JP2008209662A - 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器 - Google Patents

電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008209662A
JP2008209662A JP2007046316A JP2007046316A JP2008209662A JP 2008209662 A JP2008209662 A JP 2008209662A JP 2007046316 A JP2007046316 A JP 2007046316A JP 2007046316 A JP2007046316 A JP 2007046316A JP 2008209662 A JP2008209662 A JP 2008209662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens unit
lens
mounting structure
photographing
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007046316A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Takahashi
秀幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP2007046316A priority Critical patent/JP2008209662A/ja
Publication of JP2008209662A publication Critical patent/JP2008209662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】防塵機能を維持しつつ、携帯電話機を簡単に組み立て、レンズユニットの位置ずれを確実に防止する。
【解決手段】フロントケース8とリアケース11とを互いに嵌合させて、携帯電話機1が組み立てられた際に、フロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、押圧用クッション部材14が押圧され、押圧用クッション部材14によってレンズユニット15の背面が押圧され、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁の環状壁面45aに密着状態で押し付けられ、レンズユニット15の配置箇所を経由した外部から上部筐体6内部への塵埃の侵入を防止することができると共に、レンズユニット15の位置ずれを確実に防止することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器に係り、例えば、撮影機能を有する携帯電話機等の電子機器における電子カメラ部を構成するレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器に関する。
近年、携帯型の電子機器としての携帯電話機には、本来の通話機能や、データ通信機能のみならず、電子カメラが搭載されたものも一般化されてきており、例えば、電子メールの送受信に際して、送信者は、周囲の風景や自分自身の顔等を画像データとして添付して受信者側に送信し、受信者はディスプレイ上で相手の様子等を確認することができるようになっている。
このような携帯電話機の電子カメラは、図13に示すように、被写体から到来した光が入射し、鏡筒にカメラレンズが内蔵されているレンズユニット101と、所定の画像信号を得るためのDSP(digital signal processor)等が内蔵されたカメラ回路モジュールとを有している。なお、レンズユニット101の前面側には、カメラレンズ等を保護するためのスクリーン部材102が配置されている。
レンズユニット101は、外形が略直方体形状の角形部103の先端側に円筒形部104が形成されてなり、例えば標準レンズからなるカメラレンズ等を保持する鏡筒を有している。
スクリーン部材102は、円板状の透明部材からなると共に、内面の周縁部には、遮光領域102aが印刷によって形成されている。
図13乃至図15に示すように、筐体105を構成するリアケース106のカメラレンズが保持されたレンズユニット101が配置される部位には、撮影用開口107が形成されている。この撮影用開口107のレンズ配置部108にレンズユニット101が配置され、外部側縁部のスクリーン配置部109にスクリーン部材102が配置されている。
また、レンズユニット101とスクリーン部材102との間には、弾性部材からなるリング状の防塵用クッション部材111が介挿されている。
レンズ配置部108は、その内壁面112aが撮影用開口107を臨むように撮影用開口107の内部側縁部に角環状に立設され、挿通されたレンズユニット101の角形部103を囲んでレンズユニット101の変位を規制する押えリブ112を有している。
スクリーン配置部109は、撮影用開口107の外部側縁部に形成され、スクリーン部材102を収納配置するための凹部113を有している。スクリーン部材102は、リング状の両面粘着シート114によって、スクリーン配置部109の凹部113の底面(撮影用開口107の外部側縁部)113aに貼り付けられている。
ここで、例えば、図13に示すように、レンズユニット101を通る光軸Y1とスクリーン部材102の窓枠部102bの中心軸Y2とが一致するように、レンズユニット101とスクリーン部材102とが配置される。
なお、光学部材の光軸調整を行う場合に、例えば、光学部材が取り付けられた半球状部材を、球面状の受け面を有するリング部材に接合させるときには、中央部に孔部が形成された半球状部材を、半球状部材の表面の曲率と同一の曲率の受け面に当接させた状態で、光軸を調整することも行われる(例えば、特許文献1参照。)。
また、リアケース106と組み合わされるフロントケース115の内面の所定の部位には、クッション部材116を介してレンズユニット101の背面を押圧する押圧用リブ115aが形成されている。ここで、押圧用リブ115aは、レンズユニット101の角形部103の断面寸法と、略同一の大きさに設定されると共に、撮影用開口107の配置箇所に対応した箇所に形成されている。
筐体105のフロントケース115とリアケース106とを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機が組み立てられた際に、フロントケース115の内面に形成された押圧用リブ115aによって、押圧用クッション部材116が押圧され、圧縮荷重を受けて変形して、反発力によって、自身をレンズユニット101及び押圧用リブ115aに押し付け、これによって、レンズユニット101の背面が押圧され、レンズユニット101は、スクリーン配置部109に取り付けられたスクリーン部材102との間に介在している防塵用クッション部材111に押し付けられて固定される。
ここで、防塵用クッション部材111は、レンズユニット101の円筒形部104の先端面(天面)104aと、スクリーン部材102の背面とによって挟まれた状態で両側から押圧力を受けて圧縮変形し(押し潰され)、レンズユニット101及びスクリーン部材102に密着する。これによって、外部から筐体105内部への塵埃等の侵入が防止される。
特開昭61−240209号公報
解決しようとする第1の問題点は、上記従来技術では、携帯電話機の組立てで、防塵用クッション部材を組み込む際に、取扱いが煩雑となるという点である。
すなわち、携帯電話機においては、電子カメラが搭載されていても、小型化及び薄型化の要請は変わらず、防塵用クッション部材も小型化され、かつ、この防塵用クッション部材は、柔軟な材料からなっているので、扱いが難しく、熟練を要し、手間と時間がかかってしまう。
また、第2の問題点は、上記従来技術では、防塵用クッション部材の反力でスクリーン部材を浮き上がらせてしまうという点である。
すなわち、図16(a)及び同図(b)に示すように、レンズユニット101の先端面104aに防塵用クッション部材111を配置して、スクリーン部材102を取り付け、防塵用クッション部材111を両側から押圧して、圧縮変形させ、レンズユニット101及びスクリーン部材102に密着させる際に、防塵用クッション部材111の両側からの押圧力による潰し量が不適正であり、防塵用クッション部材111に適正な押圧力がかかっていないと、防塵用クッション部材111の反力が過大となり、スクリーン部材102を押し上げてしまい、引き剥がしてしまうことがある。
特に、押圧力が不均一であったり、貼着力が弱い部位があると、同図(c)に示すように、スクリーン部材102の一部を押し上げて引き剥がしてしまい、最悪の場合には、スクリーン部材102を脱落させてしまう。
また、第3の問題点は、上記従来技術では、レンズユニットの位置ずれを確実に防止できないという点である。
すなわち、一般に、部品公差を考慮して、筐体の部品の取付部位等には、所定のクリアランスが確保されている(ここでは、例えば、レンズ配置部108の押えリブ112の寸法S1や、スクリーン配置部109の凹部113の寸法S2等)が、このクリアランスのために、組立て時に、例えば、図13に示すように、レンズユニット101を通る光軸Y1とスクリーン部材102の窓枠部102bの中心軸Y2とが一致した状態で、レンズユニット101とスクリーン部材102とが配置されずに、最悪の場合で、図17に示すように、レンズユニット101が筐体105の上部側(図13中矢印P1で示す方向)にずれて配置され、スクリーン部材102が筐体105の下部側(図13中矢印P2で示す方向)にずれて配置されると、無視できない中心軸ずれ量E1が生じてしまい、この矯正が困難である。
また、第4の問題点は、上記従来技術では、例えば、スクリーン部材の窓枠部のデザインにおける自由度が制約されてしまうという点である。
すなわち、一般に、スクリーン部材の窓枠部の大きさは、スクリーン部材や、防塵用クッション部材、レンズユニット、リアケース(フロントケース)等の構成部品(構成部材)の寸法のばらつき(組立ばらつきを含む)を考慮して設定されるが、この窓枠部を、略所定の大きさに限定せざるを得ない。
例えば、防塵用クッション部材111が、その組立ずれにより、図18に示すように、同図中矢印P3の方向にずれて、スクリーン部材102の窓枠部102bから、防塵用クッション部材111が窓枠部102bの領域(大きさ(直径)Qの範囲)内にはみ出して、視認されてしまうことがないように、スクリーン部材102の窓枠部102bの大きさは、所定の大きさ以上には設定できない。
また、図19に示すように、レンズユニット101の位置ずれによるカメラ画角のばらつきが生じるので、このばらつきを考慮する必要から、スクリーン部材102の窓枠部102bの大きさQは、大きめに設定する必要があり、所定の大きさ以下には設定できない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、防塵機能を維持しつつ、携帯電話機等を簡単に組み立てることができる電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器を提供することを第1の目的としている。
また、スクリーン部材の浮上り等の不具合を防止することができる電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器を提供することを第2の目的としている。
また、レンズユニットの位置ずれを確実に防止することができる電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器を提供することを第3の目的としている。
また、例えば、スクリーン部材の窓枠部のデザインにおける自由度を高めることができる電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器を提供することを第4の目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、撮影機能を有する電子機器において、筐体の内面に形成されたレンズ配置部に、レンズユニットが位置決めされた状態で実装されているレンズユニットの実装構造に係り、上記レンズ配置部は、上記筐体に設けられた撮影用開口部に形成され、上記レンズユニットの先端周縁が突き当てられる先細りのテーパ状のレンズ突当て壁と、該レンズ突当て壁から延設され、上記レンズユニットの配置時に、該レンズユニットを通る光軸が上記撮影用開口部の中心軸と一致するように上記レンズユニットを案内すると共に、配置された該レンズユニットの変位を規制する枠状のレンズ押え部とを備え、上記レンズユニットが、上記レンズ押え部から挿入され、上記先端周縁が上記レンズ突当て壁に突き当てられることによって、上記レンズユニットを通る光軸が上記撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造に係り、上記レンズユニットは、略円形状の先端面を有すると共に、上記レンズ突当て壁は、上記撮影用開口部の中心軸の周りに回転対称に形成されている環状壁面を有していることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造に係り、上記レンズユニットは、角形部と、該角形部の先端側に形成された円筒形部とからなる鏡筒を有してなると共に、上記レンズ配置部は、上記円筒形部の先端面の周縁部が突き当てられ、外部へ向かって縮径するように傾斜した上記環状壁面を有する上記レンズ突当て壁と、角環状に形成され、配置時に上記レンズユニットを案内すると共に、挿通された上記レンズユニットの上記角形部の周側面を囲んで押え、上記レンズユニットの変位を規制し、かつ、上記レンズユニットの傾きを抑える上記レンズ押え部とを備えていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造に係り、上記レンズユニットは、上記レンズ押え部から挿入されることによって、上記レンズユニットを通る光軸が上記撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されると共に、上記レンズユニットの先端周縁が上記環状壁面に突き当てられ、かつ、上記レンズ押え部によって変位を規制されることによって、上記撮影用開口部の中心軸に直交する方向に沿って位置決めされて、上記レンズ配置部に配置されていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造に係り、上記レンズユニットは、上記レンズ押え部から挿入され、上記レンズユニットの先端周縁が上記環状壁面に突き当てられることによって、上記筐体の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って位置決めされて、上記レンズ配置部に配置されていることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1に記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造に係り、上記撮影用開口部の上記レンズユニットの外面側には、該レンズユニットを保護するためのスクリーン部材が配置されていることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明に係る電子機器は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造を備えたことを特徴としている。
この発明の構成によれば、レンズユニットは、その先端周縁がレンズ突当て壁に突き当てられて、レンズ配置部に配置されるので、防塵機能を維持しつつ、携帯電話機を簡単に組み立てることができる。
また、撮影用開口部のレンズユニットの外面側にスクリーン部材を配置することによって、レンズユニットは、スクリーン部材と独立に配置され、レンズユニットとスクリーン部材との間に、例えば、防塵クッションを介挿させる必要がないので、スクリーン部材の浮上り等の不具合を防止することができる。
また、レンズユニットが、レンズ押え部から挿入され、先端周縁がレンズ突当て壁に突き当てられることによって、レンズユニットを通る光軸が撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されるので、レンズユニットの位置ずれを確実に防止することができる。
また、撮影用開口部のレンズユニットの外面側にスクリーン部材を配置することによって、レンズユニットは、スクリーン部材と独立に配置され、レンズユニットとスクリーン部材との間に、例えば、防塵クッションを介挿させる必要がなく、かつ、レンズユニットの位置ずれによる例えば画角のばらつきを考慮する必要がないので、スクリーン部材の窓枠のデザインにおける自由度を高めることができる。
レンズユニットは、その先端周縁がレンズ突当て壁に突き当てられて、レンズ配置部に配置されることによって、防塵機能を維持しつつ、携帯電話機を簡単に組み立てるという第1の目的を実現した。
また、撮影用開口部のレンズユニットの外面側にスクリーン部材を配置することによって、レンズユニットは、スクリーン部材と独立に配置され、レンズユニットとスクリーン部材との間に、例えば、防塵クッションを介挿させる必要がないことにより、スクリーン部材の浮上り等の不具合を防止するという第2の目的を実現した。
また、レンズユニットが、レンズ押え部から挿入され、先端周縁がレンズ突当て壁に突き当てられることによって、レンズユニットを通る光軸が撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されることにより、レンズユニットの位置ずれを確実に防止するという第3の目的を実現した。
また、撮影用開口部のレンズユニットの外面側にスクリーン部材を配置することによって、レンズユニットは、スクリーン部材と独立に配置され、レンズユニットとスクリーン部材との間に、例えば、防塵クッションを介挿させる必要がなく、かつ、レンズユニットの位置ずれによる例えば画角のばらつきを考慮する必要がないことにより、スクリーン部材の窓枠のデザインにおける自由度を高めるという第4の目的を実現した。
図1は、この発明の第1の実施例である携帯電話機の要部の構成を示す断面図、図2は、同携帯電話機の構成を示す開状態の背面図、図3は、同携帯電話機の構成を示す開状態の正面図、図4は、同携帯電話機の構成を示すブロック図、図5は、同携帯電話機のレンズ実装構造の構成を説明するための分解斜視図、図6は、図5のA部を拡大して示す拡大図、図7及び図8は、同レンズ実装構造の構成及び同携帯電話機の組立方法を説明するための説明図、また、図9乃至図11は、同レンズ実装構造の機能を説明するための説明図である。
この例の携帯電話機1は、本来の通話機能や、データ通信機能に加えて、内蔵された電子カメラによる撮影機能を有し、図2及び図3に示すように、折畳可能な筐体2を備えると共に、上部ユニット3と下部ユニット4とが、折畳可能なようにヒンジ部5で相互に結合されて構成されている。
筐体2を構成する上部筐体6(下部筐体7)は、例えばABS樹脂等の合成樹脂成形品からなり、図1乃至図3に示すように、それぞれ、内面側を構成するフロントケース8(9)と、外面側を構成するリアケース11(12)とを有し、組み合されたフロントケース8(9)とリアケース11(12)とが、リブにおける嵌合によって、又は雌ねじや雄ねじ等の固定具による締付けによって、各種構成部品が内部に収納され、又は取り着けられた状態で、組み立てられてなっている。
また、フロントケース8の内面の所定の部位には、図1に示すように、押圧用クッション部材14を介してレンズユニット15の背面42aを押圧するための押圧用リブ8aが形成されている。ここで、押圧用リブ8aは、レンズユニット15の角形部42の断面寸法と、略同一の大きさに設定されると共に、撮影用開口部16の形成箇所に対応した箇所に形成されている。
また、リアケース11の上部(ヒンジ部5と反対側)には、撮影窓としての撮影用開口部16が設けられ、この撮影用開口部16の内部側には、鏡筒の内部にカメラレンズ17が保持されているレンズユニット15が配置されるレンズ配置部18が形成され、外部側縁部に、スクリーン部材19が配置されるスクリーン配置部21がそれぞれ形成されている。
この携帯電話機1は、図2乃至図4に示すように、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部23と、制御部23が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部24と、例えば周囲の風景や人物等を撮影する電子カメラ部25と、電波の送受信を行うアンテナ26と、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部27と、例えば受話音声を出力する受話部28と、例えば着信時に着信音を出力する音声出力部29と、折畳時に内側となる側(内面側)に配設され液晶表示装置からなり例えば機能設定画面や、待受画面等が表示される表示部31と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部32と、送話音声を入力するマイクロフォンからなる送話部33とを備えている。
電子カメラ部25は、図1及び図4に示すように、被写体から到来した光が入射し、鏡筒にカメラレンズ17が内蔵されているレンズユニット15と、所定の画像信号を得るためのDSP等が内蔵されたカメラ回路モジュール35とを有している。
カメラ回路モジュール33は、図4に示すように、カメラレンズ17を介して結像した画像を光電変換して電気信号としての画像信号を出力するCMOS撮像素子等からなる撮像デバイス36から送られてきた画像信号をA/D変換するA/D変換部37と、デジタル化した信号にガンマ変換、色空間変換等の画像処理を施す画像処理部38とを有している。
なお、レンズユニット15の前面側には、カメラレンズ17等を保護するためのスクリーン部材19が配置されている。
この例では、レンズユニット15は、リアケース11とフロントケース8との間に挟持され、位置決めされた状態で上部筐体6内に実装されている。
すなわち、この例のレンズ実装構造41は、リアケース11の上部に設けられた撮影用開口部16の内部側に形成されたレンズ配置部18に、レンズユニット15が位置決めされた状態で配置され、押圧用クッション部材14を介して、レンズユニット15がフロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、その背面42aを押圧されて、上部筐体6に実装されて、概略構成されている。
このレンズユニット15は、外形が略直方体形状の角形部42の先端側に円筒形部43が形成されてなり、例えば標準レンズからなるカメラレンズ17等を保持する保持体としての鏡筒を有している。なお、レンズユニット15は、可撓性印刷回路としてのFPC(Flexible Printed Circuit)51を介して、カメラ回路モジュール33に電気的に接続されている。
レンズ配置部18は、撮影用開口部16の内部側に形成され、レンズユニット15の円筒形部43の先端面(天面)43aの周縁部が突き当てられ、先細りのテーパ状に(外部(被写体側)へ向かって縮径するように)傾斜した擂鉢状の環状壁面45aを有するレンズ突当て壁45と、レンズ突当て壁45から上部筐体6の内部側に、角環状に形成され、配置時に、レンズユニット15を、そのカメラ中心軸X2が傾かないように(レンズユニット15を通る光軸が開口中心軸X1に一致するように)、案内すると共に、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45に突き当てられると、レンズユニット15の変位を規制する押えリブ46とを備えている。
ここで、レンズ突当て壁45の環状壁面45aは、上部筐体6の厚さ方向に沿った撮影用開口部部16の中心軸X1の周りに、回転対称となるように形成され、この例では、対称軸が開口中心軸X1に一致した所定の頂角の円錐の側壁面の一部に対応したリング状領域とされている。ここで、この環状壁面45aの縦断面の輪郭は、直線状とされている。
これにより、先端面43aが円形のレンズユニット15が、そのカメラ中心軸X2が傾かないように(すなわち、光軸と上記中心軸X1とが一致するように)、先端面43aが環状壁面45aに突き当てられると、レンズユニット15は、その寸法のばらつきに依らず、カメラ中心軸X2(すなわち、光軸)が開口中心軸X1に一致した状態で、したがって、開口中心軸X1に直交する上部筐体6の長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされる。
押えリブ46は、その内壁面45aが上部筐体6の厚さ方向に沿うように形成され、かつ、その内部にレンズユニット15の角形部42が嵌め込まれると共に、内壁面46aによって囲まれた領域の寸法が、レンズユニット15の角形部42の断面の寸法と略同一となるように形成されている。但し、押えリブ46は、内壁面46aと角形部42との間に、構成部品(構成部材)の寸法の精度に応じて設定された所定のクリアランスが確保されるように形成される。
これによって、レンズユニット15が、押えリブ46に挿入されると、カメラ中心軸X2が傾かないように、上部筐体6の厚さ方向に沿って姿勢が整えられた状態で、押えリブ46の内壁面46aによって案内され、この状態で、レンズユニット15の円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられる。
レンズユニット15は、カメラ中心軸X2が傾くことなく適正に、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされてレンズ配置部18に配置される。
また、レンズユニット15は、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、角形部42の外壁面42bが押えリブ46の内壁面46aによって押えられて、変位が規制されて固定される。すなわち、上部筐体6の長さ方向及び幅方向に沿った変位と、カメラ中心軸X2が傾くような(すなわち、光軸が傾くような)回転変位が抑制される。
さらに、上部筐体6のフロントケース8とリアケース11とを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機1が組み立てられた際に、フロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、押圧用クッション部材14が押圧され、圧縮荷重を受けて変形して、反発力によって、自身をレンズユニット15及び押圧用リブ8aに押し付ける。
これによって、レンズユニット15の背面42aが押圧され、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿った変位と、例えば、カメラ中心軸X2が傾くような(すなわち、光軸が傾くような)回転変位が抑制されて固定される。
この状態で、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされて、その寸法のばらつきや、組立て時の配置のばらつき等による影響が排除されて、レンズ配置部18にずれることなく確実に固定される。
スクリーン配置部21は、リアケース11の撮影用開口部16の外部側縁部に形成され、スクリーン部材19を収納配置するための凹部48を有している。
スクリーン部材19は、円板状の透明部材からなると共に、内面の周縁部には、内部を視認不可とするための遮光領域19aが、印刷によって形成されている。スクリーン部材19は、リング状の両面粘着シート49によって、スクリーン配置部21の凹部48の底面(撮影用開口16の外部側縁部)48aに貼り付けられている。
ここで、レンズユニット15のカメラ中心軸X2と、スクリーン部材19の中心軸、すなわち、中心部の窓枠部19bの中心軸X3とは合わせられている。
また、一般に、スクリーン部材19の窓枠部19bの大きさは、スクリーン部材19や、レンズユニット15、リアケース11等の構成部品(構成部材)のばらつき(組立ばらつき)を考慮して設定される(図10参照)と共に、レンズユニット15の位置ずれによる画角のばらつきに応じて設定される(図11参照)。
この例では、防塵用クッション部材が廃されたことと、レンズユニットの位置ずれが抑制されることによる画角のばらつきの最小化とによって、従来技術に比較して、窓枠部19bの大きさの設定可能な範囲が拡大される。
次に、図7乃至図11を参照して、この例の携帯電話機1の組立方法について説明する。
まず、図7及び図8に示すように、リアケース11のスクリーン配置部21に、両面粘着シート49を用いてスクリーン部材19を取り付ける。
次に、スクリーン部材19が取り付けられたリアケース11を、撮影窓側(外面側)を下向きとし、レンズユニット15を、円筒形部43側を下向きとし、リアケース11の内面側から、レンズ配置部18の押えリブ46に挿通していく。
この際、レンズユニット15が、押えリブ46に挿入されると、カメラ中心軸X2が傾くことなく、上部筐体6の厚さ方向に沿うように姿勢が整えられた状態で、押えリブ46の内壁面46aによって案内され、この状態で、レンズユニット15の円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられる。
ここで、押えリブ46の内壁面46aによって囲まれた開口部内にレンズユニット15の角形部42が嵌め込まれる。
こうして、レンズユニット15は、図9及び図10に示すように、カメラ中心軸X2が傾くことなく適正に、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされてレンズ配置部18に配置される。
また、レンズユニット15は、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、角形部42の外壁面42bが押えリブ46の内壁面46aによって押えられて、変位が規制されて固定される。すなわち、上部筐体6の長さ方向及び幅方向に沿った変位と、光軸が傾くような回転変位が抑制される。
次に、レンズユニット15の背面42aに押圧用クッション部材14を載置する。
次に、上部筐体6のフロントケース8とリアケース11とを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機1を組み立てる。
これによって、フロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、押圧用クッション部材14が押圧され、圧縮荷重を受けて変形して、反発力によって、自身をレンズユニット15及び押圧用リブ8aに押し付け、これによって、レンズユニット15の背面42aが押圧され、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿った変位と、例えば、光軸が傾くような回転変位が抑制されて固定される。
この状態で、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされて、レンズ配置部18にずれることなく確実に固定される。
また、例えば、従来技術で用いられていた防塵用クッション部材が廃されたことによって、図10に示すように、スクリーン部材19の窓枠部19bの大きさ(直径)D1は、防塵用クッション部材の組立てずれを考慮して設定されていた従来技術における大きさD2よりも、必要に応じて拡大することもできる。
また、上述したように、レンズユニット15は、レンズ配置部18にずれることなく確実に固定されるので、画角のばらつきが小さくなり、図11に示すように、窓枠部19bの大きさ(直径)D1は、レンズユニットの位置ずれによる画角のばらつきを考慮して設定されていた従来技術における大きさD3よりも、必要に応じて縮小することもできる。
このように、この例の構成によれば、上部筐体6のフロントケース8とリアケース11とを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機1が組み立てられた際に、フロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、押圧用クッション部材14が押圧され、圧縮荷重を受けて変形して、反発力によって、自身をレンズユニット15及び押圧用リブ8aに押し付け、これによって、レンズユニット15の背面42aが押圧され、さらに、レンズユニット15の円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに密着状態で押し付けられるので、従来技術において用いていた防塵用クッション部材を廃しても、レンズユニット15の配置箇所を経由した外部から上部筐体6内部への塵埃の侵入を防止することができる。
こうして、従来技術におけるように、防塵用クッション部材を扱う際の煩わしさを解消し、防塵機能を維持しつつ、作業性を向上させ、携帯電話機を簡単に組み立てることができる。また、部品点数を削減して、コストを低減することができる。
また、従来技術においてレンズユニットとスクリーン部材との間に介在していた防塵用クッション部材を廃したので、この防塵用クッション部材の反力によってスクリーンを浮き上がらせてしまうような不具合の発生を防止することができる。
また、レンズ突当て壁45の環状壁面45aは、上部筐体6の厚さ方向に沿った開口中心軸X1の周りに、回転対称となるように形成され、この例では、対称軸が開口中心軸X1に一致した所定の頂角の円錐の側壁面の一部に対応したリング状領域とされているいるので、先端面43aが円形の光学部材としてのレンズユニット15が、そのカメラ中心軸X2が傾かないように(すなわち、光軸と開口中心軸X1とが一致するように)、先端面43aが環状壁面45aに突き当てられることによって、レンズユニット15は、その寸法のばらつきに依らず、光軸が開口中心軸X1に一致した状態で、したがって、開口中心軸X1に直交する上部筐体6の長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされる。
また、押えリブ46は、その内壁面46aが上部筐体6の厚さ方向に沿うように形成され、かつ、その内部にレンズユニット15の角形部42が嵌め込まれると共に、内壁面46aによって囲まれた領域の寸法が、レンズユニット15の角形部42の断面の寸法と略同一となるように形成されているので、レンズユニット15が、押えリブ46に挿入されると、カメラ中心軸X2が傾くことなく、上部筐体6の厚さ方向に沿うように姿勢が整えられた状態で、押えリブ46の内壁面46aによって案内され、この状態で、レンズユニット15の円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられる。
こうして、レンズユニット15は、そのカメラ中心軸X2が傾くことなく適正に、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされてレンズ配置部18に配置される。
また、レンズユニット15は、円筒形部43の先端面43aの周縁部がレンズ突当て壁45の環状壁面45aに突き当てられた状態で、角形部42の外壁面42bが押えリブ46の内壁面46aによって押えられて、変位が規制されて固定される。すなわち、上部筐体6の長さ方向及び幅方向に沿った変位と、光軸が傾くような回転変位が抑制される。
さらに、上部筐体6のフロントケース8とリアケース11とを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機1が組み立てられた際に、フロントケース8の内面に形成された押圧用リブ8aによって、押圧用クッション部材14が押圧され、圧縮荷重を受けて変形して、反発力によって、自身をレンズユニット15及び押圧用リブ8aに押し付け、これによって、レンズユニット15の背面42aが押圧され、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿った変位と、例えば、光軸が傾くような回転変位が抑制されて固定される。
したがって、レンズユニット15は、上部筐体6の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って正確に位置決めされて、ずれることなく確実にレンズ配置部18に固定される。
また、一般に、スクリーン部材19の窓枠部19bの大きさは、スクリーン部材19や、レンズユニット15、リアケース11等の構成部品(構成部材)のばらつき(組立ばらつき)を考慮して設定されると共に、レンズユニット15の位置ずれによる画角のばらつきに応じて設定されるが、防塵用クッション部材が廃されたことと、レンズユニットの位置ずれが抑制されることによる画角のばらつきの最小化とによって、従来技術に比較して、窓枠部19bの大きさの設定可能な範囲を拡大することができる。
例えば、防塵用クッション部材が廃されたことによって、スクリーン部材19の窓枠部19bの大きさを必要に応じて拡大することもできる。また、レンズユニット15は、レンズ配置部18にずれることなく確実に固定されるので、画角のばらつきが小さくなり、スクリーン部材19の窓枠部19bの大きさを必要に応じて縮小することもできる。
したがって、 スクリーン部材19の窓枠部19bのデザインにおける自由度を高めることができる。
図12は、この発明の第2の実施例である携帯電話機の要部の構成を示す断面図である。
この例が上述した第1の実施例と大きく異なるところは、第1の実施例では、レンズ突当て壁で、環状壁面を、円錐の側壁面の一部に対応したリング状領域としたのに対して、例えば、球面の一部に対応したリング状領域とした点である。
これ以外の構成は、上述した第2の実施例の構成と略同一であるので、第1の実施例と同一の構成要素については、図12において、図1で用いた符号と同一の符号を用いて、その説明を簡略にする。
図12に示すように、レンズ突当て壁63の環状壁面63aは、リアケース11Aに設けられ、撮影用開口部16Aの上部筐体6Aの厚さ方向に沿った中心軸の周りに、回転対称となるように形成されている。
この例では、環状壁面63aは、対称軸が撮影用開口部16Aの中心軸に一致した例えば球面の一部に対応したリング状領域(下に凸の曲面)とされている。この環状壁面63aの縦断面の輪郭は、下に凸の曲線状とされている。
この例の構成によれば、上述した第1の実施例と略同様の効果を得ることができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、携帯型の電子機器として、携帯電話機に適用した場合について述べたが、携帯電話機に限らず、例えば、簡易型携帯電話(PHS)端末でも、撮影機能を有した携帯情報端末(PDA)でも良く、携帯電話機の場合と略同一の効果を得ることができる。
また、カメラが内蔵されたノート型パーソナルコンピュータ等であっても良い。また、携帯電話機の場合は、折畳可能な携帯電話機に限らず、ストレートタイプの携帯電話機であっても良い。
また、レンズユニットに切換レバーを取り付け、この切換レバーの操作により、接写撮影/通常撮影の撮影モード切換が可能なように構成しても良い。
また、レンズユニットの背面側を、押圧用クッション部材を介して、フレームや回路基板によって押圧しても良い。
また、フロントケースとリアケースとを組み合わせた後に、スクリーン部材を取り付けても良い。
また、押圧用クッション部材は、予めリアケース又はレンズユニットの背面に貼り付けておくようにしても良い。
また、第2の実施例で、レンズ突当て壁の環状壁面を、球面の一部に対応したリング状領域としする場合について述べたが、球面に限らず、例えば、楕円体等の他の回転体の表面の一部を用いるようにしても良い。
また、この場合、縦断面の輪郭が、下に凸に限らず、上に凸の曲線となるように、レンズ突当て壁の環状壁面を形成するようにしても良い。
電子機器として、携帯型の電子機器のほか、一般に、撮影機能を有する電子機器の筐体にレンズユニットを実装する場合に適用できる。
この発明の第1の実施例である携帯電話機の要部の構成を示す断面図である。 同携帯電話機の構成を示す開状態の背面図である。 同携帯電話機の構成を示す開状態の正面図である。 同携帯電話機の構成を示すブロック図である。 同携帯電話機のレンズ実装構造の構成を説明するための分解斜視図である。 図5のA部を拡大して示す拡大図である。 同レンズ実装構造の構成及び同携帯電話機の組立方法を説明するための説明図である。 同レンズ実装構造の構成及び同携帯電話機の組立方法を説明するための説明図である。 同レンズ実装構造の機能を説明するための説明図である。 同レンズ実装構造の機能を説明するための説明図である。 同レンズ実装構造の機能を説明するための説明図である。 この発明の第2の実施例である携帯電話機の要部の構成を示す断面図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機(電子機器)
6,6A 上部筐体(筐体)
11 リアケース
15 レンズユニット
16,16A 撮影用開口部
18 レンズ配置部
25 電子カメラ部
41 レンズ実装構造(レンズユニットの実装構造)
42 角形部
42b 周側面
43 円筒形部
43a 先端面
45 レンズ突当て壁
45a 環状壁面
46 押えリブ(レンズ押え部)
46a 内壁面
X1 開口中心軸(撮影用開口部の中心軸)
X2 カメラ中心軸(光軸)
63 レンズ突当て壁
63a 環状壁面

Claims (7)

  1. 撮影機能を有する電子機器において、筐体の内面に形成されたレンズ配置部に、レンズユニットが位置決めされた状態で実装されているレンズユニットの実装構造であって、
    前記レンズ配置部は、前記筐体に設けられた撮影用開口部に形成され、前記レンズユニットの先端周縁が突き当てられる先細りのテーパ状のレンズ突当て壁と、該レンズ突当て壁から延設され、前記レンズユニットの配置時に、該レンズユニットを通る光軸が前記撮影用開口部の中心軸と一致するように前記レンズユニットを案内すると共に、配置された該レンズユニットの変位を規制する枠状のレンズ押え部とを備え、
    前記レンズユニットが、前記レンズ押え部から挿入され、前記先端周縁が前記レンズ突当て壁に突き当てられることによって、前記レンズユニットを通る光軸が前記撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されていることを特徴とする電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  2. 前記レンズユニットは、略円形状の先端面を有すると共に、前記レンズ突当て壁は、前記撮影用開口部の中心軸の周りに回転対称に形成されている環状壁面を有していることを特徴とする請求項1記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  3. 前記レンズユニットは、角形部と、該角形部の先端側に形成された円筒形部とからなる鏡筒を有してなると共に、前記レンズ配置部は、前記円筒形部の先端面の周縁部が突き当てられ、外部へ向かって縮径するように傾斜した前記環状壁面を有する前記レンズ突当て壁と、角環状に形成され、配置時に前記レンズユニットを案内すると共に、挿通された前記レンズユニットの前記角形部の周側面を囲んで押え、前記レンズユニットの変位を規制し、かつ、前記レンズユニットの傾きを抑える前記レンズ押え部とを備えていることを特徴とする請求項2記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  4. 前記レンズユニットは、前記レンズ押え部から挿入されることによって、前記レンズユニットを通る光軸が前記撮影用開口部の中心軸に一致するように配置されると共に、前記レンズユニットの先端周縁が前記環状壁面に突き当てられ、かつ、前記レンズ押え部によって変位を規制されることによって、前記撮影用開口部の中心軸に直交する方向に沿って位置決めされて、前記レンズ配置部に配置されていることを特徴とする請求項2又は3記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  5. 前記レンズユニットは、前記レンズ押え部から挿入され、前記レンズユニットの先端周縁が前記環状壁面に突き当てられることによって、前記筐体の厚さ方向、長さ方向及び幅方向に沿って位置決めされて、前記レンズ配置部に配置されていることを特徴とする請求項4記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  6. 前記撮影用開口部の前記レンズユニットの外面側には、該レンズユニットを保護するためのスクリーン部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の電子機器におけるレンズユニットの実装構造を備えたことを特徴とする撮影機能を有する電子機器。
JP2007046316A 2007-02-26 2007-02-26 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器 Pending JP2008209662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046316A JP2008209662A (ja) 2007-02-26 2007-02-26 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046316A JP2008209662A (ja) 2007-02-26 2007-02-26 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008209662A true JP2008209662A (ja) 2008-09-11

Family

ID=39786022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007046316A Pending JP2008209662A (ja) 2007-02-26 2007-02-26 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008209662A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039273A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nidec Sankyo Corp 光学ユニットおよび光学機器
JP2011039274A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nidec Sankyo Corp 光学ユニット
JP2016505875A (ja) * 2013-08-01 2016-02-25 シャオミ・インコーポレイテッド 光学中心校正方法、装置、プログラム、及び記憶媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039273A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nidec Sankyo Corp 光学ユニットおよび光学機器
JP2011039274A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nidec Sankyo Corp 光学ユニット
JP2016505875A (ja) * 2013-08-01 2016-02-25 シャオミ・インコーポレイテッド 光学中心校正方法、装置、プログラム、及び記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2015565B1 (en) Portable communications terminal having camera assembly with two cameras
JP4446773B2 (ja) 撮影装置
EP2066126A2 (en) Portable communications terminal having camera assembly with two cameras
KR20110024485A (ko) 휴대용 단말기
JP2004180223A (ja) カメラ本体の取付構造及びこれを用いた携帯端末装置
TWI393990B (zh) 鏡筒及成像裝置
WO2007046380A1 (ja) 携帯端末装置
JP4299794B2 (ja) 携帯型電子機器のカバー部材取付構造、カバー部材、携帯型電子機器及びカバー部材装着方法
JP2008209662A (ja) 電子機器におけるレンズユニットの実装構造及び撮影機能を有する電子機器
US8494598B2 (en) Portable terminal device with light source
US7054670B2 (en) Cellular phone structure and portable electronic apparatus
KR101830964B1 (ko) 이동 단말기
KR20180039903A (ko) 전자 장치
JP4517129B2 (ja) 電子機器の板状部品実装構造及び該構造を備えた電子機器
JP2002300257A (ja) 携帯電話端末
KR20170021147A (ko) 이동 단말기
JP2005181541A (ja) 撮像装置
EP3609172A1 (en) Electronic device
JP3894449B2 (ja) 携帯通信端末及び折り畳み式携帯通信端末
JP2009290561A (ja) 携帯電子機器
US7557856B2 (en) Electronic apparatus having shooting device and manual focus switch ring that is engaged with shooting device holder in housing
JP4153352B2 (ja) 携帯端末装置
US20050186987A1 (en) Portable communication device
JP2004158930A (ja) カメラ内蔵の携帯型電子機器
JP5031478B2 (ja) 電子機器