JP2008226489A - ランプ構造体 - Google Patents

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彰彦 石川
Shinya Watanabe
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    • F21LIGHTING
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    • F21S43/13Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S43/14Light emitting diodes [LED]

Abstract

【課題】自然光が反射されても、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制可能なランプ構造体を得る。
【解決手段】テール・ストップランプ28は、透明な材料で構成された透明部材29、30を有し、これらの境界に、光源部材40の光源光を透過させる透過面42と、外部からの自然光を反射する自然光反射面46が構成される。自然光反射面46による自然光の射出方向は、透過面42からの光源光の射出方向と異なる方向とされている。これにより、自然光が自然光反射面46で反射されても、光源光が見かけ上相対的に薄まることが抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等に適用されるランプ構造体に関する。
自動車等に適用されるランプ構造体として、特許文献1には、LEDから放射される光を、導光部材だけでなく導光部材の内面でも反射させて広範囲で放射させるようにした構成のものが記載されている。
ところで、このようなランプ構造体において、導光部材に局所的に輝く部分を点在させて(これを以下では「光輝感」という」、見栄えを向上させることが望ましい。特に、外部からの自然光を反射させて上記の光輝感を得るようにした構成では、自然光の反射光によって、光源からの光が見かけ上相対的に薄まる事態を抑制することが望まれる。
特開2004−319445号公報
本発明は上記事実を考慮し、自然光が反射されても、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制可能なランプ構造体を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、一又は複数の光源部材と、光透過性を有し前記光源部材からの光を透過する透過部材と、前記透過部材に設けられ前記光源部材からの光源光を所定方向に射出させる射出面と、前記透明部材に外部から入射した自然光を、光源部材からの光の前記射出面による射出方向とは異なる方向へ反射させる自然光反射面と、を有することを特徴とする。
本発明では、光源部材からの光(以下「光源光」という)が透過部材を透過するが、透過部材には射出面が設けられており、この射出面により光源光は所定方向に射出される。また、透過部材には、外部からの光(以下「自然光」という)が入射するが、この自然光は自然光反射面で反射されて外部に射出される。これにより、透明部材に輝く部分が存在することになるので、見栄えが向上する。
ここで、自然光反射面による自然光の反射方向は、射出面による光源光の射出方向とは異なる方向とされている。したがって、光源部材が発光している状態で自然光が反射されても、これら光は異なる方向に射出されるため、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記射出面が、前記光源光を透過させる透過面であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記射出面が、前記光源光を反射させる光源光反射面であることを特徴とする。
すなわち、射出面としては、請求項2に記載のように、光源光を透過させる透過面であってもよいし、請求項3に記載のように、光源光を反射させる反射面であってもよい。透過面の場合には、たとえば、光源部材と透過面とを一対一で対応するように複数設ける構成とすることができる。反射面の場合には、たとえば、単一の光源部材に対し複数の反射面を設ける構成とすることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記透過部材と前記自然光反射面の少なくとも一部が、取付対象である車体の一般面よりも外側に位置していることを特徴とする。
したがって、透過部材や自然光反射面が車体の一般面の内側に位置している構成と比較して、ランプ構造体の外部からの光が透過部材を透過しやすくなると共に、自然光反射面で反射されやすくなる。このため、透過部材や自然光反射面が車体の一般面の内側に位置している構成と比較して、ランプ構造体の見栄えが向上する。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記透過部材の前記自然光反射面に対する裏面から自然光が入射するように透過部材が配置されていることを特徴とする。
したがって、反射面の裏面から入射した自然光を利用し、この自然光を自然光反射面で反射させることが可能になる。このため、より見栄えを向上させることが可能になる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、前記裏面から入射した自然光を前記自然光反射面に集光する集光部材、を有することを特徴とする。
したがって、集光部材により、自然光を自然光反射面に集光して効率的に反射させることができ、自然光をより有効に利用できるようになる。
本発明は上記構成としたので、自然光が反射されても、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
図1には、本発明の第1実施形態に係るランプ構造体を有するリアコンビネーションランプ22を備えた車両12が示されている。また、図2には、このリアコンビネーションランプ22が、図1のII−II線断面にて示されている。各図面において、車両前方を矢印FRで、車両後方を矢印REで、車幅方向内側を矢印INで、上方を矢印UPでそれぞれ示すこととする。
図1に示すように、車両12を構成する車体14の後端部には、ラゲージルームの蓋であるバックドア16が開閉可能に設けられている。車体14には、このバックドア16の両側の位置に、一対のリアコンビネーションランプ22が設けられている。本実施形態では一例として、車幅方向外側に位置するリアターンシグナルランプ26と、車幅方向内側に位置するテール・ストップランプ28とを備えたリアコンビネーションランプ22を挙げているが、リアコンビネーションランプを構成するランプの種類はこれに限定されない。また、3種以上のランプによってリアコンビネーションランプが構成されていてもよい。以下では、リアターンシグナルランプとテール・ストップランプとを特に区別する必要がない場合は、単にランプ24として説明する。
ここで、本発明のランプ構造体としては、リアターンシグナルランプ26とテール・ストップランプ28の双方に適用することも可能であり、いずれか一方に適用することも可能である。以下では一例として、テール・ストップランプ28に本発明を適用してランプ構造体を構成した例を示す。
図2に詳細に示すように、テール・ストップランプ28は、透明な材料で構成された透明部材29、30を有している。車体14の外面を構成するボデーパネル18には、光源収容孔20が形成されており、透明部材30は、この光源収容孔20を塞ぐようにして、配置されている。そして、透明部材30が図示しない取付用ブラケットによって車体14に固定されることで、テール・ストップランプ28全体としても車体14に取り付けられるようになっている。
透明部材29と透明部材30とは同一材料で構成されており、透明部材29は、中央の光源部材40(特に符号40Cで示す)からの光源光の射出方向(中心を二点鎖線CL1で示す)に沿って徐々に広がる形状とされている。そしてその周囲に、もう一方の透明部材30が配置されている。
透明部材29、30は、無色透明であってもよく、有色透明であってもよい。本実施形態のようなテール・ストップランプ28では、赤色に着色されていることが好ましく、リアターンシグナルランプ26では、オレンジ色に着色されていることが好ましい。透明樹脂としてはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、耐熱性ポリスチレン樹脂など、有機ガラスとして通常に使用される樹脂が挙げられる。
透明部材30の、光源収容孔20を塞いでいる面には、複数の光源部材40が取り付けられている。なお、図2では、複数の光源部材40を一列に配置した例を挙げているが、光源部材40の配置はこれに限定されず、たとえば、高さ方向と車幅方向とに二次元配列してもよい。
図5に詳細に示すように、光源部材40は、透明部材30に接触配置される集光部材48と、この集光部材48に埋め込まれて装着されるLED光源36によって構成されている。
LED光源36は、図3及び図4に示すように、透明部材29のソケット(図示省略)に着脱自在に装着されるハウジング52を有している。このハウジング52はシングル球タイプとされており、従来使用されているフィラメントバルブ用のソケット(図示省略)に装着可能となっている。
図4に示すように、LED光源36のハウジング52は、中央部が車両前方に向かって円柱状に突出した円板状に形成されている。ハウジング52の下面52Aには+端子54が突出され、側面52Bには−端子56が突出形成されている。また、ハウジング52の上端には円板状の上面52Cが形成されている。なお、本実施形態では、図4に示すように、上面52Cに9個の高輝度LED58が配設されているが、高輝度LED58の個数は9個には限定されない。ハウジング52は、その上面52Cにおいて、上端が半球状、又はドーム状に形成されたランプケース60によって覆われている。ランプケース60は耐熱透明樹脂で構成されている。
ランプケース60は無色透明であってもよく、有色透明であってもよいが、特に、LED光源36が配設される透明部材29、30が有色透明のときは、ランプケース60は無色透明が好ましく、高輝度LED58は白色LEDが好ましい。
一方、LED光源36が配設される透明部材29、30が無色透明のときは、ランプケース60は無色透明であっても有色透明であってもよいが、ランプケース60が無色透明のときは、高輝度LED58は、ランプ24の種類に合わせた色とすることが好ましい。ランプケース60は、従来使用されているフィラメントバルブ用のランプケースと同形状であっても良い。
ランプケース60の内部には、複数の透明球62が複数(本実施形態では13個)配設されている。これらの透明球62は球状の耐熱透明樹脂で構成されており、高輝度LED58から照射された光を拡散するようになっている。透明球62は無色透明であってもよく、有色透明であってもよいが、透明球62が有色透明のときは、ランプケース60が有色透明のときはランプケース60の色と、高輝度LED58が橙色LEDまたは赤色LEDのときは高輝度LED58からの光の色と同系統の色彩に着色されていることが好ましい。
なお、LED光源36のランプケース60の内部に充填する透明球62の数が少なすぎると、LED光源36からの光の発散範囲、即ち、光照射範囲が、従来使用されているフィラメントバルブと比べ狭くなり、透明球62の数が多すぎると、LED光源36からの光の発散量、即ち、光量が低下する。このため、使用する耐熱透明樹脂の屈折率及び透過率を考慮して、所望の光照射範囲と光量が得られる数になるように、ランプケース60の容積に対する透明球62の大きさが設定されている。したがって、透明球62の個数もまた13個には限定されない。
集光部材48は、図5に示すように、LED光源36からの光を透過させるべく透明樹脂やガラスのような透明体で構成されており、透明部材30に密着(面接触)して配置される平面部64と、この平面部64の反対側で湾曲する湾曲面部66とを有している。湾曲面部66には、鏡面処理や金属粉の蒸着処理等の表面処理が施されて、透明体内で光を反射させる。これに対し、平面部64にはこのような表面処理が施されておらず、透明体内を透過した光が平面部64から射出される。
湾曲面部66は放物面の一部を成す形状とされており、LED光源36は、湾曲面部66の焦点の位置に配置されている。したがって、LED光源36からの光源光の一部は、図5に矢印L3で示すように、湾曲面部66で反射されて平行光に集光され、平面部64から集光部材48、50の外部に射出される。もちろん、図5に矢印L2で示すように、湾曲面部66で反射されることなく射出される光源光もある。
図2に示すように、透明部材29と透明部材30の境界部分では、複数の光源部材40から射出されたそれぞれの光の光路LP(図6参照)を考えると、この光路LPの位置、すなわち光源光の透過位置において、透明部材29の境界面29Eと透明部材30の境界面30Eの双方が、光源光の射出方向(矢印CL1方向)と直交する方向に形成されている。そして、対応する境界面29E、30Eどうしが密着(面接触)されて、光源部材40と一対一で対応する複数の透過面42が構成されている。図6及び図7に矢印L4で示すように、光源部材40からの光源光は、透過面42で反射或いは屈折されることなく透過する。
さらに、それぞれの透過面42が構成されていない位置では、境界面29E、30Eが光源光の射出方向に対して傾斜されると共に、境界面29E、30Eとの間に平行な間隔があけられており、空気層44が構成されている。そして、透明部材29と空気層44との屈折率の違いにより、透明部材29内から入射した光を反射させる自然光反射面46が構成されている。自然光反射面46の傾き方向は、図6及び図7に矢印L5で示すように、たとえば上方からの自然光が透明部材30の裏面34から入射し、透明部材30及び透明部材29を透過してから自然光反射面46に当たった場合に、その反射方向が、光源光の射出方向(矢印L4方向)と異なる方向となるように設定されている。換言すれば、光源光が射出されている状態で、この光源光は矢印L4方向に進むのに対し、自然光反射面46で反射された自然光は矢印L5方向、すなわち光源光とは異なる方向に進む。
また、図2から分かるように、特に本実施形態では、透明部材29、30と、これらの境界に構成される自然光反射面46が、車体14の一般面14Sに対し、車体14の外側に突出するように構成されている。この一般面14Sとは、車体14の外面を構成する面であり、ボデーパネル18が滑らかに連続して存在している部分では、このボデーパネル18の外面が一般面14Sとなる。これに対し、上記した光源収容孔20のような孔や凹部が形成されている部分では、これらの孔や凹部がないものと想定したときにボデーパネル18が滑らかに連続している面が一般面14Sとなる。
このように、透明部材29、30及び自然光反射面46を車体14の一般面14Sから外側に突出させたことで、透明部材30には、自然光反射面46の裏面34に、外部からの自然光が入射する。そして、この自然光が、自然光反射面46によって反射されるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図3に示すように、LED光源36のハウジング52の上面52Cに配設された複数個の高輝度LED58から照射された光(図3において矢印L1で示す)は、透明球62により拡散された後、ランプケース60を通して射出される。この光は図5に矢印L2、L3で示すように、集光部材48、50の湾曲面部66によって反射されて平行光とされる。そして、平面部64から透明部材30の内部に向かって放射される。さらにこの光は、図6及び図7に矢印L4で示すように、透明部材30から、透過面42、さらに透明部材29を透過して、リアコンビネーションランプ22の外部へと射出される。
また、本実施形態では、リアコンビネーションランプ22の外部の自然光が裏面34から入射して透明部材30を透過する。図6及び図7に矢印L5で示すように、たとえば上方からの自然光を想定すると、この自然光は透明部材30の裏面34から入射し、その一部は透明部材30及び空気層44(上側の自然光反射面46)を通過する。そして、透明部材29を透過し、次の自然光反射面46(下側の自然光反射面46)で反射され、外部に射出される。これにより、自然光が自然光反射面46で反射されて外部に射出されることになるので、テール・ストップランプ28に輝く部分を存在させることができ、見栄えが向上する。
このとき、自然光の自然光反射面46による射出方向は、光源光の射出方向(矢印L4方向)と異なる方向となるように設定されている。光源光が射出されている状態で、この光源光に対し、自然光反射面46で反射された自然光は異なる方向に進むので、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
特に、本実施形態では、透明部材29、30及び自然光反射面46が車体14の一般面14S(図2参照)から外側に突出している。したがって、これら部材が一般面14Sから突出していない構成と比較して、外部の自然光が裏面34から入射して透明部材30を透過しやすくなり、テール・ストップランプ28に輝く部分をより効果的に存在させることが可能となる。そして、このように効果的にテール・ストップランプ28に輝く部分を存在させる構成であっても、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
図8には、本発明の第二実施形態のテール・ストップランプ78が、図2と同様の断面で示されている。第二実施形態において、第一実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第二実施形態では、リアコンビネーションランプ及び、このリアコンビネーションランプを備えた車両の全体的構成は、第一実施形態と同一であるので、説明を省略する。
第二実施形態では、第一実施形態と異なり、単一の光源部材80を有する構成とされており、光源収容孔20も、これに合わせて、第一実施形態より小さく形成されている。第二実施形態の光源部材80は、第一実施形態に係る集光部材48(図5参照)を有しておらず、LED光源36が透明部材30に接触している。集光部材48を有していないので、LED光源36からの光源光は、透明部材29内を放射状に広がりつつ進む。
また、第二実施形態では、第一実施形態の透過面42は、光源部材80の正面の位置にのみ構成されているが、それ以外の部位には構成されておらず、複数の自然光反射面46の間に、光源光反射面82が構成されている。すなわち、複数の自然光反射面46の間の位置でも、透明部材29の境界面29Eと透明部材30の境界面30Eの間に空気層44が構成されており、透明部材29と空気層44の屈折率の違いによって、第二実施形態に係る上記の光源光反射面82が構成されている。この光源光反射面82の角度は、単一の光源部材40からの光源光が反射されて射出される方向(図9及び図10に矢印L6で示す)が、自然光反射面46による自然光の反射方向(図9及び図10に矢印L7で示す)と異なる方向となるように設定されている。
透明部材30の裏面34のさらに外側には、外部から入射した自然光にレンズとして作用し、自然光反射面46に集光させる集光部材としてのレンズ部材84が構成されている。なお、レンズ部材84は透明部材30と一体成形されていてもよいし、別体で構成されたものを後工程で透明部材に固定してもよい。図8及び図9に示した例では、透明部材30の裏面34側を、外側に向かって凸となるように湾曲させて、複数(図示の例では上側及び下側に3つづつ)のレンズ部材84を構成している。
このような構成とされた第二実施形態のテール・ストップランプ78では、単一の光源部材40(LED光源36)の光源光が、透明部材29を透過し、光源光反射面82で反射された後、再び透明部材29を透過して、外部に射出される。すなわち、光源光反射面82で光源光を反射させることで、単一の光源部材40(LED光源36)であっても、必要な光量を確保できる。
また、第二実施形態においても第一実施形態と同様に、テール・ストップランプ78の外部の自然光が裏面34から入射して透明部材30を透過する。図9に矢印L6で示すように、たとえば上方からの自然光は透明部材30の裏面34から入射し、その一部は透明部材30を透過してから一旦空気層44(上側の自然光反射面46)を通過する。そして、透明部材29を透過し、次の自然光反射面46(下側の自然光反射面46)で反射され、外部に射出される。これにより、テール・ストップランプ28に輝く部分を存在させることができ、見栄えが向上する。
特に、本実施形態では、レンズ部材84によって自然光を自然光反射面46に集光させることができるので、このようなレンズ部材84(集光部材)が設けられていない構成と比較して、自然光を有効に利用し、テール・ストップランプ28に輝く部分を存在させることができるようになる。
また、自然光の自然光反射面46による射出方向は、光源光が光源光反射面82で反射されて射出される方向(矢印L7方向)と異なる方向となっているので、光源光が射出されている状態で、この光源光に対し、自然光反射面46で反射された自然光は光源光とは異なる方向に射出される。これにより、光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
このように、光源部材(LED光源)の数や具体的構成は特に限定されず、ランプ構造体としての本来的な光を射出して外部に視認可能とするものであればよい。第一実施形態のように、複数の光源部材を備えた構成では、光量の少ない光源部材を用いても、全体としては、複数の光源部材によって必要な光量を確保できる。第二実施形態のように、単一の光源部材を備えた構成では、構造の簡素化や部品点数の削減を図ることが可能になる。
なお、上記では、本発明のランプ構造体として、車両12(車体14)の後端部に配置されたテール・ストップランプを挙げたが、ランプ構造体はこれに限定されない。たとえば、車両の前端部に設けられたヘッドランプやフォグランプ等であってもよい。
本発明に用いられるランプとしてもLED光源に限定されず、白熱電球等の一般的な電球であってもよい。本発明に係る光源部材としても、第一実施形態のように、LED光源と集光部材とを備えた構成のものや、集光部材を有さない構成のもの等が含まれ、ランプ構造体の構成との関係において、好ましい構造のものが用いられる。
また、上記では、透明部材29、30や自然光反射面46が、車体14の一般面14Sから突出した構成を挙げたが、このように突出していない構成や、裏面34から自然光が入射可能とされていない構成であっても、自然光を反射させて見栄えを向上させるようにしたランプ構造体であれば、本発明を適用することで、自然光の反射光によって光源光が見かけ上相対的に薄まることを抑制できる。
本発明の第一実施形態に係るランプ構造体を有するリアコンビネーションランプを備えた車両を斜め後方から見た状態で示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るランプ構造体を有するリアコンビネーションランプを示す図1のII−II線断面図である。 本発明のランプ構造体に用いられるLED光源を示す断面図である。 本発明のランプ構造体に用いられるLED光源を示す平面図である。 本発明のランプ構造体を構成する光源部材を拡大して示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係るランプ構造体においてLED光源からの光及び外部からの光の進み方を示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係るランプ構造体においてLED光源からの光及び外部からの光の進み方を拡大して示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係るランプ構造体を有するリアコンビネーションランプを図2と同様の断面で示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るランプ構造体においてLED光源からの光及び外部からの光の進み方を示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係るランプ構造体においてLED光源からの光及び外部からの光の進み方を拡大して示す説明図である。
符号の説明
12 車両
14 車体
14S 一般面
16 バックドア
18 ボデーパネル
20 光源収容孔
22 リアコンビネーションランプ
24 ランプ
26 リアターンシグナルランプ
28 テール・ストップランプ
29 透明部材(透過部材)
29E 境界面
30 透明部材(透過部材)
30E 境界面
34 裏面
36 LED光源
40 光源部材
42 透過面
44 空気層
46 自然光反射面
48 集光部材
52 ハウジング
52A 下面
52B 側面
52C 上面
54 +端子
56 −端子
58 高輝度LED
60 ランプケース
62 透明球
64 平面部
66 湾曲面部
78 テール・ストップランプ
80 光源部材
82 光源光反射面
84 レンズ部材

Claims (6)

  1. 一又は複数の光源部材と、
    光透過性を有し前記光源部材からの光を透過する透過部材と、
    前記透過部材に設けられ前記光源部材からの光源光を所定方向に射出させる射出面と、
    前記透明部材に外部から入射した自然光を、光源部材からの光の前記射出面による射出方向とは異なる方向へ反射させる自然光反射面と、
    を有することを特徴とするランプ構造体。
  2. 前記射出面が、前記光源光を透過させる透過面であることを特徴とする請求項1に記載のランプ構造体。
  3. 前記射出面が、前記光源光を反射させる光源光反射面であることを特徴とする請求項1に記載のランプ構造体。
  4. 前記透過部材と前記自然光反射面の少なくとも一部が、取付対象である車体の一般面よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のランプ構造体。
  5. 前記透過部材の前記自然光反射面に対する裏面から自然光が入射するように透過部材が配置されていることを特徴とする請求項4に記載のランプ構造体。
  6. 前記裏面から入射した自然光を前記自然光反射面に集光する集光部材、を有することを特徴とする請求項5に記載のランプ構造体。
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