JP2008222080A - 自動二輪車 - Google Patents

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拓也 加藤
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Abstract

【課題】 フロントフェンダのフェンダ支持剛性を高めるとともに厚さを薄くして外観を向上させた自動二輪車を提供する。
【解決手段】フロントフェンダ14のアンダブラケット16bへの取付部14e、14fにおける上縁a、a’から下縁bまでの厚さh1、h1’が下方の厚さh2より厚くなっており、フェンダ支持剛性を高めた。
【選択図】図3

Description

本発明は、フロントフォークと、該フロントフォークに支持された前輪と、該フロントフォークのアンダブラケットに支持され、前輪の上方を覆うフロントフェンダとを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車では、フロントフォークに軸支された前輪の上方を泥よけを主目的とするフロントフェンダで覆うのが一般的である。この種のフロントフェンダは、フロントフォークに取り付けられ、該フロントフォークと共に左右に回動し、また上下移動するように構成されているものが多い。そして上記フロントフェンダをフロントフォークに取り付けるための構造としては、従来例えば特許文献1に記載されたものがある。この従来構造では、同文献の図3に示すように、フロントフェンダは、ヘッドパイプによって回転自在に支持された操舵軸とフロントフォークとを連結するボトムブリッジに形成されたフランジ状の取付部へボルトで取り付けられている。
特開平08−026161号公報
ところで、ある種の自動二輪車では、フロントフェンダ回りの外観を向上させるために、フロントフェンダの厚さ、つまり車両側方から見た状態でのフロントフェンダの上縁から下縁までの寸法を薄くしたいといった要請がある。上述の従来のフロントフェンダの取付構造の場合、フェンダ厚さを薄くすると、フロントフェンダの取付部の強度が十分でなくなり、上述の要請に応えることは困難である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、フロントフェンダの厚さを薄くして外観を向上させるといった要請に応えることのできる自動二輪車を提供することを課題としている。
本発明は、アンダブラケットを有するフロントフォークと、該フロントフォークに支持された前輪と、該フロントフォークのアンダブラケットに取り付けられ、前輪の上方を覆うフロントフェンダとを備えた自動二輪車であって、
上記フロントフェンダには、上記アンダブラケットへの取付部が、該アンダブラケットの下端面より高所に位置するよう形成され、さらに該フロントフェンダには上記取付部から上方に立ち上がる縦壁部が形成されていることを特徴としている。
本発明では、フロントフェンダに、アンダブラケットへの取付部を、該アンダブラケットの下面より高所に位置するよう形成したので、取付部におけるフェンダ厚さがアンダブラケット下端面の下方におけるフェンダ厚さより厚くなり、それだけフロントフェンダの支持剛性を高めることができる。従って、従来と同じ支持剛性を確保しつつフェンダ厚さを薄くでき、フロントフェンダを薄くしたいといった外観上の要請に応えることができる。
また本発明では、さらに上記取付部から上方に立ち上がる縦壁部を形成したので、上記支持剛性をより一層高めることができ、上記フェンダ厚さをさらに薄くできる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための図である。
図において、符号1は、本実施形態のフロントフェンダ取付構造を有する自動二輪車を示している。該自動二輪車1は、クレードル型の車体フレーム2と、該車体フレーム2のクレードル内に搭載されたエンジン3と、上記車体フレーム2の前端のヘッドパイプ4により左右操向可能に支持されたフロントフォーク5と、上記車体フレーム2の後下端部に上下揺動可能に支持されたリヤアーム6と、該リヤアーム6と上記車体フレーム2との間に介設された後輪懸架装置7とを備えている。
また上記車体フレーム2のエンジン3の上方には燃料タンク8が搭載され、該燃料タンク8の後側にはシート9が搭載されている。また上記フロントフォーク5の下端部には前輪10が軸支され、上端部には操向ハンドル11が固定されている。なお、符号19は、上記エンジン3の出力軸に固定された駆動側のスプロケット(図示せず)と、上記後輪12のハブに固定された従動側のスプロケット13と、上記駆動側のスプロケットと従動側のスプロケット13に巻き掛けられたチェーン14とからなるチェーン駆動装置である。
上記フロントフォーク5は、左,右一対のフォーク本体15,15と、該両フォーク本体15,15の上部同士を接続固定するフォークブラケット16とを有する。上記前輪10は、上記フォーク本体15,15の下端部に挿通された前車軸15aにより軸受を介して支持されている。
また上記フォークブラケット16は、上側に位置するアッパブラケット16aと、下側に位置するアンダブラケット16bとを上記フォーク本体15の軸線より少し後方に偏位配置され、該両ブラケット16a,16b同士を接続固定する操向軸16cとを有する。
上記操向軸16cは上,下軸受16d,16dを介して上記ヘッドパイプ4によって軸支されている。上記アッパ,ロアブラケット16a,16bは、車両幅方向中心に位置する上記操向軸16cの固定部から車幅方向外側かつ前側に延びており、その外端部に上記フォーク本体15を固定支持すフォーク固定部16d,16dが形成されている。
そして上記前輪10は、上方からフロントフェンダ14によって覆われている。このフロントフェンダ14は、車両側方から見たとき概ね円弧状をなしており、上記アンダブラケット16bから前方に延びるフェンダ前部14aと、後方に延びるフェンダ後部14bとを有する。
上記フェンダ前部14aの周方向の長さは、フェンダ後部14bの周方向の長さより長くなっており、そのためフェンダ前部14aの上記アンダブラケット16bひいては操向軸16cから先端14a′までのオーバーハング長さL1は、フェンダ後部14bのアンダブラケット16bひいては操向軸16cから後端14b′までのオーバーハング長さL2より大きくなっている。
また上記フロントフェンダ14は、横断面視では、天壁部14iと、該天壁部14iの左,右縁部から下方に延びる側壁14j,14jとを有し、下方に開口するコ字形状をなしている。
上記フロントフェンダ14は、上記アンダブラケット16bに取り付けられている。該フロントフェンダ14には、フェンダ取付部14cが、上記アンダブラケット16bの下方から前方及び後方に渡るように形成されている。このフェンダ取付部14cは、上記アンダブラケット16bの下端面16b′の直近下側に位置して該アンダブラケット14bを下方から覆うブラケットカバー部14dと、該ブラケットカバー部14dの前,後縁部から上方に一段高くなる段付状に一体形成された前,後の取付部14e,14fと、該前,後の取付部14e,14fからさらに上方に立ち上がる縦壁部14g,14hとを有する。
ここで上記フロントフェンダ14の上記アンダブラケット16bへの取付部14e,14fにおける上縁a,a′から下縁bまでのフェンダ厚さh1,h1′が、上記アンダブラケット16bの下端面16b′の下方に位置するブラケットカバー部14dにおける上縁a′′から下縁bまでのフェンダ厚さh2より厚くなっている。
また上記アンダブラケット16には、車両前後方向の前側壁16e′から前方に延びる前支持フランジ16eと、後側壁16f′から後方に延びる後支持フランジ16fとが形成されている。即ち、この前支持フランジ16e及び後支持フランジ16fは、それぞれ前方,後方に突出するように、かつ上記下端面16b′より一段高い段付状をなすようにアンダブラケット16に一体形成されている。また上記前支持フランジ16eは上記後支持フランジ16fより高所に位置している
そして上記フロントフェンダ14の前側の取付部14eは上記前支持フランジ16eにボルト17aで締め付け固定されており、後側の取付部14fは上記後支持フランジ16fにボルト17bで締め付け固定されている。
本実施形態によれば、フロントフェンダ14に、アンダブラケット16bへの取付部14e,14fを、該アンダブラケット16bの下端面16b′より高所に位置するよう形成したので、取付部14e,14fにおけるフェンダ厚さh1,h1′がアンダブラケット16bの下端面16b′の下方におけるフェンダ厚さh2より厚くなり、それだけフロントフェンダ14の支持剛性を高めることができる。従って、従来と同じ支持剛性を確保する場合は、フェンダ厚さを薄くでき、フロントフェンダを薄くしたいといった外観上の要請に応えることができる。
また本実施形態では、さらに上記取付部14e,14fから上方に立ち上がる縦壁部14g,14hを形成したので、上記支持剛性をより一層高めることができ、上記フェンダ厚さをさらに薄くできる。
またアンダブラケット16bの車両前後方向の前側壁16e′,後側壁16f′に前方,後方に延びるよう前支持フランジ16e,後支持フランジ16fを形成し、該前支持フランジ16e及び後支持フランジ16fに上記フロントフェンダの取付部14e,14fを取り付けたので、上述の高所取付,支持剛性向上及びフェンダ厚さの薄型化を簡単な構造で容易確実に実現できる。
上記前支持フランジ16eを後支持フランジ16fより高所に位置させたので、前側のフェンダ厚さがさらに大きくなり、それだけ前側の支持剛性がより一層大きくなる。その結果、フェンダ前部14aをフェンダ後部14bより長く形成し、換言すればフェンダ前部14aのアンダブラケット16bから前方へのオーバーハング長さL1をフェンダ後部14bのオーバーハング長さL2より大きくすることが可能となり、フェンダ前部を長くしたいあるいは大きくオーバーハングさせたいといった外観上の要請に応えることができる。
また上記フロントフェンダ5の取付部14e,14fを、上記操向軸16cを挟んだ前側と後側に形成したので、フェンダ前部14a及びフェンダ後部14bを操向軸16cから大きくオーバーハングさせることが可能となり、この点からも外観上の要請に応えることができる。
本発明の一実施形態によるフロントフェンダ取付構造を備えた自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の正面図である。 上記フロントフェンダ取付構造の断面側面図である。 上記フロントフェンダ取付構造の断面背面図(図3のIV-IV線断面図)である。 上記フロントフェンダ取付構造の断面平面図(図3のV-V線断面図)である。
符号の説明
1 自動二輪車
5フロントフォーク
10 前輪
14 フロントフェンダ
14a フェンダ前部
14a′ フェンダ前部の先端
14b フェンダ後部
14b′ フェンダ後部の後端
14e,14f 取付部
14g,14h 縦壁部
16b アンダブラケット
16b′ 下端面
16c 操向軸
16e 前支持フランジ
16e′ 前側壁
16f 後支持フランジ
16f′ 後側壁
a 取付部における上縁
b 下縁
h1,h1′ 取付部におけるフェンダ厚さ
h2 下端面の下方におけるフェンダ厚
L1 フェンダ前部のオーバーハング長さ
L2 フェンダ後部のオーバーハング長さ

Claims (6)

  1. アンダブラケットを有するフロントフォークと、該フロントフォークに支持された前輪と、該フロントフォークのアンダブラケットに取り付けられ、前輪の上方を覆うフロントフェンダとを備えた自動二輪車であって、
    上記フロントフェンダには、上記アンダブラケットへの取付部が、該アンダブラケットの下端面より高所に位置するよう形成され、さらに該フロントフェンダには上記取付部から上方に立ち上がる縦壁部が形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1において、上記アンダブラケットの車両前後方向の前側壁から前方に延びるよう形成された前支持フランジと、上記アンダブラケットの車両前後方向の後側壁から後方に延びるよう形成された後支持フランジとを備え、該前支持フランジ及び後支持フランジに上記フロントフェンダの取付部が取り付けられていることを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項2において、上記前支持フランジは上記後支持フランジより高所に位置していること特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項3において、上記フロントフェンダは、上記アンダブラケットより前側に位置するフェンダ前部と、上記アンダブラケットより後側に位置するフェンダ後部とを含み、上記フェンダ前部の上記アンダブラケットから先端までのオーバーハング長さは上記フェンダ後部の上記アンダブラケットから後端までのオーバーハング長さより長いことを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項1において、上記フロントフォークは、操向軸を備え、上記フロントフェンダの取付部は、上記フロントフォークの操向軸を挟んだ前側と後側に形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  6. アンダブラケットを有するフロントフォークと、該フロントフォークに支持された前輪と、該フロントフォークのアンダブラケットに支持され、前輪の上方を覆うフロントフェンダとを備えた自動二輪車であって、
    上記フロントフェンダの上記アンダブラケットへの取付部における上縁から下縁までのフェンダ厚さが、上記アンダブラケットの下端面の下方における上記フロントフェンダの上縁から下縁までのフェンダ厚さより厚いことを特徴とする自動二輪車。
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