JP2008223997A - ボールチェックバルブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バルブ本体1の入口開口部8に突条部7とストッパーリング5を挟持して保持されるシートリング6と、シートリング6を介してバルブ本体1と密封状態で保持される鍔付き短管23と、バルブ本体1に螺合することにより鍔付き短管23をバルブ本体1に固定するキャップナット4とを具備するボールチェックバルブにおいて、ストッパーリング5の内面にボール2の直径より縮径されたテーパー部15を設ける。シートリング6を筒部16と筒部16の端部内周に突出した内鍔部17とから形成し、内鍔部17内周縁を断面円弧状に設け、ストッパーリング5がシートリング6の筒部16内周面と内鍔部17内面に当接するように嵌合させる。
【選択図】図1
Description
(1)ボールとシートリングが線接触でシールすることでシール部分の接触面積を小さくすることができ、単位面積あたりの面圧を高くさせることで高いシール性を発揮することができる。
(2)ボールとシートリングの接触面積が小さいので、接触部分の摩擦抵抗を減少させ、バルブの開閉におけるタイムラグの発生を防止して、流体の流れに応じた応答性の良い開閉を行うことができる。
(3)ボールがシートリングに食い込むことを防止し、ボールの食い込みによるタイムラグの発生を防止することができる。
(4)シートリングの内鍔部が薄肉に設けられることにより、バルブの面間の寸法を小さくしてボールチェックバルブをコンパクトに設けることができる。
図3に示すように、ボールチェックバルブ31の下流側に透明管32を取り付け、ボールチェックバルブ31の下流側を上にして設置し、注入口33(図3の透明管32の上方)から500ml/minで徐々に水を注ぎ、水位h(シール部分から水面までの距離)を上昇させ、水位hが100mm毎にボール34とシートリング35の間からの上流側36への水漏れの有無を目視で確認する。試験開始時はシートリング35にボール34の重量が加わっただけの状態なので、水を注入して暫くは上流側36への水漏れが発生するが水位hが上昇することによりボール34と水の重量が加わることでバルブはシールされるので、上流側36への水漏れが止まったときの水位hを測定した。
図4に示す試験装置を用いる。43、47は水圧を加えるポンプであり、44、48は水圧を測定する圧力計であり、45は流路の開閉を行うコックである。このときボールチェックバルブ41の上流側46と下流側42を各々密封して満水状態にして、ボールチェックバルブ41の下流側42を上にして設置し、コック45を開止して下流側42からポンプ43で1.0MPaの水圧を1分間加えた後、コック45を開放して下流側42内の水圧を0MPaにする。次に上流側46からポンプ47で徐々に加える水圧を上昇させ、上流側の水圧の増加によりボール49が下流側へ移動して圧力が開放されるまでの水圧の最大値を圧力計48で測定した。
図6に示すようなボール52が接触するシートリング51の接触面がテーパー状となり、ボール52とシートリング51のシール部分が面接触になるボールチェックバルブを用いて、低圧シール性試験、弁開圧力試験を行なった。試験結果を表1に示す。
2 ボール
3 鍔付き短管
4 キャップナット
5 ストッパーリング
6 シートリング
7 突条部
8 入口開口部
9 出口開口部
10 環状溝
11 Oリング
12 ストッパー部
13 胴部
14 鍔部
15 テーパー部
16 筒部
17 内鍔部
18 短管部
19 鍔部
20 雄ねじ部
21 雌ねじ部
22 内鍔部
23 鍔付き短管
24 キャップナット
25 流路
31 ボールチェックバルブ
32 透明管
33 注入口
34 ボール
35 シートリング
36 上流側
41 ボールチェックバルブ
42 下流側
43 ポンプ
44 圧力計
45 コック
46 上流側
47 ポンプ
48 圧力計
49 ボール
51 シートリング
52 ボール
Claims (4)
- 内面軸線方向に突条部が設けられた少なくとも2つの開口部を有する筒状のバルブ本体と、前記突条部により軸方向に進退動自在に該本体内で保持される略球形弁体と、該バルブ本体の一方の開口部に前記突条部とストッパーリングを挟持して保持されるシートリングと、該シートリングを介して前記バルブ本体と密封状態で保持される鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を前記バルブ本体に固定するキャップナットとを具備するボールチェックバルブにおいて、
前記ストッパーリングの内面に前記略球状弁体の直径より縮径されたテーパー部が設けられ、前記シートリングが筒部と該筒部の端部内周に突出した内鍔部とから形成され、該内鍔部内周縁が断面円弧状に設けられ、前記ストッパーリングが該シートリングの筒部内周面と内鍔部内面に当接するように嵌合されてなることを特徴とするボールチェックバルブ。 - 前記シートリングの筒部外周面および/または前記鍔付き短管の鍔部端面と接する内鍔部の接面に少なくとも1つの環状突条部が設けられてなることを特徴とする請求項1記載のボールチェックバルブ。
- 前記ストッパーリングのテーパー部が軸線に対して10°〜30°で設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボールチェックバルブ。
- 前記バルブ本体の他方の開口部端面に設けられた環状溝に装着されたOリングと、該Oリングを介して該バルブ本体に接する鍔付き短管と、前記バルブ本体に螺合することにより該鍔付き短管を前記バルブ本体に固定するキャップナットとをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のボールチェックバルブ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007067078A JP2008223997A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | ボールチェックバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007067078A JP2008223997A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | ボールチェックバルブ |
Publications (1)
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ID=39842852
Family Applications (1)
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-
2007
- 2007-03-15 JP JP2007067078A patent/JP2008223997A/ja active Pending
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