JP2008212643A - 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008212643A
JP2008212643A JP2008011837A JP2008011837A JP2008212643A JP 2008212643 A JP2008212643 A JP 2008212643A JP 2008011837 A JP2008011837 A JP 2008011837A JP 2008011837 A JP2008011837 A JP 2008011837A JP 2008212643 A JP2008212643 A JP 2008212643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
magnetic resonance
section
magnetic field
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008011837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5268372B2 (ja
Inventor
Takao Kasugai
隆夫 春日井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008011837A priority Critical patent/JP5268372B2/ja
Priority to US12/068,277 priority patent/US8035380B2/en
Publication of JP2008212643A publication Critical patent/JP2008212643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268372B2 publication Critical patent/JP5268372B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 効率的に、かつ簡易に所望の画像データを得る。
【解決手段】 再構成部72は、複数のセクションによりそれぞれ受信された複数のMR信号をそれぞれ使用して、各セクションにそれぞれ対応する複数の原画像データを再構成する。画像データ合成部74は、収集された複数のMR信号のうちの少なくとも一部である複数のMR信号をそれぞれ受信したセクションをそれぞれ対象セクションとし、これらの対象セクションにそれぞれ対応する複数の原画像データを合成して診断用画像データを生成する。表示部8は、診断用画像データが表す画像を表示する。入力部9、主制御部101および画像データ合成部74は、診断用画像の表示が行われた後になされる変更の指定に応じて対象セクションを変更し、この変更後の対象セクションにそれぞれ対応する複数の原画像データを合成して新たな診断用画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アレイコイルを用いることにより高感度な画像データの生成を可能とする磁気共鳴イメージング(MRI)装置および画像データ生成方法に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI)法は、静磁場中に置かれた被検体組織の原子核のスピンを、当該原子核に応じたラーモア周波数をもつ高周波信号(RFパルス)で励起する。そして、この励起に伴って発生する磁気共鳴信号(MR信号)から画像データを再構成する。
MRI装置は、上記のMRI法を利用して生体内等の画像データを生成する画像診断装置である。MRI装置は、解剖学的診断情報のみならず生化学的情報や機能診断情報など多くの診断情報を得ることができるため、今日の画像診断の分野では重要なものとなっている。
近年、広範囲の撮像領域に対する画像データを高感度に収集することを目的として、アレイコイルを用いたMRIが広く行われるようになった。アレイコイルは、複数の受信用コイル(以下では、コイルエレメントと呼ぶ。)が2次元配列されて構成される。MRIアレイコイルを使用したMRIでは、隣接する複数のコイルエレメントにて検出されたMR信号を加算合成することにより、前記複数のコイルエレメントを等価的に複数のセクションに束ねる。そして、各々のセクションにおいて得られるMR信号をそれぞれ再構成することにより複数の画像データ(以下では、原画像データと呼ぶ。)を生成する。さらに、複数の原画像データを合成することにより、診断に用いる画像データ(以下では、診断用画像データと呼ぶ。)の生成が行なわれる(例えば、特許文献1参照。)。
図13は被検体とアレイコイル51との位置関係の一例を示す図である。
アレイコイル51は、3つのセクション52−1,52−2,52−3を有する。アレイコイル51は、セクション52−1〜52−3の配列方向が被検体の体軸方向に一致するように配置されている。
図14はアレイコイル51を用いて得られる3つの原画像53−1,53−2,53−3を示す図である。原画像53−1〜53−3は、セクション52−1〜52−3の各々に属するコイルエレメントによって検出されたMR信号をそれぞれに再構成して得られる。原画像53−1ではセクション52−1のコイルエレメントに対向した被検体の部位において最大の感度を有している。原画像53−2ではセクション52−2のコイルエレメントに対向した被検体の部位において最大の感度を有している。また原画像53−3ではセクション52−3のコイルエレメントに対向した被検体の部位において最大の感度を有している。
図15は図14に示した原画像53−1〜53−3を合成処理することにより得られる診断用画像54を示す図である。
特開2003−175016号公報
アレイコイルを用いたMRIでは、被検体の近傍に配置されたアレイコイルにおける複数のコイルエレメントの中から撮像領域に対応したコイルエレメントを選択して上述の各セクションを形成することが要求される。特に頚椎や脊柱等の画像化を行なう場合には、天板上に取り付けられたアレイコイルの上方に被検体の診断対象部位を配置する必要があるため、この診断対象部位の撮像領域に対する好適なコイルエレメントの選択は極めて困難であった。
例えば、撮像領域外に配置されたコイルエレメントが誤って選択された場合、当該コイルエレメントによりサンプリング定理を満たさない高い周波数成分を有するMR信号が検出される。この場合、このMR信号の再構成における折り返り(aliasing)に起因したアーチファクトが診断用画像データにおいて発生する。一方、撮像領域内に配置されたコイルエレメントが選択されなかった場合、当該コイルエレメントの位置に対応した診断用画像データの領域における感度は著しく劣化する。
そして、最初に選択したコイルエレメントを用いて収集された診断用画像データにおいて許容できないアーチファクトや感度劣化が認められた場合、MRIをコイルエレメントの選択からやり直す必要があった。操作者のスキルが低い場合には、このような作業を所望の診断用画像データが得られるまで繰り返す必要があった。このため、MRIの効率が著しく低下するのみならず、操作者の負担が増大するおそれがあった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率的に、かつ簡易に所望の画像データを得ることにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴イメージング装置は、静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信する送信手段と、前記被検体から発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集する収集手段と、前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成する再構成手段と、前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号のうちの少なくとも一部である複数の磁気共鳴信号をそれぞれ受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションをそれぞれ対象エレメントまたは対象セクションとし、これらの対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第2の画像データを生成する第1の生成手段と、前記第2の画像データが表す画像を表示する表示手段と、前記表示手段による前記第2の画像の表示が行われた後に、前記対象エレメントまたは対象セクションの変更の指定がなされたことに応じて当該指定に応じて前記対象エレメントまたは対象セクションを変更し、この変更後の対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第3の画像データを生成する第2の生成手段とを備える。
本発明の第2の態様による磁気共鳴イメージング装置は、静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信する送信手段と、前記被検体から発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集する収集手段と、前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成する再構成手段と、前記再構成手段によって再構成された複数の前記第1の画像データのうちの少なくとも一部である複数の合成対象データを合成して第2の画像データを生成する第1の生成手段と、前記第2の画像データが表す画像を表示する表示手段と、前記表示手段による前記第2の画像の表示が行われた後に前記合成対象データのうちからアーチファクトを含む前記第1の画像データの指定がなされたことに応じて、当該指定がなされた前記第1の画像データと、当該第1の画像データを除く前記複数の合成対象データとの重み付けを前記アーチファクトの影響を低減するように異ならせながら合成して第3の画像データを生成する第2の生成手段とを備える。
本発明の第3の態様による磁気共鳴イメージング方法は、静磁場を発生し、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生し、前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信し、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を複数のコイルエレメントでそれぞれ受信し、前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集し、収集された複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成し、収集された複数の前記磁気共鳴信号のうちの少なくとも一部である複数の磁気共鳴信号をそれぞれ受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションをそれぞれ対象エレメントまたは対象セクションとし、これらの対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第2の画像データを生成し、前記第2の画像データが表す画像を表示し、前記第2の画像の表示が行われた後に、前記対象エレメントまたは対象セクションの変更の指定がなされたことに応じて当該指定に応じて前記対象エレメントまたは対象セクションを変更し、この変更後の対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第3の画像データを生成する。
本発明の第4の態様による磁気共鳴イメージング方法は、静磁場を発生し、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生し、前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信し、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を複数のコイルエレメントでそれぞれ受信し、前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集し、前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成し、前記再構成手段によって再構成された複数の前記第1の画像データのうちの少なくとも一部である複数の合成対象データを合成して第2の画像データを生成し、前記第2の画像データが表す画像を表示し、前記第2の画像の表示が行われた後に前記合成対象データのうちからアーチファクトを含む前記第1の画像データの指定がなされたことに応じて、当該指定がなされた前記第1の画像データと、当該第1の画像データを除く前記複数の合成対象データとの重み付けを前記アーチファクトの影響を低減するように異ならせながら合成して第3の画像データを生成する。
本発明によれば、効率的に、かつ簡易に所望の画像データを得ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
以下に述べる実施形態MRI装置では、複数のコイルエレメントが2次元配列されたアレイコイルを用いてMRIを行なう。MRI装置では、スキャンプラン等によって予め設定された被検体の撮像領域に2次元配列されたコイルエレメントをグルーピングして体軸方向に複数のセクションを形成する。MRI装置では、これら複数のセクションの各々において検出されたMR信号を再構成してそれぞれ各セクションに対応した原画像データをそれぞれ生成する。そしてMRI装置では、これらの原画像データを合成して診断用画像データを生成する。MRI装置では、許容できないアーチファクトが含まれた原画像データを排除することにより、アーチファクトの少ない診断用画像データを生成する。
なお、本実施形態では、5つのセクションにグルーピングされたコイルエレメントを用い、被検体における頚椎のサジタル断面(側面から見た縦断面)において5つの原画像データを生成する。そして、これらの原画像データの中から選択したアーチファクトの少ない4つの原画像データを合成して診断用画像データを生成する場合について述べる。しかし、上述の原画像データ数や画像断面に限定されるものではなく、これらは任意であって良い。例えば、画像断面は、コロナル断面(正面から見た縦断面)やアキシャル断面(横断面)等であっても構わない。
(装置の構成)
本実施形態におけるMRI装置500の構成につき図1乃至図6を用いて説明する。なお、図1はMRI装置500の全体構成を示すブロック図である。図2はMRI装置500に設けられたRFコイルユニット3および送受信部4の具体的な構成を示す図である。
MRI装置500は、静磁場発生部1、傾斜磁場発生部2、RFコイルユニット3、送受信部4、天板5、天板移動機構部6、画像データ生成部7、表示部8、入力部9および制御部10を含む。
静磁場発生部1および傾斜磁場発生部2は、被検体150に対して磁場を発生する。RFコイルユニット3は、被検体150に対しRFパルスの照射とMR信号の検出とを行なう。送受信部4は、RFコイルユニット3に対しパルス電流を供給するとともにRFコイルユニット3が検出したMR信号に対し所定の信号処理を行なう。天板5は、被検体150を載置する。天板移動機構部6は、天板5を被検体150の体軸方向に移動する。画像データ生成部7は、送受信部4が受信したMR信号に基づいて原画像データおよび診断用画像データを生成する。表示部8は、生成された原画像データや診断用画像データが表す原画像や診断用画像を表示する。入力部9は、撮像条件や画像データ表示条件の設定、原画像データの選択、画像データ合成方法の選択、さらには、各種コマンド信号の入力等を行なう。制御部10は、MRI装置500における上述の各ユニットを統括的に制御する。
静磁場発生部1は、主磁石11と静磁場電源12とを含む。主磁石11は、常伝導磁石あるいは超電導磁石によって構成される。静磁場電源12は、主磁石11に電流を供給する。そして静磁場発生部1は、図示しないガントリの中央部の撮像野に配置された被検体150の周囲に強力な静磁場を形成する。なお、主磁石11は、永久磁石によって構成されていてもよい。
傾斜磁場発生部2は、傾斜磁場コイルユニット21と傾斜磁場電源22とを含む。傾斜磁場コイルユニット21は、3組の傾斜磁場コイルを有する。これら3組の傾斜磁場コイルは、体軸方向(z方向)およびこの体軸方向に直交するx方向とy方向のそれぞれに沿った傾斜磁場を形成する。傾斜磁場コイルユニット21傾斜磁場電源22は、3組の傾斜磁場コイルの各々に対してパルス電流を供給する。傾斜磁場コイルユニット21および傾斜磁場電源22は、制御部10から供給されたシーケンス制御信号に基づき被検体150が置かれた撮像野の磁場に対して位置情報を付加する。すなわち、傾斜磁場電源22は、シーケンス制御信号に基づいてx方向,y方向およびz方向の傾斜磁場コイルに供給するパルス電流を制御することにより、各々の方向に対して傾斜磁場を形成する。そして、x方向,y方向およびz方向の傾斜磁場は合成されて、互いに直交するスライス選択傾斜磁場Gs、位相エンコード傾斜磁場Geおよび読み出し(周波数エンコード)傾斜磁場Grが所望の方向に形成される。これらの傾斜磁場は、主磁石11によって形成された静磁場に重畳されて、被検体150に印加される。
RFコイルユニット3は図2に示すように、送信コイル31およびアレイコイル32,33を含む。送信コイル31は、MRI装置500の図示しないガントリ内に傾斜磁場コイルユニット21とともに設けられる。アレイコイル32,33は、被検体150の腹側および背中側にMR信号の受信のために配設されている。そして、画像データの生成に際し、所定の周波数(ラーモア周波数)と包絡線を有したパルス電流が送信コイル31に供給されると、送信コイル31からは被検体150の撮像領域に対しRFパルスが照射される。このRFパルスの照射により被検体150の組織にて発生したMR信号は、アレイコイル32あるいはアレイコイル33において検出されて送受信部4へ供給される。
なお、アレイコイル32は被検体150の腹部側臓器の撮像に用いられる。アレイコイル33は、頚椎や脊椎等の撮像に用いられる。以下では、背中側のアレイコイル33のみを用いて被検体150の頚椎の撮像を行なう場合について述べるが、これに限定されない。
図3はアレイコイル33が有するコイルエレメントの配置の一例を示す図である。図3に示したアレイコイル33では、体軸方向(y方向)のコイル領域幅がLzであり、x方向のコイル領域幅がLxである。このアレイコイル33では、x方向にNx個、また、z方向にNz個で合計Nx×Nz個コイルエレメントが2次元配列されている。図3では、Nx=4、Nz=5となっており、合計で20個のコイルエレメントe11〜e14、e21〜e24、e31〜e34、e41〜e44、e51〜e54が、4×5のマトリクス状に配列されている。そして、x方向に配列されたNx個のコイルエレメントは、送受信部4によってグルーピングされ、Qz個のセクション35−1,35−2…,35−Qzが等価的に形成される。図3の例では、Qz=Nz=5であり、5個のセクション35−1〜35ー5が形成されている。
すなわち、コイルエレメントe11〜e14によってセクション35−1が、コイルエレメントe21〜e24によってセクション35−2が、コイルエレメントe31〜e34によってセクション35−3が、コイルエレメントe41〜e44によってセクション35−4が、そしてコイルエレメントe51〜e54によってセクション35−5がそれぞれ形成それぞれされる。このようなグルーピングにより、アレイコイル33では5つのコイルが体軸方向に沿って配列された場合と等価となる。
図4は被検体150の撮像領域とアレイコイル33との位置関係について示した図である。z方向のコイル領域幅Lzが、被検体150の体軸方向における撮像領域Rzより広くなるようにアレイコイル33におけるセクション35−1〜35−5が設定される。
図2に示すように送受信部4は、送信部41、受信部42およびセクション形成部43を含む。
送信部41は、主磁石11の静磁場強度と傾斜磁場コイルユニット21の傾斜磁場によって決定される所定スライス断面における磁気共鳴周波数(ラーモア周波数)と略同一の周波数を有し、所定の選択励起波形で変調されたパルス電流を生成して送信コイル31に供給する。
受信部42は、Nc中間周波変換回路、位相検波回路、低周波増幅器、フィルタリング回路およびA/D変換器を内在する。受信部42は、アレイコイル33におけるNc(Nc=Nx×Nz)個のコイルエレメントからそれぞれ供給されるNcチャネルのMR信号に対し中間周波変換、位相検波、低周波増幅、フィルタリング、ならびにA/D変換等の信号処理を個別に行なう。
セクション形成部43は、スイッチング回路および加算回路を内在する。セクション形成部43は、セクション35−1〜35−Qzのそれぞれについて、属するNx個のコイルエレメントから供給されるNxチャネルのMR信号を加算合成することにより、前述したセクション35−1〜35−Qzを等価的に形成する。
さて天板5は図1に示すように、図示しない寝台基部の上面においてz方向にスライド自在に支持されている。天板5には、被検体150がその対軸方向をz方向に沿わせる状態で載置される。天板5は、z方向に移動することにより、被検体150の撮像対象部位を撮像野の所望位置に設定する。
天板移動機構部6は、例えば寝台基部の端部あるいは下部に取り付けられる。天板移動機構部6は、制御部10から供給される天板移動制御信号に基づき、天板5を移動するための駆動信号を生成する。そして天板移動機構部6は、この駆動信号により天板5をz方向に所定速度で移動させる。
画像データ生成部7は図1に示すように、MR信号記憶部71、再構成部72、画像データ記憶部73および画像データ合成部74を含む。
MR信号記憶部71は、アレイコイル33のセクション35−1〜35−Qzの各々によって検出されたMR信号Mr−1〜Mr−Qzをそれぞれの記憶領域に保存する。
再構成部72は、MR信号記憶部71に保存されたMR信号Mr−1〜Mr−Qzを順次読み出し、2次元フーリエ変換による画像再構成を行なって原画像データOim−1〜Oim−Qzをそれぞれ生成する。すなわち、再構成部72は、セクション35−1によって検出されたMR信号Mr−1を再構成して原画像データOim−1を得る。同様にして、セクション35−2〜35−Qzによって検出されたMR信号Mr−2〜Mr−Qzを再構成して原画像データOim−2〜Oim−Qzを得る。
画像データ記憶部73は、再構成部72により得られた原画像データOim−1〜Oim−Qzをそれぞれ保存する。
画像データ合成部74は、制御部10からの指示に従い、画像データ記憶部73に保存されている原画像データOim−1〜Oim−Qzの全てまたは一部を選択する。画像データ合成部74は、これらの選択した原画像データを予め設定された演算式に基づく合成方法に従って合成し、診断用画像データを得る。
MR信号
図1に示す表示部8は、表示データ生成回路、変換回路およびモニタを内在する。表示部8は、画像データ合成部74において生成された診断用画像データが表す診断用画像を表示する。具体的には、表示データ生成回路は、画像データ合成部74から供給される診断用画像データに制御部10から供給される被検体情報等の付帯情報を付加して表示データを生成する。変換回路は、この表示データを所定の表示フォーマットに変換する。モニタは、表示フォーマット通りの画像を表示する。
なお表示部8は、画像データ記憶部73に保存された原画像データOim−1〜Oim−Qzを同様の方法によって表示することも可能である。原画像データOim−1〜Oim−Qzを表示することにより、それぞれの原画像データにおけるアーチファクト発生の有無を操作者に観察させることが可能となり、許容できないアーチファクトを有する原画像データの判定を容易にすることができる。
入力部9は、操作卓上に配置されたスイッチ、キーボード、マウス等の各種入力デバイスや表示パネルなどを内在する。そして入力部9は、制御部10を介した表示部8との連携によりインタラクティブなインターフェースを形成している。入力部9は、被検体情報の入力、パルスシーケンス等を含んだ撮像条件の設定、画像データ表示条件の設定、セクションの設定、天板移動指示の入力、各種コマンド信号の入力等のための操作者による操作を受け付ける。さらに入力部9は、画像データ選択部91および合成方法選択部92を含む。
画像データ選択部91は、診断用画像データの生成に際し合成すべき原画像データを操作者による操作に基づいて選択する。
合成方法選択部92は、原画像データの合成方法を操作者による操作に基づいて選択する。また、
制御部10は、主制御部101、シーケンス制御部102および天板移動制御部103を含む。
主制御部101は、CPUおよび記憶回路を内在する。主制御部101は、MRI装置500を統括して制御する。主制御部101の記憶回路には、入力部9にて入力、設定または選択された被検体情報、MRI検査の撮像条件、画像データの表示条件、原画像データの選択情報、原画像データ合成方法の選択情報等が保存される。主制御部101のCPUは、記憶回路に保存された各種情報に基づき、MR信号の収集と原画像データおよび診断用画像データの生成および表示とを制御する。なお、MR信号の収集に際してCPUは、撮像に適用するパルスシーケンスに基づき傾斜磁場コイルユニット21やRFコイルユニット3に供給するパルス電流の大きさ、供給時間、供給タイミング等を設定して、これらを表すパルスシーケンス情報をシーケンス制御部102に供給する。
シーケンス制御部102は、CPUおよび記憶回路を内在する。シーケンス制御部102は、主制御部101から供給されるパルスシーケンス情報をシーケンス制御部102の記憶回路に一旦記憶する。シーケンス制御部102は、パルスシーケンス情報に基づいてシーケンス制御信号を生成し、傾斜磁場電源22や送受信部4を制御する。
また天板移動制御部103は、入力部9から主制御部101を介して供給される天板移動指示に基づいて天板移動制御信号を生成し、これを天板移動機構部6へ供給する。
次に、以上のように構成されたMRI装置500の動作について説明する。
図5はセクション35−1〜35−5のそれぞれに対応した原画像データの感度分布とこれらの原画像データを合成して得られる診断用画像データの感度分布とを模式的に示す図である。
ここでは図5(a)に示すように、セクション35−1〜35−5から構成されたz方向のコイル領域幅Lzの中心が、z方向の撮像領域Rz(Rz<Lz)の中心に対しΔγ/2だけ左方にシフトして配置されていることとする。ただし、ここでは説明を簡単にするために、シフト量Δγ/2はセクション幅Δwの1/2としている。
図5(b)は、セクション35−1〜35−5によって得られる原画像データOim−1〜Oim−5の各々におけるz方向の感度分布を示している。具体的には、感度分布f1(z)〜f5(z)は、原画像データOim−1〜Oim−5のz方向に対する感度分布をそれぞれ示している。この場合、セクション35−1は撮像領域Rz外に位置している。このため、セクション35−1にて検出されるMR信号には許容されない高い周波数成分が含まれている。この高い周波成分に起因して、原画像データOim−1の感度分布f1(z)の一部は、撮像領域Rzの右端部にアーチファクト成分Artとして表れる。
図5(c)は原画像データOim−1〜Oim−5の全てを対等に合成して生成された診断用画像データImaの感度分布Ga(z)を示している。図5(c)に示すように、アーチファクト成分Artは診断用画像データImaにおいても残存する。
図5(d)はアーチファクト成分が無視できる原画像データOim−2〜Oim−5を合成することによって生成された診断用画像データImbの感度分布Gb(z)を示している。アーチファクト成分Artを含んだ原画像データOim−1を合成していないことにより、図5(c)に示したアーチファクト成分Artは診断用画像データImbには含まれない。
図6は原画像データにおけるアーチファクトの発生状況を示す図である。図6(a)〜図6(e)はセクション35−1〜35−5によって得られた被検体150の頚椎における原画像データOim−1〜Oim−5をそれぞれ画像で表している。これらの原画像データOim−1〜Oim−5では、セクション35−1〜35−5が配置された位置において最大の感度を有する。そして撮像領域外に配置されたセクション35−1による原画像データOim−1では、その下端部において、前記頚椎に起因するアーチファクトArtが表れている。
図7は診断用画像データImaを画像で示す図である。図8は診断用画像データImbを画像で示す図である。この図7および図8から明らかなように、許容できない程のアーチファクトが生じている原画像データを診断用画像データを得るために使用しないようにすれば、撮像領域Rzとコイル領域幅Lzとが一致しない場合でもアーチファクトの少ない診断用画像データを前記撮像領域において生成することが可能となる。
なお、画像データ合成部74における原画像データの合成は、予め設定された演算式に基づいて行なわれる。例えば原画像データOim−2〜Oim−5を合成して診断用画像データImbを生成する場合には、原画像データOim−2〜Oim−5の感度分布をf2(z)〜f5(z)とすれば診断用画像データImbの感度分布Gb(z)は、例えば、以下に示す式(1)あるいは式(2)に基づいて算出される。ただし、A2(z)〜A5(z)およびB2(z)〜B5(z)は、予め設定された重み付け係数を示す。
Figure 2008212643
なお、式(1)は、原画像データの感度分布fi(z)(i=2〜5)の2乗和の平方根を計算する演算(2乗和演算)を示す。また、式(2)は、感度分布fi(z)(i=2〜5)に対して通常の加算を行なう演算(加算演算)を示す。
(診断用画像データの生成手順)
次に、診断用画像データの生成手順につき図9のフローチャートに沿って説明する。
被検体150の撮像に先立ち、MRI装置500の操作者は、被検体150の撮像領域より広い範囲において2次元配列されたコイルエレメントを有するアレイコイル33を選択し、このアレイコイル33を天板5の所定位置に配置する。次いで操作者は、アレイコイル33が被検体150の撮像領域近傍に位置するように被検体150を天板5に載置する(図9のステップS1)。
次に操作者は、天板移動指示を入力部9にて入力し、被検体150の診断対象部位がガントリ中央部の撮像野に位置するように天板5をz方向に移動する。次いで操作者は、入力部9にて被検体情報の入力、撮像領域の設定、撮像条件および画像データ表示条件の設定、原画像データ合成方法の選択、セクションの設定等を行なう。そして、これらの入力情報、設定情報および選択情報は、主制御部101に備えられた記憶回路に保存される(図9のステップS2)。
次に操作者は、撮像の開始コマンドを入力部9にて入力する(図9のステップS3)。この開始コマンドが主制御部101に供給されることにより、アレイコイル33のセクション35−1〜35−Qzを用いた原画像データOim−1〜Oim−Qzの生成が主制御部101の制御の下に開始される。
以下では、SE(スピンエコー)法を用い被検体150の頚部サジタル断面におけるT1強調画像データを診断用画像データとして生成する場合について述べる。
SE法によりT1強調画像データを収集する場合、傾斜磁場電源22は、シーケンス制御部102から供給されたシーケンス制御信号に基づいて傾斜磁場コイルユニット21のx方向,y方向およびz方向の各傾斜磁場コイルに対するパルス電流を制御し、被検体150の診断対象部位に対しサジタル断面を設定するためのスライス選択傾斜磁場Gsと、このサジタル断面から得られるMR信号に対しその発生位置を符号化するための位相エンコード傾斜磁場Geおよび読み出し傾斜磁場Grを印加する。
そして、例えば、Na×Naの画素を有する診断用画像データを生成する場合、Na種類の磁場強度を有する位相エンコード傾斜磁場Geの印加を繰り返し周期TRでNa回繰り返すとともに、所定の磁場強度を有した読み出し傾斜磁場Geの印加を繰り返し周期TRでNa回繰り返す。
一方、送受信部4の送信部41は、最初のスライス選択傾斜磁場Gsの印加中に90度RFパルスを被検体150の撮像部位に対し繰り返し周期TRでNa回照射し、さらに、この照射から時間TE/2後における第2のスライス選択傾斜磁場Gsの印加中に180度RFパルスを同一部位に対し繰り返し周期TRでNa回照射するように、送信コイル31に対しパルス電流を供給する。そして、アレイコイル33におけるNc個のコイルエレメントの各々は、180度RFパルスの照射から時間TE/2後に被検体150から生ずるMR信号を受信して受信部42に供給する。受信部42はこれらNcチャンネルのMR信号に対し所定の処理を行なう。
次いで、セクション形成部43は、被検体150の体軸方向に垂直な方向(x方向)に配列されているコイルエレメントから供給されたMR信号を加算合成することによりセクション35−1〜35−Qzを形成する。そして、セクション35−1〜35−Qzから供給されたQzチャンネルのMR信号は、MR信号記憶部71に保存される。すなわち、MR信号記憶部71には、QzチャンネルのMR信号Mr−1〜Mr−Qzがセクション35−1〜35−Qzに対応して保存される(図9のステップS4)。
なお、上述の90度RFパルスおよび180度RFパルスは、被検体組織の原子核スピンを90度および180度回転するために必要なエネルギーを原子核スピンに供給するためのRF波である。時間TEは、90度RFパルスの照射からMR信号が検出されるまでの時間である。、時間TRは、MR信号の検出周期である。
次に再構成部72は、MR信号Mr−1〜Mr−Qzの各々においてそれぞれがNa個のデータ点を有するNa個のMRエコーを2次元フーリエ変換してNa×Naの画素を有したサジタル断面の原画像データOim−1〜Oim−Qzを生成し、画像データ記憶部73に保存するとともに表示部8に表示する(図9のステップS5)。
表示部8に表示された原画像データOim−1〜Oim−Qzを観察した操作者は、画像データ選択部91において原画像データOim−1〜Oim−Qzの中からアーチファクトが許容できる程度に収まっている原画像データを選択する(図9のステップS6)。
そして、主制御部101を介し画像データ選択部91から画像データ選択信号を受信した画像データ合成部74は、この画像データ選択信号に基づいて画像データ記憶部73から読み出した原画像データを合成して診断用画像データを得る。得られた診断用画像データは、表示部8により表示される(図9のステップS7)。
このように本実施形態によれば、セクション35−1〜35−Qzの全てを用いてMR信号を収集しておく。そして、これらのMR信号からそれぞれ再構成された原画像データOim−1〜Oim−Qzのうちで操作者が選択した原画像データのみを合成して診断用画像データが得られる。従って、撮像に使用するセクションを変更しながら撮像を繰り替えすような作業を行うことなしに、アーチファクトの少ない診断用画像データを得ることができる。さらに操作者は、実際のアーチファクトの発生状況を確認しながら撮像に使用するセクションを選択できることになり、被検体150の撮像部位と各セクションとの位置関係に基づいてセクションを選択する場合に比べて操作者の負担が軽減される。
さらに本実施形態によれば、アーチファクトが許容できる程度に収まっている原画像データを診断用画像データの生成に全て使用するから、感度劣化の少ない診断用画像データが得られる。
さらに、被検体の撮像領域に好適なアレイコイルのセクション位置を設定する際に、高い位置精度を要求されないため初期設定に要する時間が短縮されるのみならず操作者の負担が軽減される。
(第1の変形例)
上記のように原画像データOim−1〜Oim−Qzのそれぞれを画像として表示して、これを操作者に確認させることは、臨床現場においては好ましくない場合がある。
このような場合には、原画像データOim−1〜Oim−Qzの全てを合成して得た診断用画像データを画像として表示して全てのセクションを使用した場合のアーチファクトの発生状況を操作者に確認させる。そして、診断用画像データに基づいて操作者が不使用と判定したセクションの指定を入力部9にて入力する。さらにこの指定に応じて画像データ合成部74が、不使用とされたセクションに対応する原画像データ以外の原画像データを合成して新たな診断用画像データを得るようにすれば良い。
この場合、操作者は、所望の診断用画像データが得られるまで不使用のセクションの指定を繰り返し行わなければならないこともあり得るが、この場合に繰り返される処理は原画像データの合成であり、MR信号の収集などは行われないから、新たな診断用画像データは速やかに得られる。そしてこのようにすれば、アーチファクトの発生状況の確認のために操作者は、複数の画像を個別に確認する必要がなく、1枚の画像を確認すれば良いから、その作業に関する操作者の負担は軽減される。
(第2の変形例)
上記のように原画像データOim−1〜Oim−Qzの一部を合成に使用しないことは、その原画像データの合成に際しての重みをゼロに設定したことと等価である。
さて、図6(a)から分かるように、許容できない程のアーチファクトが生じている原画像データであっても、診断に有益な情報(以下では、診断情報と呼ぶ。)も含んでいる場合がある。そこで、このような原画像データは、他の原画像データよりも低い重みで合成しても良い。この場合、重み付け係数は固定としておいても良いが、操作者により任意に設定できるようにしておくと便利である。
図10は操作者により重み付け計数を設定可能とするための表示画像600の一例を示す図である。
この表示画像600は例えば、主制御部101の制御の下に画像データ合成部74により生成されて表示部8にて表示される。
表示画像600には、選択ボックス601、スライドバー602および診断用画像表示領域603が配置されている。操作者が選択ボックス601を操作したことに応じて主制御部101は、選択ボックス601に表示されるセクションの番号を変更する。そして主制御部101は、選択ボックス601に表示された番号のセクションに対応する原画像データについての重み付け係数を変更対象として設定する。操作者によるスライドバー602の操作に基づいて、主制御部101は変更対象に設定されている原画像データについての重み付け係数を変更する。主制御部101は、重み付け係数を変更する毎に、その変更後の重み付け係数を適用しての合成を画像データ合成部74に行わせる。そして主制御部101は、画像データ合成部74にて新たに得られた診断用画像データを画像として表すように診断用画像表示領域603を更新する。
このようにすれば、許容できない程のアーチファクトが生じている原画像データであっても、アーチファクトが診断用画像データに大きく影響することがない程度に利用することが可能で、これにより診断用画像データの画質を向上することができる。
(第3の変形例)
第2の変形例の場合、診断情報を生かすために重み付け係数を増加させれば、アーチファクトの影響も大きくなる。そこで、1つの原画像データのなかでアーチファクトが生じている一部の領域のみを排除した上で合成に用いるようにする。
すなわち、上述の実施形態では、アーチファクトが発生した原画像データOim−1を排除し、残りの原画像データOim−2〜Oim−5を合成することによりアーチファクトの少ない診断用画像データを生成する場合について述べた。しかしこのような場合に、原画像データOim−1のアーチファクト発生領域を排除(切除)して得られた原画像データと残りの原画像データOim−2〜Oim−5とを合成して診断用画像データを生成してもよい。
これは、1つの原画像データに関する重み付け係数を、例えば図11に示すように領域毎に異ならせることによって実現できる。
ただし、図11に示すように重み付け係数を急峻に変化させると、重み付け係数の境界付近に診断情報が含まれている場合には、診断用画像データにおいて画像の不連続が生じるおそれがある。
このような場合には、例えば図12に示すように緩やかに変化する重み付け係数を適用することにより、画像の不連続を軽減できる。
なお、Δγ/2<ΔW/2の場合には、原画像データOim−1の下端部のみならず原画像データOim−5の上端部においてもアーチファクトが発生する可能性がある。このような場合においても上述と同様の方法によりアーチファクトが低減された診断用画像データを得ることができる。
すなわち、原画像データOim−1および原画像データOim−5を排除し、残りの原画像データOim−2〜Oim−4を合成して診断用画像データを生成しても良い。あるいは、アーチファクト発生領域のみを排除した原画像データOim−1および原画像データOim−5と原画像データOim−2〜Oim−4とを合成して診断用画像データを生成してもよい。
この実施形態は、さらに次のような種々の変形実施が可能である。
診断用画像データを最初に得るために合成する原画像データは、操作者により指定されたセクションに対応したもののみとしても良い。そして、より感度劣化の少ない診断用画像データを操作者が要求する場合に、操作者により指定されたセクションに対応した原画像データと操作者により指定されていないセクションに対応した原画像データとを合成して診断用画像データを得ても良い。
操作者により指定されたセクションと、このセクションに対して所定の関係を持つセクションとをMR信号の収集に使用しても良い。例えば、操作者により指定されたセクションと、このセクションに隣接したセクションとをMR信号の収集に使用することが考えられる。
原画像データは、各コイルエレメントで検出されたMR信号に基づいてコイルエレメント毎に再構成しても良い。
原画像データ数や画像断面は任意であって良い。例えば、撮像断面は、コロナル断面やアキシャル断面等であっても構わない。
被検体150の背中側に配置されたアレイコイル33を用いた場合について述べたがこれに限定されるものではなく、例えば、腹部側に配置されたアレイコイル32等を用いて原画像データや診断用画像データの収集を行なってもよい。
SE法を適用したMRIによって原画像データや診断用画像データを収集する場合について述べたが、FSE(高速SE)法、EPI(エコープラナーイメージング)法、FE(グラジェントエコー)法等の他のパルスシーケンスを適用して上述の画像データを収集してもよい。
原画像データの合成方法として2乗和演算法と加算演算法について述べたが、他の合成方法を適用しても構わない。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の実施形態に係るMRI装置500の全体構成を示すブロック図。 図1中のRFコイルユニット3および送受信部4の具体的な構成を示す図。 図2中のアレイコイル33が有するコイルエレメントの配置の一例を示す図。 図2中の被検体150の撮像領域とアレイコイル33との位置関係について示した図。 図2中のセクション35−1〜35−5のそれぞれに対応した原画像データの感度分布とこれらの原画像データを合成して得られる診断用画像データの感度分布とを模式的に示す図。 原画像データにおけるアーチファクトの発生状況を示す図。 診断用画像データImaを画像で示す図。 診断用画像データImbを画像で示す図。 診断用画像データの生成手順を示すフローチャート。 操作者により重み付け係数を設定可能とするための表示画像の一例を示す図。 1つの原画像データのなかでアーチファクトが生じている一部の領域のみを排除した状態で合成するための重み付け係数の設定例を示す図。 1つの原画像データのなかでアーチファクトが生じている一部の領域のみを排除した状態で合成するための重み付け係数の設定例を示す図。 被検体とアレイコイル51との位置関係の一例を示す図である。 図13に示すアレイコイル51を用いて得られる3つの原画像53−1,53−2,53−3を示す図。 図14に示した原画像53−1〜53−3を合成処理することにより得られる診断用画像54を示す図。
符号の説明
1…静磁場発生部、11…主磁石、12…静磁場電源、2…傾斜磁場発生部、21…傾斜磁場コイル、22…傾斜磁場電源、3…RFコイルユニット、31…送信コイル、32、33…アレイコイル、4…送受信部、41…送信部、42…受信部、43…セクション形成部、5…天板、6…天板移動機構部、7…画像データ生成部、71…MR信号記憶部、72…再構成部、73…画像データ記憶部、74…画像データ合成部、8…表示部、9…入力部、91…画像データ選択部、92…合成方法選択部、10…制御部、101…主制御部、102…シーケンス制御部、103…天板移動制御部、500…MRI装置。

Claims (12)

  1. 静磁場を発生する静磁場発生手段と、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、
    前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信する送信手段と、
    前記被検体から発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する複数のコイルエレメントと、
    前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集する収集手段と、
    前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成する再構成手段と、
    前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号のうちの少なくとも一部である複数の磁気共鳴信号をそれぞれ受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションをそれぞれ対象エレメントまたは対象セクションとし、これらの対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第2の画像データを生成する第1の生成手段と、
    前記第2の画像データが表す画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段による前記第2の画像の表示が行われた後に、前記対象エレメントまたは対象セクションの変更の指定がなされたことに応じて当該指定に応じて前記対象エレメントまたは対象セクションを変更し、この変更後の対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第3の画像データを生成する第2の生成手段とを具備することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記収集手段は、ユーザにより指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集し、
    前記第1の生成手段は、前記指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションを対象エレメントまたは対象セクションとし、
    前記第2の生成手段は、ユーザにより除外が指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションを対象エレメントまたは対象セクションから除外することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記収集手段は、ユーザに指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションと、当該指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションに対して所定の関係にある前記コイルエレメントまたは前記セクションとにより受信された前記磁気共鳴信号を収集し、
    前記第1の生成手段は、指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションを対象エレメントまたは対象セクションとし、
    前記第2の生成手段は、ユーザにより追加が指定された前記コイルエレメントまたは前記セクションを対象エレメントまたは対象セクションに追加することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記被検体の体表面に沿って2次元配列された前記複数のコイルエレメントの中から前記被検体の体軸方向に略垂直な方向に配列された複数のコイルエレメントをグルーピングすることにより前記体軸方向に対して前記複数のセクションを形成するセクション形成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記第1の生成手段および前記第2の生成手段の少なくともいずれか一方は、2乗和演算法あるいは加算演算法に基づいて複数の前記第1の画像データを合成して前記第2の画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 静磁場を発生する静磁場発生手段と、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、
    前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信する送信手段と、
    前記被検体から発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する複数のコイルエレメントと、
    前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集する収集手段と、
    前記収集手段が収集した複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成する再構成手段と、
    複数の前記第1の画像データのうちの少なくとも一部である複数の合成対象データを合成して第2の画像データを生成する第1の生成手段と、
    前記第2の画像データが表す画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段による前記画像の表示が行われた後に前記合成対象データのうちからアーチファクトを含む前記第1の画像データの指定がなされたことに応じて、当該指定がなされた前記第1の画像データと、当該第1の画像データを除く前記複数の合成対象データとの重み付けを前記アーチファクトの影響を低減するように異ならせながら合成して第3の画像データを生成する第2の生成手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記第2の生成手段は、前記指定がなされた前記第1の画像データの少なくとも一部の重みを前記指定がなされた前記第1の画像データを除く前記複数の合成対象データの重みよりも小さくすることを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記第2の生成手段は、前記指定がなされた前記第1の画像データの少なくとも一部の重みをゼロにすることを特徴とする請求項7に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記被検体の体表面に沿って2次元配列された前記複数のコイルエレメントの中から前記被検体の体軸方向に略垂直な方向に配列された複数のコイルエレメントをグルーピングすることにより前記体軸方向に対して前記複数のセクションを形成するセクション形成手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記第1の生成手段および前記第2の生成手段の少なくともいずれか一方は、2乗和演算法あるいは加算演算法に基づいて複数の前記第1の画像データを合成して前記第2の画像データを生成することを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 静磁場を発生し、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生し、
    前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信し、
    前記被検体から発生する磁気共鳴信号を複数のコイルエレメントでそれぞれ受信し、
    前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集し、
    収集された複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成し、
    収集された複数の前記磁気共鳴信号のうちの少なくとも一部である複数の磁気共鳴信号をそれぞれ受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションをそれぞれ対象エレメントまたは対象セクションとし、これらの対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第2の画像データを生成し、
    前記第2の画像データが表す画像を表示し、
    前記第2の画像の表示が行われた後に、前記対象エレメントまたは対象セクションの変更の指定がなされたことに応じて当該指定に応じて前記対象エレメントまたは対象セクションを変更し、この変更後の対象エレメントまたは対象セクションにそれぞれ対応する複数の前記第1の画像データを合成して第3の画像データを生成することを特徴とする画像データ生成方法。
  12. 静磁場を発生し、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生し、
    前記静磁場および前記傾斜磁場が印加された被検体に対して照射するための高周波パルスを送信し、
    前記被検体から発生する磁気共鳴信号を複数のコイルエレメントでそれぞれ受信し、
    前記複数のコイルエレメントの各々あるいは前記複数のコイルエレメントのグルーピングによって形成した複数のセクションによりそれぞれ受信された前記磁気共鳴信号を収集し、
    前記収集された複数の前記磁気共鳴信号をそれぞれ使用して、それらの磁気共鳴信号を受信した前記コイルエレメントまたは前記セクションにそれぞれ対応する複数の第1の画像データを再構成し、
    前記再構成された複数の前記第1の画像データのうちの少なくとも一部である複数の合成対象データを合成して第2の画像データを生成し、
    前記第2の画像データが表す画像を表示し、
    前記第2の画像の表示が行われた後に前記合成対象データのうちからアーチファクトを含む前記第1の画像データの指定がなされたことに応じて、当該指定がなされた前記第1の画像データと、当該第1の画像データを除く前記複数の合成対象データとの重み付けを前記アーチファクトの影響を低減するように異ならせながら合成して第3の画像データを生成することを特徴とする画像データ生成方法。
JP2008011837A 2007-02-06 2008-01-22 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法 Expired - Fee Related JP5268372B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008011837A JP5268372B2 (ja) 2007-02-06 2008-01-22 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法
US12/068,277 US8035380B2 (en) 2007-02-06 2008-02-05 Magnetic resonance imaging apparatus and image data generating method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026967 2007-02-06
JP2007026967 2007-02-06
JP2008011837A JP5268372B2 (ja) 2007-02-06 2008-01-22 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008212643A true JP2008212643A (ja) 2008-09-18
JP5268372B2 JP5268372B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=39833388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008011837A Expired - Fee Related JP5268372B2 (ja) 2007-02-06 2008-01-22 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268372B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110232A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置
JP2011115561A (ja) * 2009-11-05 2011-06-16 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
WO2014084259A1 (ja) * 2012-11-28 2014-06-05 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置、及び、磁気共鳴イメージングにおけるコイル選択支援方法
JP2015013117A (ja) * 2013-07-02 2015-01-22 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 金属物体を含むターゲット範囲の磁気共鳴データの取得方法および磁気共鳴装置
US10564236B2 (en) 2012-11-28 2020-02-18 Toshiba Medical Systems Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and guiding method of coil selection in magnetic resonance imaging method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207988A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Shimadzu Corp Mri装置の信号検出装置
JPH09238920A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2003334177A (ja) * 2001-12-14 2003-11-25 Toshiba Corp Mr信号受信装置及び磁気共鳴イメージング装置
JP2004216185A (ja) * 2004-04-26 2004-08-05 Toshiba Corp Mri装置及びmr画像生成方法
JP2005328853A (ja) * 2004-04-23 2005-12-02 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像生成方法およびmri装置
JP2006175058A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc コイルエレメント選択方法および磁気共鳴イメージング装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207988A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Shimadzu Corp Mri装置の信号検出装置
JPH09238920A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2003334177A (ja) * 2001-12-14 2003-11-25 Toshiba Corp Mr信号受信装置及び磁気共鳴イメージング装置
JP2005328853A (ja) * 2004-04-23 2005-12-02 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像生成方法およびmri装置
JP2004216185A (ja) * 2004-04-26 2004-08-05 Toshiba Corp Mri装置及びmr画像生成方法
JP2006175058A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc コイルエレメント選択方法および磁気共鳴イメージング装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115561A (ja) * 2009-11-05 2011-06-16 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2011110232A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置
WO2014084259A1 (ja) * 2012-11-28 2014-06-05 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置、及び、磁気共鳴イメージングにおけるコイル選択支援方法
JP2014128630A (ja) * 2012-11-28 2014-07-10 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置、及び、磁気共鳴イメージングにおけるコイル選択支援方法
US10564236B2 (en) 2012-11-28 2020-02-18 Toshiba Medical Systems Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and guiding method of coil selection in magnetic resonance imaging method
JP2015013117A (ja) * 2013-07-02 2015-01-22 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 金属物体を含むターゲット範囲の磁気共鳴データの取得方法および磁気共鳴装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5268372B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5567189B2 (ja) Mri装置
JP5518403B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法
JP6554729B2 (ja) 縮小視野磁気共鳴イメージングのシステムおよび方法
US10365341B2 (en) Method and apparatus for obtaining magnetic resonance image
JP4381378B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US8035380B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and image data generating method
JP5075344B2 (ja) Mri装置及び画像表示装置
JP5268372B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置および画像データ生成方法
JP2007125374A (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴血管造影方法
JP5378149B2 (ja) Mri装置及び撮影領域設定用制御プログラム
JP4931456B2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置
JP4675936B2 (ja) 核磁気共鳴撮影装置
JP3983792B2 (ja) 核磁気共鳴撮影装置
JP4923243B2 (ja) 磁気共鳴画像化装置、磁気共鳴画像化方法、演算処理プログラム及びそれを記録した情報記録媒体
JP2010094156A (ja) Mri装置
JP6084430B2 (ja) 再収束rfパルスのフリップ角制御法及び磁気共鳴イメージング装置
JP2004329669A (ja) Mri装置及びmri撮影方法
JP5360757B2 (ja) 磁気共鳴画像法および磁気共鳴画像装置
JP6169909B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び実数成分画像取得方法
JP2014087442A5 (ja)
JP2018139779A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US20220015661A1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and method of controlling the same
JP4906952B2 (ja) 核磁気共鳴撮影装置
JP5433738B2 (ja) 画像表示装置
JP2007014813A (ja) 核磁気共鳴撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5268372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees