JP2008211730A - 端末からの発信接続数制御方法、制御サーバ、端末、放送局サーバ及びプログラム - Google Patents

端末からの発信接続数制御方法、制御サーバ、端末、放送局サーバ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発信保留制御機能を有する全端末へ1つの制御情報を送信するだけで、全端末からの発信接続数を限界接続数以下に制御することができる発信接続数制御方法、制御サーバ、端末及びプログラムを提供する。
【解決手段】タイムスロットTについて、発信動作を発生させた全端末が、発信を保留する。次に、タイムスロットTの終了時に、制御サーバが、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び割合値を導出する。そして、制御サーバが、制御タイムスロット番号及び割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、端末からの発信接続数制御方法、制御サーバ、端末、放送局サーバ及びプログラムに関する。
通信回線としてインターネットが一般化し、ユーザは、パーソナルコンピュータ又は携帯電話機のような端末を用いて、アクセスネットワークを介してインターネットに接続することができる。インターネットには、WWW(World Wide Web)サーバのようなコンテンツサーバが接続されており、端末は、コンテンツサーバに対して発信接続をすることができる。
近年、特定のコンテンツサーバに対して、膨大な数の端末からのアクセスが短時間に集中する場合がある。これは、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送又は地上デジタル放送のようなテレビ放送の普及に一因がある。例えば、視聴者参加型放送番組(視聴者アンケート、クイズ、テレビショッピング等)又は災害時放送番組が放送された直後に、ユーザが、端末を用いて、特定のコンテンツサーバにアクセスしようとする。
このように、放送番組に連動して、短時間に特定のコンテンツサーバに対して大量の発信接続動作が実行されることとなる。急激な発信接続数(アクセス数やコネクション数)の増加は、そのコンテンツサーバの輻輳負荷状態を急激に悪化させ、最悪の場合、コンテンツサーバの運用停止へ追い込むこととなる。
図1は、従来技術における通信放送連携システムの構成図である。
図1によれば、各端末1(携帯電話機、パーソナルコンピュータ、例えばデジタル放送対応テレビであってもよい)は、放送局サーバ3から放送データを受信すると共に、移動アクセスネットワークの基地局と通信データを送受信する。移動アクセスネットワークとインターネット4とは相互に接続している。インターネット4には、通信データを送受信するコンテンツサーバ2が接続されている。端末1は、移動アクセスネットワーク及びインターネット4を介して、コンテンツサーバ2と通信データを送受信することができる。コンテンツサーバ2は、発信してくる複数の端末1に対してコネクションを同時に設定し、通信データを送受信する。
従来技術の発信接続数制御方法としては、予約受付の本サーバに対して、予約代行サーバを備える技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、予約代行サーバが、ルータ・中間ノードのトラヒック状況をモニタし、限界接続数を超えた場合、ルータに規制要求を送信する。規制要求を受信したルータは、そのサーバ宛のトラヒックを規制する。予約代行サーバは、予約代行通知を端末へ返信し、本サーバに代わって予約を仮に受け付け、負荷が軽減した際に本サーバへそのトラヒックを転送する。
また、電子申請システムについて、端末が、申請データサイズ及び帯域幅を含む申請予約依頼データを、サーバへ送信する技術がある(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。サーバは、トラヒックをモニタし、受付できない場合、受付可能な時刻情報を含む予約権情報を端末へ返信する。サーバは、その時刻に必要な帯域を確保し、端末は、その時刻に本来の申請データをサーバへ送信する。
特開2002−368794号公報 特開2002−268981号公報 特開2002−259234号公報
しかしながら、サービス提供事業者としては、サーバ(例えばコンテンツサーバ)の限界接続数以下になるように、全端末からの発信接続数を制御したいと考える。一方で、端末からの発信は、できる限り短い遅延など最小の制御で、サーバに到達するようにしたいと考える。そうすると、限界接続数一杯まで十分にリソースを利用するのが好ましい。
また、前述した従来技術によっても、予約代行サーバへの発信接続の集中は避けられず、1つの発信接続毎に受付予約の判断が必要となる。このような判断は、結局、予約代行サーバの負荷を増大する。逆に、全端末が、システム側からの制御情報によって、発信接続数の発信保留制御をすることができれば、当該サーバへの発信接続の集中を避けることができる。
そこで、本発明は、発信保留制御機能を有する全端末へ1つの制御情報を送信するだけで、全端末からの発信接続数を限界接続数以下に制御することができる発信接続数制御方法、制御サーバ、端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の端末と、該端末からの発信を受け付けるサービス提供設備と、全端末からの全発信接続数を制御する制御サーバとが、ネットワークを介して接続されたシステムにおける発信接続数制御方法であって、
タイムスロットTについて、発信動作を発生させた全端末が、発信を保留する第1のステップと、
タイムスロットTの終了時に、制御サーバが、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数がサービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び割合値を導出する第2のステップと、
制御サーバが、制御タイムスロット番号及び割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する第3のステップと、
端末が、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、制御タイムスロットに発生した発信動作を割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の発信接続数制御方法における他の実施形態によれば、
第2のステップについて、制御サーバは、タイムスロットT以前に発生した発信動作を、タイムスロットの古い順に保留解除し、
タイムスロットT以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除しても発信接続容量を超えない場合は、その発信動作の全てを保留解除すべく制御タイムスロット番号及び割合値を導出し、
タイムスロットT(m<n)以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作を保留解除した場合の発信接続容量の余り容量が0以上であるけれども、タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作数よりも余り容量が少ない場合に、そのタイムスロットTm+1を制御タイムスロットと特定し、タイムスロットTm+1について、保留されている発信動作数に対する、余り容量に収まる発信動作数の割合を割合値とすることも好ましい。
本発明の発信接続数制御方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、固有値は、乱数発生部によって発生させた乱数値であって、
固有値が割合値以下又は以上である場合、保留解除することも好ましい。
本発明の発信接続数制御方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、固有値は、端末に固有の識別情報値であって、
固有値における所定範囲の値と、割合値とが一致する又はしない場合、保留解除することも好ましい。
本発明の発信接続数制御方法における他の実施形態によれば、
端末は、保留解除されたタイムスロット内における発信接続の発生を分散させるために、そのタイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用することも好ましい。
本発明の発信接続数制御方法における他の実施形態によれば、
放送データを放送する放送局サーバが更にネットワークに接続されており、
第2のステップについて、制御サーバは、制御情報を、放送局サーバへ送信し、
放送局サーバは、制御情報を含む放送データを端末へ放送する
ことも好ましい。
本発明によれば、複数の端末と、該端末から発信を受け付けるサービス提供設備とに、ネットワークを介して接続され且つ全端末からの発信接続数を制御する制御サーバであって、
タイムスロット毎に、全端末で発生した発信動作数を推定する発信動作数推定手段と、
タイムスロットTの終了時に、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数がサービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び割合値を導出する制御情報導出手段と、
制御タイムスロット番号及び割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する制御情報送信手段と
を有することを特徴とする。
本発明の制御サーバにおける他の実施形態によれば、
制御情報導出手段は、
タイムスロットT以前に発生した発信動作を、タイムスロットの古い順に保留解除し、
タイムスロットT以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除しても発信接続容量を超えない場合は、その発信動作の全てを保留解除すべく制御タイムスロット番号及び割合値を導出し、
タイムスロットT(m<n)以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作を保留解除した場合の発信接続容量の余り容量が0以上であるけれども、タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作数よりも余り容量が少ない場合に、そのタイムスロットTm+1を制御タイムスロットと特定し、タイムスロットTm+1について、保留されている発信動作数に対する、余り容量に収まる発信動作数の割合を割合値とする
ことも好ましい。
本発明によれば、前述した制御サーバと通信する端末であって、
制御情報を受信し、制御タイムスロット番号及び割合値を取得する制御情報取得手段と、
制御タイムスロット番号で指定された制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、制御タイムスロットに発生した発信動作を割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する発信保留制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
発信保留制御手段について、固有値は、乱数発生部によって発生させた乱数値であり、
固有値が割合値以下又は以上である場合、保留解除することも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
発信保留制御手段について、固有値は、端末に固有の識別情報値であって、
固有値における所定範囲の値と、割合値とが一致する又はしない場合、保留解除することも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
保留解除されたタイムスロット内における発信接続の発生を分散させるために、そのタイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用するための遅延発信手段を
更に有することも好ましい。
本発明によれば、前述の制御サーバと通信する放送局サーバであって、
制御サーバから制御情報を受信し、該制御情報を放送データに付加する制御情報付加手段と、
放送データを端末へ放送する放送データ送信手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の端末と、該端末から発信を受け付けるサービス提供設備とに、ネットワークを介して接続され且つ全端末からの発信接続数を制御する制御サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
タイムスロット毎に、全端末で発生した発信動作数を推定する発信動作数推定手段と、
タイムスロットTの終了時に、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数がサービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び割合値を導出する制御情報導出手段と、
制御タイムスロット番号及び割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する制御情報送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、前述の制御サーバと通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
制御情報を受信し、制御タイムスロット番号及び割合値を取得する制御情報取得手段と、
制御タイムスロット番号で指定された制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、制御タイムスロットに発生した発信動作を割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する発信保留制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の発信接続数制御方法、制御サーバ、端末及びプログラムによれば、発信保留制御機能を有する全端末へ1つの制御情報を送信するだけで、端末からの発信を限界接続数以下に制御することができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本明細書について、用語を以下のように定義する。
「発信動作」とは、サービス提供設備に接続するために、端末から発信しようとする動作をいう。この動作は、例えば、ユーザが発信ボタンを押下した時に発生する。ただし、後述する保留が解除されるまで、実際の発信は行われない。
「保留」とは、開始した発信動作を一時中断し、発信しないでいる状態をいう。本発明においては、全ての発信動作がいったん保留され、制御サーバで生成した制御信号に基づいて保留が解除される。
「発信接続」とは、保留中の発信動作の保留が解除され、実際に端末から発信しサービス提供設備に接続することをいう。
「タイムスロット」とは、連続する時刻を一定の長さの時間で区切った1つをいう。区切る時間の長さやいつの時刻を0番目のタイムスロットTとするのかについては、本発明によって限定されることはない。
図2は、本発明による発信接続数制御を構成する制御サーバと端末とがネットワークを介して接続されたシステム構成図である。尚、図2について、サービス提供設備2は、端末1が発信接続する接続先として便宜的に図示したもので、本発明の発信接続数制御のために必須のものではない。
ここで、表示の簡略化のため、制御サーバ5から端末1へ送信する制御情報をCTL(i,x)と表記することにする。iは制御スロット番号を意味し、xは割合値を意味する。これを受信した端末1は、タイムスロットTiより前のタイムスロットで発生し保留されている全ての発信動作を保留解除し、タイムスロットTiで発生し保留されている発信動作のうちのx%の端末を保留解除し100−x%の端末の保留を継続し、タイムスロットTiより後に発生し保留されている全ての発信動作の保留を継続するよう動作する。
本発明の発信接続数制御は、以下の4つの手順ABCDからなる。尚、手順B1とB2は、手順Bを場合分けし、詳細に述べたものである。
手順A:
本発明における端末は、例えばユーザ操作によって発信動作を開始する。端末において発信動作が開始されたタイムスロットをTnとする。全ての端末において発信動作は保留され、実際の通信はただちには始まらない。
手順B:
本発明における制御サーバは、タイムスロットTnの終了時に、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する発信接続数がサービス提供設備の能力で決まる限界接続数Q以下となるような制御情報を生成する。
手順B1:
タイムスロットTn以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除しても限界接続数Qを超えない場合は、その発信動作の全てを保留解除するような制御情報を生成する。この制御情報は、CTL(n,100)と表すことができる。
手順B2:
タイムスロットTm(m<n)以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除した場合の限界接続数の余り容量が0以上であるけれども、タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作数よりも余り容量が少ない場合に、
そのタイムスロットTm+1より前に発生した発信動作の全てを保留解除し、
タイムスロットTm+1より後に発生した発信動作は保留を継続し(0%の保留解除)、
タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作の一部を保留解除し、
保留解除されたことによって生じる全発信接続数が限界接続数Qに等しくなるような制御情報を生成する。この制御情報は、CTL(m+1,余り容量/Tm+1で発生し且つ保留されている発信動作数)と表すことができる。
手順C:
本発明における制御サーバは、生成された制御情報を端末に送信する。
手順D:
制御サーバからの制御情報を受信した端末は、制御情報にしたがって保留を解除し、発信接続を開始する。
以上のようにして、制御サーバが計画した通りの発信接続を発生させることができる。
上述の説明は、タイムスロットTnの終了時における発信接続数制御についてであるが、その次のタイムスロットTn+1以降のタイムスロットの終了時における発信接続数制御についても同様である。
図3は、タイムスロット毎に端末において発生したと推定される発信動作数のグラフである。同図中、発信動作はタイムスロットT1より前に発生していないものとする。以下では、この時間特性の発信動作が端末で発生したときに、制御サーバがどのような制御情報を生成し、その結果として発生する発信接続数が限界接続数Q以下に抑えられる様子を説明する。
尚、発信動作数の推定方法は、本発明によって限定されることなく、様々な方法が考えられる。
本発明による発信接続数制御を施さないと、発信動作数と同数の発信接続が発生する。図3によれば、タイムスロットT2、T3、T4、T5における発信接続数は、サービス提供設備の処理能力に応じた限界接続数Q(既知)を越えている。しかし、サービス提供設備の輻輳負荷状態の発生又は運用停止に追い込むことのないよう、限界接続数Qを越える量の発信接続数を発生させることは好ましくない。サービス提供設備としては、例えば、通信設備、放送設備、コンテンツサーバ等がある。コンテンツサーバの限界接続数を超える数の発信接続が発生した場合、過負荷や輻輳が発生し、サービス品質が劣化することとなる。そのために、全端末からの発信接続数が限界接続数Q以下になるように、発信動作を保留する等の制御を適用することが望ましい。
図3において、各タイムスロットについて、Tnminは、タイムスロットTnの開始時点を表し、Tnmaxは、タイムスロットTnの終了時点を表す。タイムスロットTnとTn+1は時間的に同一であり、Tnmax=Tn+1minである。rnはタイムスロットTnで発生したと推定される発信動作数を表す。以下、図4〜図12についても同様である。
図4は、本発明における第1の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT1の終了時に、次のタイムスロットT2で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=1とおいた場合に相当する。
タイムスロットT1において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図4によればr1であり、全て保留される。
この発信動作数r1は、タイムスロットT2以後に保留解除され、発信されることとなる。
図4によれば、タイムスロットT1以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(r1)を保留解除しても限界接続数Qを超えない。よって、手順B1により、制御サーバは、タイムスロットT1以前のタイムスロットで発生した発信動作の保留を解除するような制御情報CTL(1,100)を生成する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(1,100)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T1より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T1の発信動作数について、100%の保留解除
(3)T1より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作はない(全て保留解除される)。
図5は、本発明における第2の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT2の終了時に、次のタイムスロットT3で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=2とおいた場合に相当する。
タイムスロットT2において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図5によればr2であり、全て保留される。
この発信動作数r2は、タイムスロットT3以後に保留解除され、発信されることとなる。
図5によれば、タイムスロットT1以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(すでに全て保留解除されているので0)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量はQで0以上であるけれども、タイムスロットT2で発生し且つ保留されている発信動作数(r2)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(2,Q/r2)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が2で、該タイムスロットT2で保留されている発信動作数r2のうちQ/r2%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r2のQ/r2%はQであるので、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(2,Q/r2)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T2より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T2の発信動作数について、Q/r2%の保留解除
(3)T2より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT2で発生したu2(=r2−Q)である。
図6は、本発明における第3の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT3の終了時に、次のタイムスロットT4で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=3とおいた場合に相当する。
タイムスロットT3において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図6によればr3であり、全て保留される。
この発信動作数r3は、タイムスロットT4以後に保留解除され、発信されることとなる。
図6によれば、タイムスロットT2以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(u2)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量はQ−u2で0以上であるけれども、タイムスロットT3で発生し且つ保留されている発信動作数(r3)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(3,(Q−u2)/r3)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が3で、該タイムスロットT3で保留されている発信動作数r3のうち(Q−u2)/r3%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r3の(Q−u2)/r3%はQ−u2であり、これにタイムスロットT2以前のタイムスロットで発生し且つ保留されていた発信動作数u2を加えると、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(3,(Q−u2)/r3)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T3より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T3の発信動作数について、(Q−u2)/r3%の保留解除
(3)T3より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT3で発生したu3(=r3−(Q−u2))である。
図7は、本発明における第4の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT4の終了時に、次のタイムスロットT5で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=4とおいた場合に相当する。
タイムスロットT4において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図7によればr4であり、全て保留される。
この発信動作数r4は、タイムスロットT5以後に保留解除され、発信されることとなる。
図7によれば、タイムスロットT3以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(u3)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量は0で0以上であるけれども、タイムスロットT4で発生し且つ保留されている発信動作数(r4)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(4,0)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が4で、該タイムスロットT4で保留されている発信動作数r4のうち0%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r4の0%は0であり、これにタイムスロットT3以前のタイムスロットで発生し且つ保留されていた発信動作数u3(図7によりQに等しい)を加えると、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(4,0)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T4より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T4の発信動作数について、0%の保留解除
(3)T4より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT4で発生したr4である。
図8は、本発明における第5の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT5の終了時に、次のタイムスロットT6で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=5とおいた場合に相当する。
タイムスロットT5において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図8によればr5であり、全て保留される。
この発信動作数r5は、タイムスロットT6以後に保留解除され、発信されることとなる。
図8によれば、タイムスロットT3以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(すでに全て保留解除されているので0)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量はQで0以上であるけれども、タイムスロットT4で発生し且つ保留されている発信動作数(r4)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(4,Q/r4)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が4で、該タイムスロットT4で保留されている発信動作数r4のうちQ/r4%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r4のQ/r4%はQであるので、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(4,Q/r4)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T4より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T4の発信動作数について、Q/r4%の保留解除
(3)T4より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT4で発生したv4(=r4−Q)とタイムスロットT5で発生したr5である。
図9は、本発明における第6の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT6の終了時に、次のタイムスロットT7で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=6とおいた場合に相当する。
タイムスロットT6において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図9によればr6であり、全て保留される。
この発信動作数r6は、タイムスロットT7以後に保留解除され、発信されることとなる。
図9によれば、タイムスロットT4以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(v4)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量はQ−v4で0以上であるけれども、タイムスロットT5で発生し且つ保留されている発信動作数(r5)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(5,(Q−v4)/r5)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が5で、該タイムスロットT5で保留されている発信動作数r5のうち(Q−v4)/r5%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r5の(Q−v4)/r5%はQ−v4であり、これにタイムスロットT4以前のタイムスロットで発生し且つ保留されていた発信動作数v4を加えると、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(5,(Q−v4)/r5)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T5より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T5の発信動作数について、(Q−v4)/r5%の保留解除
(3)T5より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT5で発生したr5−u5(=r5−(Q−v4))とタイムスロットT6で発生したr6である。
図10は、本発明における第7の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT7の終了時に、次のタイムスロットT8で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=7とおいた場合に相当する。
タイムスロットT7において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図10によればr7であり、全て保留される。
この全発信動作数r7は、タイムスロットT8以後に保留解除され、発信されることとなる。
図10によれば、タイムスロットT4以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(すでに全て保留解除されているので0)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量はQで0以上であるけれども、タイムスロットT5で発生し且つ保留されている発信動作数(r5−u5)よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(5,Q/(r5−u5))を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が5で、該タイムスロットT5で保留されている発信動作数r5−u5のうちQ/(r5−u5)%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r5−u5のQ/(r5−u5)%はQであるので、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(5,Q/(r5−u5))を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T5より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T5の発信動作数について、Q/(r5−u5)%の保留解除
(3)T5より後の発信接続数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT5で発生したw5(=r5−u5−Q)とタイムスロットT6で発生したr6とタイムスロットT7で発生したr7である。
図11は、本発明における第8の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT8の終了時に、次のタイムスロットT9で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=8とおいた場合に相当する。
タイムスロットT8において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図11によればr8であり、全て保留される。
この全発信動作数r8は、タイムスロットT9以後に保留解除され、発信されることとなる。
図11によれば、タイムスロットT6以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(w5+r6)を保留解除した場合の限界接続数の余り容量は0で0以上であるけれども、タイムスロットT7で発生し且つ保留されている発信動作数r7よりも余り容量が少ない。よって、手順B2により、制御サーバは制御情報CTL(7,0)を生成する。
この制御情報は、制御タイムスロット番号が7で、該タイムスロットT7で保留されている発信動作数r7のうち0%が保留を解除して発信接続を発生させるよう制御するものである。r7の0%は0であり、これにタイムスロットT6以前のタイムスロットで発生し且つ保留されていた発信動作数w5+r6(=Q)を加えると、限界接続数Qに等しい発信接続が発生する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(7,0)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T7より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T7の発信動作数について、0%の保留解除
(3)T7より後の発信接続数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作は、タイムスロットT7で発生したr7とタイムスロットT8で発生したr8である。
図12は、本発明における第9の発信動作の保留制御の説明図である。タイムスロットT9の終了時に、次のタイムスロットT10で保留解除する端末を、制御サーバが決める過程を説明する。上述の手順ABCDでn=9とおいた場合に相当する。
タイムスロットT9において、手順Aのようにして発生した発信動作数は図12によればr9であり、全て保留される。
この全発信接続数r9は、タイムスロットT10以後に保留解除され、発信されることとなる。
図12によれば、タイムスロットT9以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全て(r7+r8+r9)を保留解除しても限界接続数Qを超えない。よって、手順B1により、制御サーバは、タイムスロットT9以前のタイムスロットで発生した発信動作の保留を解除するような制御情報CTL(9,100)を生成する。
次に手順Cにより、制御サーバは制御情報CTL(9,100)を全端末へ送信する。
制御情報を受信した端末では手順Dにより、以下のように発信動作の保留を解除する。
(1)T9より前の発信動作数について、100%の保留解除
(2)T9の発信動作数について、100%の保留解除
(3)T9より後の発信動作数について、0%の保留解除
この保留解除によって保留が解除されない発信動作はない(全て保留解除される)。
尚、限界接続数Qは、サービス提供設備における受付可能な発信接続数を意味する。従って、限界接続数Qは、サービス提供設備の能力一杯までの値を事前設定することなく、ある程度余裕を持つように設定することも可能である。この場合、限界接続数Qを、例えば、サービス提供設備における発信接続数の受付可能な数の90%に設定する。
また、端末において、保留を解除した後、タイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用することもできる。即ち、タイムスロット間隔内で、保留解除された発信接続の発生が分散されることとなる。これにより、保留した発信動作が、一斉に保留解除されることによるバーストトラヒックが発生しない。
タイムスロット内で遅延発信をさせるには、端末が、「タイムスロット間隔=遅延量の最大値」を知る必要がある。これは、端末への事前設定、制御サーバからの事前通知、又は、制御情報への追加情報として、実現することができる。
更に、タイムスロット毎の発信動作数を推定する方法について説明する。
本発明は、全端末の中で、一定の測定対象割合値ratioの端末を測定対象端末とする。測定対象端末は、発信保留制御機能を無効にする。このとき、測定対象端末で発生した発信動作はただちに発信接続を発生させる。そして、その測定対象端末からの発信接続数のみを測定し、非測定対象端末を含めた全発信動作数rを推定する。
例えば、測定対象端末の測定対象割合値ratio=10%とし、非測定対象端末の割合値(1−ratio)=90%とする。そして、測定対象端末からの発信接続数ρのみを測定する。具体的な測定方法としては、測定対象端末は、制御サーバ(代理サーバ)へ発信し、その制御サーバを介して、コンテンツサーバと通信する。
測定対象端末の測定対象割合値ratioと、その発信接続数ρとを用いて、次式によって、全発信動作数rを推定することができる。
r=ρ・100/ratio(%)
この式によれば、全端末の一部である測定対象端末からの発信接続数ρを測定することにより、非測定対象端末を含めた全発信動作数rを推定することができる。
測定対象端末は、発信保留制御機能を無効にして、制御サーバへ発信し、その制御サーバを介してコンテンツサーバと通信する。端末が、発信保留制御機能を有効にした場合、測定端末で発信動作が発生してもただちに発信接続が発生しないので、それを測定しても非測定対象端末を含めた全発信動作数rを推定することはできない。
この場合、タイムスロット毎の発信動作数を推定するために、測定対象割合値ratioに相当する発信接続数ρを、限界接続数Qから予め減算しておく必要がある(Q−ρ)。ここで、発信動作数rが変動するために、測定対象割合値ratioに相当する発信接続数ρも変動する。従って、直前のタイムスロットで測定した発信接続数ρのmargin倍を、限界接続数Qから予め減算しておく。marginは、タイムスロットを比較的短くすることによって、高々数倍程度にしかならないと想定される。
なお、タイムスロット毎の発信動作数を推定する方法はここで述べた方法だけに限らない。例えば、事前に端末からの発信動作の発生パターンが既知の場合はその発生パターンを用いてもよい。
図13は、本発明を適用した通信放送連携システムの構成図である。
図13によれば、図1と比較して、制御サーバ5が更に備えられている。制御サーバ5は、端末1とコンテンツサーバ2との間で代理サーバとして機能する。制御サーバ5は、発信動作数推定機能、発信接続転送機能及び制御情報導出機能を有し、コンテンツサーバ2よりも負荷が軽い。尚、制御サーバ5の機能が、コンテンツサーバ2に含まれて一体となっていてもよいし、発信動作数推定機能及び発信接続転送機能を別の測定サーバとして分離してもよい。
また、図13によれば、放送局サーバ3が備えられているが、これを必須構成要素とするものではない。制御サーバ5が決定した制御情報が、全端末へ送信されればよいのであって、制御サーバ5が全端末へ直接的に制御情報を送信するものであってもよい。
図13のシステムにおける各装置の機能構成について説明する。
図13によれば、制御サーバ5は、制御情報送信部51と、発信接続転送部52と、発信動作数推定部53と、制御情報導出部54とを有する。これら機能部は、制御サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによっても実現できる。
制御情報送信部51は、全ての端末1へ、制御情報を送信する。制御情報は、端末1へ直接的に送信されてもよいし、図13のように放送局サーバ3へ送信されてもよい。尚、制御情報は、1つのタイムスロット番号i及び割合値xを含む。
制御情報は、更に、測定対象割合値ratioを含むものであってもよい。測定対象割合値ratioは、全端末数に対する、測定対象端末の割合を表す。測定対象割合値ratioを大きい値にするほど、制御サーバ5に発信接続する端末数が増加し且つ負荷が増大するものの、現実に近い発信動作数を正確に推定することができる。一方で、測定対象割合値ratioを小さい値にするほど、制御サーバ5に発信接続する端末数は減少し且つ負荷が低減するものの、誤差を多く含む発信動作数しか推定することができない。但し、端末の母数が多い場合、統計学上の原理より、たとえratioが小さくても発信動作数を精度高く推定することができる。
発信接続転送部52は、測定対象端末からの発信接続を受け付け、且つ、その発信をコンテンツサーバ2へ転送する。代理サーバのような機能を有し、端末1とコンテンツサーバ2との間の通信を中継する。
発信動作数推定部53は、発信接続転送部52によって転送される発信接続数ρを測定する。そして、発信接続数ρと、制御情報送信部51から送信された測定対象割合値ratioとに応じて、全発信動作数rを算出する。具体的には、全発信動作数rは、発信接続数ρを測定対象割合値ratioで除算することにより算出される。
制御情報導出部54は、タイムスロットTの終了時に、タイムスロットTn+1の全発信接続数がサービス提供設備の容量(限界接続数Q)以下となるように、制御タイムスロット番号及び割合値を導出する。タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて、以下のように制御される。
(1)制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とする。
(2)制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とする。
(3)制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とする。
また、制御情報導出部54は、上述の手順B(場合分けにより手順B1又はB2のいずれか)のようにして制御スロット番号と割合値を含む制御情報を導出してもよい。
図13によれば、端末1は、放送受信部11と、通信インタフェース部12と、制御情報取得部13と、乱数値発生部14と、保留判定部15と、発信保留制御部16と、発生時刻記録部17と、遅延発信部18とを有する。これら機能部は、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによっても実現できる。
放送受信部11は、放送局サーバ3から放送される放送データを受信する。放送データには、制御情報が含まれる。また、放送データには、制御サーバ5のアドレスが含まれているものであってもよい。これにより、測定対象端末は、制御サーバ5のアドレスを知ることができる。
通信インタフェース部12は、移動アクセスネットワークの基地局との間で、無線リンクを介して通信する。通信インタフェース部12は、発信保留制御部16からの保留解除の指示に基づいて、コンテンツサーバ2又は制御サーバ5へ発信する。本発明によれば、非測定対象端末はコンテンツサーバ2へ発信し、測定対象端末は制御サーバ5へ発信する。
制御情報取得部13は、放送データから制御情報を取得する。ここで、放送データから、更に、制御サーバ5のアドレスを取得することも好ましい。取得された制御情報は、保留判定部15へ通知される。
発生時刻記録部17は、発信動作が発生した時刻timeを記録する。発生時刻は、保留判定部15へ通知される。
乱数値発生部14は、乱数値randを発生させる。乱数値は、保留判定部15へ通知される。
保留判定部15は、制御情報に含まれる制御タイムスロット番号iと発生時刻timeとを比較し、保留解除か否かを判定する。つまり、発生時刻timeが、制御タイムスロット番号iで指定されるタイムスロットより前の場合は保留解除判定となり、より後の場合は保留継続判定となる。
また、発生時刻timeが、制御タイムスロット番号iで指定されるタイムスロット内である場合、制御情報に含まれる割合値xと当該端末の固有値とを比較し、保留解除か否かを判定する。具体的には、乱数値(固有値)と割合値xとを比較し、乱数値が割合値x以下又は以上であるとき、保留解除を決定する。また、乱数値の代わりに、固有の識別情報値(固有値id)であってもよい。固有の識別情報値とは、具体的には、電話番号、MAC(Media Access Control)アドレス、地上デジタル放送受信端末の固有識別番号等である。固有値における所定範囲の値と、割合値とが一致する又はしない場合、保留解除を決定することができる。例えば、電話番号であれば、末尾1桁「0」〜「9」のうち、1つの番号(例えば「9」)を割合値に指定することによって、10%の測定対象端末が選択されることとなる。また、割合値を「奇数」と指定することによって、50%の測定対象端末が選択されることとなる。
これらの判定結果は、発信保留制御部16へ通知される。
また、保留判定部15は、制御情報に含まれる測定対象割合値ratioと当該端末の固有値とを比較し、測定対象端末であるか否かも決定する。測定対象と決定した場合は前述の保留判定を行わずに保留解除と判定し、非測定対象と決定された場合は前述の保留判定を実施する。
発信保留制御部16は、保留判定部15の指示に応じて発信動作の保留制御をする。タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とする。
また、発信保留制御部16は、測定対象端末であれば、100%の保留解除とする。
遅延発信部18は、保留解除された発信接続の発生を、保留解除されたタイムスロット内において分散させるために、そのタイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用する。
尚、遅延発信部18は、本発明を構成する必須機能ではなく、同機能部は存在しなくても良い。しかし、上述の効果より、保留解除時に適用することが望ましい。
図13によれば、放送局サーバ3は、制御サーバ5から受信した制御情報を、放送データ蓄積部31から放送される放送データに付加する。ここで、制御サーバ5から更に、その制御サーバ5のアドレス(URL)を受信し、放送データにそのアドレスも含めてもよい。
放送データは、例えばBML(Broadcast Markup Language)で記述されている。BMLは、ARIB(社団法人電波産業会)によって規定された、XMLに基づくデータ放送向けのページ記述言語である。BMLによって、制御情報や、コンテンツサーバのURL(Uniform Resource Locator)などの情報を記述することができる。
その放送データは、放送データ送信部33から、放送波によって膨大な数の端末1へ放送される。これにより、端末1は、制御情報を知ることができる。
以上、詳細に説明したように、本発明の発信接続数制御方法、制御サーバ、端末及びプログラムによれば、発信保留制御機能を有する全端末へ1つの制御情報を送信するだけで、端末からの発信を限界接続数以下に制御することができる。
本発明によれば、発信接続を少なくとも1タイムスロット分を保留することにより、過去に発生した発信動作を、発生順に且つ限界接続数Q以下となるように制御することができる。これにより、サービス提供設備に対する輻輳及び過負荷を回避することができる。本発明によって制御された発信接続数は、輻輳や過負荷を発生させることなく、サービス提供設備によって必ず受け付けられる。更に、本発明によれば、全端末に共通の1つの制御情報を送信するだけであるので、このような制御情報を放送局サーバから放送することができる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
従来技術における通信放送連携システムの構成図である。 本発明による発信接続数制御を構成する制御サーバと端末とがネットワークを介して接続されたシステム構成図である。 タイムスロット毎に現実に発信されたと推定される発信接続数のグラフである。 本発明における第1の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第2の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第3の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第4の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第5の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第6の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第7の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第8の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明における第9の発信動作の保留制御の説明図である。 本発明を適用した通信放送連携システムの構成図である。
符号の説明
1 端末
11 放送受信部
12 通信インタフェース部
13 制御情報取得部
14 乱数値発生部
15 保留判定部
16 発信保留制御部
17 発生時刻記録部
18 遅延発信部
2 コンテンツサーバ
3 放送局サーバ
31 放送データ蓄積部
32 制御情報付加部
33 放送データ送信部
4 インターネット
5 制御サーバ
51 制御情報送信部
52 発信接続転送部
53 発信動作数推定部
54 制御情報導出部

Claims (15)

  1. 複数の端末と、該端末からの発信を受け付けるサービス提供設備と、全端末からの全発信接続数を制御する制御サーバとが、ネットワークを介して接続されたシステムにおける発信接続数制御方法であって、
    タイムスロットTについて、発信動作を発生させた全端末が、発信を保留する第1のステップと、
    タイムスロットTの終了時に、前記制御サーバが、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数が前記サービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、前記制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び前記割合値を導出する第2のステップと、
    前記制御サーバが、前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する第3のステップと、
    前記端末が、前記制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、前記制御タイムスロットに発生した発信動作を前記割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する第4のステップと
    を有することを特徴とする発信接続数制御方法。
  2. 第2のステップについて、前記制御サーバは、タイムスロットT以前に発生した発信動作を、タイムスロットの古い順に保留解除し、
    タイムスロットT以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除しても前記発信接続容量を超えない場合は、その発信動作の全てを保留解除すべく前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を導出し、
    タイムスロットT(m<n)以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作を保留解除した場合の前記発信接続容量の余り容量が0以上であるけれども、タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作数よりも前記余り容量が少ない場合に、そのタイムスロットTm+1を前記制御タイムスロットと特定し、タイムスロットTm+1について、前記保留されている発信動作数に対する、前記余り容量に収まる発信動作数の割合を前記割合値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の発信接続数制御方法。
  3. 第4のステップについて、前記固有値は、乱数発生部によって発生させた乱数値であって、
    前記固有値が前記割合値以下又は以上である場合、保留解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の発信接続数制御方法。
  4. 第4のステップについて、前記固有値は、前記端末に固有の識別情報値であって、
    前記固有値における所定範囲の値と、前記割合値とが一致する又はしない場合、保留解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の発信接続数制御方法。
  5. 前記端末は、保留解除されたタイムスロット内における発信接続の発生を分散させるために、そのタイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の発信接続数制御方法。
  6. 放送データを放送する放送局サーバが更に前記ネットワークに接続されており、
    第2のステップについて、前記制御サーバは、前記制御情報を、前記放送局サーバへ送信し、
    前記放送局サーバは、前記制御情報を含む前記放送データを前記端末へ放送する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の発信接続数制御方法。
  7. 複数の端末と、該端末から発信を受け付けるサービス提供設備とに、ネットワークを介して接続され且つ全端末からの発信接続数を制御する制御サーバであって、
    タイムスロット毎に、全端末で発生した発信動作数を推定する発信動作数推定手段と、
    タイムスロットTの終了時に、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数が前記サービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、前記制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び前記割合値を導出する制御情報導出手段と、
    前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する制御情報送信手段と
    を有することを特徴とする制御サーバ。
  8. 前記制御情報導出手段は、
    タイムスロットT以前に発生した発信動作を、タイムスロットの古い順に保留解除し、
    タイムスロットT以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作の全てを保留解除しても前記発信接続容量を超えない場合は、その発信動作の全てを保留解除すべく前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を導出し、
    タイムスロットT(m<n)以前のタイムスロットで発生し且つ保留されている発信動作を保留解除した場合の前記発信接続容量の余り容量が0以上であるけれども、タイムスロットTm+1で発生し且つ保留されている発信動作数よりも前記余り容量が少ない場合に、そのタイムスロットTm+1を前記制御タイムスロットと特定し、タイムスロットTm+1について、前記保留されている発信動作数に対する、前記余り容量に収まる発信動作数の割合を前記割合値とする
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御サーバ。
  9. 請求項7又は8に記載の制御サーバと通信する端末であって、
    前記制御情報を受信し、前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を取得する制御情報取得手段と、
    前記制御タイムスロット番号で指定された制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、前記制御タイムスロットに発生した発信動作を前記割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する発信保留制御手段と
    を有することを特徴とする端末。
  10. 前記発信保留制御手段について、前記固有値は、乱数発生部によって発生させた乱数値であって、
    前記固有値が前記割合値以下又は以上である場合、保留解除することを特徴とする請求項9に記載の端末。
  11. 前記発信保留制御手段について、前記固有値は、前記端末に固有の識別情報値であって、
    前記固有値における所定範囲の値と、前記割合値とが一致する又はしない場合、保留解除することを特徴とする請求項9に記載の端末。
  12. 保留解除されたタイムスロット内における発信接続の発生を分散させるために、そのタイムスロット間隔を最大値とする遅延発信を適用するための遅延発信手段を
    更に有することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の端末。
  13. 請求項7又は8に記載の制御サーバと通信する放送局サーバであって、
    前記制御サーバから前記制御情報を受信し、該制御情報を放送データに付加する制御情報付加手段と、
    前記放送データを前記端末へ放送する放送データ送信手段と
    を有することを特徴とする放送局サーバ。
  14. 複数の端末と、該端末から発信を受け付けるサービス提供設備とに、ネットワークを介して接続され且つ全端末からの発信接続数を制御する制御サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    タイムスロット毎に、全端末で発生した発信動作数を推定する発信動作数推定手段と、
    タイムスロットTの終了時に、タイムスロットTn+1で保留解除されて発生する全発信接続数が前記サービス提供設備の発信接続容量以下となるように、タイムスロットT以前の1つの制御タイムスロットについて発生した発信動作を割合値に基づいて保留解除とし、前記制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とするべく、制御タイムスロット番号及び前記割合値を導出する制御情報導出手段と、
    前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を含む制御情報を、全端末へ送信する制御情報送信手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする制御サーバ用プログラム。
  15. 請求項7又は8に記載の制御サーバと通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記制御情報を受信し、前記制御タイムスロット番号及び前記割合値を取得する制御情報取得手段と、
    前記制御タイムスロット番号で指定された制御タイムスロットより前に発生した発信動作を100%の保留解除とし、前記制御タイムスロットより後に発生した発信動作を0%の保留解除とし、前記制御タイムスロットに発生した発信動作を前記割合値と当該端末の固有値との比較により保留解除する発信保留制御手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用プログラム。
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