JP2003303161A - デバイスドライバの組み込み・実行方式、組み込み・実行方法、及びプログラム - Google Patents
デバイスドライバの組み込み・実行方式、組み込み・実行方法、及びプログラムInfo
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- JP2003303161A JP2003303161A JP2002109135A JP2002109135A JP2003303161A JP 2003303161 A JP2003303161 A JP 2003303161A JP 2002109135 A JP2002109135 A JP 2002109135A JP 2002109135 A JP2002109135 A JP 2002109135A JP 2003303161 A JP2003303161 A JP 2003303161A
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Abstract
設けて多種類のOSや装置に対する差分に対応すること
により、1つのデバイスに1つのドライバを用意するだ
けでドライバを組み込み可能とすること。 【解決手段】 装置に搭載されたOS40と、装置に搭
載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバ
60と、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報と
OSの種別と版数を含むOS情報とを含むシステムマッ
ピング情報22と、OS40とドライバ60との間の情
報の伝達を仲介し制御するインタフェース部50とを有
し、インタフェース部50は、システムマッピング情報
を参照してドライバ60を登録しドライバ60へ要求を
伝達し、ドライバ60は受信した要求・情報に基づいて
処理する。
Description
組み込み・実行方式、組み込み・実行方法、及びプログ
ラムに関し、特に多数の装置やOSに対応したデバイス
を装置に組み込む際に必要なドライバをデバイスについ
て1種類とし装置やOSに関する使用の差分を吸収する
ためのモジュールと合わせて装置に組み込むようにした
デバイスドライバの組み込み・実行技術に関する。
るデバイスの製造業者は自社のデバイス製品を制御する
ためのプログラムであるドライバを製品とともに提供
し、利用者はそれを情報処理装置のオペレーティングシ
ステム(OSという)に組み込んで使用する。従って、
製造業者はデバイス製品を販売するために多くのOSの
種類・版数(バージョンともいう)や実装又は接続する
装置に合わせてドライバを複数種類用意している。
ドライバは用意されていなかったり用意が遅れたりする
ことが起こりやすく、どうしても使用したい場合は利用
者が自らドライバを作成する必要があった。デバイス製
造業者は少数使用のOSや装置に対してはデバイスの販
売機会を失ってしまうことが多かった。
のドライバはOSに依存したドライバの構成となってい
るため、各種のOS毎に適した多くのドライバを開発す
る必要があったということである。
ている本体製造業者は同一デバイスであっても本体装置
毎にI/Oアドレス等のマッピング条件が異なることが
あり、そのような場合には本体装置毎にドライバをカス
タマイズしてI/Oアドレスを合わせる必要があったと
いうことである。
インタフェース部を設けて多種類のOSや装置に対する
差分を吸収することにより、1つのデバイスに1つのド
ライバを用意するだけでドライバを組み込み可能とした
デバイスドライバの組み込み方式、組み込み方法、プロ
グラムを提供することにある。
ドライバの組み込み・実行方式は、装置に搭載されたオ
ペーレーティングシステム(OSという)と、装置に搭
載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバ
と、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とOS
の種別と版数を含むOS情報とを含むシステムマッピン
グ情報と、OSとドライバとの間の情報の伝達を仲介し
制御するインタフェース部とを有し、前記インタフェー
ス部は、前記システムマッピング情報を参照してドライ
バを登録し前記システムマッピング情報を参照してドラ
イバへ要求を伝達することを特徴とする。
み・実行方式は、装置に搭載されたOSと、装置に搭載
されたデバイスを制御するプログラムであるドライバ
と、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とOS
の種別とOSの版数を含むOS情報とを含むシステムマ
ッピング情報と、OSとドライバとの間の情報の伝達を
仲介し制御するインタフェース部とを有し、前記インタ
フェース部は、対応するOSの種類毎にOSとのインタ
ーフェース手段を有するOSインタフェース処理部と、
前記システムマッピング情報に基づいてドライバの登録
情報を編集しOSへ登録するドライバ登録処理部とを有
し、前記システムマッピング情報を参照してドライバへ
要求を伝達することを特徴とする。
み・実行方式は、装置に搭載されたOSと、装置に搭載
されたデバイスを制御するプログラムであるドライバ
と、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とOS
の種別とOSの版数を含むOS情報とを含むシステムマ
ッピング情報と、OSとドライバとの間の情報の伝達を
仲介し制御するインタフェース部とを有し、前記インタ
フェース部は、対応するOSの種類毎にOSとのインタ
ーフェース手段を有するOSインタフェース処理部と、
前記システムマッピング情報に基づいてドライバの登録
情報を編集しOSへ登録するドライバ登録処理部とを有
し、OSからドライバへの要求を受けると前記アドレス
割付情報を付加して要求をドライバに送り、前記ドライ
バは受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を
処理することを特徴とする。
み・実行方式は、第1、第2、又は第3のデバイスドラ
イバの組み込み・実行方式において、前記インターフェ
ース部は、システムの開始或いは再開の際のOSからの
起動により前記システムマッピング情報を補助記憶装置
から主記憶装置にロードし前記ドライバ登録処理部を起
動してドライバを登録させる初期設定処理部を有するこ
とを特徴とする。
み・実行方式は、第1、第2、又は第3のデバイスドラ
イバの組み込み・実行方式において、前記インターフェ
ース部は、システムの開始或いは再開の際のOSからの
起動により前記システムマッピング情報を前記装置とネ
ットワークで接続するサーバから前記装置内の主記憶装
置にロードし前記ドライバ登録処理部を起動してドライ
バを登録させる初期設定処理部を有することを特徴とす
る。
み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイ
スを制御するプログラムであるドライバをOSに登録
し、OSからの要求を受けると前記システムマッピング
情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝
達することを特徴とする。
み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとの
インターフェース手段を選択し、前記システムマッピン
グ情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御する
プログラムであるドライバの登録情報を編集しOSへ登
録し、OSからの要求を受けると前記システムマッピン
グ情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を
伝達することを特徴とする。
み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとの
インターフェース手段を選択し、前記システムマッピン
グ情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御する
プログラムであるドライバの登録情報を編集しOSへ登
録し、OSからドライバへの要求を受けると前記アドレ
ス割付情報を付加して要求をドライバに送り、前記ドラ
イバは受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求
を処理することを特徴とする。
み・実行方法は、第1、第2、又は第3のデバイスドラ
イバの組み込み・実行方法において、システムの開始或
いは再開の際に前記OSからの起動により前記システム
マッピング情報を前記装置内の補助記憶装置から前記装
置内の主記憶装置にロードすることを特徴とする。
み・実行方法は、第1、第2、又は第3のデバイスドラ
イバの組み込み・実行方法において、システムの開始或
いは再開の際に前記OSからの起動により前記システム
マッピング情報を前記装置とネットワークで接続するサ
ーバから前記装置内の主記憶装置にロードすることを特
徴とする。
レス割付情報を含むデバイス情報とOSの種別と版数を
含むOS情報とを含むシステムマッピング情報に基づい
て装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであ
るドライバをOSに登録する手順と、OSからの要求を
受けると前記システムマッピング情報を参照して必要な
情報を付加しドライバへ要求を伝達する手順とをコンピ
ュータに実行させる。
レス割付情報を含むデバイス情報とOSの種別と版数を
含むOS情報とを含むシステムマッピング情報に基づい
て複数用意されたOSとのインターフェース手段を選択
する手順と、前記システムマッピング情報に基づいて装
置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるド
ライバの登録情報を編集しOSへ登録する手順と、OS
からの要求を受けると前記システムマッピング情報を参
照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達する手
順とをコンピュータに実行させる。
レス割付情報を含むデバイス情報とOSの種別と版数を
含むOS情報とを含むシステムマッピング情報に基づい
て複数用意されたOSとのインターフェース手段を選択
する手順と、前記システムマッピング情報に基づいて装
置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるド
ライバの登録情報を編集しOSへ登録する手順と、OS
からドライバへの要求を受けると前記アドレス割付情報
を付加して要求をドライバに送る手順と、前記ドライバ
が受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を処
理する手順とをコンピュータに実行させる。
2、又は第3のプログラムにおいて、システムの開始或
いは再開の際に前記OSからの起動により前記システム
マッピング情報を前記装置内の補助記憶装置から前記装
置内の主記憶装置にロードする手順とをコンピュータに
実行させる。
2、又は第3のプログラムにおいて、システムの開始或
いは再開の際に前記OSからの起動により前記システム
マッピング情報を前記装置とネットワークで接続するサ
ーバから前記装置内の主記憶装置にロードする手順とを
コンピュータに実行させる。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1を参
照すると、第1の実施の形態の構成は、主記憶装置10
と、補助記憶装置20と、デバイス30を含み、図示し
ないがこれらはCPUや入出力制御部やデバイス30以
外のデバイス等を含む情報処理装置に実装される。
ブートプログラム21によってシステムファイル23か
らロードされるプログラムであるアプリケーションソフ
トのAPL11、オペレーティングシステムのOS4
0、インタフェース部50、ドライバ60を含んでい
る。なお、ドライバ60は装置に接続されるデバイスに
応じて用意される。
置で実現され、ブートプログラム21と、主記憶装置に
ロードされるシステムファイル23と、システムマッピ
ング情報22とを含む。システムマッピング情報22は
デバイスの品名、情報処理装置内のアドレス割付情報、
接続されるバス情報、割り込みポート等の情報を含むデ
バイス情報と、OSの種別と版数とを含むOS情報とを
含む。
するインタフェース機能を有し、ドライバに対して単一
のインタフェースを提供する。また、補助記憶装置20
に格納されているシステムマッピング情報22を読み出
し、その情報をドライバ60へ引き継ぐ機能を備えてい
る。ドライバ60はインタフェース部50から引き継い
だ情報を基にOS40からの指示に従ってデバイス30
の制御を実行する。
図である。インタフェース部50は、初期設定処理を行
う初期設定処理部51と、OSインタフェース処理部5
2と、リソース確保解放処理部53と、ドライバ登録処
理部54と、システムマッピング情報22の保持、読み
出しを行うシステムマッピング情報処理部55と、ドラ
イバ60とのインタフェース動作を処理するドライバイ
ンタフェース処理部56とを含む。
0からのコールを受けたりOS40へのシステムコール
を行ったりするOSインターフェース機能(図2では1
〜n)をOSの種類に応じて備え、他種類のOSへの対
応が可能であり、システムマッピング情報に基づいて使
用されるOSインタフェース機能が選択される。
60が必要とするリソースの確保と解放をOSインタフ
ェース処理部52を介してOS40との間で調整しなが
ら行うプログラムである。ドライバ登録処理部54は、
ドライバ60に用意されている関数アドレス情報を有し
システムマッピング情報に基づいて登録情報を編集しド
ライバの登録、デバイスの登録、割り込みハンドラの登
録をOSインタフェース処理部52を介して行う。
面を参照して説明する。まず、システム開始・再開時の
処理について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。
プログラム21は、システムの開始又は再開時に発行さ
れるリセットにより起動される(S71)。起動された
ブートプログラム21はAPL11、OS40、インタ
フェース部50、ドライバ60を含むシステムファイル
23を主記憶装置10へロードする(S72)。ブート
プログラム21はシステムファイルロード後にOS40
を起動する(S73)。
起動するとともに、インタフェース部50を起動する
(S74)。インタフェース部50の起動は初期設定処
理部51をコールすることにより実行され、初期設定処
理部51はドライバ60を初期化するための初期設定処
理を実行する。
図4のフローチャートを参照して説明する。初期設定処
理部51はインタフェース部50で使用するフラグ、ポ
インタ等の変数の初期化を行い(S76)、補助記憶装
置20からデバイス情報とOS情報を含むシステムマッ
ピング情報22を読み出してシステムマッピング情報処
理部55へ渡す(S77)。
部50で必要とするリソースの確保をリソース確保解放
処理部53へ要求する(S78)。リソース確保解放処
理部53はシステムマッピング情報処理部55からOS
の種別とOSの版数を含むOS情報を取得しOSインタ
フェース処理部52へ引き継いでOS40に対応したリ
ソース確保のシステムコールを要求する(S78)。O
Sインタフェース処理部52は引き継いだOSの種別・
版数を記憶し、以後の処理は引き継いだOSの種別・版
数に対応したOSインタフェース(1〜nのいずれか)
にて行う。
理部54をコールする。ドライバ登録処理部54はシス
テムマッピング情報処理部55からデバイスの品名、装
置内のアドレス割付、接続されるバス、割り込みポート
等のデバイス情報と、OSの種別やOSの版数等のOS
情報を取得し、これらの情報に基づいて登録する装置と
OSに対応するようドライバ登録情報の編集を行いOS
インタフェース処理部52へドライバ登録処理を要求す
る(S79)。
の登録が必要なOSの場合にはデバイス登録をOSイン
タフェース処理部52へ要求する。また、割り込みハン
ドラ登録が必要な場合はOSインタフェース処理部52
へ割り込みハンドラ登録処理を要求するが説明は省略す
る。登録する割り込みハンドラはドライバインタフェー
ス処理部56に用意されている。
録動作を説明する図5、図6、図7を参照して詳細に説
明する。図5、図6はドライバ登録とデバイス登録を別
々に行う方式のOSの種別(OS−Aとする)について
示した図であり、図5はドライバ登録の動作を、図6は
デバイス登録の動作をそれぞれ示している。図7にはド
ライバ登録と同時にデバイス登録を行う方式の種別のO
S(OS−Bとする)の登録動作について示している。
なお、便宜的に登録するデバイス30をデバイスC、ド
ライバをドライバCとする。
4がシステムマッピング情報処理部55より取得したシ
ステムマッピング情報を基にOS種別をOS−Aと認識
し、OS−Aとしてドライバ登録に必要なドライバ関数
テーブル571を編集し、ドライバ関数テーブル571
のアドレスを入力としてOSインタフェース処理部52
へドライバ登録のシステムコールを依頼する。
登録処理部54から引き継いだドライバ関数テーブル5
71のアドレスを入力としてOS40(OS−A、I/
Oシステム管理)にあるデバイスドライバインストール
関数41をコールする。デバイスドライバインストール
関数41はドライバ管理テーブル42へドライバ関数テ
ーブル571のアドレスを含む情報をデバイスドライバ
C登録情報として登録し、ドライバ登録番号をドライバ
登録処理部54まで返却してドライバの登録動作が完了
する。
照して説明する。ドライバ登録完了後、ドライバ登録処
理部54は、デバイスディスクリプタアドレスやデバイ
ス名等をシステムマッピング情報のデバイス情報に基づ
いて編集し、ドライバの登録処理で取得したドライバ登
録番号と合わせてデバイスC登録情報572を生成し、
OSインタフェース処理部52へデバイス登録を要求す
る。
登録処理部54からデバイスC登録情報572を引き継
いでOS40(OS−A、I/Oシステム管理)のデバ
イス登録関数43をコールする。デバイス登録関数43
はデバイスリスト44へデバイスC登録情報572を登
録する。以後OSは管理テーブル42とデバイスリスト
44を参照してデバイス30を制御し使用する。
を行う方式の種別のOS(OS−B)の登録動作につい
て図7を参照して説明する。ドライバ登録処理部54は
デバイスCのデバイス制御ブロック長、装置情報(論理
装置名、装置識別子、装置種別、装置状態で構成)、ド
ライバ情報(ドライバ名称、アドレス)、情報通知ID
(情報通知用メッセージボックスID)からなるデバイ
スC制御ブロック575をシステムマッピング情報に基
づいて編集し生成する。 ドライバ登録処理部54は、
さらに、デバイスC制御ブロックアドレス、同期タイ
プ、外部同期用メッセージボックスID、外部同期用メ
ッセージ識別情報からなるデバイスC制御情報574を
システムマッピング情報に基づいて編集し生成してOS
インタフェース処理部52へドライバおよびデバイスC
の登録を要求する。
(OS−B、I/Oシステム管理)のデバイス登録関数
45をコールする。デバイス登録関数45はデバイス管
理テーブル46へドライバ情報とデバイスC制御情報を
含んだデバイスC登録情報を登録する。以後OSはデバ
イス管理テーブル46を参照してデバイス30を制御し
使用する。
した場合の動作について図8のフローチャートを参照し
て説明する。デバイスアクセス要求はAPL11又はO
S40の内部処理において発生し、発生するとOS40
がインタフェース部50をコールする(S81)。
ルされた要求に対して既に読み込み済みのシステムマッ
ピング情報を参照してドライバ60をコールする(S8
2)。OS40からのコールはOSインタフェース処理
部52にて受付け、ドライバインタフェース処理部56
にてドライバ60をコールする。尚、ドライバインタフ
ェース処理部56は必要に応じてドライバコール時のリ
ソース確保、復帰時のリソース解放をリソース確保解放
処理部53へ要求する。
ライバ60は要求と情報処理装置内のアドレス割付等の
デバイス情報をもとにデバイス30の制御を実行する。
ドライバ60はOS40の種別を意識せず、引き継がれ
たシステムマッピング情報をもとにデバイスのアドレス
や割り込みポート、バス配下のID等を認識し、デバイ
ス制御を実行する(S83)。
の種別・版数に関する差分を吸収し、アドレス割付等の
装置に関する情報を装置から取り出して供給するのでド
ライバ60はOSや装置に依存する情報を予め組み込ん
でおく必要が無く、デバイスに対して1種類用意すれば
よい。
た場合の動作について、OS−Aの場合を例に詳細に説
明する。図9はOS−Aにおける動作について説明した
図であり、F84〜F89は各構成要素間の情報の流れ
を示している。
ム管理)にてデバイスCへのアクセス要求が発生する
と、OS40は図6に示したデバイスリスト44のデバ
イスC登録情報からドライバ登録番号により対応するデ
バイスドライバCのドライバ関数テーブル571を認識
し、図5に示したドライバ関数テーブル571からデバ
イスCのデバイスクリエイト関数アドレスを取得する。
管理)は取得したアドレスによりデバイスCクリエイト
関数521をコールする(F84)。デバイスCクリエ
イト関数521はOS−Aの場合、デバイスアクセス要
求時にはデバイスの初期設定および運用パラメータの設
定を行う規定であるものとし、デバイスの初期設定、運
用パラメータ設定の要求と、システムマッピング情報に
基づいたデバイスの装置内割付けアドレスを入力情報と
してドライバインタフェース処理部56をコールする
(F85)。
イス30の装置内割付けアドレスおよび実行結果詳細格
納バッファ(図示しないが既にリソース確保されている
バッファ)のアドレスを入力情報としてドライバ60の
初期設定関数61をコールする(F86)。
割付アドレスをベースアドレスとしてデバイス30の初
期設定レジスタ31へアクセスし、その後ステータスレ
ジスタ32をリードして初期状態を確認する(F8
8)。初期設定関数61は初期設定実行結果をリターン
値(正常終了又は異常終了)としてドライバインタフェ
ース処理部56へ返却する(F86)。尚、実行結果が
異常終了の場合は実行結果の詳細を結果詳細格納バッフ
ァへ格納しておく。
デバイス30の装置内割付けアドレス入力および実行結
果詳細格納バッファのアドレスを入力情報としてドライ
バ60の運用パラメータ設定関数62をコールする(F
87)。運用パラメータ設定関数62はデバイス30の
装置内割付アドレスをベースアドレスとしてデバイス3
0のパラメータレジスタ群33へ運用パラメータをライ
トした後リードチェックする(F89)。
ータ設定結果をリターン値(正常終了又は異常終了)と
してドライバインタフェース処理部56へ返却する(F
87)。尚、実行結果が異常終了の場合は実行結果詳細
を結果詳細格納バッファへ格納しておく。
デバイスクリエイト実行結果をリターン値(正常終了又
は異常終了)としてOSインタフェース処理部52のデ
バイスCクリエイト関数521へ返却する(F85)。
デバイスCクリエイト関数521はOS−Aで定義され
た形式で実行結果をOS40(OS−A、I/Oシステ
ム管理)へ返却する(F84)。
明する。図10は本発明の第2の実施の形態の構成を示
した図である。第1の実施の形態ではドライバを登録す
る情報処理装置内の補助記憶装置20にシステムファイ
ル23を格納する構成としたが、第2の実施の形態では
ネットワーク29を介して接続するファイルサーバ27
にシステムファイル23を格納する構成としている点が
異なる。
実施の形態と相違するが、システムファイル23の機能
や他の構成要素の機能は上記相違点を除けば同じであ
り、容易に理解できるので、構成・動作の全体の説明は
省略し、相違点に関する部分の動作について説明する。
なお、図1と図10で同じ機能を有するものは同じ番号
を付与している。
3を参照すると、ステップS71に相当するステップで
はブートプログラム26を起動する。ステップS72に
相当するステップではブートプログラム26はネットワ
ーク29を介してファイルサーバ27に格納されている
システムファイル23を主記憶装置10へロードする。
以降の動作は第1の実施の形態と同じとなる。
装置がクライアント装置として多数ネットワーク29に
接続する構成で各クライアント装置に共通のドライバを
登録する場合、システムファイル23をクライアント装
置それぞれに格納することなくファイルサーバ27に格
納するだけでよいので、システム全体でのファイルの使
用効率がよいという特長がある。
々のOS毎に対応したドライバを用意する必要がなくな
ることである。従って、デバイスを供給するメーカはド
ライバの開発工数を著しく削減することができる。その
理由は、OSに依存する部分を制御するインタフェース
部をOSとの間に置いたためである。
々の装置毎にドライバをカスタマイズする必要がなくな
ることである。その理由は、本体装置に依存する部分を
制御するインタフェース部をOSとの間に置きアドレス
マッピング等の読替を実行するようにしたためである。
る。
示した図である。
開時の動作を示すフローチャートである。
1の動作を示すフローチャートである。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
時にデバイス登録する動作を説明するための図である。
要求の処理動作を示すフローチャートである。
要求の処理動作を説明するための図である。
ある。
Claims (15)
- 【請求項1】 装置に搭載されたオペーレーティングシ
ステム(OSという)と、装置に搭載されたデバイスを
制御するプログラムであるドライバと、装置のアドレス
割付情報を含むデバイス情報とOSの種別と版数を含む
OS情報とを含むシステムマッピング情報と、OSとド
ライバとの間の情報の伝達を仲介し制御するインタフェ
ース部とを有し、前記インタフェース部は、前記システ
ムマッピング情報を参照してドライバを登録し前記シス
テムマッピング情報を参照してドライバへ要求を伝達す
ることを特徴とするデバイスドライバの組み込み・実行
方式。 - 【請求項2】 装置に搭載されたOSと、装置に搭載さ
れたデバイスを制御するプログラムであるドライバと、
装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とOSの種
別とOSの版数を含むOS情報とを含むシステムマッピ
ング情報と、OSとドライバとの間の情報の伝達を仲介
し制御するインタフェース部とを有し、前記インタフェ
ース部は、対応するOSの種類毎にOSとのインターフ
ェース手段を有するOSインタフェース処理部と、前記
システムマッピング情報に基づいてドライバの登録情報
を編集しOSへ登録するドライバ登録処理部とを有し、
前記システムマッピング情報を参照してドライバへ要求
を伝達することを特徴とするデバイスドライバの組み込
み・実行方式。 - 【請求項3】 装置に搭載されたOSと、装置に搭載さ
れたデバイスを制御するプログラムであるドライバと、
装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とOSの種
別とOSの版数を含むOS情報とを含むシステムマッピ
ング情報と、OSとドライバとの間の情報の伝達を仲介
し制御するインタフェース部とを有し、前記インタフェ
ース部は、対応するOSの種類毎にOSとのインターフ
ェース手段を有するOSインタフェース処理部と、前記
システムマッピング情報に基づいてドライバの登録情報
を編集しOSへ登録するドライバ登録処理部とを有し、
OSからドライバへの要求を受けると前記アドレス割付
情報を付加して要求をドライバに送り、前記ドライバは
受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を処理
することを特徴とするデバイスドライバの組み込み・実
行方式。 - 【請求項4】 前記インターフェース部は、システムの
開始或いは再開の際のOSからの起動により前記システ
ムマッピング情報を補助記憶装置から主記憶装置にロー
ドし前記ドライバ登録処理部を起動してドライバを登録
させる初期設定処理部を有することを特徴とする請求項
1、2、又は3のデバイスドライバの組み込み・実行方
式。 - 【請求項5】 前記インターフェース部は、システムの
開始或いは再開の際のOSからの起動により前記システ
ムマッピング情報を前記装置とネットワークで接続する
サーバから前記装置内の主記憶装置にロードし前記ドラ
イバ登録処理部を起動してドライバを登録させる初期設
定処理部を有することを特徴とする請求項1、2、又は
3のデバイスドライバの組み込み・実行方式。 - 【請求項6】 装置のアドレス割付情報を含むデバイス
情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシステ
ムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイス
を制御するプログラムであるドライバをOSに登録し、
OSからの要求を受けると前記システムマッピング情報
を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達す
ることを特徴とするデバイスドライバの組み込み・実行
方法。 - 【請求項7】 装置のアドレス割付情報を含むデバイス
情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシステ
ムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとのイ
ンターフェース手段を選択し、前記システムマッピング
情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプ
ログラムであるドライバの登録情報を編集しOSへ登録
し、OSからの要求を受けると前記システムマッピング
情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝
達することを特徴とするデバイスドライバの組み込み・
実行方法。 - 【請求項8】 装置のアドレス割付情報を含むデバイス
情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシステ
ムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとのイ
ンターフェース手段を選択し、前記システムマッピング
情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプ
ログラムであるドライバの登録情報を編集しOSへ登録
し、OSからドライバへの要求を受けると前記アドレス
割付情報を付加して要求をドライバに送り、前記ドライ
バは受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を
処理することを特徴とするデバイスドライバの組み込み
・実行方法。 - 【請求項9】 システムの開始或いは再開の際に前記O
Sからの起動により前記システムマッピング情報を前記
装置内の補助記憶装置から前記装置内の主記憶装置にロ
ードすることを特徴とする請求項6、7、又は8のデバ
イスドライバの組み込み・実行方法。 - 【請求項10】 システムの開始或いは再開の際に前記
OSからの起動により前記システムマッピング情報を前
記装置とネットワークで接続するサーバから前記装置内
の主記憶装置にロードすることを特徴とする請求項6、
7、又は8のデバイスドライバの組み込み・実行方法。 - 【請求項11】 装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイ
スを制御するプログラムであるドライバをOSに登録す
る手順と、OSからの要求を受けると前記システムマッ
ピング情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要
求を伝達する手順とをコンピュータに実行させるプログ
ラム。 - 【請求項12】 装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとの
インターフェース手段を選択する手順と、前記システム
マッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを
制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集し
OSへ登録する手順と、OSからの要求を受けると前記
システムマッピング情報を参照して必要な情報を付加し
ドライバへ要求を伝達する手順とをコンピュータに実行
させるプログラム。 - 【請求項13】 装置のアドレス割付情報を含むデバイ
ス情報とOSの種別と版数を含むOS情報とを含むシス
テムマッピング情報に基づいて複数用意されたOSとの
インターフェース手段を選択する手順と、前記システム
マッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを
制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集し
OSへ登録する手順と、OSからドライバへの要求を受
けると前記アドレス割付情報を付加して要求をドライバ
に送る手順と、前記ドライバが受け付けた要求とアドレ
ス割付情報に従って要求を処理する手順とをコンピュー
タに実行させるプログラム。 - 【請求項14】 システムの開始或いは再開の際に前記
OSからの起動により前記システムマッピング情報を前
記装置内の補助記憶装置から前記装置内の主記憶装置に
ロードする手順とをコンピュータに実行させる請求項1
1、12、又は13のプログラム。 - 【請求項15】 システムの開始或いは再開の際に前記
OSからの起動により前記システムマッピング情報を前
記装置とネットワークで接続するサーバから前記装置内
の主記憶装置にロードする手順とをコンピュータに実行
させる請求項11、12、又は13のプログラム。
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