JP2008215400A - 電磁弁マニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】同数の電磁弁を備え、マニホールドベースの幅方向に一つ又は二つの電磁弁を備える電磁弁マニホールドに比してマニホールドベースの長さ方向へ小型化することができる電磁弁マニホールドを提供する。
【解決手段】電磁弁マニホールド10は、マニホールドベース12の幅方向に並設される二つの電磁弁取付部22を備えるとともに、各電磁弁取付部22においてマニホールドベース12の幅方向に背向する側面には電磁弁取付面22aが設けられている。一つの電磁弁取付部22で背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する給気口22cには、両給気口22c同士で共通化された一つの給気通路24が連通するとともに、一つの電磁弁取付部22で背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する排気口22dには、両排気口22d同士で共通化された排気通路25が連通している。
【選択図】図1

Description

本発明は、マニホールドベースの幅方向に少なくとも三つの電磁弁を一体に備えた電磁弁マニホールドに関する。
一般的に知られている電磁弁マニホールドは、マニホールドベース上に該マニホールドベースの長さ方向に多数の電磁弁を並設してなり、マニホールドベース内に圧力流体を給排すると共に、該マニホールドベース又は電磁弁自体に出力配管を接続して構成されている。しかし、電磁弁マニホールドは、多数の電磁弁を一列で並設しているため、電磁弁マニホールドは少なくとも電磁弁の幅に電磁弁数を乗じた長さを必要とする。このため、電磁弁数が多くなると電磁弁マニホールドが長大化してしまい、電磁弁マニホールドの一層の小型化が望まれていた。
特許文献1には、マニホールドベースを改善することにより、多数の電磁弁の集約的搭載を実現し、電磁弁マニホールドの小型化を図った技術が開示されている。図10に示すように、マニホールドベース80は電磁弁取付ボディ82が立設されてなり、電磁弁取付ボディ82の背向する側面に電磁弁取付面83を備える。各電磁弁取付面83には圧力流体の給排を行う流路の開口83aが形成されている。各開口83aは、電磁弁取付ボディ82内の流路を経て基盤81の下面に設けられた管接手84に連通している。そして、前記電磁弁取付ボディ82の各電磁弁取付面83に電磁弁85を取り付けると、マニホールドベース80の幅方向に二つの電磁弁85が並設されるとともに、長さ方向に多数の電磁弁85が並設される。このため、例えば、マニホールドベース80の長さ方向に多数の電磁弁85を一列に並設した場合に比して電磁弁マニホールドの長さ方向への長さを半分にすることができる。
特開2004−11858号公報
ところが、特許文献1に開示の技術においては、マニホールドベース80の幅方向に二つの電磁弁85が並設されるだけである。このため、マニホールドベース80の長さ方向に沿った電磁弁マニホールドの長さは長く、さらなる電磁弁マニホールドの長さ方向への小型化が望まれていた。
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、同数の電磁弁を備え、マニホールドベースの幅方向に一つ又は二つの電磁弁を備える電磁弁マニホールドに比してマニホールドベースの長さ方向へ小型化することができる電磁弁マニホールドを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、マニホールドベースの幅方向に並設されるとともにマニホールドベースの長さ方向に延びる複数の電磁弁取付部を備え、各電磁弁取付部においてマニホールドベースの幅方向に背向する側面には電磁弁取付面が設けられ、各電磁弁取付面には少なくとも給気口及び出力口が開口するとともに、前記幅方向に並設された複数の電磁弁取付面のうちの少なくとも三つに電磁弁が取り付けられ、さらに、各電磁弁への給電装置を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電磁弁マニホールドにおいて、前記一つの電磁弁取付部で背向する一対の電磁弁取付面に開口する両給気口は共通化されるとともに一つの給気通路に連通していることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電磁弁マニホールドにおいて、前記電磁弁は軸方向における第1端部が前記マニホールドベースに対向するとともに、電磁弁の軸方向がマニホールドベースの長さ方向に対し直交するように電磁弁取付面に取り付けられ、前記給電装置は、前記電磁弁の軸方向において前記第1端部の反対側となる第2端部より電磁弁の軸方向に沿って離れた位置に配置されることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電磁弁マニホールドにおいて、前記給電装置には、電磁弁への給電状態を表示する表示装置が電磁弁毎に設けられることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電磁弁マニホールドにおいて、前記マニホールドベースは、複数のベース体をマニホールドベースの長さ方向に接続してなるとともに、前記電磁弁取付部は、複数の取付アダプタをマニホールドベースの長さ方向に接続してなり、前記電磁弁マニホールドは、前記ベース体に複数の取付アダプタを取り付けるとともに、複数の取付アダプタの電磁弁取付面のうちの少なくとも三つに電磁弁を取り付けてなる複合型電磁弁をマニホールドベースの長さ方向に複数接続して形成されることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電磁弁マニホールドにおいて、前記複合型電磁弁の平面形状と略同形状をなす給電装置を複合型電磁弁毎に備えることを要旨とする。
本発明によれば、同数の電磁弁を備え、マニホールドベースの幅方向に一つ又は二つの電磁弁を備える電磁弁マニホールドに比してマニホールドベースの長さ方向へ小型化することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した電磁弁マニホールドの第1の実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、電磁弁マニホールド10は、マニホールドベース12に取り付けられた取付アダプタ20に複数の電磁弁40が取り付けられてなる。なお、図2において、電磁弁40に付された数字は電磁弁マニホールド10に取り付けられる電磁弁40の番号を示している。図2に示すように、前記マニホールドベース12は矩形板状をなし、図5に示すように、マニホールドベース12の側面(下面)において、長さ方向の中央となる位置には給気ポート13と、排気ポート14がマニホールドベース12の幅方向に並んで1つずつ開口している。図4に示すように、給気ポート13には継手13aが接続され、該継手13aに接続された配管(図示せず)を介して供給源から正圧空気が供給される。また、前記排気ポート14には継手(図示せず)が接続され、該継手には排気用配管が接続される。
また、図1に示すように、マニホールドベース12の側面(下面)において、マニホールドベース12の長さ方向及び幅方向に沿って複数の出力ポート15が開口している。図4に示すように、各出力ポート15には継手15aが接続され、該継手15aに接続された配管を介してエアシリンダー等の流体圧機器が接続される。
図2及び図5に示すように、マニホールドベース12の側面(上面)には、2つの取付アダプタ20がマニホールドベース12の幅方向に並んで取り付けられている。各取付アダプタ20は、平面視矩形状をなす基部21を備えるとともに、該基部21の長さ方向へ延びるように基部21の幅方向中央から立設された電磁弁取付部22を備えてなる。図5に示すように、両取付アダプタ20の電磁弁取付部22において、前記給気ポート13及び排気ポート14と対向する位置には、給気側連通路16b及び排気側連通路16cが形成されている。そして、マニホールドベース12に取付アダプタ20が取り付けられた状態では、給気ポート13に給気側連通路16bが連通し、排気ポート14に排気側連通路16cが連通している。
取付アダプタ20がマニホールドベース12に取り付けられた状態では、電磁弁取付部22はマニホールドベース12の幅方向に隣り合うように立設されている。そして、各電磁弁取付部22において、マニホールドベース12の幅方向に背向する側面により電磁弁取付面22aが形成されている。本実施形態では、4つの電磁弁取付面22aがマニホールドベース12の幅方向に並設されるとともに、複数の電磁弁取付面22aがマニホールドベース12の長さ方向に並設されている。各電磁弁取付部22には、マニホールドベース12の長さ方向に沿って電磁弁取付部22を貫通するように延びる一本の給気通路24が形成され、この給気通路24は給気側連通路16bに連通している。
また、図1に示すように、電磁弁取付部22には、給気通路24に連通し、かつ、背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する給気口22cが形成されている。すなわち、電磁弁取付部22の幅方向の中央を貫通する給気通路24から各電磁弁取付面22aに向けて給気口22cが分岐している。
各電磁弁取付部22には、マニホールドベース12の長さ方向に沿って電磁弁取付部22を貫通するように延びる一本の排気通路25が形成され(図5参照)、この排気通路25は排気側連通路16cに連通している。また、電磁弁取付部22には、排気通路25に連通し、かつ、背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する排気口22dが形成されている。すなわち、電磁弁取付部22の幅方向の中央を貫通する排気通路25から各電磁弁取付面22aに向けて排気口22dが分岐している。
各電磁弁取付部22において、背向する一対の電磁弁取付面22aには出力口22eが開口している。電磁弁取付部22には、各出力口22eに連通する出力通路26が電磁弁取付部22の立設方向に貫通して形成されている。そして、出力口22eは出力通路26を介して出力ポート15に連通している。
各電磁弁取付面22aには電磁弁40がねじ止めによって取り付けられている。電磁弁40の長さ方向を電磁弁40の軸方向としたとき、電磁弁40は軸方向の第1端部40eがマニホールドベース12に対向するように取り付けられている。なお、電磁弁40において、軸方向における前記第1端部40eの反対側を第2端部40fとする。この取付状態では、電磁弁40の給気孔40aは電磁弁取付面22aの給気口22cに連通し、電磁弁40の排気孔40bは電磁弁取付面22aの排気口22dに連通している。また、電磁弁40の出力孔40cは電磁弁取付面22aの出力口22eに連通している。そして、マニホールドベース12の幅方向に四つの電磁弁40が一列に配設されている。
各取付アダプタ20の背向する電磁弁取付面22aに取り付けられた一対の電磁弁40において、両電磁弁40から延びるリード端子Lは集中コネクタ30に電気的に接続されている(図2参照)。前記集中コネクタ30は、各取付アダプタ20の上側に設けられ、一対の電磁弁40の第2端部40fの間に配設されている。そして、マニホールドベース12の幅方向に四つの集中コネクタ30を一体に備えている。
複数の電磁弁40の軸方向において、前記第1端部40eと反対側の第2端部40f(上端部)の外側(上側)には、電気基板31が配設されている。図3に示すように、電気基板31には前記集中コネクタ30に接続可能なコネクタ32が複数設けられ、電気基板31とコネクタ32によって給電装置Sが形成されている。そして、コネクタ32には集中コネクタ30が電気的に接続され、電磁弁40の軸方向に沿って電磁弁40の第2端部40fから外側(上側)へ離れた位置に給電装置Sが配設されている。
電磁弁マニホールド10において、マニホールドベース12の長さ方向の両側には給電ブロック35が接続されている。各給電ブロック35には、給電端子36が設けられ、給電端子36に接続される図示しない多極ケーブルを介して電気基板31に給電がなされるとともに、電気基板31から各電磁弁40のソレノイドコイル41(図1参照)へ給電されるようになっている。また、電気基板31には、各電磁弁40に対応した数だけLEDよりなる表示装置37が設けられ、ソレノイドコイル41への給電時には表示装置37が点灯し、非給電時には表示装置37が消灯するようになっている。
図1に示すように、電磁弁マニホールド10は、マニホールドベース12上に配設された取付アダプタ20、電磁弁40、及び給電装置Sを覆うようにマニホールドベース12に取り付けられるカバー38を備えている。このカバー38は透明又は半透明材料よりなり、前記表示装置37の点灯又は消灯がカバー38を介して視認可能になっている。
そして、各電磁弁40は、ソレノイドコイル41への通電により移動するプランジャー42の動作により、弁体43が僅かに移動する。すると、給気孔40aと出力孔40cが連通されるとともに、排気孔40bを封止する状態と、排気孔40bと出力孔40cが連通し、給気孔40aを封止する状態とのいずれかが選択される。
すなわち、ソレノイドコイル41が励磁されると、プランジャー42が移動し、弁体スプリング44の付勢力により弁体43が同方向へ僅かに移動する。すると、給気孔40aと出力孔40cとが連通されるとともに、排気孔40bに対する給気孔40a及び出力孔40cの連通は遮断される。この結果、給気ポート13と出力ポート15とが連通し、排気ポート14は給気ポート13及び出力ポート15に対し遮断される状態となる。この状態では給気ポート13に供給される正圧空気が出力ポート15から流体圧機器に供給される。
また、ソレノイドコイル41が励磁されない状態では、コイルスプリング45の付勢力によりプランジャー42が弁体43を押圧する状態となって、給気孔40aが封止され、排気孔40bと出力孔40cとが連通する状態となる。この状態では出力ポート15と排気ポート14とが連通されて、流体圧機器から出力ポート15に排出される排気圧が排気ポート14に排出される。
上記のように構成された電磁弁マニホールド10において、電磁弁取付部22には、背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する給気口22cが形成されている。そして、二つの給気口22cは共通化されるとともに一つの給気通路24が連通している。すなわち、各電磁弁40の給気孔40aに連通する給気通路24は、背向する一対の電磁弁40の間で一つに共通化されている。したがって、一本の給気通路24を通過した正圧空気が電磁弁取付部22内で電磁弁取付面22aに向けて二方向に分岐され、各給気口22cから各電磁弁40の給気孔40aに供給される。
また、電磁弁取付部22には、背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する排気口22dが形成されている。そして、二つの排気口22dは共通化されるとともに一つの排気通路25が連通している。すなわち、各電磁弁40の排気孔40bに連通する排気通路25は、背向する一対の電磁弁40の間で一つに共通化されている。したがって、各電磁弁40の排気孔40bから排出された排気圧は、一本の排気通路25に合流し、該排気通路25を介して排気ポート14から大気へ排出される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)マニホールドベース12の幅方向に二つの取付アダプタ20を並設し、前記幅方向に背向する電磁弁取付面22aに電磁弁40を取り付け、マニホールドベース12の幅方向に四つの電磁弁40を並設した。よって、同数の電磁弁40をマニホールド化したとき、マニホールドベース12の幅方向へ四つの電磁弁40を並設することで、一つ又は二つの電磁弁40を幅方向へ並設するのに比してマニホールドベース12を長さ方向へ小型化することができる。
(2)マニホールドベース12の幅方向に二つの取付アダプタ20を並設し、前記幅方向に背向する電磁弁取付面22aに電磁弁40を取り付け、マニホールドベース12の幅方向に四つの電磁弁40を並設した。この電磁弁マニホールド10において、背向する対の電磁弁40の給気孔40a及び排気孔40bに連通する給気通路24及び排気通路25は、背向する一対の電磁弁40の間で一つに共通化されている。このため、背向する一対の電磁弁40の間で二つの給気口22c及び排気口22dそれぞれに連通するように電磁弁取付部22に給気通路24及び排気通路25を形成する場合に比して、電磁弁取付部22を小型化することができる。よって、同数の電磁弁40をマニホールド化したとき、マニホールドベース12の幅方向へ四つの電磁弁40を並設することで、一つ又は二つの電磁弁40を幅方向へ並設するのに比してマニホールドベース12の長さ方向への長さを短くすることができる。その上、マニホールドベース12の幅方向へ四つの電磁弁40を並べた構成であっても、給気通路24及び排気通路25の共通化により、該幅方向へのサイズが大型化することを抑制することができる。
(3)マニホールドベース12の幅方向に背向する対の電磁弁40の間に集中コネクタ30が配設され、該集中コネクタ30に接続可能な電気基板31を備えた電気基板31は複数の電磁弁40の上側に配設されている。このため、背向する電磁弁40の間に電気基板31を配設する場合に比して、背向する電磁弁40間の長さを短くすることができ、マニホールドベース12の幅方向に沿ったサイズの大型化を抑制することができる。
(4)電気基板31には、各電磁弁40に対応して表示装置37が設けられている。このため、例えば、給電ブロック35に集中して表示装置37を設ける場合に比して、通電状態にある電磁弁40を正確に視認することができる。
(5)電磁弁取付部22に形成する給気通路24及び排気通路25はそれぞれ一本ずつとなっている。このため、例えば、給気通路24及び排気通路25を電磁弁取付部22に二本ずつ形成する場合に比して、電磁弁取付部22ひいては電磁弁マニホールド10の製造コストを抑えることができる。
(6)マニホールドベース12の幅方向に四つの電磁弁40が並設されている。そして、マニホールドベース12は矩形状をなし該マニホールドベース12には給気ポート13、排気ポート14及び出力ポート15が一体に設けられている。さらに、マニホールドベース12には取付アダプタ20が取り付けられ、各取付アダプタ20の電磁弁取付面22aに複数の給気口22c、排気口22d、及び出力口22eが複数開口している。よって、電磁弁取付面22aに電磁弁40を取り付けるだけで電磁弁マニホールド10を形成することができ、電磁弁マニホールド10を容易に形成することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した電磁弁マニホールドの第2の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態は、既に説明した実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図6に示すように、第2の実施形態の電磁弁マニホールド70は、複合型電磁弁60をマニホールドベースの長さ方向に複数接続して形成されている。図7に示すように、前記複合型電磁弁60は、細長板状をなすベース体59に複数(二つ)の取付アダプタ62を取り付けるとともに、取付アダプタ62から立設された電磁弁取付部63において、ベース体59の幅方向に背向する一対の電磁弁取付面63aに電磁弁40が取り付けられてなる。すなわち、複合型電磁弁60は、各取付アダプタ62が備える電磁弁取付部63に二つずつ電磁弁40が取り付けられ、計四つの電磁弁40を一体に備えてなる。そして、図示しないが、背向する対の電磁弁40の給気孔40a及び排気孔40bはそれぞれ共通化され、さらに、給気孔40a及び排気孔40bに連通する給気通路24及び排気通路25は、背向する一対の電磁弁40の間で一つに共通化されている。
図6及び図7に示すように、複合型電磁弁60において、四つの電磁弁40の第2端部40fより上側には、複合型電磁弁60の平面形状と同形状をなす給電装置Sが配設されている。給電装置Sは、複合型電磁弁60の平面形状と同形状をなす分割電気基板64と、該分割電気基板64に電気的に接続された接続コネクタ65とからなる。そして、複数の複合型電磁弁60同士を連接させ、ベース体59同士を接続するとともに取付アダプタ62同士を接続する。そして、給気通路24同士及び排気通路25同士を連通させるとともに、接続コネクタ65同士を電気的に接続させる。すると、接続された複数のベース体59によってマニホールドベースが形成されるとともに、接続された複数の電磁弁取付部63によってマニホールドベースの長さ方向に沿って複数の電磁弁取付面63aが形成されている。
さらに、複合型電磁弁60同士の接続方向の端部となる複合型電磁弁60に給電ブロック35を接続し、給電端子36に多極ケーブルを電気的に接続する。すると、複数のベース体59及び取付アダプタ62が一体化されるとともに、複数の複合型電磁弁60が一体化された電磁弁マニホールド70が形成される。
したがって、上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(6)電磁弁マニホールド70を複数の複合型電磁弁60を接続して形成した。このため、必要とする電磁弁40の数に合わせた電磁弁マニホールド70を容易に形成することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した電磁弁マニホールドの第3の実施形態を図8にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態は、既に説明した実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図8に示すように、第3の実施形態の電磁弁マニホールド71において、マニホールドベース12内には給気通路24及び排気通路25がマニホールドベース12の長さ方向へ延びるように形成されている。そして、マニホールドベース12内で給気ポート13に給気通路24が連通し、排気ポート14に排気通路25が連通している。また、マニホールドベース12の側面(上面)には、マニホールドベース12の長さ方向及び幅方向へのサイズがほぼ同じに形成されたアダプタ72が取り付けられている。このアダプタ72には前記取付アダプタ20がマニホールドベース12の幅方向に二つ取り付けられている。
電磁弁取付部22の電磁弁取付面22aには、マニホールドベース12の長さ方向に沿って複数の給気口22c、排気口22d、及び出力口22eが形成されている。マニホールドベース12、アダプタ72、及び電磁弁取付部22には、前記給気通路24と給気口22cとを連通する供給通路73が複数形成されるとともに、排気通路25と排気口22dとを連通する排出通路74が複数形成されている。すなわち、背向する電磁弁取付面22aに開口する二つの給気口22cに対して一つの供給通路73が連通し、背向する電磁弁取付面22aに開口する二つの排気口22dに対して一つの排出通路74が連通している。したがって、電磁弁取付部22には、対となる電磁弁取付面22aの数だけ供給通路73及び供給通路73が形成されている。
そして、背向する電磁弁取付面22aに開口し、共通化された給気口22cには供給通路73を介して一つの給気通路24が連通しており、電磁弁取付面22aに開口し、共通化された排気口22dには排出通路74を介して一つの排気通路25が連通している。
また、第3の実施形態の電磁弁マニホールド71において、電磁弁40の軸方向に延びる側面の外側には、電磁弁40の側面形状と同形状をなす給電装置Sが配設されている。給電装置Sは電磁弁40に取り付けられた給電装置カバー77によって覆われている。この給電装置Sは、電磁弁40の側面形状と同形状をなす分割電気基板75と、リード端子Lを介して分割電気基板75に電気的に接続された接続コネクタ76とからなる。接続コネクタ76は電磁弁40の第1端部40e側に設けられるとともに、電磁弁40とアダプタ72との間に配設されている。接続コネクタ76はアダプタ72に形成された配線ダクト72aに臨み、該配線ダクト72aには前記接続コネクタ76に電気的に接続された配線(図示せず)が収容されている。配線ダクト72aはマニホールドベース12の長さ方向へ延びている。そして、複数の電磁弁40から延びる配線は、配線ダクト72aに収容され、配線ダクト72aで集約されて給電ブロック35に電気的に接続されている。
したがって、上記第3の実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(7)電磁弁40の側面に給電装置Sを取り付け、該給電装置Sを給電装置カバー77で覆うとともに給電装置Sの接続コネクタ76を電磁弁40とアダプタ72の間に配設した。そして、アダプタ72に設けた配線ダクト72aに配線を収容することで、配線を電磁弁マニホールド71内に収容することができる。よって、電磁弁マニホールド71外に配線が露出する場合のように、漏電や短絡が発生することを防止することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図9に示すように、電磁弁マニホールド10,70,71(図9では電磁弁マニホールド10のみ図示する)において、二つの取付アダプタ20,62のうちいずれか一方に電磁弁40を一つだけ取り付け、マニホールドベース12の幅方向に三つの電磁弁40を一体に備えたものとしてもよい。この場合、一つだけ電磁弁40が取り付けられる取付アダプタ20,62において、電磁弁40が取り付けられない電磁弁取付面22a,63aに開口する給気口22c、排気口22d及び出力口22eは閉塞部材66によって閉塞される。
○ 第1及び第2の実施形態において、電磁弁取付面22aに排気口22dを開口させず、電磁弁40の側面に開口させるとともに、電磁弁取付部22における排気通路25及び排気側連通路16cを削除してもよい。この場合、電磁弁取付面22aには給気口22c及び出力口22eが開口し、一つの電磁弁取付部22で背向する一対の電磁弁取付面22aに開口する両給気口22cが共通化されるとともに一つの給気通路24に連通している。
○ 第3の実施形態において、電磁弁取付部22の上端面に排気口22dに連通する排気通路を開口させ、排気通路25及び排出通路74を削除してもよい。
○ マニホールドベース12の幅方向へのサイズを大きくし、該幅方向に三つ以上の取付アダプタ20,62を並設し、幅方向に五つ以上の電磁弁40を取り付けて電磁弁マニホールド10,70,71を構成してもよい。
第1の実施形態の電磁弁マニホールドを示す断面図。 電磁弁マニホールドの給電装置を除いた状態を示す平面図。 給電装置を備えた電磁弁マニホールドを示す平面図。 電磁弁マニホールドを示す側面図。 マニホールドベース上の取付アダプタを示す断面図。 第2の実施形態の電磁弁マニホールドを示す平面図。 複合型電磁弁を示す部分断面図。 第3の実施形態の電磁弁マニホールドを示す断面図。 別例の電磁弁マニホールドを示す断面図。 背景技術の電磁弁マニホールドを示す断面図。
符号の説明
S…給電装置、10,70,71…電磁弁マニホールド、12…マニホールドベース、20,62…取付アダプタ、22,63…電磁弁取付部、22a,63a…電磁弁取付面、22c…給気口、22e…出力口、24…給気通路、37…表示装置、40…電磁弁、40e…第1端部、40f…第2端部、59…ベース体、60…複合型電磁弁。

Claims (6)

  1. マニホールドベースの幅方向に並設されるとともにマニホールドベースの長さ方向に延びる複数の電磁弁取付部を備え、各電磁弁取付部においてマニホールドベースの幅方向に背向する側面には電磁弁取付面が設けられ、各電磁弁取付面には少なくとも給気口及び出力口が開口するとともに、前記幅方向に並設された複数の電磁弁取付面のうちの少なくとも三つに電磁弁が取り付けられ、さらに、各電磁弁への給電装置を備える電磁弁マニホールド。
  2. 前記一つの電磁弁取付部で背向する一対の電磁弁取付面に開口する両給気口は共通化されるとともに一つの給気通路に連通している請求項1に記載の電磁弁マニホールド。
  3. 前記電磁弁は軸方向における第1端部が前記マニホールドベースに対向するとともに、電磁弁の軸方向がマニホールドベースの長さ方向に対し直交するように電磁弁取付面に取り付けられ、前記給電装置は、前記電磁弁の軸方向において前記第1端部の反対側となる第2端部より電磁弁の軸方向に沿って離れた位置に配置される請求項1又は請求項2に記載の電磁弁マニホールド。
  4. 前記給電装置には、電磁弁への給電状態を表示する表示装置が電磁弁毎に設けられる請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電磁弁マニホールド。
  5. 前記マニホールドベースは、複数のベース体をマニホールドベースの長さ方向に接続してなるとともに、前記電磁弁取付部は、複数の取付アダプタをマニホールドベースの長さ方向に接続してなり、前記電磁弁マニホールドは、前記ベース体に複数の取付アダプタを取り付けるとともに、複数の取付アダプタの電磁弁取付面のうちの少なくとも三つに電磁弁を取り付けてなる複合型電磁弁をマニホールドベースの長さ方向に複数接続して形成される請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電磁弁マニホールド。
  6. 前記複合型電磁弁の平面形状と略同形状をなす給電装置を複合型電磁弁毎に備える請求項5に記載の電磁弁マニホールド。
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