JP2008220000A - 絶縁型dc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い入力電圧に対して適用可能とする。高電圧、高容量の部品点数を少なくする。スイッチング損失を低減させる。
【解決手段】絶縁型DC−DCコンバータ10は結合インダクタ16と、整流回路18と、1次インダクタ16eの両端に対して2個ずつ直列接続されたスイッチング素子22a〜22dと、スイッチング素子22a〜22dのそれぞれに対応して設けられた4個の1次インダクタ16a〜16dとを有する。絶縁型DC−DCコンバータ10は、スイッチング素子22a〜22dに対して並列接続され、スナバキャパシタ34a〜34d及びスナバダイオード32a〜32dが直列接続されたスナバ回路と、スナバキャパシタ34a〜34d及びスナバダイオード32a〜32dの接続点に接続された補助ダイオード36a〜36dとを有する。補助ダイオード36a〜36dは1次インダクタ16a〜16dに接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇圧型又は降圧型の絶縁型DC−DCコンバータに関し、特に、スイッチング損失を低減することのできる絶縁型DC−DCコンバータに関する。
絶縁型DC−DCコンバータでは、パワートランジスタ、IGBT、FET等のスイッチング素子をPWM動作させて電圧の変換を行う形式のものがあり、幅広い分野で使用されている。絶縁型DC−DCコンバータは電子機器の省電力化、小型化及び高性能化に伴い、一層の低損失、高効率及び低ノイズ化が望まれており、特に、PWM動作に伴うスイッチング損失やスイッチングサージの低減が望まれている。
このようなスイッチング損失、スイッチングサージを低減させる技術のひとつにソフトスイッチング技術があり、例えばインダクタ、スイッチング素子、ダイオードを備えた一般的な昇降圧型絶縁型DC−DCコンバータにスイッチング損失を低減するための補助回路を付加したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、フライバック型DC−DCコンバータでは、スイッチング素子をオンにさせることでトランスの1次側コイルに電力を蓄えた後、スイッチング素子をオフにしてトランスに蓄えられた電力を2次側コイルから放出し、整流回路を介して直流電圧を出力する。このようなフライバック型DC−DCコンバータにおいては、スイッチング素子を2つ備え、該スイッチング素子のスイッチング損失を低減する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
次に、従来回路における代表的なスイッチング損失について図12を参照しながら説明する。
ここで、ソフトスイッチングは、ZVS(Zero Voltage Switching)又はZCS(Zero Current Switching)を実現するためのスイッチング方式であり、パワー半導体デバイスのスイッチング損失やそれに与えるストレスが低い。これに対してパワー半導体デバイスの持つスイッチング機能により電圧・電流を直接ターンオン・オフするスイッチング方式はハードスイッチングと称されている。以下の記述においてはZVS/ZCSの双方もしくはその一方が実現されている方式をソフトスイッチング、それ以外をハードスイッチングという。
図12にパワー半導体デバイスとしてのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のスイッチング時の電圧/電流波形を示し、実線920は電圧、破線922は電流である。IGBTは、パワーMOS−FETの高速スイッチング、電圧駆動特性と、バイポーラ・トランジスタの低飽和ON電圧特性をワンチップに構成したパワーデバイスである。しかし、このトランジスタ構造はターンオン動作時にMOS−FET構造より遅れてオンする。さらに、MOS−FET構造のターンオフにより、蓄積された少数キャリアである正孔が流出する経路が遮断されるため、ターンオフが遅れ、テール電流924が生じる。このような特性からも分かるようにIGBTパワーデバイスのスイッチング特性では、スイッチ固有のターンオン時間、ターンオフ時間が存在するため、スイッチング時間において若干の電圧/電流の過度交差(ハッチング部参照)を生じスイッチング損失を発生している。
このスイッチング損失はスイッチング時に熱として生じ、高周波化の妨げとなり、放熱フィンを含む冷却装置が大きくなり高周波化に伴い無視できない問題となってくる。これに加えて、電源−パワー半導体デバイス−負荷を結ぶ経路中には浮遊インダクタやキャパシタ受動回路素子やパワー半導体デバイスの寄生パラメータが存在するため、電圧、電流の遮断を行うスイッチング時にはこれらの寄生回路成分により図12で示すようなサージ電圧926並びにサージ電流928が発生しパワー半導体デバイスに電圧・電流のピークストレスが発生する。
また、出力容量の大きい大電力の制御を高効率に行うには単純な電圧・電流のターンオン・ターンオフいわゆるハードスイッチングでは不十分な場合がほとんどである。特に、サージ電流di/dtが高い場合にはEMIノイズレベルが高く、雑音端子間電圧が広い周波数帯にわたって発生するため、場合によってノイズフィル夕を設けるなどの対策が必要となり、コストの増大のみならず大型化する。また、スイッチングによるdv/dt及びdi/dtストレスの増大とスイッチング損失の増加により、負荷状態によってはパワー半導体デバイス固有のSOA(Safety Operation Area:安全動作領域)を超えることも予想されるため、装置の信頼性が必ずしも高くない。また、dv/dtによる対地漏れ電流の発生やこれによる雑音端子間電圧の増大や、di/dtによるローパスフィルタリアクトルやトランス、ACモータの巻線の絶縁破壊を引き起こす懸念がある。このため高周波スイッチング時には、電圧・電流サージがSOAを超えることのないようにスナバ回路を設ける必要がある。しかしながら、スナバ回路により、スイッチング損失とサージによるdv/dtやdi/dtストレスは低減されるが、スナバ回路自身による損失が発生してしまうなどの問題が新たに発生してくる。こうして、スイッチング損失及び電圧・電流ストレスによる影響と、その対策として設けられるスナバ回路とノイズフィル夕の設計によるコスト増や損失発生が高周波スイッチング化によるメリットを打ち消す場合がある。このような背景からハードスイッチングからソフトスイッチング技術による電力変換装置の開発が行われている。
特開2005−102438号公報 特開昭62−37064号公報
ところで、入力電圧を高くする場合で、スイッチング素子の耐電圧を超える入力電圧になるときには、スイッチング素子を直列に接続することにより、1つ当たりのスイッチング素子に加わる印加電圧を低減するとも思われる。しかしながら、単純にスイッチング素子を直列接続しただけでは、個々のスイッチング素子に特性のばらつきがあることからオン・オフタイミングがずれ、所定のスイッチング素子だけに入力電圧が直接に印加することがある。したがって、スイッチング素子の耐圧を必ずしも小さくすることはできない。
一方、図13に示すように、複数のDC−DCコンバータ500a及び500bを電源502に対して直列に接続する回路によれば、スイッチング素子504a〜504dが直列状に接続されていることから、それぞれのスイッチング素子504a〜504dに印加される電圧は小さくなり、耐電圧の小さいものを用いることができる。
しかしながら、2つのDC−DCコンバータ500a及び500bに対する入力電圧を等分させるために、入力側に高電圧用で、高容量の2つのキャパシタ506a及び506bが必要であって、基板面積が大きくなるとともに必要費用が高騰する。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、高い入力電圧に対しても適用可能であって、しかも高電圧、高容量の部品点数を抑制し、且つスイッチング損失の少ない絶縁型DC−DCコンバータを提供することを目的とする。
本発明に係る絶縁型DC−DCコンバータにおいては、トランスと整流回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータであって、前記トランスの1次コイルの両端に対してそれぞれにx個ずつ直列接続されたスイッチング素子と、前記トランスの1次側に前記スイッチング素子のそれぞれに対応して設けられた2x個の巻線と、各前記スイッチング素子に対して並列接続され、スナバキャパシタが電源ライン側にとなるように該スナバキャパシタ及びスナバダイオードが直列接続されたスナバ回路と、前記スナバキャパシタ及び前記スナバダイオードの接続点に一端が接続された補助ダイオードとを有し、前記補助ダイオードの他端は前記巻線の一端に接続され、該巻線の他端は電源ラインに接続されていることを特徴とする。
このようにスイッチング素子を直列に接続することにより、高い入力電圧に対しても適用可能となる。また、入力電圧を等分させるための入力側に高電圧の複数のキャパシタ等が不要であり、高電圧用で高容量の部品を抑制することができる。さらに、スナバ回路によりスイッチング損失を低減させることができる。
この場合、前記1次コイルに直列接続された第1補助インダクタと、前記トランスの2次コイルに直列接続された第2補助インダクタとを有していてもよい。
また、前記補助ダイオードと前記巻線との間に共振インダクタを有していてもよい。
本発明に係る絶縁型DC−DCコンバータによれば、高い入力電圧に対しても適用可能であって、しかも高電圧、高容量の部品点数を少なくすることができる。また、スナバ回路によりスイッチング損失を低減させることができる。
以下、本発明に係る絶縁型DC−DCコンバータについて実施の形態を挙げ、添付の図1〜図9を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る絶縁型DC−DCコンバータ10は、絶縁の昇降圧型であって、直流の電源11の電圧を昇圧又は降圧して負荷Rに供給するものである。
絶縁型DC−DCコンバータ10は、入力側にプラス及びマイナス接続用のTi1及びTi2を有し、出力側にプラス及びマイナス接続用のTo1及びTo2を有している。
絶縁型DC−DCコンバータ10は、スイッチング機能部12a、12b、12c及び12dと、6巻線式の結合インダクタ16と、整流回路18と、第1回生ダイオード20a及び第2回生ダイオード20bとを有する。
スイッチング機能部12a〜12dは、説明の便宜上、複数の素子をまとめて表しているのであって、実回路上で明確に区画されているものではない。
結合インダクタ16は、5つの1次インダクタ(巻線)16a、16b、16c、16d、16d、16eと、1つの2次インダクタ16fとを有する。4つの1次インダクタ16a、16b、16c及び16dは同じ向きに同じ巻線数で構成されている。1次インダクタ16a及び16bの一端はスイッチング機能部12a及び12bに接続され、他端はそれぞれマイナスライン(電源ライン)24bに接続されている。1次インダクタ16c及び16dの一端はスイッチング機能部12c及び12dに接続され、他端はそれぞれプラスライン(電源ライン)24aに接続されている。1次インダクタ16a、16b、16c、16d及び16eには、回路上に具体的な素子としては存在しないが、回路の特性によって発生する漏れインダクタ(共振インダクタ)28a、28b、28c、28d及び28eが直列状に存在する。2次インダクタ16fについても、同様の漏れインダクタ28fが直列に存在する。
漏れインダクタ28a〜28dだけではインダクタンスが十分でないと考えられる場合には、補助ダイオード36a〜36dと1次インダクタ16a〜16dとの間に共振インダクタを設けてもよい。これらの漏れインダクタ28a〜28d及び共振インダクタによれば、後述する共振作用を奏し、エネルギーを有効利用することができる。
漏れインダクタ28eについても直列に第1補助インダクタを設けてもよく、漏れインダクタ28fについても直列に第2補助インダクタを設けてもよい。これらの補助インダクタによれば、1次電流及び2次電流の立ち上がり、立ち下がりを抑制し、サージの発生を防止することができる。
1次インダクタ16a、16b、16c及び16dは、主にエネルギ損失の低減の作用を奏する。1次インダクタ16eと2次インダクタ16fは、結合インダクタ16における変圧の主たる作用を奏する。
スイッチング機能部12a、12b、12c及び12dには、順にスイッチング素子22a、22b、22c及び22dが設けられている。スイッチング素子22a、22b、22c及び22dは半導体素子であって、例えば、パワートランジスタ、IGBT、FET等のスイッチング素子が挙げられ、図示しないコントローラによってベース端子が駆動されPWM動作を行う。
スイッチング素子22aとスイッチング素子22bは、プラスライン(一方の電源)24aと1次インダクタ16eの一端との間に直列に接続されている。つまり、スイッチング素子22aのコレクタがプラスライン24aに接続され、スイッチング素子22aのエミッタとスイッチング素子22bのコレクタが接続され、スイッチング素子22bのエミッタが1次インダクタ16eの一端に接続されている。スイッチング素子22aとスイッチング素子22bとを第1直列接続部26aとも呼ぶ。
スイッチング素子22cとスイッチング素子22dは、マイナスライン(他方の電源)24bと1次インダクタ16eの他端との間に直列に接続されている。つまり、スイッチング素子22cのコレクタが1次インダクタ16eの他端に接続され、スイッチング素子22cのエミッタとスイッチング素子22dのコレクタが接続され、スイッチング素子22dのエミッタがマイナスライン24bに接続されている。スイッチング素子22cとスイッチング素子22dとを第2直列接続部26bとも呼ぶ。
第1直列接続部26aと1次インダクタ16eの一端との接続部と、マイナスライン24bとの間には第1回生ダイオード20aが設けられている。第1回生ダイオード20aは、マイナスライン24bの側がアノードとなっている。
第2直列接続部26bと1次インダクタ16eの他端との接続部と、プラスライン24aとの間には第2回生ダイオード20bが設けられている。第2回生ダイオード20bは、プラスライン24aの側がカソードとなっている。
第1回生ダイオード20a及び第2回生ダイオード20bによれば、結合インダクタ16のエネルギーを電源11に回生することにより、エネルギーを有効利用することができる。
スイッチング機能部12aは、スイッチング素子22aと、該スイッチング素子22aと並列に設けられた逆導通ダイオード(又は寄生ダイオード)30aと、直列に接続されたスナバダイオード32a及びスナバキャパシタ34aと、補助ダイオード36aとを有する。スナバキャパシタ34aとスナバダイオード32aはスナバ直列回路を形成している。
スイッチング素子22aは、コレクタが逆導通ダイオード30aのカソードに接続され、エミッタが逆導通ダイオード30aのアノードに接続されている。
スナバキャパシタ34aは、プラスライン24a側となるように接続されている。つまり、スナバダイオード32aのカソードは、スイッチング素子22aのエミッタに接続され、アノードはスナバキャパシタ34aの一端に接続されている。スナバキャパシタ34aの他端はスイッチング素子22aのコレクタ(つまりプラスライン24a)に接続されている。
補助ダイオード36aのカソードは、スナバダイオード32aとスナバキャパシタ34aとの間に接続されている。補助ダイオード36aのアノードは漏れインダクタ28aを介して1次インダクタ16aの一端に接続されている。
スイッチング機能部12bは、スイッチング機能部12aと同構成であることから、符号の添え字aに代えて添え字bを付して表し、その詳細な説明を省略する。
スイッチング機能部12dは、スイッチング素子22dと、該スイッチング素子22dと並列に設けられた逆導通ダイオード(又は寄生ダイオード)30dと、直列に接続されたスナバダイオード32d及びスナバキャパシタ34dと、補助ダイオード36dとを有する。スナバキャパシタ34dとスナバダイオード32dはスナバ直列回路を形成している。
スイッチング素子22dは、コレクタが逆導通ダイオード30dのカソードに接続され、エミッタが逆導通ダイオード30dのアノードに接続されている。
スナバキャパシタ34dは、マイナスライン24b側となるように接続されている。つまり、スナバダイオード32dのアノードは、スイッチング素子22dのコレクタに接続され、カソードはスナバキャパシタ34dの一端に接続されている。スナバキャパシタ34dの他端はスイッチング素子22dのエミッタ(つまりマイナスライン24b)に接続されている。
補助ダイオード36dのアノードは、スナバダイオード32dとスナバキャパシタ34dとの間に接続されている。補助ダイオード36dのカソードは漏れインダクタ28dを介して1次インダクタ16dの一端に接続されている。
スイッチング機能部12cは、スイッチング機能部12dと同構成であることから、符号の添え字dに代えて添え字cを付して表し、その詳細な説明を省略する。
整流回路18は、整流用のダイオード40と、平滑キャパシタ42とを有する。平滑キャパシタ42は2次インダクタ16fに対して並列に接続されており、ダイオード40は、2次インダクタ16fの一端と平滑キャパシタ42の一端との間に挿入されている。平滑キャパシタ42としては、例えば電解キャパシタが用いられる。
なお、図1から明らかなように、絶縁型DC−DCコンバータ10では、入力電圧Viを等分させるためのキャパシタ(図13のキャパシタ506a及び506b参照)等は設けられていない。つまり、絶縁型DC−DCコンバータ10では、高電圧、高容量の部品は必要がない。これは、図13のDC−DCコンバータ500a及び500bが入力側で直列接続、出力側で並列接続された回路とは異なり、絶縁型DC−DCコンバータ10は全体として1つのコンバータを構成しているためである。
1次インダクタ16eと2次インダクタ16fとの巻数比は、R1=n2/n1である。1次インダクタ16aと2次インダクタ16fとの巻数比は、R2=n3/n1である。R1=R2(つまりn2=n3)と設定してもよい。
絶縁型DC−DCコンバータ10における各箇所における電流、電圧を次のように名称とその方向を規定する。
1次インダクタ16eに流れる電流(つまり、1次電流)をi1、2次インダクタ16fに流れる電流(つまり、2次電流)をi2とする。
プラスライン24aからスイッチング素子22aに流れる電流をis、スナバキャパシタ34aからプラスライン24aの方向に向かって流れる電流をics、1次インダクタ16aから補助ダイオード36aに向かって流れる電流をilsとする。
電源11の電圧をVi、負荷Rに供給される電圧をVoとする。スナバキャパシタ34aの両端に生じる電圧をvcsとする。
次に、このように構成される絶縁型DC−DCコンバータ10を用いた変圧の作用について説明する。
絶縁型DC−DCコンバータ10の変圧作用は、図2に示すようにモード0〜モード5の6つのモードに区分することができる。モード0〜モード5はこの順に繰り返し行われる。図2において、モード0は時刻t0〜t1、モード1は時刻t1〜t2、モード2は時刻t2〜t3、モード3は時刻t3〜t4、モード4は時刻t4〜t5、モード0は時刻t5〜t0である。
変圧作用時には、スイッチング素子22a〜22dが同期したPWM動作を行う。なお、図3〜図8においては、電流の流れていない箇所、又は各モードの説明上特に重要でない箇所については破線で示す。各モードの説明では、スイッチング機能部12a〜12dのうち、代表的にスイッチング機能部12aの作用について述べる。スイッチング機能部12bはスイッチング機能部12aと同極性、同作用を奏する。スイッチング機能部12c及び12dは、スイッチング機能部12aに対して極性が逆であって、同作用を奏する。モード0の開始時(つまり、モード5の終了時)では、スナバキャパシタ34aに電荷が充電され、漏れインダクタ28aにエネルギーが蓄えられているものとする。
図3に示すように、モード0ではスイッチング素子22aがオンになる。これにより、プラスライン24a、スイッチング素子22a、22b、漏れインダクタ28e、1次インダクタ16e、スイッチング素子22c、22d及びマイナスライン24bに至る電流i1が発生する。
これとともに、1次インダクタ16a、漏れインダクタ28a、補助ダイオード36a、スナバキャパシタ34aを通る電流が発生する。この系統では、1次インダクタ16aに電圧R2×Viを発生させ、スナバキャパシタ34aと漏れインダクタ28aとにより共振が発生し、パッシブ共振スナバを構成し、スナバキャパシタ34aが放電を開始する。つまり、漏れインダクタ28aに蓄えられたエネルギーを利用して共振を発生させ、スナバキャパシタ34aの電荷を放出させ、パルス電流回生作用が得られる。
また、モード0では、スイッチング素子22aのターンオン時に、漏れインダクタ28a、28e(及び第1補助インダクタ)によりスイッチング素子22aを流れる電流の立ち上がりが抑制され、スイッチング素子22aはZCSターンオンとなる(図2参照)。整流回路18の電流i2は減少するが、漏れインダクタ28f(及び第2補助インダクタ)により立ち下がりが抑制される。このような電流の立ち上がり、立ち下がりの抑制作用によりサージの発生を防止することができる。
モード0のエネルギー回生スナバ回路における回路状態方程式は(1)式のようになる。
Figure 2008220000
ここで、Lsは漏れインダクタ28aのインダクタンス、Csはスナバキャパシタ34aの容量である。
また、スイッチング素子22aのターンオン時点で、スナバキャパシタ34aの電圧及び回生電流の初期値をそれぞれvcs=Vco、ils=0とすると、スナバキャパシタの電圧vcsと回生電流ilsは、それぞれ(2)式のようになる。
Figure 2008220000
ただし、Zs=√(Ls/Cs)、ωs=1/√(Ls・Cs)である。スナバキャパシタのエネルギーが完全に放電するためには、ωt=πの時点で、スナバキャパシタの電圧をゼロ以下とする条件、vcs≦0が必要となる。したがって、次の(3)式が成り立つ。
Figure 2008220000
図4に示すように、モード1では、スナバキャパシタ34aが蓄えた電荷を完全放電した後にスナバダイオード32aが導通し、漏れインダクタ28aに蓄えられた残留エネルギーをパルス回生電流ilsとして放出を継続する。つまり、電流は2次インダクタ16b、漏れインダクタ28a、補助ダイオード36a及びスナバダイオード32aを流れることになる。このように、スナバキャパシタ34aの放電が終了した後にも、漏れインダクタ28aのエネルギーを利用して回生動作を継続することができる。
モード1においては、パルス回生電流ilsが不必要に流れ続けないように、巻数比の条件として、次の(4)式が成立するようにしておくとよい。
Figure 2008220000
この後、パルス回生電流ilsがゼロになるとモード2に移行する。
図5に示すように、モード2では、漏れインダクタ28aがエネルギーを放出し終え、電源11から供給される電力はプラスライン24a、スイッチング素子22a、22b、漏れインダクタ28e、1次インダクタ16e、スイッチング素子22c、22d及びマイナスライン24bに至り、1次インダクタ16eにエネルギーが蓄積される。
図6に示すように、モード3では、スイッチング素子22aをオフにする。これにより、電源11から供給される電流は、スナバダイオード32a及びスナバキャパシタ34aに流れることになり、該スナバキャパシタ34aが充電される。このとき、スイッチング素子22aの両端電圧vsは0であることから(図2参照)、スイッチング素子22aはZVSで(つまり、ソフトスイッチングで)ターンオフする。スイッチング素子22aをオフするタイミングは、PWMのデューティファクタにより設定される。
スナバキャパシタ34aが充電されることによりvsは(5)式に示す電圧上昇率で上昇する。
Figure 2008220000
このとき充電されたスナバキャパシタ34aは、前記の通りモード0の共振作用に供されることになる。
スイッチング素子22a〜22bは同時にオフになるように制御されるが、実際には若干のばらつきが発生しうる。しかしながら、それぞれスナバキャパシタ34a〜34dが設けられているため、いずれか1つのスイッチング素子だけに入力電圧Viが直接的に印加されることはない。
また、スナバキャパシタ34a〜34dは、直列状に接続されるとともに、スイッチング素子22a〜22dに対して並列に接続されていることから、各スイッチング素子22a〜22dに対して印加される電圧は、Vi/2となる。したがって、スイッチング素子22a〜22dの耐圧は小さくて足り、低廉化を図ることができる。当然に、スナバキャパシタ34a〜34dの耐圧も小さく設定することができる。
図7に示すように、モード4では、スナバキャパシタ34aの電流ilsは0となり、漏れインダクタ28eの残留エネルギーは、第1回生ダイオード20a及び第2回生ダイオード20bを通って電源11に回生する。これにより、エネルギーを有効利用できる。
一方、整流回路18では、電流i2が流れ始めるが、漏れインダクタ28f(及び第2補助インダクタ)の作用により立ち上がりが抑制され、サージの発生を防止できる。
図8に示すように、モード5では、結合インダクタ16に蓄えられていたエネルギーが2次インダクタ16fからダイオード40を通って平滑キャパシタ42及び負荷Rに供給される。この後、前記のモード0に戻り、一連のサイクルを継続することになる。
上述したように、本実施の形態に係る絶縁型DC−DCコンバータ10では、スイッチング素子22a〜22dが直列に接続されていることから入力電圧Viが高い場合であっても適用可能である。また、スイッチング素子22a〜22dの耐電圧は、入力電圧Viに対してVi/2で足りる。
さらに、入力電圧Viを等分させるための入力側の高電圧、高容量の複数のキャパシタ(図13のキャパシタ506a及び506b参照)等を省略することができる。これにより基板面積を小さくすることができるとともに廉価に構成可能となる。さらに、スナバ回路によりスイッチング損失を低減させることができる。
なお、DC−DCコンバータ10では、種々の変形が可能であって、スイッチング機能部12a〜12dは4つに限らず、1次インダクタ16eを中心とした片側1つの2つでもよいし、片側3つ以上の6個以上であってもよい。
さらに、整流回路18はフライバック型に限らず、図9に示すようなフォワード型整流回路18a等であってもよい。
また、本実施の形態に係る絶縁型DC−DCコンバータ10では、スイッチング素子22aと並列に設けたスナバダイオード32aとスナバキャパシタ34aで構成したスナバ直列回路のエネルギーをスイッチング素子22aがターンオンした時点で、補助ダイオード36aと結合インダクタ16の2次側にまとめた漏れインダクタ28aとスナバキャパシタ34aで共振させ、スナバエネルギーを出力側に回生させることができる。
さらに、このパルス電流回生動作により、スナバキャパシタ34aの電圧をゼロまで放電させることで、スイッチング素子22aのターンオフはZVS転流となる。スイッチング素子22aのターンオン動作時は、漏れインダクタ28e(及び第1補助インダクタ)によりスイッチを流れる電流の立ち上がりが抑制されることとなり、ZCSターンオンとなる。このように、スイッチング素子22aではソフトスイッチング動作が実現される。
次に、絶縁型DC−DCコンバータ10で用いられているソフトスイッチングの特性について図10を参照しながら説明する。図10は、IGBTのZVS/ZCSスイッチング波形例であり、実線100は電圧、破線102は電流である。
図10に示すように、一般にターンオフ時は、IGBT固有の上昇電圧時間とテール電流発生期間から、僅かに電流と電圧の過渡交差が生じ、スイッチング損失が発生している。しかし、図12で示した様な直流電圧等を直接遮断するようなスイッチング方式に比べ、過渡交差を生じるスイッチング損失は大きく低減されていることが分かる。これはターンオフ時のスイッチ端子間電圧の上昇にLC主共振もしくはLC補助共振を利用し、パワー半導体デバイスに並列に組み込んだロスレスキャパシタを充電させ、電圧が緩やかに上昇するためである。また、サージ電圧の抑制も同時に実現し、こうして、ゼロ電圧スイッチング動作を行っている。ターンオン時は、スイッチング素子22aに並列に接続された逆導通ダイオード30aに電流が流れている間にIGBTのゲートにオン信号を送ることにより、電流が自然転流した時にスイッチに電流が流れ始めゼロ電圧スイッチング・ゼロ電流スイッチング動作を行っている。
図10と図12との比較から明らかなように、電流と電圧の過渡交差はIGBTのオン電圧との僅かな交差を除いては生じてなく、従来方式のスイッチングよりスイッチング損失を低減でき、同時にサージ電圧・サージ電流も抑制されている。
このように、ZVS/ZCSの双方又は一方を用いてスイッチング動作を行うことにより、スイッチング過渡時のスイッチング損失やストレスが低減され、且つEMIノイズ・RFIノイズが抑制される。
図11にパワー半導体デバイスの電圧/電流のスイッチング軌跡を、従来のハードスイッチング方式による場合を破線110で示し、ソフトスイッチング方式による場合を実線112で示す。
ハードスイッチング方式の場合ではスイッチング時の電流と電圧の過渡交差によるスイッチング損失が大きい上に、dv/dtストレス、di/dtストレスが共に大きくなりパワー半導体デバイス固有のSOAの限界近くで動作しており、電圧サージ、電流サージが発生している。そのため一般的にハードスイッチング方式においてはスナバ回路を負荷してパワー半導体デバイスのスイッチング軌跡を電圧・電流の両軸の近くになるようにしている。
これに対して、ソフトスイッチング方式ではスナバレスでスイッチング軌跡が縦の電流軸及び横の電圧軸の近くを通っているためスイッチング損失の大きな低減がなされていることが分かる。以上のことからソフトスイッチング方式を適用した場合、スイッチング過渡時のスイッチング損失やサージ電圧、サージ電流を低減でき、且つEMI/RFIノイズを抑制することができる。
上述したように、本実施の形態に係る絶縁型DC−DCコンバータ10は、パッシブ共振スナバにより効率のよい電圧変換が可能である。また、ソフトスイッチングのための周辺素子も少ない。スイッチング素子22a〜22dの制御方法はハードスイッチングPWMと変わらずに簡便に行うことができる。
絶縁型DC−DCコンバータ10のスナバ回路ではサージ電圧、サージ電流を抑制することができるとともに、回生動作を行うことからスナバ回路自身による損失はほとんど発生しない。
なお、絶縁型DC−DCコンバータ10では、高負荷時及び軽負荷時の双方の場合にソフトスイッチング動作ができることはもちろんである。
本発明に係る絶縁型DC−DCコンバータは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係るDC−DCコンバータの回路図である。 DC−DCコンバータのタイムチャートである。 モード0で電流の流れを示す回路図である。 モード1で電流の流れを示す回路図である。 モード2で電流の流れを示す回路図である。 モード3で電流の流れを示す回路図である。 モード4で電流の流れを示す回路図である。 モード5で電流の流れを示す回路図である。 変形例に係るDC−DCコンバータの回路図である。 IGBTのZVS/ZCSスイッチング波形例である。 パワー半導体デバイスの電圧/電流のスイッチング軌跡である。 従来技術に係るスイッチング波形例である。 複数のDC−DCコンバータを並列に接続した回路である。
符号の説明
10…絶縁型DC−DCコンバータ 11…電源
12a〜12d…スイッチング機能部 16…結合インダクタ
16a〜16e…1次インダクタ 18…整流回路
20a、20b…回生ダイオード 22a〜22d…スイッチング素子
26a、26b…直列接続部 28a〜28f…漏れインダクタ
30a〜30d…逆導通ダイオード 32a〜32d…スナバダイオード
34a〜34d…スナバキャパシタ 36a〜36d…補助ダイオード

Claims (3)

  1. トランスと整流回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータであって、
    前記トランスの1次コイルの両端に対してそれぞれにx個ずつ直列接続されたスイッチング素子と、
    前記トランスの1次側に前記スイッチング素子のそれぞれに対応して設けられた2x個の巻線と、
    各前記スイッチング素子に対して並列接続され、スナバキャパシタが電源ライン側にとなるように該スナバキャパシタ及びスナバダイオードが直列接続されたスナバ回路と、
    前記スナバキャパシタ及び前記スナバダイオードの接続点に一端が接続された補助ダイオードと、
    を有し、
    前記補助ダイオードの他端は前記巻線の一端に接続され、該巻線の他端は電源ラインに接続されていることを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータ。
  2. 請求項1記載の絶縁型DC−DCコンバータにおいて、
    前記1次コイルに直列接続された第1補助インダクタと、
    前記トランスの2次コイルに直列接続された第2補助インダクタと、
    を有することを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータ。
  3. 請求項1又は2記載の絶縁型DC−DCコンバータにおいて、
    前記補助ダイオードと前記巻線との間に共振インダクタを有することを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータ。
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