JP2008215973A - 電波修正時計 - Google Patents

電波修正時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2008215973A
JP2008215973A JP2007052243A JP2007052243A JP2008215973A JP 2008215973 A JP2008215973 A JP 2008215973A JP 2007052243 A JP2007052243 A JP 2007052243A JP 2007052243 A JP2007052243 A JP 2007052243A JP 2008215973 A JP2008215973 A JP 2008215973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
reception
scheduled reception
change
scheduled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007052243A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuhei Ike
卓丙 池
Isao Kitazawa
北澤  勲
Takayuki Hasumi
隆行 蓮實
Akinari Takada
顕斉 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2007052243A priority Critical patent/JP2008215973A/ja
Publication of JP2008215973A publication Critical patent/JP2008215973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

【課題】時間帯(ホームタイム都市)を変更した場合であっても確実に時刻修正をおこなうこと。
【解決手段】時刻情報を含む標準電波を受信する受信部305と、受信部305によって自動的に前記標準電波の受信動作(定時受信)を実行する時刻を制御する受信動作制御部306と、を備え、受信動作制御部306が、計時時刻に基づいて、定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(定時受信時刻)のうち、第1の時刻に標準電波の受信動作を実行し、第1の時刻において標準電波の受信に失敗した場合にのみ、定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において定時受信を、標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、時間帯指定・変更部302によって時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、定時受信時刻のうち、変更後の時間帯における現在時刻の次にくる時刻において定時受信を実行する。
【選択図】図3

Description

この発明は、電波修正時計に関し、特に、所定の時刻に定時受信をおこなう電波修正時計に関する。
ホームタイム都市を切り替えて、複数の都市の時刻を表示するとともに、複数の国の標準電波を受信できる電波修正時計が従来からあった。このような世界時計の機能を備えた電波修正時計は、ホームタイム都市を切り替えることによって、当該ホームタイム都市を含む国の標準電波をホームタイム都市の時刻にあわせて受信できるような機能を備えている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、電波修正時計は、通常、標準電波を毎日決められた時刻に受信する定時受信機能と、強制的に標準電波を受信する強制受信機能とを備えているのが一般的である。そして、定時受信はあらかじめ複数時刻において実行されるように設定されるものの、消費電力を節約するため、標準電波の受信に成功した後は、その後の定時受信はおこなわないのが一般的である。
特開2006−38800号公報
しかしながら、従来技術では、ホームタイム都市の切り替え前に標準電波の受信に成功していて、その後、ホームタイム都市を切り替えた場合に、翌日まで定時受信がなされず、その間正確な時刻に修正されない状態が続いてしまうという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、時間帯(ホームタイム都市)を変更した場合であっても確実に時刻修正をおこなうことができる電波修正時計を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる電波修正時計は、時刻を計時する計時手段と、世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯の指定と、前記所望の時間帯の変更の指示と、を受け付ける時間帯指定・変更手段と、前記計時手段によって計時されている時刻(以下「計時時刻」という)に基づいて、前記時間帯指定・変更手段によって指定された所望の時間帯における時刻を表示する表示手段と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、前記受信手段によって自動的に前記標準電波の受信動作(以下「定時受信」という)を実行する時刻を制御する受信動作制御手段と、前記計時時刻を前記標準電波に基づいて修正する時刻修正手段と、を備え、前記受信動作制御手段が、前記計時時刻に基づいて、前記定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(以下「定時受信時刻」という)のうち、第1の時刻に前記標準電波の受信動作を実行し、前記第1の時刻において前記標準電波の受信に失敗した場合にのみ、前記定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において前記定時受信を、前記標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、前記時間帯指定・変更手段によって前記時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、前記定時受信時刻のうち、変更後の前記時間帯における現在時刻の次にくる時刻において前記定時受信を実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる電波修正時計は、時刻を計時する計時手段と、世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯の指定と、前記所望の時間帯の変更の指示と、を受け付ける時間帯指定・変更手段と、前記計時手段によって計時されている時刻(以下「計時時刻」という)に基づいて、前記時間帯指定・変更手段によって指定された所望の時間帯における時刻を表示する表示手段と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、前記受信手段によって自動的に前記標準電波の受信動作(以下「定時受信」という)を実行する時刻を制御する受信動作制御手段と、前記計時時刻を前記標準電波に基づいて修正する時刻修正手段と、を備え、前記受信動作制御手段が、前記計時時刻に基づいて、前記定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(以下「定時受信時刻」という)のうち、第1の時刻に前記定時受信を実行し、前記第1の時刻において前記標準電波の受信に失敗した場合にのみ、前記定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において前記定時受信を、前記標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、前記時間帯指定・変更手段によって前記時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、前記定時受信時刻のうち、変更後の前記時間帯における現在時刻の次にくる時刻以降のすべての時刻において前記標準電波の受信動作を実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる電波修正時計は、上記発明において、前記定時受信の回数および当該定時受信の各回における前記定時受信時刻の指定を受け付ける定時受信回数・時刻指定手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電波修正時計は、上記発明において、前記定時受信時刻の変更の指示を受け付ける定時受信時刻変更指示手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電波修正時計は、上記発明において、前記定時受信時刻変更指示手段が、前記定時受信時刻のうち、前記第1の時刻を除く時刻のみの変更の指示を受け付けることを特徴とする。
本発明によれば、時間帯が変更された場合であっても、当該時間帯における定時受信時刻に確実に定時受信を実行することができ、それによって、時間帯が変更された場合であっても確実に時刻修正をおこなうことができる電波修正時計が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明による電波修正時計の実施の形態を詳細に説明する。
(電波修正時計の外観)
図1は、この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の外観の一例を示す説明図である。図1において、電波修正時計は、本体100と、本体100をたとえば腕に装着するための図示を省略するバンドとから構成される、腕時計型の電波修正時計である。また、本体100の外周には、りゅうず115および複数の操作ボタン116,117を備えている。
本体100の表示部分には、通常時刻を示す通常指針(分針101、時針102、秒針103)と、複数のアナログ計(UTC計104、24時間計107、充電・局選択表示計109)と、モード表示部111と、電気光学的に情報を表示するデジタル表示部(第1デジタル表示部113、第2デジタル表示部114)とを備える。
通常指針は、秒針103が秒周期で回転、すなわち60秒で1回転(1周)する。分針101が分周期で回転、すなわち60分で1回転(1周)する。時針102が時周期で回転、すなわち12時間で1回転(1周)する。これらの指針(秒針103、分針101、時針102)によって通常時刻を表示する。
UTC計104は、UTC分針105およびUTC時針106とを備え、UTC(Coordinated Universal Time(協定世界時))を表示する。UTC計104は、図1にあっては、12時付近の位置に設けている。UTC分針105が60分で1回転(1周)することによって「分」を示し、UTC時針106が24時間で1回転(1周)することによって「時(24時間制)」を示す。
また、24時間計107は、24時間針(24H針)108を備え、24時間針108が24時間で1回転(1周)することによって、通常時刻を24時間制で表示する。24時間計107によって、現時刻が午前なのか午後なのか(24時間針108が右側にあれば「午前(AM)」であり、左側にあれば「午後(PM)」であること)が一目でわかる。
充電・局選択表示計109は、充電・局選択針110を備えている。充電・局選択針110は充電残量表示(上側)と、局選択(米国、独国、日本)表示(下側)とを兼ねており、切り替えによって双方を表示する。充電・局選択表示計109は、図1にあっては、10時付近の位置に設けている。
モード表示部111は、モード針112を備えている。モード表示部111は、現在表示している状態が、モード針112が指し示す各種機能(モード)の状態であることを指し示す。モード表示部111は、図1にあっては、6時付近の位置に設けている。また、図1にあっては、モード表示部111は、「時刻(TME)」を示している。さらに、操作者がモード針112をりゅうず115などを用いて手動で回転させることによって、モード針112が指し示す各種機能(カレンダ、タイマ、ストップウォッチ、アラームなど)の切り替えを実行することができる。
第1デジタル表示部113は、任意都市を表示する表示部であり、図1にあっては、任意都市として「東京(TYO)」と、その時刻「23時09分35秒」を示している。第1デジタル表示部113は、図1にあっては、3時〜4時付近の位置に設けている。また、第2デジタル表示部114は、ホーム都市、すなわち通常針が表示している時刻の都市として「ニューヨーク(NYC)」を示している。第2デジタル表示部114は、図1にあっては、9時付近の位置に設けている。第1デジタル表示部113に示した任意都市、第2デジタル表示部114に示したホーム都市は、それぞれ、りゅうず115、操作ボタン116,117によって任意に変更することができる。
(電波修正時計の構成)
図2は、この発明の実施の形態にかかる電波修正時計のハードウエア構成を示す説明図である。図2において、電波修正時計本体100には、マイコンIC200と、RAM201と、ROM202と、モータ駆動回路203と、モータ204(204a、204b、204c、204d)と、輪列205(205a、205b、205c、205d)と、基準信号発生部206と、カウンタ部207と、アンテナ208と、同調回路209と、受信回路210と、スイッチ部211と、スイッチ制御回路212と、ソーラセル213と、二次電池214と、充電制御回路215と、液晶駆動回路216と、LED217と、LED駆動回路218と、アラーム219と、アラーム駆動回路220と、を備える。
マイコンIC200は、電波修正時計本体100の全体を制御するほか、各種の構成部、回路を個別に演算制御する。RAM201は、出力される時刻情報あるいはカレンダ情報を含む計時データなどの各種データを記憶している。また、ROM202は、各種の制御プログラムを記憶している。
モータ駆動回路203は、独立した4つのモータ204(204a、204b、204c、204d)を駆動し、輪列205(205a、205b、205c、205d)を介して、それぞれの指針を別個独立に駆動する。
4つのモータ204のうち、一つめのモータ204aは、図1に示した分針101および秒針103を駆動する。2つめのモータ204bは、図1に示した時針102および24時間計107の24時間針108を連動させて駆動する。3つめのモータ204cは、図1に示したUTC計104のUTC分針105およびUTC時針106を連動させて駆動する。4つめのモータ204dは、充電・局選択表示部109の充電・局選択針110を駆動する。モード表示部111のモード針112は、モータ駆動することなく、りゅうず115を手動で回転させ、りゅうず115と連動した歯車によって駆動される。
基準信号発生部206は、たとえば発振回路から構成され、計時処理の基準となる所定の周波数を有する信号を発生する。また、カウンタ部207は、基準信号発生部206から発生される所定の周波数を有する信号をマイコンIC200に対して出力する。
同調回路209は、アンテナ208と同調をとり、たとえばコンデンサの容量を切り替えるなどによって、60kHz(米国)、77.5kHz(独国)、40kHz、60kHz(日本)などの周波数にアンテナ208を同調する。また、受信回路210は、アンテナ208によって受信された信号から標準電波を検出し、マイコンIC200に対して出力する。
スイッチ部211は、操作者の操作指示を入力する。具体的には、図1に示したりゅうず115、操作ボタン116,117などによって構成される。スイッチ部制御回路212は、スイッチ部211からの信号に基づいて、操作者からの操作指示に関する入力をマイコンIC200に送信する。
充電制御回路215は、ソーラセル213によって受光された光を電力に変換し、二次電池214に蓄積する。また、充電制御回路215は、二次電池214の電圧(値)を検出する電圧検出機能、ソーラセル213が発電状態か非発電状態かを検出する発電検出機能などを備える。そして、これらの機能によって検出結果に関する信号をマイコンIC200に対して出力する。この信号に基づいて、充電・局選択表示計109における充電残量の表示をおこなう。
液晶駆動回路216は、第1デジタル表示部113、第2デジタル表示部114を駆動して各種情報を表示させる。また、LED駆動回路218は、LED217を駆動してバックライトとしてデジタル表示部113,114を照明したり、警告光を出力したりする。LED217の代わりに、EL(Electroluminescence)、ランプなどを用いてもよい。
アラーム駆動回路220は、アラーム219が搭載する図示を省略する圧電素子を駆動して、アラーム(ブザー)を出力する。その際、アラーム駆動回路220は、告知の種類によって、音の種類、高さ、音量などを変えて出力する。
図3は、この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の機能的構成を示す説明図である。また図4は、図3の受信部305、受信動作制御部306、時刻修正部307のより詳細な構成を示す説明図である。図3において、電波修正時計100は、計時部301と、時間帯指定・変更部302と、表示部303と、指定時刻帯時刻算出部304と、受信部305と、受信動作制御部306と、時刻修正部307と、定時受信回数・時刻指定部308と、定時受信時刻変更指示部309と、を含む構成となっている。
計時部301は、時刻(具体的にはUTC)を計時する。計時部301は、具体的には、たとえば図2に示した基準信号発生部206およびカウンタ部207によってその機能を実現することができる。
時間帯指定・変更部302は、世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯(ホーム都市)の指定を受け付ける。また、時間帯指定・変更部302は、所望の時間帯の変更の指示を受け付ける。時間帯指定・変更部302は、具体的には、たとえば図2に示したスイッチ部211(より具体的には、たとえば図1に示したりゅうず115および複数の操作ボタン116,117など)およびスイッチ制御回路212によってその機能を実現することができる。指定または変更された所望の時間帯は、図1に示した第2デジタル表示部114に都市名の略語で表示される。また、充電・局選択表示計109の充電・局選択表示針110が示す国名(USA、GER、JPN)によっても知らしめることができる。
表示部303は、計時部301によって計時されている時刻(以下「計時時刻」という)に基づいて、時間帯指定・変更部302によって指定されまたは変更された所望の時間帯における時刻を表示する。表示部303は、具体的には、たとえば図2に示したモータ駆動回路203、モータ204、輪列205と図1に示した各指針101〜103、または液晶駆動回路216、第1デジタル表示部113、第2デジタル表示部114、または、LED駆動回路218、LED217、またはアラーム駆動回路220、アラーム219などによってその機能を実現する。図1にあっては、指針101〜103によってホーム都市が「NYC(ニューヨーク)」であって、時刻が「午前10時9分35秒」であることがわかる。
指定時刻帯時刻算出部304は、時間帯指定・変更部302によって所望の時間帯が指定されまたは変更が指示された場合に、計時部301によって計時されている時刻に基づいて、当該時間帯における時刻を算出し、算出された時刻を所望の時間帯における時刻として表示部303へ出力する。指定時刻帯時刻算出部304は、具体的には、たとえば図2に示したマイコンICが、RAM201、ROM202に記憶されたプログラムなどを実行することによってその機能を実現する。
受信部305は、時刻情報を含む標準電波を受信する。受信部305は、具体的には、たとえば図2に示した受信回路210などによってその機能を実現する。すなわち受信部305は、図4に示すように、増幅部401、フィルタ部402、検波部403、AD変換部404、ゲインコントロール部405などを含む構成となっている。
受信動作制御部306は、受信部305によって自動的に標準電波の受信動作(「定時受信」)を実行する時刻を制御する。定時受信とは、具体的には、たとえば計時時刻に基づいて、定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(「定時受信時刻」)のうち、第1の定時受信時刻に標準電波の受信動作を実行し、第1の定時受信時刻において標準電波の受信に失敗した場合にのみ、定時受信時刻のうち、第1の定時受信時刻の後の定時受信時刻において定時受信を、標準電波の受信が成功するまで順次実行することである。
このように、あらかじめ定められた定時受信時刻ごとに、第1の定時受信から開始して標準電波の受信を成功するまで順次実行し、成功した後は定時受信時刻がきても標準電波の受信は実行しない。これは、標準電波の受信による消費電力を節約するためである。定時受信時刻は、第1の定時受信時刻が一番早い時刻であり、その後時刻の早い順に第2の定時受信時刻、第3の定時受信時刻、...という順序で記憶されている(後述する図5を参照)。
具体的には、たとえば、第1の定時受信時刻が2:00である場合は、毎日2:00に第1回目の定時受信が実行される。第2回目以降の定時受信時刻が、0:00〜1:59の間(たとえば1:00)に設定されていた場合であっても、毎日第1回目は2:00に実行され、その後の定時受信が連続して失敗し続けた場合に、翌日の1:00に定時受信が実行され、さらに同日の2:00(先ほどの定時受信から1時間後)に定時受信が実行されることになる。
受信動作制御部306は、時間帯指定・変更部302によって時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、定時受信時刻のうち、変更後の時間帯における現在時刻の次にくる定時受信時刻において定時受信を実行する。そして、標準電波の受信に失敗した場合には、次にくる定時受信時刻において再度定時受信を実行する。標準電波の受信に成功した場合には、その後の定時受信をおこなわない。
また、受信動作制御部306は、時間帯指定・変更部302によって時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、定時受信時刻のうち、変更後の時間帯における現在時刻の次にくる時刻以降のすべての時刻において標準電波の受信動作を実行する。したがって、たとえ標準電波の受信に成功したとしても、次にくる定時受信時刻において再度定時受信を実行する。これは、時間帯が変更された場合には、標準電波の種類も変更になるので、誤認識を確実に防止するためである。
たとえば、時間帯を変更したことによって、変更時が変更後の時間帯におけるサマータイム切替の当日であった場合を想定すると、仮にサマータイム切替時刻の前に定時受信が成功していたとしても、その後サマータイムに切り替わったのでは、サマータイムを反映した時刻にはならない。そこで、すでに定時受信に成功していたとしても、サマータイム切替時刻の後において定時受信をさらに実行するようにしておけば、今度はサマータイムを反映した時刻に素早く切り替わることができる。
このように、より確実に時刻修正をおこなわせることができる。受信動作制御部306は、具体的には、たとえば図2に示したマイコンICが、RAM201、ROM202に記憶されたプログラムなどを実行することによってその機能を実現する。
時刻修正部307は、計時時刻を受信部305によって受信された標準電波に基づいて修正する。したがって、受信部305が標準電波の受信に失敗した場合は、計時時刻の修正はおこなわない。時刻修正部307は、具体的には、たとえば図2に示したマイコンICが、RAM201、ROM202に記憶されたプログラムなどを実行することによってその機能を実現する。
定時受信回数・時刻指定部308は、定時受信の回数および定時受信の各回における定時受信時刻の指定を受け付ける。また、定時受信時刻変更指示部309は、定時受信時刻の変更の指示を受け付ける。これによって、所望の時刻に定時受信を実行させることができる。また、所望の回数だけ定時受信を実行させることができる。
また、定時受信時刻のうち、第1の定時受信時刻を除く定時受信時刻のみの変更の指示を受け付けるようにするとなおよい。第1の定時受信時刻は毎日最初に実行される時刻なので、この時刻を固定とし、任意に変更できなくすることで、確実に定時受信が実行されるようにすることができる。
定時受信回数・時刻指定部308、定時受信時刻変更指示部309は、具体的には、たとえば図2に示したスイッチ部211(より具体的には、たとえば図1に示したりゅうず115および複数の操作ボタン116,117など)およびスイッチ制御回路212によってその機能を実現することができる。
図4において、受信部305の増幅部401はアンテナ208によって受信した信号を増幅する。また、受信部305のフィルタ部402は所望の周波数(40kHz、60kHz、77.5kHz)以外を除去する。また、受信部305の検波部403は、受信した標準電波を検波する。また、受信部305のAD変換部404は検波出力をデジタル出力に変換する。また、受信部305のゲインコントロール部405は増幅率を自動調整する。
時刻修正部307は、サンプリング部411と、データ判定部412と、デコード部413と、受信レベル判定部414と、時刻更新許可部415とから構成される。サンプリング部411は、受信部305からの出力を一定周期(たとえば32Hz)でサンプリングする。そして、データ判定部412は、サンプリング結果から"0""1""P"あるいはエラーを判定する。また、ノイズが含まれているかを判断し、エラー若しくはノイズありの場合はあわせて受信レベル判定部414へ出力する。
デコード部413は、"0""1""P"コードに判定された結果に基づいて、図示を省略するフォーマットを用いて時刻情報を生成する。受信レベル判定部414は、データ判定部412からのエラー/ノイズ情報をカウントし、レベル分け(たとえば、"H""M""L"の3段階、あるいは5段階)をする。また、受信部305のゲインコントロール部405の出力によって受信電波の強弱による受信レベル分けでもよく、さらに、それらの両方でもよい。
時刻更新許可部415は、受信レベル判定部414によって判定された受信レベルおよびデコード部413によってデコードされた時刻情報に基づいて、時刻の更新(修正)をおこなうか否かを決定し、その決定にしたがって時刻の更新を実行(/不実行)する。
受信動作制御部306は、定時受信時刻情報記憶部421と、受信ON/OFF部422とから構成される。受信ON/OFF部422は、定時受信時刻情報記憶部421に記憶された定時受信時刻情報および時刻更新許可部415からの許可信号に基づいて、あるいは図2に示したスイッチ部211の押下などによって受信を開始したり、終了したりする。
定時受信時刻情報記憶部421は、定時受信時刻情報を記憶する。図5は、定時受信時刻情報記憶部421に記憶された定時受信時刻情報の内容を示す説明図である。図5において、定時受信時刻情報記憶部421には、各時間帯(日本、米国、独国)における定時受信時刻に関する情報が記憶されている。定時受信時刻は、第1番目から順に、それぞれ所定数の定時受信時刻が記憶されている。その数はそれぞれ時間帯によって同じでもよく、異なるようにしてもよい。また、各定時受信時刻もそれぞれ時間帯によって同じ時刻にしてもよく、また、異なる時刻にしてもよい。
たとえば、図5において、日本の時間帯では、第1番目に「2:00」、第2番目に「3:00」、第3番目に「4:00」がそれぞれ記憶されており、毎日、まずはじめに午前2時に最初の定時受信が実行され、次に3時、さらにその次が4時にそれぞれ定時受信が実行されることになる。日本の時間帯において、第4番目は空欄となっている。したがって、日本においては第4番目の定時受信は設定されていないことを意味する。また、定時受信時刻情報記憶部421に記憶された定時受信時刻情報を設定することができる。また、当該情報を書き換えることによって、定時受信時刻を変更することができる。
(電波修正時計の動作内容)
つぎに、電波修正時計の動作内容の一例について説明する。図6〜8は、それぞれこの発明の実施の形態にかかる電波修正時計の動作の内容を示すフローチャートである。図6は、時間帯の変更指示がなかった場合の定時受信の動作処理の内容である。
図6のフローチャートにおいて、まず、第n番目の定時受信時刻を示すnをn=1にする(ステップS601)。つぎに、第nの定時受信時刻、すなわち第「1」の定時受信時刻になったか否かを判断する(ステップS602)。図5に示した日本の定時受信時刻情報においては、午前2時になったか否かを判断する。そして、第1の定時受信時刻になるのを待って、第1の定時受信時刻になった場合(ステップS602:Yes)は、標準電波の受信動作を実行する(ステップS603)。
そして、受信が成功したか否かを判断する(ステップS604)。ここで、受信が成功した場合(ステップS604:Yes)は、受信された標準電波に基づいて計時時刻を修正するとともに修正された計時時刻に基づいて表示時刻を修正し(ステップS605)、一連の処理を終了する。
ステップS604において、標準電波の受信に失敗した場合(ステップS604:No)は、今回の定時受信時刻が最後の定時受信時刻であるか否かを判断する(ステップS606)。ここで、今回の定時受信時刻が最後の定時受信時刻である場合(ステップS606:Yes)は、計時時刻の修正をすることなく、一連の処理を終了する。
一方、今回の定時受信時刻が最後の定時受信時刻でない場合(ステップS606:No)は、ステップS607へ移行する。今回は、第1回目であって、第2回目、第3回目があり、最後ではないので、ステップS607へ移行する。ステップS607では、nを+1UPする。すなわち、今回はn=1なので、n=2にする。そして、ステップS602へ戻る。
ステップS602では、第nの定時受信時刻、すなわち第「2」の定時受信時刻になったか否かを判断する。図5に示した日本の定時受信時刻情報においては、午前3時になったか否かを判断する。以下同様の手順を繰り返すことで、定時受信の動作を実行することになる。
図7は、時間帯の変更指示があった場合の定時受信の動作処理の内容である。図7のフローチャートにおいて、まず、時間帯の変更指示があったか否かを判断する(ステップS701)。ここで、時間帯の変更指示がなければ、図6のフローを実行する。そして、時間帯の変更指示があるのを待って、時間帯の変更指示があった場合(ステップS701:Yes)は、通常表示時刻を変更する(ステップS702)。ここで、通常表示時刻を変更することによって時間帯の変更指示とする場合があり、その場合には、すでに通常表示時刻は変更されているので、変更はしない。
そして、ステップS702において変更された通常表示時刻が最後の定時受信時刻をすでに経過しているか否かを判断する(ステップS703)。図1に示した例では、ニューヨークに変更されており、通常表示時刻が午前10時9分なので、いまだ最後の定時時刻(15:00)は経過していないと判断することができる。
ここで、通常表示時刻が最後の定時受信時刻を経過していない場合(ステップS703:No)は、通常表示時刻の次にくる定時受信時刻になったか(図1に示した例では、図5に示した内容から第3回目の定時受信時刻である11時になったか)否かを判断する(ステップS704)。
そして、通常表示時刻の次にくる定時受信時刻になるのを待って、定時受信時刻になった場合(ステップS704:Yes)は、nを次にくる定時受信時刻のnとする(ステップS705)。図1に示した例では、今回(11時)が3回目の定時受信であるので、この場合、n=4とする。その後、図6に示したステップS603へ移行する。その後の処理は、すでに説明したのでその詳細は省略する。
ステップS703において、通常表示時刻が最後の定時受信時刻を経過している場合(ステップS703:Yes)は、つぎに、所定時間が経過するのを待って、経過した場合(ステップS706:Yes)は、標準電波の強制受信を実行する(ステップS707)。そして、受信が成功したか否かを判断する(ステップS708)。ここで、受信が成功した場合(ステップS708:Yes)は、受信された標準電波に基づいて計時時刻を修正するとともに修正された計時時刻に基づいて表示時刻を修正し(ステップS709)、一連の処理を終了する。受信が成功しなかった場合(ステップS708:No)は、何もせずに一連の処理を終了する。
ここで、ステップS703において、通常表示時刻が最後の定時受信時刻を経過している場合(ステップS703:Yes)は、何もせずに、一連の処理を終了させてもよい。また、ステップS706において所定時間が経過するのを待って強制受信をおこなうようにした。その理由は、時間帯の変更指示の直後は、通常表示時刻を確認する場合が多く発生すると考えられるので、時間帯の変更指示の直後に強制受信に移行すると、通常表示時刻が表示されないことによる不都合が生じてしまう。その不具合を回避するためである。所定時間は、具体的には30分以上、あるいは1時間以上が望ましいが、それには限定されない。また、時間帯の変更指示の直後に強制受信に移行するようにしてもよい。
図8は、時間帯の変更指示があった場合の定時受信の別の動作処理の内容である。図7のフローチャートのステップS705に引き続き、図8のフローチャートにおいて、まず、標準電波の受信動作を実行する(ステップS801)。そして、受信が成功したか否かを判断する(ステップS802)。ここで、受信が成功した場合(ステップS802:Yes)は、受信された標準電波に基づいて計時時刻を修正するとともに修正された計時時刻に基づいて表示時刻を修正し(ステップS803)、ステップS804へ移行する。一方、受信に失敗した場合(ステップS802:No)は、何もせずに、ステップS804へ移行する。
つぎに、ステップS804において、今回(第n回目)の定時受信時刻が最後の定時受信時刻であるか否かを判断する(ステップS804)。ここで、今回の定時受信時刻が最後の定時受信時刻でない場合(ステップS804:No)は、nを+1UPする(ステップS805)。すなわち、今回はn=1であれば、n=2にする。
その後、次の定時受信時刻、すなわち第nの定時時刻になったか否かを判断する。そし第nの定時受信時刻になるのを待って、第nの定時受信時刻になった場合(ステップS806:Yes)は、ステップS801へ戻って、標準電波の受信動作を実行する(ステップS801)。以下同様の手順を繰り返すことで、定時受信の動作を実行することになる。そして、ステップS804において、今回の定時受信時刻が最後の定時受信時刻である場合(ステップS804:Yes)は、一連の処理を終了する。
このような動作処理によって、通常表示時刻の次以降にくる定時受信時刻ごとに定時受信をすべて実行することができる。これは、それぞれ実行された定時受信における標準電波の受信が成功したか否かに関わらずおこなわれる。これによって、より確実に時刻修正をおこなうことができる。すなわち、標準電波の受信が成功したと誤って判断した場合であっても、その誤った判断によって計時時刻を間違った時刻に修正されてしまうことを防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、時刻を計時する計時部301と、世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯の指定と、所望の時間帯の変更の指示と、を受け付ける時間帯指定・変更部302と、計時部301によって計時されている計時時刻に基づいて、時間帯指定・変更部302によって指定された所望の時間帯における時刻を表示する表示部303と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信部305と、受信部305によって自動的に前記標準電波の受信動作(定時受信)を実行する時刻を制御する受信動作制御部306と、計時時刻を標準電波に基づいて修正する時刻修正部307と、を備えている。
そして、受信動作制御部306が、計時時刻に基づいて、定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(定時受信時刻)のうち、第1の時刻に標準電波の受信動作を実行し、第1の時刻において標準電波の受信に失敗した場合にのみ、定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において定時受信を、標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、時間帯指定・変更部302によって時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、定時受信時刻のうち、変更後の時間帯における現在時刻の次にくる時刻において定時受信を実行する。
これによって、時間帯が変更された場合に、時間帯が変更される前にすでに定時受信が成功していたとしても、変更された時間帯における定時受信時刻に確実に定時受信を実行することができる。
また、本実施の形態では、時間帯指定・変更部302によって時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、定時受信時刻のうち、変更後の時間帯における現在時刻の次にくる時刻以降のすべての時刻において標準電波の受信動作を実行することもでき、これによって、変更された時間帯における定時受信時刻により確実に定時受信を実行することができる。
また、本実施の形態では、定時受信の回数および当該定時受信の各回における前記定時受信時刻の指定を受け付ける定時受信回数・時刻指定部308を備えおり、また、定時受信時刻の変更の指示を受け付ける定時受信時刻変更指示部309を備えているので、所望のタイミングで定時受信を実行することができる。
さらに、定時受信時刻変更指示部309は、定時受信時刻のうち、第1の時刻を除く時刻のみの変更の指示を受け付けることにより、確実に定時受信が実行されるようにすることができる。
なお、上記実施の形態においては、腕時計(クロノグラフ)について説明したが、この電波修正時計には、腕時計、懐中時計、掛け時計、置き時計などのすべての種類の時計が含まれる。また、指針式表示機能を備えている、カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯可能な情報端末装置、さらには、家庭電化製品や自動車を含む電子機器であってもよい。
以上のように、本発明は、世界時計機能を備えた電波修正時計に有用であり、特に、複数の時間帯で標準電波を受信する電波修正時計に適している。
この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の外観の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる電波修正時計のハードウエア構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の機能的構成を示す説明図である。 図3の受信部305、受信動作制御部306、時刻修正部307のより詳細な構成を示す説明図である。 定時受信時刻情報記憶部421に記憶された定時受信時刻情報の内容を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の動作の内容を示すフローチャート(その1)である。 この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の動作の内容を示すフローチャート(その2)である。 この発明の実施の形態にかかる電波修正時計の動作の内容を示すフローチャート(その3)である。
符号の説明
100 電波修正時計(本体)
101 分針
102 時針
103 秒針
104 UTC計
107 24時間計
109 充電・局選択表示計
111 モード表示部
113 第1デジタル表示部(任意都市表示部)
114 第2デジタル表示部(ホーム都市表示部)
115 りゅうず
116,117 操作ボタン
200 マイコンIC
201 RAM
202 ROM
203 モータ駆動回路
204(204a〜204d) モータ
206 基準信号発生部
207 カウンタ部
208 アンテナ
211 スイッチ部
216 液晶駆動回路
301 計時部
302 時間帯指定・変更部
303 表示部
304 指定時刻帯時刻算出部
305 受信部
306 受信動作制御部
307 時刻修正部
308 定時受信回数・時刻指定部
309 定時受信時刻変更指示部

Claims (5)

  1. 時刻を計時する計時手段と、
    世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯の指定と、前記所望の時間帯の変更の指示と、を受け付ける時間帯指定・変更手段と、
    前記計時手段によって計時されている時刻(以下「計時時刻」という)に基づいて、前記時間帯指定・変更手段によって指定された所望の時間帯における時刻を表示する表示手段と、
    時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって自動的に前記標準電波の受信動作(以下「定時受信」という)を実行する時刻を制御する受信動作制御手段と、
    前記計時時刻を前記標準電波に基づいて修正する時刻修正手段と、
    を備え、
    前記受信動作制御手段は、
    前記計時時刻に基づいて、前記定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(以下「定時受信時刻」という)のうち、第1の時刻に前記標準電波の受信動作を実行し、
    前記第1の時刻において前記標準電波の受信に失敗した場合にのみ、前記定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において前記定時受信を、前記標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、
    前記時間帯指定・変更手段によって前記時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、前記定時受信時刻のうち、変更後の前記時間帯における現在時刻の次にくる時刻において前記定時受信を実行することを特徴とする電波修正時計。
  2. 時刻を計時する計時手段と、
    世界の複数の時間帯のうち、所望の時間帯の指定と、前記所望の時間帯の変更の指示と、を受け付ける時間帯指定・変更手段と、
    前記計時手段によって計時されている時刻(以下「計時時刻」という)に基づいて、前記時間帯指定・変更手段によって指定された所望の時間帯における時刻を表示する表示手段と、
    時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって自動的に前記標準電波の受信動作(以下「定時受信」という)を実行する時刻を制御する受信動作制御手段と、
    前記計時時刻を前記標準電波に基づいて修正する時刻修正手段と、
    を備え、
    前記受信動作制御手段は、
    前記計時時刻に基づいて、前記定時受信を実行する、あらかじめ定められた前記所望の時間帯における複数の時刻(以下「定時受信時刻」という)のうち、第1の時刻に前記定時受信を実行し、
    前記第1の時刻において前記標準電波の受信に失敗した場合にのみ、前記定時受信時刻のうち、第1の時刻の後の時刻において前記定時受信を、前記標準電波の受信が成功するまで順次実行するとともに、
    前記時間帯指定・変更手段によって前記時間帯の変更の指示が受け付けられた場合に、前記定時受信時刻のうち、変更後の前記時間帯における現在時刻の次にくる時刻以降のすべての時刻において前記標準電波の受信動作を実行することを特徴とする電波修正時計。
  3. 前記定時受信の回数および当該定時受信の各回における前記定時受信時刻の指定を受け付ける定時受信回数・時刻指定手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電波修正時計。
  4. 前記定時受信時刻の変更の指示を受け付ける定時受信時刻変更指示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電波修正時計。
  5. 前記定時受信時刻変更指示手段は、前記定時受信時刻のうち、前記第1の時刻を除く時刻のみの変更の指示を受け付けることを特徴とする請求項4に記載の電波修正時計。
JP2007052243A 2007-03-02 2007-03-02 電波修正時計 Pending JP2008215973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007052243A JP2008215973A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 電波修正時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007052243A JP2008215973A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 電波修正時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008215973A true JP2008215973A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39836190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007052243A Pending JP2008215973A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 電波修正時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008215973A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8953999B2 (en) 2011-08-30 2015-02-10 Seiko Epson Corporation Satellite signal receiving device and electronic device
US9448538B2 (en) 2011-04-21 2016-09-20 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece and time adjustment method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9448538B2 (en) 2011-04-21 2016-09-20 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece and time adjustment method
US8953999B2 (en) 2011-08-30 2015-02-10 Seiko Epson Corporation Satellite signal receiving device and electronic device
US9154181B2 (en) 2011-08-30 2015-10-06 Seiko Epson Corporation Satellite signal receiving device and electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3454269B1 (ja) 電波修正時計および電波修正時計の制御方法
JP5842908B2 (ja) 電波時計
JP5817343B2 (ja) 電子時計
CN105938322B (zh) 电子设备和电子设备的控制方法
JP2017106753A (ja) 電子時計および電子時計の表示制御方法
JP2004093557A (ja) 時刻修正システム、時刻修正指示装置、指針式時計、および時刻修正方法
CN113376995B (zh) 指针控制装置以及指针控制方法
JP2014196952A (ja) 電子時計および電子時計の受信制御方法
JP2003279678A (ja) 電波修正時計および電波修正時計の制御方法
JP2014173968A (ja) 電子時計
JP2015055478A (ja) 電子時計および電子時計の表示制御方法
JP4295020B2 (ja) 電波修正時計、電子機器、時刻修正方法および時刻修正プログラム
JPWO2008108417A1 (ja) 電波修正時計
JP2009145289A (ja) 電波修正時計
JP2008215973A (ja) 電波修正時計
JP2015055477A (ja) 電子時計および電子時計の表示制御方法
JP6471425B2 (ja) 通信装置、電子時計、および通信装置の制御方法
JP5215689B2 (ja) 指針式表示装置
JP2004279107A (ja) 電波修正時計およびその制御方法
JP5016946B2 (ja) 指針式表示装置
JP2004003929A (ja) 電波修正時計
JP4976037B2 (ja) 電波修正時計
JP5667462B2 (ja) 電波修正時計
JP4377150B2 (ja) 電波修正時計及びその制御方法
JP2014215106A (ja) 電子時計