JP2008217440A - Os種別自動特定装置及びos自動起動装置 - Google Patents

Os種別自動特定装置及びos自動起動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のOSを搭載したプロセッサシステムにおいて、人手間をかけずにユーザが期待しているOSを起動することを可能とする。
【解決手段】 起動すべきOSが選択されると、該OSと対応するOS識別データを不揮発性RAM50から取得する。取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを、OS種別特定用データを格納したOS種別特定用データベース36から検索する。検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する。特定されたOSと対応する情報を、OSの種別毎にインターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベース37から取得する。取得した情報からインターフェース情報を作成する。その後、起動すべきOSとして特定されたOSを起動する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、OS種別自動特定装置、OS自動起動装置、プロセッサシステム、OS種別自動特定方法、OS自動起動方法、そのプログラム及び記憶媒体に関する。
近年、CPUなどのプロセッサを備えるプロセッサシステムが大規模化しており、ユーザニーズの多様化により、特に複数のプロセッサを有するマルチプロセッサシステムを、独立して運用可能な複数のシステム(パーティション)に分割して、複数のOS(Operating System)を並列的に運用可能とする機能が要求されている。
また、このように複数のOSを並列的に運用する場合、パーティション毎に運用するOSは必ずしも互いに同一のものであるとは限らず、パーティション毎に種別の異なるOSを運用したいという要求も増えている。
また、業務の種類によってはOSを変更したいという要求が増えていることからも、一つのプロセッサシステムにおいて複数のOSを運用することが要求されている。
従来のマルチOSをサポートしているプロセッサシステムにおいては、必要とするインターフェースがOS毎に異なるため、必要に応じてBIOSの入れ替えを行っている。しかし、このようなシステムの場合、OS種別毎にBIOSを用意する必要がある。
また、DIPSWなどにOS種別毎に設定値を設け、DIPSWの値を参照して起動OSに対応したインターフェースを作成するシステムもある(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1の技術は、CPUと主記憶部とI/O装置から構成される複数のパーティションと、各パーティションと接続されパーティション構成を自由に変更可能なサービスプロセッサと、を有するBIOS制御方式であって、前記サービスプロセッサは、パーティション毎に値を設定可能、かつ、BIOSがパーティションの立ち上げの際にOS毎に異なるデバイスの初期化処理やOSに渡すインターフェース情報を作成するために参照するDIPSWと、値を設定するための入力端末と、を有している。
このような構成を有する従来技術は次のように動作する。
先ず、システム起動前に予め人手により入力端末から起動OSに必要なDIPSWの設定をパーティションごとに行う。システム起動中、前記サービスプロセッサは、BIOSとパーティション毎に設定されたDIPSWをメモリにUploadする。BIOSは、メモリ上にUploadされたDIPSWの情報を入手し、入手した情報を必要に応じて参照しながらOS個別のデバイス初期化や構成制御を実行し、OSに渡すインターフェース情報を作成する。OSに渡すインターフェース情報を作成し終わったBIOSは、OSの立ち上げ処理を実行する
また、特許文献2には、マスターブートレコードに保存されているOS パーティションメッセージを読み込み、インストールされたOSの全部の情報を取得し、メニューにリストアップし、選択されたOSに関する選択情報を取得し、選択されたOSのブートを実行する技術が記載されている。更に、特許文献2には、稼動させるOSを選択するためのメニューを表示する技術が記載されている。
特開2006−268519号公報 特開2003−150379号公報
しかし、特許文献1の技術には、ユーザへの負担が大きいという問題があり、複数のパーティションを有するシステム構成においては、更にユーザの作業が煩雑となりえる。その理由は、起動OSを変更する度に値が複雑なDIPSWの設定変更を行う必要があるからである。また、パーティション毎に異なるOSを起動する場合はそれぞれ値が異なるので、設定ミスまたは設定漏れが発生しやすい。その場合、その都度DIPSWの値を設定し直しシステムの再起動などの手間が発生する可能性があるからである。さらに、パーティション構成を自由に変更可能なシステムにおいては、パーティション毎に備えているDIPSWの設定変更が必要である。
また、特許文献2は、本発明とは目的が異なる上、複数OSの中から選択されたOSをブートするために“PDAホットキー”を押下する必要があるため、操作の手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ユーザが容易な選択操作を行うだけで、或いは、特別の操作を行うことなく、起動すべきOSの種別を特定することが可能なOS種別自動特定装置、これを含むプロセッサシステム、OS種別自動特定方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は、ユーザが特別の操作を行うことなく、ユーザが容易な選択操作を行うだけで、或いは、特別の操作を行うことなく、起動すべきOSの種別を特定し、更に、このOSを自動的に起動することが可能なOS自動起動装置、これを含むプロセッサシステム及びOS自動起動方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のOS種別自動特定装置は、複数種類のOSのなかから選択されたOSの種別を特定するOS種別自動特定装置であって、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段と、OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースと、起動すべきOSが選択されると、該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段と、前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段と、を備えることを特徴としている。
本発明のOS種別自動特定装置においては、当該OS種別自動特定装置を含むシステムの起動後に、個々のOS識別データの少なくとも一部のデータからなるメニュー項目を、選択可能なOSの種別数だけ表示し、これらメニュー項目のうちの何れか1つをユーザにより選択操作可能とさせるBoot管理メニュー表示手段を更に備え、前記OS識別データ取得手段は、表示されたメニュー項目の中からユーザの操作により選択されたメニュー項目と対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することが好ましい。
或いは、本発明のOS種別自動特定装置においては、当該OS種別自動特定装置を含むシステムの起動後に、起動すべきOSを自動的に選択するオートブート手段を更に備え、前記OS識別データ取得手段は、前記オートブート手段により選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することも好ましい。
本発明のOS種別自動特定装置においては、前記OS識別データには、Bootパスが含まれ、前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、が含まれることが好ましい。
或いは、本発明のOS種別自動特定装置においては、前記OS識別データには、Bootパスと、起動プログラム名と、が含まれ、前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、起動プログラム名と、が含まれることも好ましい。
本発明のOS種別自動特定装置においては、前記OS識別データ記憶手段は、当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備える不揮発性RAMからなることが好ましい。
本発明のOS種別自動特定装置においては、前記OS種別特定用データベースは、当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備えるBIOS ROMに記憶されていることが好ましい。
本発明のOS種別自動特定装置においては、当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備えるプロセッサが、前記システムが備えるBIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、前記OS識別データ取得手段及び前記起動OS種別特定手段として機能することが好ましい。
本発明のOS種別自動特定装置においては、当該OS種別自動特定装置を含むシステムに新たな種別のOSがインストールされるたびに、当該OSのOS識別データが前記OS識別データ記憶手段に追加されることが好ましい。
また、本発明のOS自動起動装置は、複数種類のOSなかから選択されたOSの種別を特定し、該選択されたOSを起動するOS自動起動装置であって、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段と、OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースと、OSの種別毎に、インターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースと、起動すべきOSが選択されると、該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段と、前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段と、前記起動OS種別特定手段により特定された種別のOSと対応する情報を前記インターフェース情報作成用データベースから取得し、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成するインターフェース情報作成手段と、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報が前記インターフェース情報作成手段により作成された後で、当該OSを起動するOS起動手段と、を備えることを特徴としている。
本発明のOS自動起動装置においては、当該OS自動起動装置を含むシステムの起動後に、個々のOS識別データの少なくとも一部のデータからなるメニュー項目を、選択可能なOSの種別数だけ表示し、これらメニュー項目のうちの何れか1つをユーザにより選択操作可能とさせるBoot管理メニュー表示手段を更に備え、前記OS識別データ取得手段は、表示されたメニュー項目の中からユーザの操作により選択されたメニュー項目と対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することが好ましい。
或いは、本発明のOS自動起動装置においては、当該OS自動起動装置を含むシステムの起動後に、起動すべきOSを自動的に選択するオートブート手段を更に備え、前記OS識別データ取得手段は、前記オートブート手段により選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することも好ましい。
本発明のOS自動起動装置においては、前記OS識別データには、Bootパスが含まれ、前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、が含まれることが好ましい。
或いは、本発明のOS自動起動装置においては、前記OS識別データには、Bootパスと、起動プログラム名と、が含まれ、前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、起動プログラム名と、が含まれることも好ましい。
本発明のOS自動起動装置においては、前記OS識別データ記憶手段は、当該OS自動起動装置を含むシステムが備える不揮発性記憶手段からなることが好ましい。
本発明のOS自動起動装置においては、前記OS種別特定用データベース及び前記インターフェース情報作成用データベースは、当該OS自動起動装置を含むシステムが備えるBIOS ROMに記憶されていることが好ましい。
本発明のOS自動起動装置においては、当該OS自動起動装置を含むシステムが備えるプロセッサが、前記システムが備えるBIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、前記OS識別データ取得手段、前記起動OS種別特定手段、前記インターフェース情報作成手段、及び、前記OS起動手段として機能することが好ましい。
本発明のOS自動起動装置においては、当該OS自動起動装置を含むシステムに新たな種別のOSがインストールされるたびに、当該OSのOS識別データが前記OS識別データ記憶手段に追加されることが好ましい。
また、本発明のプロセッサシステムは、プロセッサと、BIOS ROMと、不揮発性記憶手段と、を備え、複数種類のOSを搭載可能なプロセッサシステムにおいて、前記不揮発性記憶手段は、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶し、前記BIOS ROMは、OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースを記憶し、前記プロセッサは、前記BIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、起動すべきOSが選択されると該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段、及び、前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段として機能することを特徴としている。
本発明のプロセッサシステムにおいては、OSの種別毎に、インターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースを更に備え、前記プロセッサは、前記BIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、前記起動OS種別特定手段により特定された種別のOSと対応する情報を前記インターフェース情報作成用データベースから取得し、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成するインターフェース情報作成手段、及び、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報が前記インターフェース情報作成手段により作成された後で、当該OSを起動するOS起動手段として機能することが好ましい。
また、本発明のOS種別自動特定方法は、複数種類のOSのなかから選択されたOSの種別を特定するOS種別自動特定方法であって、起動すべきOSが選択されると、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段から、前記選択されたOSと対応するOS識別データを取得する第1の過程と、OSの種別を特定するためOSの種別を示すOS種別データを含むOS種別特定用データをOSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースから、前記第1の過程により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを検索する第2の過程と、前記第2の過程により検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する第3の過程と、を備えることを特徴としている。
また、本発明のOS自動起動方法は、複数種類のOSなかから選択されたOSの種別を特定し、該選択されたOSを起動するOS自動起動方法であって、起動すべきOSが選択されると、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段から、前記選択されたOSと対応するOS識別データを取得する第1の過程と、OSの種別を特定するためOSの種別を示すOS種別データを含むOS種別特定用データをOSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースから、前記第1の過程により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを検索する第2の過程と、前記第2の過程により検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する第3の過程と、前記第3の過程により特定された種別のOSと対応する情報を、OSの種別毎にインターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースから取得する第4の過程と、前記第4の過程により取得した情報から、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成する第5の過程と、前記第5の過程の後で、起動すべきOSとして特定されたOSを起動する第6の過程と、を備えることを特徴としている。
また、本発明のプログラムは、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、本発明のOS種別自動特定方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、本発明のプログラムは、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、本発明のOS自動起動方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、本発明の記憶媒体は、本発明のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
本発明によれば、ユーザが容易な選択操作を行うだけで、或いは、特別の操作を行うことなく、起動すべきOSの種別を自動的に特定することが可能となる。
或いは、本発明によれば、ユーザが特別の操作を行うことなく、ユーザが容易な選択操作を行うだけで、或いは、特別の操作を行うことなく、起動すべきOSの種別を自動的に特定し、更に、このOSを自動的に起動することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
図1は実施形態に係るプロセッサシステム100の構成を示すブロック図、図2はFW(ファームウェア)30を備えるBIOS ROM(バイオスロム)20の構成を示すブロック図、図3は不揮発性RAM50の記憶内容を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るプロセッサシステム100は、システム全体の制御を司るFW(プログラム)30(図3)のコードを実行するCPU(プロセッサ、コンピュータ)10と、FW30が格納されているBIOS ROM(記憶媒体)20と、BIOS ROM20からFW30がアップロードされるメモリ40と、OSの特定に必要な情報が格納されている不揮発性RAM(OS識別データ記憶手段)50と、各種I/Oデバイス60と、を備えている。
図2に示すように、不揮発性RAM50は、OS管理情報51を記憶保持している。OS管理情報51には、プロセッサシステム100が搭載可能な個々のOSと対応する個別OS用管理情報511、512、513、514、・・・が含まれている。個別OS用管理情報511、512、513、514、・・・には、起動するOSとして選択されたOS(以下、起動OS)を識別するための固有の識別データが含まれている。この識別データは、例えば、図2に示すように、Bootパス及び起動プログラム名である。Bootパスとは、物理HWパスであり一部がOS毎に固有の情報である。具体的には、Bootパスは、図2に示すように、“aaa/bbb”、bbb/ddd”などの情報であり、Bootパスにおけるスラッシュ“/”よりも後の部分がOS毎に固有の情報となっている。なお、プロセッサシステム100に新たにOSがインストールされる度に、該OSのインストーラが、該OSと対応する個別OS用管理情報を不揮発性RAM50に追加していく。
図3に示すように、BIOS ROM20は、FW30を記憶保持している。
BIOS ROM20のFW30は、プロセッサシステム100の起動の途中でメモリ40にアップロードされる。
図3に示すように、FW30は、不揮発性RAM50内を参照してOS管理情報51に含まれる所要の個別OS用管理情報(個別OS用管理情報511、512、513、514、・・・の何れか1つ)を取得する動作をCPU10に実行させるOS管理情報取得用プログラム31と、取得した個別OS用管理情報とFW30が保持するOS種別特定用データベース36(図4)の内容に基づいて起動OS種別を特定する動作をCPU10に実行させるOS種別特定用プログラム32と、テーブル/各種情報データベース37(図5)に含まれるデータのうち、特定された起動OSに対応したテーブル/各種情報のロードや書き換えをCPU10に実行させるOSインターフェース情報作成用プログラム33と、Boot管理メニュー情報38(図6)に含まれるメニュー項目を図示しない表示装置に表示させる制御動作をCPU10に実行させるBoot管理メニュー表示用プログラム35と、を備えている。
なお、CPU10は、OS管理情報取得用プログラム31、OS種別特定用プログラム32、OSインターフェース情報作成用プログラム33、及び、Boot管理メニュー表示用プログラム35のコードを実行することにより、OS管理情報取得手段(OS識別データ取得手段)、OS種別特定手段(起動OS種別特定手段)、OSインターフェース情報作成手段(インターフェース情報作成手段)、及び、Boot管理メニュー表示手段として、それぞれ機能する。
更に、FW30は、データとして、図4に一例を示すOS種別特定用データベース36と、図5に一例を示すテーブル/各種情報データベース(インターフェース情報作成用データベース)37と、図6に一例を示すBoot管理メニュー情報38と、を備える。
図4に示すように、OS種別特定用データベース36には、一のOS種別と、一のBootパスと、一の起動プログラム名と、からなる複数のOS種別特定用データ361、362、363、・・・が記憶されている。すなわち、例えば、OS種別特定用データベース36の1エントリ目のOS種別特定用データ361としては、OS名“A”、Bootパス“*/bbb”、及び、起動プログラム名“A_load”が記憶されている。
図5に示すように、テーブル/各種情報データベース37には、OS毎のテーブル/各種情報が複数記憶されている。すなわち、例えば、種別“A”のOS用のテーブル/各種情報であるOSA用のテーブル/各種情報371、種別“B”のOS用のテーブル/各種情報であるOSB用のテーブル/各種情報372、種別“C”のOS用のテーブル/各種情報であるOSC用のテーブル/各種情報373、・・・がテーブル/各種情報データベース37に記憶されている。
なお、OS種別特定用データベース36には、プロセッサシステム100への搭載が予想されるOSと対応するOS種別特定用データが、予め格納されている。同様に、テーブル/各種情報データベース37には、プロセッサシステム100への搭載が予想されるOSと対応するテーブル/各種情報が、予め格納されている。
図6に示すように、Boot管理メニュー情報38のメニュー項目は、不揮発性RAM50内の個々のOS管理情報51の各エントリに格納されている情報を反映したものである。すなわち、図6に示すように、Boot管理メニュー情報38のメニュー項目としては、プロセッサシステム100が搭載しているOS毎のBootパス(“aaa/bbb”、bbb/ddd”などの情報)が記憶されている。これらメニュー項目は、CPU10がBoot管理メニュー表示用プログラム35のコードを実行することにより、図示しない表示装置に表示される。
なお、Boot管理メニュー情報38のメニュー項目は、不揮発性RAM50内の個々のOS管理情報51の各エントリに格納されている情報を反映したものであるため、プロセッサシステム100に新たにOSがインストールされて該OSと対応する個別OS用管理情報が不揮発性RAM50に追加される度に、メニュー項目が追加される。
次に、動作を説明する。
図7はプロセッサシステム100の動作の流れを示すフローチャート、図8はプロセッサシステム100の動作を模式的に表す模式図である。図8には、Boot管理メニュー情報38、不揮発性RAM50の記憶内容、及び、OS種別特定用データベース36の内容を示している。
例えば、ユーザによりプロセッサシステム100の起動ボタン(電源スイッチなど)が操作されることによりプロセッサシステム100が起動する(図7のステップA0)。
各種デバイスの初期化などのシステム起動に必要な処理が完了すると、CPU10は、FW30のBoot管理メニュー表示用プログラム35のコードを実行することにより、Boot管理メニュー情報38のメニュー項目を図示しない表示装置に表示させる制御を行う。ここで、CPU10は、これらメニュー項目のうち何れか1つをユーザにより選択操作可能とさせる。ただし、Autoboot機能により、Boot管理メニュー情報38のメニュー項目のうち、優先順位が1番に設定されている何れか1つのメニュー項目が自動的に選択されるような動作とすることにより、ユーザによる選択は不要にすることもできる。Autoboot機能を用いる場合、CPU10はオートブート手段としても機能する(ステップA1)。
ユーザにより或いはAutoboot機能によりメニュー項目が選択されると、CPU10は、FW30のOS管理情報取得用プログラム31のコードを実行することにより、該選択されたメニュー項目に対応する個別OS用管理情報(個別OS用管理情報511、512、513、514、・・・の何れか1つ)を不揮発性RAM50から取得する(図8参照)。具体的には、例えば、図6に示すようなメニュー項目のうち、1番目の“aaa/bbb”が選択された場合、このメニュー項目と対応する個別OS用管理情報511を取得する(図7のステップA2)。
次に、CPU10は、FW30のOS種別特定用プログラム32のコードを実行することにより、先のステップA2にて取得した個別OS用管理情報(例えば、個別OS用管理情報511)と、OS種別特定用データベース35の内容とを比較することにより、ユーザまたはAutoboot機能により選択された起動OSの種別を特定する(図8参照、図7のステップA3)。なお、このステップA3は、以下のステップA3−1、A3−2、A3−3の3つのステップからなる。
すなわち、先ず、OS種別特定用データベース36からOS種別特定用データを1エントリロードする。例えば、図4に示すようなOS種別特定用データベース36の1エントリ目に格納されたOS種別特定用データ361であるOS名“A”、Bootパス“*/bbb”、及び、起動プログラム名“A_load”をロードする(ステップA3−1)。ここで、Bootパスの“*”の部分、すなわち、図2に示すBootパスにおけるスラッシュ“/”よりも前の部分は、任意であるため、チェック対象外となっている。
次に、先のステップA2で取得した個別OS用管理情報(例えば、個別OS用管理情報511)と、先のステップA3−1にてロードしたOS種別特定用データ(例えば、OS種別特定用データ361)と、を比較する(ステップA3−2)。
比較の結果、Bootパス及び起動プログラム名が一致したら(ステップA3−3のYes)、当該OS種別特定用データに含まれる種別のOS(例えば、OS種別特定用データ361であれば、OS種別“A”)が、起動OSであると判断する。
もし一致していなかった場合は(ステップA3−3のNo)、OS種別特定用データベース36から次エントリのOS種別特定用データをロードし、再度比較することを、一致するまで繰り返すことにより、起動OS種別を特定する。例えば、図6に示すBoot管理メニュー情報の2番目の“bbb/ddd”が選択された場合、個別OS用管理情報512がステップA2にて取得されるため、起動OS種別を特定するための情報は、Bootパス“*/ddd”、起動プログラム名“B_load”であることをCPU10は認識できる。更に、CPU10は、それら情報とOS種別特定用データベース36との比較から、OS種別特定用データ362と一致することを認識できる。つまりこの場合の起動種別OSは“B”であることを特定できる。
以上のようなステップA3により起動種別OSを特定した後は、CPU10は、OSインターフェース情報作成用プログラム33のコードを実行することにより、ステップA3により特定した起動OSのインターフェース情報を作成する。
ステップA3により特定された起動OS種別が、例えば“B”である場合、CPU10は、図5のテーブル/各種情報データベース37からOS B用テーブル/各種情報372を選択し、該OS B用テーブル/各種情報372から、テーブルTA−1、TA−2のロードと、情報DB−1、DB−2への書き換え(前回選択されたOSと対応する情報からの書き換え)と、を行うことにより、起動OSへ渡すインターフェース情報を作成する(図7のステップA4)。
ステップA4でOSインターフェース情報を作成後、CPU10が起動プログラム“B_load”を起動することにより、すなわち、特定したOSのローダを起動することにより、ユーザまたはAutoboot機能により選択された起動OSが起動される。
以上のような実施形態によれば、複数のOSを搭載したプロセッサシステム100において、人手間をかけずにユーザが期待しているOSを起動することができる。また、パーティション構成を自由に変更可能なプロセッサシステム100においても、人手間をかけずに各パーティションで期待するOSを自動的に起動することが可能である。その理由は、起動OSを記憶したディスク(記憶媒体)をプロセッサシステムに実装するだけで、BIOSが起動OSディスク内の情報を確認し自動的に起動OS種別を特定し、当該OSに対応した適切な環境を構築するためである。
なお、上記の実施形態では、プロセッサがCPU10の1つだけである例を説明したが、複数のプロセッサを有するマルチプロセッサシステムを、独立して運用可能なシステム(パーティション)に分割し、各パーティションにおいてそれぞれ異なるOSの運用を実現する場合にも、本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態では、プロセッサがCPU(Central Processing Unit)である例を説明したが、プロセッサは、例えば、DSP(Digital Signal Processor)などのCPU以外のものであっても良い。
実施形態に係るプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。 不揮発性RAMの記憶内容を示す図である。 BIOS ROMの記憶内容を示す図である。 OS種別特定用データベースの内容を示す図である。 テーブル/各種情報データベースの内容を示す図である。 Boot管理メニュー情報の内容を示す図である。 プロセッサシステムの動作の流れを示すフローチャートである。 プロセッサシステムの動作の動作を模式的に表す模式図である。
符号の説明
10 CPU(プロセッサ、コンピュータ:OS識別データ取得手段、起動OS種別特定手段、インターフェース情報作成手段、OS起動手段、Boot管理メニュー表示手段、オートブート手段として機能する)
20 BIOS ROM(記憶媒体)
30 FM(プログラム)
36 OS種別特定用データベース
37 テーブル/各種情報データベース(インターフェース情報作成用データベース)
38 Boot管理メニュー
50 不揮発性RAM(不揮発性記憶手段:OS識別データ記憶手段)
100 プロセッサシステム

Claims (25)

  1. 複数種類のOSのなかから選択されたOSの種別を特定するOS種別自動特定装置であって、
    個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段と、
    OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースと、
    起動すべきOSが選択されると、該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段と、
    前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段と、
    を備えることを特徴とするOS種別自動特定装置。
  2. 当該OS種別自動特定装置を含むシステムの起動後に、個々のOS識別データの少なくとも一部のデータからなるメニュー項目を、選択可能なOSの種別数だけ表示し、これらメニュー項目のうちの何れか1つをユーザにより選択操作可能とさせるBoot管理メニュー表示手段を更に備え、
    前記OS識別データ取得手段は、表示されたメニュー項目の中からユーザの操作により選択されたメニュー項目と対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することを特徴とする請求項1に記載のOS種別自動特定装置。
  3. 当該OS種別自動特定装置を含むシステムの起動後に、起動すべきOSを自動的に選択するオートブート手段を更に備え、
    前記OS識別データ取得手段は、前記オートブート手段により選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することを特徴とする請求項1に記載のOS種別自動特定装置。
  4. 前記OS識別データには、Bootパスが含まれ、
    前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  5. 前記OS識別データには、Bootパスと、起動プログラム名と、が含まれ、
    前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、起動プログラム名と、が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  6. 前記OS識別データ記憶手段は、当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備える不揮発性RAMからなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  7. 前記OS種別特定用データベースは、当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備えるBIOS ROMに記憶されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  8. 当該OS種別自動特定装置を含むシステムが備えるプロセッサが、前記システムが備えるBIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、前記OS識別データ取得手段及び前記起動OS種別特定手段として機能することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  9. 当該OS種別自動特定装置を含むシステムに新たな種別のOSがインストールされるたびに、当該OSのOS識別データが前記OS識別データ記憶手段に追加されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のOS種別自動特定装置。
  10. 複数種類のOSなかから選択されたOSの種別を特定し、該選択されたOSを起動するOS自動起動装置であって、
    個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段と、
    OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースと、
    OSの種別毎に、インターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースと、
    起動すべきOSが選択されると、該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段と、
    前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段と、
    前記起動OS種別特定手段により特定された種別のOSと対応する情報を前記インターフェース情報作成用データベースから取得し、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成するインターフェース情報作成手段と、
    起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報が前記インターフェース情報作成手段により作成された後で、当該OSを起動するOS起動手段と、
    を備えることを特徴とするOS自動起動装置。
  11. 当該OS自動起動装置を含むシステムの起動後に、個々のOS識別データの少なくとも一部のデータからなるメニュー項目を、選択可能なOSの種別数だけ表示し、これらメニュー項目のうちの何れか1つをユーザにより選択操作可能とさせるBoot管理メニュー表示手段を更に備え、
    前記OS識別データ取得手段は、表示されたメニュー項目の中からユーザの操作により選択されたメニュー項目と対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することを特徴とする請求項10に記載のOS自動起動装置。
  12. 当該OS自動起動装置を含むシステムの起動後に、起動すべきOSを自動的に選択するオートブート手段を更に備え、
    前記OS識別データ取得手段は、前記オートブート手段により選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得することを特徴とする請求項10に記載のOS自動起動装置。
  13. 前記OS識別データには、Bootパスが含まれ、
    前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、が含まれることを特徴とする請求項10乃至12の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  14. 前記OS識別データには、Bootパスと、起動プログラム名と、が含まれ、
    前記OS種別特定用データには、前記OS種別データと、Bootパスのうち個々のOSに固有の部分と、起動プログラム名と、が含まれることを特徴とする請求項10乃至12の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  15. 前記OS識別データ記憶手段は、当該OS自動起動装置を含むシステムが備える不揮発性記憶手段からなることを特徴とする請求項10乃至14の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  16. 前記OS種別特定用データベース及び前記インターフェース情報作成用データベースは、当該OS自動起動装置を含むシステムが備えるBIOS ROMに記憶されていることを特徴とする請求項10乃至15の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  17. 当該OS自動起動装置を含むシステムが備えるプロセッサが、前記システムが備えるBIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、前記OS識別データ取得手段、前記起動OS種別特定手段、前記インターフェース情報作成手段、及び、前記OS起動手段として機能することを特徴とする請求項10乃至16の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  18. 当該OS自動起動装置を含むシステムに新たな種別のOSがインストールされるたびに、当該OSのOS識別データが前記OS識別データ記憶手段に追加されることを特徴とする請求項10乃至17の何れか一項に記載のOS自動起動装置。
  19. プロセッサと、BIOS ROMと、不揮発性記憶手段と、を備え、複数種類のOSを搭載可能なプロセッサシステムにおいて、
    前記不揮発性記憶手段は、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶し、
    前記BIOS ROMは、OSの種別を示すOS種別データを含む、OSの種別を特定するためのOS種別特定用データを、OSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースを記憶し、
    前記プロセッサは、前記BIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、
    起動すべきOSが選択されると該選択されたOSと対応するOS識別データを前記OS識別データ記憶手段から取得するOS識別データ取得手段、
    及び、
    前記OS識別データ取得手段により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを前記OS種別特定用データベースから検索し、該検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する起動OS種別特定手段として機能することを特徴とするプロセッサシステム。
  20. OSの種別毎に、インターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースを更に備え、
    前記プロセッサは、前記BIOS ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、
    前記起動OS種別特定手段により特定された種別のOSと対応する情報を前記インターフェース情報作成用データベースから取得し、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成するインターフェース情報作成手段、
    及び、
    起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報が前記インターフェース情報作成手段により作成された後で、当該OSを起動するOS起動手段として機能することを特徴とする請求項19に記載のプロセッサシステム。
  21. 複数種類のOSのなかから選択されたOSの種別を特定するOS種別自動特定方法であって、
    起動すべきOSが選択されると、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段から、前記選択されたOSと対応するOS識別データを取得する第1の過程と、
    OSの種別を特定するためOSの種別を示すOS種別データを含むOS種別特定用データをOSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースから、前記第1の過程により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを検索する第2の過程と、
    前記第2の過程により検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する第3の過程と、
    を備えることを特徴とするOS種別自動特定方法。
  22. 複数種類のOSなかから選択されたOSの種別を特定し、該選択されたOSを起動するOS自動起動方法であって、
    起動すべきOSが選択されると、個々のOSを識別するためのOS識別データを記憶したOS識別データ記憶手段から、前記選択されたOSと対応するOS識別データを取得する第1の過程と、
    OSの種別を特定するためOSの種別を示すOS種別データを含むOS種別特定用データをOSの種別毎に格納したOS種別特定用データベースから、前記第1の過程により取得されたOS識別データと対応するOS種別特定用データを検索する第2の過程と、
    前記第2の過程により検索されたOS種別特定用データに含まれるOS種別データを抽出することにより、起動すべきOSとして選択されたOSの種別を特定する第3の過程と、
    前記第3の過程により特定された種別のOSと対応する情報を、OSの種別毎にインターフェース情報の作成に必要な情報を格納したインターフェース情報作成用データベースから取得する第4の過程と、
    前記第4の過程により取得した情報から、起動すべきOSとして特定されたOS用のインターフェース情報を作成する第5の過程と、
    前記第5の過程の後で、起動すべきOSとして特定されたOSを起動する第6の過程と、
    を備えることを特徴とするOS自動起動方法。
  23. コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、請求項21に記載のOS種別自動特定方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、請求項22に記載のOS自動起動方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 請求項23又は24に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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