JP2008221587A - 画像形成装置 - Google Patents

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奈緒 板橋
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Abstract

【課題】本発明は、設置場所の自由度を制限することなく、LEDヘッドを清掃することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】画像形成装置は、感光ドラム34と、感光ドラム34の軸方向に配列される複数のLEDを備えたLEDヘッド21と、LEDの配列方向に延びてLEDヘッド21のレンズ面24dに摺接される清掃部材(クリーナ36)と、を備えている。そして、LEDヘッド21のレンズ面24dは、感光ドラム34と対向可能な画像形成位置と、清掃部材と摺接可能な清掃位置との間で、回動可能に構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、LEDヘッドとクリーナを備えた画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置として、帯電された感光ドラムに光を照射して、光で照射された部分の電位を変えて感光ドラム上に静電潜像を形成し、その静電潜像に現像剤を供給することにより形成される現像剤像を用紙に転写することで、用紙に所定の画像を形成するものが知られている。
このような画像形成装置としては、従来、光を照射するLEDヘッドと、前記した感光ドラム、感光ドラムに現像剤を供給する現像器およびクリーナを一体に備えたドロワとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。そして、この画像形成装置では、ドロワがLEDヘッドの長手方向(感光ドラムの軸方向)に引き出されるように構成されることにより、ドロワを引き出すとクリーナがLEDヘッドに対して長手方向に沿って摺接することで、LEDヘッドの清掃が行われている。
特開2001−117331号公報
しかしながら、前記した技術では、ドロワをLEDヘッドの長手方向に引き出さなければいけないので、例えば、LEDヘッドの長手方向に直交する方向に用紙トレイを引き出すタイプのプリンタにおいては、ドロワと用紙トレイが別の方向へそれぞれ飛び出してしまい、画像形成装置の設置場所が限られるといった問題があった。
そこで、本発明は、設置場所の自由度を制限することなく、LEDヘッドを清掃することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、感光ドラムと、前記感光ドラムの軸方向に配列される複数のLEDを備えたLEDヘッドと、前記LEDの配列方向に延びて前記LEDヘッドのレンズ面に摺接される清掃部材と、を備えた画像形成装置であって、前記LEDヘッドのレンズ面が、前記感光ドラムと対向可能な画像形成位置と、前記清掃部材と摺接可能な清掃位置との間で、回動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、LEDヘッドのレンズ面が画像形成位置と清掃位置との間で回動可能に構成されているので、ドロワを感光ドラムの軸方向に引き出す方式以外の方式であっても、LEDヘッドのレンズ面を所望の位置に向けることで良好な清掃を行うことができる。すなわち、例えばLEDヘッドを感光ドラムから退避させた後、感光ドラムや現像カートリッジ等を備えたドロワを感光ドラムの軸方向とは直交する方向に引き出す構造の場合には、LEDヘッドを感光ドラムから退避させた後、レンズ面を回動させることで、ドロワに設けた清掃部材とレンズ面とを良好に当接する向きに調整できる。また、LEDヘッドの進退動作中にLEDヘッドのレンズ面を回動させることで、例えば装置本体に設けた清掃部材とレンズ面とを良好な向きで当接させることもできる。
本発明によれば、ドロワを感光ドラムの軸方向に引き出す方式以外の方式であっても、LEDヘッドのレンズ面を回動させることで清掃部材とレンズ面とを良好に当接させることができるので、設置場所の自由度を制限することなく、LEDヘッドを清掃することができる。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は第1の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図であり、図2はLEDヘッドを示す斜視図(a)と、レンズ面が画像形成位置に位置するときのLEDヘッドの状態を示す側面図(b)と、レンズ面が清掃位置に位置するときのLEDヘッドの状態を示す側面図(c)である。また、図3は、ドロワを示す斜視図(a)と、クリーナを示す断面図(b)である。なお、以下の説明においては、カラープリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1における左側を「手前側」と称し、右側を「奥側」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「左側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「右側」と称する。なお、上下方向については、図示方向とユーザ使用時の方向が一致するので、そのまま「上下方向」と称することとする。
<カラープリンタ>
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体2と、装置本体2に対して前後方向(後述する感光ドラム34の軸と直交する方向)へ着脱自在に装着されるドロワ3とを主に備えている。ここで、カラープリンタ1は画像形成装置の一例であり、ドロワ3はドラムユニットの一例である。
<装置本体>
装置本体2には、前後方向に並べられた4つのLEDヘッド21と、各LEDヘッド21をそれぞれ上下に進退させる4つのヘッド移動装置22とが主に設けられている。また、装置本体2には、退避位置に位置するLEDヘッド21と当接して、LEDヘッド21を所定の角度で保持する楔形の保持部材23が、4つのLEDヘッド21に対応して4つ設けられている。なお、装置本体2には、公知の転写ローラ、搬送機構、用紙トレイ、定着装置等が適宜設けられている。
LEDヘッド21は、図2(a)に示すように、複数のLED(発光ダイオード)21aを保持するヘッド部24と、ヘッド部24を回動自在に支持するベース部25とを備えて構成されている。ここで、図2(a)に便宜上矩形で示した複数のLED21aは、後述する感光ドラム34(図1参照)の軸方向に一列に配列されている。なお、本実施形態では、複数のLED21aを一列に配列したが、本発明はこれに限定されず、複数列に配列してもよい。
ヘッド部24は、左右に延びる長尺状の筐体からなり、その両端部に上方(ベース部25側)に延出するフランジ部24aが形成されている。そして、このフランジ部24aは、その上面が後で詳述する保持部材23の傾斜面23aに対して面接触する平坦面24bとして形成されるとともに、その適所がピンPを介してベース部25に回動自在に支持されている。また、ヘッド部24の下面(フランジ部24aとは反対側の面)には、各LED21aからの光を透過させる四角い長尺状のレンズ面24d(長板状のレンズ)が設けられている。なお、このレンズ面24dは、ガラス等の透明な部材で形成されている。
さらに、ヘッド部24は、通常時(保持部材23の傾斜面23aと当接しないとき)において、図示せぬトーションばね等の弾性部材によって、レンズ面24dが下方を向いた状態に保持されている(図2(b)参照)。すなわち、通常においては、レンズ面24dが、画像形成位置(後述する感光ドラム34と対向可能な位置)に位置するようになっている。
図1に示すように、ヘッド移動装置22は、ヘッド移動機構の一例であり、LEDヘッド21のベース部25を支持しつつ、図示せぬモータ等の駆動装置によってLEDヘッド21を上下に進退させている。詳しくは、このヘッド移動装置22は、後述する感光ドラム34に静電潜像を形成可能な位置までLEDヘッド21を下降させ、後述するドロワ3が引き出し可能となる退避位置までLEDヘッド21を上昇させる。
保持部材23は、その下面が手前側から奥側に向かうにつれて上方に傾斜する傾斜面23aとなっている。そのため、図2(b)に示すように、ヘッド移動装置22によって移動するLEDヘッド21のヘッド部24の平坦面24bが保持部材23の傾斜面23aに当接すると、図2(c)に示すように、ヘッド部24が回動して、レンズ面24dが奥斜め下方向を向くようになっている。すなわち、保持部材23の傾斜面23aとヘッド部24の平坦面24bとが面接触した際には、レンズ面24dが、清掃位置(後述するクリーナ36と摺接可能な位置)に位置するようになっている。また、この清掃位置において、レンズ面24dは、ドロワ3の移動方向に対して斜めに配置されることとなる。言い換えると、レンズ面24dは、後述するクリーナ36の平坦状に形成される先端面に対して、斜めに配置される。
<ドロワ>
図3(a)に示すように、ドロワ3は、フロントフレーム31、リアフレーム32および2つのサイドフレーム33を主に備えている。各サイドフレーム33には、図1に示すように、その下部に4つの感光ドラム34が回転可能に設けられるとともに、その上部に4つの現像カートリッジ35が着脱自在に装着されている。
ここで、感光ドラム34、現像カートリッジ35およびLEDヘッド21の関係は、従来より公知であるが、簡単に説明することとする。まず、図示せぬ帯電器により一様に帯電された感光ドラム34に、LEDヘッド21から選択的に光を当てることで、光が当たった部分の電位が下がり、これにより画像としての静電潜像が形成される。その後、現像カートリッジ35から感光ドラム34にトナーを供給すると、静電潜像部分でトナーが保持される。そして、このように感光ドラム34で保持されたトナーが、感光ドラム34と図示せぬ転写ローラとの間で搬送される用紙に供給されることで、用紙に画像が印刷される。
また、図3(a)に示すように、リアフレーム32には、左右方向(LED21aの配列方向)に延びてLEDヘッド21のレンズ面24dに摺接されるクリーナ36が着脱可能に設けられている。そして、クリーナ36は、ドロワ3が装置本体2に装着されている状態において、退避したLEDヘッド21のレンズ面24dよりもドロワ3の引き出し方向上流側に設けられている。
クリーナ36は、清掃部材の一例であり、図3(b)に示すように、台座部36aと、台座部36aの上面に固定される矩形の弾性基体36bと、弾性基体36bの表面に貼り付けられる表面シート36cとを備えて構成されている。台座部36aは、導電性を有する金属等の導電性部材で構成され、ドロワ3を装置本体2に装着した際に装置本体2の導電性を有する部位と接触することで、この部位を介して接地されている。また、弾性基体36bは、ゴムや硬めのスポンジで形成され、表面シート36cは、不織布などの繊維性部材で形成されている。
そして、弾性基体36bおよび表面シート36cは、台座部36a上に配設されることで、清掃位置に位置するレンズ面24dに対してドロワ3の移動方向において重なるようになっている。(図4(b)参照)。これにより、装置本体2内に配置されたドロワ3を手前側に移動させると、表面シート36cが、清掃位置に位置するレンズ面24d(図2(c)参照)の短手方向の一端側から他端側へ順に摺接するようになっている。
また、フロントフレーム31には、上方へ突出する把持部37が設けられている。これにより、ユーザが把持部37を持って、ドロワ3を前後方向へ抜き差し可能となっている。
次に、前記したドロワ3を装置本体2から取り外して現像カートリッジ35を交換する際におけるクリーナ36とLEDヘッド21のレンズ面24dとの関係について説明する。参照する図面において、図4は、LEDヘッドが上昇する状態を示す側面図(a)と、ヘッド部が保持部材に当接して回動する状態を示す側面図(b)と、レンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(c)である。
図1に示すように、装置本体2内にドロワ3が装着された状態において、所定の信号がヘッド移動装置22に出力されると、図4(a)に示すように、ヘッド移動装置22によってLEDヘッド21の上昇(退避)が開始される。ここで、「所定の信号」としては、「ドロワ3が取り外されることを示す信号」であればどのような信号であってもよい。例えば、装置本体2の前壁に開閉自在に設けられるフロントカバー(図示せず)の開放を検知するセンサ(図示せず)からの信号や、ユーザにより適宜押されるスイッチから出力される信号などを採用できる。
そして、上昇するLEDヘッド21のヘッド部24が保持部材23に当接すると、ヘッド部24の回動が開始される。その後、LEDヘッド21が退避位置まで上昇すると、ヘッド部24の平坦面24bと保持部材23の傾斜面23aとが面接触して、LEDヘッド21のレンズ面24dが、図2(b)に示すように、清掃位置まで回動して、その位置に維持される。
そして、LEDヘッド21が退避位置まで上昇した後、ユーザがドロワ3を手前側に引き出すと、引き出し方向上流側に設けられたクリーナ36が、4つのLEDヘッド21のうち奥側のLEDヘッド21のレンズ面24dから順に摺接していくことで、レンズ面24dが順次清掃される。このとき、レンズ面24dがドロワ3の移動方向に対して傾斜して配置されることにより、クリーナ36の先端の手前側の角部は、まず、レンズ面24dの奥側の縁に当接する。そして、このクリーナ36は、ドロワ3が手前側に移動するにつれて、その角部が潰れていくこととなり、これにより、徐々に潰れていく角部によってレンズ面24dが徐々に強く拭き取られることとなる。以上により、現像カートリッジ35を交換するたびに、LEDヘッド21のレンズ面24dがクリーナ36で清掃される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
ドロワ3をカラープリンタ1のフロント側から引き出す方式において、LEDヘッド21のレンズ面24dを回動させることで、クリーナ36とレンズ面24dとを良好に当接させることができるので、設置場所の自由度を制限することなく、LEDヘッド21を清掃することができる。
レンズ面24dがクリーナ36の移動方向に対して斜めに配置されることで、クリーナ36がレンズ面24dに対して徐々に強く当たっていくので、レンズ面24dに付着した塵埃をクリーナ36で確実に捕捉でき、レンズ面24dが良好に清掃されることとなる。
クリーナ36の表面を構成する表面シート36cが繊維性部材で形成されるので、レンズ面24dに付着した塵埃をより確実に捕捉できる。さらに、表面シート36cで弾性基体36bを覆う構成であるため、斜めに配置されたレンズ面24dにクリーナ36が摺接する際に、弾性基体36bが弾性変形して表面シート36cがレンズ面24cに密着するので、レンズ面24dが良好に清掃されることとなる。
クリーナ36が着脱可能であるため、クリーナ36が汚れた場合には、交換することができる。
クリーナ36が台座部36aおよび装置本体2の一部を介して接地されているので、クリーナ36を使用することによりクリーナ36の表面シート36cが静電気を帯びた場合であっても、ドロワ3を装置本体2に装着すると、静電気を放電させることができる。そのため、次回のレンズ面24dの清掃時においては、静電気を帯びていないクリーナ36によって、レンズ面24dに静電気により付着した塵埃を良好に吸着することができる。また、レンズ面24dを除電して、レンズ面24dに塵埃が付着するのを抑制することもできる。
なお、本発明は前記した第1の実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、クリーナ36を、LEDヘッド21のレンズ面24dの長手方向(左右方向)と平行となるように配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、クリーナ36が、LEDヘッド21のレンズ面24dの長手方向の一端側から他端側へ順に摺接するように、LEDヘッド21のレンズ面24dの長手方向(左右方向)に対して斜めに配置されていてもよい。これによれば、LEDヘッド21のレンズ面24dの長手方向の一端から他端に順にクリーナ36が摺接するので、レンズ面24dに付いた塵埃をLEDヘッド21の他端側へ寄せながら拭き取ることができる。これにより、あたかもLEDヘッド21上の塵埃が移動方向と長手方向の2方向へ清掃部材で拭き取られることとなり、レンズ面24dの清掃をより良好に行える。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係るカラープリンタ1の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。参照する図面において、図6は第2の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図であり、図7はLEDヘッドを示す斜視図(a)と、ベース部の詳細を示す拡大斜視図(b)と、ヘッド部の詳細を示す拡大斜視図(c)である。また、図8は、ヘッド部が清掃位置に位置するときの状態を示す斜視図(a)と、ヘッド部の係合片が係止ピンに当接した状態を示す斜視図(b)と、ヘッド部が画像形成位置まで回動した状態を示す斜視図(c)である。さらに、図9は、画像形成位置に位置するときのLEDヘッドを示す上面図(a)と、画像形成位置に位置するときの各突起の係合状態を示す拡大図(b)と、清掃位置に位置するときのLEDヘッドを示す上面図(c)と、清掃位置に位置するときの各突起の係合状態を示す拡大図(d)である。
図6に示すように、第2の実施形態に係るカラープリンタ1’は、第1の実施形態と多少異なるクリーナ36’が装置本体2に固定された構造となっている。ここで、クリーナ36’は、第1の実施形態と同様の台座部36a、弾性基体36bおよび表面シート36cを備えるが、板状の台座部36aに直交するように弾性基体36b等がL字状に取り付けられる点で第1の実施形態とは異なっている。また、このクリーナ36’は、装置本体2における、ヘッド移動装置22により進退するLEDヘッド21’のレンズ面24d(詳しくは、清掃位置に位置するレンズ面24d)と摺接可能な位置に設けられている。さらに、清掃位置に位置するレンズ面24dは、第1の実施形態と同様に、LEDヘッド21’とクリーナ36’との相対移動方向に対して斜めに配置される。
また、カラープリンタ1’は、第1の実施形態と同様のヘッド移動装置22を備える他、第1の実施形態とは多少構造の異なるLEDヘッド21’を備えている。なお、本実施形態においては、LEDヘッド21’を鉛直方向に対して斜めに進退させる構造となっており、これにより、ヘッド移動装置22や現像カートリッジ35の取付角度は第1の実施形態とは異なっている。
LEDヘッド21’は、図7(a)に示すように、第1の実施形態とは多少構造の異なるヘッド部24’およびベース部25’を備えて構成されている。
ヘッド部24’は、そのフランジ部24aの外側の面にV字状の係合片24eを備えるとともに、そのフランジ部24aの内側の面に内方へ突出する突起24fを備えている。
係合片24eは、フランジ部24aの延出方向に延びる第1片24gと、ヘッド部24’がベース部25’に対して傾いたとき(レンズ面24dが図6に示す清掃位置に位置するとき)にLEDヘッド21’の移動方向と略平行となる第2片24hとを備えている。また、第1片24gと第2片24hとの間に形成される隅部は、ヘッド部24’の回動中心となるピンPと係合する孔24jの縁と合致するような位置に配設される。
そして、このように構成される係合片24eの第1片24gは、図8(a)に示すように、ヘッド部24’のレンズ面24dが清掃位置に位置するときには、装置本体2に固定される係止ピン26に対してLEDヘッド21’の移動方向において対向するようになっている。また、この位置からLEDヘッド21’を感光ドラム34(図1参照)側に向けて前進させていくと、図8(b)に示すように、第1片24gが係止ピン26に当接することにより、ヘッド部24’が回動して、そのレンズ面24dが画像形成位置に移動する。そして、このようにレンズ面24dが画像形成位置に位置したときには、図8(c)に示すように、係合片24eの第2片24hが、係止ピン26に対してLEDヘッド21’の移動方向において対向するようになっている。また、これとは逆に、図8(a)の状態からLEDヘッド21’を感光ドラム34(図1参照)から退避させていくと、係合片24eの第2片24hが係止ピン26に当接することで、ヘッド部24’が画像形成位置から清掃位置に回動される。
図7(c)に示すように、突起24fは、半円柱状に形成されており、フランジ部24aの先端側であって孔24jの上側に配置されている。
図7(b)に示すように、ベース部25’の下端部の左右両側には、ヘッド部24’に形成された突起24fと当接することでヘッド部24’の回動範囲を規制する一対の規制用突起RP1,RP2と、この規制用突起RP1,RP2よりも低く形成される一対の保持用突起HP1,HP2とが形成されている。
一対の規制用突起RP1,RP2は、突起24fが乗り越え不能な高さで形成されている。また、一対のうち一方の規制用突起RP1は、ヘッド部24’の回動中心となるピンPと係合する孔25cの上方の位置でベース部25b’の側縁25dに沿って形成され、他方の規制用突起RP2は、孔25cの手前側の位置で前記した一方の規制用突起RP1に対して傾斜するように形成されている。これにより、ヘッド部24’がベース部25’に対して斜めの状態(図8(a)参照)から真っ直ぐの状態(図8(c)参照)に回動するときに、ヘッド部24’の突起24fが一方の規制用突起RP1と当接して止められることで、ヘッド部24’の移動が画像形成位置で規制される。また、ヘッド部24’がベース部25’に対して真っ直ぐの状態(図8(c)参照)から斜めの状態(図8(a)参照)に回動するときに、ヘッド部24’の突起24fが他方の規制用突起RP2と当接して止められることで、ヘッド部24’の移動が清掃位置で規制される。
一対の保持用突起HP1,HP2は、突起24fが乗り越え可能な高さで形成されている。また、一対の保持用突起HP1,HP2は、一対の規制用突起RP1,RP2の間(詳しくは、突起24fの移動経路上)に配置され、各規制用突起RP1,RP2との間の間隔が、突起24fの幅に合致する大きさに設定されている。これにより、図9(a)および(b)に示すように、一方の規制用突起RP1とこれに隣接する保持用突起HP1との間で突起24fを保持することで、ヘッド部24’が画像形成位置で保持される。また、図9(c)および(d)に示すように、他方の規制用突起RP2とこれに隣接する保持用突起HP2との間で突起24fを保持することで、ヘッド部24’が清掃位置で保持される。
次に、現像カートリッジ35を交換した後ドロワ3を装置本体2へ取り付けた際におけるクリーナ36とLEDヘッド21’のレンズ面24dとの関係について説明する。参照する図面において、図10は、LEDヘッドが下降することでレンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(a)と、ヘッド部が係止ピンに当接して回動した状態を示す側面図(b)と、LEDヘッドが感光ドラムに対して位置決めされた状態を示す側面図(c)である。
図6に示すように、まず、現像カートリッジ35を装填したドロワ3を、装置本体2に取り付ける。その後、所定の信号がヘッド移動装置22に出力されると、ヘッド移動装置22によってLEDヘッド21’の下降(前進)が開始される。ここで、「所定の信号」としては、「ドロワ3が取り付けられたことを示す信号」であればどのような信号であってもよい。例えば、装置本体2の前壁に開閉自在に設けられるフロントカバー(図示せず)の閉塞を検知するセンサ(図示せず)からの信号や、ユーザにより適宜押されるスイッチから出力される信号などを採用できる。
LEDヘッド21’が所定位置まで下降すると、図10(a)に示すように、レンズ面24dがクリーナ36’に対して斜めに当たることで良好に清掃される。そして、図10(b)に示すように、ヘッド部24’が係止ピン26に当接すると、ヘッド部24’が清掃位置から画像形成位置に回動される。その後は、図10(c)に示すように、LEDヘッド21’がドロワ3内に挿入されて、感光ドラム34に対して位置決めされる。
以上によれば、第2の実施形態において以下のような効果を得ることができる。
クリーナ36’を装置本体2に設ける構造であっても、LEDヘッド21’のレンズ面24dを良好に清掃することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第2の実施形態に係るカラープリンタ1の一部の構造を変更したものであるため、第2の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。参照する図面において、図11は第3の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図であり、図12はLEDヘッドを示す三面図(a)と、ヘッド部の左側面の詳細構造を示す拡大図(b)と、ヘッド部の右側面の詳細構造を示す拡大図(c)である。また、図13は右側のガイド部材の詳細を示す斜視図(a)と、左側のガイド部材の詳細を示す斜視図(b)である。
図11に示すように、第3の実施形態に係るカラープリンタ1”は、第2の実施形態と多少異なるクリーナ36”が現像カートリッジ35に固定された構造となっている。ここで、クリーナ36”は、第2の実施形態と略同様の材料(弾性基体36bおよび表面シート36c)を備えて構成されるが、その表面形状が円弧状に形成される点と、台座部36aを備えない点で第2の実施形態とは異なっている。また、このクリーナ36”は、現像カートリッジ35における、ヘッド移動装置22により進退するLEDヘッド21”のレンズ面24d(詳しくは、清掃位置に位置するレンズ面24d)と摺接可能な位置に設けられている。さらに、清掃位置に位置するレンズ面24dは、第2の実施形態と同様に、LEDヘッド21”とクリーナ36”との相対移動方向に対して斜めに配置される。
また、カラープリンタ1”は、第2の実施形態と同様のヘッド移動装置22を備える他、第2の実施形態とは多少構造の異なるLEDヘッド21”を備えている。
LEDヘッド21”は、図12(a)に示すように、第2の実施形態と同様のベース部25’と、第2の実施形態と略同様のヘッド部24”とを備えている。そして、ヘッド部24”には、第2の実施形態で設けたV字状の係合片24eの代わりに、後述する各ガイド部材41,42に形成される各ガイド溝43,44に係合する係合ピン24m,24nが設けられている。そして、ヘッド部24”の左側面に設けられる係合ピン24mは、図12(b)に示すように、ヘッド部24”の回動中心となるピンPよりも下方に配置され、右側面に設けられる係合ピン24nは、図12(c)に示すように、ピンPよりも上方に配置されている。
なお、ヘッド部24”とベース部25’との間には、図示は省略するが、第2の実施形態と同様の突起24fや、一対の規制用突起RP1,RP2および一対の保持用突起HP1,HP2が設けられている。そのため、ヘッド部24”は、画像形成位置と清掃位置とで保持されるようになっている。
図13(a)に示すように、現像カートリッジ35のうちクリーナ36”が設けられる面には、LEDヘッド21”のレンズ面24dを画像形成位置から清掃位置へと案内する第1ガイド部材41および第2ガイド部材42が設けられている。
第1ガイド部材41は、長尺の半円柱状に形成されるクリーナ36”の右側の端部に、クリーナ36”の長手方向とは直交するように設けられており、その内面にヘッド部24”の右側の係合ピン24n(図12参照)をガイドするための第1ガイド溝43が形成されている。第1ガイド溝43は、LEDヘッド21”の移動方向に対して平行に形成される第1平行溝43aと、第1平行溝43aの下端から現像カートリッジ35側に向かって傾斜する傾斜溝43bと、傾斜溝43bの下端からLEDヘッド21”の移動方向に対して平行に形成される第2平行溝43cとを備えている。
図13(b)に示すように、第2ガイド部材42は、クリーナ36”の左側の端部に、クリーナ36”の長手方向とは直交するように設けられており、その内面にヘッド部24”の左側の係合ピン24m(図12参照)をガイドするための第2ガイド溝44が形成されている。第2ガイド溝44は、LEDヘッド21”の移動方向に対して平行に形成される第1平行溝44aと、第1平行溝44aの下端から現像カートリッジ35とは離れる方向に向かって傾斜する傾斜溝44bと、傾斜溝44bの下端からLEDヘッド21”の移動方向に対して平行に形成される第2平行溝44cとを備えている。
すなわち、図14(a)に示すように、前記した各第2平行溝43c,44cは現像カートリッジ35から略同じ距離だけ離れた位置に配置され、各第1平行溝43a,44aは、各第2平行溝43c,44cよりも現像カートリッジ35から離れた位置と、各第2平行溝43c,44cよりも現像カートリッジ35側に近い位置とに配置される。また、各傾斜溝43b,44bは、LEDヘッド21”の各係合ピン24m,24nが略同時に各傾斜溝43b,44b内に入り込むように、LEDヘッド21”の移動方向において多少ずれるように形成されている。そのため、ヘッド部24”の各係合ピン24m,24nが各傾斜溝43b,44bで引っ掛かることなく、ヘッド部24”が良好に回動するようになっている。
次に、現像カートリッジ35を交換した後ドロワ3を装置本体2へ取り付けた際におけるクリーナ36とLEDヘッド21”のレンズ面24dとの関係について説明する。参照する図面において、図14は、LEDヘッドが下降する状態を示す側面図(a)と、レンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(b)と、ヘッド部の係合ピンがガイド溝に当接して回動する状態を示す側面図(c)と、LEDヘッドが感光ドラムに対して位置決めされた状態を示す側面図(d)である。なお、ドロワ3を装置本体2に取り付けてからヘッド移動装置22が作動するまでの動作は、第2の実施形態と同様であるから、その説明は省略する。
図11に示すヘッド移動装置22が作動すると、図14(a)に示すように、LEDヘッド21”の下降が開始される。このとき、ヘッド部24d”は清掃位置に保持されている。そして、ヘッド部24”の係合ピン24m,24nが第1平行溝43a,44a内を移動する間は、各係合ピン24m,24nに力がかからないので、図14(b)に示すように、ヘッド部24”は回動することなく、クリーナ36”と摺接することとなる。すなわち、ヘッド部24”のレンズ面24dは、クリーナ36”に対して斜めに当たることで良好に清掃されることとなる。
そして、ヘッド部24”の各係合ピン24m,24nが各傾斜溝43b,44bに当接すると、図14(c)に示すように、ヘッド部24”の回動が開始される。その後は、図14(d)に示すように、ヘッド部24”のレンズ面24dが清掃位置から画像形成位置まで回動された後、感光ドラム34に対して位置決めされる。
以上によれば、第3の実施形態において以下のような効果を得ることができる。
クリーナ36”を現像カートリッジ35に設ける構造であっても、LEDヘッド21”のレンズ面24dを良好に清掃することができる。
なお、本発明は前記した各実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、ヘッド移動機構として、ヘッド移動装置22を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばフロントカバーやトップカバー等の開閉に連動してLEDヘッドを進退させる機構であってもよい。具体的には、例えば図15(a)〜(c)に示すように、トップカバーTCにLEDヘッド21”を固定しておくことで、トップカバーTCの開閉に連動してLEDヘッド21”を進退させてもよい。なお、この図15の構造においては、トップカバーTCを単純に回動させるだけの構造ではなく、LEDヘッド21”とクリーナ36”との摺接が完了するまでの間だけ、所定のガイド溝によりトップカバーTCを現像カートリッジ35の奥側の面35aに対して平行移動させ、その後は、回動等により開閉可能な構造とするのが望ましい。具体的には、例えば、トップカバーTCを回動可能に支持する軸支部を、装置本体2に設けたガイド溝に沿ってスライド自在に構成すればよい。また、これ以外の方法としては、トップカバーTCを単純に回動させるだけの構造とし、各現像カートリッジ35に配置する各クリーナ36”の位置または大きさを、現像カートリッジ35ごとに変更する方法もある。これらの方法によれば、LEDヘッド21”をクリーナ36”に良好に摺接させることができる。
前記した各実施形態では、レンズ面24dを、清掃位置において、クリーナ36,36’,36”との相対移動方向に対して斜めに配置したが、本発明はこれに限定されず、クリーナ36,36’,36”との相対移動方向に対して平行としてもよい。例えば、図16(a)に示すように、第3の実施形態におけるヘッド部24”がベース部25’に対して直角となるように保持することで、清掃位置においてレンズ面24dをLEDヘッド21”の移動方向に対して平行としてもよい。この場合であっても、図16(a)〜(d)に示すように、レンズ面24dを清掃することができる。なお、このように清掃位置においてレンズ面24dをLEDヘッド21”の移動方向に対して平行とする場合には、図示のようにクリーナ36”の表面を円弧状とすると、クリーナ36”の変形により良好にレンズ面24dを拭き取れるので望ましい。
なお、この図16に示す形態では、第3の実施形態と略同様のガイド部材Gに形成した所定のガイド溝GDによってヘッド部24”を回動させている。そして、LEDヘッド21”を感光ドラム34から退避させるときにおいては、図16(d)〜(b)に示すように、ガイド溝GDによってヘッド部24”が回動するときに、LEDヘッド21”のレンズ面24dをクリーナ36”と摺接させている。そのため、LEDヘッド21”を退避方向に移動させる力に加え、ヘッド部24”を回動させる力も利用して、クリーナ36”で良好にレンズ面24dを拭き取ることができる。
第2、第3の実施形態では、クリーナ36’,36”を、LEDヘッド21’,21”のレンズ面24dの長手方向(左右方向)と平行となるように配置したが、本発明はこれに限定されず、図5に示す形態のようにクリーナをレンズ面の長手方向に対して斜めにしてもいい。
前記各実施形態では、清掃部材として、主に弾性基体36bと表面シート36cとで構成されるクリーナ36,36’,36”を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばブラシであってもよい。
前記各実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
第1の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図である。 LEDヘッドを示す斜視図(a)と、レンズ面が画像形成位置に位置するときのLEDヘッドの状態を示す側面図(b)と、レンズ面が清掃位置に位置するときのLEDヘッドの状態を示す側面図(c)である。 ドロワを示す斜視図(a)と、クリーナを示す断面図(b)である。 LEDヘッドが上昇する状態を示す側面図(a)と、ヘッド部が保持部材に当接して回動する状態を示す側面図(b)と、レンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(c)である。 第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図である。 LEDヘッドを示す斜視図(a)と、ベース部の詳細を示す拡大斜視図(b)と、ヘッド部の詳細を示す拡大斜視図(c)である。 ヘッド部が清掃位置に位置するときの状態を示す斜視図(a)と、ヘッド部の係合片が係止ピンに当接した状態を示す斜視図(b)と、ヘッド部が画像形成位置まで回動した状態を示す斜視図(c)である。 画像形成位置に位置するときのLEDヘッドを示す上面図(a)と、画像形成位置に位置するときの各突起の係合状態を示す拡大図(b)と、清掃位置に位置するときのLEDヘッドを示す上面図(c)と、清掃位置に位置するときの各突起の係合状態を示す拡大図(d)である。 LEDヘッドが下降することでレンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(a)と、ヘッド部が係止ピンに当接して回動した状態を示す側面図(b)と、LEDヘッドが感光ドラムに対して位置決めされた状態を示す側面図(c)である。 第3の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図である。 LEDヘッドを示す三面図(a)と、ヘッド部の左側面の詳細構造を示す拡大図(b)と、ヘッド部の右側面の詳細構造を示す拡大図(c)である。 右側のガイド部材の詳細を示す斜視図(a)と、左側のガイド部材の詳細を示す斜視図(b)である。 LEDヘッドが下降する状態を示す側面図(a)と、レンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(b)と、ヘッド部の係合ピンがガイド溝に当接して回動する状態を示す側面図(c)と、LEDヘッドが感光ドラムに対して位置決めされた状態を示す側面図(d)である。 LEDヘッドをトップカバーに連動させた変形例を示す図であり、トップカバーを閉じた状態を示す側面図(a)と、最も手前側のLEDヘッドがクリーナと摺接した状態を示す側面図(b)と、最も奥側のLEDヘッドがクリーナと摺接した状態を示す側面図(c)である。 清掃位置においてレンズ面をLEDヘッドの移動方向と平行とする形態を示す図であり、LEDヘッドが下降する状態を示す側面図(a)と、レンズ面にクリーナが摺接する状態を示す側面図(b)と、ヘッド部がガイド溝によって回動する状態を示す側面図(c)と、LEDヘッドが感光ドラムに対して位置決めされた状態を示す側面図(d)である。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 装置本体
3 ドロワ
21 LEDヘッド
21a LED
22 ヘッド移動装置
23 保持部材
23a 傾斜面
24 ヘッド部
24a フランジ部
24b 平坦面
24c レンズ面
24d レンズ面
25 ベース部
34 感光ドラム
35 現像カートリッジ
36 クリーナ
36a 台座部
36b 弾性基体
36c 表面シート

Claims (11)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムの軸方向に配列される複数のLEDを備えたLEDヘッドと、
    前記LEDの配列方向に延びて前記LEDヘッドのレンズ面に摺接される清掃部材と、を備えた画像形成装置であって、
    前記LEDヘッドは、
    前記レンズ面が前記感光ドラムと対向可能な画像形成位置と、
    前記レンズ面が前記清掃部材と摺接可能な清掃位置との間で、回動可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記清掃部材が前記LEDヘッドのレンズ面の短手方向の一端側から他端側へ順に摺接するように、
    前記LEDヘッドのレンズ面が、前記清掃位置において、前記清掃部材との相対移動方向に対して斜めに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光ドラムが設けられるとともに、画像形成装置本体に対して前記感光ドラムの軸と直交する方向に着脱自在に装着されるドラムユニットと、
    前記ドラムユニットが引き出し可能となる位置まで、前記LEDヘッドを前記感光ドラムから退避させるヘッド移動機構とを備え、
    前記清掃部材が、前記ドラムユニットにおける、退避した前記LEDヘッドのレンズ面よりも前記ドラムユニットの引き出し方向上流側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置本体に対して回転可能に設けられる感光ドラムと、
    前記LEDヘッドを前記感光ドラムに対して進退させるヘッド移動機構とを備え、
    前記清掃部材が、前記画像形成装置本体における、前記ヘッド移動機構により進退する前記LEDヘッドと摺接可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光ドラムに現像剤を供給する現像カートリッジと、
    前記LEDヘッドを前記感光ドラムに対して進退させるヘッド移動機構とを備え、
    前記清掃部材が、前記現像カートリッジにおける、前記ヘッド移動機構により進退する前記LEDヘッドと摺接可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記清掃部材は、前記LEDヘッドのレンズ面の長手方向の一端側から他端側へ順に摺接するように、前記レンズ面の長手方向に対して斜めに配置されていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記LEDヘッドのレンズ面は、前記LEDヘッドが回動するときに前記清掃部材と摺接することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像カートリッジは、前記LEDヘッドのレンズ面を前記画像形成位置から前記清掃位置へと案内するガイド部材を備えていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  9. 前記清掃部材は、繊維性部材を備えて構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記清掃部材は、導電性を有する導電性部材を備えて構成され、
    前記導電性部材が接地されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記清掃部材は、着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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