JP2008220520A - 掃除機用吸込具および電気掃除機 - Google Patents
掃除機用吸込具および電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008220520A JP2008220520A JP2007060735A JP2007060735A JP2008220520A JP 2008220520 A JP2008220520 A JP 2008220520A JP 2007060735 A JP2007060735 A JP 2007060735A JP 2007060735 A JP2007060735 A JP 2007060735A JP 2008220520 A JP2008220520 A JP 2008220520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating brush
- cleaning piece
- vacuum cleaner
- suction tool
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
【解決手段】長手方向に沿って複数条の第1の清掃片31を有し、電動機24により回転駆動される第1の回転ブラシ30と、長手方向に沿って複数条の第2の清掃片36を有する第2の回転ブラシ35とを備え、第2の回転ブラシ35の軸芯材37に、周面から外方に突出させた複数対の保持条部37aと、対をなす保持条部37aの間に第2の清掃片36を保持する溝条部37bとが形成され、第1の回転ブラシ30が回転駆動されるのに伴い、第2の回転ブラシ35の保持条部37aが第1の清掃片31によって回転方向の背面側から押圧されることにより、第2の回転ブラシ35が回転駆動されるものである。
【選択図】図7
Description
本発明の実施の形態1に係る掃除機用吸込具15について、図1〜図9を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体斜視図である。
−0.1≦(G−L1−L4)/L5≦0.2
の関係を満たすような寸法に第1の清掃片31の長さを設定することを意味している。これにより、第1の清掃片31が第2の回転ブラシ35の軸芯材37の周面に接触して保持条部37aを押圧する力が減じられることなく、確実に回転駆動力を第2の回転ブラシ35に伝達することができる。
L2<G−L3
の関係を満たすような寸法に第2の清掃片36の長さを設定することを意味している。これにより、第2の清掃片36が第1の回転ブラシ30の軸芯材32の周面に接触して第2の回転ブラシ35の回転駆動力が減じられることなく、確実に回転駆動力を第2の回転ブラシ35に伝達することができる。
本発明の実施の形態2に係る掃除機用吸込具15’について、図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態2における掃除機用吸込具の断面図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
以下、上記の実施の形態1および2に例示された掃除機用吸込具15、15’に対する変形例について説明する。
上記の実施の形態1では、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31および第2の回転ブラシ35の第2の清掃片36が、長手方向の中央側に寄るに従って回転方向に対して後退角側に変位する略V字状に形成されていたが、第1の清掃片31および第2の清掃片36が、略U字状に形成されていてもよく、第2の回転ブラシ35の略U字状に形成された保持条部37aが、第1の回転ブラシ30の回転駆動に伴い、略U字状に形成された第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31により連続的に押圧され、第2の回転ブラシ35が回転駆動されるので、当然ながら、上記と同様の効果が得られる。
上記の実施の形態1および2では、第1の回転ブラシ30および第2の回転ブラシ35の軸芯材32、37は中空の円管状のものを用いたが、これに限らず、中空の多角管状のもの、中実の断面視円形または多角形の棒状のものなどを使用できる。また、管状、棒状に係らず、軸芯材32、37の表層側に、上記の実施の形態1および2において示した装着空間33、38に類似の溝条部を軸芯材32、37の長手方向に沿って形成し、この溝条部に清掃片31、36の基端部31a、36aを挿着することにより第1の回転ブラシ30および第2の回転ブラシ35を構成してもよい。この場合には、軸芯材32、37にリブ条部32a、37aなどを形成する必要はなくなる。
上記の実施の形態1および2では、第1の回転ブラシ30の軸芯材32に3条の第1の清掃片31が挿着されるとともに、第2の回転ブラシ35の軸芯材37にも3条の第2の清掃片36が挿着されているが、第1の清掃片31および第2の清掃片36の数についてはそれぞれ3条に限定されることなく、2条あるいは4条以上であってもよい。この第1の清掃片31および第2の清掃片36の条数によって、第1の清掃片31および第2の清掃片36の軸芯材32、37におけるリブ条部32a、37aや鍔条部32b、37bの数や形状、あるいは、さらに、第1の清掃片31および第2の清掃片36における略V字状または略U字状の形状、すなわち、略V字形状または略U字形状における頂点の後退角または前進角(最大の変位角)等が適宜設定されることになる。
上記の実施の形態1および2では、第1の清掃片31が基端部31aに起毛された複数の繊維からなる繊維状部31bを備えて構成されていたが、このような第1の清掃片31に代えて、基端部31aから延出される板状のブレード状部を備えて構成されるものや、基端部31aから延出された板状のブレード状部と、このブレード状部から起毛された複数の繊維からなる繊維状部とを備えて構成されるものを用いてもよい。このようなブレード状部は、柔軟性と形状復帰性を有する材料により形成されるものであり、このようなブレード状部を有する第1の清掃片は、単に繊維状部31bを有する第1の清掃片31よりも容易に腰の強いものとすることが可能であり、掃除機用吸込具15の自走性および塵埃除去性能を向上させることができる。
上記の実施の形態1および2では、第2の回転ブラシ35の第2の清掃片36を構成する繊維状部36bが、第2の回転ブラシ35の長手方向に沿って間引かれ、複数の繊維束36cとして断続的に形成され、この複数の繊維束36cが、複数条の第2の清掃片36において互いに重複しながらそれぞれの起毛位置をずらして、全体として第2の回転ブラシ35の長手方向の全幅域をカバーするように構成していたが、このような第2の清掃片36に代えて、第2の清掃片36の繊維状部36bに繊維束36cを形成せずに繊維の本数を全体に減らし、第1の清掃片31の繊維状部31bにおける繊維の本数より少なくしてもよい。また、このような第2の清掃片36に代えて、あるいは、複数の繊維束36cとして断続的に形成される特徴に加えて、第2の清掃片36の繊維状部36bを構成する繊維の太さを、第1の清掃片31の繊維状部31bを構成する繊維の太さより細くしてもよい。
上記の実施の形態1および2では、電動機24で回転駆動される第1の回転ブラシ30を回転ブラシ収容空間18aの前方側に配し、第2の回転ブラシ35を回転ブラシ収容空間18aの後方側に配していたが、このような配置に代えて、電動機24で回転駆動される第1の回転ブラシ30を回転ブラシ収容空間18aの後方側に配し、第2の回転ブラシ35を回転ブラシ収容空間18aの前方側に配してもよい。このように構成した場合、運転時に第1の回転ブラシ30を逆転駆動、すなわち掃除機用吸込具15、15’の前方向への移動に逆らう方向に回転させるとともに、第2の回転ブラシ35を第1の回転ブラシ30の回転方向と逆方向に回転させることになる。なお、このような場合においても、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31は、長手方向の中央側に寄るに従って回転方向に対して後退角側に変位する略V字状または略U字状に形成されるとともに、第2の回転ブラシ35の第2の清掃片36は、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31と逆形状の略V字状または略U字状に形成されるものとする。
15 掃除機用吸込具
16 吸込具本体
17 本体ケース
18 開口部
18a 回転ブラシ収容空間
24 電動機(駆動源)
30 第1の回転ブラシ
31 第1の清掃片
31a 基端部
31b 繊維状部
32 軸芯材
32a リブ条部
32b 鍔条部
32c 溝条部
32d 支持条部
35 第2の回転ブラシ
36 第2の清掃片
36a 基端部
36b 繊維状部
37 軸芯材
37a 保持条部
37b 溝条部
Claims (9)
- 周面の長手方向に沿って複数条の第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、
前記第1の回転ブラシと平行に配され、周面の長手方向に沿って複数条の第2の清掃片を有する第2の回転ブラシと、
前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源とを備え、
前記第2の回転ブラシの環状または棒状の軸芯材には、該軸芯材の周面から外方に突出させた複数対の保持条部と、該複数対の保持条部の対をなす保持条部の間に前記第2の清掃片を保持する溝条部とが形成され、
前記第2の回転ブラシの前記保持条部が、前記駆動源による前記第1の回転ブラシの回転駆動に伴い、前記第1の回転ブラシの前記第1の清掃片によって回転方向の背面側から押圧されることにより、前記第2の回転ブラシが前記第1の回転ブラシにより回転駆動されることを特徴とする掃除機用吸込具。 - 前記第2の回転ブラシの前記保持条部における前記第1の清掃片によって押圧される面が、その背面側の基端部と前記第2の回転ブラシの軸中心とを通る直線に対して回転方向側に10〜60度の範囲で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の掃除機用吸込具。
- 前記第1の回転ブラシにおける第1の清掃片の長さは、その先端が前記第2の回転ブラシの前記軸芯材の周面に略接する長さに設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の掃除機用吸込具。
- 前記第2の回転ブラシにおける第2の清掃片の長さは、その先端が前記第1の回転ブラシの前記軸芯材の周面に接することのない長さに設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具。
- 前記第1の回転ブラシの軸中心から前記第1の清掃片の先端までの長さは、前記第2の回転ブラシの軸中心から前記第2の清掃片の先端までの長さよりも長く設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具。
- 前記第1の回転ブラシの環状または棒状の軸芯材には、該軸芯材の周面から外方に突出させた複数対のリブ条部と、該対をなすリブ条部の互いに対向する面から他方に向けて突出させた鍔条部と、該鍔条部の間に前記第1の清掃片を保持する溝条部とが形成され、
前記対をなすリブ条部のうち回転方向に対して背面側に位置するリブ条部から外方に突出させ、前記第1の清掃片を背面側から支持する支持条部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具。 - 前記支持条部の前記第1の清掃片に対向する面に、前記第1の清掃片に向けて突出させた凸部が前記第1の回転ブラシの長手方向に沿って連続的または断続的に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の掃除機用吸込具。
- 前記鍔条部の上面から前記支持条部の先端までの長さは、前記第1の清掃片が前記鍔条部の上面から突出する長さの0.1〜0.6倍の範囲にあることを特徴とする請求項6または7に記載の掃除機用吸込具。
- 電動送風機と、請求項1〜8のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具を備えた電気掃除機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007060735A JP4892377B2 (ja) | 2007-03-09 | 2007-03-09 | 掃除機用吸込具および電気掃除機 |
PCT/JP2008/000429 WO2008111288A1 (ja) | 2007-03-09 | 2008-03-04 | 掃除機用吸込具および電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007060735A JP4892377B2 (ja) | 2007-03-09 | 2007-03-09 | 掃除機用吸込具および電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008220520A true JP2008220520A (ja) | 2008-09-25 |
JP4892377B2 JP4892377B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=39839824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007060735A Active JP4892377B2 (ja) | 2007-03-09 | 2007-03-09 | 掃除機用吸込具および電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4892377B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014212846A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-11-17 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機および吸込具 |
CN106539534A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-03-29 | 宿州学院 | 一种吸尘器的吸尘刷头 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57181249A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-08 | Fujitsu Ltd | Carrier current supply system |
JP2004216137A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-08-05 | Sharp Corp | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 |
JP2007054350A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
-
2007
- 2007-03-09 JP JP2007060735A patent/JP4892377B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57181249A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-08 | Fujitsu Ltd | Carrier current supply system |
JP2004216137A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-08-05 | Sharp Corp | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 |
JP2007054350A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014212846A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-11-17 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機および吸込具 |
CN106539534A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-03-29 | 宿州学院 | 一种吸尘器的吸尘刷头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4892377B2 (ja) | 2012-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4958572B2 (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 | |
JP6178510B2 (ja) | 真空掃除機のための掃除機ヘッド | |
JP7423678B2 (ja) | 清掃ロボットのためのクリーニングローラー | |
KR20100093325A (ko) | 진공청소기의 브러시 조립체 | |
JP2003250727A (ja) | 叩き用回転ローラを具備した真空掃除機用吸込ブラシ組立体 | |
JP2008104840A (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 | |
KR20040089662A (ko) | 표면 청소 기구 | |
CN216364941U (zh) | 一种清洁头及表面清洁设备 | |
JP2011019819A (ja) | 電気掃除機用吸込具 | |
JP5104270B2 (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 | |
JP6219730B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP4892377B2 (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 | |
JP2008220519A (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 | |
CN112515534B (zh) | 分体式清洁滚刷及自主清洁设备 | |
EP2676592B1 (en) | Vacuum cleaner and suction nozzle for vacuum cleaner with agitator and striking member | |
JP5161689B2 (ja) | 掃除機用床ノズル及び電気掃除機 | |
CN105380569B (zh) | 旋转清扫器、吸入口器具以及电动吸尘器 | |
KR101629300B1 (ko) | 진공청소기 | |
CN213248830U (zh) | 真空清洁器系统 | |
JP2007252644A (ja) | 電気掃除機の吸込口体および電気掃除機 | |
JP2019122806A (ja) | 電気掃除機 | |
KR20200001393U (ko) | 물걸레 청소기 헤드 | |
CN217792883U (zh) | 一种带多根螺旋凸条的绒毛滚刷及干式/湿式清洁设备 | |
AU2013202479B2 (en) | Vacuum cleaner and suction nozzle for vacuum cleaner | |
JP5649038B2 (ja) | 掃除機用吸込具および電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090522 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091029 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4892377 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |