JP2008223997A - ボールチェックバルブ - Google Patents

ボールチェックバルブ Download PDF

Info

Publication number
JP2008223997A
JP2008223997A JP2007067078A JP2007067078A JP2008223997A JP 2008223997 A JP2008223997 A JP 2008223997A JP 2007067078 A JP2007067078 A JP 2007067078A JP 2007067078 A JP2007067078 A JP 2007067078A JP 2008223997 A JP2008223997 A JP 2008223997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
valve body
seat ring
valve
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007067078A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iwamoto
岳史 岩本
Tomohiro Ukezeki
智宏 請関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority to JP2007067078A priority Critical patent/JP2008223997A/ja
Publication of JP2008223997A publication Critical patent/JP2008223997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Check Valves (AREA)

Abstract

【課題】低圧でのシール性能が良好で、ボールがシートリングへ食い込むことを防止し、高い応答性能を有するボールチェックバルブを提供する。
【解決手段】バルブ本体1の入口開口部8に突条部7とストッパーリング5を挟持して保持されるシートリング6と、シートリング6を介してバルブ本体1と密封状態で保持される鍔付き短管23と、バルブ本体1に螺合することにより鍔付き短管23をバルブ本体1に固定するキャップナット4とを具備するボールチェックバルブにおいて、ストッパーリング5の内面にボール2の直径より縮径されたテーパー部15を設ける。シートリング6を筒部16と筒部16の端部内周に突出した内鍔部17とから形成し、内鍔部17内周縁を断面円弧状に設け、ストッパーリング5がシートリング6の筒部16内周面と内鍔部17内面に当接するように嵌合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、化学工場、上下水道、農・水産業、半導体製造分野、食品分野などの各種産業の配管ラインに使用されるボールチェックバルブに関するものであり、さらに詳しくは、低圧でのシール性能が良好で、ボールがシートリングへ食い込むことを防止し、流体の流れに応じて応答性良くバルブを開閉させるボールチェックバルブに関するものである。
従来、図6に示すような逆止弁があった(特許文献1参照。)。その構成は、弁ケーシングで入口61と弁室62と出口63とを形成し、入口61と弁室62の間に弁座64を設け、弁座64に離着座する球形弁体65を弁室62に配置し、球形弁体65を弁座64に案内する複数のリブ66を弁室62内壁に設けたものにおいて、入口61と弁室62と出口63とを上下方向に並べて形成し、球形弁体65を金属殻から成る中空フロートで形成するものであった。
特開平6−185643号公報
しかしながら、前記従来の逆止弁は、球形弁体65の外周面が弁座に押圧されて面接触でシールすることにより流体の逆流を防止しているので、シールするために比較的大きな圧力を必要とし、逆流する流体が低圧だと面接触では充分なシールができずに流体が漏れる恐れがあり、特に長期間使用して弁座の材質が劣化すると流体の漏れが起こり易くなるという問題があった。また、面接触であるとシールの面積が広いので摩擦抵抗が大きくなるため、逆止弁が閉止した後に流体が順流になった時には球形弁体65を移動させて逆止弁を開状態にするために若干のタイムラグが発生するという問題や、面接触だと逆流した時に大きな圧力がかかると球形弁体65が弁座64に食い込む恐れがあり、流体が順流になって逆止弁を開状態にするために大きな圧力が必要となり、タイムラグがさらに長くなったり、最悪の場合球形弁体65が弁座64に食い込んだ状態で吸着してバルブが開かなくなる恐れがある等の問題があった。このため、ボールチェックバルブに高い応答性が求められる用途では好適に使用できないという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を鑑みなされたものであり、低圧でのシール性能が良好で、ボールがシートリングへ食い込むことを防止し、高い応答性能を有するボールチェックバルブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のボールチェックバルブの構成を説明すると、内面軸線方向に突条部が設けられた少なくとも2つの開口部を有する筒状のバルブ本体と、前記突条部により軸方向に進退動自在に該本体内で保持される略球形弁体と、該バルブ本体の一方の開口部に前記突条部とストッパーリングを挟持して保持されるシートリングと、該シートリングを介して前記バルブ本体と密封状態で保持される鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を前記バルブ本体に固定するキャップナットとを具備するボールチェックバルブにおいて、前記ストッパーリングの内面に前記略球状弁体の直径より縮径されたテーパー部が設けられ、前記シートリングが筒部と該筒部の端部内周に突出した内鍔部とから形成され、該内鍔部内周縁が断面円弧状に設けられ、前記ストッパーリングが該シートリングの筒部内周面と内鍔部内面に当接するように嵌合されてなることを第一の特徴とする。
前記シートリングの筒部外周面および/または前記鍔付き短管の鍔部端面と接する内鍔部の接面に少なくとも1つの環状突条部が設けられてなることを第二の特徴とする。
前記ストッパーリングのテーパー部が軸線に対して10°〜30°で設けられてなることを第三の特徴とする。
前記バルブ本体の他方の開口部端面に設けられた環状溝に装着されたOリングと、該Oリングを介して該バルブ本体に接する鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を該バルブ本体に固定するキャップナットとをさらに具備することを第四の特徴とする。
本発明のシートリング6の内鍔部17内面とは、鍔付き短管3の鍔部19端面と接するシートリング6内鍔部17の接面の反対側の面である。
本発明においてストッパーリング5は、ストッパーリング5の最小内径(テーパー部15の最小内径)を、ボール2の直径より小さく設けることで、閉弁時にボール2に当接してボール2を定位置に保持させるものであり、ストッパーリング5の最小内径は、ボール2の直径Lに対して0.9L〜0.97Lとなるように縮径されていることが好ましい。ボールチェックバルブ内部の流路を狭めないために0.9L以上が良く、ストッパーリング5をボール2に確実に当接させるために0.97L以下が良い。
また、ストッパーリング5は、ボール2の直径より縮径されたテーパー部15を有していれば良く、ストッパーリング5にテーパーのない部分を設けても良い。また、テーパー部15の角度は軸線に対して10°〜30°が好ましく、より好ましくは15°〜25°である。これは、ボールチェックバルブの面間の寸法を大きくさせないために10°以上が良く、ボール2がテーパー部15に当接する時にテーパー部15の最小内径の先端部分がボール2に当たることなくテーパー部15の内周面でボール2を当接させることで、弁閉時にボール2の振動を防止し、先端部分がボール2を傷つけることを防止するので30°以下が良い。
また、シートリング6の内鍔部17の肉厚はシール性を維持する範囲で薄肉に設けると良く、ボール2の直径Lに対して0.05L〜0.1Lの肉厚であることが好ましい。これは、シートリング6にボール2が接触する時にシートリング6が大きく変形することなくシールするために0.05L以上が良く、シートリング6にボール2が食い込むことを防止するために0.1L以下が良い。
また、シートリング6の筒部16外周面や鍔付き短管3の鍔部19端面と接する内鍔部17の接面には環状突条部26を設けても良い。これは、シートリング6と鍔付き短管3、シートリング6と本体1とをシールする時に、環状突条部26が強く圧接されて良好なシール性を得ることができるため好適である。なお、環状突条部の数は特に限定されないが、良好なシール性を得るために二条であることが好ましい。また、環状突条部は筒部16外周面と内鍔部17端面の両方に設けても良く、一方に設けても良い。
本発明において、シートリング6の材質はゴム状の弾性体であれば良く、エチレンプロピレンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルフォン化ゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、塩素化ポリエチレン、フッ素ゴムなどが好適なものとして挙げられ、特に限定されるものではない。
また、本発明において、ボールチェックバルブ本体1、ボール2、鍔付き短管3、キャップナット4、ストッパーリング5の材質は、ポリ塩化ビニル(以下、PVCと記す)、ポリプロピレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレンなどの樹脂、鉄、銅、銅合金、真鍮、アルミニウム、ステンレスなどの金属、または磁器などいずれでも良い。
本発明は以上のような構造をしており、以下の優れた効果を得ることができる。
(1)ボールとシートリングが線接触でシールすることでシール部分の接触面積を小さくすることができ、単位面積あたりの面圧を高くさせることで高いシール性を発揮することができる。
(2)ボールとシートリングの接触面積が小さいので、接触部分の摩擦抵抗を減少させ、バルブの開閉におけるタイムラグの発生を防止して、流体の流れに応じた応答性の良い開閉を行うことができる。
(3)ボールがシートリングに食い込むことを防止し、ボールの食い込みによるタイムラグの発生を防止することができる。
(4)シートリングの内鍔部が薄肉に設けられることにより、バルブの面間の寸法を小さくしてボールチェックバルブをコンパクトに設けることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明のボールチェックバルブの一実施形態を示す縦断面図である。図2は図1のA−A断面図である。図3は低圧シール試験の説明図である。図4は弁開圧力試験の説明図である。図5はボールとシートリングが面接触するボールチェックバルブを示す縦断面図である。
以下、図1に基づいて本発明の実施形態について説明する。
1は、口径50mmのPVC製のバルブ本体である。バルブ本体1は略中空円筒状で、その内側には4本の突条部7が、軸線に沿って放射状に等間隔に突出してバルブ本体1と一体的に設けられている(図2参照)。バルブ本体1の上流側(図1では下側)の入口開口部8の口径は、下流側(図1では上側)の出口開口部9の口径よりも大きく設けられ、バルブ本体1内部は中央部よりやや下流側において緩やかに縮径された湾曲面を有した構造となっている。また、突条部7は、バルブ本体1の入口開口部8の端面から間隔をあけて、入口開口部8の内周面から略同一の高さで設けられているが、出口開口部9の付近で徐々に高さが低くなり、出口開口部9と略同径となる。また、バルブ本体1の出口開口部9の端面には環状溝10が設けられ、環状溝10にはOリング11が装着されている。なお、突条部7は図2に示すように相対する位置で等間隔に4本設けられているが、その数は少なくとも3本以上であれば良く特に限定されるものではない。
2は、PVC製の略球形弁体であるボールである。ボール2はバルブ本体1の内部で突条部7により軸線に沿って移動可能に保持されている。ボール2はバルブ本体1の出口開口部9の口径よりも大きい直径を有し、流体の流れによりボール2が下流側に付勢されたとき突条部7のストッパー部12に当接した状態で保持される。
5は、PVC製のストッパーリングである。ストッパーリング5は円筒状に設けられた胴部13と胴部13の一端部に外周方向へ突出した鍔部14が形成され、鍔部14の外径がバルブ本体1の入口開口部8端部の内径と略同径に設けられている。また、ストッパーリング5の内周には上流側に向かって暫時縮径するテーパー部15が設けられ、テーパー部15の最小内径がボール2直径より小さくなっている。このときのテーパー部15は軸線に対して23°になるように設けられ、テーパー部15の最小内径はボール2の直径Lに対して0.93Lになるように設けられている。
6は、ゴム製のシートリングである。シートリング6は筒部16と筒部16の一端部に内周方向へ突出した内鍔部17とから形成され、内鍔部17の内周縁が断面円弧状に設けられている。筒部16の内径はストッパーリング5の胴部13の外径と略同径に設けられ、筒部16の外径はバルブ本体1の入口開口部8端部の内径と略同径に設けられている。また、内鍔部17の内周縁はテーパー部15の最小内径より縮小して設けられている。また、鍔付き短管3の鍔部19端面と接する内鍔部17の接面には二条の環状突条部26が設けられている。シートリング6とストッパーリング5は、シートリング6の筒部16内周面がストッパーリング5の胴部13外周面と、シートリング6の内鍔部17内面がストッパーリング5の胴部13端面と当接するように嵌合される。嵌合されたシートリング6とストッパーリング5は、バルブ本体1の入口開口部8に挿入されて、ストッパーリング5の鍔部14端面が突条部7の端面に当接するように配置されている。このときシートリング6の外周面と入口開口部8端部内周面とがシールされる。
3は、PVC製の鍔付き短管である。鍔付き短管3は短管部18の一端に鍔部19が設けられている。
4は、PVC製のキャップナットである。キャップナット4は円筒状であり、一方の端部内周にバルブ本体1両端部外周に設けられた雄ねじ部20に螺着される雌ねじ部21が設けられており、もう一方の端部には内周方向へ突出する内鍔部22が設けられている。キャップナット4は、バルブ本体1上流側ではシートリング6の内鍔部17に鍔付き短管3の鍔部19端面を当接し、内鍔部22を鍔付き短管3の鍔部19と係合させてバルブ本体1の雄ねじ部20に螺着して、鍔付き短管3とバルブ本体1とをシールさせた状態で固定する。また、バルブ本体1下流側でも同様にバルブ本体1の端面にOリング11を介して鍔付き短管23を当接し、キャップナット24によって鍔付き短管23とバルブ本体1とをシールさせた状態で固定する。
次に、本発明のボールチェックバルブを開閉させた時の作動について説明する。流体が上流側から下流側へ流れている(順流)とき、ボールは図1の破線の位置に移動し、ボール2とバルブ本体1の突条部7の間に形成された流路25を通って流体が下流側へと流れる。上流側からの流体が停止すると、ボール2は流体の逆流圧力により上流側に移動し、シートリング6に押圧されることにより閉止状態となり流体の逆流を防止する(図1の状態)。このとき閉止状態でボール2はシートリング6の内鍔部17内周縁の円弧状断面と線接触でシールしており、ボール2とシートリング6の接触面積を小さくすることができる。逆流圧力によりボール2に加わる圧力はシートリング6との接触面で分散されるので、接触面積が小さいことで単位面積あたりの面圧が高くなり、高いシール性を発揮する。そのため、逆流圧力が低圧であっても確実なシール性を得ることができ、流体の漏れが防止される。また、接触面積が小さいのでボール2とシートリング6の摩擦抵抗が減少し、流体が順流になった時にシートリング6からのボール2の離れを良くし、バルブの開閉におけるタイムラグの発生を防止して流体の流れに応じた応答性の良い開閉を行うことができる。また、逆流圧力が高い場合でボール2がシートリング6に過度に食込もうとしても、ストッパーリング5のテーパー部15にボール2を当接させてボール2がシートリング6に食い込む方向へ移動しないように定位置で保持し、シートリング6の内鍔部17の肉厚が薄肉に設けられることでボール2の食い込みを防止し、ボール2の食い込みによるタイムラグの発生を防止することができる。また、シートリング6にボール2が食い込むことを防止することでシートリング6の耐久性が向上し、シートリング6が多少材質の劣化が起こってもシール性を維持できるので、長期間使用において高いシール性を維持することができる。
また、シートリング6の内鍔部17が薄肉に設けられた構成により、薄肉になった分ボールチェックバルブの面間の寸法を小さくしてバルブをコンパクトに設けることができる。
次に、本発明のボールチェックバルブにおいて、低圧時のシール性や、弁開時に加わる圧力について以下に示す試験方法で評価した。
(1)低圧シール性試験
図3に示すように、ボールチェックバルブ31の下流側に透明管32を取り付け、ボールチェックバルブ31の下流側を上にして設置し、注入口33(図3の透明管32の上方)から500ml/minで徐々に水を注ぎ、水位h(シール部分から水面までの距離)を上昇させ、水位hが100mm毎にボール34とシートリング35の間からの上流側36への水漏れの有無を目視で確認する。試験開始時はシートリング35にボール34の重量が加わっただけの状態なので、水を注入して暫くは上流側36への水漏れが発生するが水位hが上昇することによりボール34と水の重量が加わることでバルブはシールされるので、上流側36への水漏れが止まったときの水位hを測定した。
(2)弁開圧力試験
図4に示す試験装置を用いる。43、47は水圧を加えるポンプであり、44、48は水圧を測定する圧力計であり、45は流路の開閉を行うコックである。このときボールチェックバルブ41の上流側46と下流側42を各々密封して満水状態にして、ボールチェックバルブ41の下流側42を上にして設置し、コック45を開止して下流側42からポンプ43で1.0MPaの水圧を1分間加えた後、コック45を開放して下流側42内の水圧を0MPaにする。次に上流側46からポンプ47で徐々に加える水圧を上昇させ、上流側の水圧の増加によりボール49が下流側へ移動して圧力が開放されるまでの水圧の最大値を圧力計48で測定した。
図1に示すような本実施形態のボールチェックバルブを用いて、低圧シール性試験、弁開圧力試験を行なった。試験結果を表1に示す。
(比較例1)
図6に示すようなボール52が接触するシートリング51の接触面がテーパー状となり、ボール52とシートリング51のシール部分が面接触になるボールチェックバルブを用いて、低圧シール性試験、弁開圧力試験を行なった。試験結果を表1に示す。
なお、低圧シール性試験では呼び径20mmのもの、弁開圧力試験では呼び径50mmのものを使用した。
表1より、低圧シール性は実施例1が比較例2の1/2の水位でシールが可能であった。また、弁開圧力は実施例1が比較例1の1/10以下の水圧で弁開が可能であった。この結果から、本発明のボールチェックバルブは、ボール2とシートリング6とを線接触でシールするので接触面積を小さくさせ、接触面のシール性を向上させることができ、特に低圧においては面接触の場合の約1/2程度の水圧でも良好なシールを行うことができる。また、ボール2とシートリング6との接触面積が小さくなることで摩擦抵抗が減少し、バルブが閉状態から開状態になるのに必要な水圧が非常に小さくて済み、タイムラグが発生することなく流体の流れに応じた応答性の良い開閉を行うことができる。
本発明のボールチェックバルブの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 低圧シール試験の説明図である。 弁開圧力試験の説明図である。 ボールとシートリングが面接触するボールチェックバルブを示す縦断面図である。 従来の逆止弁を示す縦断面図である。
符号の説明
1 バルブ本体
2 ボール
3 鍔付き短管
4 キャップナット
5 ストッパーリング
6 シートリング
7 突条部
8 入口開口部
9 出口開口部
10 環状溝
11 Oリング
12 ストッパー部
13 胴部
14 鍔部
15 テーパー部
16 筒部
17 内鍔部
18 短管部
19 鍔部
20 雄ねじ部
21 雌ねじ部
22 内鍔部
23 鍔付き短管
24 キャップナット
25 流路
31 ボールチェックバルブ
32 透明管
33 注入口
34 ボール
35 シートリング
36 上流側
41 ボールチェックバルブ
42 下流側
43 ポンプ
44 圧力計
45 コック
46 上流側
47 ポンプ
48 圧力計
49 ボール
51 シートリング
52 ボール

Claims (4)

  1. 内面軸線方向に突条部が設けられた少なくとも2つの開口部を有する筒状のバルブ本体と、前記突条部により軸方向に進退動自在に該本体内で保持される略球形弁体と、該バルブ本体の一方の開口部に前記突条部とストッパーリングを挟持して保持されるシートリングと、該シートリングを介して前記バルブ本体と密封状態で保持される鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を前記バルブ本体に固定するキャップナットとを具備するボールチェックバルブにおいて、
    前記ストッパーリングの内面に前記略球状弁体の直径より縮径されたテーパー部が設けられ、前記シートリングが筒部と該筒部の端部内周に突出した内鍔部とから形成され、該内鍔部内周縁が断面円弧状に設けられ、前記ストッパーリングが該シートリングの筒部内周面と内鍔部内面に当接するように嵌合されてなることを特徴とするボールチェックバルブ。
  2. 前記シートリングの筒部外周面および/または前記鍔付き短管の鍔部端面と接する内鍔部の接面に少なくとも1つの環状突条部が設けられてなることを特徴とする請求項1記載のボールチェックバルブ。
  3. 前記ストッパーリングのテーパー部が軸線に対して10°〜30°で設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボールチェックバルブ。
  4. 前記バルブ本体の他方の開口部端面に設けられた環状溝に装着されたOリングと、該Oリングを介して該バルブ本体に接する鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を前記バルブ本体に固定するキャップナットとをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のボールチェックバルブ。
JP2007067078A 2007-03-15 2007-03-15 ボールチェックバルブ Pending JP2008223997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007067078A JP2008223997A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 ボールチェックバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007067078A JP2008223997A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 ボールチェックバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008223997A true JP2008223997A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39842852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007067078A Pending JP2008223997A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 ボールチェックバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008223997A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010113716A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 旭有機材工業株式会社 ボールチェックバルブ
CN103307320A (zh) * 2013-06-18 2013-09-18 清华大学 一种非能动单向隔离阀、管道及球床高温气冷堆
JP2020067135A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 株式会社テイエルブイ フロート式逆止弁
KR102229525B1 (ko) * 2019-10-11 2021-03-19 영도산업 주식회사 감압 기능을 구비한 유체 제어용 밸브
WO2022202422A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 Ntn株式会社 電動ポンプ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144319A (ja) * 1974-05-10 1975-11-20
JPS624668A (ja) * 1985-07-01 1987-01-10 Mazda Motor Corp 車料の電磁サ−ボブレ−キ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144319A (ja) * 1974-05-10 1975-11-20
JPS624668A (ja) * 1985-07-01 1987-01-10 Mazda Motor Corp 車料の電磁サ−ボブレ−キ装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010113716A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 旭有機材工業株式会社 ボールチェックバルブ
CN103307320A (zh) * 2013-06-18 2013-09-18 清华大学 一种非能动单向隔离阀、管道及球床高温气冷堆
JP2020067135A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 株式会社テイエルブイ フロート式逆止弁
JP7152253B2 (ja) 2018-10-25 2022-10-12 株式会社テイエルブイ フロート式逆止弁
KR102229525B1 (ko) * 2019-10-11 2021-03-19 영도산업 주식회사 감압 기능을 구비한 유체 제어용 밸브
WO2021071173A1 (ko) * 2019-10-11 2021-04-15 영도산업 주식회사 감압 기능을 구비한 유체 제어용 밸브
WO2022202422A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 Ntn株式会社 電動ポンプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101630478B1 (ko) 볼 체크 밸브
JP4166871B2 (ja) 連結装置
US5645301A (en) Fluid transport coupling
JP2008267455A (ja) ボールチェックバルブ
JP2008223997A (ja) ボールチェックバルブ
US8701715B1 (en) Flow check valve assembly and method
JP2016205408A (ja) 流体継手用ガスケットおよび流体継手
JP6041298B2 (ja) ボール弁
JP4741575B2 (ja) 高圧分析機器のための流体制御装置
US20070120086A1 (en) Valve
JP2011220404A (ja) 配管の連結構造
TW201908625A (zh) 墊片
JP4266618B2 (ja) バルブ
JP2007132441A (ja) 逆流防止弁
NO811373L (no) Fluidumstroemstyreventil.
US11505929B2 (en) Tub spout diverter seal member
US8567446B1 (en) Flow check valve assembly and method
JPH0519645Y2 (ja)
RU45171U1 (ru) Шаровой кран
JP2009270619A (ja) 継手
JP2005140241A (ja) ダイヤフラムバルブ
JP2007330607A (ja) 流水検知装置
JP2020159519A (ja) バタフライバルブ
KR20160006058A (ko) 비대칭 시트 캐리어가 형성된 볼밸브
JP2022056617A (ja) 管継手及び配管構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20100122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Effective date: 20100210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100217

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110920

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02