JP2008217305A - 本人認証システム、料金決済システム、及び、駐車場管理システム - Google Patents

本人認証システム、料金決済システム、及び、駐車場管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】車載器を利用した料金決済システムのために、本人認証を行う本人認証システムを提供する。
【解決手段】本人認証システムは、車両ゲート付近に配置され、車両1に搭載された車載器2のID番号を読み取る路側機11と、路側機11が読み出した車載器ID番号から利用者のクレジット番号を検索する管理サーバ20とを備える。クレジット会社から利用者パスワードが発行されると、そのパスワードが車両1の利用者が保有する携帯電話機3に送信されるので、利用者はそのパスワードを携帯電話機3の赤外線通信機能を利用して、赤外線通信機17に送信する。利用者から送信されたパスワードと、クレジット会社が発行したパスワードとが、クレジット会社で照合され、双方のパスワードが一致すると、本人認証が完了し、クレジットによる決済が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、本人認証システム、料金決済システム、及び、駐車場管理システムに関し、特に、車載器を利用して本人認証を行う本人認証システム、並びに、そのような本人認証システムを有する料金決済システム及び駐車場管理システムに関する。
近年、高速道路を利用する車両にETC車載器を搭載し、ETC車載器に付与された車載器ID番号を利用して、高速道路における通行料金の決済が可能となっている。この通行料金の決済にあたっては、ETC車載器のID番号が本人確認のために利用されている。従来、ETC車載器を、他の用途、例えば有料駐車場における駐車料金の支払いなどに利用することが提案されている。ETC車載器を他の用途に利用するにあたっては、例えばETC車載器のID番号によって本人認証を行う。
特許文献1には、駐車料金の支払いにあたって、ETC車載器を本人認証の目的に利用する駐車場管理システムが記載されている。この駐車場管理システムでは、車載器のWCN(wireless call number)などのID番号をID受信手段で受信し、受信したID番号が、既に登録されたID番号であるか否かが判定される。既登録のID番号であれば、駐車場への入場ゲートを開放して車を受け入れる。また、既登録のID番号でなければ、ID番号を新たに登録して入場ゲートを開放する。ID番号を利用し、料金精算手段に対して駐車料金の支払いが終了すると、その支払いの有無を判定する判定手段によって精算終了と判定され、その車両に対して、駐車場の出場ゲートが開放される。
特開2005−227996号公報
上記のように、車両に実装されたETC車載器には、個々のETC車載器を識別するために車載器ID番号が付与されている。特許文献1に記載のように、車載器ID番号を利用して、駐車場での利用料金どを決済する場合には、不正に入手したETC車載器を自己の車両に実装し、そのETC車載器のID番号を利用する不正な料金決済を防止することが望まれる。つまり、車載器ID番号から特定される氏名の利用者が、実際に車載器ID番号が付与されたETC車載器が実装されている車両に乗車しているか否かの確認を行い、その確認が取れた後に料金決済を行うことが好ましい。
上記のような、ETC車載器による不正を防止可能な本人認証システムは、駐車場管理システムに限らず、車両に関連するサービスを行うガソリンスタンドや、車両のドライバーに対してドライブスルーなどの販売形態をとる販売店などでも要望される。
本発明は、上記に鑑み、駐車場管理システムなどの料金決済にあたり、車載器を利用して本人認証を行う際に、不正に入手した車載器を用いた不正な料金決済を防止可能な本人認証システムを提供することを目的とする。
本発明は、更に、上記のような本人認証システムを備える料金決済システム、及び、その料金決済システムを備える駐車場管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、車両に搭載された車載器から該車載器のID番号を受信する車載器ID番号受信部と、
前記車載器ID番号受信部が受信した車載器のID番号に基づいて、車載器のID番号と利用者情報とを関連づけて記憶するデータベースを検索し、利用者が保有する携帯端末のアドレス情報を含む利用者情報を抽出する利用者情報検索部と、
前記抽出された利用者情報に関連づけて利用者パスワードを発行するパスワード発行部と、
携帯端末のネットワークを介して、前記携帯端末のアドレスに向けて前記パスワード発行部によって発行された利用者パスワードを送信するパスワード送信部と、
前記車載器ID番号受信部に隣接して配設され、利用者が発信する利用者パスワードを受信するパスワード受信部と、
前記パスワード送信部が発行した利用者パスワードと、前記パスワード受信部が受信した利用者パスワードとを照合し、該照合で一致を検出すると本人認証を行う照合部とを備えることを特徴とする本人認証システムを提供する。
本発明の本人認証システムでは、前記車載器ID番号受信部が、専用狭域通信によって前記車載器のID番号を取得する構成を採用できる。また、前記パスワード受信部が、携帯端末の赤外線通信によって前記パスワードを受信する構成を採用することも出来る。なお、本発明で使用する用語「携帯端末」には、無線通信によるデータ受信機能を有する携帯データ端末、及び、携帯メール機能を有する携帯電話機などを含む。
更に、前記パスワード発行部が、前記車載器のID番号に基づいてランダムな利用者パスワードを発行する構成も採用できる。この場合には、前記パスワード発行部を、クレジット会社に設置することも出来る。
更に、前記パスワード送信部が、前記パスワード発行部によって発行されたパスワードを含む携帯メールを作成し、該作成した携帯メールを前記携帯端末のメールアドレスに送信する構成も採用できる。パスワードには、例えば連続番号である、或いは、ランダムな番号であるセッション管理番号などを付加することが好ましい。また、場合によっては、ランダムなセッション管理番号をパスワードとすることも可能である。
本発明は、更に、上記本発明の本人認証システムと、該本人認証システムで本人認証が完了した利用者の口座に対して料金決済を行う料金決済部とを備える料金決済システムを提供する。
本発明は、更に、上記本発明の料金決済システムと、該料金決済システムで料金が決済されると駐車場の出口ゲートを開放するゲート制御部とを備える駐車場管理システムを提供する。
本発明の本人認証システムによると、事前に車載器のID番号と、利用者の携帯端末のアドレスなどの利用者情報とを対応付けて登録しておくことにより、パスワード送信部が発行した利用者パスワードと、パスワード受信部が受信した利用者パスワードとの照合により本人認証が可能になる。この場合、車両に搭載する車載器と、利用者が保有する携帯端末の双方が不正に取得される可能性は低いので、本人認証の信頼性が向上する効果がある。
本発明の好適な態様に係る本人認証システムを有する駐車場管理システムでは、車両が出場する出場ゲートに隣接して、車載器ID番号を受信する路側機のアンテナを設置し、更に、そのアンテナに近接して赤外線通信機のアンテナを設置する。路側機で受信された車載器ID番号から変換された利用者ID番号を用いて、利用者管理センタの管理サーバが利用者の携帯端末のメールアドレスを検索し出力する。
利用者管理センタの管理サーバは、利用者の携帯端末のアドレスに向けて利用者の本人認証パスワードを含むメールを送信し、さらに、携帯端末の赤外線通信手段を用いて本人認証パスワードを赤外線通信機のアンテナに送信するように依頼する。本人認証パスワードが赤外線通信機のアンテナで受信されると、管理サーバは、路側機のアンテナと赤外線通信機のアンテナとが近接して設置されているので、車載器ID番号の送信と、携帯端末からの本人認証パスワードの送信とが、1台の車両から送信されていると判断する。従って、車載器ID番号から決定される氏名の利用者が、車載器ID番号が付与されたETC車載器が実装されている車両に乗車していると判断する。以下、具体的な実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る本人認証システムを用いるサービスエリアの構成を示す。図1に示したサービスエリア5は、例えば、ガソリンスタンドや有料駐車場など、車両に関連したサービスを提供する事業者のサービスエリアである。また、図2は、図1に示した態様のサービスエリア5が複数含まれる、実施形態の料金決済システムの全体を示している。
図1において、サービスエリア5内でサービスの提供を受ける車両1には、ETC決済に利用する無線方式車載器(以下、ETC車載器と呼ぶ)2が実装され、またその車両を運行する利用者は、電子メール機能及び赤外線通信機能を備えた無線方式携帯電話機(以下、携帯端末と呼ぶ)3を保有している。ETC車載器2には、アンテナが内蔵され、上方または斜め上方に設置されている路側機11のアンテナ12と通信が可能となるように、車両1に実装される。
路側機11は、アンテナ12と通信回路13とを備え、変換機14と接続されている。路側機11は、ETC車載器2とDSRC(Dedicated Short Range Communication:専用狭域通信)方式による無線通信を行う。変換機14は変換回路15を有し、変換回路15は、車載器ID番号から、予め決められた手順で利用者ID番号を求めるための回路構造を有する。変換回路15は、例えば、車載器ID番号と、利用者ID番号とを対応して記述したテーブルをデータベースとして備え、車載器ID番号から利用者IDを求める。
変換機14は、ネットワーク4に接続され、図2に示すように、ネットワーク4を介して利用者管理センタ31の管理サーバ32と接続され、管理サーバ32と通信を行う。利用者の携帯端末3と赤外線通信を行う赤外線通信機17は、アンテナ18と赤外線通信回路19とを備えており、ネットワーク4を介して利用者管理センタ31の管理サーバ32と接続され、管理サーバ32と通信を行う。サービスエリア5内の管理サーバ20は、利用者が購入した物品の金額や、利用した設備等の利用料等の金額を利用者毎に管理し、決済時にその金額を利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信する。
図2において、利用者管理センタ31、複数のサービスエリア5、クレジット会社34、携帯電話会社38は、ネットワーク4で接続され、相互にネットワーク4を介して通信を行う。利用者管理センタ31は、管理サーバ32とデータベース33とを備えており、データベース33には、利用者ID番号、利用者の氏名、クレジット番号、利用者の携帯端末のメールアドレス、ETC車載器の機種名等の情報が登録されている。利用者ID番号、利用者の氏名、クレジット番号、利用者の携帯端末のメールアドレス、ETC車載器の機種名等の情報は、利用者が予め届け出ることにより、登録される。
クレジット会社34は、管理サーバ35とデータベース36とを備え、データベース36には、利用者の氏名、クレジット番号が登録されている。携帯電話会社38は、基地局アンテナを用いて、無線ネットワークにより、利用者の携帯端末3と通信を行う。
図1に示した構成を有する複数のサービスエリア5が、ネットワーク4に接続されており、それぞれのサービスエリア5の変換機14、赤外線通信機17、及び、管理サーバ20は、ネットワーク4を介して、利用者管理センタ31の管理サーバ32と接続されており、管理サーバ32との間で通信を行う。
図3及び図4はそれぞれ、車両の利用者がサービスの料金を決済する際の状態を側面図および平面図で示している。これらの図では、車両1は、サービスエリア5内の通路44のゲート(例えば、出場ゲート)41の手前で停止し、ETC車載器2が路側機11と通信が可能な状態にあり、また携帯端末3は、赤外線通信機17と通信が可能な状態にある。
ゲート41は、通常は閉じており、車両1をゲート41の手前で停止させる。利用者が購入した物品の金額、利用した設備等の利用料等の金額の決済が完了すると、ゲート41は上昇して開き、車両1が通過可能となる。
ゲート41の手前に車両1が停止すると、ETC車載器2が路側機11との通信可能領域に、携帯端末3が赤外線通信機17の通信可能領域にそれぞれ入るように、路側機11のアンテナ12と赤外線通信機17のアンテナ18とが設置される。また、1台の車両1のみについて、ETC車載器2が路側機11との通信可能領域に、携帯端末3が赤外線通信機17の通信可能領域にそれぞれ入るように、路側機11のアンテナ12と赤外線通信機17のアンテナ18とが近接して設置される。
通信回路13とアンテナ12とを有する路側機11は、通路44の路側帯に設置された支柱を介して通路44の上方に設置され、路側機11のアンテナ12が下方または斜め下方の通路面側に向けられている。路側機11は、ゲート41の手前で停車した車両1に実装されたETC車載器2とDSRC方式による通信を行う。符号43で示す波線で囲まれた円錐状の領域は、路側機11のアンテナ12の電波の放射領域及び電波の受信領域を示し、ETC車載器2との間で通信可能な領域を示している。1台の車両1のETC車載器2のみが通信可能となるように、通信可能領域は、車両が占める範囲とほぼ同じ範囲、又は、車両に実装されているETC車載器2と通信可能で、車両が占める範囲よりも小さな範囲に設定されている。
赤外線通信回路19とアンテナ18とを有する赤外線通信機17は、通路44の路側帯に設置された支柱に取り付けられ、赤外線通信機17のアンテナ18は通路44に向けられている。ゲート41の手前で車両1が停車すると、その車両1内の携帯端末3は、斜め前方に設けられた赤外線通信機17のアンテナ18と赤外線通信が可能になる。42で示す波線で囲まれた円錐状の領域は、赤外線通信機17のアンテナ18の電波の放射領域及び電波の受信領域を示しており、この領域が携帯端末3と通信可能な領域となる。
サービスエリア5の通路44を通過する車両1は、ゲート41の手前で停車すると、車両1に実装されたETC車載器2の車載器ID番号を利用して、提供されたサービスに対する料金、購入した物品の金額、或いは、利用した設備等の利用料などの決済を行う。車載器ID番号は、ETC車載器2のメモリ内に記憶され、個々のETC車載器2を識別可能な英数字または数字からなる番号である。
以下、図5のフローチャートを参照して、上記実施形態の料金決済システムにおける処理を説明する。車両1に実装されたETC車載器2が、通路44の上方に設置された路側機11のアンテナ12と通信可能な通信エリアに進入すると、路側機11は、ETC車載器2とDSRC方式による通信を開始し、ETC車載器2の車載器ID番号を取得する(ステップS1)。路側機11は、この車載器ID番号を変換機14に送信する。変換回路15は、受信した車載器ID番号を利用者ID番号に変換する(ステップS2)。利用者ID番号は、個々の利用者を識別可能な英数字または数字からなる番号である。変換機14は、ネットワーク4を介して、利用者管理センタ31の管理サーバ32に利用者ID番号を送信する。
利用者管理センタ31の管理サーバ32は、利用者ID番号から決定される氏名の利用者が、ETC車載器2が実装された車両1に乗車しているかの確認を行うための本人認証処理を開始する。管理サーバ32は、まず、一連の処理を管理するセッション管理番号を発行する。次に、データベース33を参照して、利用者ID番号から利用者の氏名、クレジット番号、携帯端末3のメールアドレス、ETC車載器2の機種名を抽出する(ステップS3)。
管理サーバ32は、クレジット会社34に対して、利用者のクレジット番号の利用認証と、本人認証用パスワードの作成とを依頼する。この目的のため、管理サーバ32は、クレジット会社34の管理サーバ35に、セッション管理番号、利用者の氏名、クレジット番号を送信する。
クレジット会社34の管理サーバ35は、データベース36に登録された利用者のクレジット利用限度額等を参照し、クレジット利用が可能と判断するとクレジット番号の利用認証を行い、クレジット利用認証信号を発行する。更に、ランダムな英数字または数字からなる本人認証パスワードを作成する。管理サーバ35は、セッション管理番号、利用者の氏名、クレジット利用認証信号、本人認証パスワードを、利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信する(ステップS4)。
利用者管理センタ31の管理サーバ32は、セッション管理番号、および、本人認証パスワードをメール本文中に含み、且つ、利用者の携帯端末3の赤外線通信によりそのセッション管理番号と本人認証パスワードとを赤外線通信機17のアンテナ18に向けて送信するように依頼するメール本文を有する携帯メールを作成する。管理サーバ32は、携帯電話会社38の無線基地局を経由して、作成した携帯メールを車両1内の利用者の携帯端末3に送信する(ステップS5)。
車両1内の携帯端末3にメールが届き、携帯端末3からは、赤外線通信により、セッション管理番号と本人認証パスワードが赤外線通信機17のアンテナ18に向けて送信される(ステップS6)。赤外線通信機17は、ネットワーク4を介して、セッション管理番号と本人認証パスワードとを、利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信する(ステップS7)。利用者管理センタ31の管理サーバ32は、セッション管理番号と本人認証パスワードとを、クレジット会社34の管理サーバ35に送信する(ステップS8)。
クレジット会社34の管理サーバ35は、セッション管理番号で管理された本人認証用に作成した本人認証パスワードと、管理サーバ32から受信した本人認証パスワードとが同一であるか否かを判定し、同一と判定したら、本人認証信号を発行する。管理サーバ35は、セッション管理番号と本人認証信号を、利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信する(ステップS9)。
利用者管理センタ31の管理サーバ32は、本人認証信号を受信すると、ETC車載器2の車載器ID番号と携帯端末3からの本人認証パスワードとが、同一のサービスエリア5で、近接して設置されている路側機11のアンテナ12と赤外線通信機17のアンテナ18とでそれぞれ受信されていることから、ETC車載器2からの車載器ID番号の送信と、携帯端末3からの本人認証パスワードの送信とが、1台の車両1から送信されていると判断する。管理サーバ32は、ETC車載器2が実装された車両1に、ETC車載器2のID番号から利用者ID番号を経由して判別された氏名の利用者が乗車していると判断し、本人認証し、利用者認証信号を発行する。
次に、利用者管理センタ31の管理サーバ32は、決済処理を開始する。管理サーバ32は、クレジット会社34から受信したクレジット利用認証信号と、管理サーバ32の利用者認証信号とにより、ETC車載器2の車載器ID番号から利用者ID番号に変換され、その利用者ID番号からデータベース33を検索して決定されたクレジット番号の利用が可能であると判断し、クレジット番号による決済可能信号を発行し、サービスエリア5の管理サーバ20に送信する(ステップS10)。
サービスエリア5の管理サーバ20は、クレジット番号による決済可能信号を受信すると、セッション管理番号、および、駐車料金を含む決済要求を、利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信する(ステップS11)。利用者管理センタ31の管理サーバ32は、クレジット会社34の管理サーバ35に、セッション管理番号、顧客の氏名、クレジット番号、本人認証信号と共に、決済すべき金額情報を含むクレジットによる決済依頼を発行する(ステップS12)。利用者管理センタ31の管理サーバ32は、クレジット会社34が決済完了通知を発行すると(ステップS13)、ゲート開放許可通知を発行する(ステップS14)。ゲート41は、それに基づいてサービスエリア5のゲート41を開き、車両1の通過を許可する(ステップS15)。
上記実施形態に係る本人認証システムでは、車載器ID番号から決定される氏名の利用者が、車載器ID番号が付与されたETC車載器が実装されている車両に乗車している旨の確認が可能になる。この場合、不正に入手したETC車載器を車両に実装し、そのETC車載器の車載器ID番号を利用する不正な決済を防止できる。
上記実施形態の構成に代え、利用者ID番号を用いずに、ETC車載器2の車載器ID番号をそのまま利用者ID番号の代わりに用いても良い。この変形例について以下に説明する。
利用者管理センタ31は、管理サーバ32とデータベース33とを備え、データベース33には、車載器ID番号、利用者の氏名、クレジット番号、利用者の携帯端末のメールアドレス、ETC車載器の機種名等の情報が登録されている。車載器ID番号、利用者の氏名、クレジット番号、利用者の携帯端末のメールアドレス、ETC車載器の機種名等の情報は、利用者が予め登録しておく。
路側機11が受信したETC車載器2の車載器ID番号は、そのままネットワーク4を介して、利用者管理センタ31の管理サーバ32に送信される。管理サーバ32は、データベース33を参照して、車載器ID番号から利用者の氏名、クレジット番号、携帯端末3のメールアドレス、ETC車載器2の機種名を抽出する。
なお、赤外線通信により本人認証パスワードを送信する方法を用いずに、ゲートに搭載された端末装置で、本人認証パスワードをPIN入力する方法を用いても良い。
以上、本発明をその好適な実施態様に基づいて説明したが、本発明の本人認証システム、料金決済システム、及び、駐車場管理システムは、上記実施態様の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施態様の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係る本人認証システムを有するサービスエリアの構成を示すブロック図。 実施形態の本人認証システムを用いる決済システムのブロック図。 サービスエリアにおけるゲート付近での信号送受信の状態を示す側面図。 サービスエリアにおけるゲート付近での信号送受信の状態を示す平面図。 図2の決済システムの処理を示すフローチャート。
符号の説明
1:車両
2:ETC車載器
3:携帯電話機(携帯端末)
4:ネットワーク
5:サービスエリア
11:路側機(車載機ID番号受信部)
12:アンテナ
13:通信回路
14:変換機
15:変換回路
17:赤外線通信機(利用者パスワード受信部)
18:アンテナ
19:赤外線通信回路
20:サービスエリア管理サーバ
31:利用者管理センタ
32:利用者管理センタ管理サーバ
33:データベース
34:クレジット会社
35:クレジット会社管理サーバ
36:データベース
38:携帯電話会社

Claims (8)

  1. 車両に搭載された車載器から該車載器のID番号を受信する車載器ID番号受信部と、
    前記車載器ID番号受信部が受信した車載器のID番号に基づいて、車載器のID番号と利用者情報とを関連づけて記憶するデータベースを検索し、利用者が保有する携帯端末のアドレス情報を含む利用者情報を抽出する利用者情報検索部と、
    前記抽出された利用者情報に関連づけて利用者パスワードを発行するパスワード発行部と、
    携帯端末のネットワークを介して、前記携帯端末のアドレスに向けて前記パスワード発行部によって発行された利用者パスワードを送信するパスワード送信部と、
    前記車載器ID番号受信部に隣接して配設され、利用者が発信する利用者パスワードを受信するパスワード受信部と、
    前記パスワード送信部が発行した利用者パスワードと、前記パスワード受信部が受信した利用者パスワードとを照合し、該照合で一致を検出すると本人認証を行う照合部とを備えることを特徴とする本人認証システム。
  2. 前記車載器ID番号受信部は、専用狭域通信によって前記車載器のID番号を取得する、請求項1に記載の本人認証システム。
  3. 前記パスワード受信部は、携帯端末からの赤外線通信によって前記パスワードを受信する、請求項1又は2に記載の本人認証システム。
  4. 前記パスワード発行部は、前記車載器のID番号に基づいて作成したランダムな利用者パスワードを発行する、請求項1〜3の何れか一に記載の本人認証システム。
  5. 前記パスワード発行部は、クレジット会社に設置される、請求項4に記載の本人認証システム。
  6. 前記パスワード送信部は、前記パスワード発行部によって発行されたパスワードを含む携帯メールを作成し、該作成した携帯メールを前記携帯端末のメールアドレスに送信する、1〜5の何れか一に記載の本人認証システム。
  7. 請求項1〜6の何れか一に記載の本人認証システムと、該本人認証システムで本人認証が完了した利用者の口座に対して料金決済を行う料金決済部とを備えることを特徴とする料金決済システム。
  8. 請求項7に記載の料金決済システムと、該料金決済システムで料金が決済されると駐車場の出口ゲートを開放するゲート制御部とを備えることを特徴とする駐車場管理システム。
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