JP2008216073A - 差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置 - Google Patents

差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 モーメント荷重が加わった場合に、回転センサの誤検出を防止するのに好適な転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】 薄型モータ100は、内輪14a、外輪14bを有するクロスローラ軸受14と、内輪14aに支持されるステータ22と、外輪14bに支持されるロータ12と、ロータ12に回転トルクを付与するモータ部16と、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30とを備え、レゾルバ30、クロスローラ軸受14、モータ部16を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置するとともに、レゾルバ30およびモータ部16を部材を介さずにクロスローラ軸受14に直接固定し、レゾルバ30として差動型レゾルバを採用した。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受および回転センサを備える転がり軸受装置に係り、特に、モーメント荷重が加わった場合に、回転センサの誤検出を防止するのに好適な差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置に関する。
従来、薄型モータとしては、転がり軸受および回転センサを備える薄型モータが知られている。
図6は、従来の薄型モータ200の軸方向の断面図である。
薄型モータ200は、図6に示すように、固定子であるハウジングインナ222と、回転子であるロータ12と、ロータ12とハウジングインナ222の間に介在してロータ12を回転可能に支持するクロスローラ軸受14とを有して構成されている。
クロスローラ軸受14は、内輪14aおよび外輪14bを有して構成されている。内輪14aは、ハウジングインナ222の外周面に嵌合し、内輪押え26により軸方向に押圧された状態でハウジングインナ222に固定されている。外輪14bは、ロータ12の内周面に嵌合し、外輪押え28により軸方向に押圧された状態でロータ12に固定されている。
ロータ12とハウジングインナ222の間には、ロータ12に回転トルクを付与するモータ部16と、ロータ12の回転角度位置を検出する回転センサとしてのレゾルバ230とが設けられている。
レゾルバ230は、クロスローラ軸受14の軸心に対して偏心させた内周を有する円環状のレゾルバロータ218と、レゾルバロータ218と所定間隔をもって対向して配置され、レゾルバロータ218との間のリラクタンス変化を検出するレゾルバステータ220とを有して構成されている。レゾルバロータ218はロータ12の内周面に、レゾルバステータ220はハウジングインナ222の外周面に一体に取り付けられている。レゾルバロータ218を偏心させてレゾルバロータ218とレゾルバステータ220の間の距離を円周方向に変化させることにより、リラクタンスがレゾルバロータ218の位置により変化するようになっている。したがって、ロータ12の1回転につきリラクタンス変化の基本波成分が1周期となるため、レゾルバ230は、ロータ12の回転角度位置に応じて変化するレゾルバ信号を出力する。
なお、従来の転がり軸受装置としては、例えば、特許文献1〜3記載の軸受装置が知られている。特許文献1記載の軸受装置は、軸方向の予圧を付与して内輪14aおよび外輪14bを固定したものであり、特許文献2記載の軸受装置は、軸受の作用点を出力軸外に設定したものであり、特許文献3記載の軸受装置は、軸受の外周にモータを配置したものである。
特開2005−69252号公報 特開2006−25525号公報 特開2002−281720号公報
しかしながら、上記従来の薄型モータ200にあっては、薄型モータ200にモーメント荷重が加わると、薄型モータ200がクロスローラ軸受14を中心として傾き、レゾルバ230のギャップが変化する。そのため、ロータ12の回転角度位置を正確に検出することができないという問題があった。特に、クロスローラ軸受14を中心として傾くので、クロスローラ軸受14から離れるほどギャップ変化は大きい。また、薄型モータであるため、1つのクロスローラ軸受14でモーメント荷重を受けなければならず、クロスローラ軸受14の数を増やすことで剛性を高めギャップ変化を防止することは難しい。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、モーメント荷重が加わった場合に、回転センサの誤検出を防止するのに好適な差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置は、内輪および外輪を有する転がり軸受と、前記内輪に支持される内輪被支持体と、前記外輪に支持される外輪被支持体と、前記内輪被支持体および前記外輪被支持体を相対的に回転させるモータ部と、前記内輪被支持体と前記外輪被支持体の間に配置され、それらの相対位置により変化するセンサ信号を出力する回転センサとを備える転がり軸受装置において、前記回転センサ、前記転がり軸受および前記モータ部を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置するとともに、前記回転センサおよび前記モータ部を部材を介さずに前記転がり軸受に直接固定し、前記回転センサは、レゾルバロータとレゾルバステータの間のリラクタンスが前記レゾルバロータの位置により変化し、前記レゾルバロータ1回転につきリラクタンス変化の基本波成分がn周期となるように構成されるレゾルバであって、前記レゾルバステータに等間隔で形成した3N(Nは1以上の整数)相の所定数の第1の磁極と、前記第1の磁極間の中央位置に形成した3N相の所定数の第2の磁極と、前記第1および第2の磁極に個別に配設され各相ごとに互いに直列に接続された励磁巻線と、各相の励磁巻線に交流電力を供給したときのリラクタンス変化による電流変化を検出する電流変化検出手段と、前記電流変化検出手段で検出された各相の第1の磁極および第2の磁極の電流検出値の差値を算出してパーミアンスの高調波成分のうち3次高調波歪のみが残る差値出力を出力する3N個の差値算出手段と、前記差値算出手段の3N相の差値出力を2N相に変換する相変換手段と、前記相変換手段の変換出力に基づいて回転角度または回転速度を演算する信号処理手段とを有する差動型レゾルバである。
このような構成であれば、転がり軸受により、内輪被支持体および外輪被支持体が相対的に回転可能に支持される。そして、回転センサにより、内輪被支持体および外輪被支持体の相対位置により変化するセンサ信号が出力される。本発明においては、例えば、N=1としたときに、交流電力を各相の第1の磁極の励磁巻線および第2の磁極の励磁巻線に供給することにより、これら励磁巻線に流れる電流が第1および第2の磁極とレゾルバロータの間の位置変化に応じたリラクタンス変化によって変化する励磁電流を電流変化検出手段で検出し、これら電流検出値のうち同相の第1および第2の磁極の電流検出値の差値を3つの差値算出手段で算出することにより、パーミアンスの高調波成分のうち3次高調波歪みのみが残る3相信号を得、この3相信号を相変換手段で2相信号に変換することにより3次高調波歪みを打ち消すことができ、相変換出力を信号処理回路に入力することによりレゾルバロータの回転角度または回転速度を正確に検出することができる。
一方、転がり軸受装置にモーメント荷重が加わると、転がり軸受装置が転がり軸受を中心として傾くが、回転センサが転がり軸受と径方向同一平面上に配置されているので、回転センサのギャップ変化を小さくすることができる。
また、回転センサ、転がり軸受およびモータ部が径方向同一平面上に配置されているので、転がり軸受装置の高さ(軸方向の長さ)を小さくすることができる。
さらに、回転センサが転がり軸受を挟んでモータ部の反対側に配置されているので、回転センサがモータ部からのノイズや熱の影響を受けにくい。
さらに、転がり軸受の予圧を高くする等の方法を採用した場合は、ギャップ変化を抑制できる半面、転がり軸受の寿命が短くなるという不具合を伴うところ、本発明では、ギャップ変化が小さい位置に回転センサを配置することによりギャップ変化を低減するので、転がり軸受の長寿命化を図ることができる。
さらに、回転センサおよびモータ部が部材を介さずに転がり軸受に直接固定されているので、部品点数を低減することができ、信頼性を向上することができる。また、回転センサとして差動型レゾルバを採用したので、モータ部の回り込み磁気による影響を低減することができる。
ここで、内輪被支持体および外輪被支持体は、転がり軸受により相対的に回転可能に支持されていればよく、内輪被支持体が固定されて外輪被支持体が回転可能に支持されていてもよいし、外輪被支持体が固定されて内輪被支持体が回転可能に支持されていてもよいし、両者が回転可能に支持されていてもよい。
〔発明2〕 さらに、発明2の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置は、発明1の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置において、前記内輪被支持体および前記外輪被支持体は、径方向内外に形成される内壁体および外壁体をそれぞれ有し、前記内輪被支持体の内壁体が前記外輪被支持体の内壁体と外壁体の間に、前記外輪被支持体の外壁体が前記内輪被支持体の内壁体と外壁体の間に位置するように互いに跨って配置され、前記レゾルバロータおよび前記レゾルバステータの一方を前記外輪被支持体の内壁体に、他方を前記内輪に固定し、前記内輪被支持体の内壁体に前記内輪を、前記外輪被支持体の外壁体に前記外輪を固定し、前記モータ部の回転子および固定子の一方を前記外輪に、他方を前記内輪被支持体の外壁体に固定した。
このような構成であれば、モータ部の回転子が外輪に固定されている場合は、外輪被支持体および外輪が回転し、内輪被支持体の外壁体にモータ部の回転子が固定されている場合は、内輪被支持体および内輪が回転する。そして、それらが回転すると、レゾルバロータとレゾルバステータの間のリラクタンス変化がレゾルバステータにより検出されることにより、内輪被支持体と外輪被支持体の相対位置により変化するセンサ信号が回転センサから出力される。
ここで、内輪被支持体の内壁体または外壁体は、内輪被支持体と一体に構成してもよいし、内輪被支持体とは別体に構成してもよい。別体で構成する場合、内輪押え等の部材が内輪被支持体の内壁体を構成してもよい。
また、外輪被支持体の内壁体または外壁体は、外輪被支持体と一体に構成してもよいし、外輪被支持体とは別体に構成してもよい。別体で構成する場合、外輪押え等の部材が外輪被支持体の外壁体を構成してもよい。
〔発明3〕 さらに、発明3の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置は、発明1および2のいずれか1の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置において、前記転がり軸受は、クロスローラ軸受または4点接触玉軸受である。
このような構成であれば、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができる。
以上説明したように、発明1の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置によれば、転がり軸受装置にモーメント荷重が加わっても、ギャップ変化が小さい位置に回転センサが配置されているので、従来に比して、回転センサのギャップ変化を小さくすることができ、回転センサが誤検出する可能性を低減することができるという効果が得られる。また、回転センサ、転がり軸受およびモータ部が径方向同一平面上に配置されているので、転がり軸受装置の高さを小さくすることができるという効果も得られる。さらに、回転センサが転がり軸受を挟んでモータ部の反対側に配置されているので、回転センサがモータ部からのノイズや熱の影響を受けにくく、高い検出精度を実現することができるという効果も得られる。さらに、転がり軸受の予圧を高くする等の方法に比して、転がり軸受の長寿命化を図ることができるという効果も得られる。さらに、回転センサおよびモータ部が部材を介さずに転がり軸受に直接固定されているので、部品点数を低減することができ、信頼性を向上することができるという効果も得られる。さらに、回転センサとして差動型レゾルバを採用したので、モータ部の回り込み磁気による影響を低減することができるという効果も得られる。
さらに、発明3の差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置によれば、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができるので、アキシャル荷重およびラジアル荷重に対する剛性を維持しつつ、モーメント荷重によるギャップ変化を低減することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は、本発明に係る差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置の実施の形態を示す図である。
まず、本発明を適用する薄型モータ100の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係る薄型モータ100の軸方向の断面図である。
薄型モータ100は、図1に示すように、固定子であるステータ22と、回転子であるロータ12と、ロータ12とステータ22の間に介在してロータ12を回転可能に支持するクロスローラ軸受14と、ロータ12に回転トルクを付与するモータ部16と、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30とを有して構成されている。ここで、レゾルバ30、クロスローラ軸受14およびモータ部16は、径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置されている。
ステータ22には、軸方向上方(図1の上方向)に突出した円環状の内壁体22aが形成され、内壁体22aよりも径方向外側には、軸方向上方に突出した円環状の外壁体22bが形成されている。一方、ロータ12には、軸方向下方(図1の下方向)に突出した円環状の内壁体12aが形成され、内壁体12aよりも径方向外側には、軸方向下方に突出した円環状の外壁体12bが形成されている。そして、ステータ22およびロータ12は、ステータ22の内壁体22aがロータ12の内壁体12aと外壁体12bの間に、ロータ12の外壁体12bがステータ22の内壁体22aと外壁体22bの間に位置するように互いに跨って配置されている。
クロスローラ軸受14は、内輪14aと、外輪14bと、内輪14aおよび外輪14bの間で転動可能に設けられた複数のクロスローラ(ころ)14cとを有して構成されている。クロスローラ14cは、直径が長さよりわずかに大きな略円筒状で、軌道上偶数番目の回転軸と、軌道上奇数番目の回転軸が互いに90°傾斜している。
内輪14aは、その下面がステータ22の内壁体22aの上面に接着されることにより固定されている。外輪14bは、その上面がロータ12の外壁体12bの下面に接着されることにより固定されている。
なお、ステータ22は、ボルト24aにより固定板24に固定され、ロータ12は、出力軸の外周面に嵌合している。
モータ部16は、永久磁石16aと、永久磁石16aと所定間隔をもって対向して配置されるコイル16bとを有して構成されている。永久磁石16aは、外輪14bの外周面に接着されることにより部材を介さずに外輪14bに直接固定されている。一方、コイル16bは、ボルト16cによりステータ22の外壁体22bに取り付けられている。
レゾルバ30は、中空環状の成層鉄心からなるレゾルバロータ18と、レゾルバロータ18と所定間隔をもって対向して配置され、複数のステータポールが円周方向に等間隔に形成された環状の成層鉄心からなるレゾルバステータ20とを有して構成されるアウターロータ式の差動型レゾルバである。
2つのレゾルバ30のレゾルバロータ18は、ロータ間座42を介して微小な間隔をもって配置され、ボルト18aによりロータ12の内壁体12aの外周面に取り付けられている。一方、2つのレゾルバ30のレゾルバステータ20は、内輪14aの内周面に接着されることにより部材を介さずに内輪14aに直接固定されている。
そして、コイル16bに通電することにより、ロータ12およびレゾルバロータ18が一体に回転し、レゾルバステータ20によりリアクタンス変化を検出し、制御器(不図示)により回転速度や位置決めの制御を行う構造となっている。
次に、レゾルバ30の構成を説明する。
図2は、レゾルバ30の断面図である。
図3は、レゾルバ30の回路構成を示す回路図である。
レゾルバステータ20の内周面には、図2に示すように、半径方向に突出するN相例えば3相18極の第1の磁極A11〜A16、B11〜B16、C11〜C16が所定間隔を保ってその順に形成され、これら第1の磁極A11〜A16、B11〜B16、C11〜C16のそれぞれの磁極の中間位置に3相18極の第2の磁極A21〜A26、B21〜B26、C21〜C26が形成され、結局各磁極が、A11−C21−B11−A21−C11−B21−A12−C22−…の順序で配列されている。そして、各磁極A11〜C26には、内周面側の端面に3つの歯TS1〜TS3が形成されているとともに、中央部に1つの励磁巻線LA11〜LC26が巻装されている。そのため、180度の位置の磁極は互いに同相となる。
レゾルバロータ18は、外周面に等間隔で150歯のスロット歯TRが形成されている。ここで、レゾルバロータ18のスロット歯TRのピッチは、例えば、レゾルバロータ18の隣接する3つの歯TRがレゾルバステータ20の磁極A11の歯TS1〜TS3と一致しているものとすると、隣接する磁極C21の歯TS1〜TS3はレゾルバロータ18のスロット歯TRに対して1/36ピッチ分機械的位相ずれを生じるように形成されている。
そして、各磁極A11〜C26の励磁巻線LA11〜LC26が、図3に示すように、各第1の磁極i11〜i16(i=A、B、C)の励磁巻線Li11〜Li16が直列に接続されて励磁巻線LA11〜LC11が単相交流電源63に接続され、かつ、励磁巻線LA16〜LC16が抵抗RA1〜RC1を介して接地されているとともに、残りの第2の磁極i21〜i26の励磁巻線Li21〜Li26が直列に接続されて励磁巻線LA21〜LC21が同様に単相交流電源63に接続され、かつ、励磁巻線LA26〜LC26が抵抗RA2〜RC2を介して接地されている。
そして、励磁巻線LA16〜LC16およびLA26〜LC26と抵抗RA1〜RC1およびRA2〜RC2との接続点から各磁極とレゾルバロータ18のスロット歯TRとの間のリラクタンス変化による電流変化に応じたi相出力信号fa1(θ)〜fc1(θ)およびfa2(θ)〜fc2(θ)が出力される出力端子TA1〜TC1およびTA2〜TC2が導出され、これらがオペアンプで構成される3つの差動増幅回路65A〜65Cに接続されている。差動増幅回路65A〜65Cのそれぞれは、オペアンプOPの非反転入力側が抵抗RI1を介して出力端子Ti1に接続されているとともに抵抗REを介して接地され、反転入力側が抵抗RI2を介して出力端子Ti2に接続され、かつ、反転入力側と出力側との間に帰還抵抗RFが介挿され、出力側から入力されるi相出力信号fi1(θ)、fi2(θ)の差値で表される差信号fi(θ)が出力される。
これら差動増幅回路65A〜65Cから出力される励磁電流に応じた3相交流電圧が3相を2相に変換する相変換回路66に供給され、相変換回路66から出力される2相信号fc(θ)およびfs(θ)が信号処理回路67に供給される。
図4は、信号処理回路67の構成を示すブロック図である。
信号処理回路67は、図4に示すように、2相信号fs(θ)およびfc(θ)が被乗数として個別に入力されるとともに、後述するカウンタ76からのディジタル回転角度φが乗数として入力される乗算器71、72と、これら乗算器71、72の乗算出力が入力される減算器73と、減算器73の減算出力が入力され、かつ、単相交流電源63からの交流電圧が同期信号として入力される同期整流器74と、同期整流器74の出力が入力される電圧制御発振器75と、電圧制御発振器75の出力パルスが入力されるカウンタ76とを備えており、同期整流器74の出力が速度信号として出力されるとともに、カウンタ76から回転角度を表すディジタル値が出力される。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
コイル16bに通電すると、ロータ12に回転トルクが付与され、ロータ12が回転する。そして、レゾルバ30により、ロータ12と一体に回転するレゾルバロータ18との間のリラクタンス変化が検出される。
具体的には、まず、各磁極A11〜C26の励磁巻線LA16〜LC16およびLA26〜LC26に単相交流を供給すると、各励磁巻線LA16〜LC16およびLA26〜LC26のレゾルバ信号fa1〜fc1およびfa2〜fc2は、下式(1)〜(6)で表すことができる。

fa1(θ)=A0+A1cosθ+A2cos2θ+A3cos3θ+A4cos4θ…(1)
fb1(θ)=A0+A1cos(θ-120°)+A2cos2(θ-120°)+A3cos3(θ-120°)+A4cos4(θ-120°)…(2)
fc1(θ)=A0+A1cos(θ+120°)+A2cos2(θ+120°)+A3cos3(θ+120°)+A4cos4(θ+120°)…(3)
fa2(θ)=A0+A1cos(θ+180°)+A2cos2(θ+180°)+A3cos3(θ+180°)+A4cos4(θ+180°)…(4)
fb2(θ)=A0+A1cos(θ-300°)+A2cos2(θ-300°)+A3cos3(θ-300°)+A4cos4(θ-300°)…(5)
fc2(θ)=A0+A1cos(θ+300°)+A2cos2(θ+300°)+A3cos3(θ+300°)+A4cos4(θ+300°)…(6)

これら各レゾルバ信号fa1〜fc1およびfa2〜fc2が差動増幅回路65A〜65Cに供給されるので、これら差動増幅回路65A〜65Cの出力信号da〜dcは、下記(7)〜(9)で表すことができる。

da=2A1cosθ+2A3cos3θ…(7)
db=2A1cos(θ-120°)+2A3cos3(θ-120°)…(8)
dc=2A1cos(θ+120°)+2A3cos3(θ+120°)…(9)

上式(7)〜(9)から明らかなように、差動増幅回路65A〜65Cからは、パーミアンスの高調波歪のうち3次高調波歪のみが残る3相信号da〜dcを得ることができる。
そして、これら3相信号da〜dcが相変換回路66に供給されて下式(10)、(11)で表される3次高調波歪を打ち消した2相交流信号fc(θ)およびfs(θ)に変換される。

fc(θ)=3A1cosθ/2=sinωt・cosθ…(10)
fs(θ)=3A1sinθ/2=sinωt・sinθ…(11)

これら2相交流信号fc(θ)およびfs(θ)が信号処理回路67に供給される。信号処理回路67では、初期状態でカウンタ76が零にクリアされており、これによってディジタル回転角度φが“0”にセットされる。
そのため、乗算器71の乗算出力はsinωt・sinθとなり、乗算器72の乗算出力は“0”となるので、減算器73の減算出力即ちVsinωt・sin(θ-φ)はVsinωt・sinθとなり、これが同期整流器74に供給されるので、同期整流器74で励磁電圧成分が除去された出力Vsinθが出力され、これが速度検出信号として制御器に出力されるとともに、電圧制御発振器75に供給されて電圧に応じたパルス信号に変換され、これがカウンタ76に供給されるので、カウンタ76のカウント値φが位相角θと等しい値となる。
この状態で、レゾルバロータ18が同一方向に回転を継続すると、減算器73の出力が位相角θのディジタル回転角度φに対する増加分だけ増加し、これに応じて同期整流器74の出力も位相角θの増加分だけ増加することから、カウンタ76のカウント値が位相角θの増加分だけカウントアップされて、レゾルバロータ18の回転に応じた現在のディジタル回転角度φが出力される。
そして、制御器により、レゾルバ30からの速度検出信号等に基づいて回転速度や位置決めの制御が行われる。
一方、薄型モータ100にモーメント荷重が加わると、薄型モータ100がクロスローラ軸受14を中心として傾くが、レゾルバ30がクロスローラ軸受14と径方向同一平面上に配置されているので、レゾルバ30のギャップ変化を小さくすることができる。
また、レゾルバ30、クロスローラ軸受14およびモータ部16が径方向同一平面上に配置されているので、薄型モータ100の高さ(軸方向の長さ)を小さくすることができる。
さらに、レゾルバ30がクロスローラ軸受14を挟んでモータ部16の反対側に配置されているので、レゾルバ30がモータ部16からのノイズや熱の影響を受けにくい。
さらに、クロスローラ軸受14の予圧を高くする等の方法を採用した場合は、ギャップ変化を抑制できる半面、クロスローラ軸受14の寿命が短くなるという不具合を伴うところ、本発明では、ギャップ変化が小さい位置にレゾルバ30を配置することによりギャップ変化を低減するので、クロスローラ軸受14の長寿命化を図ることができる。
図5は、モータ部16の回り込み磁気の状態を示す図である。
レゾルバ30およびモータ部16が部材を介さずにクロスローラ軸受14に直接固定されているので、モータ部16からの磁気は、図5に示すように、磁性体である外輪14bおよび内輪14aを通じてレゾルバステータ20に、外輪14bおよびロータ12を通じてレゾルバロータ18に回り込む。しかし、レゾルバ30として差動型レゾルバを採用したので、モータ部16の回り込み磁気による影響を低減することができる。また、内輪押えや外輪押え等の部材を設ける必要がなくなるので、部品点数を低減することができ、信頼性を向上することができる。
このようにして、本実施の形態では、内輪14aおよび外輪14bを有するクロスローラ軸受14と、内輪14aに支持されるステータ22と、外輪14bに支持されるロータ12と、ロータ12に回転トルクを付与するモータ部16と、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30とを備え、レゾルバ30、クロスローラ軸受14およびモータ部16を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置するとともに、レゾルバ30およびモータ部16を部材を介さずにクロスローラ軸受14に直接固定し、レゾルバ30として差動型レゾルバを採用した。
これにより、薄型モータ100にモーメント荷重が加わっても、ギャップ変化が小さい位置にレゾルバ30が配置されているので、従来に比して、レゾルバ30のギャップ変化を小さくすることができ、レゾルバ30が誤検出する可能性を低減することができる。また、レゾルバ30、クロスローラ軸受14およびモータ部16が径方向同一平面上に配置されているので、薄型モータ100の高さを小さくすることができる。さらに、レゾルバ30がクロスローラ軸受14を挟んでモータ部16の反対側に配置されているので、レゾルバ30がモータ部16からのノイズや熱の影響を受けにくく、高い検出精度を実現することができる。さらに、クロスローラ軸受14の予圧を高くする等の方法に比して、クロスローラ軸受14の長寿命化を図ることができる。さらに、レゾルバ30およびモータ部16が部材を介さずにクロスローラ軸受14に直接固定されているので、部品点数を低減することができ、信頼性を向上することができる。さらに、レゾルバ30として差動型レゾルバを採用したので、モータ部16の回り込み磁気による影響を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、クロスローラ軸受14を採用した。
これにより、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができるので、アキシャル荷重およびラジアル荷重に対する剛性を維持しつつ、モーメント荷重によるギャップ変化を低減することができる。
上記実施の形態において、クロスローラ軸受14は、発明1ないし3の転がり軸受に対応し、ステータ22は、発明1または2の内輪被支持体に対応し、ロータ12は、発明1または2の外輪被支持体に対応し、レゾルバ30は、発明1の回転センサに対応している。また、永久磁石16aは、発明2の回転子に対応し、コイル16bは、発明2の固定子に対応し、差動増幅回路65A〜65Cは、発明1の差値算出手段に対応し、相変換回路66は、発明1の相変換手段に対応し、信号処理回路67は、発明1の信号処理手段に対応している。
なお、上記実施の形態においては、薄型モータ100の内側が回転するインナーロータ型で構成したが、これに限らず、薄型モータ100の外側が回転するアウターロータ型で構成することもできる。この場合、ロータ12が内輪被支持体となり、ステータ22が外輪被支持体となる。
また、上記実施の形態においては、内輪14aとステータ22を別体に構成したが、これに限らず、内輪14aとステータ22を一体に構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、外輪14bとロータ12を別体に構成したが、これに限らず、外輪14bとロータ12を一体に構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、レゾルバロータ18をロータ12の内壁体12aの外周面に、レゾルバステータ20を内輪14aの内周面に接着して構成したが、これに限らず、レゾルバステータ20をロータ12の内壁体12aの外周面に、レゾルバロータ18を内輪14aの内周面に接着して構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、ステータ22の内壁体22aおよび外壁体22bをステータ22の一部として形成したが、これに限らず、ステータ22の内壁体22aまたは外壁体22bを別部材で構成し、これをステータ22に取り付けて構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、ロータ12の内壁体12aおよび外壁体12bをロータ12の一部として形成したが、これに限らず、ロータ12の内壁体12aまたは外壁体12bを別部材で構成し、これをロータ12に取り付けて構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、クロスローラ軸受14を適用したが、これに限定するものではなく、4点接触玉軸受、アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受などを適用してもよい。この場合、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができる転がり軸受を採用することが好ましい。かかる転がり軸受としては、例えば、4点接触玉軸受が該当する。
また、上記実施の形態においては、本発明に係る差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置を、ステータ22とロータ12を回転可能に支持する構造に適用したが、これに限らず、2つの部材の間に介在してそれらを相対的に回転可能に支持する構造であればどのような構造にも適用することもできる。
本実施の形態に係る薄型モータ100の軸方向の断面図である。 レゾルバ30の断面図である。 レゾルバ30の回路構成を示す回路図である。 信号処理回路67の構成を示すブロック図である。 モータ部16の回り込み磁気の状態を示す図である。 従来の薄型モータ200の軸方向の断面図である。
符号の説明
100、200 薄型モータ
12 ロータ
14 クロスローラ軸受
14a 内輪
14b 外輪
14c クロスローラ
16 モータ部
16a 永久磁石
16b コイル
30 レゾルバ
18、218 レゾルバロータ
20、220 レゾルバステータ
42 ロータ間座
22 ステータ
12a、22a 内壁体
12b、22b 外壁体
26 内輪押え
28 外輪押え
18a、24a ボルト
24 固定板
A11〜C16 第1の磁極
A21〜C26 第2の磁極
LA11〜LC16、LA2〜LC26 励磁巻線
RA1〜RC1、RA2〜RC2 抵抗
63 単相交流電源
65A〜65C 差動増幅回路
66 相変換回路
67 信号処理回路
71、72 乗算器
73 減算器
74 同期整流器
75 電圧制御発振器
76 カウンタ
222 ハウジングインナ

Claims (3)

  1. 内輪および外輪を有する転がり軸受と、前記内輪に支持される内輪被支持体と、前記外輪に支持される外輪被支持体と、前記内輪被支持体および前記外輪被支持体を相対的に回転させるモータ部と、前記内輪被支持体と前記外輪被支持体の間に配置され、それらの相対位置により変化するセンサ信号を出力する回転センサとを備える転がり軸受装置において、
    前記回転センサ、前記転がり軸受および前記モータ部を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置するとともに、前記回転センサおよび前記モータ部を部材を介さずに前記転がり軸受に直接固定し、
    前記回転センサは、レゾルバロータとレゾルバステータの間のリラクタンスが前記レゾルバロータの位置により変化し、前記レゾルバロータ1回転につきリラクタンス変化の基本波成分がn周期となるように構成されるレゾルバであって、前記レゾルバステータに等間隔で形成した3N(Nは1以上の整数)相の所定数の第1の磁極と、前記第1の磁極間の中央位置に形成した3N相の所定数の第2の磁極と、前記第1および第2の磁極に個別に配設され各相ごとに互いに直列に接続された励磁巻線と、各相の励磁巻線に交流電力を供給したときのリラクタンス変化による電流変化を検出する電流変化検出手段と、前記電流変化検出手段で検出された各相の第1の磁極および第2の磁極の電流検出値の差値を算出してパーミアンスの高調波成分のうち3次高調波歪のみが残る差値出力を出力する3N個の差値算出手段と、前記差値算出手段の3N相の差値出力を2N相に変換する相変換手段と、前記相変換手段の変換出力に基づいて回転角度または回転速度を演算する信号処理手段とを有する差動型レゾルバであることを特徴とする差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置。
  2. 請求項1において、
    前記内輪被支持体および前記外輪被支持体は、径方向内外に形成される内壁体および外壁体をそれぞれ有し、前記内輪被支持体の内壁体が前記外輪被支持体の内壁体と外壁体の間に、前記外輪被支持体の外壁体が前記内輪被支持体の内壁体と外壁体の間に位置するように互いに跨って配置され、
    前記レゾルバロータおよび前記レゾルバステータの一方を前記外輪被支持体の内壁体に、他方を前記内輪に固定し、
    前記内輪被支持体の内壁体に前記内輪を、前記外輪被支持体の外壁体に前記外輪を固定し、
    前記モータ部の回転子および固定子の一方を前記外輪に、他方を前記内輪被支持体の外壁体に固定したことを特徴とする差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置。
  3. 請求項1および2のいずれか1項において、
    前記転がり軸受は、クロスローラ軸受または4点接触玉軸受であることを特徴とする差動型レゾルバによる密着配置構造を有する転がり軸受装置。
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CN105850014A (zh) * 2014-01-27 2016-08-10 日本精工株式会社 旋转变压器装置、电动机以及驱动器

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