114の処理と同様に、そのデジタル信号が処理可能なフォーマットであるか否かを判断する(S122)。
処理可能なフォーマットでないと判断された場合(S122のN)、上述したS120の処理を実行する。
処理可能なフォーマットであると判断された場合(S122)、判定部25は、セレクタ22に対してDVDプレーヤ50からの音声信号の入力として、第2外部入力部Input2のデジタル信号を選択するよう制御信号を送信し、セレクタ22はその制御信号を受けて、第2外部入力部Input2から入力されたデジタル信号を音声信号処理部23に接続する(S124)。
S116、S120、S124の何れかの処理により音声信号の接続が確立すると、通知部26は、映像制御部12を介して表示部17に接続された音声入力の種類を、例えば、「HDMI接続/Input1」や「デジタル接続/Input2」、「アナログ接続/Input3」、等と表示して視聴者に通知する。また、この通知の際に、表示部17に通知するだけでなく、音声によって通知してもよい。
以上、第2の実施形態によれば、テレビ10とDVDプレーヤ50とがHDMI接続されている場合であって、HDMI接続によるデジタル信号が処理できないフォーマットの音声信号であったり音声信号が存在しない場合、HDMI接続以外の音声信号を選択できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、実施形態では、テレビ10とDVDプレーヤ50とのデジタル接続をHDMIケーブル規格(HDMIインタフェイス)による接続としたが、これに限る趣旨ではない。音声信号と映像信号との二つのデジタル信号が、一本のケーブルで伝送される構成であれば適用できる。
本発明は、入力される音声信号としてデジタル信号及びアナログ信号のいずれでも再生可能なテレビなどの機器に広く利用できる。
第1の実施形態に係るテレビとDVDプレーヤがHDMIケーブル及びアナログケーブルにより接続された状態を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係るテレビの外部入力部の外観を示す図である。 第1の実施形態において、音声信号としてデジタル信号またはアナログ信号のいずれの信号をDVDプレーヤからの音声信号として選択するかの手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るテレビとDVDプレーヤがHDMIケーブル及びアナログケーブルにより接続された状態を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態に係るテレビの外部入力部の外観を示す図である。 第2の実施形態において、DVDプレーヤからの音声信号として、どの接続の音声信号を選択するかの手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・テレビ(表示装置)、 11・・・HDMIレシーバ、 12・・・映像制御部、 13・・・音声制御部、 14・・・主制御部、 15・・・音声アンプ、 16・・・スピーカ、 17・・・表示部、 21・・・アナログ・デジタルコンバータ(ADC)、 22・・・セレクタ(入力経路選択部)、 23・・・音声信号処理部、 25・・・判定部、 26・・・通知部、 31,51・・・HDMI入力端子、 32a,32b,32c・・・アナログ入力端子、 33a,33b,33c・・・光デジタル入力端子

Claims (9)

  1. 外部のソースから音声信号をデジタル信号として取得するデジタル入力部と、
    前記デジタル信号が符号化データである場合に、前記符号化データを復号する復号部と、
    前記外部のソースから音声信号をアナログ信号として取得するアナログ入力部と、
    前記デジタル入力部に入力された信号が、符号化データである場合、前記符号化データが復号可能であるか判定する判定部と、
    前記符号化データが復号可能であると判定された場合、前記外部のソースからの音声信号の入力経路を前記デジタル入力部とし、前記符号化データが復号不可能であると判定された場合、前記外部のソースからの入力経路を前記アナログ入力部とする入力経路選択部と
    を備えることを特徴とする音声信号受信装置。
  2. 前記デジタル入力部は、映像信号と音声信号とを伝送可能なインタフェイスにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の音声信号受信装置。
  3. 前記インタフェイスは、HDMI規格に準拠することを特徴とする請求項2に記載の音声信号受信装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の音声信号受信装置を備え、
    外部のソースから、映像信号と、前記音声信号受信装置に入力されるデジタル信号とを同一のケーブルにて受信可能であることを特徴とする表示装置。
  5. 前記音声信号受信装置において選択された音声信号の入力経路をユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 外部のソースからの音声信号として、デジタル信号またはアナログ信号のいずれか一方の信号を選択的に取得する信号選択方法であって、
    入力された前記デジタル信号が符号化データである場合、前記符号化データが復号可能か否かを判定し、復号不可能と判定された場合、前記デジタル信号に代えて前記アナログ信号を前記外部のソースから入力された音声信号として取得することを特徴とする信号選択方法。
  7. 前記音声信号としてのデジタル信号は、映像信号と同一のインタフェイスにより取得されることを特徴とする請求項6に記載の音声信号受信方法。
  8. 前記インタフェイスは、HDMI規格に準拠することを特徴とする請求項7に記載の音声信号受信方法。
  9. 前記外部のソースから入力された音声信号が、前記デジタル信号であるか前記アナログ信号であるかを通知することを特徴とする請求項6から8までのいずれかに記載の音声信号受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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