JP2008209784A - 音声処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声処理装置10の制御部11は、楽曲データの制御情報トラックを参照し、サビ開始マークからサビ終了マークの間のサビ区間において、歌唱者の音声に対して変換用スペクトルデータを用いて音声変換を施し、音声変換を施した音声信号を音声処理部16を介してスピーカ17に供給する。これにより、サビ区間においては、スピーカ17から合唱効果が付与された音声が放音される。
【選択図】図1
Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、歌唱(又は楽器の演奏)に対して、楽曲の種類や区間毎に適した合唱(又は合奏)効果を付与することのできる技術を提供する。
また、それらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばCD−ROM)に格納された態様にて利用者に提供されてコンピュータにインストールされるほか、ネットワークを介した配信の形態にてサーバ装置から提供されてコンピュータにインストールされる。
<A:第1実施形態>
<A−1:構成>
図1は、この発明の一実施形態である音声処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。この音声処理装置10は、カラオケ伴奏を行う機能を備えたカラオケ装置である。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介して音声処理装置10の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部13は、液晶パネルなどを備え、制御部11の制御の下で、音声処理装置10を操作するためのメニュー画面や、背景画像に歌詞テロップを重ねたカラオケ画面などの各種画面を表示する。操作部14は、利用者による操作に応じた信号を制御部11に出力する。マイクロホン15は、利用者が発する音声(以下「入力音声という」)を収音する収音機器である。マイクロホン15は、入力音声の時間軸上における波形を表すアナログの電気信号を出力する。音声処理部16は、マイクロホン15から入力される電気信号をデジタル信号(以下「入力音声信号」という)に変換する。
また、音声処理部16は、デジタルデータをアナログ信号に変換してスピーカ17に出力する。スピーカ17は、音声処理部16でデジタルデータからアナログ信号に変換され出力される音声信号に応じた強度で放音する放音手段である。
歌詞トラックも、歌詞表示処理などの具体的な処理を示す歌詞表示データと、歌詞表示データの実行タイミングを示す時間情報データΔtからなるシーケンスデータで構成されている。
制御部11は、カラオケ演奏時にシーケンスプログラム(カラオケ演奏のためのアプリケーションプログラム)によって各トラックのデータを並行して読み出すようになっている。各トラックのシーケンスデータを読み出す場合、所定のテンポクロックによりΔtをカウントしカウントを終了したときにこれに続くイベントデータ及び歌詞表示データ等を読み出す。
また、楽曲進行・進行中区間検出部2は、楽曲の進行に応じて、楽曲データの制御情報トラックに含まれるサビマークを参照して、伴奏中の楽曲の区間がサビ区間であるか否かを判定する。楽曲進行・進行中区間検出部2は、判定結果を示すデータを音声変換部4に供給する。
変換用スペクトルデータDtは、図7に示されるように、複数の単位データUtと指示子Aとを含む。各単位データUtは、周波数軸上に所定の間隔ごとに選定された複数の周波数Ft(Ft1,Ft2,…)の各々と当該周波数Ftにおける変換用スペクトルSPtのスペクトル強度Mt(Mt1,Mt2,…)とが組み合わされたデータ構造となっている。一方、指示子Aは、変換用スペクトルSPtのピークptを指示するためのデータ(例えばフラグ)であり、変換用スペクトルデータDtに含まれる総ての単位データUtのうちピークptに対応する単位データUtに対して選択的に付加される。例えば、図7に示す例においては、ピークptを有する周波数Ft3を含む単位データUtに指示子Aが付加され、これ以外の単位データUt(つまりピークpt以外の周波数に対応する谷データUt)に指示子Aは付加されていない。
以上のようにして、音声変換部4は、入力された音声信号を、変換用スペクトルデータを用いて変換し、音声処理部16へ出力する。
次に、この実施形態の動作の一例について説明する。まず、利用者は、音声処理装置10の操作部14を操作して、歌唱したい楽曲を選択する操作を行う。操作部14は、操作された内容に応じた信号を制御部11へ出力する。制御部11は、操作部14から出力される信号に応じて楽曲を選択する。制御部11は、選択した楽曲の背景画と歌詞テロップを表示部13に表示させるとともに、カラオケ伴奏を開始する。すなわち、制御部11は、楽曲データ記憶領域121から演奏イベントデータを読み出して音声処理部16に供給し、音声処理部16は、演奏イベントデータをアナログ信号に変換し、スピーカ17に供給する。スピーカ17は、供給されるアナログ信号に応じて、伴奏音を放音する。また、制御部11は、楽曲データ記憶領域121から歌詞表示データを読み出すとともに、背景画データ記憶領域123から背景画データを読み出して、歌詞テロップと背景画を表示部13に表示させる。
次に、本発明の第2実施形態に係る音声処理装置について説明する。この実施形態に係る音声処理装置の構成が上述した第1の実施形態のそれと異なる点は、楽曲データ記憶領域121に記憶された楽曲データのデータ構成が異なる点と、変換用スペクトルデータ記憶領域122の記憶内容が異なる点と、記憶部12に対応関係記憶領域124(図1に鎖線で図示)を有している点と、スペクトル取得部3が行う処理の内容が異なる点であり、他の要素は同様の構成である。そのため、以下の説明においては、この実施形態のうち第1実施形態と同様の要素については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
また、この実施形態においては、楽曲データの制御トラックには、複数のサビ区間のそれぞれに対して、それぞれを識別するサビID(識別情報)が付与されている。
また、対応関係記憶領域124に記憶されたテーブルの内容を利用者が変更できるようにすることで、どのような音声をコーラス(合唱音声)として用いるかを利用者が任意に選択することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述した実施形態において、サビ区間において合唱音声を放音するに加えて、表示部13に合唱効果を図示するアイコン等を表示したり、映像効果を加えてもよい。
また、楽曲データに変換用スペクトルデータそのものを含める構成としてもよい。具体的には、例えば、図2に示す楽曲データの構成において、変換用スペクトルデータを格納するためのスペクトルトラックを別途設ける構成とし、そのトラックに、変換用スペクトルデータを格納し、制御部11が、楽曲データの変換用スペクトルトラックから変換用スペクトルデータを取得する構成としてもよい。
このように、楽曲データと変換用スペクトルデータとのデータ構造の態様は任意であり、要するに、制御部11が、区間に対応する変換用スペクトルデータを取得できるデータ構造であればどのようなものであってもよい。
Claims (7)
- 複数の区間に区分される楽曲を表す楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記楽曲データについて、前記複数の区間のうちの少なくともいずれか一つを指定する区間指定手段と、
楽曲の進行に従って前記楽曲データ記憶手段から前記楽曲データを読み出す楽曲進行手段と、
前記楽曲進行手段によって進行されている楽曲について、該楽曲の進行中の区間を検出する進行中区間検出手段と、
1又は複数の音声を含む変換用音声の周波数スペクトルを示す変換用スペクトルデータを取得するスペクトル取得手段と、
前記進行中区間検出手段が検出した区間が前記区間指定手段によって指定された区間である場合に、入力された音声信号を、前記スペクトル取得手段が取得した変換用スペクトルデータを用いて音声変換する音声変換手段と、
前記音声変換手段によって音声変換された音声信号を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする音声処理装置。 - 前記区間指定手段によって指定された区間と前記変換用スペクトルデータとの対応関係を記憶する対応関係記憶手段を備え、
前記スペクトル取得手段は、前記進行中区間検出手段が検出した区間が前記区間指定手段によって指定された区間である場合に、前記対応関係記憶手段に記憶された対応関係に基づいて、当該区間に対応する変換用スペクトルデータを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記出力手段は、前記音声変換手段において連続する2つの区間で異なる変換用スペクトルデータが用いられる場合には、該2つの区間の連続する部分で音声信号をクロスフェードさせる
ことを特徴とする請求項2に記載の音声処理装置。 - 前記区間指定手段は、前記楽曲データから、1又は複数の区間を抽出して抽出した区間を指定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の音声処理装置。 - 前記楽曲データは、前記変換用スペクトルデータを含んでおり、
前記スペクトル取得手段は、前記対応関係記憶手段に記憶された対応関係に基づいて、前記進行中区間検出手段が検出した区間に対応する変換用スペクトルデータを前記楽曲データ記憶手段から読み出す
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の音声処理装置。 - 入力された入力音声の周波数スペクトルを検出するスペクトル検出手段と、
前記スペクトル検出手段が検出したスペクトルを示すスペクトルデータを1又は複数記憶するスペクトル記憶手段と
を備え、
前記スペクトル取得手段は、前記スペクトル記憶手段に記憶されたスペクトルデータを変換用スペクトルデータとして読み出す
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の音声処理装置。 - 前記出力手段は、前記音声変換手段により音声変換された音声信号と前記入力された音声信号とを出力する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の音声処理装置。
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