JP2008217484A - 地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法 - Google Patents

地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地震が発生したときの状況に応じて地震に対する対応の要否を適切に判定することのできる地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法の提供を目的とする。
【解決手段】コンピュータに、ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを実行させることにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法に関する。
現在、地震発生時における交通規制を目的として、各IC(インターチェンジ)に地震計が設置されている。各地震計の勢力範囲は事前に定められており、予めコンピュータシステムに設定された閾値以上の震度が計測されると当該地震計の勢力範囲において通行止め等の交通規制が発令される。
ところで、交通量が多いときや悪天候のときは、非渋滞時や好天時よりも二次災害等により被害が大きくなる可能性が高いものと考えられる。
"道路通行規制基準等"、[online]、[平成19年2月21日検索]、<http://www.pref.osaka.jp/kikikanri/crisis/plan/Plan/siryou/image/240.pdf>
しかしながら、従来、前記閾値は、手動による設定変更は可能であったものの、いわゆる固定値であったため、他の要因によって被害が大きくなる可能性の高い場合であっても、震度が同じであれば同じ閾値に基づいて交通規制が発令されていたという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、地震が発生したときの状況に応じて地震に対する対応の要否を適切に判定することのできる地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータに、ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを実行させることを特徴とする。
このような地震対応要否判定プログラムでは、地震が発生したときの状況に応じて地震に対する対応の要否を適切に判定することができる。
本発明によれば、地震が発生したときの状況に応じて地震に対する対応の要否を適切に判定することのできる地震対応要否判定プログラム、地震対応要否判定装置、及び地震対応要否判定方法を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における交通規制要否判定装置の機能構成例を示す図である。図1において、交通規制要否判定装置10は、地震の発生に対する対応として交通規制の要否の判定等を実行する装置であり、地震速報取得部111、気象情報取得部112、交通情報取得部113、計測震度取得部114、規制要否判定部115、機器制御部116、気象危険度テーブル117、交通量危険度テーブル118、時間帯危険度テーブル119、及び規制要否判定テーブル120等を有する。
地震速報取得部111は、地震の発生に応じてインターネット等のネットワークを介して配信される地震速報を受信することにより地震の発生を検知する。地震速報としては、気象庁による緊急地震速報が好適である。緊急地震速報とは、地震の発生直後に当該地震の震源地及び規模(マグニチュード)等に関する情報であり、例えば、http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/Whats_EEW.htmlに詳しい。
気象情報取得部112は、ネットワークを介して接続される気象監視システム30より、交通規制要否判定装置10の担当範囲のIC(インターチェンジ)(以下、「担当IC」という。)が属する地域(以下、「担当地域」とい。)の気象情報(雨量、積雪、及び濃霧等に関する注意報又は警報の有無等)を取得する。気象監視システム30は、気象(天候)の状態を監視し、監視情報としての気象情報を配信するコンピュータシステムであり、所定の団体(例えば、気象庁)によって運用される。
交通情報取得部113は、ネットワークを介して接続される交通監視システム40より、担当地域における高速道路の交通情報(交通量、路面に対する車の占有率、及び車速等)を取得する。交通監視システム40は、高速道路における交通の状態を監視し、監視情報としての交通情報を配信するコンピュータシステムであり、所定の団体(例えば、道路公団)によって運用される。
気象危険度テーブル117は、気象の状態に応じて、地震が発生した場合の危険度が予め設定されているテーブルである。交通危険度テーブル118は、交通の状態に応じて、地震が発生した場合の危険度が予め設定されているテーブルである。時間帯危険度テーブル118は、時間帯に応じて、地震が発生した場合の危険度が予め設定されているテーブルである。なお、本実施の形態において危険度とは、地震に応じて発生する被害が大きくなる可能性の高さを識別するための指標をいう。
規制要否判定テーブル120は、規制の要否を判定するため震度の閾値が、危険度に応じて予め設定されているテーブルである。
規制要否判定部115は、地震速報の受信に応じ、気象情報、交通情報、時刻、気象危険度テーブル117、交通危険度テーブル118、時間帯危険度テーブル119、及び規制要否判定テーブル120に基づいて担当地域における高速道路の交通規制の要否を判定する。
機器制御部116は、規制判定部115によって交通規制が必要であると判定されたときに、各ICの料金所のゲートを制御する制御装置20a及び20b等に対して、ゲートの閉鎖等の指令を送信する。なお、制御装置20a及び20bは、ゲート制御部21a又は21b(以下、総称する場合「ゲート制御部21」という。)を有する。ゲート制御部21は、機器制御部116からの指令に応じてゲートを制御するソフトウェアである。図1では、ゲート制御部21aは、Aインターチェンジの料金所ゲートを制御し、ゲート制御部21bは、Bインターチェンジの料金所ゲートを制御する例が示されている。
図2は、本発明の実施の形態における交通規制要否判定装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の交通規制要否判定装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
交通規制要否判定装置10での機能を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。
補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。例えば補助記憶装置102には、気象危険度テーブル117、交通量危険度テーブル118、時間帯危険度テーブル119、及び規制要否判定テーブル120等が記録されている。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って交通規制要否判定装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークWに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。
以下、交通規制要否判定装置10の処理手順について説明する。図3は、交通規制要否判定装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
地震の発生に応じ、地震速報が地震速報取得部111によって受信される(S101)。なお、地震速報はネットワークを介して転送されるため、この時点では、地震の揺れは担当ICに到達していない。地震速報の受信に応じ、気象情報取得部112は、気象監視システム30より気象情報を取得する(S102)。また、交通情報取得部113は、交通情報監視システム40より交通情報を取得する(S103)。
続いて、規制要否判定部115は、気象情報取得部112によって取得された気象情報によって示される気象状態における地震による危険度(気象危険度)を、気象危険度テーブル117を用いて判定する(S104)。
図4は、気象危険度テーブルの構成例を示す図である。図4に示される気象危険度テーブル117には、気象情報によって示される気象状態(雨量、積雪、濃霧に関する注意報又は警報の有無)に応じて危険度が設定されている。
図4では、二つの警報が同時に発令されている状態は危険度Aとされている。また、一つの警報が発令されている状態は危険度Bとされている。なお、危険度Aは危険度Bよりも危険度が高い。
したがって、規制要否判定部115は、取得された気象情報に示される気象状態を気象危険度テーブル117に当てはめることにより、気象危険度を判定する。
続いて、規制要否判定部115は、交通情報取得部113によって取得された交通情報によって示される交通状態における地震による危険度(交通危険度)を、交通危険度テーブル118を用いて判定する(S105)。
図5は、交通危険度テーブルの構成例を示す図である。図5に示される交通危険度テーブル118には、交通情報によって示される交通状態(交通量、道路に対する車の占有率、車速)に応じて危険度が設定されている。
例えば、交通量は多く、占有率が高く、車速が遅い場合は危険度Aに設定されている。また、交通量は多く、占有率がやや高く、車速が速い場合は危険度Bに設定されている。また、交通量は少なく、占有率は低く、車速が遅い場合は危険度Cに設定されている。なお、危険度A、危険度B、危険度Cの順で危険度は高い。
したがって、規制要否判定部115は、取得された交通情報に示される交通状態を交通危険度テーブル118に当てはめることにより、交通危険度を判定する。
続いて、記載要否判定部115は、例えば、交通規制要否判定装置10のタイマーより監視情報としての現在時刻を取得し、現在時刻が属する時間帯における地震による危険度(時間帯危険度)を、時間帯危険度テーブル119を用いて判定する(S106)。
図6は、時間帯危険度テーブルの構成例を示す図である。図6に示される時間帯危険度テーブル119には、時間帯に応じて危険度が設定されている。
例えば21時から2時の時間帯は危険度Aに設定されている。2時から6時の時間帯は危険度Bに設定されている。18時から21の時間帯は危険度Cに設定されている。なお、危険度A、危険度B、危険度Cの順で危険度は高い。
したがって、規制要否判定部115は、現在時刻が属する時間帯を時間帯危険度テーブル119に当てはめることにより、時間帯危険度を判定する。
続いて、規制要否判定部115は、気象危険度、交通危険度、及び時間帯危険の中で最も高い危険度(最高危険度)を判定し、最高危険度を規制要否の判定に用いる危険度として採用する(S107)。続いて、規制要否判定部115は、最高危険度と、規制要否判定テーブル120とを用いて、規制の要否を判定するための震度の閾値(規制要否判定閾値)を算出する(S108)。
図7は、規制要否判定テーブルの構成例を示す図である。図7において、規制要否判定テーブル120には、地震計ごとに、基準閾値と、危険度に応じた補正値とが設定されている。なお、各数値の単位は全て震度である。ここで、規制要否判定閾値は、以下の式で算出される。
規制要否判定閾値=基準閾値−補正値
補正値は、最高危険度を用いて判定される。したがって、最高危険度が危険度Aである場合、規制要否判定部115は、地震計Xに関する規制要否判定閾値を5.0−1.5によって3.5であると算出する。規制要否判定閾値は、地震計ごとに算出される。なお、本実施の形態では、補正値の判定に最高危険度を用いているが、例えば、各危険度の合計値や、各危険度の最低値によって補正値を判定するようにしてもよい。
やがて、地震の揺れが各担当ICに伝わり、当該ICに設置された各地震計においてその揺れが検知されると、計測震度取得部114は、各地震計において計測された震度を(計測震度)を取得する(S109)。続いて、規制要否判定部115は、震度計ごとの計測震度と当該震度計に対する規制判定閾値とを比較することにより震度計ごと(ICごと)に交通規制の要否を判定する(S110)。規制要否判定部115は、計測震度の方が規制判定閾値より大きい震度計については(S110でYes)、当該震度計が設置されたIC(当該ICを含む所定の区間も含む。)に対して交通規制が必要であると判定し、当該ICに対する交通規制の実施の指令を機器制御部116に対して出力する(S111)。機器制御部116は、当該指令に応じ、制御装置20のゲート制御部21に対して料金ゲートの閉鎖等の指令を送信する。一方、計測震度が規制判定閾値以下である震度計が設置されたICについては(S110でNo)、規制要否判定部115は、交通規制は不要であると判定する。なお、地震速報に各地域の予測震度が含まれている場合、ステップS110において、当該予測震度を規制判定閾値と比較することにより、交通規制の要否を判定してもよい。但し、交通規制の実施は社会に対する影響が大きい。したがって、本実施の形態のように、各ICにおける地震計等、地震速報に用いられた地震計よりも各ICにより近い地震計による実測値によって判定する方が好ましい。
図3の処理に具体的な値を当てはめた例を説明する。図8は、交通規制要否判定装置による具体的な判定例を示す図である。
図8に示される表では、二つの例が示されている。例1では、地震計X(観測点X)に関して、雨量警報が発令中である場合が示されている。この場合、図4より雨量警報が発令されている場合の気象危険度は危険度Bである。交通情報及び時間帯に基づく危険度は無いため、最高危険度は危険度Bとなる。そうすると、図7より、地震計Xの基準閾値(5.0)―危険度Bの補正値(1.0)=4.0が、規制要否判定閾値となる。ここで、地震計Xによる計測震度が4.5であったとすると、計測震度>規制要否判定閾値であるから、交通規制は必要であると判定される。
例2では、地震計Z(観測点Z)に関して、雨量警報、濃霧警報が発令中であり、交通量は多く、占有率は高く、車速は遅い場合が示されている。この場合、図4より気象危険度は危険度Aである。また、図5より交通危険度は危険度Aである。したがって、最高危険度は危険度Aとなる。そうすると、図7より、地震計Zの基準閾値(6.0)―危険度Aの補正値(3.0)=3.0が、規制要否判定閾値となる。ここで、地震計Zによる計測震度が4.0であったとすると、計測震度>規制要否判定閾値であるから、交通規制は必要であると判定される。
なお、図8の例において、危険度(すなわち、気象状態、交通状態、時間帯等)を考慮しないで、従来とおり固定的な閾値(基準閾値)で判定した場合、例1及び例2のいずれの場合も、交通規制は不要であると判定される。
上述したように、本実施の形態における規制要否判定装置10は、地震速報受信時の気象状態、交通状態、時間帯等、震度以外において地震による被害の大きさに関係する情報をも考慮して交通規制の要否を判定するための閾値を変更する。したがって、地震が発生したときの状況に応じた判定基準によって交通規制の要否を適切に判定することができる。
なお、本実施の形態では、地震に対する対応として高速道路の交通規制を例として説明したが、本発明の適用範囲は、当該交通範囲に限られず、地震が発生した際の各種の設備における各種の対応(規制、作動、停止等)の要否の判定に有効である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、
前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、
前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを実行させるための地震対応要否判定プログラム。
(付記2)
前記記憶装置には、前記閾値の基準値と、前記監視情報によって示される状態に応じて予め設定された前記基準値に対する補正値とが記録されており、
前記判定手順は、前記基準値を前記補正値に基づいて補正した閾値と、前記地震の震度とを比較することを特徴とする付記1記載の地震対応要否判定プログラム。
(付記3)
前記判定手順は、前記閾値と、前記地震速報に用いられた地震計よりも前記地震に対する対応として制御する設備に対して近い位置に設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記1又は2記載の地震対応要否判定プログラム。
(付記4)
前記判定手順は、前記閾値と前記地震の震度とを比較することにより高速道路の交通規制の要否を判定することを特徴とする付記1乃至3いずれか一項記載の地震対応要否判定プログラム。
(付記5)
前記監視情報は、天候、交通量、及び時間帯に関する情報の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする付記4記載の地震対応要否判定プログラム。
(付記6)
前記判定手順は、前記閾値と、高速道路のインターチェンジに設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記4又は5記載の地震対応要否判定プログラム。
(付記7)
ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手段と、
前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手段と、
前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手段とを有することを特徴とする地震対応要否判定装置。
(付記8)
前記記憶装置には、前記閾値の基準値と、前記監視情報によって示される状態に応じて予め設定された前記基準値に対する補正値とが記録されており、
前記判定手段は、前記基準値を前記補正値に基づいて補正した閾値と、前記地震の震度とを比較することを特徴とする付記7記載の地震対応要否判定装置。
(付記9)
前記判定手段は、前記閾値と、前記地震速報に用いられた地震計よりも前記地震に対する対応として制御する設備に対して近い位置に設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記7又は8記載の地震対応要否判定装置。
(付記10)
前記判定手段は、前記閾値と前記地震の震度とを比較することにより高速道路の交通規制の要否を判定することを特徴とする付記7乃至9いずれか一項記載の地震対応要否判定装置。
(付記11)
前記監視情報は、天候、交通量、及び時間帯に関する情報の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする付記10記載の地震対応要否判定装置。
(付記12)
前記判定手段は、前記閾値と、高速道路のインターチェンジに設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記10又は11記載の地震対応要否判定装置。
(付記13)
コンピュータが実行する地震対応要否判定方法であって、
ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、
前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、
前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを有することを特徴とする地震対応要否判定方法。
(付記14)
前記記憶装置には、前記閾値の基準値と、前記監視情報によって示される状態に応じて予め設定された前記基準値に対する補正値とが記録されており、
前記判定手順は、前記基準値を前記補正値に基づいて補正した閾値と、前記地震の震度とを比較することを特徴とする付記13記載の地震対応要否判定方法。
(付記15)
前記判定手順は、前記閾値と、前記地震速報に用いられた地震計よりも前記地震に対する対応として制御する設備に対して近い位置に設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記13又は14記載の地震対応要否判定方法。
(付記16)
前記判定手順は、前記閾値と前記地震の震度とを比較することにより高速道路の交通規制の要否を判定することを特徴とする付記13乃至15いずれか一項記載の地震対応要否判定方法。
(付記17)
前記監視情報は、天候、交通量、及び時間帯に関する情報の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする付記16記載の地震対応要否判定方法。
(付記18)
前記判定手順は、前記閾値と、高速道路のインターチェンジに設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする付記16又は17記載の地震対応要否判定方法。
本発明の実施の形態における交通規制要否判定装置の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における交通規制要否判定装置のハードウェア構成例を示す図である。 交通規制要否判定装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。 気象危険度テーブルの構成例を示す図である。 交通危険度テーブルの構成例を示す図である。 時間帯危険度テーブルの構成例を示す図である。 規制要否判定テーブルの構成例を示す図である。 交通規制要否判定装置による具体的な判定例を示す図である。
符号の説明
10 交通規制要否判定装置
20a、20b 制御装置
21a、21b ゲート制御部
30 気象監視システム
40 交通監視システム
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 インタフェース装置
111 地震速報取得部
112 気象情報取得部
113 交通情報取得部
114 計測震度取得部
115 規制要否判定部
116 機器制御部
117 気象危険度テーブル
118 交通量危険度テーブル
119 時間帯危険度テーブル
120 規制要否判定テーブル
B バス

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、
    前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、
    前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを実行させるための地震対応要否判定プログラム。
  2. 前記記憶装置には、前記閾値の基準値と、前記監視情報によって示される状態に応じて予め設定された前記基準値に対する補正値とが記録されており、
    前記判定手順は、前記基準値を前記補正値に基づいて補正した閾値と、前記地震の震度とを比較することを特徴とする請求項1記載の地震対応要否判定プログラム。
  3. 前記判定手順は、前記閾値と、前記地震速報に用いられた地震計よりも前記地震に対する対応として制御する設備に対して近い位置に設置された地震計によって計測された震度とを比較することを特徴とする請求項1又は2記載の地震対応要否判定プログラム。
  4. 前記判定手順は、前記閾値と前記地震の震度とを比較することにより高速道路の交通規制の要否を判定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の地震対応要否判定プログラム。
  5. ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手段と、
    前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手段と、
    前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手段とを有することを特徴とする地震対応要否判定装置。
  6. コンピュータが実行する地震対応要否判定方法であって、
    ネットワークを介して通知される地震速報を受信する地震速報受信手順と、
    前記地震速報の受信に応じて地震の被害の大きさに影響する対象の監視情報を取得する監視情報取得手順と、
    前記監視情報によって示される前記対象の状態に応じて予め設定され記憶装置に記録されている閾値と、前記地震の震度とを比較することにより前記地震に対する対応の要否を判定する判定手順とを有することを特徴とする地震対応要否判定方法。
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