JP2008209573A - 金属板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一態様に係る金属板1は、第1平面と該第1平面と対向する第2平面とを有する。第1平面に形成された複数の凹部と複数の凹部に対応する前記第2平面に形成された凹部とは各々連結して複数の貫通孔が形成される。複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、第1平面側の凹部の開口径が第2平面側の凹部の開口径よりも大きい。第1平面と第2平面とのうちの少なくとも一方に形成された凹部と、貫通孔とのうちの少なくとも一方により、第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方で図柄が表示される。
【選択図】図1
Description
本実施の形態においては、複数の貫通孔が第1平面(例えば表面)から第2平面(例えば裏面)に貫通する金属板に付いて説明する。
貫通孔H2では、表面2側の凹部A2の開口径が裏面3側の凹部B2の開口径よりも大きい。すなわち、貫通孔H2では、表面2側の凹部A2の平面視での開口面積が、裏面3側の凹部B2の平面視での開口面積よりも広い。(図4)
貫通孔H3は、表面2側の凹部A3の軸方向の表面からの長さが裏面3側の凹部B3の軸方向の裏面からの長さよりも長い。すなわち、表面2側の凹部A3の方が裏面3側の凹部B3よりも深い。(図5)
貫通孔H4では、表面2側の凹部A4の軸と裏面3側の凹部B4の軸とがずれている。すなわち、貫通孔H4は、その貫通軸が、表面2及び裏面3と垂直な方向に対して斜めになっており、平行ではない状態となっている。(図6)
なお、本実施の形態において、貫通軸とは、表面2における凹部開口部の平面視での中心Mと裏面3における凹部開口部の平面視での中心Nとを結ぶ軸であるとする。
貫通孔H6では、表面2側の凹部A6の開口径が裏面3側の凹部B6の開口径よりも大きく、かつ、表面2側の凹部A6の軸と裏面3側の凹部B6の軸とがずれている。(図8)
貫通孔H7では、表面2側の凹部A7に対して、裏面3側に複数の凹部B71〜B73が形成されている。さらに、貫通孔H7では、裏面3側の凹部B71の開口径が、裏面3側の他の凹部B72,B73と異なっている。すなわち、開口径の異なる複数の貫通孔が形成されている。(図9)
貫通孔H8では、表面2側の凹部A8の開口径が裏面3側の凹部B8の開口径よりも大きい。さらに、貫通孔H8には、表面2側の凹部A8と裏面3側の凹部B8との板厚方向での間であり、凹部A8の底部に、表面2側の凹部A8の開口径よりも小さく、裏面3側の凹部B8の開口径よりも大きい開口径を持つ中間凹部C8が形成されている。貫通孔H8は、表面2側の凹部A8の底部に設けられた中間凹部C8と凹部B8とが連結されることにより形成されている。すなわち、貫通孔H8では、凹部の側面形状が多段となっている。(図10)
貫通孔H8において、凹部A8の底部に凹部C8を形成する方法は、例えば、ハーフエッチングにより表面2側に凹部A8を形成し、その後2段目のハーフエッチングにより凹部A8の底部に中間凹部C8を形成して行われる。
なお、深さの異なる中間凹部を凹部B91又は凹部B93に対応する位置に形成してもよい。すなわち、凹部B91及び凹部B93で形成する貫通部の位置を、凹部B92で形成する貫通部の位置よりも裏面3側に近づけてもよい。
なお、図12では、金属板1に、前述した図4の貫通孔H2(表面2側の凹部A2、裏面3側の凹部B2)とともに、上記貫通孔H10(表面2の凹部A10、裏面3側の凹部B10)が形成されている。貫通孔H2と貫通孔H10とは、個数及び配置位置などを自由に組み合わせて用いることができる。
上記の貫通孔H1〜H12は、自由に組み合わせて金属板1に形成することができる。以上の説明では、説明の便宜上第1平面を表面2、第2平面を裏面3としているが、第1平面を裏面3、第2平面2を表面としてもよい。
本実施の形態においては、上記第1の実施の形態における貫通孔H4について詳しく説明する。
Claims (12)
- 第1平面と該第1平面と対向する第2平面とを有する金属板において、
前記第1平面に形成された複数の凹部と前記複数の凹部に対応する前記第2平面に形成された凹部とが各々連結して複数の貫通孔が形成されており、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部の開口径が前記第2平面側の凹部の開口径よりも大きく、
前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方に形成された凹部と、前記貫通孔とのうちの少なくとも一方により、前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方で図柄が表示される
ことを特徴とする金属板。 - 第1平面と該第1平面と対向する第2平面とを有する金属板において、
前記第1平面に形成された複数の凹部と前記複数の凹部に対応する前記第2平面に形成された凹部とが各々連結して複数の貫通孔が形成されており、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部と前記第2平面側の凹部との深さが異なり、
前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方に形成された凹部と、前記貫通孔とのうちの少なくとも一方により、前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方で図柄が表示される
ことを特徴とする金属板。 - 第1平面と該第1平面と対向する第2平面とを有する金属板において、
前記第1平面に形成された複数の凹部と前記複数の凹部に対応する前記第2平面に形成された凹部とが各々連結して複数の貫通孔が形成されており、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部の軸と前記第2平面側の凹部の軸とがずれており、
前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方に形成された凹部と、前記貫通孔とのうちの少なくとも一方により、前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方で図柄が表示される
ことを特徴とする金属板。 - 請求項1の金属板において、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部に対して、前記第2平面側に複数の凹部が形成されている
ことを特徴とする金属板。 - 請求項1記載の金属板において、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部の開口径が前記第2平面側の凹部の開口径よりも大きく、かつ、前記第1平面側の凹部の軸と前記第2平面側の凹部の軸とがすれている
ことを特徴とする金属板。 - 請求項4記載の金属板において、
前記第2平面側に形成されている前記複数の凹部のうち少なくとも一つは、記第2平面側に形成されている他の凹部と開口径が異なる
ことを特徴とする金属板。 - 第1平面と該第1平面と対向する第2平面とを有する金属板において、
前記第1平面に形成された複数の凹部と前記複数の凹部に対応する前記第2平面に形成された凹部とが各々連結して複数の貫通孔が形成されており、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部の底部に形成された中間凹部と、前記第2平面側の凹部とを連結して形成され、
前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方に形成された凹部と、前記貫通孔とのうちの少なくとも一方により、前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方で図柄が表示される
ことを特徴とする金属板。 - 請求項7記載の金属板において、
前記複数の貫通孔のうちの少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部に対して、前記第2平面側に複数の凹部が形成されていることを特徴とする金属板。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の金属板において、
前記複数の貫通孔のうちの他の少なくとも一つは、前記第1平面側の凹部の開口径が前記第2平面側の凹部の開口径よりも小さい
ことを特徴とする金属板。 - 請求項9記載の金属板において、
前記複数の貫通孔のうちの他の少なくとも一つは、前記第2平面側の凹部に対して、前記第1平面側に複数の凹部が形成されている
ことを特徴とする金属板。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の金属板において、
前記第1平面と前記第2平面とのうちの少なくとも一方に、エンボスが形成されている
ことを特徴とする金属板。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の金属板において、
樹脂層によりコーティングされていることを特徴とする金属板。
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---|---|---|---|
JP2007045199A JP2008209573A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 金属板 |
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JP2007045199A JP2008209573A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 金属板 |
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JP2007045199A Pending JP2008209573A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 金属板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2007
- 2007-02-26 JP JP2007045199A patent/JP2008209573A/ja active Pending
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