JP2008217643A - 入力装置および入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】誤操作を低減すること。
【解決手段】押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチを出力する入力部2と、キースイッチへの押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの対応関係に基づくデータベース構築データ14を出力するデータベース作成手段3と、データベース構築データ14を蓄積データ15として保管、蓄積するデータベース4と、キースイッチへの接触が検出された際に、蓄積データ15に基づいて複数のキースイッチのうちの一つを有効なキースイッチを出力する有効キー特定手段5と、有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを表示する情報提示手段6とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチを出力する入力部2と、キースイッチへの押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの対応関係に基づくデータベース構築データ14を出力するデータベース作成手段3と、データベース構築データ14を蓄積データ15として保管、蓄積するデータベース4と、キースイッチへの接触が検出された際に、蓄積データ15に基づいて複数のキースイッチのうちの一つを有効なキースイッチを出力する有効キー特定手段5と、有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを表示する情報提示手段6とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力装置および入力方法に関し、特に、リモコンなどの手持ち型のキー入力操作端末に適用される入力装置および入力方法に関する。
手持ち型のキー入力操作端末に適用される入力装置が知られている。このような入力装置としては、リモコン、携帯電話機の入力装置が例示される。このような入力操作は、誤操作を低減することが望まれ、キースイッチの押し込みを行う前にキースイッチに接触した段階で、そのキースイッチに割り当てられた記号・データを提示することが望まれている。
これを実現するためには、簡単には各々のキースイッチにタッチセンサ等の接触を検出するセンサを備えて、接触したキースイッチを判別することが考えられる。
しかしながら、キースイッチの間隔を十分に大きくとることのできない操作端末や、指で操作する時に指の付け根の部分が他のセンサに触れることがある場合では、同時に複数のセンサが検出されてしまい、どのキースイッチを有効とするべきか判断できない。
この問題を解決するためには、接触を検出した複数のキースイッチを、何らかの手段で1つに特定する必要がある。
このための従来例として、同時に複数のキースイッチが検出された際、その中で最も左上に配置されたキースイッチを有効なものとする絞込みの手段がある(特開平11−305941号公報参照)。
また、キースイッチへの接触以外の情報を用いて、キースイッチを特定する手段がある。この手段では入力装置の両サイドに左手か右手かを検出する検出部があり、右手の場合、接触が検出された複数のキースイッチの中で最も左上にあるものを有効とし、左手の場合、接触が検出された複数のキースイッチの中で最も右上にあるものを有効とするものである(特開2006−209647号公報参照)。
特開2000−155641号公報には、隣接キーの同時押し下げを正しく判定でき、キー誤入力を防止したキーボードおよびキーボード制御方式が開示されている。そのキーボード制御装置は、マトリクス状に複数のキーが配置されたキーマトリックスと、前記キーマトリックスを走査し、操作されたキーを検出するするキー検出手段と、前記キー検出手段で第1キーが押下操作されている状態で少なくとも1つの第2キーが押下操作されたとき、前記第1キーの押下操作と前記第2キーの押下操作との時間差に関係なく、前記第1キーと前記第2キーの位置関係とに基づいて、前記第2キーのキーコードを選択的に出力する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
特開2005−352924号公報には、誤操作の防止に、より適したユーザインタフェース装置が開示されている。そのユーザインタフェース装置は、ユーザにより操作される操作項目を表示するユーザ操作領域が設定された表示手段と、ユーザ操作領域に対する第1のユーザアクセスを検出すると共に、第1のユーザアクセスより更にユーザ操作領域方向への移動を伴うユーザ操作領域に対する第2のユーザアクセスを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された第2のユーザアクセスを、ユーザによる確定操作と判定する制御手段と、を有することを特徴としている。
特開2006−178737号公報には、キーを視覚的に識別できない場合における誤操作や誤操作による修正の手間を軽減することができるキー入力操作支援装置が開示されている。そのキー入力操作支援装置は、キーボードの各キーについて、対応する文字のデータと、基本キーからの相対位置を示すデータと、を含む相対位置情報を記憶する記憶手段と、操作者が接触したキーを検知する検知手段と、前記検知手段により接触が検知された各キーに対応する相対位置情報を前記記憶手段から読み出す手段と、前記読み出された各キーに対応する相対位置情報を音声出力する通知手段と、を備えることを特徴としている。
特開平09−146705号公報には、デザイン上の自由度を損なうことなく、操作者が複数のキーに同時に接触した場合でも、キースキャン又は描画の順番などのハード機構による制限に係わらず、操作者の意図にしたがったキーを入力することのできるタッチパネルの入力制御方法が開示されている。そのタッチパネルの入力制御方法は、表示画面上に配置された複数のキーのうちの接触のあったキーについて入力を行うように構成されたタッチパネルの入力制御方法であって、前記複数のキーのうちの2つ以上のキーに同時に接触があった場合に、接触があったキーのうち、前記表示画面上における配置位置とは独立して与えられる重要度の判定条件にしたがって重要度を判定し、最も重要度の大きいキーを有効なキーとして入力することを特徴としている。
従来の入力装置および入力方法の問題点は、接触が検出された複数のキースイッチの中で最も左上のものを有効とする手段では左手での操作をすると誤判断をすることにある。この原因は、左手で操作する場合には、操作者が押し込みを意図したキースイッチが、接触を検出した複数のキースイッチの中の最も右上にあるキースイッチとなることにある。
図16は、キー操作する手及び操作する部分への入り方、キースイッチの押し方による、押し込みを意図しているキースイッチと接触を検出したキースイッチとの関係を示している。例えば、「5」番のキースイッチを押し込む場合、図16(a)(2)に示すように押し込みたい「5」番のキースイッチより左側にある「4」番のキースイッチへ接触することになる。
この問題点は、左上を有効にすることに限らず生じ、予め決められた配置のキースイッチを有効とする手段では、いずれの手段でも様々な操作者の押し込み方法に対応できないことにある。
また、左手操作の場合の誤判断を回避するために装置の両サイドに別の検出手段を用意することで左右の判断を行い、有効なキースイッチを特定する手段でも、指全体をキースイッチ上に押し付け、指の腹で押し込みを行うケースなどにおいては、操作者が押し込みを意図したキースイッチより上側のキースイッチにも接触してしまうことがある。例えば、「5」番のキースイッチを押し込む場合、図16(b)(2)に示すように、入力したい「5」番のキースイッチより上側にある「2」番のキースイッチへ接触することになり、正しく「5」番を有効と判断することができない。
本発明の目的は、複数のキースイッチを有する操作端末の入力操作において、キースイッチの押し込みを行う前にキースイッチに接触した段階で、そのキースイッチに割り当てられた記号・データを提示する機能を有し、複数のキースイッチへの接触が同時に検出された際でも、操作者の利き手、持ち方、押し方等に関係なく、操作者が押し込みを意図する有効なキースイッチを特定することができる入力装置および入力方法を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の入力装置(1)は、押し込みの検出と接触の検出を行う複数のキースイッチ(11−1〜11−n)(図1の1)を有し、押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)を示す押し込みキーデータ(12)と、接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示す接触キーデータ(13)とを出力する入力部(2)と、押し込みキーデータ(12)と接触キーデータ(13)とを受けて、キースイッチ(11−1〜11−n)への押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)との対応関係に基づく情報をデータベース構築データ(14)として出力するデータベース作成手段(3)と、データベース構築データ(14)を受けて、データベース構築データ(14)を蓄積データ(15)として保管、蓄積するデータベース(4)と、接触キーデータ(13)を受けて、キースイッチ(11−1〜11−n)への接触が検出された際に、蓄積データ(15)に基づいて複数のキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの一つを有効なキースイッチ(11−1〜11−n)として特定し、有効キーデータ(16)として出力する有効キー特定手段(5)と、有効キーデータ(16)を受けて、有効とされたキースイッチ(11−1〜11−n)に割り当てられた所定の記号やデータを表示する情報提示手段(6)とを備えている。
また、データベース作成手段(3)は、押し込みキーデータ(12)を教師データとし、接触キーデータ(13)を入力データとして学習手法によりデータベース構築データ(14)を生成する。有効キー特定手段(5)は、接触キーデータ(13)を学習手法により構築された蓄積データ(15)に入力して得られる結果データを基に有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定する。
また、データベース作成手段(3)は、押し込みキーデータ(12)と接触キーデータ(13)とを対応させたデータを用いて、統計手法によりデータベース構築データ(14)を生成する。有効キー特定手段(5)は、接触キーデータ(13)と、統計手法により構築された蓄積データ(15)との比較結果に基づいて、有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定する。
また、データベース構築データ(14)は、押し込みキーデータ(12)が示す押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と、接触キーデータ(13)が示す接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)との配置関係を一対一に対応させたデータである。
また、データベース構築データ(14)は、押し込みキーデータ(12)が示す押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と、接触キーデータ(13)が示す接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)との配置関係を、押し込まれていないキースイッチ(11−1〜11−n)に適用したデータである。
また、データベース構築データ(14)は、押し込みキーデータ(12)が示す押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と、接触キーデータ(13)が示す接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの一部との配置関係を対応させたデータである。
また、データベース(4)の初期データは、接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)のうち、所定の配置位置にあるキースイッチ(11−1〜11−n)が有効なキースイッチ(11−1〜11−n)として特定されるように構築されている。
また、データベース(4)の初期データは、事前の初期データ設定作業により構築されている。
本発明の入力方法は、押し込みの検出と接触の検出を行う複数のキースイッチ(11−1〜11−n)を少なくとも有する入力装置(1)における入力方法であって、キースイッチ(11−1〜11−n)への押し込みを検出するステップ(S1)と、キースイッチ(11−1〜11−n)への接触を検出するステップ(S3)と、キースイッチ(11−1〜11−n)への押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)との対応関係に基づく情報をデータベース(4)に保管、蓄積するステップ(S2)と、キースイッチ(11−1〜11−n)への接触が検出された際に、データベース(4)に蓄積されたデータに基づいて複数のキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの一つを有効なキースイッチ(11−1〜11−n)として特定するステップ(S4)と、有効とされたキースイッチ(11−1〜11−n)に割り当てられた所定の記号やデータを表示するステップ(S5)とを備えている。
また、そのデータベース(4)を構築するステップ(S2)は、押し込みが検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータを教師データとし、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータを入力データとして、学習手法によりデータベース(4)を構築する。その有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定するステップは、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータを、学習手法により構築されたデータベース(4)に入力して得られる結果データを基に、有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定する。
また、データベース(4)を構築するステップ(S2)は、押し込みが検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータと接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータとを対応させたデータを用いて、統計手法によりデータベース(4)を構築する。その有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定するステップ(S4)は、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)を示すデータと、統計手法により構築されたデータベース(4)との比較結果に基づいて、有効なキースイッチ(11−1〜11−n)を特定する。
また、データベース(4)を構築するステップ(S2)は、押し込みが検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)と、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)との配置関係を一対一に対応させたデータを用いて、統計手法によりデータベース(4)を構築する。
また、データベース(4)を構築するステップ(S2)は、押し込みが検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)と接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)との配置関係を、押し込まれていないキースイッチ(11−1〜11−n)に適用したデータを用いて、統計手法によりデータベース(4)を構築する。
また、データベース(4)を構築するステップ(S2)は、押し込みが検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)と、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの一部との配置関係を対応させたデータを用いて、統計手法によりデータベース(4)を構築する。
また、本発明による入力方法は、データベース(4)の初期データを、接触が検出されたキースイッチ(11−1〜11−n)のうち、所定の配置位置にあるキースイッチ(11−1〜11−n)が有効なキースイッチ(11−1〜11−n)として特定されるように構築するステップを含んでいる。
また、本発明による入力方法は、データベース(4)の初期データを、事前の初期データ設定作業により構築するステップを含んでいる。
[作用]
まず入力部(2)において、キースイッチ(11−1〜11−n)への押し込みと接触を検出し、押し込みキーデータ(12)、接触されると接触キーデータ(13)を出力する。
まず入力部(2)において、キースイッチ(11−1〜11−n)への押し込みと接触を検出し、押し込みキーデータ(12)、接触されると接触キーデータ(13)を出力する。
次に、データベース作成手段(3)では、押し込みキーデータ(12)と接触キーデータ(13)を受け取って、押し込まれたキースイッチ(11−1〜11−n)と接触されたキースイッチ(11−1〜11−n)との対応関係に基づく情報からデータベース構築データ(14)を作成し、データベース(4)に蓄積データ(15)として保管、蓄積する。
有効キー特定手段(5)では、キースイッチ(11−1〜11−n)が接触された際に、接触キーデータ(13)と、データベース(4)にある蓄積データ(15)とに基づいて複数のキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの一つを有効なキースイッチ(11−1〜11−n)として特定し、有効キーデータ(16)として出力する。
最後に、情報提示手段(6)では、有効キーデータ(16)を受けとって、有効とされたキースイッチ(11−1〜11−n)に割り当てられた所定の記号やデータを表示する。
本発明による入力装置(1)は、複数のキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの押し込まれた押し込みキースイッチを検出し、複数のキースイッチ(11−1〜11−n)のうちの接触された接触キースイッチを検出する入力部(2)と、接触キースイッチ集合を押し込みキースイッチ集合に対応付けるデータベース(4)と、押し込みキースイッチが検出されないときに、押し込みキースイッチ集合のうちの接触キースイッチに対応する有効キースイッチを示す所定の図形(28)を表示装置(26)に表示する情報提示手段(6)と、押し込みキースイッチが検出され、かつ、接触キースイッチが検出されたときに、押し込みキースイッチと接触キースイッチとに基づいてデータベース(4)を更新するデータベース作成手段(3)とを備えている。すなわち、データベース(4)は、操作者の使い方により更新される。このため、入力装置(1)は、接触キースイッチに基づいて操作者がこれから押そうとしているキースイッチをより精度よく推測することができる。このため、操作者は、押し込み入力を行う前に、正しい入力を行えるのかの判断が可能であり、入力装置(1)は、誤操作を低減することができる。
本発明の効果は、入力操作を行うごとに、操作者が押し込みを意図するキースイッチを正しく特定し、かつ、操作者の操作の癖の変化に対応して適合していくことができることにある。その理由は、キースイッチへの押し込みが検出された際に接触されたキースイッチの情報を含む操作の仕方の情報を更新、蓄積していき、キースイッチへの接触が検出された際には、蓄積した情報を基に有効となるキースイッチを特定しているためである。
図面を参照して、本発明による入力装置の実施の形態を記載する。その入力装置1は、図1に示されているように、入力部2とデータベース作成手段3とデータベース4と有効キー特定手段5と情報提示手段6とを備えている。
入力部2は、複数のキースイッチ11−1〜11−n(n=2,3,4,…)を有している。各キースイッチ11−i(i=1,2,3,…,n)は、操作者による押し込みを検出し、操作者による接触を検出する。入力部2は、キースイッチ11−1〜11−nのうちの押し込まれたキースイッチを示す押し込みキーデータ12と、キースイッチ11−1〜11−nのうちの接触されたキースイッチを示す接触キーデータ13とを出力する。
データベース作成手段3は、押し込みキーデータ12と接触キーデータ13とを受けて、キースイッチ11−1〜11−nのいずれかへの押し込みが検出された際に、押し込みキーデータ12を教師データとし、接触キーデータ13を入力データとして、学習手法によりデータベース構築データ14を生成して出力する。データベース4は、データベース構築データ14を蓄積データ15として保管、蓄積していく。
有効キー特定手段5は、接触キーデータ13を受けて、キースイッチ11−1〜11−nのいずれかへの接触が検出された際に、接触キーデータ13を学習手法により構築された蓄積データ15に入力して得られる結果を基に、複数のキースイッチ11−1〜11−nのうちの一つを有効なキースイッチとして特定し、その有効なキースイッチを示す有効キーデータ16を出力する。情報提示手段6は、有効キーデータ16を受けて、有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを入力装置1の外部装置である表示装置に表示する。
図2は、キースイッチ11−iを示している。キースイッチ11−iは、キートップ21と接触検出電極22とメタルドーム23と配線基板24とを備えている。キートップ21は、操作者25により実際に接触され、押し込まれる部位である。接触検出電極22は、キートップ21の下側に配置され、キートップ21への接触を検出する。メタルドーム23は、配線基板24の下側に配置され、キートップ21の押し込みを検出する。配線基板24は、接触検出電極22の下側に配置され、押し込みキーデータ12と接触キーデータ13とを生成して外部に出力する。このとき、キースイッチ11−iは、キートップ21の接触を検出され、かつ、キートップ21の押し込みが検出されないことがない。
図3は、入力部2を示している。複数のキースイッチ11−1〜11−nは、3×4のマトリクス状に配置されている。複数のキースイッチ11−1〜11−nは、さらに、それぞれに、[0]番〜[9]番の数字と、[*]番と[#]番の記号が割り当てられている。すなわち、キースイッチ11−1は、左上に配置され、[1]番が割り当てられている。キースイッチ11−2は、キースイッチ11−1の右に配置され、[2]番が割り当てられている。キースイッチ11−3は、キースイッチ11−2の右に配置され、[3]番が割り当てられている。キースイッチ11−4は、キースイッチ11−1の下に配置され、[4]番が割り当てられている。キースイッチ11−5は、キースイッチ11−2の下でキースイッチ11−4の右に配置され、[5]番が割り当てられている。キースイッチ11−6は、キースイッチ11−3の下でキースイッチ11−5の右に配置され、[6]番が割り当てられている。キースイッチ11−7は、キースイッチ11−4の下に配置され、[7]番が割り当てられている。キースイッチ11−8は、キースイッチ11−5の下でキースイッチ11−7の右に配置され、[8]番が割り当てられている。キースイッチ11−9は、キースイッチ11−6の下でキースイッチ11−8の右に配置され、[9]番が割り当てられている。キースイッチ11−10は、キースイッチ11−7の下に配置され、[*]番が割り当てられている。キースイッチ11−11は、キースイッチ11−8の下でキースイッチ11−10の右に配置され、[0]番が割り当てられている。キースイッチ11−12は、キースイッチ11−9の下でキースイッチ11−11の右に配置され、[#]番が割り当てられている。
図4は、情報提示手段6により制御される表示装置を示している。その表示装置26は、表示面27を備え、画面を表示面27に表示する。情報提示手段6は、有効キーデータ16を受けたときに、有効とされたキースイッチに描かれた記号・文字を示す図形28を表示面27の所定の位置に表示する。なお、図形28は、そのような記号・文字以外の図形を示すこともできる。その図形としては、有効とされたキースイッチに割り当てられたデータを示す文字列例示され、有効とされたキースイッチに割り当てられた動作を示す文字列が例示される。たとえば、図形28は、有効とされたキースイッチが「検索」という動作に割り当てられているときに文字列「検索」を示す。
図5は、本発明による入力方法の実施の形態を示している。その入力方法は、入力装置1により実行される。入力装置1は、キートップ21が押し込まれたときに(ステップS1、YES)、押し込みキーデータ12と、そのとき同時に検出された接触キーデータ13とを基に、競合学習の1つであるLVQによりデータベース構築データ14を作成してデータベース4に記録・更新することによりデータベース4を構築する(ステップS2)。なお、ステップS2では、LVQ1と異なる学習方法を用いてデータベース構築データ14を作成することもできる。そのアルゴリズムとしては、競合学習であるLVQ2、LVQ3が例示される。
入力装置1は、キートップ21が押されていないで(ステップS1、NO)、かつ、キートップ21のいくつかが接触されていれるときに(ステップS3、YES)、データベース4に蓄積された蓄積データ15に基づいて、複数のキースイッチ11−1〜11−nのうちの一つを有効なキースイッチとして特定し(ステップS4)、有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを示す表示装置26に表示する(ステップS5)。このとき、有効キーとされた接触検出電極22は、操作者がこれから押そうとしているキースイッチに相当するため、操作者は、押し込み入力を行う前に、正しい入力を行えるのかの判断が可能であり、入力装置1は、誤操作を低減することができる。
図6は、本発明で用いられるニューラルネットの構造を示している。そのニューラルネット31は、入力ベクトル32とユニット33と図示されていない教師データとから形成されている。入力ベクトル32は、キートップ21が押された際に同時に検出された接触キーデータ13を示し、次式:
X=(x1,x2,…,xN)
により表現されている。ユニット33は、学習の対象であり、次式:
Wi=(wi1,wi2,…,wiN)
により表現される重みベクトルWiを保有している。ユニット33は、複数のカテゴリ34に分類されている。各カテゴリ34は、メタルドーム23及び接触検出電極22に割り当てられている値を示し、複数のキースイッチ11−1〜11−nのうちの一つを示している。カテゴリ34の1つの内に存在するユニット33は、接触検出電極22の組み合わせ接触キーデータ13を考慮し、複数存在している。その教師データは、キートップ21が押された際の押し込みキーデータ12を示している。
X=(x1,x2,…,xN)
により表現されている。ユニット33は、学習の対象であり、次式:
Wi=(wi1,wi2,…,wiN)
により表現される重みベクトルWiを保有している。ユニット33は、複数のカテゴリ34に分類されている。各カテゴリ34は、メタルドーム23及び接触検出電極22に割り当てられている値を示し、複数のキースイッチ11−1〜11−nのうちの一つを示している。カテゴリ34の1つの内に存在するユニット33は、接触検出電極22の組み合わせ接触キーデータ13を考慮し、複数存在している。その教師データは、キートップ21が押された際の押し込みキーデータ12を示している。
このとき、入力装置1は、図5のステップS4で、接触キーデータ13示す入力ベクトル32を生成し、その入力ベクトル32とデータベース4として構築されているユニット33の重みベクトルとを比較することにより、入力ベクトル32をカテゴリ34に分類する。すなわち、入力装置1は、次式:
p=arg‖X(t)−Wi(t)‖(i=1,2,3,…,M)
のX(t)に接触キーデータ13を代入して確からしさpを求め、確からしさpの小さい順にカテゴリ34を並べ、入力ベクトル32をカテゴリ34のうちの1つに分類する。すなわち、その際の優先的に分類されたカテゴリ34の順序が接触検出電極22の優先順位となり、入力装置1は、確からしさpが最も大きい1つのカテゴリが示すキースイッチを有効キーと特定する。
p=arg‖X(t)−Wi(t)‖(i=1,2,3,…,M)
のX(t)に接触キーデータ13を代入して確からしさpを求め、確からしさpの小さい順にカテゴリ34を並べ、入力ベクトル32をカテゴリ34のうちの1つに分類する。すなわち、その際の優先的に分類されたカテゴリ34の順序が接触検出電極22の優先順位となり、入力装置1は、確からしさpが最も大きい1つのカテゴリが示すキースイッチを有効キーと特定する。
図7は、ステップS2のデータベース4の作成を学習で行う処理を示している。入力装置1は、一連の入力操作が行われる前に、データベース4の初期化(各重みベクトルの初期化)を行う(ステップS21)。入力装置1は、次いで、キートップ21が押されるたびに、キートップ21が押し込まれた際の接触キーデータ13である入力ベクトルを算出し(ステップS22)、その入力ベクトルに最も近い重みベクトルを持っている勝者ユニットをユニット33から探す(ステップS23)。このとき、その勝者ユニットCは、次式:
C=arg min‖X(t)−Wi(t)‖(i=1,2,3,…,M)
により表現される。
C=arg min‖X(t)−Wi(t)‖(i=1,2,3,…,M)
により表現される。
入力装置1は、勝者ユニットCが分類されたカテゴリ34の値と教師データとの関係により、勝者ユニットの重みベクトルを更新する(ステップS24)。すなわち、入力装置1は、勝者ユニットCが属するカテゴリ34が教師データyに等しいときに、学習回数tと学習率α(t)とを用いて、次式:
WC(t+1)=WC(t)+α(t)[X(t)−WC(t)]
Wi(t+1)=Wi(t)(i≠C)
により表現されるように、重みベクトルW(t)を重みベクトルW(t+1)に更新する。入力装置1は、勝者ユニットCが属するカテゴリ34が教師データyと異なるときに、次式:
WC(t+1)=WC(t)−α(t)[X(t)−WC(t)]
Wi(t+1)=Wi(t)(i≠C)
により表現されるように、重みベクトルW(t)を重みベクトルW(t+1)に更新する。ここで、学習率α(t)は、次不等式:
0<α(t)<1
を満たし、予め決められた学習回数lmaxと初期学習率α0とを用いて、次式:
α(t)=α0(1−1÷lmax)
により表現され、すなわち、学習回数tが増加するごとに単調減少をする。初期学習率α0は、次不等式:
0<α0<1
を満たす。
WC(t+1)=WC(t)+α(t)[X(t)−WC(t)]
Wi(t+1)=Wi(t)(i≠C)
により表現されるように、重みベクトルW(t)を重みベクトルW(t+1)に更新する。入力装置1は、勝者ユニットCが属するカテゴリ34が教師データyと異なるときに、次式:
WC(t+1)=WC(t)−α(t)[X(t)−WC(t)]
Wi(t+1)=Wi(t)(i≠C)
により表現されるように、重みベクトルW(t)を重みベクトルW(t+1)に更新する。ここで、学習率α(t)は、次不等式:
0<α(t)<1
を満たし、予め決められた学習回数lmaxと初期学習率α0とを用いて、次式:
α(t)=α0(1−1÷lmax)
により表現され、すなわち、学習回数tが増加するごとに単調減少をする。初期学習率α0は、次不等式:
0<α0<1
を満たす。
入力装置1は、次式:
t<lmax
が満足する間(ステップS25)、ステップS23〜ステップS24を繰り返して実行する。
t<lmax
が満足する間(ステップS25)、ステップS23〜ステップS24を繰り返して実行する。
図8は、ステップS21のデータベース初期化を示している。入力装置1は、カテゴリ34ごとに(ステップS31)、かつ、ユニット33ごとに(ステップS32)、そのユニット33が有する重みベクトル値を設定する。入力装置1は、そのカテゴリが示すキースイッチとそのユニットが示すキースイッチとの位置関係を算出し(ステップS33)、その位置関係に基づいて各重みベクトル値を設定する(ステップS34〜S36)。すなわち、入力装置1は、そのカテゴリ34に属するユニット33の重みベクトル値のうち、そのカテゴリ34が示すキースイッチより左または上に配置されるキースイッチに対応する重みベクトル値を0に設定する(ステップS34)。入力装置1は、そのカテゴリ34に属するユニット33の重みベクトル値のうち、そのカテゴリ34が示すキースイッチに対応する重みベクトル値を1に設定する(ステップS35)。入力装置1は、そのカテゴリ34に属するユニット33の重みベクトル値のうち、そのカテゴリ34が示すキースイッチより右でかつ下に配置されるキースイッチに対応する重みベクトル値をランダム値に設定する(ステップS36)。そのランダム値は、0以上であり、1以下である値を示している。
図9は、初期化の1例を示している。たとえば、入力装置1は、接触検出電極22の「5」番を有効キー35とするときに(すなわち、カテゴリ34が接触検出電極22の「5」番を示すときに)、ランダム値*を用いて、重みベクトル値Wiを次式:
Wi=(Wi1Wi2Wi3Wi4Wi5Wi6Wi7Wi8Wi9Wi10Wi11Wi12)=(00001*0**0**)
に示されるように設定する。すなわち、入力装置1は、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「1」「2」「3」「4」「7」「*」番の接触検出電極36に対応する重みベクトル値を0に設定し、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「6」「8」「9」「0」「#」番の接触検出電極37に対応する重みベクトル値をランダム(0〜1)に設定し、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「5」番の接触検出電極35に対応する重みベクトル値を1に設定する。
Wi=(Wi1Wi2Wi3Wi4Wi5Wi6Wi7Wi8Wi9Wi10Wi11Wi12)=(00001*0**0**)
に示されるように設定する。すなわち、入力装置1は、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「1」「2」「3」「4」「7」「*」番の接触検出電極36に対応する重みベクトル値を0に設定し、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「6」「8」「9」「0」「#」番の接触検出電極37に対応する重みベクトル値をランダム(0〜1)に設定し、そのカテゴリに属する重みベクトル値のうちの「5」番の接触検出電極35に対応する重みベクトル値を1に設定する。
すなわち、図8のフローによる初期設定によれば、左上に配置される接触検出電極22が有効とされ、1つの接触検出電極22のみが検出された場合はこれを必ず有効とされ、このとき、操作者が右利きであり、指の先でキートップ21を押すときに有効である。
このような動作によれば、入力作業ごとにデータベース4の更新が可能であることから、操作者の入力の仕方の変化にも徐々に対応していくことができる。
なお、初期設定は、このような処理と異なる処理が適用されてもかまわない。このような処理としては、重みベクトル値の初期値としてランダム値を設定することが例示される。また、データベース4の初期化について左上が有効キーとして特定されるように初期化設定を行ったが、右上など他の特定の位置を有効なキースイッチとして特定可能な初期化にしても良いし、事前に操作者が選択をしてそれにあわせて初期化を行ってもよい。また、最終的に有効キー特定手段5において、有効キーデータ16の優劣を持たないような確からしさで初期化されたデータベース4を作成するための初期化をすることも考えられる。例えば、データベース4で扱われる蓄積データ15をすべて0にすることで有効キーデータ16の優劣を持たないような確からしさで初期化されたデータベース4を作成する方法が考えられる。このように、データベース4の初期値に偏りを持たせない場合、操作者適合できない場合の学習のやり直しの時間が少なくなるという効果がある。なお、データベース4で扱われる蓄積データ15をすべて0にとしたが、有効キー特定手段5において、確からしさの比較を行う際に優劣のつけることができないようなデータベース4の作成の仕方であれば、蓄積データ15は、すべて0である必要はない。また、初期状態から操作者に適合したデータベース4を利用させるように初期化をすることも考えられる。このための方法としては、データベース4の初期化を行うのに、データベース4の作成を入力操作作業に先だって行っておく方法が考えられる。このとき、キートップ21の接触による情報提示は行わずに、データベース4の初期値を決めるためのデータベース初期化作業を行う。操作者には自由にキートップ21の押し込み作業を行わせ、この押し込みのデータに基づき、データベース4の初期値を決定する。この際、入力データに偏りが出ないようにするために、入力装置側から、次に入力すべきキースイッチを指定し、操作者に入力作業を行わせても良い。このような初期化を行うと、入力操作とは関係のない作業が必要になるが、初期状態から操作者に適合したデータベース4を利用できる。
また、本実施形態例においては、複数のキースイッチ11−1〜11−nのうちの一つを有効なキースイッチとして特定したが、確からしさに基づき、確からしさが高い順に複数のキースイッチを有効なキースイッチとしても良い。この場合、情報提示手段6による記号・データ表示も複数行う。この場合、データベース4の更新回数が少なくデータベース4が特定をするのに十分ではない初期段階において、複数の有効キー35に割り当てられた記号・データを表示することで、操作者に対して誤表示をなくすという効果がある。
本発明による入力装置の第2の実施の形態は、既述の第1の実施の形態におけるデータベース作成手段3が他のデータベース作成手段に置換され、有効キー特定手段5が他の有効キー特定手段に置換されている。そのデータベース作成手段は、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと、接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータを用いて、統計手法によりデータベース構築データを生成して出力し、データベース4に蓄積データとして保管、蓄積していく。すなわち、本実施の形態では、さらに、既述の第1の実施の形態におけるデータベース構築データ14が他のデータベース構築データに置換され、蓄積データ15が他の蓄積データに置換されている。このとき、その有効キー特定手段は、接触キーデータ13とその蓄積データとの比較結果に基づいて、有効なキースイッチを特定する。
図10は、その蓄積データを示している。その蓄積データ41は、テーブル42とカラム43とをデータ値44に対応付けている。テーブル42は、複数のテーブル要素45から形成されている。テーブル要素45は、それぞれ、キースイッチ11−1〜11−nのうちの1つを示している。カラム43は、テーブル要素45ごとに複数が形成され、それぞれ、複数のカラム要素46から形成されている。カラム要素46は、それぞれ、キースイッチ11−1〜11−nのうちからいくつか取り出す組み合わせを示している。データ値44は、カラム要素46ごとに形成され、確からしさを示している。その確からしさは、テーブル要素45が示すキースイッチの押し込みが検出されたときに、カラム要素46が示すいくつかのキースイッチの接触が検出される頻度を示している。このとき、接触キーデータ13に対応するカラム要素46は、すべてのテーブル要素45に存在する。
すなわち、そのデータベース作成手段は、押し込みキーデータ12をテーブル要素18とし、その時に同時に検出された接触キーデータ13をカラム要素46としてデータベース構築データを作成し、データベース4を更新する。例えば、そのデータベース作成手段は、キートップ21が押し込まれ、キースイッチの「5」番の押し込みキーデータ12を受け取り、その時に接触検出電極22の「5」「8」「9」番の接触キーデータ13を受け取った場合、テーブル要素18の「5」番に属しているカラム要素46の「5・8・9」番のデータ値が一定値増加する。
そのデータベース作成手段は、さらに、一回の入力作業が終了した時点で、データベース4が持っているデータ値は全体の合計値が、ある一定の値になるように、データ値を正規化する。このとき、データベース4に記録してあるデータ値は、データベース4における確からしさの値となる。
データベース4がキートップ21押し込みにより更新される前にデータベース4の初期化を行う必要がある。この時に接触検出電極22の配置において左上側の接触検出電極22を優先して有効キーとするためのデータベース初期化の例を以下に述べる。
各テーブル要素45に属しているカラム要素46のデータ値は、テーブル要素45の値に相当する接触検出電極22より左または上に配置される接触検出電極22を含んでいるものに対応するカラム要素46のデータ値を0、テーブル要素45の値に相当する接触検出電極22を含み、テーブル要素45の値に相当する接触検出電極22より右または下に配置される接触検出電極22を含んでいるものに対応するカラム要素46のデータ値を1、テーブル要素45の値に相当する接触検出電極22を含まず、テーブル要素45の値に相当する接触検出電極22より右または下に配置される接触検出電極22を含んでいるものに対応するカラム要素46のデータ値を0とする。
図11は、初期化の際のデータベース4の構造を示している。例えば、テーブル要素45の「5」番に属しているカラム要素46のデータ値を初期化する際には、接触検出電極22の「5」番よりも左または上に配置されている接触検出電極22の「1」「2」「3」「4」「7」「*」番を含んでいるものに相当するカラム要素46のデータ値を0、接触検出電極22の「5」番を含み、接触検出電極22の「5」番よりも右または下に配置されている接触検出電極22の「6」「8」「9」「0」「#」番を含んでいるものに相当するカラム要素46のデータ値を1、接触検出電極22の「5」番を含まず、接触検出電極22の「5」番よりも右または下に配置されている接触検出電極22の「6」「8」「9」「0」「#」番を含んでいるものに相当するカラム要素46のデータ値を0とする。
その有効キー特定手段は、同時に複数の接触検出電極22が検出された際に、接触キーデータ13に対応する有効キーを、データベース4の蓄積データから特定し、優先順位を付ける。すなわち、その有効キー特定手段は、キートップ21への接触時に、接触キーデータ13を示すカラム要素46に対応するデータ値をテーブル42から検索して確からしさとし、その確からしさを比較し、最も大きい値をもつテーブル要素45の値に相当する接触検出電極22を有効キーとする。
図12は、データベース4の構造例を示している。その構造例は、「5」番を示すテーブル要素18に対応するカラム43のうち、接触検出電極22の「5・8・9」番を示すカラム要素46が第1値を示している。その構造例は、さらに、「6」番を示すテーブル要素18に対応するカラム43のうち、接触検出電極22の「5・8・9」番を示すカラム要素46が第1値より小さい第2値を示している。その構造例は、さらに、「7」番を示すテーブル要素18に対応するカラム43のうち、接触検出電極22の「5・8・9」番を示すカラム要素46が第2値より小さい第3値を示している。
このとき、その有効キー特定手段は、接触検出電極22の「5」「8」「9」番の接触キーデータ13が検出された際に、テーブル42に存在するカラム要素46の「5・8・9」番のデータ値を確からしさとし、確からしさを比較、最も値の大きいものを含んでいるカラム要素46の「5」番に相当する接触検出電極22を有効キーとする。
このような動作によれば、既述の第1の実施の形態における入力装置1と同様にして、有効キーとされた接触検出電極22は、操作者がこれから押そうとしているキースイッチに相当するため、操作者は、押し込み入力を行う前に、正しい入力を行えるのかの判断が可能であり、入力装置1は、誤操作を低減することができる。
本発明による入力装置の第3の実施の形態は、既述の第1の実施の形態におけるデータベース作成手段3が他のデータベース作成手段に置換され、有効キー特定手段5が他の有効キー特定手段に置換されている。そのデータベース作成手段は、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータを生成し、さらに、そのデータを押し込まれていないキースイッチにも適用したデータを生成する。そのデータベース作成手段は、その2つのデータを併用して、統計手法によりデータベース構築データを生成して出力し、データベース4に蓄積データとして保管、蓄積していく。すなわち、そのデータベース作成手段は、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータの他に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの配置関係を、押し込まれていないキースイッチにも適用したデータも併用して、統計手法によりデータベース4の構築を行う。この押し込まれていないキースイッチへの適用は、操作者の指の大きさと接触検出電極22間の間隔を考え、キースイッチ周り1列分の接触キーデータ13を他のキースイッチに適用させる。すなわち、本実施の形態では、さらに、既述の第1の実施の形態におけるデータベース構築データ14が他のデータベース構築データに置換され、蓄積データ15が他の蓄積データに置換されている。このとき、その有効キー特定手段は、接触キーデータ13とその蓄積データとの比較結果に基づいて、有効なキースイッチを特定する。
図13は、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと、接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチとの配置関係の例を示している。この例では、押し込みキーデータ12が「5」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「2」「5」「8」「9」番のキースイッチを示している。このとき、その配置関係は、「上」「下」「右下」を示す。
図14は、その配置関係を他のキースイッチへ適用させたデータを示している。そのデータは、その配置関係を「4」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「4」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「1」「4」「7」「8」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「6」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「6」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「3」「6」「9」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「7」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「7」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「4」「7」「*」「0」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「8」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「8」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「5」「8」「0」「#」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「9」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「9」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「6」「9」「#」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「*」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「*」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「7」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「0」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「0」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「8」番のキースイッチを示している。そのデータは、その配置関係を「#」番のキースイッチに適用させたときに、押し込みキーデータ12が「#」番のキースイッチを示し、接触キーデータ13が「9」「#」番のキースイッチを示している。
すなわち、そのデータベース作成手段は、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチとの配置関係を検出したときに、その配置関係に対応するデータ値を変更するようにデータベース4を更新し、さらに、その配置関係に基づいて算出され実際に検出されていない配置関係に対応するデータ値を変更するようにデータベース4を更新する。なお、そのデータベース作成手段は、この時に実際に押し込まれたキースイッチの「5」番から離れている接触検出電極22に対しては、効果が薄いと予想されるため、データベース構築データのデータ値を小さくしても良い。なお、この例では、検出された配置関係を他のキースイッチに適用させる範囲が押し込まれたキースイッチの周り1列分の接触キーデータ13としたが、1列分に限る必要はない。
このような動作によれば、既述の第1の実施の形態における入力装置1と同様にして、有効キーとされた接触検出電極22は、操作者がこれから押そうとしているキースイッチに相当するため、操作者は、押し込み入力を行う前に、正しい入力を行えるのかの判断が可能であり、このような入力装置は、誤操作を低減することができる。
本発明による入力装置の第4の実施の形態は、既述の第1の実施の形態におけるデータベース作成手段3が他のデータベース作成手段に置換され、有効キー特定手段5が他の有効キー特定手段に置換されている。そのデータベース作成手段は、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させた検出データを生成し、さらに、そのデータに基づいて生成データを生成する。その生成データは、押し込みキーデータ12が示す押し込まれたキースイッチと、接触キーデータ13が示す接触されたキースイッチの一部との配置関係を一対一に対応させている。そのデータベース作成手段は、その2つのデータを併用して、統計手法によりデータベース構築データを生成して出力し、データベース4に蓄積データとして保管、蓄積していく。すなわち、そのデータベース作成手段は、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータの他に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチのうちの一部との配置関係を対応させたデータも併用して、統計手法によりデータベースの構築を行う。すなわち、本実施の形態では、さらに、既述の第1の実施の形態におけるデータベース構築データ14が他のデータベース構築データに置換され、蓄積データ15が他の蓄積データに置換されている。このとき、その有効キー特定手段は、接触キーデータ13とその蓄積データとの比較結果に基づいて、有効なキースイッチを特定する。
図15は、図13の配置関係が検出されたときにそのデータベース作成手段により生成されるデータを示している。すなわち、そのデータベース作成手段は、「5」番のキースイッチを示す押し込みキーデータ12を受け取り、同時に「2」「5」「8」「9」番の接触検出電極22を示す接触キーデータ13を受け取ったときに、その押し込みキーデータ12と接触キーデータ13とに対応するデータ値が増加するようにデータベース4を更新する。そのデータベース作成手段は、さらに、その押し込みキーデータ12と「2」「5」「8」「9」番の内「5」番を含む組み合わせを示す接触キーデータとに対応するデータ値が増加するようにデータベース4を更新する。すなわち、そのデータベース作成手段は、その押し込みキーデータ12と「5」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させ、その押し込みキーデータ12と「2」「5」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させ、その押し込みキーデータ12と「5」「8」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させ、その押し込みキーデータ12と「2」「5」「8」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させ、その押し込みキーデータ12と「5」「8」「9」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させるようにデータベース4を更新する。そのデータベース作成手段は、図示されていないその押し込みキーデータ12と「5」「9」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させ、その押し込みキーデータ12と「2」「5」「9」番を示す接触キーデータとに対応するデータ値を増加させることもできる。
このとき、キースイッチの「5」番の押し込みキーデータ12に対して検出された接触キーデータ13であるとして、データベース構築データを作成し、データベース4の更新をおこなう。なお、これらのデータは、実際に検出された接触検出電極22の「2」「5」「8」「9」番の接触キーデータ13よりは効果が薄いと予想されるため、対応するデータベース構築データjの値を小さくしても良い。
このような動作によれば、既述の第1の実施の形態における入力装置1と同様にして、有効キーとされた接触検出電極22は、操作者がこれから押そうとしているキースイッチに相当するため、操作者は、押し込み入力を行う前に、正しい入力を行えるのかの判断が可能であり、このような入力装置は、誤操作を低減することができる。
1 :入力装置
2 :入力部
3 :データベース作成手段
4 :データベース
5 :有効キー特定手段
6 :情報提示手段
11−1〜11−n:キースイッチ
12:押し込みキーデータ
13:接触キーデータ
14:データベース構築データ
15:蓄積データ
16:有効キーデータ
21:有効キー
22:接触検出電極
23:メタルドーム
24:配線基板
25:操作者
26:表示装置
27:表示面
28:図形
31:ニューラルネット
32:入力ベクトル
33:ユニット
34:カテゴリ
41:蓄積データ
42:テーブル
43:カラム
44:データ値
45:テーブル要素
46:カラム要素
2 :入力部
3 :データベース作成手段
4 :データベース
5 :有効キー特定手段
6 :情報提示手段
11−1〜11−n:キースイッチ
12:押し込みキーデータ
13:接触キーデータ
14:データベース構築データ
15:蓄積データ
16:有効キーデータ
21:有効キー
22:接触検出電極
23:メタルドーム
24:配線基板
25:操作者
26:表示装置
27:表示面
28:図形
31:ニューラルネット
32:入力ベクトル
33:ユニット
34:カテゴリ
41:蓄積データ
42:テーブル
43:カラム
44:データ値
45:テーブル要素
46:カラム要素
Claims (17)
- 押し込みの検出と接触の検出を行う複数のキースイッチを有し、押し込まれたキースイッチを示す押し込みキーデータと、接触されたキースイッチを示す接触キーデータとを出力する入力部と、
前記押し込みキーデータと前記接触キーデータとを受けて、前記キースイッチへの押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの対応関係に基づく情報をデータベース構築データとして出力するデータベース作成手段と、
前記データベース構築データを受けて、該データベース構築データを蓄積データとして保管、蓄積するデータベースと、
前記接触キーデータを受けて、前記キースイッチへの接触が検出された際に、前記蓄積データに基づいて前記複数のキースイッチのうちの一つを有効なキースイッチとして特定し、有効キーデータとして出力する有効キー特定手段と、
前記有効キーデータを受けて、有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを表示する情報提示手段
とを具備する入力装置。 - 前記データベース作成手段は、前記押し込みキーデータを教師データとし前記接触キーデータを入力データとして学習手法により前記データベース構築データを生成し、
前記有効キー特定手段は、前記接触キーデータを学習手法により構築された前記蓄積データに入力して得られる結果を基に有効なキースイッチを特定する
請求項1記載の入力装置。 - 前記データベース作成手段は、前記押し込みキーデータと前記接触キーデータとを対応させたデータを用いて、統計手法により前記データベース構築データを生成し、
前記有効キー特定手段は、前記接触キーデータと、統計手法により構築された前記蓄積データとの比較結果に基づいて、有効なキースイッチを特定する
請求項1記載の入力装置。 - 前記データベース構築データは、前記押し込みキーデータが示す押し込まれたキースイッチと、前記接触キーデータが示す接触されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータである
請求項3記載の入力装置。 - 前記データベース構築データは、前記押し込みキーデータが示す押し込まれたキースイッチと、前記接触キーデータが示す接触されたキースイッチとの配置関係を、押し込まれていないキースイッチに適用したデータである
請求項3記載の入力装置。 - 前記データベース構築データは、前記押し込みキーデータが示す押し込まれたキースイッチと、前記接触キーデータが示す接触されたキースイッチのうちの一部との配置関係を対応させたデータである
請求項3記載の入力装置。 - 前記データベースの初期データは、前記接触されたキースイッチのうち、所定の配置位置にあるキースイッチが有効なキースイッチとして特定されるように構築されている
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の入力装置。 - 前記データベースの初期データは、事前の初期データ設定作業により構築されている
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の入力装置。 - 押し込みの検出と接触の検出を行う複数のキースイッチを有する入力装置における入力方法であって、
キースイッチへの押し込みを検出するステップと、
キースイッチへの接触を検出するステップと、
前記キースイッチへの押し込みが検出された際に、押し込まれたキースイッチと接触されたキースイッチとの対応関係に基づく情報を、データベースに保管、蓄積するステップと、
前記キースイッチへの接触が検出された際に、前記データベースに蓄積されたデータに基づいて、前記複数のキースイッチのうちの一つを有効なキースイッチとして特定するステップと、
有効とされたキースイッチに割り当てられた所定の記号やデータを表示するステップ
とを具備する入力方法。 - 前記データベースを構築するステップは、押し込みが検出されたキースイッチを示すデータを教師データとし、接触が検出されたキースイッチを示すデータを入力データとして、学習手法により前記データベースを構築し、
前記有効なキースイッチを特定するステップは、接触が検出されたキースイッチを示すデータを、学習手法により構築された前記データベースに入力して得られる結果を基に、有効なキースイッチを特定する
請求項9記載の入力方法。 - 前記データベースを構築するステップは、押し込みが検出されたキースイッチを示すデータと接触が検出されたキースイッチを示すデータとを対応させたデータを用いて、統計手法により前記データベースを構築し、
前記有効なキースイッチを特定するステップは、接触が検出されたキースイッチを示すデータと、統計手法により構築された前記データベースとの比較結果に基づいて、有効なキースイッチを特定する
請求項9記載の入力方法。 - 前記データベースを構築するステップは、押し込みが検出されたキースイッチと、接触が検出されたキースイッチとの配置関係を一対一に対応させたデータを用いて、統計手法により前記データベースを構築する
請求項11記載の入力方法。 - 前記データベースを構築するステップは、押し込みが検出されたキースイッチと接触が検出されたキースイッチとの配置関係を、押し込まれていないキースイッチに適用したデータを用いて、統計手法により前記データベースを構築する
請求項11記載の入力方法。 - 前記データベースを構築するステップは、押し込みが検出されたキースイッチと、接触が検出されたキースイッチのうちの一部との配置関係を対応させたデータを用いて、統計手法により前記データベースを構築する
請求項11記載の入力方法。 - 前記データベースの初期データを、接触が検出されたキースイッチのうち、所定の配置位置にあるキースイッチが有効なキースイッチとして特定されるように構築するステップ
を更に具備する請求項9〜請求項14のいずれかに記載の入力方法。 - 前記データベースの初期データを、事前の初期データ設定作業により構築するステップ
を更に具備する請求項9〜請求項14のいずれかに記載の入力方法。 - 複数のキースイッチのうちの押し込まれた押し込みキースイッチを検出し、前記複数のキースイッチのうちの接触された接触キースイッチを検出する入力部と、
接触キースイッチ集合を押し込みキースイッチ集合に対応付けるデータベースと、
前記押し込みキースイッチが検出されないときに、前記押し込みキースイッチ集合のうちの前記接触キースイッチに対応する有効キースイッチを示す所定の図形を表示装置に表示する情報提示手段と、
前記押し込みキースイッチが検出され、かつ、前記接触キースイッチが検出されたときに、前記押し込みキースイッチと前記接触キースイッチとに基づいて前記データベースを更新するデータベース作成手段
とを具備する入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056767A JP2008217643A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 入力装置および入力方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113248A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Kyocera Corp | キー入力装置および携帯端末 |
JP2011154570A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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-
2007
- 2007-03-07 JP JP2007056767A patent/JP2008217643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113248A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Kyocera Corp | キー入力装置および携帯端末 |
JP2011154570A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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