JP2008210268A - スケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバ - Google Patents

スケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】スケジュール登録処理を容易にし、現在の正確なスケジュール情報を提供するスケジュール管理システムを提供する。
【解決手段】スケジュール管理システム1は、位置情報取得端末と、メールサーバ200と、スケジュール管理サーバ300とから構成される。位置情報取得端末は、取得したユーザの位置情報および取得日付をスケジュール管理サーバ300へ送信する。メールサーバ200は、スケジュール管理サーバ300の問い合わせに応じてメールを送信する。スケジュール管理サーバ300は、メールサーバ200にメールの有無を問い合わせ、受信したメールからスケジュール情報を抽出し、候補スケジュール情報として候補スケジュール記憶部360に記憶する。そして、ユーザの位置情報および取得日付からユーザの現在のスケジュールを候補スケジュール情報から選択し、共有スケジュール情報として共有スケジュール記憶部370に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバに関し、より詳細には、電子メールやWeb情報の閲覧、利用者の位置情報を利用して、スケジュールを管理するスケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバに関する。
組織で業務を行う際に、情報を共有して効率的に業務を進めるために、組織に所属するユーザのスケジュール情報をインターネットやイントラネットなどを介してサーバに登録し、組織の共有情報として各ユーザのスケジュールを閲覧できるようにすることが行われている。ユーザは、通常、自己のスケジュールを端末から直接入力してサーバに登録し、他のユーザに閲覧可能な状態にしている。一方で、ネットワークの普及に伴い、会議等の予定が電子メールにより通知されるようになってきている。会議開催の通知を電子メールで受けたユーザは、従来は電子メールの内容をスケジュール登録画面に直接入力または電子メールの情報をコピーして各項目に貼り付ける作業を行っていた。
このような煩雑な作業が伴う状況に対して、電子メールからユーザのスケジュール情報(日時、場所等)をサーバに自動登録する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2)。例えば、特許文献1には、受信したメールからスケジュール管理プログラムへの入力データを抽出する際に、受信したメールを解析して必要なデータを抽出して、必要なデータが不足しているときはデータの不足を表示して入力を促すデータ処理方法が開示されている。
また、特許文献2には、電子メールによりイベント情報の記載事項を抽出し、サーバに既に登録されているスケジュール情報と重複するときは、該サーバからユーザへ電子メールによる問い合わせを行い、調整後のイベント情報をスケジュール管理データとしてサーバに記憶するスケジュール管理方法が開示されている。
特開2002−91892号公報 特開2003−30386号公報
しかし、上記特許文献1の方法では、ユーザに対し、スケジュールとして登録すべき内容と登録すべきでない情報とが区別されていない。例えば、出席依頼があったが出席できない会議や、宣伝メールとしてのセミナーの案内も同時にスケジュールとして登録されてしまうという問題があった。また、上記特許文献2の方法では、電子メールから新規のスケジュールを登録することはできず、既に登録されたスケジュールの変更のみしかできなかった。さらに、これらの方法では、スケジュールの変更があっても、ユーザが直接スケジュール情報を修正する必要があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、スケジュール登録処理を容易にするとともに、現在の正確なスケジュール情報を提供することの可能な、新規かつ改良されたスケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末と、メールの送受信を管理するメールサーバと、スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバとがネットワークを介して接続されたスケジュール管理システムが提供される。かかるスケジュール管理システムにおいて、位置情報取得端末は、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、位置情報取得部により取得した位置情報と位置情報の取得日付とをスケジュール管理サーバへ送信する位置情報送信部と、を備える。また、メールサーバは、スケジュール管理サーバの問い合わせに応じて、管理しているメールをスケジュール管理サーバへ送信するメール内容送信部を備える。そして、スケジュール管理サーバは、メールサーバに新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せ部と、メールサーバのメール内容送信部からメールを受信するメール受信部と、メール受信部にて受信したメールから、ユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出部と、スケジュール情報抽出部により抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として記憶する候補スケジュール記憶部と、位置情報取得端末の位置情報送信部から送信されたユーザの位置情報および該位置情報の取得日付に基づいて、当該ユーザの現在のスケジュールを候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択部と、スケジュール情報選択部により選択された候補スケジュール情報を、共有スケジュール情報として記憶する共有スケジュール記憶部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スケジュール管理サーバは、メールサーバがスケジュール管理サーバに未送信の新着メールとして管理しているメールを受け取り、メールからユーザのスケジュール情報を抽出する。抽出されたスケジュール情報は、ユーザが参加する可能性のあるスケジュールの情報(すなわち、候補スケジュール情報)を候補スケジュール記憶部に記憶される。一方、スケジュール管理サーバは、位置情報取得端末からユーザの現在位置および取得日付を取得して、取得した情報により特定される候補スケジュール情報をユーザの現在のスケジュールとして選択し、複数のユーザ間で共有される共有スケジュール情報とする。このように、ユーザのスケジュール情報がメールから自動的に抽出され、また、現在のスケジュールをユーザの現在の位置情報から推測し、共有スケジュール情報として自動的に提供することが可能となる。
ここで、スケジュール情報抽出部は、受信したメールから少なくとも日付および場所情報をスケジュール情報として抽出する。このとき、スケジュール情報選択部は、位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報および該位置情報の取得日付と、候補スケジュール情報に含まれる場所情報および日付とをマッチングして、場所情報および日付が一致するスケジュール情報を共有スケジュール記憶部に記憶する。すなわち、現在のユーザ位置情報および日付が一致する候補スケジュール情報をユーザの現在のスケジュールとして推測し、複数ユーザ間で共有することができる。
また、位置情報取得端末は、さらに位置情報の取得時刻をスケジュール管理サーバへ送信し、スケジュール情報抽出部は、受信したメールからスケジュールに関する開始時刻および終了時刻をスケジュール情報としてさらに抽出してもよい。このとき、スケジュール情報選択部は、開始時刻から終了時刻までのスケジュール時間内に位置情報の取得時刻を含む候補スケジュール情報を共有スケジュール記憶部に記憶する。これにより、ユーザの現在のスケジュールとしてより適切な候補スケジュール情報を選択することができる。
さらに、スケジュール情報選択部は、スケジュール時間を含む所定時間を設定することもできる。そして、所定時間内に位置情報の取得時刻を含むスケジュール情報を共有スケジュール記憶部に記憶するようにしてもよい。すなわち、スケジュール時間の前後に所定の時間マージンを設定する。これにより、取得時間とイベントの開始時刻および終了時刻とのマッチング処理に柔軟性を持たせるができ、適切に候補スケジュール情報を選択することが可能となる。
また、スケジュール情報選択部は、候補スケジュール記憶部に記憶された場所情報を含む所定領域に位置情報取得部により取得された位置情報を含む候補スケジュール情報を共有スケジュール記憶部に記憶してもよい。候補スケジュール情報の場所情報は、例えば緯度および経度、住所など特定の位置のみを示す情報である場合がある。このような場所情報に例えば距離マージンを設けて所定領域にユーザが存在する場合には、場所情報は一致すると判断することができる。これにより、場所情報のマッチング処理に柔軟性を持たせることができ、適切に候補スケジュール情報を選択することができる。
また、スケジュール情報抽出部は、メール受信部により受信したメールから抽出した場所情報に場所を分類する意味タグを付与して候補スケジュール記憶部に記憶するようにしてもよい。意味タグは、メール内容からスケジュール情報を抽出するために用いられるものであり、また、付与された意味タグからその言葉がどのようなものを示す言葉であるかを判断することができる。場所情報に意味タグを付与して候補スケジュール記憶部に記憶することにより、場所情報のマッチング処理を効率よく行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末と、メールの送受信を管理するメールサーバと、スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバとによりスケジュールを管理するスケジュール管理方法が提供される。かかるスケジュール管理方法は、位置情報取得端末によりユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、取得した位置情報と該位置情報の取得日付をスケジュール管理サーバへ送信する位置情報送信ステップと、スケジュール管理サーバからメールサーバへ新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せステップと、スケジュール管理サーバの問い合わせに応じて、メールサーバからスケジュール管理サーバへメールを送信するメール内容送信ステップと、受信したメールからユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出ステップと、抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として候補スケジュール記憶部に記憶する候補スケジュール記憶ステップと、位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報と該位置情報の取得日付とに基づいて、該ユーザの現在のスケジュールを候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択ステップと、選択された候補スケジュール情報を共有スケジュール情報として共有スケジュール記憶部に記憶する共有スケジュール記憶ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、スケジュール管理サーバは、メールサーバがスケジュール管理サーバに未送信の新着メールとして管理しているメールを受け取り、メールからユーザのスケジュール情報を抽出する。抽出されたスケジュール情報は、ユーザが参加する可能性のあるスケジュールの情報(すなわち、候補スケジュール情報)を候補スケジュール記憶部に記憶される。一方、スケジュール管理サーバは、位置情報取得端末からユーザの現在位置および取得日付を取得して、取得した情報により特定される候補スケジュール情報をユーザの現在のスケジュールとして選択し、複数のユーザ間で共有される共有スケジュール情報とする。このように、ユーザのスケジュール情報がメールから自動的に抽出され、また、現在のスケジュールをユーザの現在の位置情報から推測し、共有スケジュール情報として自動的に提供することが可能となる。
ここで、スケジュール情報抽出ステップは、受信したメールから少なくとも日付および場所情報をスケジュール情報として抽出するようにしてもよい。そして、スケジュール情報選択ステップでは、位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報および該位置情報の取得日付と、候補スケジュール情報に含まれる場所情報および日付とをマッチングして、場所情報および日付が一致するスケジュール情報を選択するようにすることができる。すなわち、現在のユーザ位置情報および日付が一致する候補スケジュール情報をユーザの現在のスケジュールとして推測し、複数ユーザ間で共有することができる。
また、位置情報送信ステップは、さらに位置情報の取得時刻をスケジュール管理サーバへ送信し、スケジュール情報抽出ステップは、受信したメールからスケジュールに関する開始時刻および終了時刻をスケジュール情報としてさらに抽出してもよい。このとき、スケジュール情報選択ステップは、開始時刻から終了時刻までのスケジュール時間内に位置情報の取得時刻を含む候補スケジュール情報を選択するようにしてもよい。これにより、ユーザの現在のスケジュールとしてより適切な候補スケジュール情報を選択することができる。
さらに、スケジュール情報選択ステップは、スケジュール時間を含む所定期間を設定し、所定期間内に位置情報の取得時刻を含む候補スケジュール情報を選択することもできる。すなわち、スケジュール時間の前後に所定の時間マージンを設定する。これにより、取得時間とイベントの開始時刻および終了時刻とのマッチング処理に柔軟性を持たせるができ、適切に候補スケジュール情報を選択することが可能となる。
また、スケジュール情報選択ステップは、候補スケジュール記憶部に記憶された場所情報を含む所定領域を設定するステップと、所定領域に位置情報取得端末により取得された位置情報を含む候補スケジュール情報を選択するステップと、を含むようにすることができる。候補スケジュール情報の場所情報が、特に特定の位置のみを示す情報である場合に、この場所情報に例えば距離マージンを設けて所定領域を設定してもよい。そして、所定領域内にユーザが存在する場合に、場所情報は一致すると判断することができる。これにより、場所情報のマッチング処理に柔軟性を持たせることができ、適切に候補スケジュール情報を選択することができる。
候補スケジュール記憶ステップは、受信したメールから抽出した場所情報に場所を分類する分類タグを付与して候補スケジュール記憶部に記憶するようにしてもよい。付与された意味タグからその言葉がどのようなものを示す言葉であるかを判断することができるので、場所情報に意味タグを付与して候補スケジュール記憶部に記憶することにより、場所情報のマッチング処理を効率よく行うことができる。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバが提供される。かかるスケジュール管理サーバは、メールの送受信を管理するメールサーバに新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せ部と、メールサーバから送信されたメールを受信するメール受信部と、メール受信部にて受信したメールから、ユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出部と、スケジュール情報抽出部により抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として記憶する候補スケジュール記憶部と、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報と該位置情報の取得日付とに基づいて、当該ユーザの現在のスケジュールを候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択部と、スケジュール情報選択部により選択された候補スケジュール情報を、共有スケジュール情報として記憶する共有スケジュール記憶部と、を備えることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、スケジュール登録処理を容易にするとともに、現在の正確なスケジュール情報を提供することの可能なスケジュール管理システム、スケジュール管理方法およびスケジュール管理サーバを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかるスケジュール管理システムについて説明する。なお、図1は、本発明の実施形態にかかるスケジュール管理システム1の概略構成を示すシステム概略図である。
<スケジュール管理システムの構成>
本実施形態にかかるスケジュール管理システム1は、例えばLAN(Local Area Network)接続されたクライアント端末100において、スケジュール管理サーバ300にて管理する複数のユーザのスケジュール情報を確認可能にするシステムである。かかるスケジュール管理システム1は、図1に示すように、ユーザがスケジュール情報の参照や登録を行うために用いる情報端末であるクライアント端末100と、メールの送受信を管理するメールサーバ200と、ユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール管理サーバ300とがLAN接続されている。これにより、クライアント端末100は、スケジュール管理サーバ300にスケジュール情報を参照したり登録したりすることができる。メールサーバ200は、スケジュール管理サーバ300にてユーザ宛のメールからスケジュール情報を抽出するため、スケジュール管理サーバ300へメールを送信している。スケジュール管理サーバ300は、クライアント端末100から入力されたスケジュール情報やメールから抽出したスケジュール情報を管理している。
一方、ユーザの現在位置を把握するため、ユーザが携帯する例えばICタグ500や移動通信端末700などを利用する。ICタグ500は、例えば会議室や応接室等に設けられたICタグリーダ600を利用して読み取ることができる。ICタグリーダ600が読み取った情報は、LANを介してスケジュール管理サーバ300へ送信される。または、移動通信端末700のGPS(Global Positioning System)機能を利用して、公衆網810、Webサーバ400を介して移動通信端末700の位置により特定されるユーザの位置情報をスケジュール管理サーバ300に送信することができる。ICタグリーダ600から取得した情報や移動通信端末700の位置情報を用いて、スケジュール管理サーバ300はユーザの現在位置を認識する。
このようなスケジュール管理システム1において、スケジュール管理サーバ300は、ユーザが受信したメールからスケジュールと判断される情報を抽出するとともに、認識したユーザの現在位置に基づいて、抽出された情報からユーザの現在のスケジュールを特定する。これにより、ユーザがスケジュール情報を入力しなくとも、ユーザの現在のスケジュールを共有スケジュール情報として提供することができる。以下、図2〜図4に基づいて、本実施形態にかかるスケジュール管理システム1の詳細な構成について説明する。なお、図2は、本実施形態にかかるスケジュール管理システム1の構成を示すブロック図である。図3は、場所対応情報記憶部350の構成の一例を示す説明図であって、(a)はICタグ500から取得した情報、(b)は移動通信端末700から取得した情報を示す。図4は、候補スケジュール記憶部360の構成の一例を示す説明図である。
クライアント端末100は、図2に示すように、スケジュール情報送受信部110と、スケジュール情報処理部120と、入力部130と、表示部140とを備える。
スケジュール情報送受信部110は、クライアント端末100から入力されたスケジュール情報の新規登録や変更、削除などの情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する。また、スケジュール情報送受信部110は、スケジュール情報を表示部140に表示するため、スケジュール管理サーバ300から共有スケジュール情報を受信する。
スケジュール情報処理部120は、入力部130から入力された情報をスケジュール管理サーバ300へ送信可能な形式にしたり、また、スケジュール管理サーバ300から受信した共有スケジュール情報を表示部140に表示可能な形式にしたりする等、データ処理を行う機能部である。
入力部130は、スケジュール情報などを入力するための機能部であり、例えば、キーボードなどを用いることができる。表示部140は、スケジュール情報などを表示するための機能部であり、例えばディスプレイなどを用いることができる。
メールサーバ200は、メール受信部210と、問合せ受信部220と、メール内容送信部230と、メール記憶部240とを備える。
メール受信部210は、インターネット網820を介して送られてきたメールを受信する機能部である。メール受信部210は、受信したメールを後述するメール記憶部240に記憶する。問合せ受信部220は、スケジュール管理サーバ300からの新着メール有無の問合せを受信する機能部である。問合せ受信部220は、この問合せを受けてメール記憶部240にアクセスして新着メールを取得し、メール内容送信部230へ送信する。メール内容送信部230は、問合せ受信部220から受信した新着メールをスケジュール管理サーバ300へ送信する機能部である。
メール記憶部240は、メール受信部210が受信したメールを記憶する記憶部である。メール記憶部240は、例えばスケジュール管理サーバ300へ未送信の新着メールを記憶するスケジュール情報抽出用領域を有しており、スケジュール管理サーバ300からの問合せに応じてこのスケジュール情報抽出用領域に記憶されたメールを問合せ受信部220へ渡す。スケジュール情報抽出用領域に記憶されたメールは、問合せ受信部220へ送信した後、消去するようにしてもよい。
スケジュール管理サーバ300は、データ送受信部310と、スケジュール情報抽出部320と、スケジュール情報選択部330と、共有スケジュール情報処理部340と、場所対応情報記憶部350と、候補スケジュール記憶部360と、共有スケジュール記憶部370とを備える。
データ送受信部310は、クライアント端末100やメールサーバ200、ICタグリーダ600、Webサーバ400から送信される情報を受信し、またこれらに対して情報を送信する機能部である。
スケジュール情報抽出部320は、メールサーバ200から受信したメールからスケジュール情報を抽出する機能部である。本実施形態にかかるスケジュール情報抽出部320は、メールサーバ200の問合せ受信部220に対して新着メールの有無を問い合わせるメール問合せ部として機能するとともに、問合せの結果、メールサーバ200のメール内容送信部230から受信したメールの例えば本文から、日付、時刻、場所やイベント等の情報を抽出し、ユーザのスケジュールとなり得る情報を候補スケジュール情報として、後述する候補スケジュール記憶部360に記憶する。なお、本実施形態では、スケジュール情報抽出部320がメールからスケジュール情報を抽出する処理、および、メールサーバ200への新着メール有無の問合せも行ったが、本発明はかかる例に限定されず、メールサーバ200への新着メールの有無を問い合わせる機能部と、メールからスケジュール情報を抽出する機能部とが別個に設けられていてもよい。
スケジュール情報選択部330は、候補スケジュール記憶部360が記憶する候補スケジュール情報から、ユーザの現在のスケジュールを選択する機能部である。スケジュール情報選択部330は、ICタグリーダ600および/またはWebサーバ400からデータ送受信部310を介して受信したユーザの現在位置情報に基づいて候補スケジュール記憶部360が記憶する候補スケジュール情報から現在のスケジュールを選択し、選択したスケジュール情報を共有スケジュール情報として共有スケジュール記憶部370に記憶する。
共有スケジュール情報処理部340は、クライアント端末100との間でやり取りされるスケジュール情報の管理を行う機能部である。共有スケジュール情報処理部340は、クライアント端末100から入力されたスケジュール情報を共有スケジュール記憶部370に記憶したり、共有スケジュール記憶部370に記憶された共有スケジュール情報をクライアント端末100へ送信したり、クライアント端末100からの指示により指定された候補スケジュール情報を共有スケジュール情報記憶部に記憶したりする。
場所対応情報記憶部350は、ICタグリーダ600や移動通信端末700から取得される場所情報や位置情報と場所名とを関連付けて記憶する記憶部であって、例えば、RAMやハードディスク等のメモリを含んで構成される。場所対応情報記憶部350は、ユーザの現在の位置情報を取得する形態に応じてその構成を適宜変更可能であるが、例えば、ICタグ500とICタグリーダ600とを用いてユーザの現在の位置情報を取得する場合には、図3(a)に示すように、例えば、ICタグリーダID1351、例えば「第1会議室」等の部屋名1352、例えば「A株式会社」等の組織名1353、例えば「港区芝浦4−11−22」等のような住所1354、その他「東京タワー」等のランドマーク等の情報を有して構成することができる。ICタグリーダID1351は、ICタグリーダ600を特定するためのIDである。ICタグリーダID1351に関連付けて、そのICタグリーダ600が設置された部屋名1352、その部屋のある組織名1353や住所1354などが記憶される。
また、移動通信端末700のGPS機能を用いてユーザの現在の位置情報を取得することもできる。この場合には、図3(b)に示すように、例えば、緯度2351、経度2352、場所名2353などの情報を有して構成することができる。
候補スケジュール記憶部360は、メールから抽出されたスケジュール情報を記憶する記憶部であり、例えば、RAMやハードディスク等のメモリを含んで構成される。候補スケジュール記憶部360は、例えば図4に示すように、メールID361、日付362、開始時刻363、終了時刻364、タイトル365、場所名366などを有して構成される。メールID361は、候補スケジュール情報を抽出したメールを特定するためのIDである。メールID361に関連付けて、メール本文に記載された日付362、開始時刻363、終了時刻364、タイトル365、場所名366を記憶する。なお、必ずしもすべての項目について登録する必要はなく、少なくともメールID361、日付362、場所名366が登録されていればよい。
共有スケジュール記憶部370は、候補スケジュール記憶部360に記憶された候補スケジュール情報から共有スケジュール情報として選択されたものと記憶する記憶部であり、例えば、RAMやハードディスク等のメモリを含んで構成される。共有スケジュール記憶部370は、候補スケジュール記憶部360と同様の構成をとる。すなわち、メールID、日付、開始時刻、終了時刻、タイトル、場所名などを有して構成される。
Webサーバ400は、公衆網810と移動通信端末700との情報を統合するサーバであり、LANに接続されている。Webサーバ400は、移動通信端末700からの情報をLANを介してスケジュール管理サーバ300へ送信する。
ICタグ500は、ユーザの現在位置を特定するために用いる位置情報特定手段である。ICタグ500は、ユーザを識別するための識別情報等を記憶するICチップを有しており、ICチップの情報は後述するICタグリーダ600にて読み取ることができる。
ICタグリーダ600は、ICタグ500に記憶された情報を取得するための機器であり、ICタグ読取部610と、情報処理部620と、情報送信部630とを備える。ICタグ読取部610は、ICタグ500のICチップに記憶された情報を取得する機能部であって、無線によりその情報を取得することができる。情報処理部620は、ICタグ読取部610により取得した情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する形式したり、取得したICタグ500の情報に取得日付、取得時刻、ICタグリーダ600を特定するICタグリーダID等を付与して情報送信部630へ送信したりする。情報送信部630は、情報処理部620から受け取った情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する機能部である。
移動通信端末700は、ユーザの現在位置を特定するためのGPS機能を備える端末であって、例えば、GPS機能を備える携帯電話等を用いることができる。移動通信端末700は、位置情報取得部710と、位置情報送信部720とを備える。位置情報取得部710は、GPS機能を用いて該移動通信端末700の現在の位置情報を取得する機能部であって、移動通信端末700を携帯するユーザの位置を取得するために機能する。位置情報取得部710は取得した現在の位置情報を位置情報送信部720へ送信する。位置情報送信部720は、位置情報取得部710から受け取った位置情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する機能部である。
以上、本実施形態にかかるスケジュール管理システム1の構成について説明した。次に、図5〜図7に基づいて、本実施形態にかかるスケジュール管理システム1によるスケジュール管理方法について説明する。なお、図5は、メールからスケジュール情報を抽出する手順を示すシーケンス図である。図6は、メールからスケジュール情報を抽出する処理を説明するための説明図である。図7は、ICタグリーダ600や移動通信端末700などの位置情報取得端末により取得されたユーザの位置情報を用いて共有スケジュール情報を選択する手順を示すフローチャートである。
本実施形態にかかるスケジュール管理システム1では、ユーザ宛のメールから自動的にスケジュール情報を抽出して候補スケジュール情報を作成するとともに、候補スケジュール情報の中からユーザの現在の位置情報に基づいてユーザが実際に参加しているであろうスケジュールを選択し、共有スケジュール情報として提供することを特徴とする。そこで、まず、候補スケジュール情報を作成する手順について説明する。
<候補スケジュール情報作成手順>
本実施形態にかかるスケジュール管理サーバ300は、ユーザが参加する可能性のある情報をユーザ宛のメールから抽出する。このため、スケジュール管理サーバ300は、まず、メールサーバ200に新着メールの有無を問い合わせる(S101)。メールサーバ200は、ユーザ宛のメールを受信すると、メールを特定するメールIDに関連付けてスケジュール情報抽出用領域にメールを記憶している。スケジュール管理サーバ300は、例えば、ユーザがクライアント端末100を用いてスケジュール管理サーバ300にログインするタイミングで、あるいは所定の時刻や所定の時間間隔(例えば15分おき)で定期的にメールサーバ200へメールの問合せを行う。
メールサーバ200は、スケジュール管理サーバ300からの問合せを受けて、メール記憶部240にスケジュール管理サーバ300へ未送信の新着メールがないか確認する(S103)。そして、スケジュール管理サーバ300への未送信の新着メールがあった場合には、そのメールをスケジュール管理サーバ300へ送信する(S105)。ステップS105では、例えばメールの有する情報すべてをスケジュール管理サーバ300へ送信してもよく、件名およびメール本文の内容のみを送信してもよい。そして、メールサーバ200は、メールをスケジュール管理サーバ300へ送信した後、該送信されたメールスケジュール情報抽出用領域に記憶されたメールを削除する。なお、スケジュール管理サーバ300への未送信の新着メールがない場合には、メールがないことを示す情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する。
次いで、スケジュール管理サーバ300は、メールからスケジュール情報を抽出する。本実施形態では、件名およびメール本文からスケジュール情報を抽出するとする。スケジュール情報の抽出は、まず、件名およびメール本文を例えば形態素解析により単語を分割する(S107)。形態素解析によれば、例えば、「下記の通りミーティングを開催します」との文は、「下記(名詞)/の(助詞)/通り(非自立名詞)/ミーティング(名詞)/を(助詞)/開催(サ変名詞)/し(サ変動詞)/ます(助動詞)」と分割される。
次に、単語または連続する単語群に意味情報であることを示す意味タグを付与する(S109)。意味タグは、本実施形態ではスケジュール情報を抽出するために付与される。意味タグの付与は、例えば数字と「年」、「月」、「日」の文字が連続するものは日付と判断して意味タグ<DATE>を付与するなどの所定のルールに従い、意味タグと単語または単語群との対応付けを記憶する辞書を用いて行うことができる。意味タグが付与された単語または単語群は、例えば、「<DATE>10月22日</DATE>」、「<TIME_FROM>10:00</TIME_FROM>」、「<EVENT>SWO研究会</EVENT>」「<ORGANIZATION>A大学</ORGANIZATION>」「<LOCATION>Bキャンパス</LOCATION>」のように表される。
ここで、解析したメールについて、メールに記載された日付が現在以降の日付であるか否かを確認する(S111)。本実施形態は、ユーザの現在以降のスケジュールを提供するものであり、不要な処理を省くため、<DATE>タグが付与された日付が現在より前の日付である場合にはスケジュール情報の抽出処理をせずにステップS115へ進む。
ステップS111によりメールに記載された日付が現在以降の日付である場合には、メールからスケジュール情報を抽出して、候補スケジュール記憶部360に記憶する(S113)。ステップS113では、メールの件名およびメール本文から日付、開始時刻、終了時刻、タイトル、場所名を抽出し、メールIDと関連付けて候補スケジュール記憶部360に記憶する。情報の抽出は、ステップS109で付与された意味タグを抽出し、候補スケジュール記憶部360に記憶する。より詳細には、例えば、意味タグ<DATE>が付与された情報は日付362に、意味タグ<TIME_FROM>が付与された情報は開始時刻363に、意味タグ<TIME_TO>が付与された情報は終了時刻364に、意味タグ<EVENT>が付与された情報はタイトル365に、意味タグ<LOCATION>、<ADDRESS>、<STATION>、<BUILDING>、<ORGANIZATION>、<ROOM>等が付与された情報は場所名366に記憶される。
ここで、スケジュール情報を候補スケジュール記憶部360に記憶する際、スケジュール情報を抽出するために用いた意味タグも合わせて記憶してもよい。例えば、図4に示すように、場所名366についてはメールから抽出した場所名と意味タグとを記憶している。意味タグを合わせて記憶することにより、後述するユーザの現在の位置情報とのマッチングを行う際、ユーザの位置情報に意味タグが付与されていれば文字列のマッチングを行う前に意味タグについてマッチングして、効率よくマッチする候補スケジュール情報を抽出することができる。一方で、意味タグを候補スケジュール記憶部360に記憶しない場合には、基本的に文字列の全マッチングを行うが、本来意味タグ<BUILDING>を付与すべき場所情報に、意味タグ<LOCATION>が付与されているなど、意味タグの付与に誤りがあった場合にもその影響を受けずに適切な候補スケジュール情報を抽出することができる。
本実施形態のスケジュール抽出処理では、抽出できなかった情報については何も登録せず、後続の処理を行うよう処理される。また、同一の項目に登録される情報が複数ある場合には、例えば、日付またはタイトルに最も近い位置に記載されたものを抽出するようにするようにしてもよい。例えば、図6に示すメール245には、場所名366に登録される情報として「第1会議室」245cと「A株式会社」245dの2つがある。このとき、1つのみを場所名366に登録する場合には、日時「10月25日」245b(またはタイトル「ミーティング」245a)に近い位置に記載されている「第1会議室」245cを登録する。これにより、スケジュールとは関係のない場所情報を登録する可能性を低減することができる。
1つのメールについてのスケジュール抽出処理を終えると、スケジュール抽出処理を行うメールすべてについて処理が終了したか否かを確認する(S115)。すべてのメールの処理が終了していればこの処理を終了し、まだ未処理のメールがある場合には、次のメールに対してステップS111以降の処理を行う。このようにして、メールサーバ200から受信したメールからスケジュール情報を抽出し、抽出したスケジュール情報を候補スケジュール情報として候補スケジュール記憶部360に記憶することにより、ユーザ宛のメールからユーザが参加する可能性のあるスケジュールのスケジュール情報(候補スケジュール情報)を自動的に抽出することができる。
<共有スケジュール情報決定手順>
候補スケジュール情報は自動的に作成されるため、候補スケジュール記憶部360にはユーザが参加しないスケジュールも記憶されている可能性がある。したがって、候補スケジュール情報は複数ユーザ間で共有される共有スケジュール情報ではない。候補スケジュール情報を共有スケジュール情報にするには、例えばユーザがクライアント端末100を用いてスケジュール管理サーバ300にアクセスして、実際に参加するスケジュールを候補スケジュール情報から選択して共有スケジュール情報として他ユーザに公開するようにする方法が考えられる。このような方法に加え、本実施形態にかかるスケジュール管理システム1では、ネットワークを介してユーザの現在の位置情報を取得し、現在の位置情報に基づいて候補スケジュール情報から共有スケジュール情報とする情報を選択することができる。以下、候補スケジュール情報から共有スケジュール情報とする情報を決定する手順について説明する。
まず、図7に示すように、ユーザの現在の位置情報がスケジュール管理サーバ300へ送信される(S201)。本実施形態にかかるスケジュール管理システム1では、ユーザの現在の位置情報を取得するために、ICタグ500や移動通信端末700を用いる。例えばユーザがICタグ500を携帯しているとする。ユーザの移動に伴って移動するICタグ500をICタグリーダ600が認識すると、ICタグリーダ600は認識したICタグ500のICタグIDを取得し、ICタグIDと、取得日付および取得時刻と、ICタグリーダIDとをスケジュール管理サーバ300へ送信する。
あるいは、ユーザが移動通信端末700を携帯していたとすると、移動通信端末700のGPS機能を用いて、定期的(例えば5分おきに)あるいは位置情報の変化に応じてユーザの現在の位置情報を取得することができる。移動通信端末700は、取得した位置情報に、移動通信端末700を特定するためのIDと、取得日付および取得時刻とを付与して、公衆網810を介してWebサーバ400へ送信する。Webサーバ400は、移動通信端末700から受け取った情報をそのままスケジュール管理サーバ300に送信する。
なお、本実施形態では、ICタグリーダ600または移動通信端末700から、端末を特定するIDと、取得日付および取得時刻とがスケジュール管理サーバ300へ送信されたが、本発明はかかる例に限定されず、少なくとも端末を特定するIDと取得日付が送信されればよい。
スケジュール管理サーバ300は、ICタグリーダ600または移動通信端末700からユーザの現在の位置情報を取得し(S203)、位置情報の展開を行う(S205)。ICタグリーダ600または移動通信端末700から受信した位置情報は、候補スケジュール記憶部360に記憶された場所名366と比較可能な形式、例えば部屋名、住所、ランドマーク名、組織名等に展開される。例えば、ICタグリーダ600から受信した位置情報は、図3(a)に示すようなICタグリーダ600のICタグリーダID1351と、部屋名1352、組織名1353、住所1354との対応表を用いて展開される。また、移動通信端末700から受信した位置情報は、図3(b)に示すような緯度2351および経度2352と、場所名2353等との対応表を用いて展開される。このような展開処理は、スケジュール管理サーバ300内で行ってもよく、外部の展開処理サービスを用いて展開してもよい。
次いで、候補スケジュール情報の場所名と展開された位置情報および取得日付とのマッチングを行う(S207)。マッチングは、展開された位置情報と、候補スケジュール情報に記憶されている場所名とを比較する。この際、位置情報は文字列のマッチングであるため、メールに簡略表示された「第1会」と「第1会議室」とがマッチするように異表記辞書を用意してもよい。また、候補スケジュール情報の日付と取得日付とが比較される。日付は、完全一致の場合にマッチしたと判断するようにすることができる。本実施形態のスケジュール管理サーバ300は、少なくとも場所と日付についてのマッチングを行う。
ここで、ICタグリーダ600や移動通信端末700が位置情報を取得した取得時刻について考慮することにより、候補スケジュール情報をより正確に特定することができる。例えば、候補スケジュール情報として記憶されている開始時刻と終了時刻とを用いて、開始時刻から終了時刻の間に取得時刻が含まれる候補スケジュール情報を選択するようにしてもよい。また、時刻については、誤差を考慮して、開始時刻よりも一定時間前(例えば10分)から終了時刻の一定時間後(例えば30分)の間に取得時刻が含まれる候補スケジュールを選択することもできる。誤差を考慮することにより、スケジュールの時間変更や時間延長等があった場合や、ユーザが開始時刻前に開催場所に到着した場合なども適切に候補スケジュール情報を選択することができる。
また、位置情報についても、時刻の処理と同様に、候補スケジュール情報として記憶された場所に所定の距離マージンをもって設定された領域内に、ユーザが位置しているときに、位置情報は一致すると判断するようにしてもよい。例えば、ユーザの現在の位置情報および候補スケジュール情報の場所名を緯度および経度で表す。そして、候補スケジュール情報の場所名から変換された緯度および経度の半径100m以内の領域内にユーザの位置情報(緯度および経度)が含まれる場合に、位置情報が一致するとする。これにより、場所対応情報記憶部350に記憶された位置情報と実際にイベントが開催される場所とに誤差があっても適切に候補スケジュール情報を選択することができる。また、距離マージンにより設定された所定の領域を、ユーザがその場所で開催されるイベントに参加するであろうと推測する領域として用いることもできる。これにより、ユーザが設定された所定の領域内に位置した場合には対応する候補スケジュール情報を選択することが可能となり、ユーザのスケジュール情報を早めに共有させることができる。
その後、ステップS207において現在の位置情報とマッチする候補スケジュール情報があったか否かを判断する(S209)。マッチする候補スケジュール情報がある場合には、その候補スケジュール情報を選択して共有スケジュール情報とし、共有スケジュール記憶部370に移動(シフト)する(S211)。一方、マッチする候補スケジュール情報がない場合には、そのまま処理を終了する。
以上、共有スケジュール情報決定手順について説明した。共有スケジュール記憶部370に記憶された共有スケジュール情報は、複数のユーザによって共有される。共有スケジュール情報の共有は、各ユーザの共有スケジュール情報の公開によって行われ、閲覧のみ可能とする。また、各ユーザは、自己の候補スケジュール情報および共有スケジュール情報の閲覧・編集が可能である。この際、ユーザは、上述したように、候補スケジュール記憶部360と共有スケジュール記憶部370との間でスケジュール情報を移動させることもできる。
以上、第1の実施形態にかかるスケジュール管理システム1について説明した。本実施形態によれば、スケジュール管理サーバ300において、メールから自動的に抽出された候補スケジュール情報から、候補スケジュール情報の場所情報および日付とユーザの現在の位置情報および取得日付とをマッチングすることにより、共有スケジュール情報を選択する。これにより、ユーザが候補スケジュール情報からスケジュール情報を選択し、共有スケジュール情報に決定する処理を行う必要がないので、ユーザの負担を大幅に軽減することができる。また、メールから自動的に候補スケジュール情報を作成するため、ユーザがスケジュール情報を入力しなくとも、ユーザの現在のスケジュールを共有スケジュール情報として登録することができる。さらに、ユーザのスケジュールが変更となった場合にも、実際の位置情報に基づいたスケジュール情報を共有させることができるので、正確な情報を共有することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図8に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかるスケジュール管理システムについて説明する。本実施形態のスケジュール管理システムは、第1の実施形態と比較してWebプロキシサーバがスケジュール管理サーバ300の接続されたLANに接続されている点で相違する。以下では、第1の実施形態と同一の部分については詳細な説明を省略し、主に第1の実施形態との相違点について説明する。なお、図8は、本実施形態にかかるスケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかるスケジュール管理システムは、図8に示すように、第1の実施形態のスケジュール管理システムにWebプロキシサーバ900を備えた構成となっている。Webプロキシサーバ900は、クライアント端末100からWeb情報にアクセスする際の代理となるサーバであって、Webページ取得部910と、問合せ受信部920と、Webページ内容送信部930と、Webページ記憶部940とを備える。
Webページ取得部910は、クライアント端末100からの要求に応じてWebページのデータを取得する機能部である。Webページ取得部910で取得されたWebページのデータは、Webページ記憶部940に記憶される。
問合せ受信部920は、スケジュール管理サーバ300のスケジュール情報抽出部320からユーザが新規に閲覧したWebページの有無の問合せを受信する機能部である。問合せ受信部920は、この問合せを受けてWebページ記憶部940にアクセスしてユーザが新規に閲覧したWebページのデータを取得し、Webページ内容送信部930へ送信する。Webページ内容送信部930は、問合せ受信部920から受信したWebページのデータをスケジュール管理サーバ300へ送信する機能部である。
Webページ記憶部940は、Webページ取得部910が取得したWebページのデータを記憶する記憶部である。Webページ記憶部940は、ユーザごとにユーザが新規に閲覧したWebページのデータを記憶する領域を有しており、スケジュール管理サーバ300からの問合せに応じてこの領域に記憶されたデータを問合せ受信部920へ渡す。この領域に記憶されたデータは、問合せ受信部920へ送信した後、消去するようにしてもよい。
本実施形態のスケジュール管理システムでは、ユーザが受信したメールからのみならず、ユーザが閲覧したWebページからスケジュール情報を抽出することができる。Webページからのスケジュール情報の抽出処理は、まず、ユーザがクライアント端末100からWebページを閲覧すると、クライアント端末100内のブラウザがHTTPアドレスをWebプロキシサーバ900へ送信する。Webプロキシサーバ900は、受信したHTTPアドレスに基づいてWebページのデータを取得し、クライアント端末100に送信する。この際、Webプロキシサーバ900は、ユーザごとに設定されたWebページ記憶部940の領域にWebページのデータをコピーして保存する。
次いで、スケジュール管理サーバ300は、所定の時間間隔(例えば1時間)でWebプロキシサーバ900にユーザが新規に閲覧したWebページのデータの有無を問い合わせる。Webプロキシサーバ900は、Webページ記憶部940に記憶されているWebページのデータがある場合はそのデータをスケジュール管理サーバ300へ送信し、Webページ記憶部940に記憶されているWebページのデータがない場合はデータがないことを示す情報をスケジュール管理サーバ300へ送信する。
Webプロキシサーバ900からWebページのデータを受信したスケジュール管理サーバ300は、そのデータに対してスケジュール情報抽出部320によりスケジュール情報の抽出処理を行う。スケジュール情報の抽出処理の手順は、第1の実施形態と同様である。ただし、Webページの記述形式の発展により、イベントのタイトル、日付、開始時刻および終了時刻、開催場所、住所等にタグが付与されるようになった場合には、形態素解析処理および意味タグの付与処理は省略することができる。
その後、スケジュール管理サーバ300は、第1の実施形態と同様に、ICタグリーダ600または移動通信端末700から取得したユーザの現在の位置情報およびその取得日付と、候補スケジュール記憶部360に記憶された候補スケジュール情報の場所名および日付とのマッチング処理を行う。そして、マッチした候補スケジュール情報をユーザの現在のスケジュール情報として、共有スケジュール記憶部370に記憶する。
以上、第2の実施形態にかかるスケジュール管理システムについて説明した。かかるスケジュール管理システムは、第1の実施形態の構成にWebプロキシサーバ900を備えたことを特徴とし、スケジュール管理サーバ300はWebプロキシサーバ900からユーザが閲覧したWebページのデータを取得して、Webページに記載されたスケジュール情報を抽出する。これにより、ユーザ宛のメール以外からもスケジュール情報を取得することができ、ユーザが参加する可能性のあるスケジュール(候補スケジュール)をより多く取得できるようになる。
なお、Webページからスケジュール情報を抽出する場合、すべてのWebページからスケジュール情報を抽出すると膨大な、または不要なスケジュール情報を抽出してしまう可能性がある。これを防止するために、スケジュール情報を抽出するWebページを予め設定してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、LAN内に接続されたクライアント端末100間におけるスケジュール共有について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、共有スケジュール記憶部370に記憶された共有スケジュール情報のセキュリティを考慮して外部に公開することにより、プレゼンス表示に利用することも可能である。例えば、共有スケジュール情報として、あるユーザの第1会議室での会議が15時までとなっている場合、外部への公開スケジュールとして「会議:15時まで」と表示するように設定する。より具体的には、例えば携帯端末またはWeb電話等から電話をかける場合に、通話する相手を選択したとき(相手と通話接続される前)に、携帯端末等が公開スケジュールを取得して、携帯端末の表示部に「会議:15時まで」と表示することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるスケジュール管理システムの概略構成を示すシステム概略図である。 同実施形態にかかるスケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。 場所対応情報記憶部の構成の一例を示す説明図であって、(a)はICタグから取得した情報、(b)は移動通信端末から取得した情報を示す。 候補スケジュール記憶部の構成の一例を示す説明図である。 メールからスケジュール情報を抽出する手順を示すシーケンス図である。 メールからスケジュール情報を抽出する処理を説明するための説明図である。 ICタグリーダや移動通信端末により取得されたユーザの位置情報を用いて共有スケジュール情報を選択する手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかるスケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 スケジュール管理システム
100 クライアント端末
200 メールサーバ
220、920 問合せ受信部
230 メール内容送信部
240 メール記憶部
300 スケジュール管理サーバ
310 データ送受信部
320 スケジュール情報抽出部
330 スケジュール情報選択部
340 共有スケジュール情報処理部
350 場所対応情報記憶部
360 候補スケジュール記憶部
370 共有スケジュール記憶部
400 Webサーバ
500 ICタグ
600 ICタグリーダ
700 移動通信端末
810 公衆網
820 インターネット網
900 Webプロキシサーバ

Claims (13)

  1. ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末と、メールの送受信を管理するメールサーバと、スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバとがネットワークを介して接続されたスケジュール管理システムであって、
    前記位置情報取得端末は、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部により取得した位置情報と前記位置情報の取得日付および取得時刻とを前記スケジュール管理サーバへ送信する位置情報送信部と、
    を備え、
    前記メールサーバは、
    前記スケジュール管理サーバの問い合わせに応じて、管理しているメールを前記スケジュール管理サーバへ送信するメール内容送信部を備え、
    前記スケジュール管理サーバは、
    前記メールサーバに新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せ部と、
    前記メールサーバのメール内容送信部からメールを受信するメール受信部と、
    前記メール受信部にて受信したメールから、ユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出部と、
    前記スケジュール情報抽出部により抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として記憶する候補スケジュール記憶部と、
    前記位置情報取得端末の位置情報送信部から送信されたユーザの位置情報および該位置情報の取得日付に基づいて、当該ユーザの現在のスケジュールを前記候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択部と、
    前記スケジュール情報選択部により選択された候補スケジュール情報を、共有スケジュール情報として記憶する共有スケジュール記憶部と、
    を備えることを特徴とする、スケジュール管理システム。
  2. 前記スケジュール情報抽出部は、前記受信したメールから少なくとも日付および場所情報をスケジュール情報として抽出し、
    前記スケジュール情報選択部は、前記位置情報取得端末から送信された前記ユーザの位置情報および該位置情報の取得日付と、前記候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報に含まれる場所情報および日付とをマッチングして、場所情報および日付が一致するスケジュール情報を前記共有スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理システム。
  3. 前記位置情報取得端末は、さらに前記位置情報の取得時刻を前記スケジュール管理サーバへ送信し、
    前記スケジュール情報抽出部は、前記受信したメールからスケジュールに関する開始時刻および終了時刻をスケジュール情報としてさらに抽出し、
    前記スケジュール情報選択部は、前記開始時刻から前記終了時刻までのスケジュール時間内に前記位置情報の取得時刻を含む前記候補スケジュール情報を前記共有スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項2に記載のスケジュール管理システム。
  4. 前記スケジュール情報選択部は、前記スケジュール時間を含む所定時間を設定し、前記所定時間内に前記位置情報の取得時刻を含む前記候補スケジュール情報を前記共有スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項3に記載のスケジュール管理システム。
  5. 前記スケジュール情報選択部は、前記候補スケジュール記憶部に記憶された場所情報を含む所定領域に前記位置情報取得端末により取得された位置情報を含む前記候補スケジュール情報を前記共有スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項2に記載のスケジュール管理システム。
  6. 前記スケジュール情報抽出部は、前記メール受信部により受信したメールから抽出した場所情報に場所を分類する意味タグを付与して前記候補スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のスケジュール管理システム。
  7. ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末と、メールの送受信を管理するメールサーバと、スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバとによりスケジュールを管理するスケジュール管理方法であって、
    前記位置情報取得端末によりユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記取得した位置情報と該位置情報の取得日付とを前記スケジュール管理サーバへ送信する位置情報送信ステップと、
    前記スケジュール管理サーバから前記メールサーバへ新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せステップと、
    前記スケジュール管理サーバの問い合わせに応じて、前記メールサーバから前記スケジュール管理サーバへメールを送信するメール内容送信ステップと、
    前記受信したメールからユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出ステップと、
    前記抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として候補スケジュール記憶部に記憶する候補スケジュール記憶ステップと、
    前記位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報および該位置情報の取得日付に基づいて、該ユーザの現在のスケジュールを前記候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択ステップと、
    前記選択された候補スケジュール情報を共有スケジュール情報として共有スケジュール記憶部に記憶する共有スケジュール記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする、スケジュール管理方法。
  8. 前記スケジュール情報抽出ステップは、前記受信したメールから少なくとも日付および場所情報をスケジュール情報として抽出し、
    前記スケジュール情報選択ステップは、前記位置情報取得端末から送信された前記ユーザの位置情報および該位置情報の取得日付と、前記候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報に含まれる場所情報および日付とをマッチングして、場所情報および日付が一致する候補スケジュール情報を選択することを特徴とする、請求項7に記載のスケジュール管理方法。
  9. 前記位置情報送信ステップは、さらに前記位置情報の取得時刻を前記スケジュール管理サーバへ送信し、
    前記スケジュール情報抽出ステップは、前記受信したメールからスケジュールに関する開始時刻および終了時刻をスケジュール情報としてさらに抽出し、
    前記スケジュール情報選択ステップは、前記開始時刻から前記終了時刻までのスケジュール時間内に前記位置情報の取得時刻を含む前記候補スケジュール情報を選択することを特徴とする、請求項8に記載のスケジュール管理方法。
  10. 前記スケジュール情報選択ステップは、前記スケジュール時間を含む所定期間を設定し、前記所定期間内に前記位置情報の取得時刻を含む前記候補スケジュール情報を選択することを特徴とする、請求項9に記載のスケジュール管理方法。
  11. 前記スケジュール情報選択ステップは、
    前記候補スケジュール記憶部に記憶された場所情報を含む所定領域を設定するステップと、
    前記所定領域に前記位置情報取得端末により取得された位置情報を含む候補スケジュール情報を選択するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項8に記載のスケジュール管理方法。
  12. 前記候補スケジュール記憶ステップは、前記受信したメールから抽出した場所情報に場所を分類する意味タグを付与して前記候補スケジュール記憶部に記憶することを特徴とする、請求項7〜11のいずれかに記載のスケジュール管理方法。
  13. スケジュール管理を行うスケジュール管理サーバであって、
    メールの送受信を管理するメールサーバに新規の受信メールの有無を問い合わせるメール問合せ部と、
    前記メールサーバから送信されたメールを受信するメール受信部と、
    前記メール受信部にて受信したメールから、ユーザのスケジュールを特定するスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出部と、
    前記スケジュール情報抽出部により抽出されたスケジュール情報を、ネットワークを介して接続されたクライアント間で共有される共有スケジュール情報の候補である候補スケジュール情報として記憶する候補スケジュール記憶部と、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得端末から送信されたユーザの位置情報と該位置情報の取得日付とに基づいて、当該ユーザの現在のスケジュールを前記候補スケジュール記憶部に記憶された候補スケジュール情報から選択するスケジュール情報選択部と、
    前記スケジュール情報選択部により選択された候補スケジュール情報を、共有スケジュール情報として記憶する共有スケジュール記憶部と、
    を備えることを特徴とする、スケジュール管理サーバ。
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