JP2008210056A - 負荷制御装置 - Google Patents

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新平 日比谷
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Kenji Okuno
健治 奥野
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朗 馬場
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Abstract

【課題】操作に習熟していない利用者にとっての使い勝手を損なうことなく習熟した利用者にとっての使い勝手を向上する。
【解決手段】習熟度判定部6によって利用者の習熟度が所定のレベルよりも高いと判定された場合に、第1の画面(例えば、トップ画面)が表示される状態から第2の画面(例えば、主照明が点灯した後に表示される画面)が表示される状態へ直接遷移させるショートカット要求項目を習熟度判定部6並びに制御部3により生成して第1の画面に含めさせる。故に、利用者の習熟度が高ければ次回の操作からは第1の画面が表示されている状態でショーカット要求項目についての操作入力を行うことで第1及び第2の画面以外の画面が表示される状態を経由せずに第1の画面が表示される状態から第2の画面が表示される状態に直接遷移できて習熟した利用者にとっての使い勝手を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、1乃至複数の負荷を利用者による操作入力に応じて制御する負荷制御装置に関するものである。
従来の負荷制御装置では、利用者が操作釦を操作することで操作入力が受け付けられて負荷を制御(例えば、運転と停止の切換など)していた。また、多数の負荷を1台で制御する場合や、制御可能な項目が多数存在する場合においては、液晶パネルのような表示デバイスに操作可能な項目を含んだ画面(画像)を表示させ、当該画面を参照することで利用者の操作を補助することが行われている。
ここで、前記画面(以下、「案内画面」と呼ぶ。)が階層構造を有しており、最上位層の案内画面から順次下位層の案内画面に遷移させながら利用者に対して操作を案内することが従来から行われている。このとき、一つの案内画面内に表示する操作可能な項目(以下、「操作項目」という。)を少なくした場合、操作に不慣れな未習熟者にとっては分かりやすい案内画面となるものの、操作に慣れた習熟者にとっては、目的とする案内画面に辿りつくまでに数多くの階層を順に追って行かねばならないため、非常に煩雑となり使い勝手がよくない。反対に一つの案内画面内の操作項目を多くした場合、目的とする案内画面に辿りつくまでに数多くの階層を順に追って行く必要があるものの、それは未習熟者にとっては使いやすいものとなる。そこで、未習熟者用に階層型の案内画面、習熟者用に操作項目が自由に記述できる案内画面をそれぞれ設けているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−35432号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来例では、習熟者用と未習熟者用の2通りの案内画面を用意しなければならないためにメモリ消費量が増えたり、あるいは、習熟者用の案内画面で削除された項目を操作する際にかえって手間がかかるといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、操作に習熟していない利用者にとっての使い勝手を損なうことなく習熟した利用者にとっての使い勝手を向上できる負荷制御装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、1乃至複数の負荷を利用者による操作入力に応じて制御する負荷制御装置であって、操作可能な項目を含んだ画面を表示する表示手段と、それぞれに異なる前記項目を含んだ複数の画面を記憶する記憶手段と、表示手段が表示する画面に含まれている項目についての操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付けた操作入力に応じて表示手段が表示する画面を予め対応付けられた別の画面に変更させるとともに当該操作入力が負荷の制御に関わる特定の項目についての操作入力であれば当該負荷を制御する制御手段と、表示手段に第一の画面が表示される状態から操作によって第2の画面が表示される状態に遷移するまでの利用者の習熟度を判定する判定手段と、判定手段によって利用者の習熟度が所定のレベルよりも高いと判定された場合に第2の画面が表示される状態に直接遷移させるショートカット要求の項目を生成し当該項目を記憶手段に記憶している第1の画面に含ませるショートカット生成手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記判定手段は、第一の画面が表示される状態から1乃至複数の他の画面が表示される状態を経由して第2の画面が表示される状態に遷移するまでに要した時間を計測するとともに当該所要時間が所定の基準時間以下であれば利用者の習熟度が前記所定レベルよりも高いと判定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記判定手段は、第一の画面が表示される状態から1乃至複数の他の画面が表示される状態を経由して第2の画面が表示される状態に遷移する頻度を計測するとともに当該頻度が所定の基準値以上であれば利用者の習熟度が前記所定レベルよりも高いと判定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、複数の利用者を識別する識別手段を備え、前記判定手段は、識別手段の識別結果に応じて複数の利用者毎に習熟度を判定し、前記ショートカット生成手段は、判定手段の判定結果に応じて複数の利用者毎に前記ショートカット要求の項目を生成し当該項目を記憶手段に記憶している第1の画面に含ませ、前記制御手段は、識別手段の識別結果に応じて各利用者毎に記憶手段に記憶している前記第1の画面を表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、判定手段によって利用者の習熟度が所定のレベルよりも高いと判定された場合に、第1の画面が表示される状態から第2の画面が表示される状態へ直接遷移させるショートカット要求の項目をショートカット生成手段により生成して第1の画面に含めさせているので、利用者の習熟度が所定レベルよりも高くない、すなわち、利用者が操作に習熟していなければ、ショートカット要求の項目が生成されないから操作に習熟していない利用者にとっての使い勝手を損なうことがなく、一方、利用者が操作に習熟していれば、次回の操作からは第1の画面が表示されている状態でショーカット要求の項目についての操作入力を行うことで第1及び第2の画面以外の画面が表示される状態を経由せずに第1の画面が表示される状態から第2の画面が表示される状態に直接遷移できて習熟した利用者にとっての使い勝手を向上できる。
以下、住居の浴室に設置された複数の負荷(例えば、空調機器、照明機器、浴槽機器、テレビ受像機など)を、利用者の声で行う操作入力によって制御する負荷制御装置に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。但し、制御対象の負荷の種類や設置場所、並びに操作入力の方法等は実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
本実施形態の負荷制御装置Aは、図1に示す構成を有し、マイクロホンを具備する操作入力受付部1で受け付けた音声による操作入力によって複数の負荷機器(図示例では、空調機器M1、照明機器M2、浴槽機器M3の3つ)を制御するための制御信号を負荷機器制御部2より出力する。空調機器M1は浴室内の暖房や乾燥を行うものであって、制御内容としては運転/停止の切換の他に温度設定や風量調整などがある。照明機器M2は浴室内を照明するものであって、制御内容としては点灯/消灯の切換の他に主照明/間接照明の切換や明るさの調整(調光)などがある。浴槽機器M3は浴槽内に水流を発生させる、いわゆるジェットバスであって、制御内容としては運転/停止の他に水流の強弱の調整などがある。そして、各負荷機器における制御内容は負荷制御装置Aから与えられる制御信号によって制御することができる。但し、各負荷機器における具体的な制御信号の形式等については従来周知であるから説明は省略する。
操作入力受付部1はマイクロホン(図示せず)を具備し、マイクロホンから出力するアナログの音声信号をA/D変換してなる音声データを制御部3に出力する。制御部3では、音声データから音声信号の特徴量を抽出し、予め用意されている認識対象語彙(後述する)と比較することで操作入力を認識する。ここで音声の特徴量としては例えばメル周波数ケプストラム係数などを用いることができる。認識対象語彙は、各負荷機器M1〜M3を制御するための操作指令を含む種々の操作指令について、多数の話者が発した操作指令の特徴量を例えばHMM(隠れマルコフモデル)を用いてモデル化したものであって、図示しないメモリに予め格納されている。制御部3においては、音声データから抽出した特徴量と、メモリに格納されている認識対象語彙とを比較して、特徴量と類似度の高い語彙を操作入力の認識結果とする。
また制御部3は、利用者が各負荷機器M1〜M3を制御する際の補助となる画面を表示制御部4によって表示デバイス5に表示させている。表示デバイス5は例えば液晶パネルや有機ELパネルであって、表示制御部4は制御部3から与えられる表示制御指令(後述する)に応じた画面を表示デバイス5に表示させる。なお、制御部3並びに表示制御部4はマイクロコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現される。
ここで、表示デバイス5に表示される画面について説明する。かかる画面は、図2に示すように階層構造を有しており、最上位層の画面(以下、「トップ画面」と呼ぶ。)から順次下位層の画面に遷移させながら利用者に対して操作を案内するものである。なお、各画面には識別用の画面IDが割り当てられており、制御部3や表示制御部4では画面IDによって各画面を個別に認識している。例えば、トップ画面(画面ID=01)では制御対象の負荷機器M1〜M3の名称(空調機器、照明機器、浴槽機器)が一覧表示され、これら3つの名称がトップ画面における操作可能な項目として登録されている。例えば、表示デバイス5にトップ画面が表示されている状態で利用者が「照明機器」と発声すると、制御部3では操作入力受付部1で受け付けられた操作入力の特徴量から、トップ画面における認識対象語彙のうちの「照明機器」を操作入力として認識し、トップ画面の下位の層に設定されている照明機器用の操作画面(図2における画面ID=21の画面)を表示させるように表示制御部4に対して表示制御指令を出力する。表示制御部4は表示制御指令に応じてメモリから画面ID=21の画面データを読み出して表示デバイス5に表示するとともに現在表示中の画面の情報(以下、「表示画面データ」と呼ぶ。)として当該画面の画面ID=21を制御部3に出力する。制御部3では表示制御部4から出力された表示画面データに基づいて画面ID=21の画面(照明機器用の操作画面)が確かに表示デバイス5で表示されていることを知ることができる。なお、かかる表示画面データは後述する習熟度判定部6にも同時に出力される。
照明機器用の操作画面(画面ID=21)では、制御可能な照明の種類(主照明と間接照明)が一覧表示され、これら2つの名称が当該操作画面における操作可能な項目として登録されている。例えば、表示デバイス5に前記照明機器用の操作画面(画面ID=21)が表示されている状態で利用者が「主照明」と発声すると、制御部3では操作入力受付部1で受け付けられた操作入力の特徴量から、操作画面における認識対象語彙のうちの「主照明」を操作入力として認識し、操作画面の下位の層に設定されている照明機器用の操作画面(図2における画面ID=22の画面)を表示させるように表示制御部4に対して表示制御指令を出力する。表示制御部4は表示制御指令に応じてメモリから画面ID=22の画面データを読み出して表示デバイス5に表示する。さらに、照明機器用の操作画面(画面ID=22)では、主照明の現在の状態(点灯/消灯、調光レベルなど)が表示され、「点灯」、「消灯」などの語彙が当該操作画面における操作可能な項目として登録されている。例えば、表示デバイス5に前記照明機器用の操作画面(画面ID=22)が表示されている状態で利用者が「点灯」と発声すると、制御部3では操作入力受付部1で受け付けられた操作入力の特徴量から、操作画面における認識対象語彙のうちの「点灯」を操作入力として認識し、負荷機器制御部2に対して照明機器M2の主照明を点灯させる制御指令を与える。かかる制御指令を受け取った負荷機器制御部2が照明機器M2に対して主照明を点灯させるための制御信号を出力することで照明機器M2の主照明が点灯することになる。また、制御部3から表示制御部4へは主照明の状態を消灯から点灯に変更させる表示制御指令が出力され、かかる表示制御指令に応じて主照明の状態が点灯となっている画面が表示制御部4により表示デバイスに表示される。
ここで、各画面が表示デバイス5に表示されているときに操作入力として認識可能な語彙(認識対象語彙)と、当該語彙(操作入力)に対して制御部3が表示制御部4並びに負荷機器制御部2に出力する指令の内容とを画面IDに対応付けたデータテーブルがメモリに格納されている(図3(a)参照)。制御部3では、操作入力受付部1から出力される音声データより認識した操作入力の内容と、表示制御部4から出力される表示画面データ(現在表示中の画像の画像ID)とに基づき、前記データテーブルを参照して表示制御部4に出力すべき表示制御指令並びに負荷機器制御部2に出力すべき制御指令を決定している。
次に本発明の要旨となる構成について説明する。
上述のように何れかの負荷機器(例えば、照明機器M2)を操作しようとした場合、トップ画面が表示されている状態で照明機器M2を選択する操作入力を行って照明機器用の操作画面を表示デバイス5に表示させ、さらに当該操作画面が表示されている状態で「主照明」と「間接照明」の何れかを選択する操作入力を行って下位層の操作画面を表示デバイス5に表示させる必要があり、操作に不慣れな利用者(操作の習熟度が低い利用者)にとっては画面を見ながら目的とする負荷機器の制御(操作)が確実に行えるという利点がある。一方、利用者の習熟度が高くなるにつれ、上述のようにトップ画面から順番に下位層の画面に遷移する手間が煩わしくなるから、習熟度の高い利用者にとっては、トップ画面が表示されている状態で直接負荷機器の操作(例えば、照明機器M2の主照明の点灯)を行える方が使い勝手の点で優れている。
そこで本実施形態では、利用者の習熟度を判定する習熟度判定部6を設け、習熟度判定部6において利用者の習熟度が所定のレベル以上であると判定したとき、トップ画面から負荷機器の操作が完了して負荷機器の動作状態が変更された画面に直接遷移するための項目(以下、「ショートカット要求項目」という。)をトップ画面に含ませることにより、トップ画面が表示されている状態で習熟度の高い利用者がショートカット要求項目を操作入力受付部1に対して操作入力すれば、通常時のように段階的に画面を遷移させることなく、直接負荷機器を操作することができる。
本実施形態における習熟度判定部6は、第1の画面(例えば、トップ画面)が表示される状態から1乃至複数の他の画面が表示される状態を経由して第2の画面(例えば、主照明を点灯させたことで主照明の動作状態が点灯中に変更された画面)が表示される状態に遷移するまでに要した時間(所要時間)を計測するとともに当該所要時間が所定の基準時間以下であれば利用者の習熟度が所定レベルよりも高いと判定し、所要時間が基準時間よりも大きければ利用者の習熟度が所定レベル以下であると判定する。なお、本実施形態における習熟度判定部6は、制御部3や表示制御部4と同様にマイクロコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現される。また、ショートカット要求項目は予め各画面毎に用意されており、習熟度判定部6で利用者の習熟度が所定レベルよりも高いと判定されたときにだけ制御部3並びに表示制御部4が有効とするようにしている。具体的には、各画面に対するデータテーブルには全てのショートカット要求項目が予め登録されており、初期状態では認識対象語彙として認識しない(認識不可)とされているが、習熟度判定部6からショートカット有効通知データを受け取ったときに当該ショートカット要求項目が認識対象語彙として認識可能となる(図3(b)参照)。例えば、「主照明点灯」という語彙もトップ画面に対するショートカット要求項目の一つとしてデータテーブルに登録され且つ初期状態では「認識不可」に設定されているが、主照明を点灯する操作に対しての習熟度が所定レベルよりも高いと習熟度判定部6が判定した場合、習熟度判定部6から出力されるショートカット有効通知データに応じて制御部3並びに表示制御部4が「主照明負荷」の語彙をショートカット要求項目として認識可能な認識対象語彙に設定(「認識可」)する。
ここで、図4のフローチャートを参照しながら習熟度判定部6の動作を説明する。
まず、習熟度判定部6では表示制御部4から表示画面データを取得し(S1)、表示デバイス5に現在表示されている画面がトップ画面か否かを判断し(S2)、トップ画面でなければ処理を終了し、トップ画面であれば表示制御部4から再度表示画面データが出力される(取得する)まで待つ(S3)。そして、表示制御部4から再度表示画面データが出力されれば、タイマを起動して所要時間の計測を開始し(S4)、表示制御部4からさらに表示画面データが出力される(取得する)まで待つ(S5)。表示制御部4から再度表示画面データが出力されると、当該表示画面データから現在の表示画面が負荷機器の操作完了後の画面、例えば、照明機器用の操作画面で「主照明点灯」の操作入力が行われて主照明を点灯した後に主照明の動作状態が消灯から点灯に変更された画面であるか否かを判断する(S6)。そして、操作完了後の画面でなければステップ5(S5)に戻り、操作完了後の画面であれば、タイマを止めて所要時間の計測を停止する(S7)。すなわち、このときに計測された所要時間は、利用者がトップ画面が表示されている状態から何らかの操作を始めて負荷機器の操作を完了するまでに要した時間に相当する。そして、計測した所要時間を予め設定されている基準時間(例えば、30秒)と比較し(S8)、所要時間が基準時間を超えていれば利用者の習熟度が所定レベルに達していないと判定して処理を終了する。一方、所要時間が基準時間以下であれば利用者の習熟度が所定レベル以上であると判定し、操作が完了した負荷機器(例えば、照明機器M2の主照明)の当該完了した操作(点灯)のショートカット要求項目(「主照明点灯」の語彙)を有効とするショートカット有効通知データを制御部3並びに表示制御部4に出力する(S9)。
その結果、次回の操作時からはトップ画面における操作可能な項目(認識対象語彙)にショートカット要求項目(上述の例では「主照明点灯」の語彙)が追加されているので、トップ画面を含む何れの画面が表示されている状態においても、利用者が「主照明点灯」と発声すれば制御部3において「主照明点灯」の操作入力として認識され、負荷機器制御部5から出力される制御信号によって照明機器M2の主照明を点灯させることができる。なお、習熟度判定部6から表示制御部4にショートカット有効通知データが出力された際、新たに有効となったショートカット要求項目(上述の例では「主照明点灯」の語彙)についての説明文を一定時間(例えば、20秒)だけ現在の画面に重ねて表示することが望ましい。
このように本実施形態によれば、判定手段たる習熟度判定部6によって利用者の習熟度が所定のレベルよりも高いと判定された場合に、第1の画面(例えば、トップ画面)が表示される状態から第2の画面(例えば、主照明が点灯した後に表示される画面)が表示される状態へ直接遷移させるショートカット要求項目をショートカット生成手段(習熟度判定部6並びに制御部3)により生成して第1の画面に含めさせているので、利用者の習熟度が所定レベルよりも高くない、すなわち、利用者が操作に習熟していなければ、ショートカット要求項目が生成されない(有効とならない)から操作に習熟していない利用者にとっての使い勝手を損なうことがなく、一方、利用者が操作に習熟していれば、次回の操作からは第1の画面が表示されている状態でショーカット要求項目についての操作入力を行うことで第1及び第2の画面以外の画面が表示される状態を経由せずに第1の画面が表示される状態から第2の画面が表示される状態に直接遷移できて習熟した利用者にとっての使い勝手を向上できる。
但し、習熟度判定部6が習熟度を判定する際に所要時間の計測を行う第1の画面並びに第2の画面については、トップ画面や負荷機器の操作が完了した後の画面(例えば、主照明が点灯した後に表示される画面)以外の画面としても構わない。また、必ずしも全ての画面に対してショートカット要求項目を有効にする必要はなく、特定の画面(例えば、トップ画面)に対してのみ有効としても構わない。
(実施形態2)
本実施形態の負荷制御装置Aは、習熟度判定部6における利用者の習熟度判定方法に特徴があり、その他の構成並びに基本動作については実施形態1と共通である。よって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を適宜省略する。
以下、本実施形態における習熟度判定部6の動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、習熟度判定部6では表示制御部4から表示画面データを取得し(S1)、当該表示画面データに基づいて表示デバイス5に現在表示されている画面が負荷機器の操作完了後の画面、例えば、照明機器用の操作画面で「主照明点灯」の操作入力が行われて主照明を点灯した後に主照明の動作状態が消灯から点灯に変更された画面であるか否かを判断する(S2)。そして、操作完了後の画面でなければ処理を終了し、操作完了後の画面であれば、操作された負荷機器(上述の例では照明機器M2の主照明)と操作の内容(上述の例では点灯)、日時を記録する(S3)。さらに、習熟度判定部6では同一の操作内容を記録した頻度(以下、「操作頻度」と呼ぶ。)、例えば、1週間を単位とした記録回数(=回/週)を予め設定されている基準値(例えば、15回/週)と比較し(S4)、操作頻度が基準値未満であれば利用者の習熟度が所定レベルに達していないと判定して処理を終了する。一方、操作頻度が基準値以上であれば利用者の習熟度が所定レベル以上であると判定し、操作が完了した負荷機器(例えば、照明機器M2の主照明)の当該完了した操作(点灯)のショートカット要求項目(「主照明点灯」の語彙)を有効とするショートカット有効通知データを制御部3並びに表示制御部4に出力する(S5)。
そして、次回の操作時からは各画面における操作可能な項目(認識対象語彙)にショートカット要求項目(上述の例では「主照明点灯」の語彙)が追加されているので、何れの画面が表示されている状態においても、利用者が「主照明点灯」と発声すれば制御部3において「主照明点灯」の操作入力として認識され、負荷機器制御部5から出力される制御信号によって照明機器M2の主照明を点灯させることができる。
ここで、一般家庭において負荷制御装置Aを使用する場合、複数の利用者(家族)が存在するから各利用者を識別して利用者毎の習熟度を判定し、個々の利用者毎にショートカット要求項目の有効/無効を設定する必要がある。そこで、予め利用者の声(声紋)のデータをメモリに登録しておき、操作入力受付部1から出力される音声データを制御部3で処理して登録されている利用者の声紋のデータと比較することで利用者を識別するとともに各利用者毎にショートカット要求項目の有効/無効(予め登録されている語彙に対する認識の可否)を設定すればよい。このようにすれば、操作入力を行った利用者が習熟度の低い利用者の場合はショートカット要求項目が無効となっているために使い勝手が損なわれることはなく、一方、操作入力を行った利用者が習熟度の高い利用者の場合はショートカット要求項目が有効となっているために使い勝手が向上できるものである。
ところで、本実施形態および実施形態1では利用者の発声する音声を操作入力としているが、利用者が手で操作する入力デバイス、例えば、表示デバイス5の画面に設置されるタッチパネルや、マウス、キーボード、スイッチなどであっても構わない。但し、この種の入力デバイスを操作入力受付部1に用いる場合、ショートカット要求項目に対応するアイコンを画面に表示したり、あるいはショートカット要求項目に対応する操作釦を入力デバイスに設ける必要がある。これに対して操作入力受付部1にマイクロホンを具備して音声で操作入力を行えば画面にアイコンを追加したり操作釦を設ける必要がなく、特に、表示デバイス5の画面サイズが小さい場合やショートカットのための操作釦を設置するスペースがない場合に有効である。
本発明の実施形態1を示すブロック図である。 同上における画面構成の説明図である。 (a),(b)は同上における画面の説明図である。 同上の動作説明用のフローチャートである。 本発明の実施形態2の動作説明用のフローチャートである。
符号の説明
A 負荷制御装置
1 操作入力受付部
2 負荷機器制御部
3 制御部
4 表示制御部
5 表示デバイス
6 習熟度判定部

Claims (4)

  1. 1乃至複数の負荷を利用者による操作入力に応じて制御する負荷制御装置であって、
    操作可能な項目を含んだ画面を表示する表示手段と、それぞれに異なる前記項目を含んだ複数の画面を記憶する記憶手段と、表示手段が表示する画面に含まれている項目についての操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付けた操作入力に応じて表示手段が表示する画面を予め対応付けられた別の画面に変更させるとともに当該操作入力が負荷の制御に関わる特定の項目についての操作入力であれば当該負荷を制御する制御手段と、表示手段に第一の画面が表示される状態から操作によって第2の画面が表示される状態に遷移するまでの利用者の習熟度を判定する判定手段と、判定手段によって利用者の習熟度が所定のレベルよりも高いと判定された場合に第2の画面が表示される状態に直接遷移させるショートカット要求の項目を生成し当該項目を記憶手段に記憶している第1の画面に含ませるショートカット生成手段とを備えたことを特徴とする負荷制御装置。
  2. 前記判定手段は、第一の画面が表示される状態から1乃至複数の他の画面が表示される状態を経由して第2の画面が表示される状態に遷移するまでに要した時間を計測するとともに当該所要時間が所定の基準時間以下であれば利用者の習熟度が前記所定レベルよりも高いと判定することを特徴とする請求項1記載の負荷制御装置。
  3. 前記判定手段は、第一の画面が表示される状態から1乃至複数の他の画面が表示される状態を経由して第2の画面が表示される状態に遷移する頻度を計測するとともに当該頻度が所定の基準値以上であれば利用者の習熟度が前記所定レベルよりも高いと判定することを特徴とする請求項1記載の負荷制御装置。
  4. 複数の利用者を識別する識別手段を備え、
    前記判定手段は、識別手段の識別結果に応じて複数の利用者毎に習熟度を判定し、
    前記ショートカット生成手段は、判定手段の判定結果に応じて複数の利用者毎に前記ショートカット要求の項目を生成し当該項目を記憶手段に記憶している第1の画面に含ませ、
    前記制御手段は、識別手段の識別結果に応じて各利用者毎に記憶手段に記憶している前記第1の画面を表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の負荷制御装置。
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