JP2008210692A - 電線加工装置 - Google Patents

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JP2008210692A JP2007047312A JP2007047312A JP2008210692A JP 2008210692 A JP2008210692 A JP 2008210692A JP 2007047312 A JP2007047312 A JP 2007047312A JP 2007047312 A JP2007047312 A JP 2007047312A JP 2008210692 A JP2008210692 A JP 2008210692A
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Yasuyuki Okumura
保之 奥村
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Abstract

【課題】撚り線等の凹凸がある電線を簡易に指定した長さに測長し、かつ切断することのできる電線加工装置を提供する。
【解決手段】表面に凹凸のある電線12を指定の長さだけ繰り出して切断する測長切断機13と、切断された前記電線の端部の被覆を剥き取る被覆剥き機22と、被覆を剥きとった前記端部に端子を圧着する端子圧着機23を備え、前記測長切断機は、第1のプーリ、第2のプーリ、およびそれらを連結する第1のベルトを備えた第1のプーリ固定金具と、第3のプーリ、第4のプーリ、およびそれらを連結する第2のベルトを備えた第2のプーリ固定金具と、前記第1のプーリと第3のプーリとを同期させて駆動するモータと、制御装置とを備え、該制御装置は、予め設定されたデータに応じて前記モータを駆動して、両ベルト間に挟持した前記電線を前記指定の長さだけ繰り出すとともに、切断機を駆動して前記電線を切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線加工装置に係り、特に、表面に凹凸のある電線でも指定した長さに加工することのできる電線加工装置に関する。
変換器盤、電源盤、制御盤等の盤を製作するとき、盤を構成する機器を相互に電線で接続することにより、盤としての機能を得ることができる。盤を構成する機器間を接続する電線は、配線収納ダクトに入れて固定している。しかし、この方式では前記ダクトを配置するためのスペースが必要である。このため、盤が大型化する。更に、必要とされるダクトの寸法を測定してダクトを切断し、ねじで固定し、配線し、最後に蓋を取り付けることが必要であり、作業負担が大きい。
この対策として、前記にダクトを使用せず、盤のフレームに設けた孔に差し込むことにより固定した束線バンドを用いて、電線を盤に固定することが行われている。この方式によれば、盤を小型化することができ、且つ、配線作業が簡略化するため、盤を安価に製作することができる。
前記ダクトを使用する方式の場合には、電線の余長をダクトに収納してその長さを調整をすることができる。しかし、前記束線バンドを使用する方式は、余長を処理する場所がない。このため、配線に用いる電線は指定の長さで正確に製作加工することが必要である。
電線加工システムに設置される電線測長切断機は、電線送り部と測定部で形成されている。前記測定部はプーリ等の円形状の物体を電線に接触させ、その回転角度を計測することにより、電線の送り量を測定し、前記電線送り部に起動・停止を指示している。
また、特許文献1には、ドラムに捲装された電線をクランプして所定量引き出すと同時に測長して切断することが示されている。
特開平6−243738号公報
ところで、多数の電線を並べて配置する場合、各電線が電磁的に結合し、誘導障害が発生する。このため、正負一対の電線を互いに撚り合わせることによって、ノイズを受け難くした電線(撚り線)が用いられることがある。
このような撚り線を用いる場合においても、撚り線を指定した長さに精度良く測長し、切断することが必要である。
電線として撚り電線等の凹凸がある電線を使用する場合、プーリ等の円形状の測定部を用いて電線を測長すると、前記測定部は電線の凹凸に影響され、全体の長さを正確に測定することができない。
また、前記特許文献1に開示される技術では、電線をクランプして所定量引き出すため、クランプの移動距離に相当する大きさの駆動装置が必要になり設備が大型化する。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、撚り線等の凹凸がある電線を簡易に指定した長さに測長し、かつ切断することのできる電線加工システムを提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
表面に凹凸のある電線を指定の長さだけ繰り出して指定の長さに切断する測長切断機と、指定した長さに切断された前記電線の端部の被覆を剥き取る被覆剥き機と、端部の被覆を剥きとった電線の前記端部に端子を圧着する端子圧着機を備え、前記測長切断機は、第1のプーリ、第2のプーリ、および前記第1のプーリと第2のプーリを連結するように掛けられた第1のベルトを備えた第1のプーリ固定金具と、第3のプーリ、第4のプーリ、および前記第3のプーリと第4のプーリを連結するように掛けられた第2のベルトを備えた第2のプーリ固定金具と、前記第1のプーリと第3のプーリとを同期させて駆動するモータと、制御装置とを備え、該制御装置は、予め設定されたデータに応じて前記モータを駆動して、前記第1のベルトと第2のベルト間に狭持した前記電線を前記指定の長さだけ繰り出すとともに、切断機を駆動して繰り出した長さで前記電線を切断する。
本発明は、以上の構成を備えるため、撚り線等の凹凸がある電線を簡易に指定した長さに測長し、かつ切断することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる電線加工システムを説明する図である。図において、11は電線供給機、13は測長切断機である。測長切断機13は、例えば複数台(図の例では3台)並置し、種類の異なる電線12(撚り線)の長さをそれぞれ測定して指定された長さに切断する。16はパソコン、15はコントロールボックス、21は受信機、14はコントロールボックスと測長切断機を接続する信号線、19は受信機21とパソコン16を接続する信号線である。
ここで、前記パソコン14およびコントロールバックス15は、前記受信機21を介して受信したデータに応じて測長切断機13のモータを駆動して、電線12を指定の長さだけ繰り出すとともに、切断機(ニッパ)を駆動して繰り出した長さで電線を切断する。
17はモニタ、18はモニタ用の信号線、20は切断された電線を受け取る電線受け、22は電線の端部の被覆を剥き取る被覆剥き機、23は被覆を剥き取られた電線の端部に端子を圧着する端子圧着機、24はテーブル、25はモデル配線板である。なお、モデル配線板は、器具の取付け配置を模擬し配線ルートや配線固定位置情報を表示した板である。
電線加工データは、外部から無線または有線でパソコン16に伝送される。伝送されたデータの圧着情報はモニタ17に表示する。また、電線の線種と測長データは測長切断機のコントロールボックス15に伝送する。コントロールボックス15は、受信したデータから電線長に相当するパルス数を演算し、指定した線種がセットしてある測長切断機13のモータに必要数のパルスを供給する。パルス信号を受けた測長切断部のモータは後述するベルトを駆動し電線を牽引して繰り出す。
前記牽引により電線13に張力が掛かると、電線12は電線供給機11から引き出される。コントローラ15は必要なパルスを発信し終わると、後述するエアーニッパ119を駆動して電線を切断する。
作業者は、モニタ17に表示された剥き寸法の情報を参照して、切断された電線をモニタに表示された被覆剥き機22に挿入して前記電線の被覆を剥く。次に、作業者はモニタ17に表示された圧着情報を参照して、被覆を剥かれた電線をモニタに表示された端子圧着機23に挿入し、端子を圧着する。
その後、作業者はモニタ17に表示された布設ルート情報にしたがって端子が圧着された電線をモデル配線板25に布設する。
図2は、測長切断部13の詳細を説明する図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。図2において、113aは切断前の電線(撚り線)、113bは切断後の電線(撚り線)、117aは第1のプーリ、117bは第2のプーリ、117cは第3のプーリ、117dは第4のプーリ、112aは第1のプーリと第2のプーリに掛けた第1のベルト、112bは第3のプーリと第4のプーリに掛けた第2のベルトである。
116aはプーリ117aに取り付けたウオームホイール、116cはプーリ117cに取り付けたウオームホイール、114はウオームホイール116aと係合するウオームギア、115はウオームホイール116cと係合するウオームギア、111はウオームギア114,115を駆動するモータである。
122はコンプレッサ、121はエア切り換えバルブ、119は電線を切断するエアニッパ、120はシーケンサであり、エアニッパ123およびモータ111の駆動・停止を制御する。
図2に示す測長切断機は、モータ111の軸上にウオームギア114,115を取り付けてベルト112a、112bを駆動している。すなわち、駆動力を上下のベルトのそれぞれに供給することができるため、安定した駆動力を電線に供給することができる。また、装置を小型化することができる。
パソコン16は受信した電線長のデータをコントロールボックス15内のシーケンサ120に送信し、シーケンサ120は必要なパルス数を演算してモータ111に送信する。なお、モータ111は、パルスモータが望ましいが、ACサーボモータ等、回転角度を制御できるモータを使用することができる。
モータ111の動力は、ウオームギア114、115を介してウオームホイール116a,116cに伝達され、軸支してあるプーリ117a、117cを介してベルト112a,112bを駆動する。なお、ウオームギアは右巻き用114と左巻き用114を使用しているためプーリ117a、117bは互いに逆回転し、電線113aを同一方向に送ることができる。なお、ベルト112a,112bは電線の保持力を考慮し、ウレタン製が好ましいがクロロプレンゴム製でも可能である。また、プーリ118はベルトの撓みを防止し、ベルトの保持力を向上させるために使用する。
電線送りが終了すると、シーケンサ120はエア切替えバルブ121に信号を送り、エア回路を開き、コンプレッサ122からエアニッパ119にエアを供給し電線を切断する。
なお、ガイド130はプーリから電線の脱落を防止するために使用する。対象とする電線の種類を変更する場合、あるいは電線の保持力を調整する場合は、ボルト131を緩めて上部プーリ固定金具126を上下に移動して電線を挟み込む力を調整する。
図3は、測長切断部13の他の例を説明する図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図である。図3において、215aは第1のプーリ、215bは第2のプーリ、215cは第3のプーリ、215dは第4のプーリ、213aは第1のプーリと第2のプーリに掛けた第1のベルト、213bは第3のプーリと第4のプーリに掛けた第2のベルトである。
214aはプーリ215aに取り付けた平歯車、214cはプーリ215cに取り付けた平歯車、212はプーリ224に掛けたベルトである。なお、平歯車214a、214bは嵌合し、ベルト212を介してモータ211により駆動される。
モータ211の駆動力はベルト212を介してプーリ224に伝達し、同一軸にあるプーリ215cと平歯車214cを駆動する。プーリ215aは平歯車214aを介して駆動され、4個のプーリが駆動する。
上部のプーリ固定金具220はピン219により両端を保持されており、上下方向に可動することができる。また、ボルト223は、座金222を押し込んで、ばね221を圧縮する。すなわち、ばね221の圧縮力が電線218を挟み込む力になる構造である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、撚り線等の電線の凹凸に影響されず指定した長さに電線を測定して切断することができる。また、測長切断部を複数組合せて一括制御することにより、複数の線種の電線を測長切断することが可能になり、段取り替えを不要とすることができる。また、電線加工データを測長切断機に送信し、あるいは記憶させておくことにより連続して電線を加工することができる。
実施形態にかかる電線加工システムを説明する図である。 測長切断部の詳細を説明する図である。 測長切断部の他の例を説明する図である。
符号の説明
11 電線供給機
12 電線(撚り線等の凹凸がある電線)
13 測長切断機
14 測長切断機の制御・電源線
15 測長切断機のコントロールボックス
16 パソコン
17 モニタ
18 信号線
19 信号線
20 電線受け
21 受信機
22 被覆剥き機
23 端子圧着器
24 テーブル
25 モデル配線板
111 モータ
112a,112b ベルト
113a,113b 電線
114,115 ウオームギア
116a、116c ウオームホイール
117a〜117d プーリ
118 プーリ
119 エアニッパ(電線切断機)
120 シーケンサ
121 エア切替えバルブ
122 コンプレッサ
123 エア配管
124 制御線
125 電線受け
126 上部プーリ固定金具
130 電線脱落防止用ガイド
131 電線保持力調整用ボルト
211 モータ
212 ベルト
213a,213b ベルト
214a,214c 平歯車
215a〜215d プーリ
216 プーリ
217 電線脱落防止用ガイド
218 電線
219 上部プーリ固定金具保持ピン
220 上部プーリ固定金具
221 圧縮ばね
222 ばね受け座金
223 ばね圧縮用ボルト(調整用)
224 プーリ
225 玉軸受けユニット(ピロータイプ)

Claims (4)

  1. 表面に凹凸のある電線を指定の長さだけ繰り出して指定の長さに切断する測長切断機と、 指定した長さに切断された前記電線の端部の被覆を剥き取る被覆剥き機と、
    端部の被覆を剥きとった電線の前記端部に端子を圧着する端子圧着機を備え、
    前記測長切断機は、
    第1のプーリ、第2のプーリ、および前記第1のプーリと第2のプーリを連結するように掛けられた第1のベルトを備えた第1のプーリ固定金具と、
    第3のプーリ、第4のプーリ、および前記第3のプーリと第4のプーリを連結するように掛けられた第2のベルトを備えた第2のプーリ固定金具と、
    前記第1のプーリと第3のプーリとを同期させて駆動するモータと、
    制御装置とを備え、
    該制御装置は、予め設定されたデータに応じて前記モータを駆動して、前記第1のベルトと第2のベルト間に狭持した前記電線を前記指定の長さだけ繰り出すとともに、切断機を駆動して繰り出した長さで前記電線を切断することを特徴とする電線加工装置。
  2. 請求項1記載の電線加工装置において、
    前記データは、外部から無線または有線通信を介して供給されることを特徴とする電線加工装置。
  3. 請求項1記載の電線加工装置において、
    前記測長切断機を複数備えたことを特徴とする電線加工装置。
  4. 請求項1記載の電線加工装置において、
    前記第1のプーリおよび第3のプーリは、前記モータに取り付けたウオームギア並びに第1のプーリおよび第3のプーリ取り付けられたウオームホイールを介して駆動することを特徴とする電線加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018074293A1 (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 住友電装株式会社 バンド引締カット装置
KR102345099B1 (ko) * 2021-07-07 2021-12-31 정대성 와이어 하네스 압착장치

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