JP2008225820A - プラントモデル開発システム、プラントモデル開発プログラムおよびプラントモデル開発方法 - Google Patents

プラントモデル開発システム、プラントモデル開発プログラムおよびプラントモデル開発方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再利用性が高く効率的なモデル構築を行うプラントモデル開発システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るプラントモデル開発システムは、入力操作を受け付ける入力操作受付部2と、画像を表示する表示部3と、所定の機能を指示するモデルオブジェクトの複数の入出力をグループ化する入出力グループ化部6と、入出力のグループ化された前記モデルオブジェクトの組合せから、新たにモデルオブジェクトを生成する生成部7と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プラントの挙動を模擬したプラントモデルを開発するためのプラントモデル開発システム、プラントモデル開発プログラムおよびプラントモデル開発方法に関する。
原子力発電プラント等の運転員の訓練やプラントの制御を行うために、プラントの挙動を模擬したモデルを開発または作成するためのプラントモデル作成システムが利用されている。
このプラントモデル作成システムにおいては、プラントで使用する機器をモデル化したプログラム(以下「機器モデルオブジェクト」という。)を作成し、GUI(Graphical User Interface)により、機器モデルオブジェクトを画面上に配置し接続することで、ユーザがプラントモデルを熟知していなくても、短時間でモデルの構築および修正が行えるものが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2003−150890号公報 特開平8−278808号公報
プラントモデルの開発を効率的に進めるためには、プラントモデルの下位概念である機器モデルやさらに下位の機能モデルの共通化を進めていくことが必要となる。
共通化を進めるためには、機器モデルオブジェクトやさらに下位の機能モデルオブジェクトを多数作成する必要がある。また、使用済み燃料を処理する燃料再処理プラントにおいてはプラントの扱う物質も多種にわたるため、モデルオブジェクトへの入出力データが非常に多数となり、GUIで配置・接続して上位のモデルオブジェクトを作成することが困難となっていた。なお、ここで、モデルオブジェクトとは、プラントモデルオブジェクト、さらに下位の機器モデルオブジェクト、さらに下位の機能モデルオブジェクト、さらに下位の計算式のオブジェクトを含む概念である。
また、燃料再処理プラントでは、対象となる機器が多いため、既存の機器モデルオブジェクト等の再利用可能部分と新規開発必要部分が混在することとなる。このため、モデル共通化による開発効率化や、開発済みのモデルの再利用による開発効率化が困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、再利用性が高く効率的なモデル構築を行うことができるプラントモデル開発システム、プラントモデル開発プログラムおよびプラントモデル開発方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るプラントモデル開発システムは、入力操作を受け付ける入力操作受付手段と、画像を表示する表示手段と、所定の機能を指示するモデルオブジェクトの複数の入出力をグループ化する入出力グループ化手段と、入出力のグループ化された前記モデルオブジェクトの組合せから、新たにモデルオブジェクトを生成する生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係るプラントモデル開発プログラムは、所定の機能を指示するモデルオブジェクトの複数の入出力をグループ化するステップと、入出力のグループ化された前記モデルオブジェクトの組合せから、新たにモデルオブジェクトを生成するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係るプラントモデル開発方法は、所定の機能を指示するモデルオブジェクトの複数の入出力をグループ化するステップと、入出力のグループ化された前記モデルオブジェクトの組合せから、新たにモデルオブジェクトを生成するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、再利用性が高く効率的なモデル構築を行うことができる。
本発明に係るプラントモデル開発システム、プラントモデル開発プログラムおよびプラントモデル開発方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の第1の実施形態の全体的構成例を示す説明図である。
プラントモデルの構築は、プラントの仕様100、機能モデルオブジェクト110、第1の配置接続手段150、機器モデルオブジェクト200、第2の配置接続手段250、プラントモデル300、により構成される。
ユーザは、プラントの仕様100から機能モデルオブジェクト110を作成する。機能モデルオブジェクト110は、機能をイメージ化したグラフィック部20と、動作を記述したプログラム仕様21、プログラムコード22と、入出力情報23により構成される。
ユーザは、例えば、作成されたエネルギーバランス計算用の機能モデルオブジェクト111、物質バランス計算用の機能モデルオブジェクト112、密度計算用の機能モデルオブジェクト113をGUI上に配置し、それぞれ他の機能モデルオブジェクトと接続する(第1の配置接続手段150)。接続された機能モデルオブジェクトは機器モデルオブジェクト200の中に格納され、機器モデルオブジェクト200を生成する。
同様に、作成された機器モデルオブジェクト200をGUI上に配置し、他の機器モデルオブジェクトと接続することで(第2の配置接続手段250)、プラントモデル300を作成できる。
図2は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の構成例を示す図である。
プラントモデル開発システム1は、入力受付部2と、表示部3と、記憶部4と、処理部5と、を有する。
入力受付部2は、キーボードやマウス等の入力デバイスによって入力を受け付ける手段から構成される。
表示部3は、液晶ディスプレイ等の出力デバイスで構成され、入力受付部2により受け付けられた入力に従い、所定の機能を指示するモデルオブジェクトを表示するように構成される。
記憶部4は、例えばHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置を備えて構成される。
処理部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)など(いずれも図示を省略)からなる。CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部4からRAMにロードされた各種のプログラムに従って処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、後述する各部に供給することによりプラントモデル開発システム1を統括的に制御する。
また、処理部5は、入出力グループ化部6、自動接続モデル化部7、オブジェクト化支援部8、オブジェクト統合部9、オブジェクト再生成部10、オブジェクト修正部11、同一階層表示部12等の各機能部、を具備する。
入出力グループ化部6は、複数のモデルオブジェクトの入出力をグループ化する機能を有する。
自動接続モデル化部7は、グループ化された入出力を展開し、複数のモデルオブジェクトの組み合わせに基づいて、新たなモデルオブジェクトを生成する機能を有する。
オブジェクト化支援部8は、既に開発されている既存のモデルコード(プログラム)を所定の単位で切り出し、この切り出されたモデルコードから新たなモデルオブジェクトの生成を支援する機能を有する。
オブジェクト統合部9は、多数の同一のモデルコード(プログラム)、計算式を抽出し、1つに統合する機能を有する。
オブジェクト再生成部10は、予め取得された情報に基づき下位のモデルオブジェクトの配置をし、接続を行い、上位のモデルオブジェクトを生成する機能を有する。
オブジェクト修正部11は、モデルオブジェクトに変更が加えられると、この変更内容を反映させた新たなモデルオブジェクトを生成する機能を有する。
同一階層表示部12は、モデルオブジェクトおよび他階層のモデルオブジェクトを同時に表示する機能を有する。
これらの各機能部の動作については、後に、フロー図と関連付けて説明する。
なお、入力受付部2、表示部3、記憶部4、処理部5は、バスにより相互に接続されている。
図3は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の例を示す。
図3は、プラントモデル開発システム1の入出力グループ化部6と自動接続モデル化部7の機能を説明するブロック図である。図1のプラントモデルの構築において、機能モデルオブジェクト110と第1の配置接続手段150との間に入出力グループ化部6をさらに設け、第1の配置接続手段150と機器モデルオブジェクト200との間に自動接続モデル化部7をさらに設けたものである。
プラントモデル開発システム1は、入出力がグループ化される前の初期機能モデルオブジェクト110aと、入出力グループ化部6と、入出力がグループ化されたグループ化機能モデルオブジェクト110bと、レイアウトされて組み合わされた組合せ機能モデルオブジェクト110cと、自動接続モデル化部7と、機器モデルオブジェクト201を構成する。
初期機能モデルオブジェクト110aは、入出力を非常に多く持っている。これらの初期機能モデルオブジェクト110aの入出力を入出力グループ化部6によりグループ化する。次に、グループ化機能モデルオブジェクト110bを、レイアウトしてユーザが配置接続する。配置接続された組合せ機能モデルオブジェクト110cは、自動接続モデル化部7により、機器モデルオブジェクト201に格納される。
図4は、プラントモデル開発システム1における入出力グループ化部6と自動接続モデル化部7を使用して機器モデルオブジェクト201を生成する処理を示すフロー図である。図4のフロー図において、ユーザが行うステップは点線で表示している。
ステップS1では、ユーザが、記憶部4に記憶されている初期機能モデルオブジェクト111a、112a、113aを、入力受付部2を操作して、表示部3に呼び出す。
ステップS2では、入出力グループ化部6(図3参照)は、ステップS1で表示された多数の入出力データを関連データごとに分け、複数のグループとする。例えば、物質バランス計算用の初期機能モデルオブジェクト112aにおいて、有機槽に溶けている物質ごと、酸の槽に溶けている物質ごとにグループ化し、入出力データをまとめる。この属性については、入出力データに付加されている。ここで、グループ化された入出力は、種々のグループ分けが考えられ、異なる単位、異なる物理量でもかまわず、また入力と出力を1つのグループにしてもかまわない。
ステップS3では、グループ化機能モデルオブジェクト111b、112b、113bを、ユーザが、レイアウトして表示部3上で配置接続し、グループ化された入出力を任意に接続する。
ステップS4では、自動接続モデル化部7(図3参照)は、グループ化機能モデルオブジェクト111b、112b、113bが接続された時に、グループ化された入出力データを展開し、適切な入出力データどうしのみを接続する。例えば、物質バランス計算用のグループ化機能モデルオブジェクト112bの多数の出力とエネルギーバランス計算用のグループ化機能モデルオブジェクト111bの多数の入力をそれぞれ、出力データと入力データであるか、物理的に同種のデータであるか、単位系が同じであるか等を照合し、適切なもののみを実際に接続する。ここで、物理量は同一でも単位系が異なる入出力については、単位変換処理を自動挿入してもよい。
ステップS5では、自動接続モデル化部7は、組合せ機能モデルオブジェクト111c、112c、113cにそれぞれ必要な入出力データがそろったかどうかを判定する。そろっていれば、組合せ機能モデルオブジェクト110cから、上位の機器モデルオブジェクト201を生成する(ステップS6)。そろっていなければ、表示部3に、再配置接続を促す表示等を行う(ステップS7)。
初期機能モデルオブジェクト110aはそれぞれ非常に多くの入出力データを持っており、GUI上で配置接続することは困難となるが、本実施形態により、入出力をまとめてグループ化することで、GUI上で初期機能モデルオブジェクト110aを配置接続することを容易にし、上位のモデルである機器モデルオブジェクト201を作成することができる。
なお、本実施形態では、初期機能モデルオブジェクト110aから機器モデルオブジェクト201を生成する際について述べたが、より上位、または下位のモデルオブジェクトにも適用できる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の第2の実施形態を示すものである。
プラントモデル開発システム1の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、同一の構成には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
また、図5は、図1のプラントモデルの構築におけるプラントモデル開発システム1において、プラントの仕様100と機能モデルオブジェクト110の間にオブジェクト化支援部8をさらに設けたものである。
オブジェクト化支援部8は、類似のプラント等において既に開発されている機器モデルオブジェクト202から機能モデルオブジェクト114、さらに下位のモデルオブジェクト、例えば、計算式のオブジェクトを生成する。既に開発されている機器モデルオブジェクト202は、汎用開発言語で記述されているものであればよい。
図6は、プラントモデル開発システム1のオブジェクト化支援部8の動作例を示した図である。
既存の機器モデルオブジェクト202から機能モデルオブジェクト114、115、さらに下位のモデルオブジェクト116、117を生成している。これにより、ユーザが一から機能モデルオブジェクト114等を作成する手間が省ける。
図7は、プラントモデル開発システム1におけるオブジェクト化支援部8を使用して機能モデルオブジェクト114等を生成する処理を示すフロー図である。図7のフロー図において、ユーザが行うステップは点線で表示している。
ステップS1では、オブジェクト化支援部8は、既存のプログラムの処理単位(クラス・メソッド・関数・サブルーチン等)を、プログラム構造解析を行って切り出す。例えば、以前に作成された抽出器の機器モデルオブジェクトから、エネルギーバランス計算を行う部分、物質バランス計算を行う部分、密度計算を行う部分等を切り出す。なお、条件判断文部分やループ文部分についてもユーザの指定により切り出すこともできる。
ステップS2では、切り出されたブロックに対して、変数の継承・参照・代入関係のテーブル4bを生成し、記憶部4に保存する。
また、既存の機器モデルオブジェクト202の中の機能モデルオブジェクト114、115、116、117の構成、処理順序を、モデルのプログラム構造情報4cとして、記憶部4に保存する。
ステップS3では、ユーザは、切り出されたブロックおよびテーブルを参照して、オブジェクト化するプロックを選択する。
ステップS4では、選択されたブロックおよびテーブルを参照して、オブジェクトを生成する。ここでは、一のブロックが選択された場合、選択されたブロックのみならず、その下位のブロックについても、記憶部4に記憶された変数の継承・参照・代入関係のテーブル4bを参照・検索し、オブジェクトを生成する。
図8は、プラントモデル開発システム1におけるオブジェクト化支援の一例を示す。オブジェクト化支援部8は、プラントモデルプログラム(Program PlantModel)や機器モデルサブルーチン(Subroutine facilityModel 1)を備えた既存コード203を構造解析し、ブロック切り出しが行われる。得られた情報の一部を、ユーザに分かりやすくするために解析構造をツリー形式に作成し、表示している。例えば、tank1は、抽出器の機器モデルオブジェクト部分を示し、さらに下位には、Heat(エネルギーバランス計算を行う部分)、mass(物質バランス計算を行う部分)、density(密度計算を行う部分)等がある。また、Heatのさらに下位には、Temp(温度計算)等がある。ユーザは、オブジェクト化を行うレベルとしてtank1のある階層を指定し、また、Tempもオブジェクト化対象として指定している。なお、ユーザは、ブロックごとに選択することもできるし、クラスはオブジェクト化して、メソッドはオブジェクト化しない等のレベルを設定することもできる。
本実施形態では、機能モデルオブジェクトを生成しているが、モデルの内容が単純な場合等、直接機器モデルオブジェクトを生成することもできる。
本実施形態により、既存のモデルコードが存在するモデルについて、ユーザが再開発することなく、モデルを開発することができる。
[第3の実施形態]
図9は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の第3の実施形態を示すものである。
プラントモデル開発システム1の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、同一の構成には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
また、図9は、プラントモデル開発システム1におけるオブジェクト統合部9の機能の一例を示すものである。オブジェクト統合部9は、第2の実施形態により生成された機能モデルオブジェクト114a、115a、116a、117a、114b、115b、116b、117bから同一のものを統合し、1つにまとめる。116aと116bが同一であれば、116cとする。
図10は、プラントモデル開発システム1におけるオブジェクト統合部9の処理を示すフロー図である。
ステップS1では、ユーザが所定の入力欄に所望の計算式を入力する。
ステップS2では、オブジェクト統合部9は、入力された式の形とその式が使うデータを含むモデルオブジェクトを、機能モデルオブジェクト114a等のプログラムに記述された入出力及び入力と出力をつなぐ代入式から検索する。
ステップS3では、検索された計算式等について、入出力が同じかどうかについて判定し、同じであれば、1つにまとめる(ステップS4)。なお、この場合、ソースコードが多少違っていてもかまわない。
ステップS5では、整理された計算式等についてモデルオブジェクト115c等を生成する。
なお、本実施形態では、第2の実施形態により生成された機能モデルオブジェクト114a等から同一のものを統合したが、より上位のモデルオブジェクトから同一のものを統合することもできる。
多数のユーザが以前に作成した類似のモデルオブジェクトはそのままではモデル構築に使えないが、この処理を行うことにより、新たなひな形として使えるモデルオブジェクトとして整理され、モデルオブジェクトを再利用することができる。
[第4の実施形態]
図11は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の第4の実施形態を示すものである。
プラントモデル開発システム1の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、同一の構成には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
オブジェクト再生成部10は、オブジェクト化支援部8またはオブジェクト統合部9で生成された多数の類似する機能モデルオブジェクトの一部を使用して、機器モデルオブジェクトを生成する。この際、ユーザは、機能モデルオブジェクトを変更することができる。ここでは、機器モデルオブジェクトAから生成された機能モデルオブジェクト1・2・4のうち、機能モデルオブジェクト2を2’に変更し、新たな機器モデルオブジェクトBを生成している。例えば、以前に作成された抽出器の機器モデルオブジェクトのエネルギーバランス計算、物質バランス計算、密度計算のうち、物質バランス計算に入力する成分を変更したい場合、別の類似する物質バランス計算に置き換えて、変更することができる。
図12は、オブジェクト再生成部10の処理を示すフロー図である。なお、ユーザが行うステップは点線で表示している。
ステップS1では、ユーザが所望の機器モデルオブジェクトを指定する。
次に、ユーザが変更を加えたい場合は、ユーザが変更元と変更先を指定する。ユーザによる変更があれば(ステップS2でYes)、オブジェクト再生成部10は、変数の継承・参照・代入関係のテーブル4b、モデルのプログラム構造情報4cを参照して、プログラムの処理順序等を考慮し、機能モデルオブジェクトの変更が可能か否かを判定する(ステップS3)。
ユーザによる変更がない場合(ステップS2でNo)、および機能モデルオブジェクトの変更が可能な場合(ステップS3でYes)は、オブジェクト再生成部10は、変数の継承・参照・代入関係のテーブル4b、モデルのプログラム構造情報4cを参照して、新たな機器モデルオブジェクトを生成する(ステップS4)。この処理は、第1の実施形態でユーザが行っていた機能モデルオブジェクトの配置・接続に相当する(図3における丸付き番号3、図4におけるステップ3)。
機能モデルオブジェクトの変更が可能な場合(ステップS3でNo)は、ユーザに再指定を促す表示等をする(ステップS5)。
本実施例により、既存モデルから生成された機能モデルオブジェクトを使用して、ユーザが一から再開発することなく機器モデルオブジェクトを開発することができる。
なお、本実施例では、機能モデルオブジェクトから機器モデルオブジェクトを生成する際について述べたが、より上位、または下位のモデルオブジェクトにも適用できる。
[第5の実施形態]
本実施形態では、プラントモデル開発システム1は、オブジェクト修正部11を備える。
プラントモデル開発システム1の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、重複した説明は省略する。
オブジェクト修正部11は、ユーザがモデルオブジェクトの計算式や、変数の継承・参照・代入関係テーブル4b(図2参照)を修正すると、記憶部4に記憶されたモデルオブジェクトの中のプログラムを修正し、修正内容を反映させたモデルオブジェクトを生成する。
これにより、ユーザは汎用開発言語を直接入力することなく、類似のモデルオブジェクトを開発することができる。
[第6の実施形態]
図13は、本発明に係るプラントモデル開発システム1の第6の実施形態を示すものである。
プラントモデル開発システム1の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、同一の構成には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
同一階層表示部12は、オブジェクト化支援部8によって生成された、機器モデルオブジェクト、機能モデルオブジェクト、さらに下位の計算式のオブジェクトをGUI上に同時に表示する。
図13では、同一階層表示部12は、機器モデルオブジェクト204aを同一階層表示された機器モデルオブジェクト204bとし、機器モデルオブジェクト204aに格納された機能モデルオブジェクトを表示する。
これにより機器モデルオブジェクトをGUI上で配置および接続してプラントのモデルを構築する際に、機器モデルの構造をユーザが見ながら作成することができるため、プラント全体のモデルの構造を統一することが容易になるとともに、構築時のヒューマンエラーも低減することができる。
なお、本発明の各実施形態では、プラントモデル開発システムを燃料再処理プラントに適用した例について説明したが、他にも原子力や火力の発電プラント、化学プラント、鉄鋼プラント等の各種プラントや、入出力において多くの情報を使用する機器モデル開発システムにも、本発明を適用することができる。
また、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明に係るプラントモデル開発システムの第1の実施形態の全体的構成例を示す説明図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第1の実施形態の構成例を示す説明図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第1の実施形態の説明図。 第1の実施形態における機器モデルオブジェクト生成処理のフロー図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第2の実施形態の説明図。 第2の実施形態におけるオブジェクト化支援部8の動作例の説明図。 第2の実施形態におけるオブジェクト化支援処理のフロー図。 第2の実施形態におけるオブジェクト化支援部8の動作例の説明図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第3の実施形態の説明図。 第3の実施形態におけるオブジェクト統合処理のフロー図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第4の実施形態の説明図。 第4の実施形態におけるオブジェクト再生成処理のフロー図。 本発明に係るプラントモデル開発システムの第6の実施形態の説明図。
符号の説明
1 プラントモデル開発システム
2 入力受付部
3 表示部
4 記憶部
4a 既存のプログラム
4b 変数の継承・参照・代入関係のテーブル
4c モデルのプログラム構造情報
5 処理部
6 入出力グループ化部
7 自動接続モデル化部
8 オブジェクト化支援部
9 オブジェクト統合部
10 オブジェクト再生成部
11 オブジェクト修正部
12 同一階層表示部
20 グラフィック部
21 プログラム仕様
22 プログラムコード
23 入出力情報
100 プラントの仕様
110 機能モデルオブジェクト
110a 初期機能モデルオブジェクト
110b グループ化機能モデルオブジェクト
110c 組合せ機能モデルオブジェクト
111 エネルギーバランス計算用の機能モデルオブジェクト
111a エネルギーバランス計算用の初期機能モデルオブジェクト
111b エネルギーバランス計算用のグループ化機能モデルオブジェクト
111c エネルギーバランス計算用の組合せ機能モデルオブジェクト
112 物質バランス計算用の機能モデルオブジェクト
112a 物質バランス計算用の初期機能モデルオブジェクト
112b 物質バランス計算用のグループ化機能モデルオブジェクト
112c 物質バランス計算用の組合せ機能モデルオブジェクト
113 密度計算用の機能モデルオブジェクト
113a 密度計算用の初期機能モデルオブジェクト
113b 密度計算用のグループ化機能モデルオブジェクト
113c 密度計算用の組合せ機能モデルオブジェクト
114 機能モデルオブジェクト
114a 機能モデルオブジェクト
114b 機能モデルオブジェクト
114c 機能モデルオブジェクト
114d 機能モデルオブジェクト
115a 機能モデルオブジェクト
115b 機能モデルオブジェクト
115c 統合された機能モデルオブジェクト
116a 機能モデルオブジェクト
116b 機能モデルオブジェクト
116c 統合された機能モデルオブジェクト
117a 機能モデルオブジェクト
117b 機能モデルオブジェクト
117c 機能モデルオブジェクト
117d 機能モデルオブジェクト
150 第1の配置接続手段
200 機器モデルオブジェクト
201 機器モデルオブジェクト
202 既に開発されている既存の機器モデルオブジェクト
203 既存コード
204a 機器モデルオブジェクト
204b 同一階層表示された機器モデルオブジェクト
250 第2の配置接続手段
300 プラントモデル

Claims (18)

  1. 入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けられた入力に従い、所定の機能を指示する第1のモデルオブジェクトを複数表示する表示手段と、
    複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力をグループ化する入出力グループ化手段と、
    前記入出力グループ化手段により複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力がグループ化された際の、複数の前記第1のモデルオブジェクトの組み合わせに基づいて、第2のモデルオブジェクトを生成する生成手段と、
    を備えたことを特徴とするプラントモデル開発システム。
  2. 既に開発されているモデルのプログラムを所定の単位で切り出し、所定の単位で切り出された前記プログラムを用いて前記第1または第2のモデルオブジェクトの生成を支援するオブジェクト化支援手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラントモデル開発システム。
  3. 前記第1または第2のモデルオブジェクトの入力データから出力データを計算する計算式を抽出し、同一計算式のモデルオブジェクトを1つに統合するモデルオブジェクト統合手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラントモデル開発システム。
  4. 予め取得された情報に基づき下位のモデルオブジェクトから上位のモデルオブジェクトを生成する再生成手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のプラントモデル開発システム。
  5. モデルオブジェクトに変更が加えられると、この変更内容を反映させた新たなモデルオブジェクトを生成するオブジェクト修正手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラントモデル開発システム。
  6. モデルオブジェクトおよび他の階層のモデルオブジェクトを同時に表示する同一階層表示手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラントモデル開発システム。
  7. 複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力をグループ化する入出力グループ化ステップと、
    前記入出力グループ化手段により複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力がグループ化された際の、複数の前記第1のモデルオブジェクトの組み合わせに基づいて、第2のモデルオブジェクトを生成する生成ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプラントモデル開発プログラム。
  8. 既に開発されているモデルのプログラムを所定の単位で切り出し、所定の単位で切り出された前記プログラムを用いて前記第1または第2のモデルオブジェクトの生成を支援するオブジェクト化支援ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のプラントモデル開発プログラム。
  9. 前記第1または第2のモデルオブジェクトの入力データから出力データを計算する計算式を抽出し、同一計算式のモデルオブジェクトを1つに統合するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のプラントモデル開発プログラム。
  10. 予め取得された情報に基づき下位のモデルオブジェクトから上位のモデルオブジェクトを生成するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8に記載のプラントモデル開発プログラム。
  11. モデルオブジェクトに変更が加えられると、この変更内容を反映させた新たなモデルオブジェクトを生成するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のプラントモデル開発プログラム。
  12. モデルオブジェクトおよび他の階層のモデルオブジェクトを同時に表示するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のプラントモデル開発プログラム。
  13. 入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力受付手段により受け付けられた入力に従い、所定の機能を指示する第1のモデルオブジェクトを複数表示する表示ステップと、
    複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力をグループ化する入出力グループ化ステップと、
    前記入出力グループ化手段により複数の前記第1のモデルオブジェクトの入出力がグループ化された際の、複数の前記第1のモデルオブジェクトの組み合わせに基づいて、第2のモデルオブジェクトを生成する生成ステップと、
    を備えることを特徴とするプラントモデル開発方法。
  14. 既に開発されているモデルのプログラムを所定の単位で切り出し、所定の単位で切り出された前記プログラムを用いて前記第1または第2のモデルオブジェクトの生成を支援するオブジェクト化支援ステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のプラントモデル開発方法。
  15. 前記第1または第2のモデルオブジェクトの入力データから出力データを計算する計算式を抽出し、同一計算式のモデルオブジェクトを1つに統合するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のプラントモデル開発方法。
  16. 予め取得された情報に基づき下位のモデルオブジェクトから上位のモデルオブジェクトを生成するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載のプラントモデル開発方法。
  17. モデルオブジェクトに変更が加えられると、この変更内容を反映させた新たなモデルオブジェクトを生成するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のプラントモデル開発方法。
  18. モデルオブジェクトおよび他の階層のモデルオブジェクトを同時に表示するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のプラントモデル開発方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011210029A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp プラントエンジニアリング支援装置及び方法

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